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子どもの予防接種
乳幼児がかかる病気で最も多いのが感染症です。生まれたばかりの赤ちゃんには、お母さんからもらった抵抗力(免疫)がありますが、ほとんどが自然に失われていきます。
予防接種で免疫をつけて、感染症から子どもたちを守りましょう。
八幡平市では、予防接種法に基づいて定期の予防接種を個別接種で実施しています。
個別接種の受け方
- 予防接種の計画を立て、事前に医療機関に予約をします。
- 市が交付した「予防接種予診票」に必要事項を記入して、母子健康手帳と一緒に医療機関に提出してください。なお、本人確認のため保険証もお持ちください。
- 接種後は、医療機関から母子健康手帳に接種済みの証明を記入してもらいます。
予防接種を希望される方は、市が委託している医療機関で予防接種を受けてください。
詳しくは「予防接種委託医療機関」のページをご確認ください。
受ける前のチェックポイント
お子さんの体調は普段と変わりありませんか?
予防接種は体調が良いときに受けましょう。当日のお子さんをよく観察し、明らかに体調が悪いときは接種を見送ります。迷ったときは、医師に相談しましょう。
予防接種について、必要性や効果、副反応などを理解していますか?
受ける予定の予防接種について、パンフレットや通知をよく読んで、必要性や副反応についてよく理解しましょう。
予診票への記入は済ませましたか?
予診票はお子さんを診察して接種する医師への大切な情報です。正確に記入して持っていきましょう。
脱ぎ着させやすい服装ですか?
接種の際に脱ぎ着させやすい、清潔な衣類を着せましょう。
持ち物は準備できていますか?
母子健康手帳には予防接種の大切な記録を記入します。忘れずに準備しましょう。また、予診票や保険証のほか、おむつや飲み物などお出かけセットも用意しましょう。
受けた後の注意事項
- 接種後30分間くらいは、受けた場所でお子さんの様子を見るなどして、医師とすぐに連絡が取れるようにしましょう。
- 接種当日の激しい運動は避けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。当日の入浴は体調に変化がなければ差し支えありませんが、接種部位を強くこすらないようにしましょう。
- 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応があらわれないかなど、体調の変化に注意しましょう。
- 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合や、明らかにいつもと違う様子があれば、自己判断せずに医師の診察を受けましょう。
予防接種を受けられない場合
次に当てはまるお子さんについては、予防接種を受けることができませんので注意してください。
- 明らかに発熱している(37.5℃以上)
- 重い急性の病気にかかっている
- 接種を受けようとするワクチンの成分で、アナフィラキシーを起こしたことがある
- 医師が予防接種を行うのが適当でないと判断したとき
※アナフィラキシーとは、ワクチン接種後、通常30分以内に起こる激しいアレルギー反応のことです。
注意が必要なお子さん
次に当てはまるお子さんについては、予防接種を受けるときに注意が必要です。主治医や接種する医師によく相談しましょう。
- 心臓病や腎臓病、肝臓病、血液の病気などの基礎疾患がある
- 低出生体重児などで発育障害がある
- 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある
- 過去に免疫不全の診断を受けている
- 接種を受けようとするワクチンの成分で、アレルギーを起こす恐れがある