令和6年八幡平市議会第3回定例会
議事日程(第6号)
令和6年10月1日(火)
日程第 1 諸般の報告
日程第 2 議案第13号 令和5年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定について
(決算特別委員会委員長報告)
日程第 3 議案第14号 令和5年度八幡平市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
(決算特別委員会委員長報告)
日程第 4 議案第15号 令和5年度八幡平市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
(決算特別委員会委員長報告)
日程第 5 議案第16号 令和5年度八幡平市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について
(決算特別委員会委員長報告)
日程第 6 議案第17号 令和5年度八幡平市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について
(決算特別委員会委員長報告)
日程第 7 議案第18号 令和5年度八幡平市病院事業会計決算認定について
(決算特別委員会委員長報告)
日程第 8 請願第2号 八幡平市立学校薬剤師の報酬改善を求める請願
(総務教育常任委員長報告)
日程第 9 請願第3号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率
の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書採択を求める
請願 (総務教育常任委員長報告)
日程第10 発議案第1号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担
率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書
(総務教育常任委員会)
日程第11 閉会中の継続調査申し出について
日程第12 議員派遣について
追加議事日程(第6号の追加1)
日程第 1 報告第5号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告について
日程第 2 報告第6号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告について
日程第 3 議案第19号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条
例の一部を改正する条例
出 席 議 員(17名)
1番 外 山 一 則 君 2番 田 村 正 元 君
3番 齊 藤 隆 雄 君 4番 関 治 人 君
5番 羽 沢 寿 隆 君 6番 工 藤 多 弘 君
7番 勝 又 安 正 君 8番 北 口 功 君
10番 熊 澤 博 君 11番 立 花 安 文 君
12番 渡 辺 義 光 君 13番 工 藤 直 道 君
14番 古 川 津 好 君 15番 橋 悦 郎 君
16番 橋 光 幸 君 17番 井 上 辰 男 君
18番 工 藤 隆 一 君
欠 席 議 員(なし)
説明のために出席した者
市 長 佐 々 木 孝 弘 君
副 市 長 田 村 泰 彦 君
教 育 長 星 俊 也 君
企 画 財 政 課 長 佐 々 木 宣 明 君
総 務 課 長 佐 々 木 善 勝 君
防 災 安 全 課 長 多 田 和 雄 君
ま ち づ く り推進課長 工 藤 輝 樹 君
文 化 ス ポ ー ツ 課長 関 貴 之 君
税 務 課 長 佐 々 木 聡 子 君
市 民 課 長 高 橋 繁 範 君
地 域 福 祉 課 長 齋 藤 美 保 子 君
健 康 福 祉 課 長 遠 藤 祐 一 君
農 林 課 長 佐 々 木 仁 君
花 き 研 究 開 発 田 村 春 彦 君
セ ン タ ー 所 長
商 工 観 光 課 長 畠 山 健 一 君
建 設 課 長 工 藤 剛 君
上 下 水 道 課 長 高 橋 康 幸 君
八幡平市立病院事務局長 遠 藤 真 知 子 君
会 計 管 理 者 兼 橋 誠 君
会 計 課 長
西 根 総 合 支 所 長 金 田 一 捷 誠 君
安 代 総 合 支 所 長 藤 原 重 良 君
教 育 総 務 課 長 坂 本 譲 君
教 育 指 導 課 長 田 代 英 樹 君
農 業 委 員 会事務局長 工 藤 紀 之 君
監 査 委 員 事 務 局長 齋 藤 啓 志 君
事務局出席者
事 務 局 長 及 川 隆 二
議 事 係 長 佐 々 木 久 禎
☆
開 議
☆
〇議長(工藤隆一君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立します。
これから本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめ配付したとおりでありますので、ご了承願います。
(10時00分)
☆
諸 般 の 報 告
☆
〇議長(工藤隆一君) 日程第1、諸般の報告を行います。
行政報告を行います。
市長。
(市長 佐々木孝弘君登壇)
〇市長 佐々木孝弘君 おはようございます。令和6年八幡平市議会第3回定例会に当たりまして、令和6年9月9日以降の市政の主な動きについてご報告を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の行政報告書を朗読のため記載省略)
以上で行政報告を終わります。
(市長 佐々木孝弘君降壇)
〇議長(工藤隆一君) 以上で諸般の報告を終わります。
☆
議案第13号 令和5年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定について
☆
議案第14号 令和5年度八幡平市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
☆
議案第15号 令和5年度八幡平市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
☆
議案第16号 令和5年度八幡平市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について
☆
議案第17号 令和5年度八幡平市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について
☆
議案第18号 令和5年度八幡平市病院事業会計決算認定について
☆
〇議長(工藤隆一君) 日程第2、議案第13号 令和5年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第7、議案第18号 令和5年度八幡平市病院事業会計決算認定についてまでの6件を一括議題とします。
令和5年度の各会計決算6件については、決算特別委員会に審査を付託しておりましたので、その結果について決算特別委員会委員長の報告を求めます。
決算特別委員会、橋光幸委員長。
(決算特別委員会委員長 橋光幸君登壇)
〇決算特別委員会委員長 橋光幸君 おはようございます。去る9月13日に設置されました決算特別委員会は、委員長に私、橋光幸が、副委員長に11番、立花安文委員が選任され、付託されました6会計の決算を審査いたしましたので、その結果をご報告いたします。
9月13日、24日及び27日に委員会を開催したほか、5日間にわたり分科会を開催し、慎重かつ熱心に審査をいたしました。その経過につきましては、既に各委員ご承知のとおりであります。
審査の結果は、おおむね適切に処理されているとの意見が多数であり、議案第16号及び議案第17号を除く議案第13号 令和5年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第18号 令和5年度八幡平市病院事業会計決算認定についてまでの4会計の決算は、いずれも原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
また、議案第16号 令和5年度八幡平市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について及び議案第17号 令和5年度八幡平市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についても、原案のとおり可決及び認定すべきものと決定いたしました。
改めまして、委員各位並びに市当局に対しましてご協力に感謝申し上げ、決算特別委員会の報告を終わります。令和6年10月1日、決算特別委員会委員長、橋光幸。
〇議長(工藤隆一君) 委員長報告が終わりました。
これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
(決算特別委員会委員長 橋光幸君降壇)
〇議長(工藤隆一君) これより討論、採決に入ります。
初めに、議案第13号 令和5年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定について討論を行います。討論ありませんか。
先に反対討論ありませんか。
3番、齊藤隆雄議員。
(議員 齊藤隆雄君登壇)
〇議員 齊藤隆雄君 議席番号3番、日本共産党、齊藤隆雄です。令和5年度八幡平市一般会計決算認定について反対の立場で討論を行います。
反対の主な理由を述べます。大更駅前顔づくり施設実施設計委託料1億3,400万円が令和4年度から繰越しされたことです。この事業は、市民が最も関心を持っている事業であります。大更駅前を拠点にしたにぎわいづくりは必要な施策と考えますが、費用対効果を鑑みたときに、新図書館の利用者人数見込みは変わらないなど、移転効果がほとんどないこと、子育て施設の開設については、今後の少子化の進捗を判断すると利用対象者が減少することが見込めるなどで、少子高齢化や人口減少対策が急務であり、最優先で取り組むべきと考えます。
コロナ禍の影響や物価高騰などの中、学校給食費は近年の食材価格の高騰等により、小学校で1食27円増、年上昇額4,725円、11.9ポイント増、年額負担額4万4,275円、中学校で1食29円増、上昇額5,075円、11.7ポイント増の年額負担額4万8,300円の値上げとなりました。私たちは、保護者への負担増は時代の流れに逆行するとして、負担増にならないように求めましたが、残念ながら少数派意見となりました。
全国では、2017年から2022年12月まで、無償化の自治体は76から254に増えております。さらに、2023年9月には547と、6年間で7倍以上に増えております。1951年の国会質疑で、義務教育の中で無償にすべきものとして、1つ、授業料、2つ、教科書代、3つ、通学費、4つ、学校給食費をと明確に答弁しており、長年の保護者の皆さんの運動により次々に無償化されてきましたが、給食費だけが取り残されていました。学校給食法11条2項で給食の食材は保護者負担とするとされていますが、2018年12月の国会で文部科学相は、この項は地方自治体が保護者に対して食材費の補助をすることを妨げるものではないと答弁しております。この答弁以降、無償化する自治体が急激に増えています。
本決算において、給食費収入は、令和4年度6,484万3,602円から令和5年度7,117万2,577円で632万8,975円の増となっており、異常な物価高騰等、実質賃金下落、苦しい生活を余儀なくされている子育て世代にダブルパンチを与えたものになっております。
県内33自治体のうち、11市町村が全額無償化、19市町村が一部補助の実施状況となっております。市民の求めている道路の整備、下水道の整備、さらには人口減少対策、高齢者、子育て支援など、思い切った予算配分が求められています。
以上、令和5年度一般会計歳入歳出決算認定に反対として、討論を終わります。
(議員 齊藤隆雄君降壇)
〇議長(工藤隆一君) 次に、賛成討論ありませんか。
4番、関治人議員。
(議員 関 治人君登壇)
〇議員 関 治人君 議席番号4番、八起会、関治人です。令和5年度八幡平市一般会計決算について賛成の立場で討論を行います。
まずは、財政についてですが、5年度の実質公債費比率は15.5%で、4年度と比較し0.8%の減、将来負担比率は32.2%で、4年度と比較し3.7ポイントの減となっており、財政状況は改善されております。合併からの様々な大事業により膨れてきた公債費をなるべく後世に残さないとの考えで予算編成をしてきたことの成果であり、いわゆる一山を越え、今後の安定した財政運営をしていく上では、大きな結果と言えます。
また、5年度の歳入では、市民税と固定資産税の増加が見られ、長かったコロナ禍を脱し、今後の財政運営においての明るい兆しが見えてきております。特にふるさと納税については、過去に返礼品の偽装により、市のふるさと納税の信用は地に落ち、ゼロからの再スタートを切ったわけでありますが、5年度の納税額は約2億円で、4年度と比較して約7,000万円の増収となっており、地道な努力の結果だと思っております。ふるさと納税に関しては、今後も最も伸び代のある財源であることから、さらなる知恵と行動力を持って推し進めていただきたいと思います。
次に、主な事業としては、長年にわたり数十億のお金を投入してきた都市計画道路大更駅前線整備事業が5年度をもって終了したことは大きな区切りであり、いよいよ(仮称)大更駅前顔づくり施設への環境が整ったものと思われます。
さらに、企業誘致推進事業でのシミックCMO株式会社西根工場の立地は、地域の経済や雇用にとってよい影響をもたらすものと考えます。
そのほかにも、物価高騰対策として、物価高騰重点支援給付事業や畜産飼料物価高騰対策支援補助金などにより、農業や子育て世代をはじめ、様々な助成を行ったことにより、多くの市民生活の下支えができたものと思われます。
5年度においては、特に大きな事業はなかったものの、コロナや物価高騰により停滞した事業を再スタートするための足場を固めることができたのではないかと評価しております。
最後に、この5年度決算については、9月13日から9月27日までの8日間で、分科会全体での総括質疑など、16名の委員により慎重審議がなされました。これにより、5年度決算については十分な審査が行われたものと思っております。
よって、令和5年度八幡平市一般会計決算は承認すべきものと考えます。議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。
(議員 関 治人君降壇)
〇議長(工藤隆一君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第13号を採決します。
議案第13号に対する委員長報告は認定すべきものであります。
議案第13号について委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(工藤隆一君) 起立多数です。
よって、議案第13号 令和5年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。
次に、議案第14号 令和5年度八幡平市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから議案第18号 令和5年度八幡平市病院事業会計決算認定についてまでの5件について一括して討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第16号及び議案第17号を除く議案第14号 令和5年度八幡平市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから議案第18号 令和5年度八幡平市病院事業会計決算認定についてまでの3件を一括採決します。
本件3件に対する委員長報告は全て認定すべきものであります。
本件3件について委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、議案第14号 令和5年度八幡平市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第15号 令和5年度八幡平市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第18号 令和5年度八幡平市病院事業会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。
次に、議案第16号 令和5年度八幡平市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について及び議案第17号 令和5年度八幡平市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についての2件を一括採決します。
本件2件に対する委員長報告は原案のとおり可決すべきもの及び認定すべきものであります。
本件を委員長報告のとおり可決及び認定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、議案第16号 令和5年度八幡平市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について及び議案第17号 令和5年度八幡平市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定については、委員長報告のとおり可決及び認定することに決定いたしました。
☆
請願第2号 八幡平市立学校薬剤師の報酬改善を求める請願
☆
請願第3号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書採択を求める請願
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第8、請願第2号 八幡平市立学校薬剤師の報酬改善を求める請願及び日程第9、請願第3号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書採択を求める請願を一括議題といたします。
請願第2号及び請願第3号は、総務教育常任委員会に審査を付託しておりますので、総務教育常任委員会委員長の報告を求めます。
総務教育常任委員会、工藤多弘委員長。
(総務教育常任委員長 工藤多弘君登壇)
〇総務教育常任委員長 工藤多弘君 ただいまから総務教育常任委員会の報告を行います。
令和6年10月1日提出、八幡平市議会議長、工藤隆一殿。報告者、総務教育常任委員会委員長、工藤多弘。
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第136条第1項の規定により報告します。
請願第2号 八幡平市立学校薬剤師の報酬改善を求める請願について、学校薬剤師は学校保護安全法に基づき置くものとされ、検査や薬教育について学校に出向き指導を行うなど、子供たちの快適な学校衛生環境を守る役割を担っています。その安定的な確保は大切なことであるため、市内薬局等へ教育委員会から協力をお願いするとともに、勤務実態を考慮して現状に見合った報酬額に見直すことが必要と考えます。
よって、本請願は審査の結果、採択するべきものと決定しました。
続きまして、請願第3号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書採択を求める請願について、教育の機会均等と水準維持向上に加え、多様化、細分化した問題に対するより一層のきめ細やかな指導を行っていくために、教職員の定数改善は不可欠である。そのためには、国の施策として定数改善に向けた財源を保障する必要があるため、国は義務教育費国庫負担制度負担率の引上げを行うものが必要であると考える。
よって、本請願は審査の結果、採択するべきものと決定しました。
以上、報告を終わります。
〇議長(工藤隆一君) 委員長報告が終わりました。
これより質疑を行います。
初めに、請願第2号について質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
次に、請願第3号について質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
(総務教育常任委員長 工藤多弘君降壇)
〇議長(工藤隆一君) これより請願第2号について討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから請願第2号を採決します。
本件に対する委員長報告は採択すべきものであります。
請願第2号を原案のとおり採択と決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、請願第2号 八幡平市立学校薬剤師の報酬改善を求める請願は採択とすることに決定いたしました。
次に、請願第3号について討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから請願第3号を採決します。
本件に対する委員長報告は採択すべきものであります。
請願第3号を原案のとおり採択と決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、請願第3号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書採択を求める請願は採択とすることに決定いたしました。
☆
発議案第1号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第10、発議案第1号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書を議題といたします。
発議案第1号について提出議員の説明を求めます。
総務教育常任委員会、工藤多弘委員長。
(総務教育常任委員長 工藤多弘君登壇)
〇総務教育常任委員長 工藤多弘君 発議案第1号、令和6年10月1日提出、八幡平市議会議長、工藤隆一殿。提出者、総務教育常任委員会委員長、工藤多弘。
ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書。
上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第2項の規定により提出します。
提案理由ですが、教育の機会均等と水準の維持向上に加え、多様化、細分化した問題に対するより一層のきめ細やかな指導を行っていくために、教職員の定数改善は不可欠であります。そのためには、国の施策として定数改善に向けた財源を保障する必要があるため、国は義務教育費国庫負担制度負担率の引上げを行うことが必要であると考えることから、この意見書を提出しようとするものである。これが、この議案を提出する理由であります。
次に、意見書(案)につきまして配付しておりますので、お目通し願います。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。
なお、意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣としています。
ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
〇議長(工藤隆一君) 説明が終わりました。
これより発議案第1号について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
(総務教育常任委員長 工藤多弘君降壇)
〇議長(工藤隆一君) これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから発議案第1号採決します。
発議案第1号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、発議案第1号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げをはかるための2025年度政府予算に係る意見書は原案のとおり可決されました。
☆
閉会中の継続調査申し出について
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第11、閉会中の継続調査申し出についてを議題とします。
総務教育常任委員会委員長及び産業民生常任委員会委員長から、配付のとおり閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りいたします。申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、総務教育常任委員会委員長及び産業民生常任委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
☆
議員派遣について
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第12、議員派遣についてを議題といたします。
別紙のとおり議員派遣をしたいと思います。ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、本件については派遣することに決定いたしました。
☆
議事日程の追加
☆
〇議長(工藤隆一君) ここで、議事日程の追加でございます。
去る9月24日、議会運営委員会を開催し、市長より議題としたい旨、依頼がありました。八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例ほか、2件を協議した結果、日程に追加する旨の報告を議会運営委員会委員長より受けております。
お諮りいたします。これを日程に追加し、議題にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
議案書及び追加日程につきましては、配付済みでありますので、ご了承願います。
お諮りいたします。追加議案につきましては、会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、追加議案につきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。
☆
報告第 5号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告について
☆
報告第 6号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告について
☆
議案第19号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
☆
〇議長(工藤隆一君) 追加日程第1、報告第5号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についてから追加日程第3、議案第19号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長。
(副市長 田村泰彦君登壇)
〇副市長 田村泰彦君 ただいま議長から上程いただきました報告2件及び議案1件の提案理由につきましては、それぞれの議案等に記載のとおりでございます。
なお、内容につきましては担当課長をしてご説明申し上げますので、ご審議いただきまして、原案のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(副市長 田村泰彦君降壇)
〇議長(工藤隆一君) 提案理由の説明が終わりました。
次に、内容説明を求めます。
初めに、報告第5号及び報告第6号について、建設課長。
〇建設課長 工藤 剛君 報告第5号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告について内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
以上で報告第5号の内容説明とさせていただきます。
続きまして、報告第6号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告について内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
以上で報告第6号の内容説明とさせていただきます。
〇議長(工藤隆一君) 次に、議案第19号について、総務課長。
〇総務課長 佐々木善勝君 議案第19号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして内容のご説明をいたします。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
以上で議案第19号の内容説明とさせていただきます。
〇議長(工藤隆一君) 以上で内容説明を終わります。
これから報告第5号から議案第19号までに対する質疑並びに議案審議を行います。
初めに、報告第5号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についてを議題といたします。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
これで報告第5号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についてを終わります。
次に、報告第6号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についてを議題といたします。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
これで報告第6号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についてを終わります。
次に、議案第19号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これから議案第19号について質疑を行います。質疑ありませんか。
12番、渡辺義光議員。
〇議員 渡辺義光君 同様の措置が担当課長もあるということをお聞きしていました。特別職と一般職で減給した場合、一般職には勤勉手当とか、あるいは昇給等もあるわけですが、その主な違いはどのようになっているでしょうか。そこをお聞きします。1点。
〇議長(工藤隆一君) 総務課長。
〇総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
渡辺議員ご指摘のとおり、特別職と一般職には違いがございます。特別職は、地方公務員法の適用ではございませんので、懲戒処分、そもそもそれが存在しません。今一般職のほうは、地方公務員法の適用を受けますので、懲戒処分ということでこのたび対応させていただきました。懲戒処分には、ご存じのとおり4種類ございまして、免職、停職、減給、戒告ということで、それぞれに応じて成績率によって減ずるというような対応がございます。ご指摘のとおり勤勉手当、あとは昇給に関しても、その成績率に基づいて対応することとなっておりますので、特別職、一般職ではその違いが出てくるということでございます。
〇議長(工藤隆一君) 12番、渡辺義光議員。
〇議員 渡辺義光君 12月にも勤勉手当が支給されるわけですので、減額されるということになると思いますが、それと同時に、大きなものは昇給延伸がかかると、10年勤めると10年間分莫大な減給になるのです。特別職は1回だけの減給ですけれども、昇給は昔は3回でしたが、年1回ですと、1年昇給が遅れますと、それが10年間今後続くと、共済年金とか、退職金にも大きな影響が与えられて、市長の減額したこの金額以上、それを上回る減額の待遇になると思いますが、その辺の数値なり、あるいは考え方はどのようになっているでしょうか。
〇議長(工藤隆一君) 総務課長。
〇総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
今は特別職と一般職の話かと思いますが、そもそも、先ほどご説明申し上げたとおり、制度が全く異なるものでございますので、特別職に関しての給与に関してはこのように条例で定めをして昇給ということではなく、条例で皆さんにお認めをいただいて決定をさせていただいているものでございます。一般職に関しては、昇給というものがございますので、これも給与条例に基づいて対応しているものでございます。先ほども申し上げたとおり、昇給は想定よりはされなくはなるものでございますので、そこの考慮というお話でございますが、これは法令なり、または我々の条例に基づいてこのような措置をしておりますので、今回に限ってということではなく、これは標準としてこのように対応していますので、公平性を考えてこのような対応をしなければならないものかなと思っておりますので、ご理解をいただきたいなと思います。
〇議長(工藤隆一君) 12番、渡辺義光議員。
〇議員 渡辺義光君 職員の管理者としての連帯責任として、担当課長も100分の10減額されるわけですが、昇給幅あるいは勤務年数によっては、共済年金、退職金も退職時の給料に何%か掛けるわけですから、大変な差が出てくると思います。ぜひこの辺も寛容な処置をしながら、あまり打撃を、大きな差のないように、裁量の範囲ですので、そういうふうな連帯して、管理者の皆さんも連帯責任がありますので、そういうふうな処分なり、勤勉手当なりにも裁量の余地があると思いますので、その辺は十分将来的なものを考えて対処していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〇議長(工藤隆一君) 総務課長。
〇総務課長 佐々木善勝君 繰り返しの答弁になってしまうかもしれませんけれども、もともとこの懲戒処分の基準に関しては指針がございます。人事院等を参考にして我々も作成しておりますので、それにのっとって対応しておりますので、ご理解をいただきたいなと思います。
〇議長(工藤隆一君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 今渡辺議員も言ったのとちょっと関連しますが、今回市長と副市長が減給というか、なりますが、この処分された職員のまさに給与、それから年金とか影響が出てくると思うのです。この辺のバランスで、今渡辺議員が言ったように、やっぱり必要だと思います。この内容について、処分した職員には詳細、細かい説明をしたかどうか確認したいというふうに思います。
〇議長(工藤隆一君) 総務課長。
〇総務課長 佐々木善勝君 工藤議員ご指摘のとおり、バランスというお話もありましたが、そもそも制度が違いますので、そこのバランスということは考慮には入らないのかなと思っております。
あとは、対象職員に対して説明をしているかということでございますが、もちろんその点については説明を尽くしているところでございます。
以上です。
〇議長(工藤隆一君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 今回このような不祥事が起きましたが、この辺の給与というか、今後の部分については、職員とすればすごく重いものではあるのです。今課長のほうから規程が違うというお話があるのですが、ここは、しっかり今回の事例を踏まえて不祥事を起こさない体制が必要でありますし、また処分というか、なった場合の説明はしっかりと職員も理解というか、その辺をやはりしっかり認識をしてもらうような説明が必要だと思うのです。やはり年金にも影響来る、退職金にも影響来るというと、これ本当に重大です。規程は規程で分かるのですが、特別職と一般職の違いは分かるのですが、その辺はしっかりとやっていかなければ、この八幡平市を支える職員の皆さんは、やっぱり「んっ」となります。この辺はしっかりとやるべきと私は思います。やったことはもうしようがないです。だけれども、やってしまったので。ただ、新しいこれからの部分でそういう諸規程なり、給料なり、処分なりは、やっぱり分かりやすくやるべきと私は思っています。
〇議長(工藤隆一君) 総務課長。
〇総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
そもそも指針が決められているのを粛々と我々のほうでは対応しているところはご理解をいただきたいと思います。
あとは、そもそもこの不祥事が起きたことに関しては、我々もまさしく遺憾でございます。これが起きないように今後対応しなければならない。そもそも懲戒処分にならないような職員の体制、あとはコンプライアンスの遵守ですか、をやっていかなければならないと、身につまされる思いでこのような処分をさせていただいているところですので、今後の体制については、先日の全員協議会でもご説明申し上げましたが、研修等、あるいはこの事例も踏まえてみんな職員一丸となって、不祥事を起こさない体制を整えていかなければならないものと自覚しておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(工藤隆一君) 11番、立花安文議員。
〇議員 立花安文君 過去にも同様の事件があったわけですが、その際と今回の管理職及び特別職の責任の取り方というのは同様なのか伺います。
〇議長(工藤隆一君) 総務課長。
〇総務課長 佐々木善勝君 これまでの処分例に基づいて今回も処分をさせていただいておりますので、同様の案件でございます。
〇議長(工藤隆一君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第19号を採決します。
議案第19号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、議案第19号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
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閉 会
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〇議長(工藤隆一君) これで本日の日程は全て終了しました。
9月9日から本日までの23日間にわたり、各位におかれましては熱心にご審議をいただき、衷心より感謝を申し上げます。
以上をもちまして令和6年八幡平市議会第3回定例会を閉会といたします。
(10時54分)