1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地 八幡平市 広報はちまんたい 2010年4月8日 No.102 今月の表紙  松尾中学校の卒業式は3月12日、同校体育館で行われました。60人の卒業生は、石井修直校長から卒業証書を授与された後、保護者席の前に設けられた台の上へ、勉強やスポーツに励んだ3年間の努力の証を誇らしげに示していました。(関連記事は19n) ●主な内容 さようなら、ありがとう渋川小学校…02 22年度当初予算のあらまし…06 福祉ねっとわーく…18 話題ピックアップ…22 お知らせ…26 2から5ページ 60年分の感謝を込めて― さようなら、ありがとう渋川小学校  昭和25年4月に大更村立大更第二小学校渋川分校として創立された渋川小学校は3月31日、60周年の節目に当たるこの日に閉校を迎えました。太平洋戦争の後、食糧増産のために入植した開拓者や地域の皆さんの尽力で創立。昭和36年に西根村立渋川小学校として独立してからも、地域の支えとともに60年の歴史を刻んできました。しかし、少子化が進んだ影響で最大142人を数えた児童も、最後は全校で11人。これまでに639人を送り出してきた、思い出の学びやから、60年分の感謝の気持ちを胸に、11人はそれぞれの道へと旅立ちました。 地域とともに歩んだ60年の歴史  終戦後間もない昭和21年、131人の入植者によって、渋川の開拓は始まりました。当時は、食糧難を解消するために国を挙げて食糧増産に向けた開拓事業を推進。渋川の開拓も、そうした中で始められた地域の一つでした。  わずかな身の回りの品だけを持ち、入植地に移住した開拓者たちは、農具による手作業で原野を切り開くという、苦難に満ちた開墾作業に明け暮れる日々。電灯もなく、石油ランプの明かりを頼りに夜を過ごしていました。道路事情も現在のような舗装されたものではなく、雨の日にはぬかるんで泥だらけの道になってしまいます。そんな中を子どもたちは遠く離れた大更第二小学校(現・東大更小学校)まで徒歩で通学。とはいえ、子どもの足ではなかなか大変な道のりです。たどり着けずに、途中で引き返してくることもあったといいます。  開拓もある程度進行した昭和24年、渋川開拓農協において、分校を建設しようと決議されました。県から補助金50万円、大更村からは建設資材の提供を受け、延べ705日にのぼる労力奉仕を行い、自分たちの手で建設。こうして昭和25年4月、大更村立大更第二小学校渋川分校が誕生しました。  分校誕生後も、地域の後押しは大きな力でした。教室の増築やプール、野球のバックネットなどの設備建設や楽器などの備品を購入するため、寄付や労力奉仕などを行って、児童の教育環境をより良いものとしてきました。  平成5年に、それまでの手作りの木造校舎から現在の校舎に建て替え。地域の大きな要望を受け、木造にこだわった校舎として建設されました。昭和37年から始められたすずらん慰問など、長く続く伝統が児童たちの手で受け継がれてきましたが、昭和50年ごろから60人前後で推移してきた児童数が平成10年ごろを境に急激に減少。21年度には、1人入学したものの児童数は11人になりました。今後の見通しとして入学する児童が見込めなくなり、教育環境を維持していくことが困難になるという地域の皆さんの声を受け、21年度限りで渋川小学校を閉校することになりました。  くしくも閉校する22年の3月は、大更第二小学校渋川分校の創立から数えて60年に当たる節目でもありました。人間であれば還暦に当たるとして2月23日、児童たちでお祝いの回を行いました。  渋川小学校として最後の卒業生を送る卒業証書授与式は3月19日、同校で挙行。卒業生の松村咲紀さんへ、佐藤せつ子校長から卒業証書を手渡しました。  地域住民や卒業生などが多数参加する渋川小学校の閉校式は3月19日に行われました。田村正彦市長は「市として、子どもたちのためにどうすれば良いのか、地域とともに考えた末の結論です。学校がなくなっても、この地域の活力を全国へ発信してください」と述べました。佐藤校長は「渋川小学校は、学区民の熱意と思いとともに歩んきました。これからも渋川魂を忘れず、がんばってください」とあいさつしました。  式典の終了後、11人の児童全員で「60年の歴史を築いたわが母校」と刻んだ記念碑を除幕。渋川小学校で学んだ全ての人の思い出と、支え続けた地域の思いを後世へ伝えようと誓いました。 渋川小学校60年の歩み ▽昭和25年4月 大更村立大更第二小学校渋川分校として現在地に創立 ▽昭和35年4月 60年で最高の在籍児童数(142人)を記録 ▽昭和36年4月 西根村立渋川小学校として独立 ▽昭和36年11月 西根町立渋川小学校と改称(町制施行) ▽昭和37年5月 第1回「すずらん慰問」実施 ▽昭和55年9月 創立30周年記念式典挙行 ▽昭和56年12月 渋川少年消防クラブ結成 ▽昭和57年7月 学校プール落成 ▽昭和59年4月 渋川森林愛護少年団結成 ▽昭和61年10月 教育情報いわて社の教育表彰受賞 ▽平成5年2月 新校舎落成 ▽平成6年2月 新屋内運動場落成 ▽平成7年9月 森林愛護少年団が全国大会で「松本賞」(みどりの奨励賞)受賞 ▽平成8年2月 森林愛護少年団が県教育長より「はばたき賞」を受賞 ▽平成8年5月 森林愛護少年団が日本善行会より表彰 ▽平成12年8月 50周年記念式典挙行、資料館「すずらん館」寄贈 ▽平成13年9月 創立50周年記念の森除幕式 ▽平成17年9月 八幡平市立渋川小学校と改称(町村合併) ▽平成18年9月 少年消防クラブが岩手県幼少年婦人防火委員会長賞を受賞 ▽平成19年7月 校舎内に「学童保育クラブ」開設 ▽平成22年3月 閉校式典挙行(在籍児童数11人) 渋川小学校校歌  作詞・作曲 竹田 伊三郎 朝日にはえる 学びの窓に あおぐ岩手よ 姫神山よ 高い希望に むねはずませて 足なみそろえ 進もうよ ゆたかな水に 花かげそえて 赤川とおく ささやく丘に 心と体を たゆまずみがき かがやくあすを 開こうよ 清く正しく 明るくつよく みんな楽しく 手に手をとって 今日もいそしむ この学びやは 渋川 渋川 われらが母校 最後の卒業生 松村 咲紀 さん  渋川小学校で最後の卒業生になってしまったということで、少し寂しい気持ちです。ことしは6年生として、児童会長として学校をリードしてきましたが、児童数が少なく行事などを運営するときは大変でした。この1年は良い思い出になりました。 6から7ページ 22年度予算概説  市民の幸せと笑顔をつくる新年度予算  市の22年度予算は2月25日に召集された市議会定例会に提案し、3月19日に賛成多数で可決されました。一般会計と7つの特別会計、2つの企業会計合わせて約235億円。ここでは、新年度予算のあらましについて紹介します。  経済や国政など、さまざまな環境が大きく変動する時代の中、より強固な地方自治を確立しなければなりません。  市議会3月定例会の冒頭で田村正彦市長は「開かれた市政と住民の満足度を高めるために、対話の行政をなお一層展開します。さらに市議会の皆さんと力を合わせ、活力ある八幡平市を目指して誠心誠意努力しますので、市民の皆さんのご理解とご協力を心からお願い申し上げます」と新年度の施政方針を述べました。  市は、慎重な審議を経て市議会で原案どおり可決されたこの予算に基づき、4月1日から22年度のまちづくりをスタートしました。  この予算のあらましは、左nのとおりです。8〜11nで、この予算で行われるまちづくりの主な事業について紹介。12nで、新年度予算を編成した後の市の財政状況についてお知らせします。  新年度予算の内容について詳しくは、市企画総務部財政課財政係(76−2111、内線1233)まで。  【歳入】国・県からの交付税など市民1人当たり約31万円に  22年度一般会計予算の総額は、158億9790万円で、前年度と比較して1.2lの伸びとなりました。これは、子ども手当てなど国の新たな制度が始まることで、関連経費の歳入が増加したことによるものです。  歳入で、もっとも大きいものは地方交付税の73億円で前年比2.8lの増加。次いで市税の29億3261万円、市債の17億7960万円となります。市税は3.1lの減少、市債は1.9l低く抑えました。財政基盤の強さを示す自主財源比率は子ども手当ての関連経費などで国からの歳入が増えたことから24・7lとなり、2.2ポイント低下しました。  税収は若干低下しているものの、市債の新規発行を抑え、健全な財政運営を継続しています。  【歳出】市民1人に約53万5千円の予算を使いまちづくり  歳出予算は、民生費が39億5633万円となり、全体の4分の1を占める最大規模となりました。これは、子ども手当て経費が増えたほか、市単独の乳幼児等医療費助成の対象を小学生まで拡大することなどにより、21年度比で9.6lと大きく増加したことによるものです。  道路や橋の整備を行うほか、引き続き住宅リフォームへの支援を実施することにより、土木費は11・5l増の13億5040万円。一般廃棄物最終処分場の建設で、衛生費は8.4l増加して15億7343万円です。また、新規事業として緊急新規学卒者雇用奨励金の実施やふるさと雇用再生特別事業の実施により、労働費は309l伸びて1億1643万円。元利償還金の減により、公債費は10・2l減の25億5767万円です。 8から11ページ 22年度予算の使いみち  市民満足を高める新年度の主要な施策  ◆安心の子育て環境づくり  乳幼児医療費助成 継続 5,267万3千円  市独自の子育て支援策として、22年度から医療費全額助成の対象を小学生まで拡大します(所得制限なし)。このために要する経費は2,400万円の見込みです。  ◆地域活性化の新拠点  松尾地区コミュニティセンター整備 継続 2億3,726万8千円  21年度に旧松尾地区公民館を解体した跡地に建設します。新たなコミュニティセンターは、23年度に完成予定です。  ◆地域の高卒者などの雇用を守る  緊急新規学卒者雇用奨励金 新規 3,600万円  22年3月までに新規に常用労働者として採用内定した対象者1人当りにつき、月10万円を2年間にわたって雇用主に奨励金として支給します。    ◆地域経済を下支えする積極策  住宅リフォーム支援事業 継続 2,000万円  事業費50万円以上の住宅のリフォームに対して、2割相当(上限20万円)の八幡平市共通商品券を給付します。21年度からの継続です。  ◆市民生活の基礎的インフラ整備  市道等整備 継続 4億4,578万5千円  市道日影山蟹沢線、市道堀切線(赤川橋橋梁予備設計)、市道中田野駄森線、市道南森線、市道山後開拓線(排水路)、県道焼走り線、市道新舘堀割線、市道共新住宅線、市道兄川支線(折合橋)、(仮称)森子支線など整備します。  ◆基盤産業の担い手を育成する  新規就農者等支援事業補助金 継続 289万円  新規に市内で就農する人を支援し、市の基幹産業である農業の担い手育成をするものです。新規就農者支援金(家賃への助成含む)、研修を受け入れる農家への支援などを行います。なお、この事業は3年間に限って実施するものです。  ◆児童生徒の安全な登下校のため  スクールバス等運行業務(西根地区) 新規 2,466万5千円  これまで運行していなかった西根地区内について大更小学校、西根中学校、寺田小学校、西根第一中学校方面へバスを運行します。  ◆長期的視野で市民の利便を高める  庁舎建設事業 新規 1億3,941万2千円  施設配置計画ができたことを受け、庁舎を建設するために必要な、庁舎建設実施設計や庁舎建設敷地造成実施設計などを行います。実際の庁舎建設工事は、23年度以降に開始する計画です。  ◆生徒の安全を守る改修  西根中学校校舎改修工事実施設計 新規 1,283万5千円  西根中学校校舎を耐震補強するための、実施設計を行います。本工事については23年度実施予定です。  市民歌制定事業 継続 544万5千円  21年度に広く一般から公募した市民歌の歌詞をもとに作曲を行います。また、レコーディング、CD作成、発表会などを行います。  第4分団積載車等整備(渋川・白屋) 新規 1,415万9千円  市民の生命・財産を守るため、老朽化した消防車両の更新や消防機械器具置き場の改築などを行います。  特定不妊治療費助成 新規 80万円  県単独事業で行われている不妊治療への助成に対して、市単独で上乗せを行います。少子化対策として22年度からの新規事業です。  集落営農組織支援事業補助金 継続 349万9千円  市の基幹産業である農業を支える集落営農組織に対して、組織育成などを目的として補助を行います。また、新規組織化の支援にも取り組みます。  八幡平市環境基本計画策定業務 新規 556万5千円  市の環境に関する施策をどのように進めていくか、総合的に検討する基本計画を2カ年で策定します。  大更駅周辺環境整備基本計画作成 新規 657万5千円  地域の皆さんの声を聞きながら、大更駅周辺の整備計画を策定します。  市有林間伐整備事業 新規 2,633万5千円  約115fの市有林を間伐します。全額県補助金による事業です。  りんどう生産規模拡大対策事業費補助金 継続150万円  新規作付・面積拡大をする場合の苗代、資材代に対し助成します。  ふるさと雇用再生特別基金事業 継続 4,185万円  観光案内事業、安比塗漆器堂運営事業、八幡平産直協同組合運営事業 、寺田学童保育クラブ運営事業など。全額県補助金による事業です。  テレビ難視聴地域解消事業 継続 3,750万円  天狗森、戸鎖、佐比内、荒屋新町、湯の沢、杉沢などの共聴組合に対して、デジタル化改修のため補助を行います。  第60回全国高等学校スキー大会実行委員会補助金 新規 1,500万円  23年早々に予定されているスキーインターハイ運営のため、補助を行います。  八幡平市共通商品券特典事業補助金 継続 836万7千円  1億2千万円分の八幡平市共通商品券の購入特典として、5l相当額を交付する事業に対して補助します。  第6次産業化促進支援事業補助金 新規 100万円  農業者組織などが商品開発、販路開拓、販売促進、施設整備などの事業を行う場合に、補助を行います。  八幡平景観保全事業 新規 1億2,750万円  国立公園の入り口に位置する八幡平ロッヂなどの老朽化施設を安全や景観面に配慮して、県と市の負担で解体撤去。イメージアップを図ります。  グラウンド利活用計画策定業務 新規 500万円  上寄木グラウンド(サッカー場2面)、中山グラウンド(ラグビー場2面)、陸上競技場の改修について検討を行います。  明治百年記念公園小水力発電所建設 継続 5,888万8千円  クリーンな自然エネルギーを利用した小水力発電所を建設します。小中学生への教育の場などとして提供し、豊かな自然エネルギー供給のまちを内外にアピールします。  一般廃棄物最終処分場整備事業 継続 2億133万円  現在使用している最終処分場の容量がまもなく満杯になることから、新たな処分場を整備します。23年度の完成予定です。  新規訪日中国人誘客促進事業補助金 新規 500万円  岩手県大連事務所と連携し、新規に訪日する中国人宿泊者の誘客事業を行います。 12ページ   22年度市財政の概況  基金の残高を増やすなど健全性が高まる  市の22年度一般会計当初予算は、総額158億9790万円で、前年度より1億9230万円、1.2l増加しています。これから子ども手当による増額分2億5393万円を差し引くと、実質的には前年度比で0.4l減った予算ですが、人件費や公債費が減った分、子育てや雇用対策、産業振興に重点を置いた予算になっています。  人件費・公債費の総額は減少し続ける  市の支出の中でも特に大きな割合を占めているのが、人件費と公債費です。合併してから、市では人件費と公債費の節減に努めてきました。合併した17年度の人件費と公債費の合計額は、65億8428万円でしたが、これを順調に減らし、22年度は、56億3776万円と、9億4652万円少なくなる見込みです。  市の借入金残高は合併以後で33億円の減少に  一般会計で起こす市債と企業会計で起こす企業債の残高の推移をみると、下水道事業が進んでいるため企業債は増える傾向にあるものの、一般会計で普通建設事業を抑制している効果が出て、市債は順調に減り続け、総額でも毎年減り続けています。22年度末では、17年度末よりも33億566万円の元金が減る見込みです。  基金残高は増加する傾向が続きます  一般会計の基金の主なものは、財政調整基金、減債基金、特定目的基金、土地開発基金です。財政調整基金は財源に不足を生じた場合に備えるため、減債基金は市債の償還に必要な財源を確保するために積み立てておくものです。また、特定目的基金は、それぞれの目的に応じて積み立てるもので、庁舎整備基金、合併市町村振興基金、農と輝の大地基金など、10の基金があります。土地開発基金は、公用・公共用の土地をあらかじめ取得する場合に備えるものです。  17年度末の残高は、合計で34億5704万円でしたが、22年度末の残高は58億357万円になり、23億4653万円増える見込みです。 13から16ページ 人事異動  22年度のまちづくり体制  新採用職員  佐々木 亜久里 市民部保健課 主事補  田村 直大 市民部税務課 主事補  佐藤 綾佳 福祉部地域福祉課 主事補  大森 美香 市民部市民課 主事補  中川原 文香 市民部保健課 栄養士  小野寺 里美 福祉部児童福祉課 主事 企画総務部 部長兼西根総合支所長 佐々木 正志 総務課 課長 津志田 徳悦 課長補佐 松村 錦一 行政係長 高橋 政典 主任 遠藤 由美子 主事 佐々木 智彦 主事 遠藤 園子 自動車整備管理者兼主任自動車運転手兼主任作業員 伊藤 正行 広報統計係長 津志田 勇孝 主任 齋藤 美保子 主事 北口 拓也 主事 宮野 政智 地域安全係長 佐藤 憲一 主任 中軽米 健 主事 関 満 主事 高橋 慶 課付 工藤 亘 総合政策課 課長 岡田 久   課長補佐兼政策調整係長 小山田 克則   主任 坂本 譲   主任 及川 隆二   主事 佐々木 靖人   行政経営係長 佐々木 孝弘   主任 中軽米 真人   地域情報係長 工藤 久志   主任 遠藤 祐一   係長(岩手大学地域連携推進センター) 金田一 捷誠 庁舎建設対策室 室長 高橋 正明     室長補佐 工藤 賢一     主任 佐々木 宣明 財政課 課長 小野寺 浩 財政係長 佐々木 善勝 主任 高橋 誠 主事 種市 篤志 課長補佐兼管財係長 遠藤 等 主任 立柳 俊一 主事 松尾 智幸 契約係長 古川 伸也 主事 伊藤 徹哉 地域振興課 課長兼西根総合支所地域振興課長 高橋 肇悦     課長補佐兼地域振興係長兼西根総合支所地域振興課長補佐兼地域振興係長 武田 啓子     主任兼西根総合支所地域振興課主任 関 貴之     主事兼西根総合支所地域振興課主事 遠藤 光志 市民部 市民部長 森 佐一 市民課 課長兼清掃センター所長兼斎場長 遠藤 栄太 副主幹兼戸籍住民係長 葛西 美羽子 主任 佐々木 洋美 主任 高橋 美穂 主事 大場 藍 主事 伊藤 研 主事補 向久保 智彦 主事補(新採用) 大森 美香 課長補佐兼環境衛生係長 高橋 桂子 主任 畠山 拓 主事 阿部 正陽 清掃センター 係長兼斎場係長 米田 直光     主任 工藤 晴彦 保健課 課長 種市 光則 課長補佐 藤田 濱子 副主幹兼国保年金係長 高橋 益子 主任 伊藤 緑 主事 泉山 竜一 主事 沼田 崇 主事 舘柳 佳子 主事 佐々木 優聡 主事補(新採用) 佐々木 亜久里 保健係長 松村 たづ子 主任 関 宏典 主任栄養士 田村 直子 栄養士(新採用) 中川原 文香 主任保健師 高橋 悦子 保健師 小林 恵美 保健師 山本 静子 保健師 渡辺 夕夏 保健師 種市 恵美 保健師 伊藤 千晶 課付(課長補佐級・後期高齢者医療広域連合派遣) 遠藤 武彦 税務課 課長 石羽根 福武 課長補佐 工藤 加寿子 市民税係長 村上 郁子 主任 立花 浩 主任 佐々木 聡子 主事 坂本 幸子 主事補 関 悠 資産税係長 遠藤 幸宏 主査 三浦 るみ子 主任 伊藤 信幸 主事 遠藤 佑輔 主事 下川 麻季子 主事補(新採用) 田村 直大 収納課 課長 藤村 裕子 収納第一係長 遠藤 竹弥 主事 柳澤 大輔 収納第二係長 高橋 琢紀 主任 遊坐 栄一 主任 高橋 繁範 主事 北舘 有輝 課長補佐兼収納第三係長 遠藤 俊彦 主任 伊藤 孝治 福祉部 福祉部長兼福祉事務所長 小野寺 清美 地域福祉課 課長 畠山 一彦   副主幹(障害福祉) 高村 恵子   課長補佐兼福祉総務係長 遠藤 富喜子   主事 舘柳 竜一   生活保護係長 工藤 紀之   主任社会福祉主事 本堂 清寿   社会福祉主事 小綿 隆   社会福祉主事 土村 岳   障害福祉係長 佐々木 仁   主任社会福祉主事 遠藤 悟   主事補(新採用) 佐藤 綾佳 児童福祉課 課長 米田 登志子   副主幹兼児童福祉係長 齋藤 恵美子   主任 北口 美智子   主事 佐々木 晴美   主事(新採用) 小野寺 里美   主任栄養士 田村 順子   課長補佐兼子育て支援係長 松浦 淳二   主任 工藤 裕志   主任 高橋 武士 大更保育所 所長兼寺田保育所長 滝澤 ミツエ   副所長兼主任保育士 鳥居 和枝   主任保育士 古川 千恵子   主任保育士 村田 律子   保育士 高橋 千春   保育士 遠藤 美咲   主任調理員兼主任用務員 本堂 由紀子   主任調理員兼主任用務員 小舘 久美子 寺田保育所 所長兼大更保育所長 滝澤 ミツエ   副所長兼主任保育士 工藤 節子   主任保育士 山口 静   保育士 佐々木 幸恵   調理員兼用務員 田村 真紀 松野保育所 所長 森 寛子   副所長兼主任保育士 工藤 順子   主任保育士 高橋 佳代   主任保育士 高橋 幸子   主任調理員兼主任用務員 荒川 美津子 寄木保育所 所長兼柏台保育所長 工藤 潤子   副所長兼主任保育士 畠山 礼子   主任保育士 畠山 ひろみ   主任保育士 藤井 聡子   調理員兼用務員 田村 智子 柏台保育所 所長兼寄木保育所長 工藤 潤子   副所長兼主任保育士 武藤 優子   主任保育士 佐藤 ひと美   保育士 小野 真由美   調理員兼用務員 田口 志保子 田山保育所 所長 山本 晶子   副所長兼主任保育士 畠山 卓子   副所長兼主任保育士 大森 玲子   主任保育士 滝沢 登美子   調理員兼用務員 北舘 史恵 あしろ保育所 所長兼あしろ保育所畑分園長 杉本 るみ子    副所長兼主任保育士 金澤 美惠子    主任保育士 鈴木 文香    主任保育士 関 悦子    主任保育士 齋藤 恵理子    保育士 立柳 明日香    調理員兼用務員 安保 美由樹 あしろ保育所畑分園 分園長兼あしろ保育所長 杉本 るみ子       副分園長主任保育士 高橋 郁子 長寿社会課 課長兼地域包括支援センター所長 工藤 定男   課長補佐兼地域包括支援センター所長補佐 香川 豊   高齢福祉係長 村上 直樹   主事 田村 修一   主事補 田村 崇宏   副主幹兼包括支援センター係長 高橋 公子   主事 武内 晶   主任保健師 松尾 淳子   主任保健師 工藤 千歳   副主幹(西根老人憩いの家) 佐々木 寿美   課付(課長補佐級・盛岡北部行政事務組合派遣) 松尾 亮   課付(係長級・盛岡北部要請事務組合派遣) 小山田 美恵子   課付(主任級・盛岡北部要請事務組合派遣) 佐々木 由理香   課付(主任級・盛岡北部要請事務組合派遣) 伊藤 健児   課付(主事級・盛岡北部要請事務組合派遣) 齊藤 清香 部付(部長級・盛岡北部行政事務組合派遣) 浦田 信悦 産業部 産業部長 工藤 昭二 農政課 課長兼家畜診療所長 藤原 一彦 課長補佐(農政・畜産) 伊藤 時彦 農政係長 田村 泰彦 主任 高橋 潤 主事 中軽米 広和 畜産係長 田村 春彦 主任技師 橋本 光幸 課長補佐(農業振興支援センター) 小林 清功 主任(農業振興支援センター) 松尾 茂 主事(農業振興支援センター) 山本 和範 家畜診療所 課長兼家畜診療所長 藤原 一彦   副所長 関 和弘 花き研究開発センター 所長兼地域資源利活用施設所長 日影 孝志        副所長 横山 温        主査 古川 弥忍        主任技師 遠藤 満        主任技師 高橋 亮 商工観光課 課長兼安代漆工技術研究センター所長兼安比塗漆器工房所長 高橋 一夫   課長補佐兼商工労政係長兼安代漆工技術研究センター所長補佐兼安比塗漆器工房所長補佐 田村 昌治   主任 畑 肇    主事 田村 麻衣   観光振興係長 阿部 正昭   主事 元木 洋介   主事 工藤 瞳   主事補 工藤 竜也   課長補佐(八幡平市観光協会派遣) 工藤 正 安代漆工技術研究センター 副主幹兼安比塗漆器工房副主幹 冨士原 文隆 企業対策室 室長 畠山 弘明   係長 高橋 康幸   主任 畠山 健一 建設部 建設部長 畑 孝夫 建設課 課長 工藤 孝栄 課長補佐(管理・土木) 佐藤 泰平 副主幹兼管理係長 菅原 浩人 主任技師 藤村 弘美 主事 田村 大 主事 高橋 稔耶 主任自動車運転手兼主任作業員 乙部 一男 自動車運転手兼作業員 伊藤 正幸 土木係長 森 政彦 主任技師兼防災ダム管理所管理主任 小林 慎 主任技師 羽澤 貴 技師 遠藤 芳彦 建築係長 畑山 直已 主任技師 竹田 直也 主任技師 高橋 伸也 課長補佐兼年計画係長(建築) 遠藤 明広 主任 伊藤 篤 上水道課 課長 工藤 武夫  課長補佐 工藤 明男      副主幹兼総務経営係長 佐藤 由子  主任 高橋 百合子  主任 佐藤 新  主事 松尾 竜也  主事 田村 久子  工務係長兼水道技術管理者 工藤 剛  主任工手 工藤 信  主任工手 遠藤 浩二  工手 上野 英樹  工手 北口 建人 下水道課 課長 高橋 初  課長補佐兼管理係長 佐藤 友一  主任 瀧澤 麻紀  主事 佐々木 久禎  工務係長兼防災ダム管理所管理主任 堀口 武一  主任技師 立柳 明  主任技師 高橋 和幸  技師 佐々木 誠  主事 鈴木 瞳  主事 高橋 孝徳 病院・診療所 西根病院 病院長 三浦 義明  副院長兼内科長 加藤 隆幸  副院長兼外科長 瀧山 郁雄  薬剤師 中軽米 宰  診療放射線技師 工藤 悦夫  診療放射線技師 工藤 貴洋  臨床検査技師 坂本 杏子  臨床検査技師 高村 光一  理学療法士 吉田 恭  栄養士 田村 智美  看護師長 吉田 枝美子  副看護師長 小野寺 美津子  看護主任 伊藤 秀子  看護主任 高橋 美津江  看護主任 佐々木 美幸  看護副主任 畑山 るみ子  看護副主任 高橋 玲子  看護副主任 舘柳 恵美子  看護副主任 高橋 由美子  看護副主任 田村 美智代  看護師 桜井 友子  看護師 工藤 惠美子  看護師 留場 尚子  看護師 宮野 薫  看護師 中屋 克江  看護師 本堂 由賀子  看護師 高橋 美香  看護師 高橋 美樹  看護師 高橋 美代子  看護師 工藤 八千代  看護師 高橋 ひとみ  看護師 古川 亜寿香  看護師 佐々木 里美  事務局長 田村 勇  事務局長補佐兼庶務係長 工藤 義昭  主任 遠藤 真知子  副主幹兼医事係長 高橋 浩 安代診療所 診療所長 和田 進   看護師長 津島 綾子   看護副主任 三浦 百合子   准看護師 田中 美香   事務長田山診療所事務長 藤森 恵   主事兼田山診療所主事 佐藤 光 田山診療所 診療所長 佐々木 一匡   准看護師 佐藤 慶子   准看護師 森 和江   事務係長兼安代診療所事務係長 佐藤 令子 会計課 会計管理者兼会計課長 畑山 勝美 会計課 課長(会計管理者兼務) 副主幹兼審査係長 菅野 美津子 主任 西山 広美 課長補佐兼出納係長 黒澤 博範 主任 工藤 能久 主事 佐藤 学 西根総合支所 地域振興課 自動車整備副管理者兼主任自動車運転手兼主任作業員 高橋 健四郎   主任自動車運転手兼主任作業員 田村 幸三   主任自動車運転手兼主任作業員 小野寺 瑞夫 松尾総合支所 総合支所長兼地域振興課長 鈴木 伸也 地域振興課 課長補佐(併任農業委員会事務局長補佐) 高橋 石夫   副主幹 中軽米 悟   副主幹兼地域振興係長 乙部 勉   主任 佐藤 華央   主任(併任農業委員会事務局主任) 小山田 龍司   自動車整備管理者兼主任自動車運転手兼主任作業員 松浦 末男   自動車整備副管理者兼主任自動車運転手兼主任作業員 石羽根 稔   主任自動車運転手兼主任作業員 中村 正利   主任自動車運転手兼主任作業員 立柳 正   主任自動車運転手兼主任作業員 佐々木 隆   自動車運転手兼作業員 高橋 正広   自動車運転手兼作業員 元村 和明   自動車運転手兼作業員 田村 仁   自動車運転手兼作業員 遠藤 公治   自動車運転手兼作業員 荒井 健   自動車運転手兼作業員 門屋 正勝   自動車運転手兼作業員 田村 貴史   課長補佐兼市民福祉係長 佐々木 芳子   主任 高橋 由泰   主任 佐々木 和査   主事 三浦 裕子 安代総合支所 総合支所長 種市 慶雄 地域振興課 課長(併任田山スキー場支配人) 宮ア 敏彦   課長補佐兼地域振興係長 小山田 巧   主任(併任田山スキー場索道主任) 工藤 輝樹   主任 羽澤 りち子   主事 畑 敢   自動車運転手兼作業員 安保 千博   市民福祉係長 遠藤 福子   主任 工藤 拓子   主任 関口 清行   主任 遠藤 桂 田山支所 支所長兼市民係長(併任田山公民館長補佐兼田山体育館長補佐兼田山スポーツ交流館長補佐) 田村 英典  主任(併任田山公民館主任) 種市 芳子 土木林業課 課長兼防災ダム管理所長 山本 正信   課長補佐兼林業係長 北舘 修吾   主任 齋藤 啓志   主事 高橋 亮   産業建設係長 関本 英好   主任(併任農業委員会事務局主任) 山本 大輔   主任(併任農業委員会事務局主任) 清川 智紀   自動車整備副管理者兼主任自動車運転手兼主任作業員 畠山 和義 防災ダム管理所 所長補佐 立花 幸夫 議会・監査委員・選挙管理委員会・農業委員会事務局 議会事務局 事務局長 高橋 三夫   事務局長補佐 大森 光洋   庶務係長 渡辺 信   議事係長 伊藤 純子 監査委員事務局 事務局長 伊藤 宏子     書記 西田 光吉 選挙管理委員会事務局 書記長兼総務課長 津志田 徳悦        係長 小笠原 文彦 農業委員会事務局 事務局長 高橋 末男      事務局長補佐 工藤 健      副主幹兼農地調整係長 渋谷 栄光      主事 佐々木 忍      副主幹兼農業振興係長 中軽米 昭彦      主任 福士 勝章 教育委員会事務局 教育次長 工藤 勲 学校教育課 課長兼学校給食センター所長 高橋 敏彦   課長補佐(総務・学事) 高橋 賢悦   総務係長 渡辺 修   主事 多賀 理拡   学事係長 阿部 春美   主任 高橋 洋子   課長補佐兼指導係長兼主任指導主事 阿部 真一 生涯学習課 課長兼西根地区市民センター所長兼西根地区公民館長兼松尾地区公民館長兼松尾歴史民族資料館長兼松尾ふれあい文化伝承館長兼安代地区公民館長兼田山公民館長兼田山体育館長兼田山スポーツ交流館長 関 敏博   課長補佐(体育振興) 村上 輝身   課長補佐(生涯学習) 佐藤 文城   生涯学習係長 多田 和雄   主事 東本 茂樹   主事 大澤 沙苗   体育振興係長兼社会教育主事 三浦 剛喜   主事 高橋 美穂   主事 種市 歌南子   主事 小田島 敦   主査兼西根地区市民センター主査兼西根地区公民館主査 村井 伸地 小学校 大更小学校主任用務員 関 たえ子 田頭小学校主任用務員 松村 一夫 平舘小学校用務員 松尾 弘樹 寺田小学校主任用務員 佐藤 智 安代小学校主任用務員 熊谷 睦子 中学校 西根中学校主任用務員 小林 和博 西根第一中学校主任用務員 中村 健悦 安代中学校用務員 盛内 和子 学校給食センター 所長補佐 高橋 スミ子          西根地区学校給食センター 主任 藤原 重良          安代地区学校給食センター 係長 津島 佐智幸 公民館 大更公民館主任 松村 利紀     田頭公民館主事兼田頭コミュニティセンター主事兼田頭体育館主事 高橋 陽子     平舘公民館主任兼平舘体育館主任 伊東 光広     寺田公民館主事兼寺田活性化センター主事兼西根歴史民俗資料館主事兼寺田柔剣道場主事 畠山 耕     松尾地区公民館副主幹兼松尾歴史民俗資料館副主幹兼松尾ふれあい文化伝承館副主幹 高橋 順子 松尾地区公民館主任自動車運転手兼主任用務員 工藤 四次郎     安代地区公民館係長 目時 浩一 図書館 副主幹 鈴木 弘志 博物館 副主幹 畠山 忠 17ページ 選挙2010 市議会議員選挙 投票日は4月25日(日)  任期満了による八幡平市議会議員選挙は4月18日(日)に告示され、25日(日)に投開票が行われます。  投票日に投票できない人は、期日前投票を行いましょう。  次の日程で行われ、どの会場でも投票することができます。 ▽期間 4月19日(月)から24日(土)まで ▽時間 午前8時半から午後8時まで ▽場所 西根地区市民センター、松尾総合支所、安代総合支所  詳しくは、市選挙管理委員会事務局(76−2111、内線1299)まで。 乳幼児医療費助成事業対象者を拡大します  市は、子育て支援事業の一環として、4月から乳幼児医療費助成事業の対象年齢を小学校卒業まで拡大しました。  助成の内容は、乳幼児と同様で、保険適用分(食事負担金を除く)が対象となり、所得制限、自己負担はありません。 ■対象者 市内に住所を有する小学校6年生までの児童(既に重度心身障害者、母子家庭医療費助成事業に該当している人を除く) ■申請方法 諮\請書が手元に届いている人 申請書を郵送または市市民部保健課窓口に提出してください。 諮\請書が手元に届いていない人 市市民部保健課まで連絡ください。申請書を送付します。※窓口での申請も可能です。  3月31日まで有効の乳幼児医療費助成受給者証を持っている人には、4月から使用できる児童用の医療費受給者証をすでに発送しています。  詳しくは、市市民部保健課(@76-2111、内線1145)まで。 苗木の植樹など緑化推進事業を応援  岩手県緑化推進委員会八幡平支部では、22年度の緑化推進事業(苗木配布など)の要望を受け付けています。  自治会や地区の行事でサクラやツツジを植えたいなど、事業の要望がある場合は、安代総合支所土木林業課まで問い合わせください。  21年度の市民の皆さんからの「緑の募金」の募金額は、855,193円でした。ご協力ありがとうございました。  詳しくは、安代総合支所土木林業課(@72-2111、内線3142)まで。  18ページ 保健のひろば ◆胃がん・大腸がん検診を受けましょう!  胃がんは、40歳以上の人に多いとされるがんです。日本では、諸外国に比べて胃がんにかかる人が多いのですが、胃がんによって亡くなる人は、減ってきています。これは、検診などで早期に発見されるようになったためと考えられています。早期の胃がんは、適切な治療を受けることで多くの人が救われます。  大腸がんにかかる人は、年々増えています。これは、日本人の食生活が変化し、欧米化してきたことが原因と考えられています。大腸がんも早期のうちに適切な治療を受けることが大切です。  早期にがんを見つけるためには、がん検診を受けることが有効です。 ▽検診方法 @胃がん検診…バリウムを飲んで行うエックス線造影検査を検診車の中で受けます。 A大腸がん検診…検診専用容器で2日分の便をこすり取って提出します。(便潜血反応検査) ※検診結果は、約1カ月後に自宅に届きます。 ▽検診結果が『異常なし』の人  毎年1回、検診を受けるようにしましょう。 ▽検診結果が『要精密検査』の人  同封されている紹介状を持って、必ず医療機関を受診しましょう。症状がないからという理由で受診しない人がいますが、早期のがんは症状がないことも多くあります。早期発見のためにも、必ず医療機関を受診しましょう。 ▽がん検診は無料です  市は、がん検診費用を全額助成しています。これにより、市民は無料で検診を受けられます(対象・胃がん検診=40歳〜、大腸がん検診=35歳〜)。検診を申し込んでいる人には、検診日のおおむね2週間前には検診票などをお届けします。対象年齢に該当する人で、希望する人は、市市民部保健課まで問い合わせください。 環境のみらい ◆きれいなまちづくりにご協力を  ごみのポイ捨てやペットのふんをそのまま放置されることにより、困っている市民がいます。ポイ捨てなどをする人の多くは「誰かが片付けてくれるだろう」と安易に考えています。ポイ捨て、ふんの放置は、まちの美観を損ねるだけでなく、人や物に危害を加えたり、不快な思いをさせています。  しかし、誰もが「まちをきれいにしたい」「きれいなまちに暮らしたい」という気持ちをもっているはずです。この気持ちを大切にして「自分さえ良ければ」という考えをやめて、みんなが快適に暮らせるきれいなまちにしましょう。 ◎不快な思いをさせるポイ捨て、ふんの放置は絶対しないでください。 ◎自分のごみは責任をもって処理しましょう。 ◎空き缶や吸い殻のポイ捨てはやめましょう。 ◎散歩の際はビニール袋を持参し、かわいいペットのふんを持ち帰りましょう。 介護のココロ ◆「低栄養」にならないために  高齢期は食が細くなりやすく、低栄養状態から体調を崩しやすい傾向があります。体力を維持するためにしっかり食べることが大切です。 @主食、主菜をしっかりと ごはん・麺などの主食(エネルギー供給源)と、肉・魚・卵・大豆製品などの主菜(たんぱく質供給源)をとりましょう。 A好きなものを好きなだけ 食が細くなりがちですから「好きなものを好きなだけ食べる」という心積もりで、しっかり食べるようにしましょう。 B間食も積極的に 一度に少量しか食べられない人は間食を活用。チーズ・プリンなど、たんぱく質を多く含んだ食品がおすすめです。 C食欲を増進させる生活を 毎日欠かさず運動する、趣味を楽しむなど、活動的な生活をしていれば食欲も増してきます。 D栄養補助食品も上手に活用 食欲がないときなどは、栄養補助食品も活用しましょう。 19ページ がっこうニュース 市内各校で卒業式を挙行  それぞれの夢に向かって思い出の学びやを巣立つ  市内小中学校の卒業式は3月12日から20日にかけて、それぞれで行われました。  松尾中学校の卒業式は3月12日に挙行。石井修直校長から60人の卒業生一人一人に卒業証書を授与。高橋北英教育長は「希望を胸に人生の壁を乗り越え、新しい世界へ向けて羽ばたいてください」と告辞しました。  安代中学校の卒業式は3月14日、同校で行われました。田村正彦市長は「義務教育で学んだことを発揮して、それぞれの選んだ目標や夢に向かってがんばってください」とはなむけの言葉を贈りました。  西根中学校は3月14日に卒業式を挙行。佐藤嘉彦校長は、一人一人に言葉を掛けながら卒業証書を手渡して「意志あるところに道は開けます。自分の道を堂々と歩んだください」と式辞しました。 まちの企業探検隊4 千葉金属工業鞄喧k営業所  紹介者 切断課 田中 優俊 さん  所在地:八幡平市大更2-154-37  資本金:7,590万円  所長:仲田孝行  設立:平成8年8月  従業員数:13人  電話番号:76-5551  事業内容:ステンレス鋼の加工・販売  主な取引先:住金物産株式会社、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社など ▼どんな会社ですか  入社して6年になりますが、わきあいあいとした雰囲気で、とても働きやすい職場だと思います。 ▼どんな仕事をしていますか  ステンレス鋼材を、お客様の注文に応じてプラズマフレーム切断機などでさまざまな大きさ・形にカットする仕事をしています。重さ3dもある大きな板から直径数_の棒まで、色々なサイズのステンレス鋼材を取り扱っています。 ▼この仕事の面白さは  当初に立てた計画通りに作業が進むと、達成感がありますね。 ▼仕事で心掛けていることは  お客様の注文どおりのサイズに仕上げるため、数値を間違えないように何度もチェックするなど注意しています。また、とても大きな製品を加工することが多いので、切断や仕上げ作業をするときなどは、安全面に気をつけていますね。 20ページ 博物館だより 22年度の主要行事案内 ◆博物館内の環境整備について  当館のような寒冷地方に建つ博物館は、冬季の寒冷湿潤な気候のもとでも効率よく収蔵・展示環境を良好に保つことが課題の一つです。18年度から19年度にかけ、館内の温湿度環境の測定を行なった結果、改善点が明らかになりました。昨年度は、館内でも特に温度が低くなる民家部分にエアコンを設置し、結露しない程度に環境を改善。また、トイレ前にオイルヒイター、トイレの中にファンヒーターを取り付けました。本年度はさらに、当館所蔵の「木地師関係資料」が県有形民俗文化財の指定を受けたのを契機に、重要文化財などの展示に備えて、調湿可能な密閉型展示ケースの導入・整備を考えていきます。 ◆「木地師関係資料」(当館所蔵)が岩手県有形民俗文化財に指定される  八幡平市畑地区(小屋畑・赤坂田・扇畑・星沢)は古くから木地挽きが盛んな地域でした。このほど赤坂田の木地師・藤村金作氏(1912〜2002)が使用したろくろ・かんななどの用具、それに伝承文書など259点が県有形民俗文化財に指定。文書類は江戸時代のもので、木地師集団の頭の左衛門四郎に関わって「歩き筋」であった木地師の由来、活動範囲や藩の御用木地師としての側面を示す貴重なものも含まれています。  6月には県立博物館「新指定文化財展」で他の指定物件とともに展示されます。 ◆企画展「(仮)北氏一族の光と陰」  寺田城主(聖福院)であった、北氏一族の華やかな時代と悲運の時代を現存する希少資料によって紹介します。北氏と関わりのある花巻市・鹿角市・南部町(旧名川町)からも資料を借り受ける予定です。 ◆岩手県立博物館岩手のうるし巡回展  県立博物館で展示したもの中から、当地方にかかわる資料を中心に展示します。 ◆「古文書講座」 5月22日開講 ◆体験教室 @勾玉づくり、A雑穀体験教室など 図書館だより 春になりました!ようこそ図書館へ こどもの読書週間がはじまります 市立図書館は「こどもの読書週間」に合わせて、楽しい行事を計画しています。みんなで遊びに来てください。@子ども図書館まつり(本の交換会や人形劇など、4月25日カ)、A子ども図書館体験(5月8日(土))、B春の映画会(5月9日(日))を開催します。詳しくは、別途お知らせします。 第52回こどもの読書週間 4月23日(金)〜5月12日(水) <標語>たんけんしたいな 本の森 ◆郷土に関する資料を集めています  市立図書館は、八幡平市を中心に活動する団体の刊行物(同人誌、ミニコミ誌、パンフレットなど)、市出身者や居住者が発行した印刷物などの郷土資料を収集しています。お譲りいただける場合は、図書館までご連絡ください。 新着図書の紹介 さくらにほへと      小松 華功 ロスト・シンボル ・ ダン・ブラウン 学校クエスト       中松 まるは 四角いクラゲの子     石井 聖岳 ほか 冥談           京極 夏彦 行事・休館日のお知らせ ▼4月のテーマ展「レオ・レオニ生誕百年」 ▼おはなしのじかん(絵本の読み聞かせなど) 4月10日(土) 午後3時〜  ▼「昭和史」を学ぶ会 4月19日(月) 午後1時半〜 ▼新刊子どもの本を読む会A 5月1日(土) 午前10時〜 ▼短歌を楽しむ会A 5月15日(土) 午後1時〜 ▼あみぐるみ教室A 5月14日(金) 午前10時〜 ▼休館日 4月13日(火)、20日(火)、27日(火)、5月4日(火)、6日(木)、11日(火) 21ページ よろこび おくやみ(2月届け出分) 健やかに 立 花 緋 菜(ひな)(女/和幸/細野) 高 橋 福 王(としきみ)(男/由/平笠) 松 浦 紗 花(さやか)(女/亮/堀切) 齊 藤 優 芽(ゆめ)(女/英哲/松尾) 帷 子 愛 結(あゆ)(女/守/大更) 八重樫   歩(あゆむ)(男/誉広/平舘) 小野寺 星 花(せいか)(女/理/大更) 仙 木 結 翔(ゆうと)(男/雅史/大更) 遠 藤 龍 雅(りゅうが)(男/大輔/大更) 松 浦 優 菜(ゆうな)(女/善幸/堀切) 亀 井 壮 亮(そうすけ)(男/正典/松尾寄木) 佐 藤 寿 樹(としき)(男/秀樹/平舘) 小山田 凛 音(りのん)(女/拓史/小柳田) お幸せに 遠 藤 健 一/大更 米 島 由佳里/大更 佐 藤 貴 紀/上岩木 阿 部 さくら/滝沢村 畠 山 直 哉/大更 澤 口 里 美/岩手町  橋   涼/平舘 川 又 未 歩/盛岡市 勝 又 保 博/平舘 伊 藤 亜佳音/帷子 中 村 明 喜/大更 小 倉 純 子/大更 佐々木   誠/帷子 工 藤 未 来/大更 安らかに 畠 山 キツヱ 81歳 大更 吉 田 ト メ 89歳 松尾寄木 山 本 與次郎 90歳 荒木田 工 藤 克 郎 94歳 大更 小野寺 ト メ 83歳 荒木田 浦 田 博 治 56歳 大更 竹 田 ソ ヨ 78歳 大更 角 舘 正太郎 86歳 和屋敷道ノ上  橋 民 樹 75歳 平舘 佐々木 信 子 81歳 大更 桂 木 ミ ツ 89歳 大更 土 館 大 助 88歳 田山 中 山 幸 子 55歳 西根寺田 里 舘 政 求@55歳 大更 齋 藤 善太郎 81歳 石神 畠 山 正 一 61歳 松尾寄木  橋 ヨ ミ 91歳 松尾寄木 津志田 覺 美 76歳 帷子 阿 部 キヨミ 84歳 大又沢口 竹 田 つた江 83歳 大更 工 藤 ト メ 94歳 松尾 阿 部 イ ト 77歳 細野 No.55 広報クイズ4月8日号の問題 渋川小学校が創立されたのは昭和の何年でしょうか?  正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募期限 4月28日(水) 消印有効 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆ファクス 75-0469 ☆メール somuka@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力、携帯電話は上の二次元コードからも送信できます) ◎第54回の正解 「小林潤志郎選手」 ◎応募者数 12人 ◎正解者数 12人 ◎当選者 伊藤杏奈さん(大更)、三沢よし子さん(安比高原)、高橋叙子さん(田山) 22から25ページ 話題ピックアップ まちのニュース 東大更児童館が地域と共に歩む歴史に一区切り  東大更児童館の修了式と休館式は3月18日、同館で行われました。  第39回の修了生となったのは、田村朋希くん(5歳)、竹田千智ちゃん(5歳)、渡辺春くん(4歳)の3人。滝沢ミツエ館長から保育証書を手渡し、修了を祝いました。続いて、休館式が行われ、児童のお遊戯などを披露。地域へ感謝の気持ちを表しました。  同館は昭和46年に開館。平成22年3月で休館するまでの39年間で、934人の児童を送り出しました。 アジアの強豪が田山に集い力と技を競い合う  3月11日から15日まで田山バイアスロン競技場で開催された第6回アジアバイスロン選手権大会の開会式は3月11日、新安比温泉清流閣で行われました。  バンクーバー冬季オリンピック代表選手2人を含む32人の選手が参加して行われた本大会。市出身の大和田いつか選手は開会式で「最後の1発、1秒までがんばります」と健闘を誓いました。  大和田選手は、パシュート競技女子10nなど3種目で優勝する大活躍を見せ、地元開催のアジア大会を盛り上げました。 コスモスの花を育ててやさしい心をはぐくむ  人権擁護委員の高橋良二さん(柏台)は3月8日、松尾地区の保育所を3月に卒園する年長児58人へコスモスの種をプレゼントしました。  これは、コスモスを育てることで、命の大切さを学んでもらおうと高橋さんが平成9年度から毎年行っているもので、ことしで13回目。高橋さんは園児一人一人に声を掛けながら、種を手渡しました。  柏台保育所の久世実子ちゃんは「もらってうれしいです。かわいい花が咲くように大切に育てたいと思います」と笑顔を見せていました。 歩くスキーと大自然を自分のペースで楽しむ  2010ラングラウフチャレンジinAPPI(同実行委員会主催)は3月14日、安比高原まきば特設コースで行われました。  ラングラウフはドイツ語で歩くスキーのこと。初心者から上級者まで、冬季のスポーツとして楽しまれています。当日は、県内外の約300人が参加し、3`と5`の2コースで開催されました。子どもの手を引きながらゆっくり歩く家族連れや、タイムを狙う選手などそれぞれのペースでコースを回りながら、安比高原の雄大な自然を楽しみました。 地域の福祉向上のためチャリティー芸能発表  21年度松尾地区チャリティー芸能発表会は2月28日、松尾地区体育館で行われました。  コーラス白樺のメンバーと来場者が一緒に「八幡平旅情」を歌い、開幕に花を添えました。開会行事で田村正彦市長は「日ごろの練習の成果を発表する大切な機会。どうぞ一日楽しんでください」と祝辞を述べました。また、主催する市芸術文化協会松尾支部から、収益の一部が市社会福祉協議会へ寄付されました。  郷土芸能や歌など、34演目が披露され、訪れた人たちを楽しませました。 ふるさと大使が八幡平市の良さ内外にPRする  八幡平市ふるさと大使委嘱状交付式は3月7日、東京都のホテルラングウッドで行われました。  ふるさと大使は、観光地や特産品など、八幡平市の魅力を広く内外にPRするほか、産業振興や企業誘致に関する情報を提供。市政についての提言など幅広い面で活動します。  7日の交付式では、首都圏などに在住する、市の出身者やゆかりのある人を委嘱。任期は2年で、報酬などはありません。  委嘱したふるさと大使は次のとおりです。(敬称略)  三ケ田礼一(盛岡市)、平野正人(神奈川県)、小田ひで次(東京都)、小林辰也(埼玉県)、中村英寿(神奈川県)、田代貴実(神奈川県)、工藤修(東京都)、小野沢栄治(東京都)、六本木三保子(東京都)、萩原レイ子(千葉県)、田村啓蔵(埼玉県)、栗山征治(東京都)、村上幸司(東京都)、駒ヶ嶺泰秀(東京都)、水信秀東京都)、高橋政樹(東京都)、斎藤洋子(東京都)、工藤強勝(東京都) 若い感性とアイデアで八幡平をPRする提案  県立産業技術短期大学校産業デザイン科2年の滝沢知佳子さん(大更)は3月3日、西根地区市民センターで市の魅力をPRするブランド展開について田村正彦市長などに提案しました。  これは、滝沢さんが卒業研究で取り組んだものです。県外など都会志向の若者、特に20代の女性にアピールするためドイツ語で緑を意味する「」を市のブランド名として提案。「るん、るん、ぐりゅーん」をコンセプトに、楽しさが伝わるようデザインしたロゴや包装紙などを紹介しました。 男と女がともに輝けるまちづくり像を考える  第3回男女共同参画フォーラムは3月22日、西根地区市民センターで行われました。  約70人の市民が参加。開会式で田村正彦市長は「市として男女共同参画計画を策定しました。行政としても、子育て支援や女性の地位向上に向けて、積極的に取り組んでいきます」とあいさつしました。  福島県飯舘村の佐野ハツノさんが講演。パネルディスカッションには田村市長も参加。来場者も交えて、男女共同参画の視点からのまちづくりについて議論を交わしました。 運動や遊びなど新しい体育館に期待があふれる  田山小学校(菊池明校長、児童43人)の新体育館開きの会は3月3日、同校で行われました。新しい地域拠点の完成を祝おうと、児童や地域住民など約160人が詰め掛けました。  菊池校長は「この体育館で活動し、たくましい子に育ってください」とあいさつ。田村正彦市長は「スポーツなど地域の皆さんも大いに利用してください」と祝辞を述べました。  児童会長の工藤颯悠(そうや)君(5年)は「思い切り運動したり、遊んでたくさんの思い出を残します」と喜びの言葉を述べました。また、4年生6人は、体育館の構造などについて調べたことを発表。作業員へのインタビューなどを通じて「感謝の気持ちを忘れず、大切に使おうと思いました」と学んだ様子でした。  全校児童で「スタートライン」を合唱。保護者は田山地域に伝わるぶっこみ太鼓を披露して、完成を祝いました。  体育館は、延べ床面積907平方bで総工費約2億9500万円。学校開放で地域住民も利用します。 ギネス記録認定184人が挑んだスキーパレード  日本のスキー発祥100周年を記念し、ギネス記録認定に挑戦する「世界最大のスキーパレード」は3月22日、八幡平リゾートパノラマスキー場で行われました。  子ども159人、大人25人の計184人の参加者が縦一列にロープでつながり、全員で同時に滑走。見事ギネス記録に認定され、会場には大きな歓声が響き渡りました。  参加した斎藤廉君(安代小4年)は「途中、ロープが切れたりして難しかったが、ギネス達成の一人になれてうれしい」、姉妹で参加した高橋亜依さん(柏台小5年)、佑果さん(柏台小3年)は「達成できてうれしい。また挑戦する機会があったらがんばりたい」と興奮した様子で喜びの声を聞かせてくれました。  この日は、達増拓也岩手県知事も会場に駆けつけ、スタート前に参加者を激励しました。 喜劇やお点前披露など地域のみんなで楽しむ  第12回てらだ公民館まつりは3月13、14の両日、寺田公民館で行われ、子どもからお年寄りまで大勢の人でにぎわいました。  ステージでは市指定無形民俗文化財の野口鹿踊りなどが披露されたほか、茶道教室受講児童のお茶席や作品展示が人気を集めました。  14日は、寺田地域の有志でつくる寺田喜劇団の第8回公演「復活!寺田診療所物語」が行われました。診療所を舞台に医師と住民のユーモラスな掛け合いに、満員の客席から笑いと拍手が絶えませんでした。 大切な命を守るためにできることを考えよう   いのちの大切さについて考えるセミナーは2月24日、西根地区市民センターで開かれました。  開会で田村正彦市長は「市は、県内13市の中で人口割合での自殺率がトップ。自殺を減らすため市民の皆さんにも学んでもらい、防止につなげていただきたい」とあいさつしました。  講演では、経済的理由での自殺防止のため、相談窓口や金銭面で支援する制度があること。身近な理解者を探すことなどについて呼び掛け。参加者は内容をメモしながら熱心に聞き入っていました。 26から27ページ INFORMATION お知らせ たからっこ広場が移転親子で参加しませんか  市は、市つどいの広場「たからっこ広場」の開設場所を次のとおり移転しました。 ■移転場所 大更学童保育クラブ内(旧大更公民館) ■開設日時 火曜日と日曜日を除く毎日、午前10時から午後3時まで。  改築し、新しくなった「たからっこ広場」で、子育てアドバイザーと一緒に親子遊びなど、楽しいひとときを過ごしませんか。仲間探しや育児情報の交換などの場として活用ください。  詳しくは、市福祉部児童福祉課(内線1177)まで。 協働のまちづくり事業補助金申請を受け付け  市は、22年度協働によるまちづくり補助金の事業申請を次のとおり受け付けます。 ■対象 地域振興協議会、自治会、町内会など ■申請方法 申請書に記入し、必要書類を添付して、各総合支所地域振興課へ提出してください。 ■申請期限 予算を超過した場合、募集を締め切ります。  第2次 5月10日(月)  第3次 6月10日(木)  詳しくは、西根総合支所地域振興課(内線1123)、松尾総合支所地域振興課(内線2107)、安代総合支所地域振興課(内線3120)まで。 出産・子育てを支援ヘルパー派遣します  市は、子育て家庭の産前・産後の負担を軽減し、安定した子育てを支援するため、次のとおり子育て支援ヘルパーを派遣しています。 ■利用期間  @母子手帳交付から出産予定日まで  A出産後1年間  B双子以上の出産や独り親家庭などのときは、出産後3年間 ■回数および時間   @、Aの場合は、6回以内とし、1回当たり2時間以内   Bの場合は、年6回以内とし、1回当たり2時間以内 ■料金 無料 ■サービスの内容 家事援助(日常的な炊事、洗濯、掃除、買い物)や育児補助、病院や健診などへの付き添いなど ■申込方法 市福祉部児童福祉課に備え付けの用紙で申し込みください。 ■必要な物 印鑑、母子手帳  詳しくは、市福祉部児童福祉課(内線1177)まで。 自動車税の納税は期限内に忘れずに  自動車税の納期限は、5月31日(月)です。  自動車税は、4月1日現在の自動車所有者に課税されます。期限内に忘れずに納めましょう。  詳しくは、盛岡広域振興局県税部(019-629-6546)まで。 仕事との両立を支援休日保育利用に助成  市は、休日保育を利用する世帯に、利用料の一部を次のとおり助成し、仕事と子育ての両立を支援します。 ■助成の対象 仕事などにより、休日に児童を保育することが困難な人で、次の要件を満たす人  市に住民登録があり、市内に居住している人  すでに保育所に入所している3歳以上の義務教育就学前児童を養育している人  所得税が非課税である世帯の人 ■利用券の交付枚数 就学前児童1人につき1カ月2枚とし、申請した月から3月までの分を一括して交付します。 ■利用券の助成額 1枚2千円分 ※1カ月の利用回数に制限はありませんが、休日保育1回の利用につき使用できる利用券は1枚です。休日保育料と利用券との差額は、利用者の負担となります。 ■申込方法 市福祉部児童福祉課に助成の対象となるか事前に確認した後、休日保育を希望する保育園に休日保育利用の登録をしてください。登録時に保育園で申込書を配布しますので、必要事項を記入し、市福祉部児童福祉課に提出ください。 ■必要な物 印鑑 ■利用可能保育園 森の子保育園、平舘保育園  詳しくは、市福祉部児童福祉課(内線1177)まで。 子ども手当の支給が22年度に始まります  22年度において、中学校終了前の子どもを養育している家庭に、子ども手当を支給します。  新たに手続きが必要となるのは、現在児童手当を受給していない人などです(公務員は、勤務先での手続きとなります)。  手続きの方法などは、改めて広報などでお知らせするとともに、対象者には直接案内します。 ■対象となる子ども 中学校終了前の子ども ■支給額 子ども1人につき月額1万3千円 ■支給月   4・5月分→6月  6〜9月分→10月  10〜23年1月分→23年2月  詳しくは、市福祉部児童福祉課(内線1176)まで。 本音で語ろう県議会参加お待ちしてます  県議会と県民の皆さんとの意見交換会「本音で語ろう県議会」が次のとおり開催されます。  この意見交換会は、県民の皆さんの県議会活動に参加する機会を増やすことを目的に、県議会議員が出席し、開催しています。 ■日時 4月26日(月)、午後6時半から8時半まで ■場所 西根地区市民センター  事前の申し込みなどは不要です。  詳しくは、県議会事務局議事調査課(019-629-6021)まで。 ふるさとの巨樹・名木観察会の参加者を募集  社団法人岩手県緑化推進委員会では、ふるさとの巨樹・名木観察会を次のとおり開催します。 ■日時 4月29日(木)、午前9時から午後4時まで ■場所 安代地区内 ■集合 岩手県民会館東側、午前8時50分(バスで利用します) ■参加料 無料 ■定員 40人(先着順) ■講師 戸澤俊治氏(元岩手大学農学部植物園長) ■申し込み 往復はがきに、住所・氏名・年齢・職業・電話番号を明記し、4月20日(火)までに寢竡闌ァ緑化推進委員会に送付してください。  詳しくは、(社)岩手県緑化推進委員会(020-0021盛岡市中央通3-15-17、019-625-0310)まで。 フォレストiで森林環境を学ぶ  岩手県県民の森では、次のとおり森林環境学習を行います。 ■行事・日時・場所  森林整備友の会 4月17日(土)、午前9時半から午後3時まで・森林ふれあい学習館・参加料無料  きのこ植菌体験 4月25日(日)、午前9時半から正午まで・県民の森木材工芸センター・参加料千円  申し込みなど詳しくは、森林ふれあい学習館フォレストi(78-2092)まで。 28ページ Zoom Up 人  小林 潤士郎 さん ●こばやし・じゅんしろう 2月にドイツのヒンターツァルテンで行われたノルディックスキー世界ジュニア選手権の複合個人スプリント種目で優勝。好きな選手はバンクーバー五輪代表の小林範仁選手や高橋大斗選手。この春、盛岡中央高校を卒業。「冷静な性格」と自己分析する18歳。身長167a、体重53`。血液型A型のふたご座。柏台出身。 一つ一つの試合をしっかり戦い、4年後のソチ五輪代表を目標にがんばります フィニッシュラインを通過した直後、全日本ジュニアの山田和由コーチが駆け寄ってきた。小林潤志郎君は、その満面の笑顔を見てはじめて「勝ったんだ」と優勝を確認できたという。将来、五輪代表にもなるジュニア世代の世界選手権での戦いは、それほど厳しいものだった。  自身の強みを「アドバイスを聞いて、すぐに修正できるところ」と語る潤志郎君。今季の好調な成績についても「コーチやスタッフのおかげ。自分だけの力じゃありません」と言い切る。五輪代表のシニア選手と過ごした合宿や兄弟同然のジュニアチームの仲間との競い合いの中で多くを学び、それが結果として現れている。「大人の人たちから勉強することは多いです」と謙虚な姿勢は崩さない。これが潤志郎君の強さの秘密なのだろう。  「誰よりも遠くへ飛び、外国の強豪にも走り負けないスタイル」を理想に掲げる潤志郎君。得意のジャンプでも「まだまだ直すところだらけ」と向上心にとどまるところはない。  バンクーバー五輪はテレビでの観戦。一緒に合宿したメンバーに声援を送った。まだ4年も先のことだから、としながらも次回のソチ五輪については「目標にしています」と力を込めた。テレビの向こうで活躍する潤志郎君に、市民一同で声援を送る日が楽しみだ。