予算特別委員会会議次第
 
                 日 時 令和 6年 3月15日(金) 午後2時
                 場 所 八幡平市議会議事堂議場     
 
1 開  議
 
2 議  事
(1)議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算                   
(2)議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算             
(3)議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算            
(4)議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算                 
(5)議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算                
(6)議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算                 

3 閉  会

出 席 委 員(16名)
     1番  外  山  一  則  君     2番  田  村  正  元  君
     3番  齊  藤  隆  雄  君     4番  関     治  人  君
     5番  羽  沢  寿  隆  君     6番  工  藤  多  弘  君
     7番  勝  又  安  正  君     8番  北  口     功  君
    10番  熊  澤     博  君    11番  立  花  安  文  君
    12番  渡  辺  義  光  君    13番  工  藤  直  道  君
    14番  古  川  津  好  君    15番    橋  悦  郎  君
    16番    橋  光  幸  君    17番  井  上  辰  男  君
 
欠 席 委 員(なし)
 
委員外出席(1名)
    18番  工  藤  隆  一  君                      
 
説明のために出席した者
      市         長    佐 々 木  孝  弘  君
      副    市    長    田  村  泰  彦  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      企 画 財 政 課 長    関  本  英  好  君
      総   務  課   長    佐 々 木  善  勝  君
      防 災 安 全 課 長    多  田  和  雄  君
      ま ち づ く り推進課長    工  藤  輝  樹  君
      文 化 ス ポ ー ツ 課長    関     貴  之  君
      税   務  課   長    藤  原  重  良  君
      市   民  課   長    高  橋  繁  範  君
      地 域 福 祉 課 長    村  上  郁  子  君
      健 康 福 祉 課 長    齋  藤  美 保 子  君
      農   林  課   長    佐 々 木     仁  君
      
      花 き 研 究 開 発    津  島  佐 智 幸  君
      セ ン タ ー 所 長

      商 工 観 光 課 長    佐 々 木  宣  明  君
      建   設  課   長    工  藤     剛  君
      上 下 水 道 課 長    高  橋  康  幸  君
      八幡平市立病院事務局長    小 笠 原  文  彦  君

      会 計 管 理 者 兼      橋     誠  君
      会   計  課   長

      西 根 総 合 支 所 長    金 田 一  捷  誠  君
      安 代 総 合 支 所 長    畠  山  健  一  君
      教 育 総 務 課 長    遠  藤  幸  宏  君
      教 育 指 導 課 長    柏     英  保  君
      農 業 委 員 会事務局長    田  村  春  彦  君
      監 査 委 員 事 務 局長    佐 々 木  由 理 香  君

事務局出席者
      事務局長    及  川  隆  二
      議事係長    高  橋  美  穂

                     ☆
                  開     議
                     ☆
委員長(羽沢寿隆君) ただいまから予算特別委員会を開きます。
     ただいまの出席委員は16名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。
     これより本日の会議を開きます。
                                    (14時00分)
                     ☆
                  総 括 質 疑
                     ☆
委員長(羽沢寿隆君) 会議は、会議次第によって進めてまいります。
     次第2、議事、議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算から議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算までを一括議題といたします。
     付託を受けました令和6年度各会計予算6件につきましては、昨日までに一通りの質疑は終わりましたが、基本的な考え方など総括的な質疑がありましたら、挙手の上発言を願います。
     なお、本日の総括質疑は、2月13日に開催された議会運営委員会の協議結果に基づき進めてまいります。質疑は1人1回、項目は1人3点以内とし、項目ごとにそれぞれ3回まで一問一答方式により行います。質疑は、最大9回まで行うことができますが、同じことを質問したり、同じ答弁を求めることは控えていただきたいと思います。なるべく9回より少ない回数で済むように、質問内容を整理してから質疑していただくよう協力をお願いいたします。発言に当たっては、ページ数と項目を示し、要点をまとめて予算に関連することを簡潔に発言するようご協力をお願いいたします。あわせて、答弁についても要点をまとめて簡潔にお願いいたします。
     これより総括質疑を行います。議案第24号から第29号まで総括質疑ありますか。
     熊澤博委員。
委員 熊澤 博君 概要説明書の29ページの生活保護扶助費について伺います。
     日本の生活保護受給率は人口の1.6%と言われておりまして、先進諸外国よりもかなり低い利用率というふうにも報道されております。ちなみに、予算要求時点の八幡平市の受給者数は200人、八幡平市の被保護率は0.8%で、全国平均に比べましても、さらに半分の受給率となっております。しかも全国の生活保護を利用する資格のある人たちのうち、現在利用している人の割合、すなわち捕捉率なのですが、これは全国では2割程度にすぎないというふうに言われております。捕捉されていない残りの8割の数百万人もの人が生活保護から漏れている。少なめに見ましても、八幡平市の場合200人が、実は5倍の1,000人の受給資格者が潜在的にはあるのではないかというふうに思うのですが、この点につきまして市の考えを伺いたいというふうに思います。
委員長(羽沢寿隆君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 村上郁子君 お答えいたします。
     生活保護の被保護率でございますが、概要説明書にございますとおり、八幡平市では現在8パーミルと捉えております。これは、全国に比較して大分少ないというお尋ねでございますが、これまでの申請率も昨年度と比較して下がっておりますことから、このような数字になっておりますが、それが捕捉されていない残りの800人ほどを捉えているかとのお尋ねでございますが、そちらにつきましては捉えかねるものでございます。
     以上でございます。
委員長(羽沢寿隆君) 熊澤博委員。
委員 熊澤 博君 昨年1年間の生活保護の申請件数は、この10年間で最多の25万5,000件あったそうでございます。4年連続の増加だったというふうに報道されております。受給している165万世帯のうちの約55%が実は高齢者世帯と言われておりまして、90万世帯というふうに報道されておりました。生活保護受給者数は215万人、捕捉率が2割とされておりますので、利用資格のある人は1,000万人を超えるというふうに実は見られているのです。
     国民年金の平均月額は、5万6,000円と言われております。地方公務員の年金は、全くの平均ですが、18万8,000円、国民年金の3.3倍なのです。実は、この間も報道がありました。食料品の高騰で、エンゲル係数が過去最高の27.8%を記録したそうでございます。明らかに現代というのは格差社会なわけで、私、所属しております議会広報の読者の声の欄に毎回寄せられるのが、実は駅前のにぎわい創出より暮らしを助けるほうにの声であります。こういう点で、八幡平市の生活保護の受給の実態というのは、やはり厳しいものがあるのではないかなというふうに考えるのですが、改めまして今言いました最近の情勢を加味した市の考え方を伺いたいなというふうに思います。
委員長(羽沢寿隆君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 村上郁子君 お答えいたします。
     全国の統計とかから推計いたしますと、潜在的に受給資格がありながら、まだ受給されていない方が当市にもたくさんいらっしゃるのではないかというお尋ねでございます。当市でやはり申請者数を見ますと、昨年度よりも減少しております。ただ、申請者ではなくて被保護者数の構成を見ますと、やはりおっしゃるとおり、高齢者の単身世帯の方が割合的には増えているというふうに把握しております。ただ、新聞報道でありましたように、若い方の申請が増えているという状況は当市ではないものと捉えております。
     以上でございます。
委員長(羽沢寿隆君) 熊澤博委員。
委員 熊澤 博君 ありがとうございました。
     この生活保護の件で、実は日本弁護士連合会も言っているのです。いわゆる憲法の25条が保障する健康で文化的な最低限度の生活を権利として具体化したものだということなのです。ところが、まだまだ恥ずかしいことだとか、あるいは隠さなければいけないことというふうに思っている国民は非常に多いのです。資産、能力を活用しても生活を維持できないと思ったら、権利行使として生活保護を利用できるわけですから、大いに利用していただきたいわけなのですが、残念ながらまだまだ生活保護については、誤った情報が非常にまことしやかに流布されておりまして、様々な偏見を生んでいるというのが実態だと思うのです。
     そういう点で、残念な情報なのですが、滝沢のほうに移っているとか、盛岡に行ったとかといううわさまで聞こえるありさまであり、そういう点で私は、憲法25条が保障する立場で市はやはり対応していくべきだと。もう一回襟を正して、いわゆる民生委員の皆さんたちのご協力も得ながら、目配せしながら、何としても捕捉率を高めるような努力が今こそ必要なときではないかというふうに思うわけです。そういう点で、これは市長の答弁をいただきたいと思います。心構えをぜひ開示いただきたいと思います。
委員長(羽沢寿隆君) 市長。
市長 佐々木孝弘君 お答えを申し上げたいと思います。
     生活保護に対しての相談につきましては、当然窓口、あるいは保健師の訪問活動、あるいはケースワーカー等々、相談業務には親身になって対応しているということは申し上げたいというふうに思います。盛岡とか滝沢に転出されたようなお話もありましたが、決して盛岡とか滝沢に比べて生活保護の申請に対して敷居が高いとか、申請の受付時に拒否というか、申請を止めるような、そういったようなことは一切していないという、逆に親身になって相談は受け付けているはずでありますので、そこのところが生活保護の支援体制のことで、ほかの市町村に転出しているというようなことは、私は聞いたことはありませんので、そこのところの認識は少し違うかなというふうに思っておるところであります。
     ただ、国民年金の受給世帯は高齢者とか、あるいは厚生年金、あるいは共済年金の加入者がほかの都市部に比べれば、厚生年金の受給者というのは少ないわけでありますので、国民年金の受給者の割合が、やはり高齢化、いろいろな市の環境から、そういう受給者が多いというデータはあるわけでありますので、確かに国民年金、年間満額でも70万ぐらいですか、ということで、年金だけで暮らしていけるのかということは、非常に苦しいであろうということは推察されるわけであります。積極的に生活保護を勧奨するということは、制度的にはそういう形にはならないかもしれませんけれども、いろんな場面でそういった困った方々には、そういうお話はさせていただきながら、それぞれの最低限の生活を維持していただけるような、そういった市民への相談体制は受け付けというか、対応していきたいというふうに思っております。
委員長(羽沢寿隆君) 齊藤隆雄委員。
委員 齊藤隆雄君 3点についてお伺いしたいと思います。
     1点目は、学校給食の運営について、概要説明書の84ページになります。2点目につきましては、同じく学校給食の食材についてのことになります。予算書の賄いについてのことで、48ページの歳入の部分の上段にあります学校給食費の部分を含めての部分になります。3点目は、花きセンターの運営についてお聞きしたいと思います。概要説明書の42、43ページです。
     それではまず、1点目の学校給食費の運営についてなのですけれども、この議会の中でも私も一般質問で無償化について質問させていただいたり、この予算委員会のほうでは完全給食についての議論もありました。教育長にお伺いしたいのは、まずこういう議論の中で、学校給食費の無償化を優先するのか、完全給食に向けて運営を考えていくのか、どちらを先に今現在お考えかをお伺いしたいと思います。
委員長(羽沢寿隆君) 教育長。
教育長 星 俊也君 給食費の無償化か完全給食か、どちらが先かというふうに問われますれば、完全給食については次年度、その要望について調査をしたいというふうに考えておりますので、まずそちらについての意向を調査したいというふうに考えております。無償化につきましては、先般お答えしておりますとおり、国の動向等を注視したいというふうに考えております。
委員長(羽沢寿隆君) 齊藤隆雄委員。
委員 齊藤隆雄君 完全給食につきましては分かりました。どちらかというと、そちらということは理解できました。
     今日の午前中の国会、ちょっと私見る機会がありまして、国の完全給食に向けたということで質疑がされておりました。小中学校合わせて現在920万人、この間もお示ししましたけれども、給食費の平均が5万7,000円ということで、国が無償化に向けて実施するとなると、予算としては5,244億円が必要になるということで岸田首相が答弁していました。その中で、今の自治体の中で、無償化が進んでいる現状とやられていない自治体との間に公平性という部分で考えると、国なりの早めに無償化に向けた統一した施策が必要ではないかということも一緒にご答弁されていました。その中で、まず令和6年の6月までに調査を行うということで、国からは前向きなそういうご答弁がありましたけれども、この先になると今度また財源の問題になって、進むのか、進まないのかという部分では非常に不安視する部分があるのですけれども、一般質問でもさせていただきましたけれども、この八幡平市として、自治体として、完全給食もあれですけれども、無償化に向けて前向きにというか、2割、3割の負担減を考えたりとか、そういう施策を進めていただきたいという部分で議論させていただきましたけれども、その部分についてもう一度お聞きしたいなと思いまして、お願いいたします。
委員長(羽沢寿隆君) 教育総務課長。
教育総務課長 遠藤幸宏君 お答えいたします。
     先ほどの教育長答弁とかぶるわけでございますが、県におきましても、新聞報道によれば知事は、本来自治体ごとの財政力で格差が生じることのないよう、同等の水準で行われるべきだと、国の動きを注視しながら、全国知事会と連携して進めていくというような記事が載っておりました。やはり考え方とすれば、当市としても考え方はそのとおりでございますが、現在の制度であれば、食材費はいただくという制度自体は残っておりますので、先ほどの教育長答弁の繰り返しとなりますが、国のほうの動向を見ながら進めていくということで、来年度は今までどおりの取扱いとしたいということでございます。
     以上です。
委員長(羽沢寿隆君) 齊藤隆雄委員。
委員 齊藤隆雄君 2点目の質問に移ります。
     同じくこの中で、食育と食と健康の問題ということで取り上げていました。同僚議員の質問にもありましたけれども、地場産を使って給食の食材に利用するなり、そういうことによって地域の農業を守るということと相乗効果を一緒にしていくのが必要だと思います。
     そこで、今八幡平市において、オーガニック米の生産量はどれぐらいあるのかお伺いいたします。
委員長(羽沢寿隆君) 農林課長。
農林課長 佐々木 仁君 お答えいたします。
     把握しておりません。
委員長(羽沢寿隆君) 齊藤隆雄委員。
委員 齊藤隆雄君 把握していないということですけれども、把握する予定はございますか。
委員長(羽沢寿隆君) 農林課長。
農林課長 佐々木 仁君 お答えいたします。
     農協さんのほうの出荷で、有機栽培米が出ているというようなお話は聞いたこともございませんし、またどこのルートを通って販売されているかということになりますと、私どもでの調査の範囲を超えますので、調査は非常に困難と思っております。
     以上でございます。
委員長(羽沢寿隆君) 齊藤隆雄委員。
委員 齊藤隆雄君 あと1問しかないのであれですけれども、私が値段的に調べた部分でいうと、コシヒカリは通常ですと5キロ2,500円で買えるのがオーガニック、そういう無農薬とか有機米であれば4,000円ということで、茶碗1杯にすれば20円の違いだということで、私は一応そういう小売の部分での単価は調べることはできたのですけれども、野菜の場合に限りますと、キャベツ1玉が、例えば200円のときにオーガニック、そういう無農薬なり有機野菜であれば、倍の約400円という単価になるということです。学校給食の食材を考える上で、除草剤とか、化学肥料とか、農薬を使わない、極力下がった状態の食材を提供するのが、子供たちにとって食の安全を考えると大変必要なことだと思いますが、完全給食なり無償化に向けたときに、八幡平市としては地場産の野菜とか、そういう部分を使ってはいくと思うのですけれども、どういう形で生産者の確保なり、そういう部分に結びつけていくかと考えると、現在のやっている中で、そういう食材を地元から作っていただくのが必要だとは思うのですけれども、その辺について今後のお考え等あればお伺いいたします。
委員長(羽沢寿隆君) 市長。
市長 佐々木孝弘君 私からご答弁させていただきたいと思います。
     今のご質問、将来的にはオーガニック、いわゆる有機栽培の農産物を子供たちに提供していくという方向性は、当然進めていかなければならないというふうに考えております。ただ、現状では、先ほどの農林課長の答弁のとおり、生産者の把握もできていない、そういう中ですぐに進めるというのは、なかなか困難なところがあるかというふうに思います。
     過日岩手県の有機栽培に取り組む方々の組織が、正式にはまだ私もよく理解していないのですけれども、そういう協議会が立ち上がって、八幡平市からもお一人参加されています。その方というか、その法人は、多分ニンニクのほうだというふうには思うのですけれども、そういった団体等を通じて、その可能性について、あるいはどうやって広めていけるのか、いろいろなことをこれから調査研究していく、現段階ではそういう状況ではないかなと思っているところでございます。
委員長(羽沢寿隆君) 齊藤隆雄委員。
委員 齊藤隆雄君 では、3点目の花きセンターの運営についてお伺いいたします。
     白系、青系、ピンク系とか、いろんな多種多様の品種を親株からその種子の確保まで、大変なお仕事をされておられると思いますが、6年度の予算を見ますと、例年とそんなに大きく変わらない点ではありますが、安代の秋、安代の夏という生産のブランドというか、確立されてから、大きい意味での市場に向けて、今好評である安代の輝きとか、そういう部分の品種改良は私も存じ上げてはおりますが、今後に向けて日本一のりんどうブランドを、安代りんどうを守るために、今現在品種の具体的に示せるものとか、手がけているものとか、ご紹介できればお願いしたいと思いまして、ご質問いたします。
委員長(羽沢寿隆君) 花き研究開発センター所長。
花き研究開発センター所長 津島佐智幸君 お答えいたします。
     現在、最近の新しく作成した品種としては、八重咲きリンドウがございます。これについては、国のイノベーション委託事業を使いまして、県の生物工学研究センターと農研センター、岩手大学と共同研究で作出したものでございまして、既に品種登録は終わってございまして、生産体制に入っているところでございます。
     なお、切り花についても使えるということで、今現在は農家試作を行ってございまして、それがうまくいけば本格的な生産体制に入るということになろうかと思います。
     以上です。
委員長(羽沢寿隆君) 古川津好委員。
委員 古川津好君 一般会計予算書の184ページ、この間サテライトオフィス誘致基盤構築事業委託料というのについて聞いたのですけれども、この件に関して事業内容の確認と事業名称と事業内容の整合性について、それから効果と今後のことについてということで伺いたいと思います。
     それで、この間途中というか、最初の質問でやめたのですけれども、内容を聞いていましたら、どこかで聞いたことがあるように思って頭の整理ができなかったので、そのままにして質問をやめたのですが、同じところの12番の委託料というところで、去年は起業家人材発掘プロモーション業務委託料2,200万というのが計上されておりました。それで、何となくこれと同じようなことかなと、帰りまして思い返したら、そう思ったところがありまして、その辺の去年の事業と今年の事業、恐縮ですが、もう一回説明していただけますでしょうか。
委員長(羽沢寿隆君) 商工観光課長。
商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     先般7款のご質問の際にサテライトオフィスの件で、昨年の事業、若干触れさせていただいておりました。改めての回答になりますことをご了承願います。
     委員ご指摘のとおり、5年度におきましては起業家人材発掘プロモーション業務委託料ということで、こちらにつきましても、当初の段階におきましてはデジ田交付金、地方創生推進交付金のほうに申請をしておりまして、情報発信力の強化、そして若者雇用につながる企業マッチングをした上でのサテライトオフィスの誘致の検討と、そういったところで予算計上を、デジ田交付金の申請をしたところでございますが、残念ながら交付金のほうは不採択ということがございました。
     今年度の事業ということでございますけれども、今年度の事業につきましては、その後事業内容、予算等を整理いたしまして、令和5年の4月の段階でテレビ東京ダイレクトと包括連携協定を締結しております。この内容がまさしく情報発信、シティプロモーションにつなげていこうということで、大まかに申し上げれば情報発信力を高めていくという、そういった連携協定を結ばせていただいたところでございまして、これを起点といたしまして、5年度につきましては、ちょっと業務名が予算書と変わってしまいますけれども、その予算の中で八幡平シティプロモーション及びメディア活用力向上委託業務ということで、テレビ東京ダイレクトと業務委託によって実施をしたものでございます。金額につきましては、1,100万円ということで契約をしておりまして、先般当定例会初日の第7号の一般会計補正予算の際に2,200万円のうちの1,100万円につきましては、減額の予算計上をお認めいただいたところでございます。前段長くなりまして、申し訳ございません。
     実際の今年度の内容でございます。地熱、漆器、IT・情報通信という大きく3つのテーマで、それぞれ各テーマにつきまして、1回30分の番組をそれぞれ2回ずつ、計6回作製と放送をしていただいております。情報通信につきましては、今度の3月17日、24日の2週にわたってでございますので、現状放映済みのものにつきましては、地熱をテーマとした番組と漆器をテーマとした番組の計4回ということになっておるところでございます。こちらにつきましては、番組放映と同時に、BSテレビ東京さんのユーチューブ上にも同時配信をしておるというところでございますので、ぜひ御覧いただきたいと思っております。加えまして、旅番組といたしまして、「なないろ日和!」という同じくテレビ東京さんの番組がございます。こちらのほうを10月に1度、八幡平の紅葉を巡るということで放送をいただいたところでございます。
     加えまして、2回の情報発信力を高めるというテーマでのセミナーを開催しております。このセミナーにつきましては、テレビ東京のニュース番組「ワールドビジネスサテライト」であり、あるいは「ガイアの夜明け」などを手がけたディレクター、プロデューサーの方にお越しをいただきまして、市内事業者の方々を中心に、それぞれ30名ほどのご参会をもちまして、どうしたらマスコミといいますか、報道されるまち、題材があるのかといったことなどを、ワークショップをしながら開催したものでございます。おかげさまでこういったご縁がございまして、将来的にどういった形で、「ガイアの夜明け」とまではいかずとも、ニュースとして八幡平市を取り上げていただけるかというネットワークの構築につなげたというところでございます。
     事業のおおよその概要につきましてはこのとおりでございますが、6年度の予算のほうにつきましては、冒頭申し上げましたとおり、デジ田交付金のほうを活用いたしまして、改めて若者の雇用につなげるという意図もございまして、サテライトオフィスの誘致も絡めて実施ができればということでの予算計上としておるものでございます。
     以上でございます。
委員長(羽沢寿隆君) 古川津好委員。
委員 古川津好君 それで、事業内容につきましては分かりました。国のデジ田交付金のことですけれども、去年は出なかったのでということで、最終的には1,100万の事業だったということですよね。そうしますと、今年の2,800万のうち、国からはいかほどの交付金をいただいてやるという内容になっていますでしょうか。
委員長(羽沢寿隆君) 商工観光課長。
商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     デジ田交付金につきましては、2分の1補助ということで申請をしておるものでございます。
     以上でございます。
委員長(羽沢寿隆君) 古川津好委員。
委員 古川津好君 それでは、この事業も含めてですけれども、事業名称と、それから事業内容についての整合性について伺いたいと思います。この事業を、例えと言うと変ですけれども、この事業を中心に関係性についてお聞きしたいと思います。
     当初予算の説明のときに財政課長が全般的な説明をなさったのですが、ここの委託料につきましては、都内のIT企業などのサテライトオフィスの誘致に取り組むという説明で、短い時間で全ての内容を説明するというのは無理なのは分かります。こういうふうにもう一回質疑の機会を設けているわけですけれども、名称と事業内容が乖離していると言うとちょっと失礼ですけれども、サテライトオフィスは事務所をここにつくることですよね、東京の会社が。ITなのか何なのか、別にITではなくてもいいのだけれども、ITと説明されたので、去年の継続の事業ではなくて、新しい事業なのかなというふうに受け止めたわけです。こういうふうに、失礼な言い方で言葉足らずみたいなのですが、この名称と事業内容が、受け止める方によっては納得する方もあるかもしれませんが、IT企業の誘致なのに、何でテレビの放送をするのかなと、単純にそう思ったわけです。それで、これはやっぱりもう少し分かりやすい名称というと変ですけれども、その辺のことについて、どういうふうに整合性について、まず今例えでこの事業をこのまま取り上げているのですが、どのようにお考えでしょうか。
委員長(羽沢寿隆君) 商工観光課長。
商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     確かに委員ご指摘のとおり、契約名称でその事業内容が分かるイコール予算の委託の事業名称になっているということが、おっしゃるとおりベストな状態ではないかなというふうに認識は、承知はしておるところでございます。5年度、今年度につきましては、起業家の人材発掘プロモーション業務ということで、起業家と起業家の働き口、働き場所の将来性を見込んで、情報発信とともにということで、ビジネス番組等に強いテレビ東京さんを起点として、首都圏へのPRと首都圏企業とのマッチングというところを目指したものでございました。実際5年度につきましては、先ほど申し上げましたとおり、デジ田交付金が不採択となりましたものですので、当初の交付内容を整理いたしまして、プロモーションと情報発信力の向上というほうに注力をしたという状況でございます。
     今年度につきましては、昨年度の不採択になったご指摘等も受けまして、しっかりと雇用につなげるという名称を前面に出していくというところから、サテライトオフィスの誘致という言葉を前面に出した形での予算計上とさせていただいて、デジ田交付金のほうにもそのような形で推進をしたところでございまして、IT企業を中心に、IT企業に限らず、2拠点での雇用の在り方、サテライトオフィスの在り方ということを、ビジネスに強いテレビ東京さんのネットワークなども通じてマッチング等も仕掛けていきたいと、そういう意図でございました。
     以上でございます。
委員長(羽沢寿隆君) 古川津好委員。
委員 古川津好君 そうしますと、国からの補助金というか、交付金をいただくためにこういう名称になっていると、そういうふうに解釈というか、今受け止めたのですけれども、そちら側と言うと失礼ですけれども……
委員長(羽沢寿隆君) 古川委員、同じことで今4回目になるのですが……
委員 古川津好君 いや、違います。だから、最初に事業評価と事業名称と内容の説明の食い違いについて、2項目でやりますよということで……
委員長(羽沢寿隆君) はい、承知しました。
委員 古川津好君 それで、前に質問したものを例えの事業として取り上げていますので、違うと思いますので、委員長、よろしくお取り計らい願います。
委員長(羽沢寿隆君) 承知しました。申し訳ございません。
委員 古川津好君 それで、当局の予算獲得と言うと変ですが、そのためにそういう名称を使われるというのは分からないわけではないのですが、こちら側の議案を審議する側としては非常に分かりづらい。ここのところについて、今どういうふうにしたらいいのか私も分かりませんけれども、何らかのもう少し分かりやすい説明をできるような、金額が高額なものですから、例えば失礼な言い方ですけれども、風が吹けばおけ屋がもうかるみたいに受け止められるわけです。コマーシャルをいっぱいテレビで放送して、八幡平の認知度を上げて、誘致企業なり観光客なり増やすと、そこの因果関係です。だから、事業名称と内容が何かすごく離れていて、因果関係が見えないのです、名称と事業の内容との。そこについては、もう少し研究していただきたいなと思います。
     最後に、どの事業もそうですけれども、効果を期待してやるわけですし、評価もしなければいけないと思います。そういうものというのは、すべからく決算とかの数字の中でも発表はされているのですけれども、こういうテレビとか、そういう媒体を使った場合には、ユーチューブなどであれば回数のカウントがしっかり取れるわけですけれども、テレビは視聴率といえば、人によって信じ方の違いもあるかもしれませんけれども、そういうふうな捉え方、評価の捉え方は、こういう媒体を使った場合の捉え方については、どのようにお考えでしょうか。
委員長(羽沢寿隆君) 商工観光課長。
商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     前段のほうの名称の件につきましては、委員ご指摘のとおりでございまして、6年度同様の事業の予算の中にメディテックバレーシンポジウムの構想と、こちらも継続して国からの採択を受けつつ進めておりますので、名称を変えずに内容の説明をさせていただいているところでございます。ご指摘いただいている事業につきましても、この事業に限らずでございますが、分かりやすい継続、付加、不採択等を踏まえましても、分かりやすい事業名称に変えていければと、そのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。
     後段のほうの評価の点でございますが、委員ご指摘のとおり、テレビの放映については非常に難しいものと思っております。数値として上げるということがなかなか厳しいものかなと思っております。今回のテレビ放映につきましても、おっしゃるとおりユーチューブの回数につきましては押さえることができておりますけれども、再生回数については押さえておりますが、テレビ放映そのものについては、なかなか数値として押さえるのは難しいものというふうに考えておりますが、テレビ局全体としての視聴率、あるいはそれを首都圏に特化しているもの、そしてもう一つは、こういった市の重要政策が1つの番組としてまとまるということで、様々な場面で紹介あるいは活用ということが可能となるものと思っておりますので、数値という面ではなかなか厳しいといいますか、難しい評価になりますが、作製という意図での評価は十分に効果があるものとして認識をしておるものでございます。
委員長(羽沢寿隆君) 橋悦郎委員。
委員 橋悦郎君 予算書の146ページの清掃センターについて伺います。
     1点目は、ごみの資源化の取組について、2点目は今盛岡広域環境組合で進めております広域のごみ焼却場に関して、当市の施設が今後どういう扱いになっていくのかということを2点目に伺います。
     それで、1点目のごみの減量化の問題です。同僚議員も一般質問でも取り上げましたが、ごみの減量化、特に分別です。プラスチックごみの分別が今非常に課題になっているわけですが、これもどうも明確なご答弁がなかったなというふうに思っていましたので、改めて伺いたいと。
     それで、当市のごみ処理の基本計画、策定されておりまして、それで年度ごとのリサイクル率の目標もその中では定められております。今その目標に対してどういう状況になっているのか、まずそこをちょっと確認したいと思います。
委員長(羽沢寿隆君) 市民課長。
市民課長 高橋繁範君 お答えいたします。
     ごみの資源化、プラスチックごみについてということですけれども、その前にごみ処理基本計画のリサイクル率の目標に達しているかどうかということのお尋ねのほうにお答えいたしたいと思います。目標につきましては、こちらの計画では令和4年度12.7%の目標に対して、実績が10.2%ということで、届いておらない現状となっております。
     それから、プラスチックごみの明確な答弁がなかったということに対してのお尋ねと思います。プラスチックごみにつきましては、この前の齊藤委員のほうへの答弁でもお答えいたしたところでございますけれども、なかなか課題というのがございまして、こちらにつきましては広域市町の施設利用を行わず、単独で実施する場合ですけれども、施設整備ということがございます。そのほか、この前もお話しした岩手町のやり方といたしましては、業者さんとかとの調整が必要であるということがございますので、令和6年度につきましてはそのような課題に取り組んで、数年のうちに実施できるように取り組んでいきたいと考えております。
     以上です。
委員長(羽沢寿隆君) 橋悦郎委員。
委員 橋悦郎君 分別の問題なのですが、実は市民課のほうで1月の20日、ごみ減量化を考える市民の集いということで、ここ1階の大会議室でそういう集まりを企画しました。私もちょっと伺ったのですが、かなりの方が、意外というか、私本当にびっくりしたのですが、満席というか、会場がびっしりぐらい集まりまして、ごみの問題について皆さん真剣に講演を聞いているということでして、やはりすごく関心があるのだなというふうに私は捉えました。
     そういう中で、やっぱり今当市の課題はプラスチックごみの分別、プラスチック包装の分別、これが取りあえず最大の課題なわけです。というのは、広域の焼却場ができますと、分別の基準というのは現在の盛岡市の基準になりまして、それに合わせてごみを持ち込んでほしいというふうになっているわけです。そうすると、容器梱包プラスチックの分別は盛岡市はやっていますので、うちはそれはできないというわけにはいかないわけです。ごみを持ち込めなくなるのです、これやっていないと。そういうことになるわけです。ですから、何としてもこの課題は早く取り組んでいかなければならないと。新年度の予算を見ましたらば、そういう取組をするような予算は全く見当たりません。岩手町の取組の様子を見るというようなことを言っていますが、そうではなくて、今実際やっている、取りあえずは広域の8市町の中でもいいのですが、やはり見習って始めなければ駄目だと。最初からうまくはいかないと思います。時間かかりますから、軌道に乗るまでは。だから、始めなければならないというふうに私は思います。
     もう一つ言いますと、当市の分別のリサイクルですか、この計画の目標値というのは、盛岡の広域組合のほうも、環境組合のほうでも、それをきちっと計算しながら八幡平市からのごみの受入れを計算しているのです。そういうこともあります。ですから、やっぱり目標に近づけるための最大限の努力というのは、もう始めなければならないというふうに私は思います。担当課長というよりも副市長、市長、この辺の取組、やはり新たな予算を取らなければいけない課題ですので、どのように取り組んでいかれるか伺いたいと思います。
委員長(羽沢寿隆君) 市長。
市長 佐々木孝弘君 お答えを申し上げたいと思います。
     プラごみの資源化、内部で去年からいろいろ検討してきておりますが、ストックヤードとかいろいろ整備するのに億単位の予算がかかるということで、なかなか話が前に進んでこなかったかなと。そういった中で、市民課長が答弁でも話されたように、岩手町の事例が出てきたと。そうしたときに、どの程度の財源をもって効果が見込めるのかということを岩手町さんの事例を見て、我々もそこを同じような形で取り組めるのであれば、そのような形にしたいと。あるいは、なかなかうまくいかないのであれば、やはり広域の中でもやっておられるほかの市町のところを参考にしてやっていくということで、6年度中には結論を出していきたいというふうに思っておるところであります。
     まずはやってみるというお話もあるのですけれども、私が市民課長に行く前に、いわゆる雑紙、紙類の分別が平成26年度だか27年度あたりにスタートしたのですが、こういった自分たちのことを卑下する……ちょっと言うのもなんですけれども、なかなか周知もせずに雑紙を資源化するということでスタートしたというようなことがありました。私が市民課長になってから、その状況を見ても、雑紙、いわゆる紙類の資源化が全く進んでいないと、資源化したにもかかわらず。やはりこれは、進め方に問題があるなということで、それからサロンとか、いろいろな場面に出向きながら、あるいはごみの分別事典も、もう10年も全く改訂していなかったので、そういったことも含めて、ごみ分別事典もリニューアルしてということで、雑紙の資源回収を進めるようにというようなことで取り組んだわけではありますが、やはりスタートの時点でそういう状況でありましたので、なかなか上がってこないというような状況がありました。
     やはりそういうところの反省を踏まえて、プラごみの資源化、全くやっていないわけではありませんので、いわゆるその他プラという、その部分についての話です。いわゆるペットボトルとか、あと白いトレーとか、そういったのは当然資源ごみでもう既にやっているわけでありますので、それ以外に取り組んでいないところをやる上で、しっかりと市民の方々に時間をかけて周知をしながら、スタート時にはちゃんと資源化、皆さんが出していただけるような環境をつくるということは、同時にやっていかなければならないというふうに思っております。盛岡広域で焼却施設が稼動して持ち込む際には、さっき委員おっしゃられたとおり、当然プラごみは燃えるごみとして持ち込めないわけでありますので、早い段階でプラごみの資源化については取り組んでいきたいというふうに思っております。
委員長(羽沢寿隆君) 橋悦郎委員。
委員 橋悦郎君 今3回目ですね。
委員長(羽沢寿隆君) はい。
委員 橋悦郎君 そこで、ちょっと確認をしたいのです。今市長は、6年度中に検討して方向性をはっきりさせるというお話でした。ということは、7年度には必要な予算も取って取りかかると、このプラごみの分別に関して、そういう捉え方でよろしいのでしょうか。そこを最後。
     もう一つ、プラごみと併せて今課題になっているのは生ごみなわけです。生ごみについては、肥料にするような取組をやっている近隣の自治体もあるわけですが、これもやはり大きな課題だと。この間の市民課がやった集いの中では、家庭において肥料化もやってほしいということで訴えているのです。ですから、例えば当市はコンポストに関しては補助金は出しておりませんよね、今。そういうことも検討していただいて、予算もつけていただいて、生ごみの減量化にも同時に取り組まなければならないというふうに思いますが、いかがでしょうか。
委員長(羽沢寿隆君) 市長。
市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     7年度からやるという気持ちはありますが、すみません、今のは冗談ではないのですけれども、先ほどお話ししたとおり、費用がどのくらいかかるかというところと、周知をどうしていくかというところの2点、そのことをまずは徹底して6年度に検討していきたいと思っています。その上で、できるのであれば7年度から、まだ準備が整わないなということであれば、あるいはそれ以降になる可能性もあるというふうに思います。
     生ごみのお話もありました。実は、今の八幡平市の清掃センター焼却施設は、プラスチックごみの火力と生ごみの量と合わせた形で重油の投入をしているというようなことであります。プラスチックごみの分別が進んで、プラごみが先にまず搬入が少なくなったとすると、生ごみの水分が多くなって重油を多く投入しなければならないということで、逆にCO2の排出量が多くなるという可能性もあります。そういったところも検討していかなければならないわけであります。プラごみを先にやって生ごみは後になれば、今言ったような問題も出てくるわけであります。
     ただ一方では、生ごみを収集する方法とか、あと収集後の製品化とか、そういうことを紫波環境組合のほうの事例等も見ても、費用もそうですけれども、出す方たち、やっぱり市民の方々の負担が相当大きくなってくる、収集の仕方も含めて。なかなか現実的に考えたときに、プラごみと同時に処理するというのは、現時点では不可能だと思っています。紫波環境の話を聞いても、生ごみの収集は別なトラックで、パッカー車ではなくてトラックで持ってくるわけでありますが、そして集めて肥料化するということなのですけれども、それでも燃えるごみに出てくる生ごみの量も相当あるという話も聞いています。
     そういったところの実情も踏まえながら、生ごみに関してはなかなか課題が多いなというふうに考えておりますので、例えばさっき言ったプラスチックごみの再資源化の中には、かなり大きなウエートで、また固形燃料に戻して燃料材に使っているというふうなことも日本の国内では起こっていますので、例えばプラスチックごみを集めて資源化して、業者に引き取ってもらい、逆にまた燃料として購入する可能性もないわけではないかなというふうなこと等々いろいろ考えると、問題が多いわけであります。そうはいっても、いずれプラごみを搬入することができなくなるということは現実にありますので、そこはしっかりと早期に対応していきたいと。生ごみに関しては、繰り返しますが、なかなか現時点では方向性は見いだせないなというのが現状でございます。
委員長(羽沢寿隆君) すみません。橋委員、2問目は休憩後に再開しますので。今これから休憩を入れたいと思います。15時10分まで休憩します。
                                    (15時00分)
                     ☆
休     憩
再     開
                     ☆
委員長(羽沢寿隆君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                    (15時10分)
委員長(羽沢寿隆君) 橋悦郎委員。
委員 橋悦郎君 では、2点目質問いたします。
     先ほど市長、なかなかどこから取り組むかという明確なお答えはなかったのですが、ぜひ決断していただいて、7年度の予算には計上していただきたいというふうに思います。
     広域のごみ焼却場の関係で、当市のごみ焼却場が廃止になるわけでして、それで14年の供用開始ということであります。そういう中で、もう8年ぐらいしかないわけですが、当市の今の焼却場については、広域の焼却場ができたらすぐ取壊しをして、そしてその跡地にごみの中継施設を建設すると、こういうふうに言われておりますが、広域の議会のほうでも質問もしたりはしているのですけれども、どうも明確な答えが返ってきません。
     まず、当市の焼却場を壊す費用というのは、どなたがその費用を担うのか、それをまず確認したいのです。同時に、今の焼却場の中には、不燃ごみの粉砕設備があるわけです。これもあの施設を壊すと同時に壊れてしまうわけです。それはどのようになるのか、それも含めてちょっと確認をしたいと。
委員長(羽沢寿隆君) 市民課長。
市民課長 高橋繁範君 お答えいたします。
     現在の施設が令和14年度の新施設の供用開始で、すぐに取り壊してということでの費用負担とのお尋ねがあります。そちらにつきましては、広域のほうでの予算措置をして、所在する施設のほうにも負担割合ということで来るものと考えられておりますが、まだ具体的に決まっているものではございません。
     それから、もう一つなのですけれども、施設の取壊しにつきましても、どこまで壊して中継施設として使えるものが残されるものなのかというような協議というのは、まだ行っておりませんので、ここでの発言は控えたいと思います。
     以上です。
委員長(羽沢寿隆君) 橋悦郎委員。
委員 橋悦郎君 広域のごみ処理に関しては、1日に500トン処理する施設、最近少しずつ規模が見直しされてはきているのですが、基本的には500トンを燃やす施設でありまして、当市は、ここは50トンですから、10倍の大きさの焼却施設ということになります。
     問題は、施設の市の負担、先日も私お話ししましたが、建設費に当市の負担、焼却施設の種類によって若干変わってきますけれども、約40億の負担を八幡平市はしなければならないと。しかし、さっき言ったように、それだけではないのです。今の施設を壊す、そういう費用もあるわけでして、さらには不燃ごみの粉砕施設をもし新しく造るということになると、さらにまたそれが膨らむと。非常に大がかりな事業になってくるわけです。そういうことがきちっと決められないままで、とにかく500トンの焼却施設をまず造るというようなことで今進んでいるわけですが、なかなかこれも、そう言われても、どれだけの負担になるか分からないという中で、当然財政運営も準備もしていかなければいけないと思いますし、その辺についてはどのようにお考えになっているのか、確認をしたいと思います。まず、そこをちょっと伺います。
委員長(羽沢寿隆君) 市長。
市長 佐々木孝弘君 500トン規模の焼却施設から460ぐらいだというふうになっているかというふうに思いますが、施設を建設するに当たっては、当然国の循環型交付金と、あと地方債を活用して、後年度の起債の償還のような形で、その償還分をそれぞれの構成市町が支払っていくということになるわけでありますので、一回に建設費をどんと40億支払うということにはならないというふうに思いますといいますか、そういったような年払いで支払いをしていくということになろうかというふうに思います。
     そして、今広域の焼却施設の財政負担のことだけお話しされていましたけれども、八幡平市の焼却施設についても平成30年度に延命措置を図って、あと10年はもたせようということで、令和10年度ぐらいまでは延命措置で今の焼却施設を使っていけるというようなことであるわけでありますが、ただ順調にいっても令和14年度あたりから広域の焼却施設が稼動するということでありますので、何とかそこまでの間、市の焼却施設も延命化しながらつないでいかなければならないということも一つの課題ではあるかなと思っています。
     そういった中で、新たな広域に加わらずに市で単独で整備するといっても、現在の焼却施設も当時の建設費で約50億ぐらいかかっているというふうに聞きました。また10年後に八幡平市独自で焼却施設、焼却場を整備するということになれば、70億とか80億とかかかっていくのは想定されるわけであります。ですから、そこの比較をしたときに、どっちが財政的に有利かということ、これは基本構想のときの段階の数値でも、今とは大分試算値は違いますけれども、その時点の試算でも、広域化のほうが我々八幡平市としての財政負担は少なくなるということは明示されていますし、あとCO2の排出量についての比較でも、やはり集約化したほうがCO2の排出量も削減されるというようなことでありますので、両方独自でいくのか、広域化でいくのか、当然今までの議論の中では、財政的なメリットというのは、繰り返しますけれども、広域化のほうがあるというようなことで進んできたわけであります。ですので、広域ごみ処理施設の整備で40億かかるという話だけで、財政負担が重くなるというふうなご発言でありますが、そうではなくて、やはり単独で造った場合との比較でのことになるわけでありますので、そこはご理解をお願いしたいと思います。
     あと、不燃ごみの件でありますが、結局今の環境組合の事項の中では、不燃ごみに関してはまだ明示されていないわけでありますので、協議会を事務レベルで立ち上げて、焼却施設に続いて不燃ごみ、粗大ごみについてどうしていくかというところの議論を去年から始めているところでございます。その協議がまとまれば、環境組合のほうの規約の中に盛り込まれて、いつから不燃、粗大のほうの施設の整備等を進めていくかということが具体的になっていくというふうに思いますので、現時点ではどういう方向性になるかというところまでは、まだ結論は出ていないというようなことでありますので、よろしくお願いします。
委員長(羽沢寿隆君) 渡辺義光委員。
委員 渡辺義光君 1点お伺いします。
     タブレットの活用とペーパーレス化についてお伺いします。当局におかれましては、議会に先んじてタブレットを導入されまして、大変効果が大きいなと思っています。今回全課の課長のところにタブレットが配置されるということで、現在議会と議員とは情報共有、そしてペーパーレス化、通知等が順調にいって、かなりのペーパーレス化をして、私はタブレットの効用を改めて感じているところでございます。議員と議会とつながっているわけですけれども、これを全課につながるようにできないかなと思っています。例えば成人式あるいは市民憲章の通知等について、これを通して議員に送付する方法はないのかなと思って、ちょっと議会事務局、研究していただきたいし、さっき観光課長が言ったテレビの放映なんかも知らないでいます。あるいは、現在観光協会からもファクスで来ますが、そういうふうな全課と議員とのつながりなり情報共有をすると、大変ペーパーレス化なり、迅速にできます。その点の1点。
     それから、成人式とか追悼式等、あるいは消防演習等、これ全議員がほとんど出席しています。それでも議員に通知していますけれども、私は欠席する議員は報告してくださいと言ったほうが非常にいいと思います。100%、これは行事には議員たち参加しているのです。学校等では来ますけれども、振り仮名書いて、名前書いて、みんな同じく毎日そうやって書いて、学校から聞きましたが、その点をつないで研究していただけないかなと思っていました。
     これはいい例で、西根中学校から1週間前に入学式の案内が議会のポストを通じて来ました。私たちも計画をつくれるし、議会にそのまま持っていけばペーパーレス化になるし、ファクス代もかからない。その辺の研究を議会事務局と一緒に進めて、今の議会と議員との情報交換をさらに各課に広げる方法がないかという、その3点についてお考えをお聞きします。
委員長(羽沢寿隆君) 総務課長。
総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
     委員のご提言、本当にありがたいなと思っております。市としてもペーパーレス化は避けては通れないというか、進めていかなければならないことだと思いますので、委員ご指摘のとおり、会議に際してはタブレットを使用することで6年度は始めていきたいなと思っております。
     今お話のありました通知等々の話だと思いますが、その点に関してもペーパーレス化を進めるものができるものがあれば、様々協議を重ねて進めていければいいかなとは思っております。参加の案内をさせていただくものに関しては、儀礼的なものはあります、慣習的なのもありますので、できるものとできないものがあるかもしれません。そのことも踏まえて、検討していきたいなと思っております。よろしくお願いします。
委員長(羽沢寿隆君) 渡辺義光委員。
委員 渡辺義光君 できる、できないとあると思いますので、議会のほうの今の通知方法、情報提供等を参考にしながら、できないものとあるかもしれませんが、できるように最大の活用をぜひお願いしたいし、さっき言った全員参加のようなのは、もう参加しない人、欠席者の通知だけにしていただきたいし、あとはコミセンとか学校でも運動会に来てありがとうございました、返礼等は私は要らないと思います。西根中学校では、運動会に行きますと、帰りに開会式の選手宣誓したのをはがき大でありがとうございましたとよこすのです。それだともらってもいいけれども、月並みな文章で、わざわざ決まった定例文章で卒業式……そういうふうな文書もありましたので、コミセン等も含めて、そういうふうな形にしないと、学校だけでなかなかやれないと言っていました。私は、以前にはがきでもいいよなという提案して、運動会の通知、中学校から来るのに一時やりましたけれども、そういう観点から、1人1枚の紙、1円の節約でもいいし、タブレットの効用をぜひ最大限活用するように、議会事務局とも連携しながらしていただきたいと思いますが、もう一度今の出欠状況とか、そういうふうな返礼とかのお話、お願いします。
委員長(羽沢寿隆君) 総務課長。
総務課長 佐々木善勝君 お答え申し上げます。
     委員お話しの月並みかどうかは分かりませんけれども、出す側にしてみたら、感謝の意を込めてお出ししているのだと思いますので、できるもの、できないものは検討していきたいと思いますし、タブレットについては、タブレットの運用をまだ明確に決めているわけではないので、今後導入後、定めていくものになろうかと思いますし、通知等々についてはタブレット導入に限らず、今でもメールでは対応できますので、その方法での意思疎通はできるのかなと思いますし、そこは議会事務局とルールを決めていかなければならないのかなとも思っております。
     以上です。よろしくお願いします。
委員長(羽沢寿隆君) 教育長。
教育長 星 俊也君 学校関係のことについてお話をさせていただきますと、卒業式、入学式等ご案内は差し上げることになろうかと思いますが、今渡辺委員からご指摘ありましたとおり、お礼状については各校の管理職、校長等がありがとうございましたとお見送りしながら言っているにもかかわらず、さらにお礼状を送っているというのは、二重になっているのではないかと常々思っております。以前にも、三、四年前にもご指摘ありまして、そういうお礼状はなくす方向で検討しようというふうに小中学校のほうには通知をしておりますが、その方向でもしよろしければ、議員さん方へのお礼状は式の当日口頭で行うのであると、改めての通知は不要であるというふうにさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
委員長(羽沢寿隆君) 渡辺義光委員。
委員 渡辺義光君 大変ありがとうございます。さっき言いました、もし卒業式で現場で写真撮って、帰りにこういうコーラスしているのとか、そういうのであればありがたいですけれども、そういう定例の部分は工夫していただいて結構ですし、議員でも出してほしい人も、全員の意思ではないですが、私の考えとしては今言った出欠状況なり、あるいはお礼なり、そういうのは要らないと思いますので、できればはがきも使っていただきたいし、通知する場合。そのように進めて、教育委員会、そして市長部局も、それから出先のほう、あるいはコミセン……コミセンまではいかないかな、市でやっているというとコミセンもやると思いますので、そのように提案しますので。ご答弁はいいです。
委員長(羽沢寿隆君) 田村正元委員。
委員 田村正元君 私のほうですけれども、概要書でいくと教育項目全般、教育費に係るところ全般、それと衛生費の母子保健事業の中で、出産・子育て応援給付金事業というところになります。予算書のほうは省かせていただきます。これなのですけれども、概要書、予算書でも、出生数のところが令和6年度は70名を見越していると。今年に関しては六十数名程度というような現状、お話が出ておりました。教育費が13億8,000万程度の予算があるという中で、これは多分第2期のまち・ひと・しごと創生総合戦略事業が2024年度までというところもあるかと思います。今後少子が進んでいくという中で、新しいプランなり、新しい形でのまち・ひと・しごと創生総合戦略になっていくと思うのですが、今現状そういった計画はあるのかというところをお尋ねしたいです。
委員長(羽沢寿隆君) 企画財政課長。
企画財政課長 関本英好君 お答えいたします。
     現在のまち・ひと・しごと創生総合戦略については、令和2年度から令和6年度までの5か年の計画になっておりますので、来年度通常であれば策定ということではございますが、実は総合計画と整合性を取らなければならないという側面もございます。総合計画については、令和7年度までということでございますので、それと整合を取るためには、まち・ひと・しごと創生総合戦略を2年間ぐらい期間を延ばすということも今考えているところでございます。
     以上でございます。
委員長(羽沢寿隆君) 田村正元委員。
委員 田村正元君 出生数が70名ということで、単純換算しても多分15年後には小学生が420名、1学年にしたら70名です。中学生も一緒です。現状小学生だけで852名、中学生が461名ということで、15年後には半分になるというようなことも、単純計算ですが、懸念されます。そういったところも含めて、まちの在り方とか、13億のうちの10億程度が、いわゆる小中高の生徒さんに関わる部分の予算になっているかと思うのですが、そういったところも含めて、今後しっかりとシミュレーションというか予見をしていかなければ、大きなまちの在り方、財政、それと人口動態というところに関わってくると思いますので、そこをしっかり早期に何らかのお示しをいただければ、我ら議会としても議論ができるかと思います。つい2年前まで100名だったものがもう70名、もしくは来年になったら50名というふうになると思います。私も今日午前中、平舘小学校の卒業式に行ってきましたけれども、卒業生が、市長もご存じだと思うのですけれども、9名ということで、10人を切っておりました。これが急激に進む場合もございますので、急激に進んだ場合、もしくは現状維持した場合というような形で、しっかりと議論をできる計画の提出をお願いしたいというふうに思います。
委員長(羽沢寿隆君) 市長。
市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     今議会でも少子化について、出生数についてのお話があったわけでございますが、そのときもご答弁させていただいたのは、岩手県の人口移動報告年報の出生数を基にお話をさせていただきました。繰り返しますが、令和2年が87人、初めて八幡平市で2桁になったと、出生数が100人を切ったと、それが令和2年。そして、令和3年には少し持ち直して98人になりました。令和4年は93人。そして、その後どうなるかと思いましたが、令和5年が72人ということで、21人ほど令和4年よりも少なくなったと。この傾向が6年、7年と続いていくということは想定されるわけでありますが、その要因としては国、県も出生数の減少が加速しているということも踏まえて、国のほうで分析した内容で見れば、やはりコロナ禍で結婚組数が激減したことが出生数の低減につながってきているということは、明白なところであるというふうに思います。コロナの影響も、コロナ後の令和6年以降の結婚する方々の動向がこれからどうなっていくとかというところ、ここはしっかりと注視していかなければならないなというふうに思っています。
     あともう一つは、若い女性の流出がやはり顕著でありますので、そこのところ、子育て支援策についてはこども家庭庁のほうでいろいろ議論されていて、児童手当の引上げとか、いろいろな金銭的給付については、これからどんどん拡充していくものであろうというふうには思うわけでありますが、それに加えて、先ほど委員からおっしゃっていただいたとおり、八幡平市では独自で60万の給付もやっている、そういったことを踏まえたときに、これから重点的に取り組むべきは、やはり結婚していただく方、あるいは女性の流出をどう防ぐかというところ、ここを中心に次の総合戦略はまとめていく、そこの厚みを持って組み立てていく必要はあるというふうに思っていますので、そういった方向でいきたいというふうに思います。
     そういう流れの中で、政策としては当然人口減少が進む中で、いかに減少率を低減させていくかというところ、少子化をどうやって食い止めていくかというようなところを総合計画の中で、7年度までですから、8年度以降、10年間の基本構想の中で、そこのビジョンは当然描いていかなければならない。そして、委員おっしゃるとおり、そうはいっても縮小していく八幡平市の人口の中で、社会インフラ整備あるいは維持、そういった観点も踏まえて、子供の子育て環境も踏まえて、どういうまちの姿にしていったらいいのかというところ、おっしゃるとおり、これは本当に20年後、30年後を考えたいわゆる市政といいますか、まちの姿というものも考えていかなければならない、そして皆さんでいろいろな議論を進めていかなければならない、そういったような状況にあるというふうに、そこは同感するところであります。
     ただ、それをどういう形でビジョンを描いていくかというところ、なかなかここが難しい。今の八幡平市の市政の進め方というのは、先ほども申し上げましたが、いわゆる10年間の基本構想というのが市のまちづくりの一番長い期間での構想でありますから、そのビジョンに基づいて5年ごとの基本計画を立てて施策を整備し、5年ごとに実施計画を定めて、単年度ごとに予算化していく。そして、実施計画はローリングをしながら見直ししていく、そういったのが市の政策の進め方であるわけでありますので、どういった形で20年後、30年後、あるいは50年後のまちの姿を描いていくかと、どういう場面で議論していくかというところについても、どういうふうに進めていけばいいのかも含めて、考えていかなければならないというところでございます。
委員長(羽沢寿隆君) ほかに質疑ございますか。よろしいですか。
            (「なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) それでは、これで総括質疑を終わります。
                     ☆
     議案第24号〜議案第29号の討論、採決
                     ☆
委員長(羽沢寿隆君) これより議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算について討論を行います。
     討論ございますか。
            (「なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 討論なしと認めます。
     これから議案第24号を採決します。
     議案第24号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立多数)
委員長(羽沢寿隆君) 起立多数です。
     よって、議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定されました。
     次に、議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算について討論を行います。討論ございますか。
            (「なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 討論なしと認めます。
     これから議案第25号を採決します。
     議案第25号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
委員長(羽沢寿隆君) 起立全員です。
     よって、議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定されました。
     次に、議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算について討論を行います。討論ございますか。
            (「なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 討論なしと認めます。
     これから議案第26号を採決します。
     議案第26号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
委員長(羽沢寿隆君) 起立全員です。
     よって、議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定されました。
     次に、議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算について討論を行います。討論ございますか。
            (「なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 討論なしと認めます。
     これから議案第27号を採決します。
     議案第27号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
委員長(羽沢寿隆君) 起立全員です。
     よって、議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定されました。
     次に、議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算について討論を行います。討論ございますか。
            (「なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 討論なしと認めます。
     これから議案第28号を採決します。
     議案第28号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
委員長(羽沢寿隆君) 起立全員です。
     よって、議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定されました。
     次に、議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算について討論を行います。討論ございますか。
            (「なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 討論なしと認めます。
     これから議案第29号を採決します。
     議案第29号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
委員長(羽沢寿隆君) 起立全員です。
     よって、議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算は原案のとおり可決すべきものと決定されました。
                     ☆
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                  閉     会
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委員長(羽沢寿隆君) 以上をもちまして本委員会に付託された議案第24号から議案第29号までの令和6年度各会計予算6件の審査はこれで終了いたしました。
     これで本日の日程は全て終了しました。
     以上をもちまして予算特別委員会を閉じ、閉会といたします。大変ご苦労さまでした。
                                    (15時43分)