令和6年八幡平市議会第2回定例会

議事日程(第5号)
                                令和6年6月19日(水)

日程第 1 議案第20号 八幡平市総合計画審議会条例の一部を改正する条例         
日程第 2 議案第21号 八幡平市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
            一部を改正する条例                       
日程第 3 議案第22号 八幡平市西根地区市民センター条例の一部を改正する条例      
日程第 4 議案第23号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第 5 議案第24号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第 6 議案第25号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第 7 議案第26号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第 8 議案第27号 令和6年度八幡平市一般会計補正予算(第3号)          
日程第 9 議案第28号 令和6年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)        
日程第10 議案第29号 令和6年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第1号)       

出 席 議 員(17名)
     1番  外  山  一  則  君     2番  田  村  正  元  君
     3番  齊  藤  隆  雄  君     4番  関     治  人  君
     5番  羽  沢  寿  隆  君     6番  工  藤  多  弘  君
     7番  勝  又  安  正  君     8番  北  口     功  君
    10番  熊  澤     博  君    11番  立  花  安  文  君
    12番  渡  辺  義  光  君    13番  工  藤  直  道  君
    14番  古  川  津  好  君    15番    橋  悦  郎  君
    16番    橋  光  幸  君    17番  井  上  辰  男  君
    18番  工  藤  隆  一  君                      
 
欠 席 議 員(なし)
 
説明のために出席した者
      市         長    佐 々 木  孝  弘  君
      副    市    長    田  村  泰  彦  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      企 画 財 政 課 長    佐 々 木  宣  明  君
      総   務  課   長    佐 々 木  善  勝  君
      防 災 安 全 課 長    多  田  和  雄  君
      ま ち づ く り推進課長    工  藤  輝  樹  君
      文 化 ス ポ ー ツ 課長    関     貴  之  君
      税   務  課   長    佐 々 木  聡  子  君
      市   民  課   長    高  橋  繁  範  君
      地 域 福 祉 課 長    齋  藤  美 保 子  君
      健 康 福 祉 課 長    遠  藤  祐  一  君
      農   林  課   長    佐 々 木     仁  君

      花 き 研 究 開 発    田  村  春  彦  君
      セ ン タ ー 所 長

      商 工 観 光 課 長    畠  山  健  一  君
      建   設  課   長    工  藤     剛  君
      上 下 水 道 課 長    高  橋  康  幸  君
      八幡平市立病院事務局長    遠  藤  真 知 子  君

      会 計 管 理 者 兼      橋     誠  君
      会   計  課   長

      西 根 総 合 支 所 長    金 田 一  捷  誠  君
      安 代 総 合 支 所 長    藤  原  重  良  君
      教 育 総 務 課 長    坂  本     譲  君
      教 育 指 導 課 長    田  代  英  樹  君
      農 業 委 員 会事務局長    工  藤  紀  之  君
      監 査 委 員 事 務 局長    齋  藤  啓  志  君

事務局出席者
      事   務  局   長    及  川  隆  二
      議   事  係   長    佐 々 木  久  禎

                     ☆
                  開     議
                     ☆
議長(工藤隆一君) おはようございます。ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立します。
     これから本日の会議を開きます。
     本日の日程は、あらかじめ配付したとおりでありますので、ご了承願います。
                                    (10時00分)
                     ☆
     議案第20号 八幡平市総合計画審議会条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤隆一君) これから議案審議を行います。全議案とも提案理由及び内容の説明は既に終わっておりますので、日程に従い議案審議を行います。
     日程第1、議案第20号 八幡平市総合計画審議会条例の一部を改正する条例を議題といたします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     3番、齊藤隆雄議員。
議員 齊藤隆雄君 ご質問させていただきます。
     条例の第3条の1から10番の部分が各委員会の委員ということになっていますが、今回は改定後は公共的団体の構成員ということになっております。この変更の理由はなぜなのかをお聞きいたします。
議長(工藤隆一君) 企画財政課長。
企画財政課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     新旧対照表を御覧願いたいと存じます。議員ご質問ありましたとおり、第3条の組織構成の部分につきまして、これまで各構成を個別に表記をしておったものを、右側改正後第1号、第2号、第3号という形で改正をしようとするものでございます。理由につきましてでございますが、ご承知のとおり、第3次総合計画の策定の段階にこれより入ります。20年目を迎えまして、この現行の左側の組織、御覧いただきますと、地域を代表する方々、そしてまさに農と輝の大地を体現する組織かなということでご参画をいただいておりましたが、各項目を見ますと、役職員であったり代表者という記載があることで、若干年齢層が高めの委員さんに偏りがあったということも事実でございます。今回様々取り上げていただいております人口減少問題に本当に集中的に取り組むということもありまして、子育て世帯、若い世代が参画できるような形ということで、公共的団体の構成員という形で、まずは改正をさせていただきたいというところでございます。そして、第3号によって、その他、市長が必要と認めるものというところで、引き続き公募等、あるいは公共的団体ではなくても、そういう子育てサークルなどがあった場合、そういった情報等がございましたら、そういった方々からもご参画をいただきたいというところの想定でこのような形で簡素化をさせていただいて、改正をしようとするものでございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(工藤隆一君) 3番、齊藤隆雄議員。
議員 齊藤隆雄君 この計画を作成するに当たり、各組織のご意見をお聞きするのは大切なことだと思います。この改定によりまして、この一部の組織が抜けたりとか、その意見を吸い取れないことにならないようにしていただきたいことと、昨日の一般質問の議論でもありましたが、私たち議員の中からこの組織の構成員ということはできないものかどうかをお聞きしたいと思います。例えば各常任委員会がありますので、委員長なりを、組織の意見をまとめた形でこの計画の中の審議委員にしていただいて、その意見も反映された中で総合計画を練るということを検討いただけないかと思いますが、いかがでしょうか。
議長(工藤隆一君) 企画財政課長。
企画財政課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     まず、1点目のご意見、ごもっともでございます。確かに今回の改正によりまして、この1号から改正前の8号までの団体全て網羅できるかというと、子育て世帯のことを考えますと、全てということにはならないかとは存じます。ただ、審議会をもって全て計画を審議するということよりも、その外堀といいますか、先般申し上げました、例えば女性会議でありますとか、そのほか12の地域振興協議会に対しましては、必ずテーマトークといいますか、総合計画の策定に当たって、地域の方の御意見を伺う場面というものを設けたいと考えておるところでございます。そのようにまずは外堀といいますか、様々なご意見をいただく形は想定しておるものということでお伝えしたいと存じます。
     ご質問の議員の皆様の関わりということでございますが、これまでの総合計画の策定におきましても、全員協議会を通じまして説明を申し上げておりました。全員協議会1回ではということでございましたら、どういった形、研修会という形がいいのか、委員会という形がよろしいのかということはご相談させていただくことになろうかと思いますが、直接審議会のほうに入ることにつきましては、ぜひ市民の方の公募はそちらのほうに枠を譲っていただければというふうに考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。
議長(工藤隆一君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第20号を採決します。
     議案第20号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第20号 八幡平市総合計画審議会条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第21号 八幡平市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第2、議案第21号 八幡平市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第21号を採決します。
     議案第21号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第21号 八幡平市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第22号 八幡平市西根地区市民センター条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第3、議案第22号 八幡平市西根地区市民センター条例の一部を改正する条例を議題といたします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第22号を採決します。
     議案第22号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第22号 八幡平市西根地区市民センター条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第23号 財産の取得に関し議決を求めることについて
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第4、議案第23号 財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第23号を採決します。
     議案第23号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第23号 財産の取得に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第24号 財産の取得に関し議決を求めることについて
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第5、議案第24号 財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     8番、北口功議員。
議員 北口 功君 1点お伺いいたします。
     このロータリー除雪車の仕様書を見ますと、私、前回の一般質問でも取り上げたのですけれども、バックモニターがこれはついていないように感じます。バックモニターをやっぱりつけたほうがいいのではないかなということで、間に合わなかったのか、それとも入札の段階でのそういった形が取れていなかったのか、お伺いいたします。
議長(工藤隆一君) 建設課長。
建設課長 工藤 剛君 お答えします。
     仕様書上で、今ちょっと確認しましたけれども、バックモニター、後方カメラという形で積載になる予定になっていましたので、バックモニターもつくという形になります。よろしくお願いします。
議長(工藤隆一君) 8番、北口功議員。
議員 北口 功君 リヤアンダーミラーということになっていますので、今回のこの機械の導入に関しては、これがそういう状況だということは分かりました。次からのこういった機械の導入をするときは、その点も検討していただいて、バック時の事故の軽減等にも非常に役立つ、また運転手さんの負担の軽減にもなると思いますので、ぜひ今後とも検討をしていく考えがあるかどうか伺います。
議長(工藤隆一君) 建設課長。
建設課長 工藤 剛君 お答えします。
     除雪車両の購入に当たりましては、当然高齢化ということもありますので、その辺は配慮した購入方法としていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
議長(工藤隆一君) 2番、田村正元議員。
議員 田村正元君 仕様書というのが、これ5,300万ほどですか、非常に高いものなのですけれども、資料として仕様書の設計概図みたいなのだけというのはどうかなと思います。やはりエンジンが何tとか、ちゃんとした本来の持っている仕様書、もしくはカタログ等があるべきだと思います。これではちょっと不十分ではないかということで、今後こういった金額の張るものは、きちっと詳細な仕様書を提出していただきたいと思います。これだけでは正直判断できないと思います。
議長(工藤隆一君) 建設課長。
建設課長 工藤 剛君 お答えします。
     議案書へつける資料についてですが、今後ちょっと協議を行ってみたいと思います。よろしくお願いします。
議長(工藤隆一君) ほかに質疑ございませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第24号を採決します。
     議案第24号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第24号 財産の取得に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第25号 財産の取得に関し議決を求めることについて
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第6、議案第25号 財産の取得に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     15番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 このパソコンの購入なのですが、ノートパソコンが130台、タブレットが30台、こういう中身ですけれども、当初予算が、実はこれ4,800万、正確には4,884万3,000円、その入札が、落札価格が2,217万7,000円と半額なのです。これ何か途中で大きな変更というかあったのでしょうか。
議長(工藤隆一君) 総務課長。
総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
     今回内部情報系システム機器ということで、議員ご指摘のとおり、ノートパソコンが130台、タブレット30台ということで購入をしたところです。これに加えて、ソフトがございます、オフィスですけれども。その分も本来、備品購入のほうには入れておったのですが、今、そのオフィス関連なのですけれども、オフィス2024というものが発売されるというようなリリースが、アナウンスがございました。これに関して、入れるか入れないかというところがまだちょっと定かではなかったのです、予算計上の際には。これがリリースされるということがアナウンスされたことに伴って、まずパソコンだけを購入ということで今回契約をさせていただいたという経緯です。今後オフィスのリリースが確定した段階で、改めてこの予算については執行する予定となっております。
     以上です。
議長(工藤隆一君) 15番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 ちょっとこれ金額が大きいので、事前にやはり議会にもその辺の中身については説明するべきだと。どういう見積りで取ったのだろうと疑問を感じるわけです、これだけ、予算だけ見ていると。ですから、こういう大きな変更がある場合はやはり補正をするとか、やっぱりそういう工夫が必要ではないかというふうに思いますので、いかがですか。
議長(工藤隆一君) 総務課長。
総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
     説明が足りなかったのはそのとおりかもしれませんが、そこのマイクロソフト社のオフィスに関してアナウンスがあったのは春先の段階でしたので、それからの検討ということでこのような対応をさせていただいて、入札に臨んだということでしたので、なかなか時間がなく、性急な形でこの形を取らせていただいたこともありますので、改めて、パソコンとオフィスは結局買うことにはなろうかと思いますので、結論的には同じことになりますが、買う時期が違うだけということでのご理解をいただければなと思います。
議長(工藤隆一君) 15番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 そのタブレットですけれども、これは議会と併せたタブレットで、管理職の皆さんが使うタブレットだと思うのですが、これ導入はいつ頃、どういうふうに思っていますか。
議長(工藤隆一君) 総務課長。
総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
     タブレットの件でございますが、正式には議員各位がお使いのアイパッドとは違うものになります。というのも、使用しているソフトに関しては、ウインドウズでなければ使用ができませんので、今回機種選定をしたサーフェスプロというものを使わせていただきたいということでございます。これの納品に関しては、先ほど申し上げたオフィスの関連のリリースの時期が明確になっておりませんので、まだ見通せないところでございます。万が一、このオフィスに関して導入が遅れるようになれば、前のバージョンのオフィスを入れて対応するしかないのかなということで、内部のほうでは検討しているところでございます。なので、導入に関しては、年度末まで納期を記載させてもらっておりますが、まだ見通せなく、年度末にまでなる可能性もあるということでございます。なお、機械自体については、秋口には届くものかなと思っております。
     以上です。
議長(工藤隆一君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第25号を採決します。
     議案第25号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第25号 財産の取得に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第26号 財産の取得に関し議決を求めることについて
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第7、議案第26号 財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第26号を採決します。
     議案第26号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第26号 財産の取得に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第27号  令和6年度八幡平市一般会計補正予算(第3号)
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第8、議案第27号 令和6年度八幡平市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     3番、齊藤隆雄議員。
議員 齊藤隆雄君 17ページ、歳出の衛生費についてご質問させていただきます。
     4款の2目予防費の予防接種事業なのですけれども、今年度から自己負担が伴う新型コロナウイルスの予防接種が開始されると思います。委員会の中でも、おおよそのことはお聞きしましたが、確認したい部分もありますので、質問させていただきます。まず、7,000円ぐらいの接種料金を見込んでいるということが委員会で説明がありました。その辺についての変更がないかと、あと65歳なり、その補助を出す方に対して、今市はどのぐらいの補助を考えているのか。あと、その接種に当たりまして、今年度はプラス8,300円がかかる部分においては、今年に限りなのかは知らないですけれども、そこは国が補助するということの説明がありましたが、その8,300円の枠について今後の見通しなり、来年度に向けての接種について、その辺が現段階で分かっていればお聞きしたいと思います。
議長(工藤隆一君) 健康福祉課長。
健康福祉課長 遠藤祐一君 お答えします。
     まず最初に、1点目の自己負担についてですが、当初予算の中で今回新型コロナワクチン予防接種に関して予算を取らせていただいた際に、国のほうからは想定接種費として7,000円という想定費用が公表されました。その7,000円に対しまして、市としましては現在行っております季節性インフルエンザの助成率であります55%、これを新型コロナワクチン接種でも同じ55%を市の助成率とさせていただきまして、助成額を3,800円、その7,000円に対して、その差分となります3,200円を本人負担というような形で一応想定させていただきました。今回補正予算に計上させていただいております金額につきましては、先ほどの国の想定接種費の7,000円が1万5,300円に上がるという通知が国のほうからございました。先ほどの7,000円と1万5,300円の差額8,300円については国のほうで助成するということでの通知がありましたので、今回歳入歳出同額で、一応補正予算という形で計上させていただいております。
     ただ、これがいつまで続くかというところまでの国からの通知というのはまだございませんので、今の段階ではちょっとお答えできないような状況となっております。
     先ほどの自己負担につきましては、先ほどちょっと説明しました国の想定接種費に基づいて試算しておりますので、この自己負担につきましては、各医療機関さんのほうで購入するワクチン代金によってこの自己負担の額というのはちょっと上下するという状況になりますので、そこはちょっとご了承願いたいと思います。
     以上です。
議長(工藤隆一君) 3番、齊藤隆雄議員。
議員 齊藤隆雄君 国が今回助成する8,300円の部分につきましては、今後の変更点とかあれば速やかに報告なり、連絡をいただくような形にしていただきたいと、お願いします。
     あと、今回のその7,000円において、自己負担が3,200円ということに仮定した場合に、そういう形で、医療機関によってはその価格差が出るということでのご説明は分かりました。私、議員になったときからずっと再三申し上げているのですけれども、八幡平市の広域な医療機関の中で、田山診療所で接種したのと市立病院で接種した予防接種の自己負担額が、受ける場所によって変わるというのは、やっぱりその公平性の部分を考えると違うのではないかという、私の考えとしてはそういう部分にあります。なので、今回のコロナワクチンにつきましては、想定が7,000円ということで3,200円という、仮にその金額であれば、この3,200円をどこの医療機関で受けても負担いただきますというような形にして、その分の差額が出た分に関しましては、例えば市で補正をかけてカバーするとか、そういう形での接種の方法に切り替えることができないかどうかをお伺いいたします。
議長(工藤隆一君) 健康福祉課長。
健康福祉課長 遠藤祐一君 お答えします。
     まず、1点目の市立病院と田山診療所での自己負担が違うのではないかというお話でしたが、ワクチンの購入は市立病院で一括で行っておりますので、市立病院と診療所で自己負担額が違うということはないと考えております。
     あと、その自己負担の額のほうを一定にするというところにつきましては、季節性インフルエンザの助成の仕方もありますので、今市としましては、この季節性インフルエンザと同じような助成の方法で行わせていただきたいなと考えております。
議長(工藤隆一君) 3番、齊藤隆雄議員。
議員 齊藤隆雄君 できるだけ一人一人の負担が公平になるような形での補助額の基準なりの見直しを求めまして、質問を終わります。
議長(工藤隆一君) 10番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 16ページの6款農林水産業費につきまして伺いたいと思います。
     実は、岩手日報さんで、昨日からですか、食料安全保障の課題ということで大きな紙面を割いて特集始まっております。今日が中、最初が、上がスマート農業、そして中が輸入リスクということで、下まで出るかと思っているのですが、今現在は第2次の市の総合計画後期基本計画のさなかにあるわけなのですが、令和8年度から第3次市総合計画に入るわけなのですが、それに先んじまして、やはりスマート農業の取組、ここの16ページの場合には林業費について書いてありますが、林業につきましても、スマート林業ということでいろいろ検索してみますと、石川県のクラウドGISを用いて森林経営計画樹立箇所の見える化を実現し、森林組合と自治体間の情報共有を効率化という検索に当たりました。やはりこういう時代にもう入ってきていると。また、稲作農業につきましても、私、一般質問やりましたとおり、やはり担い手に集約しなければどうにも立ち行かない事態にもうなってきているということで、親元就農なんかも八幡平市は2年くらい前から取り上げてきているのですが、実は10年前に盛岡市はもう先んじて親元就農をやっていたというのです。これ工藤直道議員の紹介でございました。実は、これを受けまして、10年前に工藤議員も親元就農の提案をしておったということで……
議長(工藤隆一君) 熊澤議員、1つ確認なのですけれども、16、17ページの農林水産業費のほうの……
議員 熊澤 博君 6款の立場で質問していました。
議長(工藤隆一君) こっちのほうに関する質問であれば受ける形になるのですけれども、こちらのほうの関連で今お話しですか。
議員 熊澤 博君 そうです。関連での質問でございます。この辺の市の考え方を伺いたいなと。いわゆる令和8年度からいよいよ第3次総合計画が始まるわけなのですが、それまで待つのでなく、やはりこういう国の動きに呼応する、臨機応変の対応が必要ではないかというふうに思うわけで、その辺の市の考え方を伺いたいなと思います。もしできれば、農林課長の経験があります副市長さんあたりからでも、ちょっと考え方を伺いたいと思います。
議長(工藤隆一君) また、再度確認なのですけれども、林業振興の負担金とか補助及び交付金という、こちらのほうの特用林産施設等、こちらのほうの補助金についての質問であれば受けられるのですけれども。
     10番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 いわゆる款項目節といって順番に下りていくわけなのですが、説明のところだけで質問しなければならないということは、かつてなかったのですよね。やっぱり大事な緊急、はっきり言って、こういうあれは緊急なわけですよ。情勢が変わってきているわけです。いわゆる農水省というのは、去年、令和6年までに全農地面積の8割を担い手に集積して、担い手も生産コストを1万6,000円から9,600円を目標にしてきているわけです、4割削減。こういう情勢に合わせて議案審議していかないと、いわゆる款項目節の中の最後の節のほうの説明だけで質問を取るというのは、やはり私は邪道だと思います。こういう情勢、ごろごろと変わっているわけですから、それに対応した形での考え方というのはやはり当局は常に開陳していく義務があると思うのです。それを伺いたいということで、ここで……
議長(工藤隆一君) 例えば……すみません。今やっているのは、八幡平市の一般会計補正予算書の中でのあれですので、もしそういうふうな質問等であれば、例えば一般質問のときにするとか、あとまたは各課のほうに行って、今全体的に補正予算書のこれに基づいて進めていますので、そちらのほうでやっていますので、急を要することであれば、例えばその課のほうに行ってお話をするとか、または一般質問のときにするとか、ちょっとそういうふうな形にしてもらえば、スムーズに議会運営のほうが進む形になるのですけれども。
議員 熊澤 博君 反論するようなのですが、林業振興費ということですよね。いわゆる6款の農林水産業費の2項の林業費の2目の林業振興費の審議でございますよね。これは、スマート林業関係ないでしょうか。関係あると思いますよ。今そこにまで来ているわけです。稲作農業だけではなく、林業の担い手もなくなっているわけです。そういうことで、全国的に今展開始まっているという中での。私は、農林水産業費の6款にかこつけて稲作農業のほうにも触れてしまったのは、ちょっと行き過ぎだったと言われれば致し方ない面はありますが、ただ林業費の林業振興費という2目については、無関係な質問しているつもりは全くありません。やっぱりスマート林業というのは、今一番の課題ではないのですか。そういう点で、市としての考え方をやはり伺いたいというふうに思いますが、どうでしょうか。
議長(工藤隆一君) お答えできるのであれば、農林課長。
農林課長 佐々木 仁君 お答えいたします。
     スマート林業に関してのご質問ということでお答えしたいと思います。確かに全国的には、他市町村でも森林のデータをデジタル化をして、さらに森林施業が進むような形で森林所有者あるいは企業体の皆さんに公開をして、さらに手入れのほうを進めていきましょうというような動きがあることは、これは事実でございます。あとは、私どものほうでも、航空レーザーということで航空機を飛ばしまして、森林のデジタル化を進めておりまして、それによって森林の意向調査をやりつつ、森林施業のほうをどんどん進めていきましょうということで、いわゆるスマート農業の一端を担っているような状況で進めているものがございます。
     総合計画との関係でいきますと、こちらの考え方につきましては、次期の総合計画の中にもぜひ盛り込むべき内容ではないかなと、林業の分野としても考慮すべき内容ではないかなと考えてはおりますので、喫緊に取り組むべき内容かどうかというのは、まだちょっと議論が分かれる部分ではございますが、次期の計画の中でもこういったスマート林業の考え方を取り入れつつ、今後の施策のほうに反映をさせてまいりたいと考えているところでございます。
     以上でございます。
議長(工藤隆一君) 15番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 15ページの旧西根総合支所屋内消火栓ポンプ更新工事と、519万2,000円となっております。それで、これは今JAさんが使用している建物なわけですが、この建物の賃貸、契約も行われていると思うのですけれども、こういう負担をしなければならないというふうな契約になっているのか、そこちょっと確認をしたいわけです。当時合わせて、今引っ越しをしました大更駅の前の総合支所、これは市が購入したわけです。土地、建物合わせて約7,000万で購入しています。今のJAが使っている旧西根庁舎、これは賃貸料というのは幾らいただいているのか、その辺ちょっと確認したいと思います。
議長(工藤隆一君) 総務課長。
総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
     まずは、費用負担の件でございますが、契約書のほうには維持費用ということで、大規模な修繕が見込まれる場合には両者協議の上対応するものとすることで、規定をされております。
     それから、賃貸料、貸付料でございますが、年間土地代と建物を足しまして439万7,117円ということになってございます。
     以上です。
議長(工藤隆一君) 15番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 440万の賃貸料をもらって500万の工事をしなければいけないと、どうも公平感がないといいますか。片やJAから約7,000万で今の新しい支所、建物、土地を買っているわけですけれども、この辺もなかなか考慮して考えると、何か平等な気がしないのです。今の旧西根庁舎をJAに貸すとする際、中身いろいろ修繕していますよね。およそ100万ちょっと、市もお金出して修繕しています。負担金という形になっているのです、そのときは。今回は、これは負担金ではなく、工事費そのものなわけです、これJAのほうが負担しているかどうか分かりませんけれども。私心配なのは、あの建物もかなり建ててから年数たっているわけでして、今後様々そういう修繕が必要なものが出てくるのではないかと。その都度、市がそれを負担していくということになりますと、これちょっと大変なことになるのではないかと、今後。この賃貸契約は10年契約ですよね。10年契約で、もう既に、4年からですから、まだ3年目かな、そういう状況ですけれども。そうすると、あと7年あるわけでして、こういう状況がずっと続いていけば、様々大きな負担が出てくるのではないかと。その辺については、どのようにお考えになっているか。
議長(工藤隆一君) 総務課長。
総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
     議員ご指摘のとおり、耐用年数も大分経過している建物でございますので、修繕が必要な箇所は出てくるものかなと思っております。今回に関しては、貸付け対象のエリアではなかったということで、全面的に市のほうで対処するということでさせていただいたところでございます、外れのほうにありますので。その都度、箇所または必要性、いろいろ勘案して、JAと協議をしながらその修繕費、負担金になろうか、それとも直接我々支払うものなのかは、その契約書に記載のとおり協議をして決定していくことになろうかと思いますので、ご理解をいただきたいなと思います。
議長(工藤隆一君) 15番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 そうすると、この500万の工事費もこの後協議するということですか。それとも、今回はこれ全部市が支払いをしなければいけないということなのでしょうか。その辺もちょっと確認したいと思います。
     それから、もう一点、ちょっと別な項目になりますけれども、17ページですけれども、大更駅前の拠点施設整備事業というところで、今回3階に図書館を設置するということで事業が進むわけですが、その際図書館にデジタル図書というのはどういう位置づけがされているか。新しい図書館を供用するのと併せて、そういうものも、デジタル図書も始めるのかどうか、確認したいと思います。
議長(工藤隆一君) 総務課長。
総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
     まず、前段の件でございますが、先ほどの答弁で申し上げたとおり、そのポンプに関しては貸付け対象エリアではございませんので、当市での負担ということで対応させていただいたものでございます。
     以上です。
議長(工藤隆一君) 教育長。
教育長 星 俊也君 デジタル図書の導入ということにつきましては、橋議員から以前にもご質問いただいております。新しい図書の流れであろうというふうに考えておりまして、デジタル図書の導入につきましても、今前向きに検討をしているところであります。ただ、紙の図書に比べて、非常に費用がかさむというのが一つの壁でありますので、その点についてどの程度のスタートを切れるかということについても慎重に考えて、紙の図書とのバランスが取れるように考えていきたいというふうに思っております。
     以上です。
議長(工藤隆一君) 6番、工藤多弘議員。
議員 工藤多弘君 17ページの7款商工費の第11節の役務費の中で、大更駅前拠点施設整備事業の中に手数料155万3,000円とありますが、この手数料というのはどのような手数料なのか。
議長(工藤隆一君) 商工観光課長。
商工観光課長 畠山健一君 お答えいたします。
     こちらの手数料につきましては、水道の移設に関する手数料、分担金も含めましての手数料と、あとは建設工事の中間検査の検査手数料等が含まれております。
     以上です。
議長(工藤隆一君) 6番、工藤多弘議員。
議員 工藤多弘君 分かりました。それで、これから手数料ということだけの記載であればちょっと分かりにくいので、大きい項目を書いていただければ中身が分かると思います。ただ手数料というのは、何の手数料だかなと分からないので、そういうふうに明記していただければ分かりやすくなると思いますが。
議長(工藤隆一君) 企画財政課長。
企画財政課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     ご指摘のところでございますけれども、こちら様式等につきましては、地方自治法施行令第144条に基づきまして提案をさせていただいておる様式でございます。個別の手数料ほか、そのほか詳細項目、手数料のほかにも項目等はございますけれども、○○手数料と一つ一つの項目までの記載ということは行っていない状況でございます。今回冒頭の議案説明の際には、おおむね200万円以上のものについて主な説明としてさせていただいたところでございましたので、今後その金額にこだわらず、重要と思われる案件につきましては、冒頭の口述説明の際に組み入れていくということをちょっと検討させていただければと存じます。よろしくお願い申し上げます。
議長(工藤隆一君) 17番、井上辰男議員。
議員 井上辰男君 ちょっと1点お伺いします。
     15ページの3款1項18節の地域介護・福祉空間整備等事業費補助金、これ防災上のあれで改修するという話でしたけれども、これよく調べたのですけれども分かりませんので、教えてほしいのですけれども、これどういったものを、どういうふうに改修するのか、そういうところの改修に当たっては、消防署か何かから指摘か何かされて改修するのか、この2点についてお伺いします。
議長(工藤隆一君) 健康福祉課長。
健康福祉課長 遠藤祐一君 お答えします。
     地域介護・福祉空間整備等事業費補助金につきましては、今回対象となっている事業につきましては、認知症対応型のグループホームの非常用自家発電の設置ということで、国の事業に基づいて行われる非常用自家発電の設置に対して、国のほうから直接事業所に補助金を交付するのではなくて、市を経由して補助金を交付するという形になりますので、もともとの事業は国の事業という形になりますが、それの市から支払う分の予算を今回計上させていただいたということになります。特に非常用自家発電の設置ということですので、消防とかからの指摘ということではなくて、あくまでも災害時への対応ということで非常用自家発電の設置を行うというところでございます。
議長(工藤隆一君) 2番、田村正元議員。
議員 田村正元君 ページで言うと20ページになります。6項の保健体育費の3目田山スキー場費で、修繕料139万7,000円ですけれども、これ内容はどのような内容か、質問いたします。
議長(工藤隆一君) 安代総合支所長。
安代総合支所長 藤原重良君 お答えします。
     10款6項3目田山スキー場の田山スキー場運営事業、修繕料139万7,000円については、第1リフトのユニバーサルジョイントの交換になります。あと、第2リフトの機械室の窓を修繕しようとするものになります。ユニバーサルジョイントは、原動機から動力を減速機に伝えるためのジョイントで、昨シーズン、第1リフトの原動緊張滑車から異音が発生した際に業者に確認してもらいまして、この部品が破損すれば、周辺の原動機や減速機などにも破損が及ぶおそれがあること、または当該部品、平成27年に交換していて、既に8年経過していることから、今回補正いただいて交換しようとするものでございます。
     以上です。
議長(工藤隆一君) ほかに質疑ございませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第27号を採決します。
     議案第27号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第27号 令和6年度八幡平市一般会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第28号 令和6年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第9、議案第28号 令和6年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 3ページ、4ページにあります一番下の段なのですが、説明欄に水道施設更新事業平笠第1水源更新工事(その2)と、それから統合事業配水連絡管整備事業配水管布設工事ということで説明がありますが、この金額が3,500万ということでかなり高額なわけでして、この工事に至るまでの経緯と工事の詳細、お知らせいただきたいと思います。
議長(工藤隆一君) 上下水道課長。
上下水道課長 高橋康幸君 お答え申し上げます。
     説明欄に記載しております2件の工事ですが、内容説明の際に説明させていただいたとおり、今回の補正予算につきましては、上段の水道施設更新事業平笠第1水源更新工事(その2)を当初予算で計上していたものを翌年度以降に実施するということで減額させていただいて、下段の統合事業配水連絡管整備事業配水管布設工事を新たに施工をしようとするものでございます。
     上段の第1水源工事の内容につきましては、こちらは全体計画で3か年の計画、全体事業費を約1億円として、昨年、令和5年度から施工しておりまして、計画では今年と来年、2か年かけましてこの更新工事を完成させる予定としておりました。そちらのほう、去年につきましては、既設の構造物の解体撤去などを行いまして、本来であれば本年度、取水ポンプや電磁流量計等の設置を行う予定でおりました。来年度自家発電機を設置して本格稼働ということとしておりましたが、計画のほう変更させていただきまして、大花森配水系の水源の濁度のほうが発生した経緯がありましたので、そちらのほうを緊急に取り組ませていただきたいという内容になります。統合事業配水連絡管整備事業配水管布設工事の内容につきましては、今回お願いする工事内容につきましては、長者屋敷公園付近から大花森集落センター付近までの900メーターをお願いするものです。全体計画としては、さらに延伸しまして、松尾八幡平インター付近の主要地方と柏台松尾線までの約4.7キロを予定、計画しているものですが、前倒しして大花森付近までの工事を今年の補正でお願いしたいという内容になってございます。
     以上です。
議長(工藤隆一君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第28号を採決します。
     議案第28号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第28号 令和6年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第29号 令和6年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第1号)
                     ☆
議長(工藤隆一君) 次に、日程第10、議案第29号 令和6年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 八幡平市は、この下水道事業に並々ならない力を注いできたわけなのですが、今後の最終的な見通しを伺いたいというふうに思います。
議長(工藤隆一君) 上下水道課長。
上下水道課長 高橋康幸君 お答えいたします。
     下水道事業会計につきましては、予算は1本になってございますが、中身としては公共下水道、農業集落排水事業、それと浄化槽の事業ということで、大きくは3つに分かれてございます。公共下水道につきましては、認可のほうを受けておりまして、その計画の中では、事業計画につきましては令和8年度、あとは全体計画、公共下水道は西根地区と、あと安代地区とありますので、まずそちらのほうを合わせまして、全体の計画としては令和12年度を目標に事業を進めているところです。
     あとは、農業集落排水事業につきましては、事業自体は大きく処理場の建設まで全て終わって、今全て供用をしていましたので、これからはまず、今もそうなのですが、維持管理の状態となっております。ただ、将来的には、今回寺田、平舘、寺田南地区ということで工事のほうを記載しておりましたけれども、農業集落排水施設の統合ですね、今回は寺田処理場と平舘、寺田南地区の処理場を統合するということで今事業を進めていまして、今回補正予算のほうに記載させていただいている分は、そちらの連絡管を敷設する工事となっております。将来的には、これからの人口減少等もありまして、当初計画していたよりも処理能力的にはまだ余裕があるということで、将来の見通しを見ながら、今度は公共下水道の処理場につないでいけるかどうかというのも検討しながら進めていくこととしております。
     あとは、浄化槽事業につきましては、区域外の各世帯で希望する方に対して、補助事業等を行いながら設置していくという計画としております。
     以上です。
議長(工藤隆一君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
     これから議案第29号を採決します。
     議案第29号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤隆一君) 起立全員です。
     よって、議案第29号 令和6年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
                  散     会
                     ☆
議長(工藤隆一君) 以上をもちまして本日の日程は終了しました。
     本日の会議はこれをもって閉じ、散会いたします。大変ご苦労さまでした。
                                    (11時02分)