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道機関に発表したものを掲載しています。
発表項目内容の詳細については、各担当部署に問い合わせてください。
令和4年2月3日
令和4年度の当初予算は、私が昨年10月2日に市長に就任して初めての予算編成となります。
予算編成の基本的な考え方ですが、明日へつなぐまちづくりのため、第2次八幡平市総合計画後期基本計画に掲げた施策目標の実現を基本とする中で、新型コロナウイルス感染症対策、少子化対策のための子育て支援策の強化、移住定住対策の強化、国際都市八幡平市ブランドの向上、県立平舘高等学校の魅力向上、農業を主体とした第1次産業の所得向上、特別国民体育大会冬季大会の開催、仮称大更駅前顔づくり施設の整備、仮称八幡平スマートインターチェンジの整備促進、これらの取り組みを重点としています。
当初予算額は191億8,100万円となり、3年度と比較して3億5,000万円、1.8パーセントの減としていますが、地方債の発行額は10億2,100万円となり、3年度と比較して8億4,520万円、45.3パーセントの大幅な減とし、基金からの繰り入れも2億4,657万9千円、14パーセントの減として財政状況の改善にも努めた内容としています。
記者発表資料1 令和4年度一般会計当初予算(案)概要説明書 [PDFファイル/879KB]
現在は第2子から5万円の支給ですが、4月からは第1子から50万円を支給します。
私の公約という事で市民の皆さんに伝えてきた内容ですが、少子化に歯止めがかからない状況の中で、子育て支援を充実させながら少子化に歯止めをかけるための重点施策として、第1子から50万円を支給します。祝金の支給だけで少子化に歯止めがかかるという単純なものではないと思いますが、昨年10月にオープンした松尾保育所の整備によって待機児童の解消も図られてきたので、ソフト的な政策として市内外の企業にも子育てしやすい環境整備をお願いしていくとか、病児病後保育とかの政策も含めて相対的に少子化対策を講じていきたいと思っています。
岩手県人口移動報告年報では10月から9月までを1年間とした統計が公表されていますが、元年10月から2年9月まででは八幡平市の出生が87人という事で初めて二桁になってしまいました。2年10月から3年9月まででは98人という事で11人増えているので、改善されてきましたが、依然二桁はその通りですので、何とか100人台に回復できればと思っています。
コロナ対策で3年度まで納税猶予がありましたが、その分を納付していただく見込みです。
市債の借り入れ見込み額が近年では一番低い状況で10億2,100万円に対して、償還見込み額が27億9,861万1千円になり、差し引きで17億7,761万1千円の黒字となります。2年度は赤字でしたが、3年度に引き続き黒字となります。
市に説明に来られた時は順調だという話をされていましたが、コロナの関係で入国が遅れるとかの影響があったものと思っています。大勢に影響があるような話は聞いていません。県の就学審議会の決定が出てから生徒達の入校の詳細とかが出てくると思います。
仮称ですが、HAインターナショナルスクールという学校法人を設立して学校を運営します。建物の所有はHAデベロップメントという別の会社が学校の建設をして建物を貸し出します。イギリスの本校と香港にあるアジアインターナショナルスクールリミテッドという会社がライセンス契約を結んで学校の運営を認められていますが、アジアインターナショナルスクールリミテッドがHAインターナショナルスクールと更にライセンス契約を結んで日本で展開します。就学審議会の関係もあると思いますので、正式な公表があってからでないと詳細は言えないところもあると思います。
平舘高校への補助金がありますが、その中に新入生の制服購入の補助を新たに設けて支援をしていきたいと思います。入校生が減っている事への対策は、制服購入の補助とかだけではなかなか難しいところがあると思いますが、まずは入校しやすい環境整備に力を入れていきたいと思います。
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