農(みのり)と輝(ひかり)の大地 広報はちまんたい 5月号 No.299 May.2020 1ページ 表紙 君たちも安全守るヒーローだ 【表紙】春の全国交通安全運動黄色い羽根配布(関連21ページ) 【主な内容】 第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定(関連2~5ページ) 令和2年度一般会計予算(関連6、7ページ) 2~5ページ 第2期 まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました 【問い合わせ先】企画財政課地域戦略係(電話・内線1207) 日本の総人口は、平成20年の1億2808万人をピークに、令和元年には1億2625万人に減少しています。 このままでは、人口減少が加速度的に進むとともに、地方から人口減少が始まり都市部へ広がっていくとされ、東京圏への人口の集中が、日本全体の人口減少に結び付いていくとされています。 そこで国は、平成26年に「まち・ひと・しごと創生法」に基づく「長期ビジョン」と5カ年の目標や施策の基本的方向などをまとめた第1期「総合戦略」を策定。 (1)「東京一極集中」の是正(2)若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現(3)地域の特性に即した地域課題の解決を目指すべき将来の方向と定めました。 本市においても、平成27年に「人口ビジョン」と第1期「総合戦略」を定め、人口減少対策を進めてきました。 起業や新規就農の促進、外国人観光客の誘客など、⼀定の成果を上げてきているものの、人口減少加速化に抑制をかけるまでには至っていません。 第2期総合戦略策定に当たっては、この5年間を検証し、優先順位の見極めをしました。市の目指すべき将来や5カ年の目標、施策を総合戦略に定め、継続して人口減少抑制に取り組んでいきます。 人口ビジョンを改訂 総合戦略の基礎となる人口ビジョンは、総合戦略に基づく施策を講じることにより見通される人口の将来展望を明らかにするものです。 平成30年の国立社会保障・人口問題研究所(以下、社人研(しゃじんけん))の推計で市の将来人口は下方修正されましたが、本市の令和22年における人口目標は、現在設定している目標値18,800人に据え置くこととしました。 なお、令和2年3月の改訂では、第2期の総合戦略策定に伴い、⼀部のデータを最新値に更新しています。 市の総人口と年齢3区分別の人口推移 昭和55年(1980年) 総人口34,926人 年少人口7,427人 生産年齢人口23,694人 老年人口3,805人 昭和60年(1985年) 総人口33,770人 年少人口6,855人 生産年齢人口22,445人 老年人口4,470人 平成2年(1990年) 総人口33,287人 年少人口6,139人 生産年齢人口21,840人 老年人口5,308人 平成7年(1995年) 総人口32,751人 年少人口5,285人 生産年齢人口20,798人 老年人口6,668人 平成12年(2000年) 総人口32,485人 年少人口4,632人 生産年齢人口19,712人 老年人口8,141人 平成17年(2005年) 総人口31,079人 年少人口3,858人 生産年齢人口18,157人 老年人口9,064人 平成22年(2010年) 総人口28,680人 年少人口3,105人 生産年齢人口16,431人 老年人口9,142人 平成27年(2015年) 総人口26,355人 年少人口2,553人 生産年齢人口14,267人 老年人口9,528人 解説 昭和55年の34,926人から減少が続いており、平成12年以降は減少幅が大きくなっています。 15歳未満の年少人口と15歳から64歳までの生産年齢人口が減少しており、これらの年代の人口減少が本市の人口減少の大きな要因となっています。 年少人口は、1970年代に誕生した「団塊ジュニア世代」をピークとして、年々減少が続き、平成7年には老年人口を下回っています。 65歳以上の老年人口は、生産年齢人口が順次老年期に入ったこと、平均寿命が延びたことから⼀貫して増加を続けています。 年齢3区分別人口の平成17年から27年の推移をみると、年少人口は全体では減少傾向です。 27年時点で若干の改善は見られるが、生産年齢人口は22年時よりも減少が加速。老年人口は22年時よりもさらに増加となりました。 【目標】これからの長期的な見通し 人口総数 令和2年(2020年) 市の目標値24,712人 平成30年の社人研推測値23,845人 令和7年(2025年) 市の目標値22,964人 平成30年の社人研推測値21,382人 令和12年(2030年) 市の目標値21,377人 平成30年の社人研推測値19,029人 令和17年(2035年) 市の目標値20,016人 平成30年の社人研推測値16,826人 令和22年(2040年) 市の目標値18,800人 平成30年の社人研推測値14,680人 年少人口 令和2年(2020年) 市の目標値2,225人 平成30年の社人研推測値2,155人 令和7年(2025年) 市の目標値2,142人 平成30年の社人研推測値1,808人 令和12年(2030年) 市の目標値2,141人 平成30年の社人研推測値1,505人 令和17年(2035年) 市の目標値2,201人 平成30年の社人研推測値1,234人 令和22年(2040年) 市の目標値2,293人 平成30年の社人研推測値1,007人 生産年齢人口 令和2年(2020年) 市の目標値12,571人 平成30年の社人研推測値11,778人 令和7年(2025年) 市の目標値11,116人 平成30年の社人研推測値9,873人 令和12年(2030年) 市の目標値10,067人 平成30年の社人研推測値8,383人 令和17年(2035年) 市の目標値9,326人 平成30年の社人研推測値7,178人 令和22年(2040年) 市の目標値8,629人 平成30年の社人研推測値5,926人 老年人口 令和2年(2020年) 市の目標値9,916人 平成30年の社人研推測値9,912人 令和7年(2025年) 市の目標値9,706人 平成30年の社人研推測値9,701人 令和12年(2030年) 市の目標値9,169人 平成30年の社人研推測値9,141人 令和17年(2035年) 市の目標値8,489人 平成30年の社人研推測値8,414人 令和22年(2040年) 市の目標値7,878人 平成30年の社人研推測値7,747人 目標を達成するために 次のことを重視します 出生率の向上を図り、自然減の減少抑制を目指す 人口移動率の低減(流出抑制)を図り、定着率の高いまちを目指す そのために講じる策が総合戦略 第2期総合戦略の概要 本総合戦略は、第1期総合戦略(平成27年策定)の取り組み結果を踏まえ、国と県の第2期総合戦略を勘案して策定しました。計画期間は、令和2年度から6年度までの5年間です。 総合戦略、人口ビジョンは、市ホームページからダウンロードすることができます。今号では概要しか紹介できませんでしたので、ぜひ確認してください。 市が将来にわたって「しあわせを実感できるまち」であるために、市民の皆さんも一緒にプロジェクトを推進していきましょう。 第1期総合戦略を振り返る 4つの基本目標と17のプロジェクトにより、人口減少対策を総合的に進めてきました。 基本目標における平成30年度までの達成状況を見ると、12の数値目標のうち達成は2つ、基準値を上回ったのは1つで、ほとんどが基準値を下回っています。一方、17のプロジェクトの重要業績評価指標(KPI)は、平成30年度には8の項目で目標を達成しています。 第2期総合戦略の変更点 実施できなかった施策や動きがない施策は、抜本的に取り組みを見直し、17のプロジェクトを13に整理。コミュニティスクールの推進などにより、地域の魅力を再認識し、地域への誇りや愛着を醸成していくこと、シェアオフィスなどの利用促進や副業人材の受け入れによる都市と地方の新しい関係性を構築していくことをプロジェクトに盛り込みました。 また、4つの柱全てに関わる横断的な視点が必要であることから、持続可能な開発目標(SDGs)を関連付け、IoTやAIなどの新しい技術を使って問題の解決を図り、暮らしやすい社会をつくること(Society5・0)を重視していきます。 1 八幡平市で働く 【基本目標1】八幡平市の特性を生かした、生きがいを感じる働く場の創造 基本的方向 (1)八幡平市の豊かな自然の恵みを最大限に生かした、生きがい・創造の産業ブランドづくり 地域資源を生かし、若者に夢と希望を与える創造的な八幡平ブランド育成の環境づくりを推進します。 (2)産学官金連携による産業の強化 大学や高等学校、金融機関などと企業の連携により人材の確保と育成を支援するとともに、多様な人材と企業のマッチングを支援し、産業の強化を図ります。 (3)若者のニーズにマッチした新たな産業の創造 情報通信業をはじめとした新しい分野の雇用を創出し、若者の地元定着を促進するため、起業家の育成を図ります。 数値目標 農業産出額(推計) 基準値13億8千万円(平成29年) 目標値14億円(令和6年度) 起業件数(個人事業主含む) 基準値5件(平成30年) 目標値累計18件(令和6年度) 注目プロジェクト (1)農畜産物の戦略的な産地形成と生産性の向上 繁殖育成センター(仮称)を整備し、牛の生産基盤を強化を図ります。 (2)まちの人事部プロジェクト まちの事業部とは、市の産業界全体を多数の事業部を有する一つの大きな事業体に見立て、企業の人事機能を集約。採用や育成に係るコストの削減や人材の流れを地域内で完結させるなどのメリットがあります。 2 八幡平市で育てる 【基本目標2】八幡平市の地で縁を結び、次世代の成長と笑顔を育む 基本的方向 (1)子どもたちや大都市などの若者・女性・子育て層が集い、住みたくなる定住促進の拠点づくり ふるさと八幡平市への誇りと愛着を育み、女性や若者、子ども、子育て層が暮らしやすい定住環境の充実を図ります。 (2)子どもを育てたい“まち”八幡平の確立 市の子育て環境の良さを知ってもらい、里帰り出産など⼀時的なリターンも含めた地元回帰と、子育て世代のコミュニティを醸成し、子育てのまち八幡平の充実を図ります。 数値目標 女性人口(15~39歳) 基準値2,264人(平成30年) 目標値2,284人(令和6年) 出生数 基準値121人(平成30年) 目標値113人(令和6年) 合計特殊出生率(一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子どもの数の平均) 基準値1.40人(平成29年) 目標値1.61人(令和6年) 注目プロジェクト (1)待機児童の解消など保育環境と小児医療の充実 (2)子育て支援組織や体制の充実 3 八幡平市で暮らす 【基本目標3】地域の元気を生かした持続可能なまちづくり 基本的方向 (1)拠点となる地域の活性化と連携強化による持続可能なまちづくり 持続性の高いまちづくりに向けて、地域の拠点や既存機能の集積などによる活性化への取り組みや、盛岡広域圏内での広域連携によるまちづくり課題への対応、資源循環の取り組みなどを進めます。 (2)市民や地域が輝く、協働のまちづくりの推進 市民が、地域内活動(交流や地域貢献活動など)に積極的に参加、協力をするような取り組みを強化し、各地域のコミュニティや絆、共助体制の強化を図ります。 (3)八幡平市プロモーションの強化 市民・地域企業・団体などの多様な主体と連携し、市の魅力を内外に積極的にPRしていきます。 数値目標 地域コミュニティ活動の延べ参加人数 基準値11,559人(平成30年) 目標値11,000人(令和6年) 八幡平市ホームページのページビュー数 基準値109万ページビュー(平成30年) 目標値135万ページビュー(令和6年) 注目プロジェクト (1)コミュニティスクールの推進 (2)病院を拠点とした保健・医療・福祉連携の充実 4 八幡平市に人を呼び込む 【基本目標4】八幡平市の豊かな自然や絆を生かし、新たな人が流入する流れを創る 基本的方向 (1)地域資源を生かした持続可能な観光地づくり 豊かな自然資源の恩恵を継続的に活用する持続可能な観光地づくりを進めます。 (2)自然の恵みの中でひとが輝く、心豊かに暮らせる故郷づくり 豊かな自然の恵みに魅力を感じ心豊かに過ごしたい人を呼び込み、まちの活性化につながる取り組みを推進します。 (3)ワーケーションや多拠点居住など、新たな暮らし方を受容したまちづくり 安比高原や八幡平温泉郷のリゾート地という特性を生かし、ワーケーション(ワークとバケーションを組み合わせた造語)や多拠点居住者の受け入れを推進します。 数値目標 観光客入込数 基準値1,944千人回(平成30年) 目標値2,103千人回(令和6年) 観光宿泊者数 基準値533千人回(平成30年) 目標値600千人回(令和6年) 転入率(人口千人当たり) 基準値21.23人(平成30年) 目標値24.00人(令和6年) 注目プロジェクト (1)持続可能な観光地づくりを目指す「サスティナブルツーリズム」の実践 サスティナブルツーリズムとは、持続可能な観光を求める考え方や行動という意味で、地域の環境や自然、文化を切り売りするのではなく、それらを守りながら観光を提供します。 (2)シェアオフィスやコワーキングスペースの利用促進 6、7ページ 令和2年度一般会計予算 219億7,500万円 前年度比12億1,000万円(5.8%)増 令和2年度一般会計の予算総額は、元年度と比較し、12億1,000万円(5.8%)増の219億7,500万円です。 第2次八幡平市総合計画の将来像である「農と輝の大地 ともに暮らし、しあわせ感じる八幡平市」の実現と人口減少問題の克服、本市の活性化のための第2期「八幡平市まち・ひと・しごと創生総合戦略」につながるよう、各種施策について、より実効性の高い事業に取り組んでいきます。 歳入 自主財源(前年度比5.5%増) 市税 3,092,873,000円(前年度比2.6%増) 繰入金 1,894,877,000円(前年度比9.2%減) 諸収入 987,347,000円(前年度比136.9%増) その他の自主財源 342,276,000円(前年度比27.3%増) 依存財源(前年度比6.0%増) 地方交付税 7,500,000,000円(前年度比2.6%減) 市債 3,506,400,000円(前年度比22.5%増) 国庫支出金 1,790,404,000円(前年度比4.3%減) 県支出金 1,914,154,000円(前年度比32.8%増) その他の依存財源 946,669,000円(前年度比4.7%増) 【歳入のおおまかな内容】 市税 市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、入湯税 繰入金 積立金の取り崩しや、ある会計から別な会計に繰り入れるお金  地方交付税 所得税など国税から財政状況に応じて交付されるお金 市債 建設事業などを行うために市が借りるお金 国庫(県)支出金 特定の行政目的を達成するため、その経費に充てることを条件に国(県)から交付されるお金 歳出 議会費 180,358,000円(前年度比2.9%増) 総務費 2,224,829,000円(前年度比11.9%減) 民生費 5,219,992,000円(前年度比2.0%増) 衛生費 1,956,552,000円(前年度比19.3%減) 労働費 401,000円(前年度比0.2%減) 農林水産業費 4,080,647,000円(前年度比129.5%増) 商工費 791,464,000円(前年度比18.0%減) 土木費 2,229,021,000円(前年度比0.6%減) 消防費 876,856,000円(前年度比2.2%減) 教育費 1,339,533,000円(前年度比17.0%減) 災害復旧費 3,305,000円(前年度比10.4%減) 公債費 3,042,040,000円(前年度比1.7%増) 予備費 30,000,000円(前年度比増減なし) 【歳出のおおまかな内容】 議会費 市議会の運営のために使うお金 総務費 行政全般の事務に関する経費、財産管理などに使うお金 民生費 障がいのある人や高齢者の支援、子育て支援や生活保護などに使うお金 衛生費 予防接種、健康診断、ごみ処理などに使うお金 労働費 雇用促進対策のために使うお金 農林水産業費 農業や林業振興などに使うお金 商工費 商工業の振興や観光イベントなどに使うお金 土木費 道路補修や除雪、市営住宅管理などに使うお金 消防費 消防署の経費の負担や消防団員の報酬、防災行政無線の整備などに使うお金 教育費 小・中学生などの教育のために使うお金 災害復旧費 公共土木施設(河川や道路など)が被災した場合、従前の機能を回復するために使うお金 公債費 市債(借入金)を返済するために支払うお金 一般会計予算の特徴 増額は、民生費が統合保育所整備事業費の増などにより、前年度対比で1億148万円、2.0%の増、農林水産業費が繁殖育成センター整備事業費の増などにより、前年度対比で23億259万円、129.5%の増、公債費が地方債償還元金の増により、前年度対比で5069万円、1.7%の増が主な要因です。 一方減額は、総務費が旧松尾総合支所解体事業の完了などにより、前年度対比で2億9995万円、11.9%の減、衛生費が新病院建設に係る病院事業会計への出資金の減などにより、前年度対比で4億6780万円、19.3%の減、商工費が八幡平温泉郷引湯管等整備事業の完了などにより、前年度対比で1億7380万円、18.0%の減、教育費がラグビー場グラウンド整備事業の完了などにより、前年度対比で2億7379万円、17.0%の減が主な要因です。 市債の令和2年度末現在高見込みは、前年度対比で2億3480万円増の191億1497万円、住民1人当たりの残高は、2万7千円増の75万7千円です。 令和2年度新規事業の主な内容 庁舎管理事業【11,689,000円】 西根総合支所を西根地区市民センターに仮移転(新規) テレビ難視聴地域解消事業費補助金【22,791,000円】 テレビ難視聴4地区のテレビ共同受信施設の更新費に対して補助(新規) 市民センター維持管理事業【2,766,000円】 西根地区市民センターのトイレ改修、エアコン設置(新規) 副食材料費給付費【10,800,000円】 私立保育園などを利用する満3歳以上の子どもに係る副食材料費を助成(令和元年10月から継続) 予防接種業務委託料【55,000,000円】 幼児に対するロタウイルスの予防接種を追加(拡充) 農の大地担い手育成支援事業補助金【25,000,000円】 補助対象事業費を100万円以上から50万円以上に引き下げ(拡充) 花き種苗生産普及実証ビジネス化事業補助金【7,500,000円】 ルワンダ共和国に建設する培養育苗施設の機材等の購入費に対して補助(新規) 県営農業農村整備事業【4,500,000円】 赤坂田地区の県営農業農村整備事業計画調査費を負担(新規) 林業振興基金事業【35,513,000円】 森林を航空レーザ計測し、森林資源解析を実施(新規)、薪・ペレットストーブ購入費に対して補助(拡充)、林業新規就業者・受入者に対して補助(拡充) ラグビートップリーグチーム合宿招へい事業【7,000,000円】 パナソニックワイルドナイツ・台湾ラグビー代表を招へい(拡充) 観光施設維持管理事業【3,100,000円】 安比高原ブナの駅のトイレ改修、焼走り熔岩流階段の手すりなど設置(新規) 起業志民プロジェクト事業【36,284,000円】 企業人材確保対策事業(まちの人事部、新規)の実施 平舘高等学校教育振興会補助金【5,725,000円】 県外入学志願者受入事業、通学定期(購入費の10%)に対して補助(拡充) 特別会計予算 企業会計を除く特別会計は、国民健康保険特別会計(診療施設勘定)のうち安代診療所分、公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計と浄化槽事業特別会計が地方公営企業法を適用し、企業会計となったことなどにより、3会計となり前年度対比で13億5659万円、27.6%減の35億6290万円の予算額です。 令和2年度特別会計予算額 国民健康保険(事業勘定) 2年度3,186,349,000円 元年度3,339,658,000円 伸び率4.6%減 後期高齢者医療 2年度282,112,000円 元年度281,325,000円 伸び率0.3%増 国民健康保険(診療施設勘定) 2年度94,440,000円 元年度226,470,000円 伸び率58.3%減 公共下水道事業 元年度371,714,000円 皆減 農業集落排水事業 元年度622,665,000円 皆減 浄化槽事業 元年度77,663,000円 皆減 令和2年度企業会計予算額 病院事業 収益的収入 2年度1,234,508,000円 元年度889,814,000円 伸び率38.7%増 収益的支出 2年度1,314,809,000円 元年度909,993,000円 伸び率44.5%増 資本的収入 2年度484,099,000円 元年度3,619,931,000円 伸び率86.6%減 資本的支出 2年度621,620,000円 元年度3,802,780,000円 伸び率83.7%減 水道事業 収益的収入 2年度603,739,000円 元年度587,309,000円 伸び率2.8%増 収益的支出 2年度592,919,000円 元年度582,304,000円 伸び率1.8%増 資本的収入 2年度249,664,000円 元年度312,845,000円 伸び率20.2%減 資本的支出 2年度676,630,000円 元年度622,635,000円 伸び率8.7%増 下水道事業 収益的収入 2年度1,166,031,000円 皆増 収益的支出 2年度1,145,722,000円 皆増 資本的収入 2年度406,635,000円 皆増 資本的支出 2年度829,978,000円 皆増 問い合わせ先  企画財政課財政係(電話・内線1205) 8~10ページ 市役所からのホットライン 中小企業者に利子補給と保証料補給を実施します 市は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた中小企業者が、経営安定化を図るため、指定する金融機関から融資を受けた場合に、利子補給および保証料補給を行います。 補給対象者 次の(1)から(3)全ての条件を満たす者 (1)中小企業基本法第2条などに定める会社および個人で、市内において引き続き1年以上同一の事業を営んでいる (2)納期の到来した市税を完納している (3)中小企業信用保険法第2条第5項第4号もしくは第5号または第6項の認定を受けている 補給対象融資 令和2年3月1日から3年1月31日までに、次に記載する実施機関の指定金融機関から受けた融資 実施機関(金融機関)・融資 ㈱日本政策金融公庫(金融機関:㈱日本政策金融公庫) (1)衛生環境激変特別貸付、(2)経営環境変化対応資金、(3)新型コロナウイルス感染症特別貸付、(4)小規模事業者経営改善資金特例措置 岩手県(金融機関:㈱岩手銀行、㈱北日本銀行、盛岡信用金庫) 県新型コロナウイルス感染症対策資金 八幡平市(金融機関:県の金融機関と同じ。ただし市内の支店のみ) 八幡平市中小企業振興資金 補給額 補給対象融資を受けた場合に事業者が負担した利子および保証料について市が全額補給 補給期間 補給対象融資返済期間の全期間 申し込み 融資実行日から30日以内に申請書と添付書類を市商工観光課に提出 添付書類 (1)補給対象融資の契約書の写し、(2)償還予定額が確認できるもの、(3)納税証明書の写し 請求 利子および保証料の補給は年2回(4月から9月を上期、10月から3月を下期)。上期および下期末日から30日以内に請求書と添付書類を市商工観光課に提出 添付書類 各金融機関が発行する支払証明書(利子・保証料) 問い合わせ先 商工観光課商工労政係(電話・内線1318) 焼走りマラソン全国大会開催中止を決定しました 7月5日(日曜日)に開催を予定していた第29回岩手山焼走りマラソン全国大会は、新型コロナウイルス感染拡大が懸念されることから、中止します。 申し込み済みの参加料は、準備が整い次第、個別に案内をして返金します。 問い合わせ先 地域振興課スポーツ推進係(電話・内線1152) 生涯学習人材バンク登録者を募集します 市は、生涯学習人材バンクの登録者を募集しています。 生涯学習人材バンクとは、多種多様な知識や技能を持った人の情報を登録・公開し、地域や団体の生涯学習活動の講師・指導者として活躍していただく制度です。 登録方法 生涯学習人材バンク登録申請書を地域振興課へ提出してください。申請書は、市ウェブサイトからダウンロードするか、本庁地域振興課・各支所地域振興係、各コミュニティセンターから交付を受けてください。 登録情報の公開 登録情報を取りまとめた後、市ウェブサイトで公開するほか、本庁地域振興課・各支所地域振興係、各コミュニティセンターで閲覧することができます。 問い合わせ先 地域振興課生涯学習係(電話・内線1142) 製造事業所を対象に工業統計調査を実施 2020年工業統計調査は、従業員4人以上の全ての製造事業所を対象に、令和2年6月1日時点で行います。 この調査は、国の工業の実態を明らかにすることを目的とし、統計法に基づく報告義務がある重要な統計調査です。 調査の結果は、中小企業施策や地域振興などの基礎資料となるほか、民間企業や大学など国民生活の幅広い分野で活用されますので、調査に協力してください。 調査期日 6月1日 調査周期 毎年 問い合わせ先 総務課情報統計係(電話・内線1241) マイナポイントを使ってお得に買い物しませんか 国では、9月からマイナンバーカードを活用した消費活性化策として、マイナポイント事業を行う予定です。 マイナポイント キャッシュレスで2万円のチャージまたは買い物をするともらえる、1人当たり上限5千円分のポイントです。ポイントは選択した対象キャッシュレス決済サービスに対応する店で使え、市内でも100以上の店で使用可能です。 (詳細は、https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/) カードの交付 申請後、カードの交付まで1カ月ほどかかります。カード交付の準備ができ次第、交付通知書(はがき)を送付します。  申し込み方法 カードを使用し、マイキーIDの設定を行います。7月から順次マイナポイントの申し込みを行い、9月からマイナポイントを取得、使用できます。マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)は申し込みが開始されていて、スマホから行えるほか、市役所および各総合支所でも設定支援をしています。 問い合わせ先 コールセンター(電話・0120-95-0178)ダイヤル後、5番を選択、企画財政課秘書政策係(電話・内線1213) いわて男女共同参画のイベントを開催します 県男女共同参画センターでは、県民参加のもと男女が尊重し合い、共に参画する社会の実現を目的に、フェスティバルとサポーター養成講座を開きます。 いわて男女共同参画フェスティバル 日時 6月20日(土曜日)午前10時から午後3時半まで 場所 アイーナ 内容 特定非営利活動法人東京レインボ―プライド・共同代表理事杉山文野さんによる講演など いわて男女共同参画サポーター養成講座 期間 6月20日(土曜日)から11月中旬までの全5回12講座 内容 男女共同参画の基礎知識、息子介護や育児、DV防止、復興・防災など 受講料 無料(ただし、資料代実費1500円がかかります。) 申込期限 5月25日(月曜日) 申し込み先 地域振興課生涯学習係(電話・内線1144) 問い合わせ先 同センター(電話・019-606-1761) コミバス利用料を減免しています 市は、次のいずれかに該当する人のコミュニティバス利用料を半額に減免しています。 対象者 (1)身体障害者手帳の交付を受けている、(2)知的障害者療育手帳の交付を受けている、(3)精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている、(4)児童福祉法に規定する諸施設により養護等を受けている、(5)常時介護または養護などを要する(1)から(4)までに掲げる人の介護または養護を行う、(6)運転経歴証明書の交付を受けている(最初の交付日から1年間に限る。)※運転免許証の返納時に証明書の交付を申請してください。 問い合わせ先 地域振興課地域振興係(電話・内線1146) 人材・青少年育成のため補助金を活用しましょう 市は、人材・青少年の育成に係る研修、交流事業に対する経費の一部を予算の範囲内で補助しています。 (1)研修会等開催事業 各種団体が、その分野の人材を育成するために研修会や講演会などを開催(参加者からの会費などによる収益を差し引いた経費のうち、2分の1に相当する額以内で50万円を上限) (2)国内外研修事業 個人が、市内の団体や国、県などの主催する研修会(国外を含む)に参加(個人が支払う経費で直接研修に要する費用の2分の1に相当する額以内で10万円を上限) (3)青少年派遣研修事業 20歳未満の青少年を市長が認める研修に派遣(派遣される青少年が負担する経費のうち、2分の1に相当する額以内で1人につき25万円を上限) (4)国際交流事業 団体が、国際親善、国際理解のために国際交流事業を実施(事業実施団体に支援金として50万円を限度に補助) 申込期限 事業実施の1カ月前 問い合わせ先 地域振興課生涯学習係(電話・内線1142) 市税は期限内に納付しましょう 市税は貴重な財源 市税は、市民の皆さんが安心して健康な暮らしをするための貴重な財源です。納付された市税は、福祉や教育、道路整備などさまざまな公共サービスに使われています。 納期限内の自主納付が原則 納税は、国民の義務であり、納期限内の自主納付が原則です。 納期限までに納付が確認できない人に対して、市が委託している「市税等納付案内センター」から電話による納付の確認や案内をしています。また、督促状や催告通知書の発送もしています。この業務には、多額の経費を要し、その経費は市税で負担しなければなりません。 納税には口座振替が便利 市税の納付には、納め忘れのない口座振替がお勧めです。指定した口座から各納期の末日に自動で振替納付されます。 申し込み方法 利用する金融機関またはゆうちょ銀行(郵便局)の窓口に納入通知書・預貯金通帳・通帳印を持参し、申し込みください。 ※市内の金融機関には、口座振替依頼書を備え付けています。市外の金融機関を利用したい場合は、税務課収納係へ問い合わせください。 納付を怠ると延滞金が発生 市税を定められた納期限内に納付しないことを「滞納」と言い、滞納になると督促や催告により納付を促すほか、延滞金が発生します。 延滞金は、地方税法で定められる「徴収しなければならないもの」で、令和2年中は、年率8.9%(納期限の翌日から1カ月を経過する日までは2.6%)で、納期限の翌日から納付する日までの期間の日数に応じて計算されます。 公平性を保つための滞納処分 納付催告に応じず納税相談の連絡もない場合は、納付している人との公平性を保ち大切な市税を確保するため、滞納している人の資産や収入の調査を行い財産を差し押さえ、場合によっては公売などにより換価し、滞納している税金に充てることがあります。市には裁判所の許可がなくても差し押さえを行う権限が与えられていて、事前連絡や納税者の同意なしに行政処分を行えます。 滞納処分の対象となる主な財産は、給与・賞与、預貯金、売掛金、生命保険、動産(貴金属・自動車など)、不動産など金銭的価値があるもので、令和元年度は261件、約1540万円を市税に充てました。 納付困難な場合はまず相談を 病気や失業、生活が苦しいなど、やむを得ない事情により納期限内に納付できない場合は、事前に相談ください。完納に向けた納付計画などの納税相談を行います。 窓口延長について 毎週水曜日(祝日を除く)は、本庁で午後5時15分から7時まで窓口業務を延長し、各種証明書の発行や市税などの収納を行っています。 新型コロナウイルスの影響で納税困難な人へ特例制度を案内します 新型コロナウイルスの影響で事業などに係る収入に相当の減少があった人は、1年間市税の徴収の猶予を受けることができますので、事前に税務課収納係に電話をし、相談してください。なお、本特例の実施については、関係法案が国会で成立することなどが前提です。 対象者 (1)と(2)を全て満たす納税者・特別徴収義務者 (1)新型コロナウイルスの影響で、2月以降の任意の期間(1カ月以上)において、事業などに係る収入が前年同期に比べて概ね20%以上減少 (2)一時に納付し、または納入することが困難 対象となる市税 納期限が令和2年2月1日から3年1月31日までの市県民税、国民健康保険税、固定資産税など 申請方法 関係法令の施行から2カ月後、または、納期限のいずれか遅い日までに申請 申請書と、収入などの状況が分かる資料を提出(資料の提出が難しい場合は口頭も可能) 問い合わせ先 税務課収納係(電話・内線1128) 11ページ よろこび・おくやみ(3月届け出分) 個人情報保護の観点からホームページ上に掲載しないこととしております。 人口の動き 3月31日現在 括弧は前月比 西根地区 15,262人(76人減) 6,292世帯(1世帯増) 松尾地区 5,623人(32人減) 2,423世帯(15世帯減) 安代地区 4,191人(26人減) 1,816世帯(2世帯増) 合計 25,076人(134人減) 10,531世帯(12世帯減) 男性 12,108人(73人減) 女性 12,968人(61人減) 出生 3人 死亡 32人 転入 86人 転出 191人 交通事故発生件数など 括弧は前年同月の数 人身事故 3月3件(1件) 1月からの累計6件(5件) 物損事故 3月30件(45件) 1月からの累計132件(143件) 負傷者 3月3人(2人) 1月からの累計8人(7人) 死者 0人(0人) 1月からの累計0人(0人) 飲酒運転 0件(0件) 1月からの累計1件(0件) 火災 0件(1件) 1月からの累計2件(2件) 救急 92件(96件) 1月からの累計347件(315件) 12、13ページ 暮らしの情報カレンダー 5月25日~6月21日 ※コミセンは、コミュニティセンターの略称です。 5月25日(月曜日) 博物館休館日 5月26日(火曜日) 図書館休館日 5月27日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 5月28日(木曜日) なし 5月29日(金曜日) 図書館休館日(図書整理日) 5月30日(土曜日) 市役所閉庁日 5月31日(日曜日) 市役所閉庁日 当番医 (市内)西根病院、(鹿角)大里医院 当番薬局 (市内)あさひ薬局西根中学校前店、(鹿角)ファーマックスかづの薬局 6月1日(月曜日) 博物館休館日 6月2日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 乳児健診【受付】午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 6月3日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日  午後5時15分~午後7時(市民課) 健康福祉課 3歳児健診【受付】午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時50分(松尾地区内) 寺田コミセン 健康体操教室 午後1時30分~午後3時 6月4日(木曜日) 松尾コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(松尾地区内) 寺田コミセン 茶道教室寺子屋 午後3時30分~午後4時45分 6月5日(金曜日) なし 6月6日(土曜日) 市役所閉庁日 大更コミセン 早起きソフトボールリーグ開会式 午前5時~午前6時30分(大更小校庭) 図書館 えほんの会 午後2時~午後3時 6月7日(日曜日) 市役所閉庁日 博物館 トピック展ギャラリートーク 午前11時~午前11時20分 当番医 (市内)平舘クリニック、(鹿角)小坂町診療所 当番薬局 (市内)白樺薬局、(鹿角)日本調剤薬局 6月8日(月曜日) 博物館休館日 図書館 あみぐるみ教室 午前10時~午後3時 6月9日(火曜日) 図書館休館日 健康福祉課 1歳児健診【受付】 午後1時~午後1時15分(市役所多目的ホール棟) 荒屋コミセン 移動図書 午後1時~午後2時40分(荒沢地区) 6月10日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 荒屋コミセン 移動図書 正午~午後2時15分(田山地区) 健康福祉課 1歳6カ月児健診【受付】午後1時~午後1時30分(市役所多目的ホール棟) 6月11日(木曜日) 広報はちまんたい発行日 6月12日(金曜日) なし 6月13日(土曜日) 市役所閉庁日 図書館 おはなしのじかん 午前11時~午前11時30分、午後2時30分~午後3時、Tom&Tam Story Time 午後3時~午後3時30分 6月14日(日曜日) 市役所閉庁日 大更コミセン グラウンドゴルフ大会 午前8時~正午(松尾総合運動公園) 健康福祉課 献血 午前9時30分~正午、午後1時30分~午後4時30分(マックスバリュ西根店) 当番医 (市内)西根病院、(鹿角)かづの厚生病院 当番薬局 (市内)大更調剤薬局、(鹿角)ファーマックスかづの薬局 6月15日(月曜日) 博物館休館日 地域振興課 定例行政相談 午前9時30分~正午(市役所本庁舎) 図書館 日本近代史を学ぶ会 午後1時30分~午後3時30分 議会事務局 市議会6月定例会・議案上程ほか(予定) 6月16日(火曜日) 図書館休館日 議会事務局 市議会6月定例会・一般質問(予定) 6月17日(水曜日) 市役所本庁窓口延長日 午後5時15分~午後7時(市民課) 議会事務局 市議会6月定例会・一般質問(予定) 6月18日(木曜日) 図書館 本のクリニック 午前10時~午後3時 議会事務局 市議会6月定例会・一般質問(予定) 6月19日(金曜日) 安代総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(安代総合支所) 議会事務局 市議会6月定例会・休会(予定) 6月20日(土曜日) 市役所閉庁日 西根総合支所 定例行政相談 午前9時30分~正午(大更コミセン) 図書館 八幡平短歌会 午後1時~午後3時 6月21日(日曜日) 市役所閉庁日 当番医 (市内)東八幡平病院、(鹿角)長橋医院 当番薬局 (市内)柏台薬局、(鹿角)ヘルシークラブ厚生病院前薬局 休日救急当番医 (当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 西根病院(電話76-3111) 平舘クリニック(電話74-3120) 東八幡平病院(電話78-2511) 鹿角(市外局番0186) 大里医院(電話22-1251) 小坂町診療所(電話29-5500) かづの厚生病院(電話23-2111) 長橋医院(電話23-7612) 日曜・祝日の日中(午前9時~午後5時) 休日救急当番医へ 日中の診療時間に受診できる人は、日中の時間内に受診しましょう。 夜間の症状が軽い場合(午後7時~午後11時) 盛岡市夜間急患診療所【内科】へ 盛岡市神明町3-29、盛岡市保健所(電話019-654-1080) 小児救急入院受入当番病院 5月25日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 5月26日(火曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 5月27日(水曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 5月28日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 5月29日(金曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 5月30日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 5月31日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月1日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 6月2日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月3日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 6月4日(木曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 6月5日(金曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 6月6日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月7日(日曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 6月8日(月曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月9日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月10日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 6月11日(木曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 6月12日(金曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月13日(土曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 6月14日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月15日(月曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 6月16日(火曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月17日(水曜日) 国立病院機構盛岡医療センター、019-647-2195 6月18日(木曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月19日(金曜日) 盛岡赤十字病院、019-637-3111 6月20日(土曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 6月21日(日曜日) 岩手県立中央病院、019-653-1151 夜間の症状が重い場合(午後5時~翌朝9時、土曜日は午後1時(祝日の土曜日は午前9時)から受け入れ) 小児救急入院受入当番病院へ 症状が重く入院が必要と思われる子どもと、休日救急当番医や盛岡市夜間急患診療所が診療していない時間帯に急病の子どもを受け入れます。 時間外の受診が小児救急入院受入当番病院に集中すると、重症な子どもの治療に支障を来す恐れがあります。症状が軽い場合は、盛岡市夜間急患診療所を受診しましょう。 ※新型コロナウイルス感染症への対応による変更 岩手医科大学付属病院(医大)が小児救急受入病院当番制から一時脱退しています。今後の動向により変更の可能性がありますので、最新情報は盛岡市医師会のウェブサイトで確認してください。 休日当番薬局(当番日はカレンダー内に記載しています) 市内 あさひ薬局西根中学校前店(電話70-2311) 白樺薬局(電話74-3363) 大更調剤薬局(電話70-1320) 柏台薬局(電話71-1001) 鹿角(市外局番0186) 黒沢薬局(電話35-3200)※日曜・祝日開局 ファーマックスかづの薬局(電話30-0033) 日本調剤薬局(電話30-1193) ヘルシークラブ厚生病院前薬局(電話30-0080) 岩手医大・県立中央病院などの出張診療日 西根病院(電話76-3111) 糖尿病 毎週火曜日 午前中 耳鼻科 毎週水曜日 午前中 循環器 第2・4水曜日 午前10時~ 心臓・血管外科 第2・4木曜日 午前中 血液 第3水曜日(奇数月) 午後2時~ 神経 第3木曜日 午後2時~ 安代診療所(電話72-3115) 内科 第2・4木曜日 午前中 ※西根病院の出張診療は、内科で初診を受け、医師が必要と判断した場合、次回から予約受診になります。 ※診療日は祝日等により前後の週に変更する場合があります。電話で事前確認願います。 各種相談 ※相談名欄に(要予約)と記載のある相談は、事前予約が必要 くらしとお金の安心相談会(要予約) 6月19日(金曜日) 午前10時~午後3時 市役所本庁舎 市民課(電話・内線1066) 年金相談(要予約) 6月11日(木曜日) 午前10時~午後3時30分 市役所多目的ホール棟 盛岡年金事務所(電話019-623-6211) 人権相談(要予約) 日時・場所 要相談 市民課(電話・内線1061) ※ 定例行政相談はカレンダー内に記載しています 市税納期(納期限6月1日) 固定資産税(第1期)、軽自動車税 県税納期(納期限6月1日) 自動車税 毎週金曜日午後1時から、エフエム岩手で八幡平・岩手・葛巻3市町情報発信番組「Hiking(はいきんぐ)レディオ」を放送しています。 14、15ページ お知らせ 行事の内容など、詳しくは主催団体などにお問い合わせください。 掲載依頼 掲載希望は発行月の前月10日までにご依頼ください。掲載は、主催団体などを所管する市の担当課を通じ、依頼のあった記事を優先します。 掲載の確約および採否の連絡はいたしかねます。 掲載文は市に一任していただきます。 営利目的や確実な掲載を希望される場合は、広告枠をご利用ください。 税務のスペシャリスト 税務職員を募集します 仙台国税局では、税務職員の採用試験を行います。 第1次試験日 9月6日(日曜日)  受験資格 (1)4月1日において高校卒業後3年を経過していない人または3年3月までに高校を卒業する見込みの人、(2)人事院が(1)に準ずると認める人 申込期間 6月22日(月曜日)から7月1日(水曜日)まで 申し込み方法 国家公務員試験採用情報NAVIからインターネット申し込み 問い合わせ先 同局人事第二課試験研修係(電話022-263-1111・内線3236)または人事院東北事務局(電話022-221-2022) 日本の未来を築く国家公務員を募集 人事院では、国家公務員採用試験を行います。 職種 一般職(高卒者) 第1次試験日 9月6日(日曜日) 申込期間 6月22日(月曜日)午前9時から7月1日(水曜日)まで 申し込み方法 国家公務員試験採用情報NAVIからインターネット申し込み 問い合わせ先 同院東北事務局第二課試験係(電話022-221-2022) 東北地区国立大学法人等職員採用試験を行います 東北地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会では、国立大学法人などの職員を募集します。 第1次試験日 7月5日(日曜日) 受験資格 平成2年4月2日以降に生まれた人 申込期限 5月27日(水曜日)午後5時までに受信したものが有効 試験区分の確認・申し込み方法 同委員会ウェブサイトを参照 問い合わせ先 同委員会採用試験事務室(電話022-217-5676) 松尾B&G海洋センター臨時職員を若干名募集中 市体育協会では、松尾B&G海洋センターで監視、施設清掃などを行う臨時職員を若干名募集しています。 雇用期間 7月1日(水曜日)から8月31日(月曜日)まで 勤務時間 (1)午前7時半から午後4時半まで、(2)午後5時から8時まで ※勤務はシフト制 給与 時給850円 ※通勤手当の支給あり 応募資格 18歳以上の人 応募方法 所定の履歴書を同協会松尾事務所に提出してください。 応募期限 6月10日(水曜日) 問い合わせ先 同協会松尾事務所・工藤(電話76-3237) 労働安全衛生法に基づく出張特別試験を行います 公益財団法人安全衛生技術試験協会東北安全衛生技術センターでは、出張特別試験を行います。 試験日 8月29日(土曜日) 会場 岩手産業文化センター 種類 (1)一級・二級ボイラー技士、ボイラー整備士、(2)クレーン・デリック運転士(クレーン限定)、移動式クレーン運転士、第一種・第二種衛生管理者、潜水士 試験手数料 6,800円 申請先 (1)東北安全衛生技術センター、(2)公益財団法人岩手労働基準協会 申請期間 (1)5月29日(金曜日)から7月10日(金曜日)まで ※郵送申請のみ、(2)窓口申請 6月29日(月曜日)から7月3日(金曜日)まで、郵送申請 6月29日(月曜日)から7月10日(金曜日)まで ※郵送の場合は簡易書留で必着 問い合わせ先 同センター(電話0223-23-3181) 看護師などの免許保有者届け出の制度で復職支援 看護師などの免許を有していて、その職についていない人は、県ナースセンターへ届け出てください。同センターでは、復職などの支援を行います。 届け出の対象免許 看護師、准看護師、保健師、助産師の免許 届け出方法 インターネット(看護師などの届け出サイト「とどけるん」)、書面を郵送、病院などによる届け出支援(代行届け出) 問い合わせ先 県ナースセンター(岩手県看護協会内・電話019-662-8213) 子どもの夜間の発熱など電話相談を利用できます 県では、夜間に子どもの病気や事故への対応を電話で相談できる、こども救急相談電話を設置しています。 受付時間 午後7時から11時まで(年中無休) 相談の電話番号 局番無しの#8000(ダイヤル回線電話、IP電話からは利用できません)または019-605-9000 第73回岩手芸術祭のテーマを募集します 岩手芸術祭実行委員会では、第73回岩手芸術祭のテーマを懸賞募集します。 応募資格 県内在住、県出身者または本籍がある人、県内に通勤・通学している人 応募方法 応募用紙のほか、ハガキ、メール、ファクスでも応募できます。※応募用紙は、県文化振興事業団ウェブサイトからダウンロード可能 応募期限 5月20日(水曜日)必着 問い合わせ先 同実行委員会事務局(電話019-654-2235) 労働保険の年度更新電子申請が便利です 2年度の労働保険(労災保険・雇用保険)の年度更新期間は、6月1日(月曜日)から7月10日(金曜日)までです。最寄りの労働局、労働基準監督署、金融機関で申告・納付してください(年度更新申告書は、5月末ごろに発送予定です)。 労働保険手続きは電子申請で 電子申請なら、24時間いつでも申請や届け出が可能です。申請手続きは、電子政府の総合窓口「e-Gov」から行うことができます。 電子申請を利用するためには、マイナンバーカードまたは電子証明書の取得が必要です。 詳細 年度更新申告書に同封のパンフレットまたは厚生労働省ウェブサイト 産直のレシートを集めて市共通商品券を当てよう 市産直連携協議会では、協議会に加盟している産直施設で購入したレシートを集めて、市共通商品券が当たるレシートラリーを行っています。 実施期間 10月31日(土曜日)まで 応募方法 対象レシートを応募用紙に貼り、加盟産直施設のレジ係に提出してください。応募用紙は、加盟産直施設にあります。 応募期限 11月3日(火曜日) 問い合わせ先 同協議会(電話78-3480) 防災行政無線の放送は内容を再確認できます 市は、防災行政無線により気象警報・避難勧告などの情報を市内全域に放送しています。 防災行政無線で放送した内容は、放送後24時間以内であれば再確認することができます。 防災行政無線テレホンサービス68-7313(通話料は利用者負担) なお、4月1日から午前7時と正午のチャイムを停止しました。 問い合わせ先 防災安全課(電話・内線1264) 自動車税は6月1日まで忘れずに納付しましょう 転居した人で納税通知書が届かない場合は、連絡してください。 問い合わせ先 盛岡広域振興局県税部(電話019-629-6546) みんなで三行詩 市教育振興運動推進協議会で募集した三行詩の入選作品を不定期で紹介するコーナー(学年は入選当時) 令和元年度三行詩入選作品 金賞・小学校低学年部門 できたぞ できたぞ のぼりぼう できたぞ できたぞ さかあがり できたぞ できたぞ きれいなたまごやき ふえたぞ ふえたぞ できること 嶺岸 龍之介(田頭実践区・田頭小2年) 銀賞・中学校部門 昨日 気が向いて風呂を洗った 「ありがとう」と母は笑った 今日は 皿を洗った 別に 気が向いただけ 高橋 李歩(寄木実践区・松尾中3年) 銅賞・小学校高学年部門 パパのお弁当を作るのは ぼくとママとお姉ちゃん パパがすきなのは とろっとしたたまごやき とろっとしたたまごやきを作るぞ 湯沢 蓮(寺田実践区・寺田小4年) 16ページ 福祉ネットワーク 介護のココロ 市地域包括支援センター 電話・内線1097 先の見えない自粛生活 「フレイル」になっていませんか? 新型コロナウイルス感染症の影響により、高齢者健康教室や通いの場などの活動が自粛されています。しかし、感染を恐れるあまり、外出などを控え過ぎるとフレイル(虚弱)になる心配があります。 フレイルとは? 動かないことで食欲が湧かず、欠食が続くと栄養不足になります。栄養不足は、筋肉量や活力、認知機能の低下を引き起こします。こういった心身の虚弱状態をフレイルと言います。 フレイルになると、感染症への抵抗力も低下します。フレイルを予防することで、介護予防になるほか、感染症に負けない体をつくることもできます。 フレイルかどうかチェックしてみよう 当てはまる項目が多いほど、フレイルの疑いが高くなります。 歩くのが遅くなった(青信号の間に渡り切れないなど)。 力が入らなくなってきた(ペットボトルのキャップが開けられないなど)。 体操など身体活動(農作業・家事を含む)をしていない。 食欲がなく、やせてきた気がする。 気分が沈み込んで、気が晴れないような感じがする。 出掛けるのがおっくうになった(人と接する機会が減った)。 ここ数日、誰とも会話していない。 フレイルを予防するために ラジオ体操や散歩などの運動や農作業、家事など、自宅やその周囲でできることをして、座っている時間を減らしましょう。 1日3食、バランスのよい食事を心掛け、たんぱく質(肉・魚・大豆製品・卵など)も積極的にとりましょう。 できるだけ毎日、家族や友人と電話などで会話をしましょう。 ささえあいの輪 地域福祉課障がい福祉係 電話・内線1112 身体障害者手帳の交付がなくても難聴児の補聴器に助成 難聴児のコミュニケーション向上を目的に、身体障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度の難聴児が使う補聴器の購入や修理に必要な費用の一部を助成しています。 対象児童 次の要件を全て満たす18歳未満の児童が対象です。市内に住所を有していること。両耳の聴力レベルが30デシベル以上で、身体障害者手帳の交付の対象とならないこと(30デシベル未満であっても医師が装用の必要を認めた場合は対象となります)。 助成金の額 補聴器の購入や修理に必要な費用と次の基準価格を比較して、少ない方の額の3分の2を助成します(3分の1は自己負担となります)。対象児童の保護者や世帯構成員の所得によっては、助成の対象にならない場合があります。 基準価格の一例 購入 軽度・中等度難聴用ポケット型 1台当たりの基準価格43,200円 軽度・中等度難聴用耳かけ型 1台当たりの基準価格52,900円 修理 イヤモールド交換 1台当たりの基準価格9,000円 イヤホン交換 1台当たりの基準価格3,170円 ※補聴器の種類やその他加算により、基準価格が異なりますので、詳しくは市の窓口に問い合わせてください。 助成を受けるまでの流れ (1)市の窓口で、医師が作成する所定の意見書用紙を受け取る (2)指定の医療機関などで受診し、(1)の意見書を作成してもらう (3)補聴器事業者から見積書をもらう (4)市の窓口に、(2)と(3)の書類を提出して申請する (5)市から助成の決定通知を受け取る (6)(5)の決定通知が手元に届いたら、補聴器事業者に連絡をして補聴器を受け取る(自己負担分は事業者に支払う) 17ページ 平高通信 VOL.02 平高の魅力や話題を発信します 【問い合わせ先】平舘高 電話74-2610 ホームページ:http://www2.iwate-ed.jp/tar-h/ 令和2年度入学式を挙行 希望に満ちた笑顔の新入生 4月7日、72年目を迎えた伝統ある本校に53人の新入生が顔をそろえました。緊張した面持ちで座っていましたが、担任から名前を呼ばれると「はいっ!」と大きな返事。体育館内に響きわたりました。谷藤節雄校長は「主体的、継続的に学習することが大切。ボランティア活動や部活動にもエネルギーを注ぎ、真の大切な友人をつくってほしい」と式辞を述べました。新入生を代表し、小澤優奈さんは「努力すること、積極的に取り組むこと、人間性を育むこと」を宣誓。迎える在校生代表は生徒会長の小野寺奈緒子さん(3年)。生徒のあいさつの良さ、地域に支えられる学校、文化祭(紫薫祭)のにぎわい、平高が誇る紫根染の活動、生徒の夢の実現について、胸を張って紹介しました。 新型コロナウイルス感染防止のために、来賓4名、新入生、生徒会長、保護者、職員のみの出席で行われた入学式は、限られた人数、短い時間でしたが厳かに、かつ温かい雰囲気に包まれ本高らしいアットホームな式となりました。 新入生の皆さんには、平高で自分の得意を伸ばし、大きく飛躍することを期待しています。 平高ライフ 平高生活を送る生徒を紹介 小野寺奈緒子さん 平高に入学したきっかけ 大学に進学するため、当初は盛岡の高校に行こうと考えていましたが、高校を調べるうちに平高に進学コースがあることを知り、地元の高校だと時間にゆとりを持てることや、慣れ親しんだ環境で勉強できると思って受験しました。 平高での学校生活 楽しいです。視野が広がり、さまざまな角度で物事を捉えることができます。また、先生との距離が近くマンツーマンで教えてもらえるので、充実したスクールライフが送れます。 平高の魅力 伝統の一つに「ムラサキ」の花を育て、その根で布を染める「紫根染」があります。鮮やかな紫の色合いが美しく、地域の皆さんからも人気があります。 制服も私たちの代から変わり、男女とも爽やかな印象になりました。チャームポイントは伝統である「ムラサキ」をモチーフにした校章です。この校章を胸に平高の伝統を守っていきます。 18ページ 松尾鉱山だより 松尾鉱山資料館 電話78-2598 鉱山の仕事を紹介「探鉱」 「探鉱」とは 今回から松尾鉱山の仕事を取り上げていきます。初回となる「探鉱」は、鉱石を採取する「鉱床」を探し、その広がりや品位などを調べる仕事です。 鉱床は、松尾鉱山の大露頭のように偶然発見されることがほとんどですが、事業化するためには、松尾鉱業株式会社の発足時に日本地質学の第一人者である巨智部忠承(こべちただつね)博士が行ったような科学的な知見による探鉱が必要です。 探鉱の手順 地形図などで地質を推察し、地表の岩石を直接調べて地質図を作ります。これをもとに人工地震波や電気などを使った物理探査を広範囲で行い、コアと呼ばれる岩石サンプルを掘る試錐(ボーリング)調査の結果から、試験坑道を掘って詳しく調査します。 松尾鉱山での探鉱 鉱山が開かれた後も、経営を維持し、拡大するために、新たな鉱床の探鉱を続けなければなりません。 松尾鉱山では、この調査や測量、坑内図作成などを採鉱部探査課が担い、創業から昭和37年までの約50年間で約2,500本、総延長約100キロに及ぶ試錐が行われました。 試錐で硬い岩を削る先端部に使われる炭化タングステン合金製のビットは、松尾鉱山での製品テストに成功し、それまでのダイヤモンド製のビットに代わって全国に広がりました。 図書館だより 図書館 75-1700 松尾コミュニティセンター図書館 76-3235 荒屋コミュニティセンター図書館 72-2505 子ども向け「本の福袋」貸し出しています 動物や恐竜、怖い話など、子どもたちに人気のあるテーマに沿った本を3~5冊、袋に詰めて貸し出しています。 どんな本が入っているかは、開けてからのお楽しみ! 貸し出し期間 5月末まで 貸し出し場所 児童開架室 新着ピックアップ 科学の世界へ第一歩を踏み出す子どもたちに向けて、写真がたくさん使われた科学絵本を2冊紹介します。タンポポの花びらの数や、地面の下のジャガイモの姿など、それぞれの植物のつくりや成長の様子が、大きな写真で丁寧に説明されています。大人でも知らない植物の世界を見てみませんか。 もっと知りたいタンポポ 作/赤木かん子、写真/藤井英美、出版社/新潮社 ぜんぶわかる!ジャガイモ 著/安田守、監修/森元幸、出版社/ポプラ社 市立図書館からのお願い 借りた本や雑誌のページが破れた時は、そのまま本に挟んで返却してください。専用ののりを使用して修理をしますので、テープなどで修理をしないでください。 水などでぬらしてしまった時は、すぐに返却してください。修理が早いほど、きれいに直ります。 19ページ サークル・サークル Vol.41 市内で活動、活躍する 団体・サークル・チームなどを紹介 楽々クラフトの会 メンバー36人(4月1日現在) 会長:佐々木 敏夫 松川 結成何年目?きっかけは? 平成23年に結成し、10年目です。加藤久子さんを講師に大更公民館で講座を数回開催したのがきっかけで、参加者から定期的に活動したいとの声が上がり、会を結成しました。 活動の内容は? 月2回集まり、小物入れや手提げかばん、カーネーションなどの小物類など、各々が作りたいものを作っています。作品は大更と田頭のコミセンまつりや市の芸術祭に出展しています。 活動の魅力は? テープ状の紙バンドを編んで、自分の好きなものを自由に作れるところが魅力です。好みの大きさを考えながら、バンドの太さや色を変え、さまざまな編み方で、自分だけの作品を作れます。また、小物入れや手提げかばんなど普段使いできるものが作れるのは、とても実用的です。 活動して感じる効果は? みんなで集まって活動することで、刺激を受け合って想像力豊かな作品が生まれています。始めの頃は難しかったですが、みんな上達してきて、今では互いに教え合いながら作品作りを楽しんでいます。 今後の目標・展開は? これからも仲間とおしゃべりをしながら、好きなものを作る楽しい時間を過ごしていきたいです。 活動日時・場所は? 第1・3火曜日の午前9時から午後3時まで大更コミュニティセンターで活動しています。興味のある人は見学に来てみてください。 問い合わせ先 大更コミュニティセンター(電話76-4069) 皆さんの活動をサークル・サークルのコーナーで紹介しませんか。催し案内や会員募集にもご活用いただけます。 地域おこし協力隊だより Vol.72 今月の担当 吉田 力 さん 昨年4月の協力隊着任からちょうど1年がたちました。国際交流サポートのために採用され、初めは何をしたらいいか分かりませんでしたが、地域の皆さんの支援で1年目を終えることができました。 プログラミングや英語教室の開催、インバウンドツアーの企画立案など多くの事業に携わってきた中で、特に記憶に残っているのはプロジェクトメンバー兼通訳として実際にルワンダに赴き、オリンピック委員会のムニャバギシャ会長と協議をしたことです。 赤道付近に位置するルワンダですが、標高が高いため、とても快適な気候でした。景色や風景などは日本と異なりますが、山に囲まれた景色は、どこか八幡平に似ていると感じました。トレーニング施設では、オリンピックを目指す選手たちの練習を目の当たりにし、熱い思いを感じることができました。 新型コロナウイルスの影響で、オリンピックは延期になってしまいましたが、来たるオリンピックを更に盛り上げていくため、全力で協力隊活動に取り組んでいく所存ですので、本年度もよろしくお願いします。 20ページ 知ってナッ得みんなの安心 防災安全課 地域安全係 電話・内線1265、消防防災係 電話・内線1261 山菜採りが命取りにならないための準備 山菜採りでの事故の発生 県内の昨年1年間の山菜採りに伴う遭難件数と遭難者数は10件12人(うち、市内は1人)で、道に迷ったものが7人、クマに襲われたものが5人です。年齢別では、65歳以上が7人と、約6割を占めています。 山菜取りは、準備や心構えが甘いと危険にさらされてしまいます。次のことを心掛けましょう。 山菜採りにおける注意事項 (1)家族などに行き先、帰宅時間を知らせ、早出、早帰りを心掛ける。 (2)万が一に備えて、食料、雨具、ライター、懐中電灯、通信機器(携帯電話・無線機など)を携帯する。 (3)笛や鈴、ラジオを鳴らすなど、クマよけの工夫をする。 (4)単独で行動せず、山中では声を掛け合い、常にお互いの位置を確認して行動する。 (5)山菜採りに夢中になり、山の奥に入り込み過ぎない。 (6)山中での発病は、早期の救助が期待できないため、自分の体力や健康状態に応じた、無理のない行動をとる。 (7)もし遭難した場合、夜間は行動せず、翌朝まで待機し、明るくなってから行動する。 小学1年の交通事故は5月中旬~下旬に多い 小学生になると行動範囲が広がり、登下校だけでなく、子どもだけで行動する機会が増えます。新1年生の交通事故を防ぐため、大人ができることを考えてみませんか。 小学生の交通事故の特徴は? 学年が低いほど歩行中の、学年が高くなると自転車の割合が高い(全国の小学生の歩行中の交通事故(平成26~30年)を見ると、1年生の死傷者数は6年生の約3・6倍)。 5月中旬から下旬にかけて1年生の事故が多く発生している。 1年生の歩行中の事故は、横断中に多く起きている。 歩行中の死傷者の約4割は飛び出しが原因。 事故防止のために教えること 子どもが安全に道路を横断できるようにするため、次のことをしっかり教えましょう。 横断歩道や信号機が近くにあるときは、そこまで行って横断する。 横断する前に「必ず立ち止まる」「右左をよく見る」「車が止まったのを確認する」。 信号が青の時も、必ず右左を見て、車が止まっていることを確認してから横断する。 横断中も、右左を確認しながら歩く。 大人が交通ルールを無視すると、子どもが真似をします。子どもが交通ルールを守って安全に道路を歩けるようになるためには、大人が手本を示すことが大切です。 21ページ 話題ピックアップ 皆さんからの情報をお寄せください。  企画財政課広報広聴係(電話 内線1202) いよいよ学校生活開始 市内小・中学校入学式 市内小・中学校の入学式は4月4から8日にかけて行われ、小学校10校で135人、中学校4校で171人の新入生を迎え入れました。 各校ともマスクを着けたり、来賓や在校生の出席を控えたりするなど、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策をして実施。異例の入学式となったものの、新入生は会場に元気な姿を見せました。大更小に入学した杉村颯斗君は「友達をたくさんつくってサッカーをしたい」と期待に胸を膨らませました。 青少年健全育成願い寄贈 西根ライオンズクラブ寄付車両贈呈式 西根ライオンズクラブ(齋藤俊二会長、会員59人)は3月30日、結成50周年を記念して、市役所に軽トラック3台を寄贈しました。 大きな節目を迎え、地域の役に立つものを贈ろうと市と協議をした結果、老朽化が進み、買い替えを必要としていた大更小、平笠小、西根第一中の学校用務連絡車の寄贈を決めました。齋藤会長は「これからも地域に根ざしたクラブとして、時代の変化に応じた奉仕活動を探り、行っていきたい」と力を込めました。 八幡平市立病院が完成 八幡平市立病院引き渡し式 西根病院の施設老朽化によりJR大更駅東側に移転新築した八幡平市立病院の引き渡し式は3月19日、市立病院内で行われました。 式には、市や建設会社の関係者など約30人が参加。市病院事業管理者の望月泉統括院長は「地域の皆さんに安心して受診してもらえるよう、診療態勢を充実させていきたい」と意欲を見せました。 市立病院の総工費は約40億2900万円。8月1日の開院を目指し、準備を進めています。 名護市との友好の懸け橋 友好都市沖縄県名護市との職員交流 4月から沖縄県名護市職員の儀部真澄さんが商工観光課観光振興係で勤務しています。 初めての東北での生活に「体験したことがない寒さや初めて見る食材など驚きの連続で新鮮な気持ち」と笑顔を見せ、仕事では「八幡平市で多くのことを経験し、大きく成長したいです」と決意を語りました。 引っ越し荷物にロードバイクを持ってくるほど運動が好きな儀部さんは、岩手山登山には絶対に挑戦したいと意気込んでいます。 手作りマスクで地域貢献 スワンの里から地域の子どもへマスク贈呈 笹目地区で交流活動を行ういきいきサロン「スワンの里」(田村ナツエ会長、会員12人)は4月6日、手作り布マスクを平舘小と西根一中に100枚ずつ贈りました。 平舘小の高橋俊明校長は「頂いたマスクで子どもたちの健康を守りたい」と感謝を伝え、児童会長の岡本紗奈さんは「繰り返し大切に使いたいです」と笑顔を浮かべました。 贈られたマスクは小学校と中学校で大きさが異なるなど、使う人を思う工夫が施されています。 一陽来復にぎわい願う 八幡平アスピーテライン開通式 八幡平アスピーテライン開通式は4月15日、松尾八幡平ビジターセンターで行われ、八幡平の観光シーズンの到来を告げました。 今季の雪壁の高さは、最大で約6メートルと暖冬の影響で例年より1メートル低くいものの、白さは例年以上。雪の回廊は、5月上旬ごろまで楽しめる見込みです。 田村正彦市長はあいさつで、予定通りの開通に感謝し「新型コロナウイルスの事態が早く終息して、たくさんの人でにぎわってほしい」と願いました。 市消防団が新体制で始動 市消防団辞令交付式 市消防団辞令交付式は4月3日、市役所多目的ホール棟で行われ、団長以下、再編で見直しになった役付きの団員や新入団員に辞令が交付されました。 令和2年度から従来の36分団を11分団に再編し、新体制でスタート。これまで本部長を務めていた工藤民一さんが新団長に就任し「みんなで協力して無火災無災害に向けて努力していきましょう」と訓示しました。 4月1日に新たに入団した12人を含め、現在の団員は804人、うち機能別団員は118人です。 今後も市の発信を継続 令和元年度市地域おこし協力隊活動報告会 市地域おこし協力隊活動報告会は3月27日、市役所多目的ホール棟で開かれ、現役隊員とOBの6人が活動内容などを約40人の参加者に報告しました。 隊員の活動を周知し、交流や連携の活性化を図るため、市民に呼び掛けての開催は初。参加者からは、今後の展望など多くの質問が寄せられました。 4月からリンゴ農家として定住する古屋亮輔さんは「現役隊員とOB・OG隊員とのつなぎ役になって、一緒に市の魅力を発信したい」と意気込みを示しました。 24ページ キラリ輝人(ひかりびと) 目標に向かって 強い気持ちで取り組み 十段合格 第395回全国珠算教育連盟検定試験 暗算十段位 合格 佐々木 萌 さん ささき・もえ 15歳 盛岡三高1年 平成17年生まれ。荒屋新町で両親、兄、祖母と暮らす。安代中では生徒会長を務め、所属したソフトテニス部では県大会に出場するなど活躍。高校受験を終え、休日はバラエティー番組を見て家でゆっくり過ごすのが楽しみ。座右の銘は「初志貫徹」。 「自分の目標の1つを達成できてうれしかった」と顔をほころばせたのは、1月26日に行われた全国珠算教育連盟主催の暗算検定試験で最高段位の十段に合格した佐々木萌さん。高校受験の勉強で忙しい中、中学入学時に掲げた「中学生のうちに暗算十段に合格する」という目標を達成した。 試験は掛け算、割り算、見取り算3種目の各40問を1種目3分の制限時間内に解く。1種目でも3問以上間違えると不合格になる難関。佐々木さんが通う新町珠算教室の槻澤良子先生は「荒屋新町に教室を開いて24年になるが、十段に合格した教え子は初めてで、努力が報われてうれしかった」と笑顔でたたえた。 小学2年から同教室に通い始めた。持ち前の負けず嫌いの性格で、みるみるうちに力をつけ、4年の時に初めて県代表で東北大会に出場して以来、5・6年生の部、中学生の部と毎年東北大会に出場。大会に出るたびにレベルの高い人たちを目の当たりにし、少しでもその存在に近づきたいと週2回の教室はもちろん、自宅でも練習を積んだ。 高校生になり「将来は医療関係の道に進みたい」と見据える。そろばんに向き合う時間は少なくなるが、培った記憶力や集中力を生かし「将来の目標に向かって、高校でしっかり勉強していきたい」と気持ちを高める。