本文
令和5年八幡平市議会第1回定例会が、2月21日から3月17日までの25日間の会期で開催されました。市長の施政方針演述、教育長の教育行政運営基本方針と重点演述の後、妊娠出産子育て支援交付金に関する補正予算の専決処分に関し審議、承認し、人権擁護委員候補者の推薦に関する人事議案1件について適任としました。また盛岡広域環境組合議会議員には、当市議会から髙橋悦郎議員と関治人議員の2名を選出しました。
今回から会派代表質問をなくした一般質問は11人の議員が行い、市博物館について、再生可能エネルギーについて、観光振興について、農業支援について、食品ロスについて、平舘高校振興について、中学校の部活動について、人口減少・少子高齢化についてなど、市政について幅広く市当局と活発に議論しました。議長を除く17人中11人の議員による一般質問は議会の活発化に繋がるものと認識し、今後も多くの議員の一般質問を期待します。
令和5年度の当初予算は、一般会計が183億9,900万円(前年度比7億8,200万円の減)となりました。歳入では市税が前年度より1億4,700万円増えており、地方交付税が1億円の減額、市債は1億3,400万円の減となっています。歳出の主な事業は、妊娠時に10万円、出産時に50万円支給する出産・子育て応援給付金支給事業及び、第2子以降、3歳未満児の保育料を無償化する等の子育て支援事業や、農の大地担い手育成支援事業、草地畜産基盤整備事業の継続、航空レーザー計測により森林資源解析をする林業振興事業、企業立地促進事業、企業家発掘プロモーション事業、八幡平メディテックバレー推進事業のほか、田山パーキング緊急流入路・退出路の整備工事を含む市道整備事業があります。限られた財源を有効に活用するために、議会としても何が必要で何を見直さなければならないか、変化する時代を見極めつつ、議論を深めて判断しなければならないと思っております。
「免税軽油制度の継続要望に関する請願書」は、産業民生常任委員会で審査し、本会議において賛成全員で可決し、衆参両院議長、内閣総理大臣ほか関係3大臣あてに意見書を提出いたしました。
議長メモ
定例会の最終日の夕方に、八幡平市の令和5年度の人事異動が発表されました。津志田勇孝議会事務局長が定年退職されます。議会事務局長としては1年間のお付き合いでしたが、大変お世話になりました。新しい場でのご活躍もお祈り申し上げております。次期議会事務局長には及川隆二さんが就任します。議員、事務局員一致団結して市民の皆さんの声に応えてまいりますので、今後とも八幡平市議会へのますますのご支援を宜しくお願い申し上げます。
令和5年3月23日
八幡平市議会議長 工藤 剛
令和5年第1回定例会を終えて [PDFファイル/163KB]
PDF形式のファイルをご覧頂く場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードして下さい。(無料)