農(みのり)と輝(ひかり)の大地 広報はちまんたい 8月号 No.302 Aug.2020 1ページ 【表紙】 特集 八幡平市立病院が開院(関連2~7ページ) 2~7ページ 市立病院が開院 昭和50(1975)年5月完成から令和2年7月までの45年にわたり、地域医療を支えてきた西根病院が移転新築し、名称を「八幡平市立病院」に変え、8月3日から診療を開始しました。 本号では市立病院を徹底解剖します。施設や設備、診療体制などを紹介。地域医療の中核を担い、地域住民から親しまれる病院づくりの第一歩を特集します。 落成祝い、市民にお披露目 西根病院の老朽化に伴い、移転新築工事を進めていた八幡平市立病院がこのほど完成し、7月18日に現地で落成式を行いました。式には県や市の関係者、医療従事者、建設などに携わった業者ら約40人が出席し、テープカットで落成を祝いました。望月泉病院事業管理者は「地域住民に親しまれながら、地域医療を担っていきたい」とあいさつし、気持ちを高めました。式では建設に携わった6社を代表して、日本国土開発株式会社盛岡営業所に田村正彦市長から感謝状が手渡されました。 同日午後と翌19日には内覧会を開催。新型コロナウイルス感染症対策でマスクを着用した市民ら635人(18日292人、19日343人)が内覧に訪れました。新病院を心待ちにした来場者は、案内する職員の話に耳を傾けながら施設内を回り、その目で確かめました。「きれいで設備が充実していた」「感染症などにも配慮し、動線がしっかりしていた」「駅も近く駐車場も広いので、通いやすい」など、市立病院を拠点とした保健・医療の充実に期待を寄せる声が多く聞かれました。 八幡平市立病院開院あいさつ 八幡平市長 田村正彦 このたび、建設を進めておりました八幡平市立病院が完成の運びとなり、関係者の方々のご支援、ご協力の賜物であることに、深く感謝申し上げます。 昭和50年に建設された西根病院は老朽化が激しく、度重なる増改築により動線が複雑化するなど患者サービスの低下と維持管理経費の増大が問題でした。このことから建設に当たっては、西根病院の経営理念である「心のかよう医療サービスの提供」と「各部門間の連携によるチーム医療の実践」を念頭に置きながら、安全で質の高い医療を提供する病院、快適で利便性が高い病院、信頼される病院、将来に備えて拡張性がある病院、職員が働きやすい病院、経済性を考慮した病院、環境に配慮した病院の7つの基本方針を掲げ整備を進めてまいりました。 新病院の特徴は、感染症に配慮した動線を確保したほか、人工透析室の増床(8床)を行ったことです。また利用者が雨に濡れないように駅から病院までの動線に屋根を設置しております。建物の給湯・冷暖房には、地中熱を利用しており、環境にも配慮した病院となっております。 今後も他の医療機関と連携を図りながら、地域の中核病院として医療の充実に取り組んで参りますので、引き続きご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 八幡平市病院事業管理者 望月泉 このたび、建設を進めておりました新病院、名称も変更し八幡平市立病院が完成の運びとなりました。関係者皆様方のご支援ご協力に対しまして心から御礼申し上げます。 新病院はJR花輪線大更駅に隣接し、ヘリポートの整備、最新医療機器(MRI、CT)の導入、人工透析室の拡充、給湯及び冷暖房設備に地中熱を活用することにより化石燃料を使用しないCO2排出ゼロを実現する自然環境に優しい病院を建設しました。診療科は内科、外科、整形外科・リウマチ科、小児科の4科が常設、さらに専門診療科として糖尿病内科、耳鼻科、循環器内科、心臓・血管外科、血液内科、神経内科が専門医の派遣を受け診療しています。人工透析機器台数は2台から8台に大幅に増強、透析治療を必要とする市内の患者さんに通院にかかる身体的疲労や経済的負担の少ない医療環境を提供することが可能となりました。また発熱患者さんに専用の診察室を作り、一般の患者さんとは動線を別にし、安心して受診していただけるようにしました。 入院病床60床のうち36床を地域包括ケア病床とし、良質なリハビリテーションを提供、医療介護連携を強化し在宅復帰を目指すと同時に、緩和ケア病床2床を開設します。 新たな八幡平市立病院が地域住民に良質な医療を提供し、地域の皆様に親しまれながら八幡平市及び盛岡西北域の地域医療を担える病院となれるよう、職員一同努力していく所存ですので、引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 市立病院の特徴 1 安心・高度な医療サービスの提供 (1)感染症に配慮した動線の確保(感染症用専用口、専用診察室の設置) (2)1.5テスラMRIおよび64列マルチスライスCT(シーメンスヘルスケア社製)の導入 (3)人工透析室を8床に増床 2 安全・快適な利用環境の提供 (1)利用者が雨に濡れずに駅から病院まで移動できるよう屋根付きの連絡通路を設置 (2)総合待合・中待合を増設 (3)患者用駐車場収容台数の増設(84台、うち身障者用5台) (4)個室(特別室2床、一般個室8床、観察室2床)、2人部屋、4人部屋 ※特別室には、洗面台、トイレ・シャワー室、応接セットなどを完備 3 再生可能エネルギーの導入 建物の給湯・冷暖房の熱源として地中熱を利用 地中熱設備とは 年間を通して温度がほぼ一定な地中の温度は、外気と比較して夏は冷たく、冬は暖かい特性があり、安定した地中の熱エネルギーを冷暖房や給湯に有効利用できる設備で、市役所でもこの設備を使っています。 地中熱は再生可能エネルギーのため、化石燃料に比べ省エネ・二酸化炭素排出抑制にもなり、昨今の地球温暖化防止への取り組みにも貢献しています。 また、空気を熱源とするヒートポンプ機器は、効率の落ちてしまう寒冷地でも、一年中安定した地中から熱をもらうことができるため、高効率な暖房運転が可能です。 市立病院の設備 本施設で採用している地中熱設備は、施設の空調・給湯設備に利用をしています。 東側駐車場下に地中熱収集用の「ボアホール方式(敷地内に総長で100~150メートルのボーリングをし、熱交換用のチューブを入れる一般的な採熱方法)」という熱交換用の配管を敷設し、掘削の深さが100メートルのボアホールを120本設置しています。 また、病棟下の地中にも「水平ループ方式(敷地内の地中1.0~2.5メートルの浅い層に熱交換用のチューブを水平に埋設し、採熱する方法)」という配管を敷設し、敷地を有効利用するとともに積極的に再生可能エネルギーである地中熱を利用しています。 地中熱を利用している施設としては国内最大級の規模で、省エネに取り組んでいます。 診療内容と医師の紹介 診療受付時間 午前8時半~11時半、午後2時~4時半 休診日 土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日~1月3日) 通常外来の診療科目と診療日時 内科 (月曜日)~(金曜日)午前・午後 外科 (月曜日)~(金曜日)午前・午後 整形外科・リウマチ科 (月曜日)~(金曜日)午前・午後 第1、3、5週(木曜日)は休診 小児科 (月曜日)・(水曜日)・(木曜日)・(金曜日)午前・午後 専門外来の診療科目と診療日時 糖尿病内科 (火曜日)午前 耳鼻科 (水曜日)午前 循環器内科 第2、4週(水曜日)午前10時~ 心臓・血管外科 第2、4週(木曜日)午前 血液内科 奇数月の第3週(水曜日)午後 神経内科 第3週(木曜日)午後 コミュニティバスと幹線バス運行時刻の変更で利便性アップ 八幡平市立病院の開院に伴い、8月3日から西根・松尾地区を運行するコミュニティバスと幹線バスの停留所に「八幡平市立病院」を追加しました。これに伴い、運行経路や時刻が変更となっています。 詳しくは、7月9日の行政連絡員回りで配布した「コミュニティバス時刻表&マップ」で確認してください。 主な変更点 (1)市立病院のバス停を追加 (2)平笠・田頭路線の変更 八幡平営業所発→平笠→田頭→【※追加 市立病院→平舘→市役所→平舘】→大更→おらほの温泉着 (3)幹線バス(市立病院→兄畑駅)の時刻変更 市立病院からの帰りの便の出発時刻を1時間半ほど遅くし、市内での買い物や病院の診察時間の確保を図り、利便性を高めました。  八幡平市立病院の開院に伴い、8月3日から西根・松尾地区を運行するコミュニティバスと幹線バスの停留所に「八幡平市立病院」を追加しました。これに伴い、運行経路や時刻が変更となっています。 八幡平市立病院新築事業の概要 1 施設概要 (1)敷地面積 19,763.34平方メートル (2)病院棟  構造と階数:鉄筋コンクリート造2階建ておよび木造平屋建て  延べ面積:6,313.26平方メートル(鉄筋コンクリート造部分:4,415.05平方メートル、木造部分:1,898.21平方メートル) (3)その他付属棟など 地中熱機械室棟、車イス用駐車場、車庫・倉庫棟、医師住宅 (4)診療科 内科、外科、小児科、整形外科・リウマチ科 (5)病床数 一般病床60床(うち地域包括ケア病床36床) 2 工期  平成30年3月9日から令和2年3月19日まで 3 工事額  43億7,377万円(内訳:用地取得費・物件移転補償費…4,804万円、設計管理費…1億5,479万円、工事費…41億7,094万円) 4 財源内訳 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金…3億6,677万円  国保調整交付金…5,565万円  地方債(病院事業債)…25億9,970万円  一般会計出資金など…13億5,165万円 5 経過 平成25年3月 西根病院あり方検討委員会から病院施設整備についての報告書提出 平成26年11月 八幡平市国民健康保険西根病院病院施設整備基本計画策定 平成27年4月1日 設計業務(平成29年3月24日まで) 平成28年7月7日 造成工事(平成29年12月15日まで) 平成30年3月9日 新築工事(令和2年3月19日に引渡し式) 平成30年4月3日 安全祈願祭 令和2年7月18日 落成式、内覧会(19日まで2日間) 令和2年8月1日 開院 令和2年8月3日 外来診療開始 【問い合わせ先】 八幡平市立病院 郵便番号 028-7111 住所 大更第25地割328番地1 電話 76-3111 ファクス 76-3113 メール byoin@city.hachimantai.lg.jp 8~11ページ 市役所からのホットライン 5年に一度の農振計画見直し前に農振除外申請を受け付けます 市は農業振興地域整備計画(以下、農振計画)の見直しを行います。住宅建設や事業開発などで農地転用手続きをする予定の農地が、農用地区域に指定されている場合、農地転用手続きより先に農振除外手続きを完了している必要があります。所有する農地が、農用地区域に指定されているかの確認は農林課に問い合わせてください。 「定期見直し」を令和3年度に実施 市は3年度に、5年に一度の農振計画の定期見直しをします。このため3年度中は変更申し出の受け付けを休止しますので、次の表(1)に該当する人は期間中に手続きが必要です。 第2回「随時見直し」を実施 市は本年度2回目の農振計画の変更申し出を受け付けます。次の表の(2)に該当する人は期間中に手続きが必要です。 表_農振計画定期・随時見直し除外手続き (1)「定期見直し」 該当者 令和4年度から5年以内に住宅建設や事業開発などによる農地転用手続きを予定する人 申請期間 9月1日(火曜日)から令和3年3月31日(水曜日)まで 除外手続き完了予定時期 令和4年3月末 変更申し出書類 ※申し出書類は農林課から交付を受けてください 1 八幡平農業振興地域整備計画の変更申出書 2 事業計画概要書 3 位置図(申請地の位置や付近の状況が分かる地図。縮尺は1万分の1または5万分の1程度のもの) 4 事業計画の概要が分かる建物の設計図(平面・立面)、配置図など(縮尺は500分の1または2千分の1程度のもの) 5 土地の登記全部事項証明書 6 公図(申請地の地番や地目、隣接地の状況を表示した図面) 7 位置選定検討表 8 資金計画書(資金調達の裏付け資料、残高証明など) 9 その他状況に応じた書類(事前協議に応じます) ※申請内容によって必要な書類が異なる場合があります。 (2)「随時見直し」 該当者 令和3年度中に住宅建設や事業開発などによる農地転用手続きを予定する人 申請期間 9月1日(火曜日)から30日(水曜日)まで 除外手続き完了予定時期 令和3年3月末 変更申し出書類 (1)と同じ 【農振計画のあらまし】 「農業振興地域の整備に関する法律」に基づいて市町村が定める計画です。この計画は農業の振興を図るべき地域(農業振興地域)を明らかにし、農地の有効利用と農業の近代化を総合的に進めることを目的としています。 【農振除外とは】 農業振興地域内では、農用地として利用する土地の区域を「農用地区域」とし、優良な農地の保全のために農業以外の目的での利用が制限されています。このため農用地区域内の土地を農地以外に使用する時は、農地転用の許可申請前に農用地区域からの除外手続きが必要となります。このことを一般的に「農振除外」と呼びます。 【農振除外の5要件】 農振除外をするには、次の(1)~(5)の要件を全て満たす必要があります。 (1)農用地以外の用途に使用することが必要かつ適当であって、農用地区域外に代替する土地がないこと。 (2)農用地の集団化、農作業の効率化その他の農業上の効率的かつ総合的な利用に支障を及ぼす恐れがないこと。 (3)担い手に対する農用地の利用集積に支障を及ぼさないこと。 (4)ため池、農道、農業用用排水路などの土地改良施設の有する機能に支障を及ぼす恐れがないこと。 (5)土地改良事業実施中でないこと。または工事が完了した年度の翌年度から起算して8年を経過した土地であること。 ※上記5要件に加えて、農地法(転用許可基準)、都市計画法(開発許可基準)など、他の法令の許可が得られることが求められます。 【申請に当たっての注意】 転用目的や場所によっては除外できない場合があります。 原則として、定期見直しをする3年度中は計画の変更作業のため、農振除外などの変更申し出の受け付けは休止します。そのため、緊急性が高い事業を計画している人は、2年度の「随時見直し」に申請書などを提出してください。 問い合わせ先 農林課農政推進係(電話・内線1341) まちづくりにあなたの提言をお寄せください 市は市民の意欲や柔軟な発想を市政に生かすことを目的に、まちづくりに関する提言やアイデアを、市民一人一人が市長に直接提案する個別広聴を行っています。ただし、陳情、要求、個人的相談、他人の誹謗・中傷を目的とするものは対象外とします。 市長と直接語り合おう 「市長とのフリートーク」で皆さんが思い描く市の将来像を、市長と直接語り合ってみませんか。 対象 市内で活動する団体やグループ(地域振興協議会、自治会、PTA、老人クラブ、スポーツ団体、サークル、職場団体など) ※当日は5人以上の出席をお願いします。 開催時間 午前10時から午後9時までの間で2時間以内 開催日時・場所 申し込み団体と協議して決定します。会場は申し込み団体で手配してください。 申し込み方法 申込用紙に必要事項を記入し、開催希望日のおおむね1カ月前までに企画財政課広報広聴係に提出してください。 申込用紙は、市ウェブサイトからダウンロードすることができます。 市長へ直接届けよう 市民の皆さんの率直な意見やアイデアを郵送などで投書する「わたしの提言」を募集しています。寄せられた提言は、市長が直接目を通し、希望に応じて回答しています。 提言方法 提言用紙と専用の郵送用封筒により郵送してください。本庁舎には、直接投函できる提言箱も設置しています。 提言用紙は、市ウェブサイトからダウンロードすることができ、ファクスやメールでも受け付けています。 提言用紙と郵送用封筒の設置場所 市役所本庁舎、西根・安代の各総合支所、田山支所、西根地区市民センター、大更・田頭・平舘・寺田・松尾・細野・畑・荒屋・五日市・浅沢・舘市の各コミュニティセンター、八幡平市立病院、安代・田山の各診療所、松尾鉱山資料館、松尾八幡平ビジターセンター、岩手山焼走り国際交流村、道の駅にしね、自然休養村なかやま荘、綿帽子温泉館あずみの湯 問い合わせ先 企画財政課広報広聴係(電話・内線1201) 家賃補助の対象を拡大 市内中小事業者を支援 市は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内中小企業者へ支援する家賃補助の補助対象要件を拡大しました。 補助対象要件 市内に事業所を有する「小売業・飲食業・宿泊業・サービス業(一部対象外)」を営む事業者で、次のいずれかに該当 (1)令和2年4月から9月までのうち1カ月の売り上げが、前年同月と比べ50%以上減少。ただし、創業1年未満の場合は、対象月までの任意の1カ月の売り上げを前年同月の売り上げと見なします。 (2)【拡】令和2年2月から9月までの間の連続する3カ月の売り上げが、前年同月と比べ30%以上減少。ただし、創業1年未満の場合は、連続する3カ月より前の任意の1カ月の売り上げを3倍したものを前年同期の売り上げと見なします。 補助対象経費 令和2年4月1日から9月30日(水曜日)までに支払う、連続した3カ月分以内の家賃 補助額 1カ月当たり10万円を上限(合計30万円が上限) 申請期限 10月30日(金曜日) 問い合わせ先 商工観光課商工労政係(電話・内線1317) 特別児童扶養手当には所得状況届の提出必要 特別児童扶養手当の受給者で、引き続き手当の受給資格を得るには所得状況届の提出が必要です。 市から書類を送付しますので、期間内に手続きをしてください。 提出期間 8月13日(木曜日)から9月11日(金曜日)まで 問い合わせ先 地域福祉課児童福祉係(電話・内線1106) クマに注意してください 市内の山には多くのクマが生息 毎年、市内の山沿いの農地などで、クマによる農作物被害が発生しているほか、近年は人里での目撃例も多くなっています。登山などで入山するときや、山林付近で農作業をするときは十分注意してください。 クマの出没を防ぐためには 被害に遭わないためにも、まずはクマの出没を防ぐ対策をしましょう。 農作業や入山する際の注意点 (1)ラジオや鈴など音の出る物で自分の存在を知らせる。雨の日や川の近くでは、人間の臭いや物音が伝わりにくいため、特に大きな音を出す。 (2)クマの行動が活発な早朝や夕方は、特に注意する。 (3)撃退スプレーなどを持ち歩く。 クマが出没しにくい環境づくり (1)クマを誘引する生ごみなどを適切に処理する。野菜や果樹などをそのままにしておくと、クマをおびき寄せることになります。また、草刈り機などで使うガソリンなどの揮発性物質もクマを誘引するので、保管場所に注意しましょう。 (2)農地や住宅周辺の茂みや低木の刈り払いをしましょう。野生動物は体が丸見えになることを嫌います。身を隠せる場所をなくすことで、出没しにくくなります。 もしもクマに遭遇してしまったら 野生動物が相手のため確実に安全な方法はありませんが、落ち着いて、背を向けずにゆっくりとその場を離れましょう。大声を出したり、走って逃げたりすると、クマも驚いて襲ってくる可能性があります。また子グマを見掛けたら、近くに親グマがいる可能性が高いため、その場をすぐに離れましょう。 農作物被害を防ぐために クマによる農作物被害を防ぐためには、電気柵の設置が有効です。市は鳥獣害防止を目的とした設置に対し、費用の一部を補助しています。設置前に申請する必要がありますので、導入を予定している場合は、問い合わせてください。 補助額 電気柵設置費用の2分の1(上限額6万円) 問い合わせ先 農林課林業係(電話・内線1339) 高齢者の先進安全自動車の購入をサポートしています 市は高齢者の運転による自動車事故を防止し、事故時における被害の軽減を図るため、70歳以上を対象に、1人当たり1回限り、安全運転装置を搭載した新車の購入費用の一部を予算の範囲内で補助します。ただし、国のサポカー補助金と重複はできません。 対象車 次の要件を全て満たす自動車 (1)補助金の交付を受けようとする年度内に新車登録された自家用および乗用の用途 (2)車両本体価格(消費税抜き)が200万円以下 (3)自動車検査証の使用の本拠の位置が市内 (4)市内の自動車販売店から購入 対象者 次の要件を全て満たす人 (1)市内に住所を有し、新車登録日において70歳以上 (2)営利を目的とせず自ら使用する目的で新車を購入 (3)自動車運転免許証を保有 (4)自動車検査証の使用者と一致 (5)市税の滞納がない 申請期限 補助対象車の新車登録日から起算して2カ月以内か、令和3年3月31日(水曜日)のいずれか早い日 ※2、3月に申請する場合は、事前に防災安全課への連絡が必要になります。 補助区分と金額 サポカーSワイド(10万円) 搭載安全装置 自動ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線維持支援制御装置または車線逸脱警報装置、先進ライト サポカーSベーシックプラス(8万円) 搭載安全装置 自動ブレーキ(対車両)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置 サポカーSベーシック(8万円) 搭載安全装置 低速自動ブレーキ(対車両)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置 問い合わせ先 防災安全課地域安全係(電話・内線1266) 市立保育所で働く臨時保育士を募集 市は市立保育所で働く臨時保育士を若干名募集しています。申し込みに必要な履歴書と会計年度任用職員登録申込書は、市ウェブサイトからダウンロードするか、総務課か地域福祉課から交付を受けてください。 応募資格 保育士免許を取得している健康な人 雇用開始予定 要相談 問い合わせ先 地域福祉課児童福祉係(電話・内線1101) 市民後見人養成講座を開催します 盛岡広域8市町は、弁護士や司法書士などの専門職以外の人が担う市民後見人に必要な知識や技術を学ぶ盛岡地域市民後見人養成講座を開きます。 日時 9月24日から11月26日までの毎週木曜日(全9回)午前10時から午後4時半まで 会場 プラザおでって ほか 費用 無料 定員 30人程度(定員を超えた場合は抽選) 申込期限 9月3日(木曜日) ※必着 申し込み方法 申込書(宣誓書を含む)に必要事項を記載の上、盛岡広域成年後見センターに申し込みしてください。受講者確定後に案内を送付します。 問い合わせ先 盛岡広域成年後見センター(電話019-626-6112) 狩猟免許を取得しませんか?狩猟免許新規取得経費の一部を補助します 市は狩猟免許を新規取得した経費の一部を補助します。 対象者 次の要件を全て満たす人 (1)市内に住所を有し、市税の滞納がない人 (2)狩猟免許を新たに取得した人③狩猟免許取得後、市猟友会に入会し、かつ市鳥獣被害対策実施隊に入隊する人 補助対象 (1)第1種銃猟免許、(2)わな猟免許 対象経費 受験料、申請手数料、医師の診断書料、教習実費など 補助額 経費合計額の2分の1まで。ただし、上限額は(1)が5万円、(2)が1万円 申請期間 補助対象経費が生じた日の属する年度の末日まで 必要書類 (1)取得した狩猟免許の写し、(2)経費に係る領収書などの写し、(3)猟友会に入会したことを証明する書面、(4)市鳥獣被害対策実施隊入隊の誓約書 問い合わせ先 農林課林業係(電話・内線1339) 令和2年度狩猟免許試験 試験日、試験会場など 試験日 9月13日(日曜日) 試験会場 山田町中央公民館(山田町) 申請期間 7月27日(月曜日)から8月28日(金曜日)まで 試験日 12月13日(日曜日) 試験会場 矢巾町公民館(矢巾町) 申請期間 10月26日(月曜日)から11月27日(金曜日)まで 予備講習会 試験前に無料の予備講習会を開きます。申し込みなどは、公益社団法人県猟友会(電話019-622-2358)まで。 試験内容 (1)知識試験、(2)適正試験、(3)技能試験 受験手数料 1件5,200円(県収入証紙で納付) 提出書類 狩猟免許申請書、受験票、本人確認書類の写し、返信用封筒および切手(狩猟免状の郵送を希望する人のみ)、医師の診断書 申し込み・問い合わせ先 盛岡広域振興局保健福祉環境部(電話019-629-6563) ※県や県猟友会のウェブサイトで、試験や予備講習会についての詳細を確認することができます。なお、新型コロナウイルス感染症の流行状況により、試験を中止・延期する場合や試験会場を変更することがあります。 12、13ページ 暮らしの情報カレンダー 8月17日~9月20日 ※コミセンは、コミュニティセンターの略称です。 8月17日(月曜日) 博物館休館日 地域振興課 定例行政相談 午前9時30分分~正午(市役所本庁舎) 8月18日(火曜日) 図書館休館日 8月19日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日  午後5時15分~午後7時(市民課) 健康福祉課 循環器系健診【受付】午前9時30分分~午前11時、午後1時30分分~午後3時(寺田コミセン) 8月20日(木曜日) 西根総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(大更コミセン) 安代総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(安代総合支所) 寺田コミセン 茶道教室寺子屋 午後3時30分~午後5時 8月21日(金曜日) 特になし 8月22日(土曜日) 市役所閉庁日 8月23日(日曜日) 市役所閉庁日 博物館 トピック展ギャラリートーク 午前11時~午前11時20分 当番医 (市内)にしね眼科クリニック、(鹿角)かづの厚生病院 当番薬局 (市内)みのり薬局、(鹿角)ファーマックスかづの薬局 8月24日(月曜日) 博物館休館日 8月25日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 乳幼児健康相談・離乳食教室【受付】午前9時30分~午前9時40分(市役所多目的ホール棟)、献血【受付】午前9時30分~正午(安代総合支所) 8月26日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 8月27日(木曜日) 寺田コミセン 幼児映画会 午前10時~午前10時30分(寺田保育所)、子ども映画会 午後3時20分~午後4時(寺田学童保育クラブ) 8月28日(金曜日) 健康福祉課 親子教室【受付】午前9時30分~午前9時55分(市役所多目的ホール棟) 8月29日(土曜日) 市役所閉庁日 8月30分日(日曜日) 市役所閉庁日 商工観光課 八幡平ヒルクライム 午前7時~正午(岩手県側八幡平アスピーテライン) 当番医 (市内)八幡平市立病院、(鹿角)大湯リハビリ病院 当番薬局 (市内)大更調剤薬局、(鹿角)日本調剤薬局 8月31日(月曜日) 博物館休館日 図書館休館日(図書整理日) 9月1日(火曜日) 図書館休館日 田頭コミセン 料理教室 午前9時30分~正午、午後1時~午後3時30分 健康福祉課 もうすぐパパママ教室【受付】午後0時30分~午後1時(市役所多目的ホール棟)、乳児健診【受付】午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 9月2日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 健康福祉課 3歳児健診【受付】午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時50分(松尾地区内) 寺田コミセン 健康体操教室 午後1時30分~午後3時 9月3日(木曜日) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(松尾地区内) 9月4日(金曜日) 議会事務局 市議会9月定例会・議案上程、議案審議ほか(予定) 9月5日(土曜日) 市役所閉庁日 図書館 えほんの会 午後2時~午後3時 9月6日(日曜日) 市役所閉庁日 防災安全課 市防災訓練 午前8時~午前11時(田山小周辺) 当番医 (市内)平舘クリニック、(鹿角)本田医院 当番薬局 (市内)白樺薬局、(鹿角)ファーマックスかづの薬局 9月7日(月曜日) 博物館休館日 議会事務局 市議会9月定例会・一般質問(予定) 9月8日(火曜日) 図書館休館日 田頭コミセン グラウンド・ゴルフ大会 午前9時~正午(松尾総合運動公園) 健康福祉課 1歳児健診【受付】 午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 荒屋コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(荒沢地区) 議会事務局 市議会9月定例会・一般質問(予定) 9月9日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日  午後5時15分~午後7時(市民課) 健康福祉課 2歳6カ月児歯科健診【受付】 午前9時~午前9時30分(市役所多目的ホール棟)、1歳6カ月児健診【受付】 午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 荒屋コミセン 移動図書 正午~午後2時15分(田山地区) 議会事務局 市議会9月定例会・一般質問(予定) 9月10日(木曜日) 広報はちまんたい発行日 寺田コミセン 茶道教室寺子屋 午後3時30分~午後4時45分 議会事務局 市議会9月定例会・議案審議、決算特別委員会(予定) 9月11日(金曜日) 大更コミセン 大更ふれあい大学「開講式&グラウンド・ゴルフ」 午前8時30分~午後0時30分(松尾総合運動公園) 議会事務局 市議会9月定例会、決算特別委員会(予定) 9月12日(土曜日) 市役所閉庁日 図書館 おはなしのじかん 午前11時~午前11時30分、午後2時30分~午後3時、Tom&Tam Story Time 午後3時~午後3時30分 9月13日(日曜日) 市役所閉庁日 当番医 (市内)東八幡平病院、(鹿角)かづの厚生病院 当番薬局 (市内)柏台薬局、(鹿角)花輪調剤薬局 9月14日(月曜日) 博物館休館日 図書館 あみぐるみ教室 午前10時~午後3時 議会事務局 市議会9月定例会、決算特別委員会(予定) 9月15日(火曜日) 図書館休館日 議会事務局 市議会9月定例会、決算特別委員会(予定) 9月16日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日  午後5時15分~午後7時(市民課) 大更コミセン 大更婦人学級「開講式&第1回講座」 午前10時~正午 議会事務局 市議会9月定例会、決算特別委員会(予定) 9月17日(木曜日) 図書館 本のクリニック 午前10時~午後3時 寺田コミセン 幼児映画会 午前10時~午前10時30分(寺田保育所)、子ども映画会 午後3時20分~午後4時 議会事務局 市議会9月定例会・休会(予定) 9月18日(金曜日) 安代総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(田山コミセン) 健康福祉課 親子教室【受付】 午前9時30分~午前9時55分(市役所多目的ホール棟)、献血【受付】 午前9時30分~午前11時30分、午後1時~午後4時30分(市役所結のひろば) 松尾コミセン パン作り講座 午前10時~午後1時30分 議会事務局 市議会9月定例会、決算特別委員会(予定) 9月19日(土曜日) 市役所閉庁日 図書館 八幡平短歌会 午後1時~午後3時30分 9月20日(日曜日) 市役所閉庁日 西根総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(大更コミセン) 当番医 (市内)吉田内科呼吸器科医院、(鹿角)大里医院 当番薬局 (市内)スマイル薬局、(鹿角)ファーマックスかづの薬局 休日救急当番医(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 にしね眼科クリニック(電話70-2711) 八幡平市立病院(電話76-3111) 平舘クリニック(電話74-3120) 東八幡平病院(電話78-2511) 吉田内科呼吸器科医院(電話70-1100) 市外 かづの厚生病院(電話23-2111) 大湯リハビリ病院(電話37-3511) 本田医院(電話35-3002) 大里医院(電話22-1251) 日曜・祝日の日中(午前9時~午後5時) 休日救急当番医へ 日中の診療時間に受診できる人は、日中の時間内に受診しましょう。 夜間の症状が軽い場合(午後7時~午後11時) 盛岡市夜間急患診療所【内科】へ 盛岡市神明町3-29、盛岡市保健所(電話019-654-1080) 小児救急入院受入当番病院 8月17日(月曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月18日(火曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 8月19日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 8月20日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月21日(金曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 8月22日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月23日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月24日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 8月25日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月26日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 8月27日(木曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 8月28日(金曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月29日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 8月30日(日曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 8月31日(月曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月1日(火曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 9月2日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 9月3日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月4日(金曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月5日(土曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 9月6日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月7日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 9月8日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月9日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 9月10日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月11日(金曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 9月12日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月13日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月14日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 9月15日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月16日(水曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 9月17日(木曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 9月18日(金曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月19日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 9月20日(日曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 夜間の症状が重い場合(午後5時~翌朝9:00、土曜日は午後1時(祝日の土曜日は午前9時)から受け入れ) 小児救急入院受入当番病院へ 症状が重く入院が必要と思われる子どもと、休日救急当番医や盛岡市夜間急患診療所が診療していない時間帯に急病の子どもを受け入れます。 時間外の受診が小児救急入院受入当番病院に集中すると、重症な子どもの治療に支障を来す恐れがあります。症状が軽い場合は、盛岡市夜間急患診療所を受診しましょう。 ※ 新型コロナウイルス感染症への対応による変更 岩手医科大学付属病院(医大)が小児救急受入病院当番制から一時脱退しています。今後の動向により変更の可能性がありますので、最新情報は盛岡市医師会のウェブサイトで確認してください。 休日当番薬局(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 みのり薬局(電話75-2333) 大更調剤薬局(電話70-1320) 白樺薬局(電話74-3363) 柏台薬局(電話71-1001) スマイル薬局(電話75-2871) 鹿角(市外局番0186) 黒沢薬局(電話35-3200)※日曜・祝日開局 ファーマックスかづの薬局(電話30-0033) 日本調剤薬局(電話30-1193) 花輪調剤薬局(電話30-0066) 岩手医大・県立中央病院などの出張診療日 八幡平市立病院(電話76-3111) 糖尿病内科 毎週火曜日 午前中 耳鼻科 毎週水曜日 午前中 循環器内科 第2・4水曜日 午前10時~ 心臓・血管外科 第2・4木曜日 午前中 血液内科 第3水曜日(奇数月) 午後2時~ 神経内科 第3木曜日 午後2時~ 安代診療所(電話72-3115) 内科 第2・4木曜日 午前中 ※西根病院の出張診療は、内科で初診を受け、医師が必要と判断した場合、次回から予約受診になります。 ※診療日は祝日等により前後の週に変更する場合があります。電話で事前確認願います。 各種相談 ※相談名欄に(要予約)と記載のある相談は、事前予約が必要 くらしとお金の安心相談会(要予約) 8月21日(金曜日) 午前10時~午後3時 市役所本庁舎 市民課(電話・内線1066) 9月18日(金曜日) 午前10時~午後3時 市役所本庁舎 市民課(電話・内線1066) 年金相談(要予約) 9月10日(木曜日) 午前10時~午後3時30分 市役所多目的ホール棟 盛岡年金事務所(電話019-623-6211) 人権相談(要予約) 日時・場所 要相談 市民課(電話・内線1061) ※ 定例行政相談はカレンダー内に記載しています 市税納期(納期限8月31日) 市県民税(第2期)、国民健康保険税(第2期) 市税納期(納期限9月30日) 固定資産税(第3期)、国民健康保険税(第3期) 毎週金曜日午後1時から、エフエム岩手で八幡平・岩手・葛巻3市町情報発信番組「Hiking(はいきんぐ)レディオ」を放送しています。 14ページ よろこび・おくやみ(6月届け出分) 個人情報保護の観点からホームページ上に掲載しないこととしております。 人口の動き 6月30日現在 括弧は前月比 西根地区 15,026人(20人減) 6,314世帯(9世帯減) 松尾地区 5,607人(1人増) 2,433世帯(7世帯増) 安代地区 4,169人(10人減) 1,813世帯(3世帯減) 合計 24,982人(29人減) 10,560世帯(5世帯減) 男性 12,051人(19人減) 女性 12,931人(10人減) 出生 8人 死亡 32人 転入 33人 転出 38人 交通事故発生件数など 括弧は前年同月の数 人身事故 6月3件(4件) 1月からの累計13件(14件) 物損事故 6月32件(28件) 1月からの累計214件(255件) 負傷者 6月3人(4人) 1月からの累計16人(17人) 死者 6月1人(0人) 1月からの累計3人(0人) 飲酒運転 6月1件(0件) 1月からの累計2件(1件) 火災 6月1件(1件) 1月からの累計3件(6件) 救急 6月93件(113件) 1月からの累計631件(623件) 15ページ お知らせ 行事の内容など、詳しくは主催団体などにお問い合わせください。 掲載依頼 掲載希望は発行月の前月10日までにご依頼ください。掲載は、主催団体などを所管する市の担当課を通じ、依頼のあった記事を優先します。 掲載の確約および採否の連絡はいたしかねます。 掲載文は市に一任していただきます。 営利目的や確実な掲載を希望される場合は、広告枠をご利用ください。 人命を守るという仕事 消防士の採用試験実施 盛岡地区広域消防組合では、消防職の採用試験を行います。 第1次試験日 9月20日(日曜日) 受験資格 高卒(令和3年3月卒業見込みを含む) 平成9年4月2日から15年4月1日までの間に生まれた人、大学・短大卒(令和3年3月卒業見込みを含む) 平成7年4月2日以降に生まれた人 申込期限 8月20日(木曜日) 問い合わせ先 同組合事務局(電話019-626-7405) 介護の基礎から応用まで初任者研修で習得が可能 社会福祉法人みちのく協会では、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級養成研修)を開きます。受講後は、介護職員初任者研修修了の資格が得られます。 開催日 9月3日(木曜日)から3年1月21日(木曜日)までに全21回 場所 特別養護老人ホーム富士見荘 受講料 6万円 申込期限 8月28日(金曜日) 問い合わせ先 同施設・大金、山本(電話78-2455) 技術と経験を生かすシルバー人材募集中 公益社団法人市シルバー人材センターでは、登録会員を募集しています。 要件 原則60歳以上で働く意欲のある人 年会費 2,500円 問い合わせ先 同センター(電話68-7847) 結婚60周年を祝福します ダイヤモンド婚を祝う会 社会福祉法人市社会福祉協議会では、結婚60周年を迎えた夫婦を祝福し、一層の長寿と健康を願うダイヤモンド婚を祝う会への参加者を募集しています。 日時 11月12日(木曜日)午前11時から午後1時半まで 場所 いこいの村岩手 対象者 昭和35年1月1日から12月31日までに結婚した、市内に居住している夫婦 会費 1人2,500円 申込期限 9月30日(水曜日) 申し込み・問い合わせ先 同協議会(電話74-4400) 耳が聞こえない人に音声を文字で伝える 県立視聴覚障がい者情報センターでは、要約筆記者を目指す人のための説明会を開きます。参加は無料です。 日時 9月5日(土曜日)、19日(土曜日)両日とも午後1時から午後3時まで(受け付けは午後0時40分から) 場所 アイーナ内 同センター 内容 要約筆記者養成講習会の概要、中途失聴・難聴者の話、要約筆記体験(手書き・パソコン)  申し込み・問い合わせ先 同センター(電話019-606-1743) いじめや虐待などの子どもの人権問題に 盛岡地方法務局と県人権擁護委員連合会では、子どもの人権110番の強化週間を設け、対応時間を延長します。 強化期間 8月28日(金曜日)から9月3日(木曜日)まで 相談時間 平日 午前8時半から午後7時まで、土・日曜日 午前10時から午後5時まで 相談の電話番号 電話0120-007-110(フリーダイヤル) ※強化期間以外の相談時間は、平日の午前8時半から午後5時15分まで 勉強会を通して漫画を作成 スポーツの魅力を伝えよう 特定非営利活動法人岩手未来機構では、漫画文化の担い手育成のための勉強会を開きます。参加は無料。 日時 9月6日(日曜日)、10月11日(日曜日)両日とも午後2時から4時まで 場所 同機構事務所(盛岡市) 対象者 漫画やイラストの制作経験者(プロアマ不問)で盛岡広域8市町に在住・勤務している人 内容 講師にそのだつくしさんを迎え、盛岡広域スポーツコミック「ぱるスポ」の番外編をワークショップ形式で制作 申込期間 8月15日(土曜日)午前10時から定員到達まで 定員 15人(1回のみ参加も可) 問い合わせ先 同機構(電話019-613-7781) ノスタルジックカーイベント中止します 9月20日(日曜日)に開催を予定していた「2020 第22回ノスタルジックカーin八幡平」は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止します。 問い合わせ先 同イベント事務局・北田(電話090-4889-7666) 16ページ 福祉ネットワーク 介護のココロ 地域包括支援センター 電話・内線1098 いつでも、どこでも、ひとりでも! シルリハ体操で、いつまでも自分らしい生活を 市は「シルリハ八幡平」と協力して、シルバーリハビリ体操の普及に取り組んでいます。週1回のシルバーリハビリ体操をする「通いの場」は現在、安代地区に2カ所のみで、この通いの場を市内のさまざまな場所につくりたいと考えています。 通いの場に参加した人からは「続けていたら、しゃがむのが楽になった」「肩の痛みが無くなって、動かしやすくなった」などの声が聞かれます。 シルバーリハビリ体操とは 茨城県立健康プラザ管理者の大田仁史先生が考案した介護予防に効果的な体操です。道具は使わず、どんな姿勢でもできます。運動が苦手な人や腰や膝に痛みがある人など誰でもでき、体操を続けることで、肩痛・膝痛・腰痛・転倒の予防に役立ちます。 シルリハ八幡平とは 講習を受けて指導者として認定された市民で構成され、シルバーリハビリ体操を普及する役割を持った団体です。 体操の一例を紹介 ~足の筋肉の強化、膝痛予防~ (1)射ずに座り、安全のために椅子をつかみ、片足をゆっくりと上げます。 (2)上げた足をゆっくりと外側に水平移動。つま先が天井を向くようにします。 (3)外側から内側に戻し、足を下ろします。反対の足も同様に。 市ウェブサイトに茨城県立健康プラザのシルバーリハビリ体操の動画を掲載しています。ぜひ、やってみてください。 子育てニュース 地域福祉課児童福祉係 電話・内線1102 子育て支援ヘルパーって? 子育て支援ヘルパーとは 妊産婦は、日常生活における負担や精神的な不安が大きくなります。産前産後の時期に訪問による支援をするのが子育て支援ヘルパー事業です。 支援内容 家事援助(日常的な炊事、洗濯、掃除、買い物)や育児補助、病院への付き添いなどを行います。子育てを支援するための事業ですので、親が子のそばにいることが前提になります。 利用対象者、利用期間・時間 母子手帳交付後の妊婦がいる家庭 利用期間:母子手帳交付後から出産まで 利用限度:24時間 1歳未満の乳児がいる家庭 利用期間:子が1歳になる前日まで 利用限度:24時間 3歳未満の2人以上の多胎の子がいる家庭または3歳未満の子がいるひとり親の家庭 利用期間:双子以上の出産やひとり親世帯の場合は、出産後3年まで 利用限度:子が1歳になる前日まで、1歳から2歳になる前日まで、2歳から3歳になる前日までの各1年当たり24時間 ※午前9時から午後5時まで(日曜、祝日、年末年始を除 く)の間で、1時間単位で利用可能です。 料金 規定の時間に達するまでは、無料です。 利用の流れ (1)申込書を地域福祉課または西根・安代各総合支所に提出 (2)審査・決定後、申請者に利用券を送付  (3)利用券が届いたら受託事業者に電話で利用申し込み(利用日の1週間前まで) (4)利用開始 受託事業者 株式会社JAライフサポート(ホームヘルプステーション西根 電話70-2181) 17ページ 平高通信 VOL.05 平高の魅力や話題を発信します 【問い合わせ先】平舘高 電話74-2610 ホームページ:http://www2.iwate-ed.jp/tar-h/ 平高生が燃えた2日間 仲間と臨む、勝利を目指して 体育祭は6月25、26の両日、平高のグラウンドと体育館で開かれました。普段は穏やかな生徒たちですが、この日は熱い気持ちを全面に出して戦いを繰り広げました。 体育祭はクラス対抗で行われ、クラスごとにTシャツをデザインし、団結を表現。いつもはおとなしい級友が、けたたましい声をあげたり、意外な人が運動神経抜群だったりと、驚きがあるのも体育祭の面白いところです。 初日のクラス対抗リレーを皮切りに、男子はソフトボールとバスケットボール、女子はバスケットボールとフットサル、混合種目のバドミントンとバレーボールを2日間で実施。生徒たちは新型コロナウイルス感染防止のため、大きな声援を送ることを控えていましたが、素晴らしいプレーには大きな拍手、ミスには温かな激励を送っていました。 選手はシュートやスパイクを決めるたびにガッツポーズをし、体全体で喜びを表現していました。 体育祭でクラスの団結を確信 勝利を目指しながら、チームの全員が試合に出場して活躍することも大切にする、平高生らしい熱さと結束を感じる体育祭でした。 平高ライフ 高等学校総合文化祭 ポスター部門 最優秀賞受賞 伊藤愛香さん(3年:西根中出身) 平高を選んだ理由 身近にある高校なので通学しやすく、効率よく勉強できると思ったことと、商業科目を学べる点に興味を持ったことが理由です。平高卒の姉の話を聞いて、楽しそうでいいなといつも思っていました。 平高での生活 毎日とても充実した学校生活を送っています。学校行事はもちろん、日々の友だちとの会話や授業の中で笑い合う何でもない時間が最高に楽しいです。これからも1日1日を大切にしていきたいです。 受賞したときの気持ちは? 受賞したことを聞いたときは、嬉しさよりも驚きが大きく、正直実感が湧きませんでした。時間が経つにつれて徐々に嬉しさと、努力が実ってよかったという思いが生まれてきたのと同時に、たくさんアドバイスしてくれた佐藤純先生と、くじけそうになった私をいつもそばで励ましてくれた美術部のみんなに感謝の気持ちでいっぱいになりました。 ポスターを見た人が楽しい気持ちになってくれればうれしいです。 ※ポスターは、県の中にさまざまな独創的な模様を描いた力作。印刷され、県内の高校などに配布されます。快挙! 18ページ 博物館だより 博物館(電話63-1122) 銅の道 鹿角街道 今月は、当館で開催中のトピック展「北の往来 往時の八幡平市・鹿角街道を辿る」の展示資料を紹介します。鹿角街道は、盛岡藩の脇街道として現在の盛岡市から八幡平市を通って秋田県鹿角市までを結び、大館市に続いていました。展示している盛岡藩の直轄地である大更御新田の範囲が描かれた「大更御新田絵図面(安永9(1780)年―県立図書館所蔵)」の絵図を見ると、旧田頭村から旧平舘村まで鹿角街道が通っていて、旧田頭村を流れる松川に「松川橋」が架けられているのが分かります。 松川橋の管理費は、盛岡藩の毛馬内代官所・花輪代官所から出されていました。その理由の1つに、鹿角街道が鹿角の尾去沢鉱山などから産出した銅を盛岡まで運ぶ道であったことが挙げられます。 時代により異なるものの、鹿角の銅の多くは三戸を通って野辺地へ、そこから日本海を南下して大阪まで運ばれていましたが、冬期間や悪天候のときは、鹿角街道を通り盛岡まで輸送する行程が採られていました。 鹿角街道は、盛岡藩の産業を支える重要な役割を担っていたのです。 トピック展 北の往来 ―往時の八幡平市・鹿角街道を辿る― 日時 9月29日(火曜日)までの午前9時から午後4時半まで ※休館日は、月曜日(祝日の場合は翌平日) 学芸員によるギャラリートーク(展示解説) 8月23日(日曜日)午前11時から約20分間 ※予約不要 図書館だより 図書館 75-1700、松尾コミュニティセンター図書館 76-3235、荒屋コミュニティセンター図書館 72-2505 新着ピックアップ ニッポンの名茶碗100原寸大図鑑 出版社/小学館 日本美術を代表する名作100碗を原寸大の写真入りで解説。掲載作品は、各地の美術館や博物館で実物を見ることができ、所蔵館のデータも掲載されています。 サイエンススイーツ 著/太田さちか、出版社/マイルスタッフ 溶けないアイス、色の変わるゼリーなど化学実験のようなレシピがたくさん紹介されています。レシピは実験ポイントの解説付きで、自由研究にもお薦めです。 新着小説紹介 あしたの華姫 著者:畠中 恵 うたうおばけ 著者:くどう れいん ホーム 著者:堂場 瞬一 語らいサンドイッチ 著者:谷 瑞恵 不良 著者:北野 武 水を縫う 著者:寺地 はるな 新しい教科書が入りました 市内の小学校が今年度から使っている教科書を取りそろえました。館内で閲覧できるほか、貸し出しもしています。 19ページ サークル・サークル Vol.44 市内で活動、活躍する 団体・サークル・チームなどを紹介 花架拳サークル大更 メンバー6人(7月10日現在) 代表:秋山 テイ子 下町三区 結成何年目? 平成24年に結成し、9年目です。花架拳の魅力に引かれ、サークルとして大更で活動したいと立ち上げました。 活動の内容は? 普段は中国武術の型をスローテンポな音楽や童謡に合わせて美しく舞っています。発表の場としてコミセンのサークル発表会などに参加しています。 活動の効果や魅力は? 大きく分けて2つあります。1つ目は健康増進効果です。手の先から足の先まで神経を行き渡らせ、体の隅々まで活性化させることで、代謝機能が活発になり、足腰の強化やダイエットに最適です。筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチ体操・医療体操なので、無理なく自分の体調に合わせて活動できます。2つ目は、ストレス発散効果です。気功の要素を含んだエクササイズのため、深い呼吸で集中力を高め、心身のリフレッシュに役立ちます。 今後の目標・展開は? 会員同士の親睦を深めながら、長く続けていくために会員を増やし、活動回数も増やしていきたいです。活動回数を増やすことで技術の向上を図るほか、会員の心身の健康を保つ場としても浸透させていきたいです。 活動日時・場所は? 毎月第2・第4水曜日の午後1時から3時半まで大更コミュニティセンターで活動しています。男女問いませんので、活動に興味のある人は、ぜひ見学に来てください。お待ちしています。 問い合わせ先 秋山(電話76-4530)、齋藤(電話019-662-4634) 地域おこし協力隊だより Vol.75 今月の担当 渡邊 清大 さん 1年前の夏は、アフリカ・ルワンダ共和国からやってきた自転車(ロードバイク)、陸上(長距離)、ビーチバレーボールの3種目のオリンピック候補選手たちが市を拠点に事前合宿を行っていました。私は主にロードバイクチームのサポートとして、通訳や車での伴走などをしました。選手が1日の練習で走る距離は200キロを超えることがあり、オリンピックを目指す選手の練習の厳しさを目の当たりにしました。合宿期間中の選手たちの生活支援や交流イベントなど多忙でしたが、大変有意義な時間でした。 今年は残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響により、オリンピックの延期とともに、夏の事前合宿も中止になりました。今後はルワンダの現地の様子を見ながら、選手たちとオンラインのビデオ電話などを使い、交流を深めていきたいと思います。このホストタウンでの交流を通して、特にも市内の子どもたちには世界を身近に感じる良い機会にしてほしいと思います。引き続き、市を挙げてルワンダ選手を応援していきましょう。 20ページ みんなが主役 環境・衛生ワンポイント 市民課 環境企画係(電話・内線1069)、生活衛生係(電話・内線1071) 古着の回収を一時的に休止しています ごみの減量やリサイクルの推進を目的とし、清掃センター、市役所、西根・安代各総合支所の4カ所で古着を回収していましたが、現在、新型コロナウイルス感染症の世界的な影響により、国内外での古着の流通が滞っています。これにより、古着の適正な再資源化が困難になったため、8月3日から回収を休止しています。 通常通り回収できるようになりましたら、改めてお知らせします。 犬は逃げないように予防接種も忘れずに 最近、首輪が外れたことなどにより、飼い犬が逃げてしまったというケースが多く発生しています。逃げた犬は毎日移動し、至る所でふんをしたり、人間に噛みついたりしてトラブルの原因になります。 逃げた犬は市役所で保護しますが、飼い主が見つからない場合は保健所に送られてしまいますので、首輪などをしっかり締めて逃げられないようにしましょう。 また、飼い犬は年に1回、狂犬病の予防注射を受けることが法令により義務付けられています。まだ狂犬病予防注射を受けてない犬を飼っている人は、近くの獣医師診療所か動物病院で注射を受けさせましょう。 水生生物を調べて地域の川を知ろう 水生生物調査とは 川の底や石の裏側などには、さまざまな種類の水生生物がすんでいます。水生生物を調べることで、その川の水質を知ることができます。 調査を通して地元の河川に触れることにより、主に子どもたちの環境保全意識を高めることが目的です。 調査をしてみよう 調査に必要な道具は貸し出しますし、講師は県環境アドバイザーを招くことができます。 対象の団体 学校や子供会、市民団体など、団体やグループであれば、どなたでも何人でも実施できます。 田山小では総合学習の時間に実施(7月15日)学校教育の一環や子供会などの夏の行事として実施してみませんか 調査対象河川 市内のどこの河川でも調査できますが、流れが速い所や膝より深い所は危険ですので入らないでください。 申込期限 9月15日(火曜日) 調査期限 9月25日(金曜日) 問い合わせ先 市民課生活衛生係 21~23ページ 話題ピックアップ 皆さんからの情報をお寄せください。  企画財政課広報広聴係(電話 内線1203) 地域の魅力発信に順風 “奥南部”漆物語が日本遺産に認定 文化庁は6月19日、二戸市と本市が申請していた「“奥南部”漆物語 安比川流域に受け継がれる伝統技術」を令和2年度日本遺産に認定しました。 日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じてわが国の文化、伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもので、ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形のさまざまな文化財群を、地域が主体となって総合的に整備、活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。 2年度は全国で69件の申請があり、21件が認定。今回を含め、6年間で104件が日本遺産に認められています。本県では2件目で、県内自治体主体の申請としては初の日本遺産認定となります。 【認定されたストーリーの概要】 日本民俗学の祖、柳田國男は著書で安比川流域を“奥南部”と称しています。安比川の上流域には木地師、中流域には塗師、下流域には漆搔きが多く住み、地域で一体的な漆器製作をしてきました。生漆や漆工芸品の特産地としての誇りを胸に、漆産業を現在まで守り続けています。“奥南部”安比川流域の人々が漆を大切に、そして誇りに思い、伝統技術と漆文化をつないできた物語です。 貴重な資源いつまでも 八幡平外来植物駆除キャンペーン 八幡平外来植物駆除キャンペーンは7月10日、見返峠付近で行われ、参加者は外来植物を駆除し、高山植物の自然植生保護に努めました。 松尾中の全校生徒や行政機関の関係者ら約170人が参加。見返峠駐車場や八幡平山頂散策路に咲くセイヨウタンポポやフランスギクを見つけると、根から丁寧に取り除きました。同校3年の麥田彩藍さんは「郷土の自然に誇りを持ち、これからも自然を大切にする活動に積極的に参加していきたい」と力を込めました。 登山者の列今年はできず 岩手山で山開き安全祈願 岩手山の山開き安全祈願は7月1日、焼走り登山口で行われ、市と市観光協会、市山岳協会の代表者が出席し、入山者の安全などを願いました。 例年行われている市山岳協会による登山や滝沢市・雫石町とのピッケル交換もなく寂しい開山となりました。盛岡から訪れた女性グループは「天候には恵まれなかったけれど、今年もきれいな高山植物を見られてうれしい。感染症に気を付けながら楽しみたい」と満喫していました。 遊休化防止で有効利用を 松尾地区で農地パトロールと相談会 市農業委員会松尾地区調査会(立柳優地区長)は7月15日、遊休農地の未然防止や実態把握などを目的に、農地相談と農地パトロールを行いました。 委員11人は、午前と午後に分かれて松尾地区10カ所の農地を周り、昼は松っちゃん市場で農地相談を実施。農地の有効利用のため精力的に活動しました。 立柳地区長は「使っていない農地があり困っている場合は、積極的に農業委員や推進委員に相談してほしい」と遊休農地の解消に意気込みます。 夏の暑さに備え衣替え サラダファームでアルパカの毛刈り 株式会社サラダファームは6月26日、ガーデンパーク内園舎で飼育するアルパカ5頭のうち、1頭の毛刈りをしました。 音に驚くことがあるため、バリカンではなく、はさみを使って優しく丁寧に作業。飼育員の木村憲司さんは「今しか見られないアルパカの姿を見に来て、楽しんでもらいたい」と笑みを浮かべました。 主にアンデス地方に生息するアルパカは、湿度と気温が高いのが苦手で、毎年この時期に毛刈りをします。 地元スポーツを後押し 安代鉄工所が安代小にスキーを寄贈 株式会社安代鉄工所(齋藤達也代表取締役)は7月8日、株式会社岩手銀行が取り扱う「みらい応援私募債」を活用し、安代小にスキー用具を寄贈しました。 安代鉄工所が私募債を発行した際に岩手銀行が受け取った手数料の一部に、今回は同所からの寄付を加えて寄贈。子どもたちの教育環境の整備と地域への社会貢献に取り組んでいます。元木詩夏さん(6年)は児童を代表し「たくさん練習して、昨年より良い成績を出せるように頑張ります」と誓いました。 世界で活躍する人材を ハロウスクール安比校の新築工事起工式 英国の名門私立学校「ハロウスクール」と株式会社岩手ホテルアンドリゾート(黒澤洋史社長)が提携して建設する「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」の起工式は6月27日、現地で行われ、関係者約80人が工事の安全を願いました。 JR安比高原駅付近の約10ヘクタールに校舎や寮など全8棟を設けて令和4年8月に開校予定。計25学級、総定員540人(開校初年度は180人程度の受け入れ)となる生徒は、アジアや欧州を中心に世界中から募ります。 オール八幡平の新商品 スマートファームがふるさと納税返礼品初出荷 株式会社八幡平スマートファーム(兒玉則浩社長)は7月9日、高石野団地熱水ハウスで栽培しているバジルを使った新商品「温泉バジル薫るジューシーソーセージ」を市のふるさと納税返礼品として初めて出荷しました。 製品には有限会社コマクサファームの杜仲茶ポークを使用し、株式会社肉の横沢が商品化。今後は、宿泊施設での提供やギフトとしても商品展開される予定です。 兒玉社長は「これからも安全で安定したバジルを提供していきたい」と意気込みを示しました。 すなっぷギャラリー 新型コロナの影響で5月から延期されていた市民健康マラソンを開催(7月5日、安代総合支所周辺) 佐比内公民館が国道282号線の道路改良工事に伴い、移転新築(7月11日、同公民館落成式) 焼走りコースのツルハシ手前に群生する「高山植物の女王」コマクサ(7月1日、岩手山) 市建設協同組合から新型コロナウイルス対策として現金100万円が寄付されました(7月17日、市役所) 勝又安正さんと渡辺義光さんから市役所庁舎に飾る花が寄贈されました(7月9日、市役所) 24ページ キラリ輝人(ひかりびと) 市消防団長(4代目) 工藤 民一 さん くどう たみいち 69歳 高宮 昭和25年生まれ。妻と子、孫の3世代6人暮らし。有限会社工藤工務所建設代表取締役で、県建築士会盛岡支部八幡平市分会会長を務める。愛犬コーギーの散歩が日課で、昔より量は減ったが毎日欠かさない焼酎の水割りでの晩酌が至福の時間。 4月に市消防団は36分団を11分団に再編し、工藤民一氏を団長に新体制をスタートした。「新しい体制に慣れるまで時間がかかるかもしれないが、団員の話に耳を傾け、これまで以上に組織として連携を深めていきたい」と団長としての決意を固める。 地域の先輩の勧めがあり、24歳で消防団に入団した。「地区内外に仲間が増えて楽しかった。今でも自分を支えてくれている」と振り返る。消防団以外にも西根ライオンズクラブに所属し、ボランティア活動にいそしむ。「人のためになることが好きだから、どちらも続けられた」と笑みを浮かべる。 目標は「無火災の達成(※人口に応じて基準あり。本市の期間は6カ月)」ときっぱり。新型コロナウイルスの影響で、消防演習や訓練大会が中止となる中、火災予防・広報活動による地域の防災意識の向上を図る。 日本各地で気象変化に伴う自然災害が毎年のように発生している昨今「消火活動はもとより、要救助者の検索、救助活動、給水活動、危険箇所の警戒など幅広く訓練しなければならない」と気を引き締める。また、いつなんどき発生するか分からない災害に備え「消防団のみならず、行政や学校、地域にあるさまざまな組織や事業所など、日頃からつながりを大切に、地域ぐるみで防災力の向上を図りたい」と思いを抱く。