1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地 八幡平市 広報はちまんたい 11月号 Nov.2010 No.115 2ページ Zoom Up 人   星川 浩一 さん ほしかわ・こういち 40歳 西根病院外科医長  profile   昭和45年盛岡市生まれ。平成12年山口大学医学部卒業。同年岩手医科大学第一外科に入局。9月まで県高度救命救急センターに勤務。10月から国保西根病院外科医長。趣味は釣り。尊敬する人はチャールズ・チャップリン。好きな言葉は「一生懸命」。「明るくて思慮深い性格」と自己分析。妻と2人の子ども(5歳、6カ月)の4人家族。血液型A型のおひつじ座。盛岡市在住。  地域医療に身を投じて 市民に安心を届ける  同じ医療を受けるのに、都市に医師が集まり、地方がないがしろにされている現状に問題を感じ、地域医療に興味を持っていた。旧安代町で医師養成奨学金制度を活用したこともあり、今はここに来るタイミングだったのかもしれない―。  10月から国保西根病院の常勤外科医に着任。同病院は9カ月ぶりに常勤医4人態勢に戻った。  地域医療は、医療者と住民との協働で初めて成り立つもの。「病気を診て治療するのはもちろん、暮らしを見て予防することが重要。そのためには、積極的に健診を受けたり、困ったことがあったら病院に来たりするなど、自分の健康に関心を持ってもらいたい」と語る。 「八幡平市は一人暮らしなどの高齢者が多い。栄養サポートチーム(NST)を立ち上げていくなど市の医療を支えていきたい」と星川医師。今日も市民に安心を届けるため、患者一人一人と向かい合う。   CONTENTS 目次 ●目次 02 Zoom Up 人 星川浩一さん 03 Front Topics FM岩手ふるさと元気隊八幡平支局開設 04 まちづくり市民懇談会を開催 08 市民アンケート集計結果 10 連載企画 スキーインターハイの舞台へ 12 Sports 13 各課からのHOT LINE  身体障害者・知的障害者相談員 松尾地区地域審議会委員募集 14 22年度人事行政運営状況 16 話題ピックアップ  八幡平山賊まつり ほか 18 福祉ネットワーク  保健のひろば 介護のココロ 環境のみらい  19 まちの企業探検隊11  不二プラント工業株式会社岩手工場   われらスポーツ少年団No.6 田頭バレーボールスポーツ少年団   広報クイズ 20 博物館だより 図書館だより 21 よろこび おくやみ   人口の動き 交通事故件数など 22 INFORMATION お知らせ 24 八幡平いにしえの宝  荒屋・曲田・苗代沢一里塚 今月の表紙   八幡平山賊まつりは10月9日から11日までの3日間、さくら公園イベント広場で開催されました。今回初めて行われた杜仲茶ポークホットドッグ早食い競争。60センチもあるホットドッグを2人1組で、制限時間3分以内の完食を目指しました。(関連記事16ページ) 3ページ Front Topics  地域密着の番組を発信 エフエム岩手ふるさと元気隊八幡平支局開設    エフエム岩手ふるさと元気隊八幡平支局が開設し、10月5日(火曜日)から観光やイベントなど八幡平市の魅力を県内外に発信するラジオ番組「HAPPY 八幡平」がスタートしました。  10月5日からエフエム岩手で八幡平市の今を届けるラジオ番組がスタートしました。番組名は「HAPPY 八幡平」。市の観光やイベント、特産品、市内で活躍する人など八幡平市の魅力を県内外に発信しています。  9月24日に行われた開局式で、佐々木浩支局長は「取れたての新しい情報を発信する『産地直送』の番組づくりを目指したい」と意気込みを見せました。同支局には4人のスタッフが常駐しています。  番組は、来年3月末までの毎週火曜日、正午から55分間の生放送。毎週火曜日のお昼のひとときは「HAPPY 八幡平」をぜひお聴きください(周波数は盛岡=76.1メガヘルツ、二戸=82.2メガヘルツ)。  リクエスト・番組へのメッセージは FAX 019-604-3122 メールフォーム http://www.fmii.co.jp/hachimantai/ 4から7ページ 市内10会場でまちづくり市民懇談会 市の将来を語る   市は、8月19日の田山公民館を皮切りに、28日まで市内10会場で「まちづくり市民懇談会」を開催しました。本年度で市のまちづくりの指針となる総合計画前期基本計画が終了することから、引き続き市の将来像「農と輝の大地」の実現に向けた取り組みを進めるため、23年度から5カ年の後期基本計画の策定が必要となっています。懇談会は、全世帯に配布した市民意識調査(集計結果は8〜9ページをご覧ください)のほか、広く市民の声を聞き、計画づくりに役立てようと開催したもので、延べ167人の市民が参加し、意見交換が行われました。今回はその内容の一部を要約してお知らせします。(写真=30人が参加した浅沢公民館、7ページまで) 8.19 田山・舘市地区 田山公民館  Q 安代中学校と田山中学校の統合に向けた進ちょく状況と、その跡地の活用計画はあるか。跡地については、パークゴルフ場やドクターへリのヘリポートに活用してはどうか。  A 市学校適正配置検討委員会の答申では、両校の統合を24年度をめどにと示されています。しかし、学校統合は地域の意向が前提となることから、教育委員会では地域が話し合うために必要な情報を提供しているところです。現在は、統合について結論が出ていないことから、跡地利用という考えもない状況です。  Q 田山地区では地区外で買い物をしている人も多く、商店街は大変厳しい状況である。今、地域の有志で産直施設を立ち上げようとする動きもあり、地域活性化に加えて、この施設に商店街で共同店舗を出して、生活用品をまかなえるようになればとも考えている。市は支援する考えはあるか。  A 地域の総意で、にぎわいを創出しようと頑張っているのであれば、市は支援します。将来的に田山支所の機能やコミュニティバスの停留所を設けるなど複合的に使えるようになれば、利便性もさらに高まるのではないでしょうか。素晴らしい構想なので、ぜひ地域全体で話し合いながら、戦略的に進めてほしいと思います。 8.21 浅沢地区 浅沢公民館  Q ヤマブドウなどの生産者が高齢化している。若い後継者が育つように支援をお願いしたい。  A 一つの作物で後継者を見つけるのは難しい時代になっています。地域で組合をつくる集落営農の仕組みづくりを市は支援しています。  Q 新規学卒者雇用奨励金制度の助成期間は2年間だが、3年間に拡大できないか。  A この制度は、景気の低迷を背景に高校生の就職率が低下したことから創設したものです。市内の事業者が市内の生徒を雇用した場合、助成金を交付する制度です。高校を卒業して就職先が見つからない状況は避けなければなりません。このことから、成人になる20歳までの2年間を基本に期間を設定したものです。 8.22 五日市地区 五日市公民館  Q 総合計画前期計画で実施しなかった事業は、後期計画で盛り込まれるものなのか、それとも必要性のない事業と判断したのか。  A 事業の優先順位や社会情勢の変化などから後期計画の期間の中で検討していきたいと考えています。  Q 市民意識調査の結果では、「医療」「高齢者対策」を重点的に取り組む声が多いが、西根病院に耳鼻科や眼科を増設する考えはあるか。  A 現在の国保西根病院の施設では規模や老朽化などの課題もあり、耳鼻科や眼科を増設することはできないと思います。もし、耳鼻科や眼科を増設できる可能性があるとすれば、西根病院を移転する方法が考えられますが、近年の医師不足の問題などを含め、西根病院あり方検討委員会で議論を重ねているところです。 8.22 荒屋市地区 若者センター  Q 荒屋公民館のひび割れや雨漏りがひどい。避難場所にもなっている。改築するか移転できないか。  A 荒屋公民館の施設は、老朽化などにより限界がきていると認識しています。地域活動推進の視点を加えて公民館のあり方を検討していきたいと思います。  Q 曲田横間の通学路に防犯灯を設置してほしい。  A 防犯灯の設置要望が多く、すべてに応えることは難しい状況です。緊急性や必要性を考えながら、計画的に増やしていきたいと思います。 8.23 畑・細野地区 畑公民館  Q 安比地域にサッカー場を整備する話は進んでいるか。  A 観光振興や市民の健康づくり、体力づくりの面からサッカー場の必要性は認識しています。平成28年の岩手国体の前までに完成させたいと思います。  Q 田山支所と安代総合支所や安代地区と西根地区を結ぶコミュニティバスを1便運行してもらえないか。  A JR花輪線と並行して国道282号をコミュニティバスが走ることになると、花輪線の乗客が減少することが予想され、花輪線の運行本数が減ってしまう可能性があります。公共交通機関の維持・確保の観点から、花輪線とコミュニティバスの接続の利便性を高めることが重要と考えています。また、安代地区のコミュニティバスは、荒沢地区と田山地区を各1台で運行しています。増便することは難しい状況ですので、現行の運行路線を減便しなければなりません。乗客数の動向や要望、花輪線と競合しないルートを考えながら検討する必要があります。 8.23 松尾地区 松尾総合支所  Q 協働によるまちづくり補助金の規制を緩和してほしい。  A 地域を盛り上げるために地域振興協議会などの活動を支援できるように、裁量権を与えるなど、見直しを検討していきます。  Q 除雪については、通勤・通学などのために幹線道路から順番に行うことは理解できる。地域にはトラクターなどもあるので、対応できる地域については、小さな路線の除雪を委託することはできないものか。  A 素晴らしい提案であると思いますが、後々に作業負担が特定の個人に集中することが懸念されます。地域振興協議会のような組織に委託する体制づくりが大切だと思います。今後ますます高齢化が進行する中で、除雪は大きな地域課題であり、その手法についてはじっくりと検討したいと思います。 8.25 平舘地区 平舘公民館  Q 県立高校の再編で、高校の数や学級数が減っているが平舘高校は。  A 県は、1学年4学級、40人学級で160人を割ったら再編の対象にするという方針です。4学級から2学級にするよう要望していきます。  Q 新エネルギーの具体的な構想は。  A 新庁舎の冷暖房は地中熱を活用した施設を建設したいと考えています。また、本年度から御在所温泉付近で地熱発電の調査を行います。市は、新エネルギービジョンを策定し、具体的な施策として、大更駅前などに太陽光と風力発電による照明を設置したほか、岩手山焼走り国際交流村の交流プラザには、バーク(樹皮)対応のボイラーを設置するなどしています。これからも自然エネルギーの再利用を進めていきます。  Q 出生数が減っているが、市の少子化の対策は。  A 市は、「産み育てる環境づくり」に力を入れています。医療費は小学校卒業まで無料、保育料は第3子以降無料のほか、学童保育も無料で実施しています。全国でもトップクラスの子育て支援策を展開していますので、県内外にアピールして定住化促進にもつなげていきたいと思っています。 8.26 田頭地区 田頭公民館  Q 若い人たちの職場がなく暮らしていけない。若い人たちの職場のフォローは。  A 子どもたちが地元に就職できるように、地元企業が地元高校生を雇用した場合、1年間120万円を企業に支援する制度(=新規学卒者雇用奨励金制度)や新たに農業を始める人に月15万円を3年間、指導する農家に月5万円を支給する制度(=新規就農者等支援制度)を創設するなどの支援をしているところです。  Q これらの制度はPR不足ではないのか。  A 新規営農者支援制度は本年度2件しか応募がありません。農業に魅力を感じている人も多いので、もっと全国に向けて発信していきたいと思っています。 8.27 寺田地区 寺田公民館  Q 過去に医師養成奨学金制度で支援していたが、その後は。地元で働くという義務はないのか。  A 合併前の旧西根・安代に制度を活用した人が2人ずついます。6年間支援しましたので、その期間は市内で働くことになっています。10月からは、この制度を活用した星川浩一医師が西根病院に着任しますので、常勤医4人体制が確保できます。  Q 産業振興で「地元のブランド作り」とは具体的には。  A 代表的なものとして、八幡平牛に取り組んでいます。市で生まれ飼育した牛は、肉質も良いと評判です。八幡平牛として売り出したいと思っています。  Q 市総合運動公園野球場や矢神飛躍台など県内屈指のスポーツ施設がある。ほかの施設も岩手を代表する施設にしてほしい。  A ラグビー場やサッカー場の整備を計画的に進める予定です。スポーツ合宿によって賑わいや活気を創出したいと考えています。誘致合戦は激しいので、環境整備を進めていきます。 8.28 大更地区 大更公民館  Q 大更駅前周辺開発の具体化している部分は。  A 現状では、大更駅に通じる道路は都市計画道路として整備しようとしています。駅前広場の整備もJRと協議している段階です。今後は、ワークショップを開催しながら、皆さんと意見を交換し、まちづくりの方向性について、具体的な検討をしていきます。  Q 中国や韓国からの観光客が増えているはずだが、その対策は。  A 観光パンフレットは中国語や韓国語に対応していますが、今後は看板を整備していく予定です。外国人観光客が通過するだけでなく、宿泊してもらおうと、新規訪日中国人誘客推進補助金を創設し、旅行会社に売り込むなど誘客に努めています。 8、9ページ 市民アンケート集計結果  市は、23年度からはじまる市総合計画後期基本計画策定に当たり、これまで実施された施策に対する市民の評価や市の課題を明らかにするため、市内9,691世帯を対象に「市民意識調査」(調査期間=6月3日〜25日)を実施しました。回答世帯数は6,965世帯。回収率は71.9%でした。  調査結果について詳しくは、市企画総務部総合政策課(電話・内線1221)まで。   設問は、総合計画の施策体系をもとに設定した35項目に対し、それぞれの重要度と満足度、各施策分野の取り組みに対する評価について聞いています。  各施策分野の重要度と満足度は表1のとおりです。最も重要度の高いのは「医療」と「高齢者福祉」(ともに75.1%)。「保健」と「児童福祉」も上位10施策に入っており、保健福祉の施策を市民が重要と認識していることが分かります。満足度では、「上水道」「下水道」「道路」「公共交通」の社会基盤の施策で満足度が高いものの、「道路」は不満の割合も多くなっています。  表2から4までは、各施策の取り組みに対する評価の上位10施策です。「上水道」「下水道」など社会基盤の取り組みが進んだことが分かります。また、取り組みが遅れている施策として「商業」「工業」などの産業振興や「医療」が挙げられています。  特に「医療」は、重要度が一番高いものの、取り組みが遅れているため、今後重点的に取り組むべきという回答が出ています。満足度でも不満が満足の割合を上回っています。  市は、このアンケート調査での市民の皆さんの意見を施策に反映させながら、後期基本計画を策定していきます。 10、11ページ 連載企画 スキーインターハイの舞台へ vol.5  来年2月6日から10日まで、県内の“スキーの聖地”八幡平市で開催される第60回全国高等学校スキー大会。6月号から市内の選手を紹介しています。5回目となる今回は盛岡女子高校の選手です。   最初で最後の地元舞台 自分の力をすべて出す  古川 優里 さん ふるかわ・ゆり 3年 時森  profile  中1からクロスカントリースキーを始める。昨シーズンは県スキー選手権10キロフリー優勝。好きな選手は夏見円。尊敬する人は両親。身長167a。血液型B型のてんびん座。18歳。松野小→松尾中卒。   一度はスキーから離れた。でも、自分が熱中できるのはスキーだったんです―。  松尾中学校に入学し、友達に誘われ始めたクロスカントリースキー。何事にも替え難い走った後の達成感に、冬はスキーに打ち込んだ。中3の時には、リレーで県大会優勝、全国大会にも出場したほどだが、高校では悩んだ末、夏はスキー同様に打ち込んだバレーボールをすることを選んだ。  高1のとき、スキーを履かない冬は違和感があった。どこかに大好きなスキーへの思いを断ち切れない自分がいた。バレー部を退部し、再びスキーを続ける決意をした。2年ぶりに履いて滑ったスキーは「楽しくて、自分にはスキーしかない」と笑顔で話してくれた。しかし、盛岡女子高校にはスキー部はなく、昨シーズンは、インターハイの予選には出場できなかった。それでも兼ねて行われた県スキー選手権では、八幡平市スキー連盟所属で出場し、得意のフリー(10キロを力強い滑りで優勝している。古川さん自身「気持ちで負けず、前へ前へガンガン滑るのが持ち味」と語る。  現在は、1人でのトレーニングが続く。寂しさや不安もあるが「自分で選んだ道。それに、他校の選手が頑張っていると思うと負けられない」と休日は両親に秋田などに連れて行ってもらいローラースキーを滑るなど、黙々と練習に取り組む。練習しないと落ち着かないそうだ。  今シーズンは予選である県高校スキー大会に出場できることになり、舞台に立つ準備は整った。「地元でインターハイがあるからスキーをあきらめ切れなかったのかもしれない」と話す古川さん。「高校生にとってインターハイは一番大きな舞台。慣れ親しんだコースで滑るのはプレッシャーもあるが、最初で最後のインターハイ、自分の持っている力を出し切り、悔いのない滑りをしたい―」大好きなスキーができる喜びをインターハイで爆発させる。 開幕まであと93日(11月4日現在) Topics5 大会日程決まる  9月22日に青森県で開催された全国高等学校体育連盟中央委員会で、開催日程が正式決定しました。 日程  2月6日(日) 9:00 監督会議 安代地区体育館        (10:00)スペシャルジャンプ公式練習 矢神飛躍台         14:00 開会式 市総合運動公園体育館  2月7日(月) 9:30 女子ジャイアントスラローム 安比高原スキー場          9:30 スペシャルジャンプ 矢神飛躍台         10:00 女子クロスカントリー10キロフリー) 田山クロスカントリーコース         13:00 男子クロスカントリー15キロ(フリー) 田山クロスカントリーコース        (13:30)ノルディック・コンバインドジャンプ公式練習 矢神飛躍台  2月8日(火) 9:30 男子ジャイアントスラローム 安比高原スキー場          9:30 ノルディック・コンバインドジャンプ 矢神飛躍台         10:00 女子クロスカントリー5キロ(クラシカル)田山クロスカントリーコース         14:00 ノルディック・コンバインドクロスカントリー10キロ 田山クロスカントリーコース  2月9日(水) 9:30 女子スラローム 安比高原スキー場         10:00 男子クロスカントリー10キロ(クラシカル)田山クロスカントリーコース  2月10日(木) 9:30 男子スラローム 安比高原スキー場          9:30 女子クロスカントリーリレー(5キロ×3人) 田山クロスカントリーコース         11:30 男子クロスカントリーリレー(10キロ×4人) 田山クロスカントリーコース         16:00 閉会式 安代地区体育館 Topics6 大会ホームページ開設しました  第60回全国高等学校スキー大会実行委員会事務局では、大会ホームページを開設しました。各種要項など、これからの大会に関する最新情報はこのホームページでチェックしてください。  URLは http://www.hachimantaishi.com/inter-high/ 12ページ Sports  第4回フィールドXレース 頭と体を使いコースに挑む  市発祥の競技で、自然の地形と人工的な障害物を組み合わせたコースを走る第4回フィールドXレース(市体育協会主催)は10月17日、市総合運動公園で開かれ、県内外から過去最多となる258人が参加しました。各種目の優勝者は次のとおり(敬称略)。  スプリントフィールドクロス(SFX)◇中学生▽男子=藤井悠也(秋田・勝平)▽女子=平野未来(北上)◇一般▽男子=前川政人(北上市)▽女子=藤原麗花(盛岡市)  ロングフィールドクロス(LFX)◇小学生(3キロ)▽男子=溝江海輝(青森・相馬)▽女子=亀田七彩(青森・馬門)◇中学生(6キロ)▽男子=黒澤雅英(安代)▽女子=田中ゆかり(沢内)◇一般▽男子12キロ=村上映人(盛岡三高)▽同6キロ=新井谷潤(久慈市)▽女子6キロ=伊藤智美(盛岡南高)▽同3キロ=田畑有望(宮古商業高)◇ファミリーペア(3キロ)=北條秀麿・宗紀(二戸市)  ゆめ半島千葉国体2010 本市の選手6種目で入賞  9月25日から10月5日まで行われた第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」。本市の選手5人が6種目で入賞しました(敬称略)。  レスリング ◇少年男子△フリースタイル96キロ級3位藤本裕(盛岡工業3年、安代中卒)◇成年男子△グレコローマンスタイル74キロ級3位田村和男(早稲田大4年、松尾中卒)△フリースタイル84`級5位伊藤拓也(マルハン、中平笠)  ライフル射撃 ◇成年女子△エアライフル立射8位中村由美子(オオシマフォーラム燈邸、新町中央出身)  山岳 ◇成年女子△ボルダリング2位畠山千怜(十文字チキンカンパニー、両沼)△リード7位畠山千怜(同)  「金メダリストへの道」伝授 阿部雅司さん(全日本コーチ)が指導  1994年のリレハンメル冬季五輪ノルディックスキー複合団体金メダリストで全日本コンバインドチームコーチの阿部雅司さん(45、東京美装)を招いたジャンプ・複合の選手と指導者の技術指導会は10月9、10の両日、八幡平リゾートホテルで開かれました。  約40人を前に、阿部さんは「金メダルへの道」と題して講演。ジャンプを始めたきっかけのほか、高校進学や高校卒業のときに競技を辞めようとした自分に競技を続けるよう助言した恩師との出会い、1992年のアルベールビル五輪の複合団体でチームリーダーながらメンバーに漏れた悔しさから練習に励み、獲得したリレハンメル五輪の金メダルについて語りました。  最後に「どんなときも夢を持って、人への感謝の気持ちを忘れずに、常に相手の立場に立ってほしい。目標に向かうには結果だけでなく、どれだけ全力を尽くして取り組むかを大切にし、努力を続けて」と助言しました。  講演後は、トレーニングの基礎知識を指導し、バランスや体幹を鍛える方法を実技を交えながら紹介しました。 13ページ 各課からのHOT LINE  障がいの相談はお近くの 身体・知的障害者相談員へ 詳しくは市福祉部地域福祉課(電話・内線1167)  市では、障がいのある人の地域活動の推進や更生保護、、家庭での養育・生活などに関する悩み事の相談に応じるために、身体障害者相談員8人(任期=24年3月31日まで)と知的障害者相談員4人(任期=24年7月31日まで)を左のとおり委嘱しています。相談は無料。秘密は守られます。お近くの相談員へ気軽に相談ください。  身体障害者相談員 関昇一さん(松川・電話76-4205) 長根新一郎さん(共新・電話74-2638) 田村幸八さん(寺田・電話77-2521) 林下勝雄さん(上町・電話76-2823) 佐々木政男さん(中松尾・電話74-2751) 佐々木見江さん(寄木新田・電話75-0429) 宇土沢弘子さん(秋葉・電話72-2080) 関廣道さん(石名坂・電話73-2615)   知的障害者相談員 熊澤博さん(上関・電話77-2547) 遠藤栄子さん(高宮・電話75-0176) 伊藤昇さん(南寄木・電話76-3673) 盛内源榮さん(新町中央・電話72-2352) 松尾地区地域審議会委員募集 地域の声を市政に反映 詳しくは松尾総合支所地域振興課(電話・内線2108)  市は、松尾地区地域審議会委員を次のとおり募集します。  応募資格 次のすべてに該当する人。1 10月1日現在、八幡平市に住民登録し、1年以上住んでいる18歳以上の人(市職員や市議会議員は除きます) 2 市のまちづくりに関心があり、建設的な立場から積極的に関与する意思のある人 3 平日に開催する審議会へ参加できる人  募集人数 1人  任期 23年12月25日まで  応募方法 松尾総合支所地域振興課にある応募用紙に必要事項を記入の上、提出してください。  応募期限 12月1日(水)必着  地域審議会とは 合併によって住民の意見が市政に反映されにくくなる心配に応えるため、「市町村の合併の特例に関する法律」に基づき、旧3町村の区域に設置しているもの。市長の諮問やその地域に関わる課題について審議し、市長に各地区の実情に応じた施策に対する意見を述べる重要な役割を担っている。   14,15ページ 人事行政運営状況   16、17ページ 話題ピックアップ まちのニュース 皆さまからの情報をお寄せください。電話0195-76-2111、内線1219まで。 秋の味覚と紅葉に大満足 八幡平山賊まつり  八幡平山賊まつりは10月9日から11日までの3日間、さくら公園イベント広場で開かれました。  会場では、岩鷲護神ハチマンタイラーとレーツェルのコラボショーや南部馬方節全国大会、八幡平杜仲茶ポークホットドッグ早食い競争などのステージイベントをはじめ、八幡平市や友好都市の宮古市、沖縄県名護市の特産品コーナー、ニジマスつかみ取り大会など盛りだくさんの内容。3日間で訪れた3万6,000人の観光客は、市の魅力を存分に楽しみました。 将来を考えるきっかけに 地域の先輩がパネルディスカッション  松尾中学校(石井修直校長、生徒163人)は10月10日、同校の文化祭で、「農と輝の大地」学習推進プロジェクトの一環として、市内で働く若者をパネリストに迎え、パネルディスカッションを開きました。  工藤玄太さん(25、ポパイの家勤務)、古川佑史さん(28、農業)、山陰徳子さん(25、三研ソイル勤務)の3人が同プロジェクトの佐々木誠造チーム長をコーディネーターに地域の先輩として、進路の決め方や古里への思いなどを語りました。 音楽の素晴らしさを披露 八幡平市小学校音楽発表会  市小学校音楽発表会は10月14日、市総合運動公園体育館で開かれ、市内11の小学校から延べ543人が参加しました。  各校の児童は、この日のために練習を積んできた合唱や合奏、鼓笛・吹奏楽演奏を2曲ずつステージ上で堂々と披露。最後に発表した大更小学校吹奏楽部の演奏では、アンコールが起こるなど、会場に響き渡るハーモニーに他校の児童や観客席の保護者などから盛大な拍手が送られました。 元プロ野球選手熱血指導 楽天イーグルス少年野球教室  プロ野球の楽天イーグルス少年野球教室は10月16日、市総合運動公園野球場で開かれました。昨年に続き2回目。市内のスポーツ少年団8チーム130人と中学校5チームの70人が参加し、楽天の元選手でジュニアチームコーチの鷹野史寿さんと愛敬尚史さんからバッティングや守備の基本動作の指導を受けました。  参加した佐々木幸大くん(柏台野球スポーツ少年団主将)は「守備などの基本を改めて勉強できた。これからも野球を続けていきたい」と話していました。 地域全体で伝統芸能継承 平笠田植え踊りの小道具作り  平笠田植え踊り保存会(高橋一三会長)は10月17日、中平笠公民館で市指定無形民俗文化財である同田植え踊りの小道具で使う俵作りをしました。  地域の人や平笠小学校の児童など約30人が参加。専用の道具を使い、同保存会の指導を受けながら10俵を完成させました。  伊藤成哉くん(平笠小3年)は「最初は難しかったが、楽しく作ることができた。これから大切に使いたい」と伝統芸能の継承へ気持ちを新たにしました。 18ページ 福祉ネットワーク 保健のひろば 電話・内線1151 市市民部保健課 子宮頸がん検診受診を  日本人の死因の第1位である「がん」。生涯のうちがんになる確率は、男性が2人に1人、女性は3人に1人と言われています。しかし、最近は「治るがん」も増えています。  若い世代で急激に増えている「子宮頸がん」  子宮頸がんは、30代から40代の発生率が高いですが、最近では20代の若い世代でも増えています。  子宮頸がんの主な原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交渉のある女性のほとんどが一度は感染すると言われています。一般には感染しても多くの場合、2年以内に自分の免疫力により、ウイルスは消失しますが、感染が持続すると、子宮頸がんが発生しやすくなります。  「子宮頚がん」は早期発見・早期治療で治る確率が高い  子宮頸がんは、がんになる前の状態である異形成状態を検診で発見することができますが、全国的には、検診受診率が2割程度と低いのが現状です。検診で発見される子宮頸がんの約9割は早期がんであることから、20歳になったら検診を定期的に受けることが重要です。  子宮頚がん・乳がん検診の追加検診を実施  子宮頸がんの追加検診を早期発見・早期治療で治る確率が高い乳がん検診とともに実施します(事前申込が必要)。  12月9日(木)、午後1時〜2時=大更公民館  12月10日(土)、午前9時半〜10時半=安代保健センター  12月12日(日)、午前9時半〜10時半=松尾保健センター  対象(年齢は4月1日現在) 子宮頸がん検診=20歳以上 乳がん検診=40歳以上  費用 年齢によって変わります。問い合わせください。 環境のみらい 電話・内線1137 市市民部市民課  忘れないで「犬の登録」と「狂犬病予防注射」  今年度分の狂犬病予防注射が済んでいない犬の飼い主にハガキを送りました。生後91日以上の犬への狂犬病予防注射は、犬の登録とともに、飼い主の義務です。市内指定獣医師またはかかりつけの動物病院で必ず受けてください。動物病院では、犬の登録もできます。  市内指定獣医師 熊澤博(熊澤家畜診療所、電話77-2435)森順彦(野駄の森家畜診療所、電話76-4469)  費用 各病院で確認(犬の登録は3,000円)  犬の飼い方も飼い主の責任  1飼い犬が逃げた場合は、すぐに連絡してください。飼い主を特定できないと殺処分されることがあります  2飼い犬にかまれる事故が発生しています。繋いで飼うこととしつけは、飼い主のマナーです。※飼い犬が死んだ場合や飼い主が変わった場合は、30日以内に届け出てください。 介護のココロ 電話・内線1185 市福祉部長寿社会課   高齢者の健康づくりに各種教室を開いています  運動不足(転倒骨折)や栄養不良などが原因で要介護状態になる割合が増えています。寝たきりなど介護が必要な状態にならないためには、元気なうちからの健康管理への取り組みが大切です。  市は、皆さんの健康づくりをお手伝いする介護予防教室を開催しています。同教室は、健診で運動機能などの低下のおそれがあると認められた65歳以上の高齢者が対象。12月まで行われています。  高齢者向けの健康教室は岩手山焼走り国際交流村、自然休養村なかやま荘、綿帽子温泉館あずみの湯などで毎週開催されています。参加を希望する人は問い合わせください。 19ページ まちの企業探検隊11 不二プラント工業株式会社岩手工場  組立課主任 伊藤善隆 さん  所在地 大更2-154-25  資本金 3,000万円  代表者 工藤 和弘  設 立 平成3年10月  従業員数 11人  電話番号 75-2231  事業内容 各種産業用集塵機、工作機械用クーラントタンクなどの設計、製造、販売  主な取引先 工作機械・半導体メーカー  どんな会社ですか お客さまのニーズに配慮し、環境に優しい産業用集塵機(穴あけ機などで出たごみを吸う機械)の設計、製造、開発をしています。アットホームな職場づくりを心掛けている会社です。  どんな仕事をしていますか 製品の組立作業と完成した製品の検査をしています。吸う用途(油・粉など)によって、製品にもさまざまな種類があるんですよ。  仕事で心掛けていることは 最終的な検査をしているので、クレームのない製品を出すのはもちろん、職場で進めている「5S」(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底を心掛けています。  やりがいを感じるところは 製品は、手作業で作ります。細かい作業も1人で行うので、完成させたときの達成感は大きいですね。  今後目指していくことは 製品のPLC化(全自動化)への対応など新しいことにチャレンジしていきたいです。 われらスポーツ少年団  ナンバー6 田頭バレーボールスポーツ少年団  田頭バレーボールスポーツ少年団は、平成4年に活動を開始したスポーツ少年団で、来年で設立20周年を迎えます。これまで、県大会ベスト8などの成績を収めています。  現在は、小学校1年生から6年生までの10人が所属。合言葉「相手はボール、ボールは落とさない」のもと、基本であるパスやサーブ、レシーブなどの練習に励んでいます。  活動を通じて、バレーボールの魅力を伝えるだけでなく、同少年団の目標「いい声・いい顔・いい動き」が子どもたちの毎日を元気に過ごすことにつながればと思います。  興味のある人は、ぜひ見学に来てください。田頭地区外からの参加も大歓迎です。  練習日時 毎週火・木曜日=午後6時から8時まで、毎週土曜日=午前9時から正午まで  練習場所 田頭小体育館  詳しくは、田頭バレーボールスポーツ少年団代表・平野正則(電話75―1219)まで。 No.62 広報クイズ11月4日号の問題 まちづくり市民懇談会10会場の参加者の合計は  正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。  応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。  応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 はがき〒028-7192(住所不要) ファクス75-0469 メールsomuka@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力)  応募期限 11月22日(月) 消印有効  第61回の正解 「4億2,339万円」  応募者数 6人  正解者数 6人  当選者 田村真野さん(田頭)、藤原晃子さん(平舘)、田村賀津子さん(野駄) 20ページ 博物館だより 博物館の役割「資料登録」  「資料登録」は博物館業務の基本  博物館の仕事は展示するだけでなく、調査研究や資料収集などがあります。その中でも最も基本となるのが「資料登録」です。博物館の価値は、どれくらい資料が収蔵されているかで決まるとも言われています。資料にも国や県の指定であるものや無形であるものなどさまざまな種類があり、それらを分類することが基本です。また、その資料を現状の形を変えずに収蔵することも大切です。当館にも、県指定文化財の資料があり、適正な温度と湿度を保ち、劣化しないように努力しています。  本年度は、未登録の資料の整理・登録作業のため、7月から3人の臨時職員が作業を進めています。汚れた資料のクリーニングから始まり、写真の撮影、分類をして登録します。根気の必要な仕事ですが、博物館活動の土台を支えるこの作業。現在、登録資料は1万点を超えました。皆さんに見てもらうために今後もよい資料収集をしていきます。 図書館だより 遠野物語の世界を楽しむ  10月12日、毎年恒例の文学散歩を開催しました。今年は「遠野物語百周年を歩く」と題し遠野市が舞台。遠野市立博物館では、学芸員の説明を受けながら遠野物語と物語をはぐくんだ土地について学びました。その後、囲炉裏のある座敷で、語り部による「ザシキワラシ」などの昔話に耳を傾けたり、カッパ淵や福泉寺を巡ったりして、民話の里の魅力を堪能しました。 利用者懇談会に参加しませんか  市民の皆さんから図書館への意見を聞くため、利用者懇談会を開催します。よりよい図書館運営のため、たくさんご参加ください  日時 11月26日(金) 午後3時〜4時  定員 15人  申込期限 11月21日(日) クリスマスお話会開きます  北上市のよしきり会の皆さんが、ブラックライトパネルシアターなどを上演します。  日時 12月4日(土) 午後1時半〜 21ページ よろこび おくやみ(9月届け出分) 掲載は届け出順で、届け出人が 希望した場合だけ載せています(敬称略) 健やかに  元木 蒼大(そうた)(洋介・由理子/畑1区)  森 俊太(しゅんた)(敬佳・美貴子/五百森)  畠山 柚奈(ゆな)(勇司・美穂子/浅沢第1)  高橋 姫羽(ここは)(康元・由子/中平笠)  三浦 利奈(りな)(秀樹・亜利砂/寄木新田)  工藤 望夢(のぞむ)(守・千恵子/中村)  佐藤 りお(貴紀・さくら/浅沢第1)  田代 羚真(りょうま)(誠真・真理子/荒屋)  勝又 愛歌(あいか)(保博・亜佳音/大久保)  竹駒 修成(しゅうせい)(祐悦・忍/両沼)  遠藤 翔太(しょうた)(健・真由美/両沼)  延味 楓雅(ふうが)(勇一・絵里子/松川)  矢幅 咲葵(さき)(祐佐・恵/両沼)  中村 菜月(なつき)(正宏・いづみ/下町二区)  伊藤 颯平(そうへい)(孝広・明子/中平笠)  和井内 海聖(かざと)(隆太・真由美/田山上)  斉藤 希空(のあ)(悠也・明日香/日瀬通)  森 詩乃(しの)(博之・美保/五百森)  高橋 心音(ここね)(照芳・瑠美子/松川)  高橋 柚輝(ゆずき)(貴士・歩/柏台三丁目) お幸せに  佐々木 博樹/下町二区  畠山 景子 /滝沢村 安らかに  田村 兼八  78歳 山子沢  滝川 七郎  98歳 寺田新田  本堂 貞子  52歳 上町  根守 マツ  105歳 北寄木  工藤 スワ  85歳 北村  阿部 キヌ  90歳 下町三区  畠山 忠志  75歳 上関  竹田 修   64歳 松川  田村 ツエ  83歳 町組  池田 サト  88歳 大久保  工藤 タカ  80歳 北村  杉本 キツ  86歳 兄川  高橋 京子  65歳 上野駄  高橋 サメ  85歳 上平笠  斉藤 梅吉  91歳 日瀬通  畠山 春江  73歳 荒木田  高橋 キノエ 86歳 南寄木  井上 エミ  99歳 大石平  尾関 訓   72歳 山後  北口 マツ  99歳 浅沢第1  高橋 繁造  91歳 高宮  佐々木 ウメ 101歳 金沢  吉村 石松  91歳 五日市2区  高橋 達弘  50歳 堀切  田村 ハルミ 74歳 野口  工藤 幸夫  71歳 野駄  村山 アキ  89歳 小福田  渡辺 キエ  89歳 間羽松  田村 富治  78歳 笹目  川又 権四郎 93歳 新興矢神  高橋 昭二  81歳 駅前二区  伊藤 シワ  90歳 中平笠  高橋 勝男  68歳 わし森  杉本 久幸  67歳 兄川  木村 ヒデ子 83歳 間羽松  荒川 一之  62歳 細野  三田村 ミネ 92歳 町組 人口の動き【9月30日現在 ( )は前月比】  西根地区 人口17,417(+3) 世帯数6,062(−1)  松尾地区 人口6,552(−2) 世帯数2,369(+5)  安代地区 人口5,383(−3) 世帯数1,935(−2)  合計 人口29,352(−2) 世帯数10,366(+2)  男性 14,197(−2) 女性 15,155(±0)  出生20 転入62 死亡41 転43  交通事故件数など ※累計は1月からの合計  人身事故 9月8件 累計49件  物損事故 9月27件 累計362件  負傷者 9月10件 累計60件  死者 9月0件 累計0件  飲酒運転 9月1件 累計8件  火災 8月2件 累計9件  救急 8月89件 累計848件 22、23ページ INFORMATION お知らせ 女性への暴力を防ぐ 相談を受け付けます  11月12日(金)から25日(木)までは、「女性に対する暴力をなくす運動」の実施期間です。市は、被害者本人やその身近な人からの相談を受け付けています。秘密は守られます。どんなことでも相談ください。  詳しくは、市福祉部児童福祉課(電話・内線1173)まで。 漆の伝統技術 学びませんか  漆器製作に関する技術や知識などを学ぶ23年度の安代漆工技術研究センター研修生を募集します。研修期間は2年。受講は無料。  応募資格 研修終了後、漆器製造に従事できる人  募集人数 若干名  申込期限 11月12日(金)必着  面接 11月26日(金)  詳しくは、安代漆工技術研究センター(電話・内線3910)まで。 火災防御訓練のため サイレン吹鳴します  22年度市火災防御訓練開催のため、会場の安代総合支所周辺で防災無線が流れたり、消防車両がサイレンを鳴らして走行したりします。火災と間違えないようにするとともに、周辺の車両通行に注意してください。  日時 11月7日(日)、午前8時から10時10分まで  詳しくは、市企画総務部総務課(電話・内線1216)まで。 11月9日(火)〜15日(月)は 秋季火災予防運動です  11月9日(火)から15日(月)までの1週間は「消したかな あなたを守る 合言葉」を統一標語に、秋の火災予防運動が実施されます。  八幡平消防署では、防火座談会や初期消火訓練を随時行っています。希望される方は問い合わせください。また、「119番の日」に合わせ、盛岡通信司令室(盛岡中央消防署内)を一般公開します。  日時 11月13日(土)・14日(日)、午前10時から午後4時まで  詳しくは、八幡平消防署(電話76-2119)、松尾出張所(電話74-2119)、安代出張所(電話76-3119)まで。 けん銃など違法な 銃器を根絶しよう  「けん銃110 番報奨制度」は、けん銃摘発に結びつく情報提供者に報奨金を支払う制度です。「けん銃を見た」「持っている人を知っている」「暴力団員風の人が空き家や空き地に出入りしている」などの情報は電話0120-10-3774(フリーダイヤル)まで。あなたの情報でけん銃や銃器が押収され、被疑者が検挙された場合、けん銃や銃器1丁につき10万円を目安に報奨金が支払われます。また、皆さんのお宅に軍用けん銃は眠っていませんか。軍用けん銃はたとえ形見や遺品でも所持は法律で禁止されています。  詳しくは、岩手警察署刑事課(電話62-0110)まで。 英会話を楽しみながら 馬と触れ合いませんか  オーストラリアのファーム体験イベントを開催します(日本人通訳も参加)。  日時 11月14日(日)、午前9時から午後1時まで  場所 クラリー牧場  対象 小学校4年生から中学校3年生まで  参加費 1人2,000円(昼食代含みます)  申込期限 11月12日(金)  詳しくは、クラリー牧場(電話080-6028-5516、佐々木)まで。 松尾鉱山や大更商店街 写真をお貸しください  大更商店街活性化推進事業委員会では、松尾鉱山(生活や風景など)と昔の大更商店街の写真をお貸しいただける人を探しています。  申入期限 12月28日(火)  写真は複写し、原版・原画はお返しします。お借りした写真は来年2月に株式会社わしの尾で展示します。  詳しくは、八幡平市商工会(電話76-2040)まで。 アマチュア無線を利用し 遠くの人と交信楽しもう  第4級アマチュア無線技士養成課程講習会を開催します。  期日 11月20日(土)・21日(日)  場所 西根地区市民センター  申込期限 11月13日(土)  詳しくは、ハムショップ電波センター有限会社(電話019-684-5751)まで。 焼走り国際交流村 冬期営業時間変更  11月12日(金)から営業時間を変更します。  温泉館(23年3月31日(木)まで)  営業時間 午後8時まで  食堂 (23年4月22日金)まで  営業時間 平日=午後2時半まで、土・日・祝日=午後8時まで  なお、11月10日(水)・11日(木)は保守点検のため休館となります。  詳しくは、岩手山焼走り国際交流村(電話76-2013)まで。 市内の企業で 従業員を募集  ファーストファッション(大更)では、縫製経験のある女性従業員を募集します。  作業内容 レディースボトムの縫製作業など  募集人数 正社員(パート可)15人、内職5人  申し込みなど詳しくは、ファーストファッション(電話76-4860、担当:野崎)まで。 高齢者などの悩み なんでも応じます  法律や介護、年金などの相談に応じる高齢者・障がい者なんでも110番を開催します。相談は無料。  日時 11月16日(火)、午後1時から5時まで  場所 県総合福祉センター  電話相談 019-625-0110  詳しくは、東海林法律事務所(電話019-623-9511)まで。 県内就職を探すなら いわて就職面接会へ  県内企業との面接会「いわて就職面接会W」を開催します。  日時 11月16日(火)、午後1時から5時まで  場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)  参加対象 23年3月卒業予定の学生、既卒者、一般求職者  内容 参加企業との個別面談、各種職業相談など  詳しくは、財団法人ふるさといわて定住財団(電話019-653-8976)まで。 ひとりで悩まないで 「全国親の会」を開催  不登校やひきこもり、摂食障害などの子どもを持つ皆さん、ひとりで悩まず、一緒に考えてみませんか。参加は無料。  日時 11月28日(日)、午前10時半から午後4時15分まで  場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)  定員 350人(要申し込み)  申し込みなど詳しくは、NPO法人SEPY倶楽部(電話03-3942-5006)まで。 建設業退職金共済制度で 作業員の福祉増進図ろう  建退共制度は国の制度です。事業主の掛け金(日額310円)は全額損金に扱われ、労働者は働いた日数に応じ退職金が受けられます。  詳しくは、勤労者退職金共済機構岩手支部(電話019-622-4536)まで。  編集後記  今月は、学習発表会や音楽会など日ごろのがんばりを発表する機会が目白押しでした。安代小学校では、5年生が安比高原での森林学習の成果を発表しました。いろいろと指導してもらった岩手北部森林管理所の職員を招待していたのですが、発表の後、サプライズで、5年生全員で感謝の言葉を伝えたところ、その職員の人は、感激し、涙していたそうです。心が温かくなるお話を聞かせてもらいました。(宮野)  11ページのとおり、スキーインターハイ開幕まで100日を切りました。全国の精鋭が八幡平市に集うという期待が高まると同時に、八幡平市に冬の足音が近づいているのを実感します。この広報が発行されるころには、岩手山の初冠雪が観測されているはず。皆さんもそろそろ冬の準備を始めてみてはいかがでしょうか。私も、寒さ対策に脂肪を蓄える…のではなく、今から脂肪を燃焼させる習慣をつけないと。(北口)  24ページ 八幡平いにしえの宝(市内にある指定文化財を紹介します)  荒屋一里塚  所在地 清水154番地2  指定年月日 昭和48年2月19日    曲田一里塚  所在地 曲田427番地     指定年月日 昭和48年2月19日  苗代沢一里塚  所在地 姥子石259番地3  指定年月日 昭和48年2月19日  荒屋一里塚は、荒屋新町の街から隠れるように木漏れ日の中にあります。山の斜面に鹿角街道が通っていたことから地形を巧みに利用して、左右の塚の大きさが違い、両塚間の道幅も他の一里塚よりも狭く築かれています。今回も高山彦九郎の「北行日記」(注1)から、一里塚のある村の様子を紹介します。  「冬十月朔日 快晴也。稗飯を出だす、食後濁酒をまた出だせり。田山宿を立ちぬ。(中略)山を越へて名白澤村也(苗代沢村)。大道半里越え戸とて家二軒有り是より坂を上る、是を梨木峠といふ。下りて曲田村、橋を渡りて小坂を経て新町(荒屋新町)家六十軒斗り田山より巽大道二里半也。梨木峠よりあなたは鹿角郡此方は二ノ戸郡と称す。酒造に休む。(中略)」  先月号で紹介した「留の沢・七時雨一里塚」、今回の「荒屋・曲田・苗代沢一里塚」と市内には5カ所連続して現存しています。県内はもちろんのこと東北でも珍しい史跡群を先人たちは私たちに伝えています。  (注1) 寛政2年(1790)旧暦10月1日、文中から酒と和歌を好んでいることが分かる  ※盛岡藩では、42町をもって1里としているが、幕府や他藩は36町としている。しかし正確な町の距離は不明。  参考文献 鹿角街道(歴史の道調査報告書岩手県教育委員会)、北行日記、安代町史上巻