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漆工技術研究センター修了生の展示作品が変わりました その3

当館の漆コーナーでは、安代漆工技術研究センターで塗りを学んだ修了生の作品を展示しています

修了生展示作品

当地域では、かつて多くの人々が漆器生産に従事し、冠婚葬祭や日常遣いなどで広く漆器が使われていました。一時、漆器製作は衰退しますが、昭和58年、安代町漆器センター(現安代漆工技術研究センター)が設置され、安比塗としてよみがえりました。

安代漆工技術研究センターでは、研修生たちが漆のプロフェッショナルを目指して塗りの研修に励んでいます。研修は、へら作り、刷毛の仕立て方といった道具作り、そのために使う刃物の研ぎ方、漆の濾し方といった基礎から学び始め、お椀を中心とした様々な漆器の下地から仕上げ塗りまで、一つ一つの工程を実際の作業をくり返し行う中で技術を身につけていきます。

さらに、蒔絵などの加飾技法、変わり塗り、麻布を漆で貼り重ねて胎を作る乾漆技法など、様々な漆塗りの技法を学ぶとともに、ウルシ樹の植栽管理、漆液の精製など、研修内容は多岐にわたります。

研修の締めくくりには、研修生自らがデザインして、オリジナルの作品を製作します。2年間の研修で学んだことを自分の興味や方向性を重ね合わせ修了後の活動にもつながる作品として製作に取り組み、3ヶ月~4ヶ月かけて完成させます。

 

ホームページでの紹介は3回目ですが、展示替えは今回で4回目になります。現在展示している作品は、鳥様片口(平成29年度修了生作品)と姫長持(平成27年度修了生作品)の2点です。

鳥様片口

 鳥様片口1 鳥様片口鳥様片口3

    鳥様片口1        鳥様片口2       鳥様片口3

それぞれデザインが異なります。

姫長持

 姫長持ち姫長持ち2

                        螺鈿が美しい

修了生の作品は、3ヶ月ごとに展示替えを行っており、次回は11月下旬の予定です。