1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地 八幡平市 広報はちまんたい 2010年6月3日 No.105 2ページ Zoom Up 人   大森 美葉 さん おおもり・みは 柏台小学校6年 柏台三丁目 ◎profile  1998年八幡平市(旧松尾村)生まれ。3歳からテニスを始める。昨年10月に行われた東北春季ジュニアテニス大会岩手県予選会(U12・女子シングルス)から同世代の県内大会は3連勝中。好きな選手はロジャー・フェデラー(スイス)。尊敬する人はお父さんと鍋倉杏沙選手(盛岡市・北松園中)。「負けず嫌いで、明るく、前向きな性格」と自己分析。身長160a、血液型O型のふたご座、11歳。 圧倒的強さで栄冠掴む 東北大会狙うは優勝  昨年の雪辱を果たす―。そう誓い、コートに立った。  4月11・18日に県営運動公園で開かれた第29回県小学校テニス選手権大会女子シングルス。4試合で奪われたのは3ゲームと圧倒的な強さで優勝した。続く5月4、5、9日に同会場で開かれた第31回県ジュニア選手権大会(U―12・女子シングルス)も制し、県内の同世代で実力は群を抜いている。  「テニスは生活の一部」という通り、父・實さんの指導のもと、週4日・約20時間練習に励む。持ち味のフォアハンドから繰り出されるパワフルなショットとラリー負けしない粘り強さは、厳しい練習に耐えてきたたまものだ。  6月19日から青森県青森市で開催される東北小学校テニス選手権大会では「優勝を狙う」ときっぱり。 「将来は大きな舞台で戦える選手になりたい」と目標を語る彼女の目は、すでに世界へ向いていた。  CONTENTS ●目次 02 Zoom Up 人 大森美葉さん 03 連載企画 スキーインターハイの舞台へ 08 ハチマンタイラーテーマ曲完成 焼走りマラソン全国大会開催 「農と輝 大地の食財 八幡平フェア」開催中 09 各課からのHOT LINE  浄化槽設置希望者募集 広報はちまんたいへPR広告を 市・県民税に関するお知らせ 10 Photo Topics 小中学校運動会・体育祭 12 話題ピックアップ 「桜と雪の回廊観光キャンペーン」イベント ほか 14 福祉ネットワーク 保健のひろば 環境のみらい 介護のココロ      15 まちの企業探検隊6 われらスポーツ少年団 16 博物館だより 図書館だより 17 よろこび おくやみ 広報クイズ 人口の動き 18 INFORMATION 20 八幡平いにしえの宝 木造釈迦如来坐像 今月の表紙  5月12日の「看護の日」に合わせて、西根病院では5月13・14日、「ふれあい看護体験」を行いました。平舘高校や盛岡農業高校などの生徒17人が参加。白衣に身を包んだ生徒たちは、看護師の指導を受けながら足浴や食事の介助など入院患者の身の回りの世話を体験しました。   3から7ページ 連載企画 スキーインターハイの舞台へ  20年度は第82回全日本学生スキー選手権大会(インカレ)、昨年度は第47回全国中学校スキー大会とスキーの全国大会が開催されている県内の“スキーの聖地”八幡平市。本年度は、来年の2月6日から10日まで第60回全国高等学校スキー大会が八幡平市で開催される。そこで、今月号から出場が期待される市内の選手を紹介していく。今回は市に唯一ある高校、平舘高校の選手。これからみんなで地元の選手を応援していこう。   生まれ育った地で大舞台 地元の声援を力に変える  杣澤 健太 さん そまざわ・けんた 平舘3年 時森 ◎profile  中学校から本格的に競技を始める。好きな選手は湯浅直樹。スポーツは全般的に何でもこなす。平舘高校スキー部部長。身長165a。血液型A型のやぎ座。17歳。松野小→松尾中卒  木村  優 さん きむら・ゆう 平舘3年 上野駄 ◎profile  小4から競技を始める。昨シーズンは県高等学校スキー大会GSL2位入賞。好きな選手は湯浅直樹。特技は水泳。身長170a。血液型O型のいて座。17歳。松野小→松尾中卒  生まれ育った土地で開かれる全国の舞台に出場できること―。そんなチャンスはめったに巡ってこない。2人にはその可能性がある。  杣澤さんは、小さいころは野球や水泳に取り組んでいたが「いろいろなことに挑戦したい」と中学校から本格的にスキーを始めた。他の選手よりスタートが遅れたため、「スピードへの対応が課題」というが、身体能力の高さと豊富な練習量でカバーする。倒れるほど練習で全力を出したり、黙々と自主トレーニングをしたりする姿はまさに「練習の虫」だ。  父・文彦さんに連れていってもらい、小学校4年生からスキーを始めた木村さんは「無我夢中で滑ったタイムが結果につながる」とスキーの醍醐味を語る。  佐々木洋幸監督いわく「アドバイスに耳を傾ける冷静さとアルペン選手に必要な要素である闘争心を併せ持つ攻撃的な滑り」が持ち味だが、本人は「滑りに無駄をなくし、スピードを落とさずにターンすること」を課題に挙げる。 インターハイに向けて、「今年は勝負の年。一日一日のトレーニングを大切にして、全国の強豪が集う大会に出場したい」と杣澤さん。「前回大会(2月・北海道)に出場して、全国のレベルの差を痛感した。夏場の練習を乗り越えて、大会では一つでも順位を上げたい」と木村さん。  2人は、地元の声援を力に変え、インターハイの舞台に立つことを誓う。 高校生最後の年 全国入賞が目標  松島 裕也 さん まつしま・ゆうや 平舘3年 ◎profile  小2からスキーを始める。昨シーズンは東北高等学校スキー選手権SL6位ほか入賞。好きな選手は湯浅直樹。平舘高校スキー部主将。身長176a。血液型O型のふたご座。17歳。  本気でスキーをやろうと思い、平舘高校に来た―。松島さんは、一関市・桜町中学校卒業。中学校までは野球との二足のわらじを履いていたが、「スキーは自分の努力次第で結果が付いてくる」とスキーの魅力に引かれ、高校からスキー一本で行くことを決め、平舘高校に進学した。普段は無口であるが、内に秘めた闘志は人一倍。スキー部主将は基本を大切に練習する姿で部員を引っ張る。  「オフシーズンを大事にして、満足に仕上げた姿でシーズンに臨みたい。インターハイでは上位入賞」と松島さんは目標を語った。 夏場に努力重ね まずは予選突破  高金 一樹 さん たかがね・かずき 平舘3年 ◎profile  小1からスキーを始める。昨シーズンは東北高等学校スキー選手権に出場。好きな選手はテッド・リゲティ(アメリカ)。尊敬する人は西村剛先輩。身長156a。血液型B型のみずがめ座。17歳。  器械体操と迷った末、スキーを選んだ。中3の大会結果が自信につながり、さらに上を目指すために、一関市・東山中学校から平舘高校に進学した。  けがをして夏場のトレーニング不足がシーズンの滑りに影響することを知る高金さんは、今の時期のトレーニングに集中している。  「地元でのインターハイだからといってあまり意識はしない」と言いながらも「まずは県予選をトップで通過し、本大会の第1グループを取る。全国でどの程度通用するか確かめたい」と、出場に照準を合わせている。 地元の大会で 勇姿を見せる   佐々木佑磨 さん ささき・ゆうま 平舘2年 ◎profile  2歳からスキーを始める。昨シーズンは東北高等学校スキー選手権に出場。好きな選手は皆川賢太郎。好きな言葉は「努力は実る」身長171a。血液型AB型のてんびん座。16歳。  スキー部で唯一2年生の佐々木さん。尊敬する先輩たちと楽しみながら練習に取り組みつつ、さらなるレベルアップのために、盛岡市玉山区の自宅から約15`の道のりを自転車で通学する姿は負けたくないという気持ちからくるものだろうか。  「地元でのインターハイに出場できるチャンスはめったにない。両親に成長した姿を見せるために、出場して一つでも上の順位を狙いたい」と語る佐々木さん。2歳からスキーを始め、今までスキーを続けさせてくれている両親への感謝を忘れない。 スキーができる喜びを 全国の舞台にぶつける  大森 真弓 さん おおもり・まゆみ 平舘3年 ◎profile  3歳からスキーを始める。昨シーズンは東北高等学校スキー選手権に出場。好きな選手は眞田ひばり(早稲田大)。特技はインラインスケート。身長163a。血液型O型のてんびん座。17歳。  村田 夏貴 さん むらた・なつき 平舘3年 ◎profile  小1からスキーを始める。昨シーズンは全日本選抜ジュニアスキー選手権大会SG10位ほか入賞。好きな選手はベンジャミン・ライヒ(オーストリア)。身長160a、血液型B型のふたご座。17歳。  2人には共通点がある。市外から平舘高校に進学したこと(大森さん=千葉県・長南中学校、村田さん=一関市・山目中学校)、共にスキーが大好きで、スキーに対する情熱があふれているということ―。  父親に連れられ、小学校3年生からコーチのいる新潟で冬を過ごした大森さんは、スキー漬けの毎日を送ることで、自分が上達していくのを実感し、スキーにのめり込んでいった。そして、スキーを第一に考えて平舘高校に進学。昨年1月に股関節を脱臼し入院したが、そのことが人一倍体調管理に気を付けるきっかけとなった。  村田さんは、中学校まで続けたバスケットボールもスキーのトレーニングの一環と捉えるなど、スキー中心の生活を送ってきた。中2に腰を痛め半年間入院、中3の1月には靭帯を切る大けがを負い、普通ならスキーをやめてしまうところも「あせらず・あなどらず・あきらめず」をモットーに懸命のリハビリで競技に復帰した。  インターハイの目標は「八幡平市は第2のふるさと。出場するなら表彰台の一番高いところに立ちたい」と大森さん。「3年間の集大成。今までの成果を出し切り、狙うは入賞」と村田さん。  冷めることのない2人のスキーへの情熱が、全国の舞台で実を結ぶはずだ。 INTERVIEW  佐々木洋幸監督 Hiroyuki Sasaki  両親や学校、OB、地域の理解があり、選手たちは県内一環境の恵まれた八幡平市でスキーに打ち込んでいます。小さい子どもたちに夢を与えるためにも、選手の成長した姿を地元のインターハイでお見せします。応援よろしくお願いします。 ●平舘高校スキー部  これまで各種大会で多数入賞を果たし、多くの選手を輩出している。本年度から男子スキー部が県のスポーツ特別強化指定校になった。前回のインターハイでは新里尚子選手(現・東海大)が女子回転で準優勝した。  第60回全国高等学校スキー大会開幕まで248日 Topics1 実行委員会を設立  22年度全国高等学校総合体育大会第60回全国高等学校スキー大会実行委員会設立総会は5月20日、市総合福祉センターで行われました。  県高等学校体育連盟山田市雄会長(盛岡三高校長)が「大会には選手・役員など合わせて約2000人が参加する。選手が実力を十分に発揮し、来ていただいた人に喜んでもらえるよう、成功へ向け協力をお願いしたい」とあいさつ。実行委員会会長に山田会長を選びました。  続いて行われた第1回総会では、事業計画および収支予算案を承認。予算規模は5000万円で、市は1500万円を補助します。  同大会は市としては初めての開催となりますが、旧安代町で、第26回(昭和52年)・36回(昭和62年)・46回(平成9年)に開かれています。 Topics2 スローガン・シンボルマーク・ポスター図案決定  同大会のスローガン・シンボルマーク・ポスター図案は、すでに以下のとおり決定しています(学年は受賞当時のもの)。 ■スローガン(応募総数1,330) 「雪原に馳せる情熱 イーハトーブの華となれ」盛岡第一高校2年 風張 沙樹さん ■シンボルマーク(応募総数221) 盛岡第二高校2年 中舘 優希子さん ■ポスター図案(応募総数47) 不来方高校2年 柴田 望さん 8ページ 岩鷲護神ハチマンタイラー テーマ曲完成 CDの発売も  ふるさとを愛する心で悪と戦う八幡平市のローカルヒーロー・岩鷲護神ハチマンタイラーのテーマ曲が完成し、CD化されることになりました。  曲は全4曲。ハチマンタイラーに由来する歌詞を織り交ぜ、子どもも大人も楽しめる曲ばかり。ハチマンタイラーがイベントに出演するときはこの曲の構成でイベントを行います。  1Advent the Rock Eagle (テーマ曲)  2Madarame (宿敵マダラメの曲)  3Power of Justice (戦闘シーンの曲)  4To Bright Tomorrow (エンディング)  テーマ曲を作ったのは、平成11年から盛岡市を中心に活動するアマチュアバンド・Ratsel(レーツェル)。ハチマンタイラープロジェクトを応援する形でテーマ曲の作成を提案し、市商工会の協力の下、レコーディングを行いました。  CDは1枚1,000円。市商工会などで販売されるほか、ネット販売も行います。また、売上げの一部は児童福祉のために寄付されることになっています。  CD購入など詳しくは、市商工会青年部(電話76-2040)またはMAOS(電話019-683-1236)まで。  Ratsel(レーツェル)  (左から) Charly(ドラム)、Mao(ボーカル・リーダー)、KenG(ベース)、Ryu(ギター)  平成12年胆沢ミュージックフェスティバルでグランプリ受賞、これまで自主制作CDアルバムを2枚発表している。  【テーマ曲作成に当たり】  八幡平の自然とロックを融合し、テーマに乗せました。子どもたちやたくさんの人たちに聞いてもらい、ハチマンタイラーとともに夢と希望と与え、地域を盛り上げていきたいと思います。 第19回岩手山焼走りマラソン全国大会 平成22年7月25日(日曜日)  参加者募集中 申込締切 6月25日(金曜日)  詳しくは同大会実行委員会(市産業部商工観光課内、電話76-2111、内線1262・1266)まで。 「農(みのり)と輝(ひかり) 大地の食財 八幡平フェア」開催 八幡平の初夏の味覚楽しむ  ホテルメトロポリタン盛岡では、季節に応じた市内の食材を使ったメニューをランチやディナーで提供して、お客様へ「初夏の八幡平」の味覚を楽しんでいただき、「食」を通して四季を通じて豊かな食材と観光資源のあるまち「八幡平市」を発信する「農と輝 大地の食財 八幡平フェア」を次のとおり開催しています。 ■期間 6月30日(水曜日)まで ■八幡平メニュー提供レストラン  【本館】 4階チャイニーズダイニング「JUEN」  【ニューウィング】 1階日本料理「対い鶴(むかいつる)」、2階ダイニング&バー「ジョバンニ」、2階フランス料理「モン・フレーブ」  ※同フェア期間中に、八幡平メニューをご利用のお客様へ、抽選で八幡平市の特産物をプレゼントするキャンペーンを実施しています。  詳しくは、ホテルメトロポリタン盛岡(電話019-625-1211)または市産業部商工観光課(電話76-2111、内線1266)まで。 9ページ 各課からのHOT LINE 建設部下水道課 浄化槽を設置し水質汚濁防止を  市は、し尿と生活雑排水を合わせて処理する浄化槽の設置を推進しています。22年度分の市設置・管理型浄化槽の予定数に余裕がありますので、希望者を次のとおり募集します。 ■対象地域 市内全域(公共下水道事業区域、特定環境保全公共下水道区域、農業集落排水事業区域、そのほかの集合浄化槽区域を除く。一部該当にならない区域もあります) ■申込方法 市建設部下水道課(松尾総合支所内)に備え付けの申請書に必要事項を記入し、図面など必要書類を添えて提出してください。 ■申込期限 7月9日(日曜日)まで(予定工期10月〜)※申請の前に必要な書類や手続きなどがありますので、期限にかかわらず早めに問い合わせください。 ■市設置・管理型浄化槽とは 市が、浄化槽本体のみを設置し、その後の維持管理まで行いますが、浄化槽本体以外の宅内排水設備工事浄化槽本体以外の宅内排水設備工事や流入管・放流管工事は個人で行うことになります。  また、設置された方には、分担金と毎月の浄化槽使用料を納めていただきます  詳しくは、市建設部下水道課(電話74-2111、内線2233)まで。 企画総務部総務課 広報はちまんたいへ皆さんのPR広告を  市は、本年度も市が発行する広報紙「広報はちまんたい」に掲載する広告を次のとおり募集します。 ■広告の規格  ・サイズ 1枠=縦43ミリ×横8ミリ(1広告につき2枠分まで使用できます) ・刷り色 フルカラー(本号のみ)または2色 ■募集方法  【本号】 株式会社岩手広告社(電話019-623-3777)に申し込みください。料金は問い合わせください。  【お知らせ号】 市企画総務部総務課広報統計係に直接申し込みください。掲載できるのは市内の業者、団体などになります。掲載料金は1枠9,582円(税込み)です。なお、印刷用データは、各自で用意願います。  詳しくは、市企画総務部総務課広報統計係(電話76-2111、内線1218、1219)まで。 市民部税務課 公的年金にかかる市・県民税納付方法が一部変わりました ■65歳未満は「給与特徴」  昨年度までは、65歳未満で給与所得のある人は公的年金にかかる市・県民税を納付書で納付していただきましたが、6月から給与天引き(給与特徴)ができるよう、改正になりました。 ■65歳以上は「年金特徴」  65歳以上の人の公的年金所得にかかる市・県民税は、広報はちまんたい21年9月17日号(ナンバー91)でお知らせしたとおり、年金からの特別徴収(年金特徴)が昨年の10月から行われています。 ■対象となる税額  公的年金所得にかかる市・県民税の均等割額と所得割額です。公的年金以外の給与所得や事業所得などの所得割額は今までどおり給与からの特別徴収あるいは納付書による納付となります。 ■新たに年金特徴が開始される人  4月1日現在、65歳以上で、介護保険料が年金から天引きされている人です。  納付については、公的年金にかかる年税額の半分を、納税通知書により第1期(6月末)、第2期(8月末)の納期で納付(口座振替)します。残りの半分は10月、12月、23年2月支給の年金から天引きされます。 ■昨年度に引き続き年金特徴される人  今年の2月支給の年金から市・県民税が天引きになった人です。  納付については、今年の2月に天引きされた額と同額が4月、6月、8月支給の年金から天引き(仮徴収)されます。確定した今年度の税額から仮徴収分を差し引いた残りの額が、10月、12月、23年2月の年金から天引き(本徴収)されます。  特別徴収になる年金は、受給している人の年金の種類や金額によって異なります。6月中旬に送付する納税通知書に年金の種類や税額を記載していますので確認ください。  詳しくは、市市民部税務課(電話76―2111、内線1245〜1248)まで。 10、11ページ Photo Topics 小中学校運動会・体育祭 勝利目指し熱き戦い   5月から6月にかけて、市内の小中学校では、運動会や体育祭が行われました。どの日も天候に恵まれ、仲間や家族、地域の人の声援を受けた子どもたちは、団体種目や個人種目で競い合いました。 12、13ページ 話題ピックアップ まちのニュース 皆さまからの情報をお寄せください。電話0195-76-2111、内線1219まで。 GW・観光客でにぎわう 「桜と雪の回廊観光キャンペーン」イベント  ゴールデンウイーク期間中は「桜と雪の回廊観光キャンペーン」のもと、市内各地でイベントが開催されました。  桜松公園で5月3日、桜松神社例大祭にあわせて不動の滝まつりを開催。訪れた観光客は、日本の滝百選に選ばれている同滝と会場で行われた民謡歌謡ショーやジャンケン大会などを楽しみました。  道の駅にしねでは5月3日から5日まで「道の駅にしね産直まつり春の大感謝祭」が開かれ、豚汁やもちが振る舞われたほか、5日には1、2歳児の子どもが一升もちを背負って歩くイベントも行われ、子どもたちは家族の声援を受け、元気いっぱい歩きました。 残雪で五輪戦士から学ぶ SAJ東北ブロッククロカン合宿  全日本スキー連盟東北ブロックのクロスカントリー合宿は5月1日から4日まで、兄川牧野で開催されました。  東北各県から中高生の選手と指導者約150人が参加。バンクーバー冬季オリンピッククロスカントリー競技女子代表の福田修子選手(29、岐阜日野自動車)などが講師を務め、実演を踏まえながらフォーム確認など基本練習を指導しました。参加者は、シーズン最後となる雪上練習で感覚を確かめながら技術を磨きました。 身近な「モノ」で漆を表現 「漆の表情―器だけじゃないモノ―展」  安比塗漆器工房では、4月29日から5月16日まで「漆の表情―器だけじゃないモノ―展」が開かれました。  14人の作家が手鏡や名刺入れ、ピアスなど約100点を出品。普段の食器のイメージと違い、身近なものを色鮮やかに表現することで、漆の可能性が最大限に生かされた作品は、訪れた人を魅了していました。  5月15・16日には漆塗りのブローチや帯留めの絵付け体験も行なわれ、参加者は世界に1つだけの漆塗りの小物を作り上げました。 デンマークから学ぶ地域 日本一住みよい市を考えるフォーラム  日本一住みよい八幡平市を考えるフォーラムは5月8日、西根地区市民センターで行われました。  市内外から約240人が参加。デンマーク在住の千葉忠夫日欧文化交流学院長と東八幡平病院の及川忠人院長の講演に続き、デンマーク国民学校のローナ・ホルム・アンデルセン校長と同国ミドルファート市ハンナ・ラオウリセン副市長が同国の教育と女性の社会参加の現状を紹介。参加者は講師の話を聴き、よりよい福祉や教育のあり方について考える機会となりました。 広大な大地で牛のんびり 市内各牧野で放牧開始  4月30日の上坊牧野を皮切りに、市内の各牧野で本年度の放牧が開始されました。  5月14日は、七時雨牧野で放牧を開始。市内各地からトラックで運ばれた肉牛約170頭が入牧し、体重測定、予防注射などを受けた後、約309ヘクタールの広大な草地に放たれました。  放牧は、畜産農家の労働軽減や草資源の有効活用を目的に行われているもので、牛たちは11月までのんびりと過ごします。 14ページ 福祉ネットワーク 保健のひろば 特定健診の受診を  市では現在、特定健診を実施しています。昨年度は対象者7293人のうち2668人が受診しました(受診率=36・6%)。市では24年度までに受診率65%達成を目標としています。  この健診は、メタボリックシンドロームに着目した健診です。内臓脂肪の蓄積を把握することにより、生活習慣病の発生や重症化を予防することを目的としています。 ■男性の約4割、女性の約2割がメタボリックシンドローム該当者または予備軍 ■すべての検査項目で、女性よりも男性の有所見者数が上回る ◆健診を受けるに当たり  検査項目に影響するため、空腹の状態で受診する。  健診前は油ものは控える。  気候に合わせた服装で受診する。  時間に余裕を持ち、リラックスして受診する。 ◆食生活のポイント  1日3食、なるべく決まった時間に食べる。  寝る2〜3時間前には食べ終わる。  ゆっくりよくかんで食べる  「腹8分目」を守る。 環境のみらい ◆ごみの出し方はルールを守って  最近、地域のごみ集積所に市で収集しないごみを出しているのが見受けられます。次のことに注意し、ごみを出すようにしてください。 1粗大ごみ(いす・こたつ・オーブンレンジなど)や引火の恐れのあるごみ(ファンヒーター、灯油などを入れた空き容器)は、直接清掃センターに搬入してください。 2廃家電(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機)、パソコンは、小売店などに相談の上、指定された方法で処理してください。 3廃タイヤは、ガソリンスタンドまたはタイヤ販売店へ依頼してください。 4オイルやオイルエレメントは、整備工場またはガソリンスタンドへ依頼してください。 5農機具類は、取扱店などに依頼してください。 ※ごみの処理方法について詳しくは、市市民部市民課または清掃センター(電話76-2814)まで。 介護のココロ ◆「閉じこもり」は、寝たきりにつながる  「家が一番」とばかりに家にこもってばかりでは、足腰は衰え、食欲も低下して衰弱の悪循環が進行し、やがては要介護状態に移行する危険があります。また、家の中では刺激が少ないため、次第に脳も衰え、認知症も招きやすくなってしまいます。  次の点に注意し、健康な生活を送りましょう。  閉じこもりを解消する生活改善 改善1 規則正しい生活リズムをつくる 改善2 体を動かす時間をつくる 改善3 こまめに外に出る機会をつくる 改善4 趣味を通じた人間関係をつくる 改善5 ボランティアなどで自分の役割を持つ 改善6 健康教室など、地域で行っているサービスも利用する 15ページ まちの企業探検隊6 有限会社ファーストコートサービス 紹介者 製造部長 安ケ平 恵 さん  所在地 大更2-154-17  資本金 300万円  代表者 佐藤 晃  設立 平成14年8月  従業員数 10人  電話番号 75-2371  事業内容 アルミ・鉄・ステンレス・石材などの素材の表面処理  主な取引先 建築金物・自動車・半導体メーカー  ▼どんな会社ですか  さまざまな素材の表面処理を行っています。従業員は全員女性で、女性ならではの明るさと丁寧さで、一人一人が自分の仕事に責任を持って取り組んでいる活気のある会社です。 ▼どんな仕事をしていますか  車やお墓のコーティング、工業製品のテフロン加工など表面処理の技術の開発や工程設計を行っています。加工する対象や使用環境によって加工方法は変わってきます。 ▼仕事で心掛けていることは  お客様の声が直接届くので、満足してもらえる仕事をすることと、自分自身が成長し、より高い技術を提供できることを心掛けています。 ▼やりがいを感じるところは  お客様からお預かりし、コーティングした車の引き渡しのとき、きれいになったと言われたのがうれしかったです。 ▼今後の展望は  もともと物作りが好きなので、表面処理の開発に力を入れ、お客さまのニーズに合った技術を提供していきたいです。 われらスポーツ少年団  ナンバー1 八幡平市剣道スポーツ少年団  市剣道スポーツ少年団は、旧西根町の時代から約30年以上続く歴史のあるスポーツ少年団で、卒業生の中には、インターハイに出場した選手もいます。  現在は、小学校3年生から中学校3年生まで13人が所属。剣道の基本である「型」や構え、技の打ち込みから実践で駆け引きしながら相手と勝負するなど練習に励んでいます。  同少年団のモットーは「百練剛」。日々努力を惜しまず練習し、忍耐力や自分を磨くことを剣道を楽しみながら養うことを目標にしています。  剣道は「礼に始まり礼に終わる」競技であり、けいこを通じて礼儀を教えることで、あいさつなど毎日の生活につながると思っています。 ※見学・体験にぜひ来てください。竹刀と防具は貸し出ししています。 ■練習日時 毎週月・木曜日       午後7時から9時まで ■練習場所 大更公民館 体育館  詳しくは、市剣道スポーツ少年団指導者・鈴木和由(電話74―4140または090―4631―8031)まで。 16ページ 博物館だより  博物館主要行事案内2 ◆企画展「北氏一族とその周辺」  寺田城主と伝えられる北氏に関する文献は、あまり残っていませんが、花巻市のまちづくりを行った北松斉(信愛)の長男愛一が、ここに居城したといわれています。  戦国時代、この地方は比内や津軽地方への交通の要衝で、浅利氏・秋田氏・津軽氏などと軍事的接触拠点となった所であり、金銀鉱脈の資源が豊富に眠る鹿角地方へと続くため、南部氏が領国を強化する目的で、信頼する北氏を派遣したと考えられます。寺田城主(北館)北氏は、直愛、愛時と続きますが、岩松のとき、断絶します。  一族はその後、北松斉の四男愛継(直継)が北氏の位牌を継承。代々家老を歴任し、鹿角や石鳥谷などに領地を増やし南部氏を名乗るに至ります。  今回の展示では、北氏に縁のある資料や古文書など、県指定の文化財も展示予定です(期間は9月中旬から10月下旬までの予定)。 ◆県立博物館「新指定文化財展」案内  県立博物館では、19年度から21年度にかけて、県や国の指定・選定を受けた文化財を、実物や写真、関連資料などで紹介する「新指定文化財展」を7月4日(日曜日)まで開催しています。この企画展には、昭和57年指定の田山暦および版木、今年指定になった安比川流域木地師資料など、本市関係資料も公開されていますので、ぜひご覧ください。 ◆古文書解読講座始まる  本年度の古文書解読講座が、「岩崎一揆由来」を題材に始まりました。豊臣秀吉の小田原北条氏攻めに参陣しなかった咎(とが)で領地没収された和賀氏が、領地回復を願って岩崎城に立てこもり、南部氏と戦い敗れますが、北松斉の守る花巻城との攻防戦や参加諸氏の由来などが書かれた貴重な記録です。講師は二戸市文化財調査委員目時東次郎氏です。  開催日は毎月第4土曜日。受講希望者は、博物館(電話63-1122)まで申し込みください。 図書館だより  大人向け学習会を開催します 子ども図書館まつりなどにぎわう  4月23日から5月12日までの「こどもの読書週間」に合わせ、子ども向け行事「子ども図書館まつり」「図書館体験会」「春の映画会」を開催しました。  4月25日に開かれた子ども図書館まつりでは、花巻市の「人形劇ボランティアサークル おでんせ」による人形劇や、絵本の読み聞かせを行いました。手づくり人形による「ソメコとオニ」は、大きな人形を使った迫力ある舞台で、子どもたちを楽しませました。また、5月8日に行われた図書館体験会では、小学生が1日図書館員となり、実際の作業を通じて、図書館と本について学びました。 一握の砂百周年記念し啄木学ぼう  本年は、石川啄木の歌集「一握の砂」刊行百周年に当たります。市立図書館では、啄木を学ぶ学習会を次のとおり開催します。 ▲日時 7月3日(日曜日)、午後6時半から ▲場所 市立図書館お話室 ▲講師 石川啄木記念館学芸員 山本玲子さん ▲申し込み 定員20人 ※締め切り6月28日(月曜日) 行事・休館日のお知らせ ▲6月テーマ展 「石川啄木と明治」 ▲おはなしのじかん 6月27日(日曜日)、7月10日(土曜日)、午後3時から ▲新刊子どもの本を読む会4 7月3日(土曜日)、午前10時から ▲休館日 6月8日(火曜日)・15日(火曜日)・22日(火曜日)・29日(火曜日)・7月1日(木曜日)・6日(火曜日) 17ページ よろこび おくやみ 健やかに 田村 粋(きよ)(信幸・裕美子/松久保) 山本 煌矢(こうや)(善幸・京子/日瀬通) 藤原 侃汰(かんた)(健太朗・晃子/大久保) 佐々木 凜歩(りほ)(邦房・瞳/野駄) 鈴木 琉星(りゅうせい)(博也・七恵/下町二区) 工藤 椿生(つばき)(昭悟・友里/岡村) 田村 未空(みく)(芳徳・真耶/町組) 遠藤 快大(かいと)(武敬・快子/松川) 高橋 洸翔(こうが)(正喜・静香/野駄) お幸せに  齋藤 嘉賢 /松尾  石坂 華織 /安比高原  高橋 学  /南寄木  上原 晶  /東京都  目時 国隆 /滝沢村  北舘 史恵 /畑2区  高橋 竜一 /上寄木  千葉 真奈美/上寄木  大巻 希六 /北村  上野 幹子 /北村  小野 秀一 /寺田  山本 加緒里/寺田  工藤 大介 /盛岡市  工藤 秋生 /上野駄 安らかに  伊藤 ノブエ 75歳 上町  遠藤 弥蔵  72歳 東  山口 孫次  87歳 前森  藤田 榮   78歳 柏台二丁目  伊藤 勘一  77歳 舘腰  土橋 重光  86歳 中松尾  佐々木長四郎 87歳 山崎  盛内 専二郎 72歳 秋葉  仙木 巳之松 83歳 南寄木  高村 キノ  82歳 田山上  松浦 由春  57歳 堀切  工藤 榮悦  78歳 若谷地  畠山 政蔵  87歳 細野  山ア ハツ  91歳 椛沢  小林 辰之助 91歳 東  佐々木 武夫 84歳 上町  角舘 繁男  62歳 折壁  柴田 キクエ 78歳 金沢  芦名澤 ヤエ 76歳 五百森  関 末太郎  84歳 兄川  関 長三郎  97歳 豊畑  伊藤 綾子  72歳 舘腰  浦田 サクラ 91歳 大久保  高橋 トヨ  77歳 野駄  中村 光政  71歳 荒木田  佐々木 清一 91歳 野駄  北舘 みのる 78歳 新町中央  高橋 長悦  74歳 南寄木  芦名沢 セツ 81歳 中関  小山田 ミチ 91歳 仲町  鬼柳 セキ  84歳 南寄木  小林 直孝  82歳 東 No.57 広報クイズ6月3日号の問題 来年開催されるインターハイは2月何日から?  正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、ファクス、メールに「答え、住所、氏名、年齢」を書いて応募してください。また、答えのほかに、広報の感想や意見などを書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募期限 6月21日(月曜日) 消印有効 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆ファクス 75-0469 ☆メール somuka@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力、携帯電話は上の二次元コードからも送信できます) ◎第56回の正解 「4年間」 ◎応募者数 7人 ◎正解者数 7人 ◎当選者 中軽米洋子さん(松尾寄木)、大森リツさん(叺田)、泉山愛子さん(平又) 18、19ページ INFORMATION お知らせ 有害鳥獣などを捕獲狩猟免許試験を実施  県では、狩猟や有害鳥獣捕獲などをするために必要な狩猟免許試験を次のとおり行います。 ■狩猟免許の種類  1網猟(網) 2わな猟(わな) 3第一種銃猟(装薬銃) 4第二種銃猟(空気銃)  ■試験日時・場所  7月11日(日曜日) 午前9時から午後5時 岩手県立大学(滝沢村)  9月5日(日曜日) 午前9時から午後5時 県消防学校(矢巾町) ■受験手数料 1種類5200円(他の免許を持っている人は3900円)  詳しくは、県環境生活部自然保護課(電話019-629-5371)または盛岡広域振興局福祉環境部環境衛生課(電話019-629-6563)まで。 失業者の短期雇用に補助金を交付します  市では、短期間(1年以内)の雇用の場拡大を目的とする「緊急雇用創出事業」を実施しています。  この事業は、失業者が次に雇用されるまで、短期雇用の機会を提供した事業所に対し、補助金を交付するものです。 ■事業要件 新規雇用失業者の人件費が事業費の2分の1以上で、かつ、補助対象となる失業者数が全労働者のおおむね4分の3以上  詳しくは、市産業部商工観光課(電話・内線1263)まで。 複数の診療科を受診申請書提出は月1枚  乳幼児・児童・妊産婦・重度心身障害者・母子家庭医療費助成を受けている人は、これまで旧総合病院を外来受診したときに、診療科ごとに医療費助成給付申請書を提出していましたが、4月からは、同じ月内に複数の診療科を受診した場合でも給付申請書の提出は月1枚となりました。  なお、同月内に同医療機関で入院と外来の両方がある場合は、これまで通り入院用と外来用の2枚提出になります。  詳しくは、市市民部保健課(電話・内線1145)まで。 さんさ踊りパレード参加してみませんか  さくらさんさ愛好会(山口聡子代表)では、8月1日から行われる盛岡さんさ踊りパレードに今年も出場します。パレードに向けた練習を次のとおり行います。お気軽に練習会場まで来てください。 ■練習日時 6月10日(木曜日)から7月1日(木曜日)までの毎週木曜日、午後7時から9時まで ■場所 西根地区体育館  ※7月6日(火曜日)からは、毎週火曜日、市総合運動公園体育館です。  練習日に配付する参加要領を確認してください。  詳しくは、さくらさんさパレード参加事務局・佐々木(電話74-4363、Eメール:nobusa@gmail.com)まで。 森林の伐採・開発手続きが必要です  森林を伐採、開発するときには、事前に届け出や許可申請の各種手続きが必要です。計画している場合は、安代総合支所土木林業課または、盛岡地方振興局林務部に相談してください。  保安林以外の森林での立木の伐採について詳しくは、安代総合支所土木林業課(電話・内線3141)、保安林での立木の伐採や土地の形質の変更および、保安林以外の森林での1ヘクタールを超える開発行為について詳しくは、盛岡広域振興局林務部(電話019-629-6616)まで。 脱白熱球キャンペーンみんなで温暖化防止を  温暖化防止いわて県民会議と県では、6月から12月まで「いわて脱白熱球キャンペーン」を行っています。  省エネ型照明(LED照明ほか)は白熱球と比べて、消費電力が少ないので、温室効果ガスを抑えるだけでなく、長持ちします。  白熱球を更新するときは、環境と家計にやさしい省エネ型照明の利用を検討ください。  詳しくは、県環境生活部環境生活企画室(電話019-629-5326)まで。 恒例八幡平市民号参加者募集します  JR大更駅、びゅうプラザ盛岡では、「八幡平市民号」を次のとおり開催します。5回目となる今回は、北海道函館市にある「湯の川温泉」を目指します。 ■日程 7月8日(木曜日)から9日(金曜日)までの1泊2日 ■主な旅程 貸し切りバスで市内駅を経由→松尾八幡平IC→青森IC→青森駅→函館駅→五稜郭タワー→トラピスチヌ修道院→湯の川温泉「ホテル平成館 海洋亭」→赤レンガ倉庫群、函館朝市→函館港(フェリー)→青森港(貸し切りバス)→青森IC→松尾八幡平IC→市内駅を経由 ■旅行代金 大人1人31500円 ■募集定員 80人(最少催行人員60人)  申し込みなど詳しくは、JR大更駅(電話76-3115)まで。 焼走り国際交流村点検・工事で休館  岩手山焼走り国際交流村温泉館では、保守点検などのため、次のとおり休館します。 ■休館日 6月16日(水曜日)から18日(金曜日)まで  詳しくは、岩手山焼走り国際交流村(電話76-2013)まで。 国保西根病院で臨時看護師募集  市西根病院では、次のとおり臨時看護師を募集します。応募は随時受け付けています。年齢は問いません。 ■募集人員 2人 ■応募資格 看護師または准看護師免許を持っている人。フルタイム(7時間45分勤務)以外で、パート(半日、時間単位勤務)を希望する場合は、相談に応じます。 ■応募方法 履歴書に記入の上、看護師または准看護師免許証の写しとともに申し込みください。後日、面接を行います。 ■任用期間(予定) 23年3月31日まで  詳しくは、市西根病院事務局(電話76-3111)まで。 森整形外科で看護師を募集  森整形外科では、次のとおり看護師を募集します。申し込みは随時、電話で受け付けています。 ■募集職種 看護師、准看護師いずれか1人 ■勤務先 森整形外科通所リハビリテーション  詳しくは、森整形外科(電話76-2318)まで。 6月は「食育月間」  「食育」とは、さまざまな経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることをいいます。食を通じたコミュニケーションやバランスのとれた食事、食を大切にする気持ち、地産地消などについて考えてみませんか。  詳しくは、市産業部農政課(電話・内線1271)まで。 20ページ 八幡平いにしえの宝(市内にある指定文化財を紹介します)  木造釈迦如来坐像(もくぞうしゃかにょらいざぞう)  所在地 西根寺田第20地割27番地(江峰山聖福寺)  指定年月日 昭和53年8月31日(旧西根町指定)  寸法/材質 像高38.5p/寄木造    本堂内に鎮座し、釈迦三尊坐像の中心をなす如来像です。室町時代の作とされ和様の彫像で、聖福寺の本尊です。その形制は、肉髷(にっけい)・螺髪(らほつ)を彫り出し、頭部の肉髻珠、白毫(びゃくごう)ははめ込みしており、彫眼して耳朶(じだ)を環しています。衣は偏袒右肩(へんたんうけん)につけ、悟り開いたことを表す法界定印(ほっかいじょういん)を組み、右足を上に結跏趺坐(けっかふざ)しています。構造は、根幹部は前後二材より彫出し、膝前部は横一材。左肩・右肩より右ひじに至る材と寄木造ですが、全体的に補修カ所があります。当初の姿が想像しにくいですが、低い肉髷や硬くなりながらもどことなく生々しさが残る顔付きは、時代を現していると思われます。  慶長3年(1598)に聖福寺が開山する際に、寿応山沢両寺(じゅおうざんたくりょうじ)にから遷座したとの言い伝えがあります。  ≪参考文献≫西根町仏像・宝筐印塔調査報告書、江峰山聖福寺ガイドブック