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令和3年7月16日(金曜日)午後4時00分
八幡平市役所 多目的ルーム1、多目的ルーム2
国内、県内での新型コロナウイルス感染症にかかる発生状況等について情報共有を行いました。
緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の実施期間が8月22日まで延長され、実施区域も拡大されました。
岩手県内でこれまでの変異株よりもさらに感染力が強いとされるデルタ変異株を確認しました。
県では、7月9日に開催した岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議において、デルタ変異株が猛威を振るう危険があり、これまで以上に感染リスクが高まったとして「岩手警戒宣言」を発出しました。
デルタ変異株はこれまでの変異株より感染力が強いですが、感染拡大を防止するためには個々の基本的な対策の継続が必要であり、市では、改めて基本的な感染対策の取り組みを継続するとともに「岩手警戒宣言」の内容を遵守します。
ワクチン接種がお済になった方にも予防策として、マスクの着用を呼びかけます。
家庭や職場を含むすべての場における基本的な感染対策の再徹底をお願いします。
特にも重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患のある方等)(※1)は一層の注意をお願いします。
積極的な検査の実施をお願いします。
(※1) 「重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患のある方等)」・・・新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方、一部の妊娠後期の方です。重症化のリスクとなる基礎疾患には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、喫煙があります。(出典:「新型コロナウイルス感染症の‘いま‘に関する11の知識(2021年6月版)」(厚生労働省))
(※2) 「それまでにいた都道府県が要請している自粛等の継続」・・・例えば、それまでにいた都道府県において、不要不急の外出・移動の自粛等の要請が出されている場合、岩手県に来られた後も2週間は、引き続きその要請等を守っていただくようお願いするものです。(一律に自宅待機などをお願いしているものではありません。)
緊急事態宣言区域及びまん延防止等重点措置区域との往来は、感染拡大防止の観点から不要不急(※3)の帰省や旅行などは自粛をお願いします。
【7月12日から適用】
緊急事態宣言区域(2都県):東京都 沖縄県
まん延防止等重点措置区域(4府県):埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府
緊急事態宣言等が発令されていない地域であっても、感染が拡大している地域との往来は慎重に判断するようお願いします。
直近1週間の新規患者数(対人口10万人)が15人以上の地域(※4): なし
不要不急の往来や外出の自粛のお願いをしている地域(※4): 宮城県、秋田県、福島県(南相馬市)、広島県
(※3) 不要不急の往来に該当しない場合(例) 会社の業務での出張(医療関係者をはじめ市民生活に不可欠なサービスの提供にかかる出張、リモート対応が困難な業務による出張なと)/病院への通院/親などの介護/就職活動
(※4) 「感染が拡大している地域」及び「外出の自粛等が要請されている地域」・・・7月9日現在の状況。岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部調べであり、県のホームページで公開されていますので、移動の際は、訪問先や出発地の状況の確認をお願いします。特にも7月12日以降にまん延防止等重点措置が解除される道府県の状況にご注意ください。
医療関係者をはじめ、県民生活に不可欠なサービスの提供に従事している皆さまに、感謝と思いやりの気持ちをもって応援してくださるようお願いします。
新型コロナワクチンは、本人の意思に基づき接種を受けるものであり、職場や周りの方への接種の強制や接種を受けていない方への差別的な扱いをすることの無いようお願いします。
【参考】今後も感染拡大が続いた場合の対策例
県独自の緊急事態宣言の発出等により積極的な対策を実施
県内の直近1週間の新規感染者数(対人口10万人)が15人を超す場合や、15人に至らなくとも15人を超すことが見込まれる場合は、感染状況や医療提供体制等から、県独自の緊急事態宣言の発出等による対策を実施することもあります。
〇対策例
対象エリア |
感染が拡大している市町村 |
一般県民向け
|
不要不急の外出自粛 夜間の外出自粛 他都道府県との往来自粛 いわてGo To Eatキャンペーンの停止 いわて旅応援プロジェクトの停止 |
事業者向け |
飲食店への時短営業要請 施設への休業要請 公共施設の閉鎖 テレワーク、オンライン授業の要請 学校行事や部活動の中止、延期、縮小 イベント等の自粛要請 |
※あくまでも例示であり、県内の感染状況等を踏まえて判断するものです。