予算特別委員会会議次第
 
                 日 時 令和 6年 3月11日(月) 午前10時55分
                 場 所 八幡平市議会議事堂議場         
 
1 開  会
 
2 委員長選任について
 
3 副委員長選任について
 
4 付託事件の審査要領について
 
5 議  事
(1)議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算                   
(2)議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算             
(3)議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算            
(4)議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算                 
(5)議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算                
(6)議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算                 

6 散  会

出 席 委 員(16名)
     1番  外  山  一  則  君     2番  田  村  正  元  君
     3番  齊  藤  隆  雄  君     4番  関     治  人  君
     5番  羽  沢  寿  隆  君     6番  工  藤  多  弘  君
     7番  勝  又  安  正  君     8番  北  口     功  君
    10番  熊  澤     博  君    11番  立  花  安  文  君
    12番  渡  辺  義  光  君    13番  工  藤  直  道  君
    14番  古  川  津  好  君    15番    橋  悦  郎  君
    16番    橋  光  幸  君    17番  井  上  辰  男  君
 
欠 席 委 員(なし)
 
委員外出席(1名)
    18番  工  藤  隆  一  君                      
 
説明のために出席した者
      市         長    佐 々 木  孝  弘  君
      副    市    長    田  村  泰  彦  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      企 画 財 政 課 長    関  本  英  好  君
      総   務  課   長    佐 々 木  善  勝  君
      防 災 安 全 課 長    多  田  和  雄  君
      ま ち づ く り推進課長    工  藤  輝  樹  君
      文 化 ス ポ ー ツ 課長    関     貴  之  君
      税   務  課   長    藤  原  重  良  君
      市   民  課   長    高  橋  繁  範  君
      地 域 福 祉 課 長    村  上  郁  子  君
      健 康 福 祉 課 長    齋  藤  美 保 子  君
      農   林  課   長    佐 々 木     仁  君

      花 き 研 究 開 発    津  島  佐 智 幸  君
      セ ン タ ー 所 長

      商 工 観 光 課 長    佐 々 木  宣  明  君
      建   設  課   長    工  藤     剛  君
      上 下 水 道 課 長    高  橋  康  幸  君
      八幡平市立病院事務局長    小 笠 原  文  彦  君

      会 計 管 理 者 兼      橋     誠  君
      会   計  課   長

      西 根 総 合 支 所 長    渡  辺     修  君
      安 代 総 合 支 所 長    畠  山  健  一  君
      教 育 総 務 課 長    遠  藤  幸  宏  君
      教 育 指 導 課 長    柏     英  保  君
      農 業 委 員 会事務局長    田  村  春  彦  君
      監 査 委 員 事 務 局長    佐 々 木  由 理 香  君

事務局出席者
      事務局長    及  川  隆  二
      議事係長    高  橋  美  穂

                     ☆
                  開     会
                     ☆
議長(工藤隆一君) ただいまから予算特別委員会を開きます。
                                    (10時55分)
                     ☆
                 臨時委員長のあいさつ
                     ☆
議長(工藤隆一君) これから委員長及び副委員長の選任を行います。委員長の選任につきましては、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が臨時に委員長の職務を行うことになっております。
     ここで、年長の委員をご紹介します。渡辺義光委員でございます。渡辺委員は、委員長席に登壇願います。
臨時委員長(渡辺義光君) ただいまご紹介いただきました渡辺義光でございます。委員長席に座らせていただきます。委員会条例第10条第2項の規定により臨時に委員長の職務を行います。よろしくお願いします。
                     ☆
                  開     議
                     ☆
臨時委員長(渡辺義光君) ただいまの出席委員は16名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
     これより本日の会議を開きます。
     会議は、会議次第により進めてまいります。
     暫時休憩いたします。
                                    (10時57分)
                     ☆
休     憩
再     開
                     ☆
臨時委員長(渡辺義光君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                    (10時58分)
                     ☆
                 委員長選任について
                     ☆
臨時委員長(渡辺義光君) 会議次第2、予算特別委員会委員長の選任を行います。
     お諮りいたします。予算特別委員会委員長の選任はいかなる方法で行ったらよろしいか、発言願います。
     田村正元委員。
委員 田村正元君 指名推選の方法がよろしいかと思います。お諮りお願いいたします。
臨時委員長(渡辺義光君) ただいま指名推選の発言がありました。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
臨時委員長(渡辺義光君) 異議なしと認めます。
     それでは、指名推選により予算特別委員会委員長を選任したいと思います。
     お諮りいたします。予算特別委員会委員長に推薦したい委員の方があれば発言願います。
     田村正元委員。
委員 田村正元君 私から、羽沢寿隆委員を委員長に推薦したいと思います。お諮りお願いいたします。
臨時委員長(渡辺義光君) ただいま羽沢寿隆委員を予算特別委員会委員長に推薦したいとの発言がありました。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
臨時委員長(渡辺義光君) 異議なしと認めます。
     よって、羽沢寿隆委員が予算特別委員会委員長に選任されました。
     それでは、羽沢寿隆委員は委員長席に登壇願います。
     以上で臨時委員長の職務を終わります。ご協力ありがとうございました。
            (臨時委員長、委員長と交代)
委員長(羽沢寿隆君) ただいま予算特別委員会委員長に選任されました羽沢寿隆でございます。皆様からのご協力を得ながら予算特別委員会委員長の職務を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
                     ☆
                 副委員長選任について
                     ☆
委員長(羽沢寿隆君) それでは、会議次第3、副委員長の選任を行います。
     お諮りいたします。副委員長の選任は、いかなる方法で行ったらよろしいか、発言を願います。
     田村正元委員。
委員 田村正元君 羽沢寿隆委員長に一任をしたいと思います。お諮りお願いいたします。
委員長(羽沢寿隆君) 委員長一任の発言がございました。これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 異議なしと認め、副委員長に北口功委員を指名いたします。これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 異議なしと認めます。
     よって、北口功委員が副委員長に選任されました。
                     ☆
               付託事件の審査要領について
                     ☆
委員長(羽沢寿隆君) 次に、会議次第4、付託事件の審査要領について、議会運営委員会で決定した予算特別委員会審査日程案に基づき説明をいたします。
     本日、3月11日は、一般会計及び特別会計2件、事業会計3件の予算の内容説明を行います。
     3月12日は、一般会計歳入の一括審査を行い、歳出は1款議会費から4款衛生費まで款ごとに審査を行います。
     3月13日は、一般会計歳出、5款労働費から7款商工費まで款ごとに審査を行います。
     3月14日は、一般会計歳出、8款土木費から10款教育費まで款ごとに審査を行い、11款災害復旧費から14款予備費までは一括して審査を行います。
     また、国民健康保険特別会計から病院事業会計までは、会計ごとに審査を行います。
     3月15日は、総括質疑を行った後、各会計予算6件について採決を行い、予算特別委員会を閉じるという日程案でございます。
     お諮りいたします。ただいま説明した要領で審査したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
委員長(羽沢寿隆君) 異議なしと認めます。
     よって、審査日程は、配付しております予算特別委員会審査日程により行うことに決定をいたしました。
                     ☆
     議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算
                     ☆
     議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算
                     ☆
     議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算
                     ☆
     議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算
                     ☆
     議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算
                     ☆
     議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算
                     ☆
委員長(羽沢寿隆君) 次に、会議次第5、議事に入ります。
     付託されております議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算から議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算までの6件を一括議題といたします。
     既に提案理由の説明は終わっておりますので、内容説明に入ります。内容説明に当たっては、事務事業の新規のもの、改正のあったもの、比較的金額の大きいものなどについて重点的に説明を願います。
     それでは、議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算の内容説明を求めます。
     初めに、歳入について。
     企画財政課長。
企画財政課長 関本英好君 議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計当初予算について、主な内容をご説明いたします。
     資料は令和6年度一般会計予算書及び令和6年度当初予算主要事業概要説明書によりご説明いたします。初めに、令和6年度一般会計予算書によりご説明いたします。1ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算でございます。歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ182億7,900万円と定めようとするものでございます。
     9ページをお開き願います。本表は、一般会計予算第2条に規定する債務負担行為です。11事業について、期間及び限度額を記載のとおり新たに定めようとするものです。
     10、11ページをお開き願います。本表は、一般会計予算第3条に規定する地方債です。21事業について、総額13億4,310万円を限度額に定めようとするものです。
     1ページにお戻り願います。一般会計予算第4条に規定する一時借入金です。借入れの最高額を10億円と定めようとするものです。
     第5条に規定する歳出予算の流用です。歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めようとするものです。
     初めに、歳入の主な内容をご説明いたします。事項別明細書、歳入の15、16ページをお開き願います。上段、1款1項2目法人1億8,276万9,000円、前年度比較で4,142万5,000円の減額は、5年度中に製造業と建設業に大幅な減額があり、その影響を試算したことなどによるものです。
     同款2項1目固定資産税17億3,512万3,000円、前年度比較で3,211万8,000円の減額は、5年度コロナの猶予により増額していた滞納繰越分が減額したことなどによるものです。
     19、20ページをお開き願います。中ほど、12款1項1目地方特例交付金5,972万6,000円、前年度比較で4,877万2,000円の増額は、6年度に行われる個人住民税定額減税の補填分を試算したことによるものです。
     下段、13款1項1目地方交付税78億円、前年度比較で1億円の減額は、普通交付税の減額で、普通交付税で算入される基準財政需要額のうち、地方債償還額の減額分を試算したことなどによるものです。
     27、28ページをお開き願います。下段、17款2項4目土木費国庫補助金2億6,369万6,000円、前年度比較で9,951万8,000円の減額は、主に1節社会資本整備総合交付金の減額で、同交付金を活用して行っている市道山子沢線交通安全対策事業の減少と田山パーキング緊急流入路・退出路整備事業のネクスコ東日本への整備工事負担金の減額などによるものです。
     41、42ページをお開き願います。上段、19款2項1目不動産売払収入の1節土地売払収入4,253万7,000円は、都市計画道路大更駅前線整備事業で整備した大更駅駅前線沿道商業用地の分譲を試算したことによるものです。
     20款1項1目一般寄附金の2節ふるさと応援寄附金2億5,000万円は、寄附目標額を前年度より5,000万円増としております。
     43、44ページをお開き願います。上段、21款2項2目減債基金繰入金3,202万円、前年度比較で4億8,633万4,000円の減額は、合併特例債や臨時財政対策債などの償還額が減額となったことなどによるものです。
     その下、3目市有財産整備基金繰入金2億4,660万円、前年度比較で1億3,260万円の増額は、(仮称)大更駅前顔づくり施設建設工事費や内部情報系システム機器更新などの財源にしようとするものです。
     45、46ページをお開き願います。中ほど、23款4項3目土木費受託事業収入の1節スマートインターチェンジ事業受託収入1,800万円は、市道等整備事業で行おうとする(仮称)八幡平スマートインターチェンジ用地測量調査業務のうち、ネクスコ東日本の負担分を試算したことによるものです。
     49、50ページをお開き願います。23款5項6目雑入の最下段、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金7,632万6,000円は、5年度からの繰越事業として行う物価高騰対応重点支援臨時給付金及び低所得者支援・定額減税補足給付金の交付金不足見込額を試算したことによるものです。
     51、52ページをお開き願います。中ほど、24款1項5目商工費の1節大更駅前拠点施設整備事業債4億7,320万円は、(仮称)大更駅前顔づくり施設建設工事の財源にしようとするものです。
     以上で歳入の説明を終わります。
委員長(羽沢寿隆君) 歳入の説明が終わりました。
     次に、歳出について説明を求めます。
     企画財政課長。
企画財政課長 関本英好君 次に、歳出の主な内容をご説明いたします。
     新規の事業などを中心にご説明いたします。事項別明細書、歳出の65、66ページをお開き願います。下段、2款1項5目財産管理費の公有財産管理事業、14節工事請負費3,936万1,000円は、旧安代老人憩の家解体工事などを行おうとするものです。
     69、70ページをお開き願います。上段、2款1項5目財産管理費の庁舎管理費、14節、安代総合支所空調設備改修工事は、安代総合支所にエアコンを設置しようとするものです。
     73、74ページをお開き願います。中ほど、2款1項7目企画費のコミュニティバス運行事業、18節、路線バス運行事業費補助金900万円は、新たに平館駅から八幡平マウンテンホテル、同ホテルから松川温泉までの路線バス運行に補助しようとするものです。
     下段、同目企画費の定住対策事業959万8,000円は、新たに移住コーディネーターを設置し、移住希望者などに地域情報の提供や移住相談などの充実を図ろうとするものです。
     81、82ページをお開き願います。中ほど、2款1項9目電子計算費の電子計算システム管理事業、17節、内部情報系システム機器購入費4,884万3,000円は、内部情報系システム機器の更新に合わせて、業務の効率化、ペーパーレス化を進めるため、管理職用のタブレット端末を購入しようとするものです。
     135、136ページをお開き願います。中ほど、4款1項2目予防費の予防接種事業、12節、予防接種業務委託料7,190万円は、従来の予防接種業務に加え、新たに新型コロナウイルスワクチン接種を予防接種法に基づくB型疾病の定期接種として実施しようとするものです。
     139、140ページをお開き願います。中ほどです。4款1項3目保健事業費の母子保健事業、19節、出産・子育て応援給付金給付費4,100万円は、妊娠から出産育児期までの子育て世帯への支援として、妊娠期に10万円、出産後に50万円を支給しようとするものです。給付対象予定者を妊娠60人、出生後を70人と見込んでおります。
     141、142ページをお開き願います。下段です。4款1項4目環境衛生費の再生可能エネルギー推進事業、23節、地域新電力会社設立出資金500万円は、地熱発電を核とした地域新電力会社を設立し、地熱エネルギーの地産地消や地域脱炭素化などを目指そうとするものです。
     153、154ページをお開き願います。中ほどです。6款1項3目農業振興費の担い手育成支援事業、18節、新規就農者等支援事業補助金1,276万8,000円は、これまでの就農支援対策に新たな支援対策として親元で就農する方の分も加え、農業経営を円滑に継承し、地域農業の担い手になるよう支援しようとするものです。
     157、158ページをお開き願います。中ほどです。6款1項4目花き研究開発センター費の花き品種開発事業、14節、温室遮光幕・換気設備等交換工事は、花き研究開発センター裏手にあるガラス温室の遮光幕、換気設備などを交換しようとするものです。
     159、160ページをお開き願います。下段です。6款1項5目畜産業費の畜産施設管理事業、12節、草地畜産基盤整備業務委託料1,640万1,000円及び161、162ページをお開き願います。上段、18節、農山漁村地域整備交付金1,450万円は、繁殖育成センター飼料用草地として、古屋敷、平笠の草地造成整備を行おうとするものです。
     下段です。同款同項6目農地費の農業用施設維持管理事業、12節、押口ため池整備工事委託料5,800万円は、同工事を県代行事業として施行しようとするもので、同委託料は全額産業廃棄物処理施設周辺整備交付金を財源とするものです。
     167、168ページをお開き願います。中ほどです。6款2項1目林業総務費の有害鳥獣駆除事業909万2,000円は、昨年度急増したツキノワグマ、イノシシなどの被害の軽減に取り組むため、5年度約480万円ほど増額しております。
     12節、熊用わなセンサーシステム実証実験委託料51万5,000円は、熊わな管理を遠隔で行う実証実験を行おうとするものです。
     13節、熊対策システム使用料52万8,000円は、ツキノワグマの目撃情報をアプリで通報、確認できるシステムの導入運用を行うとするものです。
     17節、有害鳥獣捕獲用備品購入費43万9,000円は、ハクビシンなどの小型有害鳥獣用の箱わなを購入しようとするものです。
     18節、農作物等食害防止用電気柵設置費補助金300万円は、補助率の上限を6万円から10万円に増額、また新たに団体への補助を新設しようとするものです。同節、狩猟免許新規取得費補助金37万5,000円は、補助率を2分の1から4分の3に増額しようとするものです。同節、地域協働型有害鳥獣駆除活動費補助金60万円は、猟友会と地域住民が協働で駆除活動を取り組む場合、熊わな1か所につき3万円を補助しようとするものです。
     173、174ページをお開き願います。中ほどです。7款1項2目商工振興費の大更駅前拠点施設整備事業、14節、(仮称)大更駅前顔づくり施設建設工事は、令和7年度の完成を目指し着手しようとするものです。
     その下、同事業、18節、大更駅前線沿道商業用地施設整備事業補助金2,000万円は、大更駅前線沿道の商業用地で施設整備を行う事業者に対して、費用の一部を補助しようとするものです。
     181、182ページをお開き願います。中ほどです。7款1項4目企業誘致対策費の企業誘致推進事業、12節、産業用地適地調査業務委託料539万円は、新規企業誘致などのため適地調査を行おうとするものです。
     183、184ページをお開き願います。同目、起業志民プロジェクト事業の12節、サテライトオフィス誘致基盤構築事業委託料2,810万5,000円は、都内IT企業などのサテライトオフィス誘致に取り組もうとするものです。
     193、194ページをお開き願います。中ほどです。8款2項2目道路橋りょう維持費の除雪事業、17節、除雪車両購入費の6,634万8,000円は、ロータリー除雪車2.6メートル級1台を更新しようとするものです。
     201、202ページをお開き願います。中ほどです。8款6項1目住宅管理費の市営住宅整備事業、14節工事請負費は、市営町裏第二住宅2棟6戸の改修工事と市営湯沢住宅1号8戸の屋根、外壁塗装工事を行おうとするものです。
     205、206ページをお開き願います。下段、9款1項3目消防施設費の消防施設整備事業、17節、消防車両購入費3,334万3,000円は、消防ポンプ自動車1台を更新しようとするものです。
     223、224ページをお開き願います。上段です。10款2項1目学校管理費の小学校管理事業、17節、校務用パソコン購入費2,194万5,000円は、西根地区、小学校5校の校務用パソコンを更新しようとするものです。
     229、230ページをお開き願います。中ほどです。10款3項2目教育振興費の中学校教育振興事業、10節需用費の消耗品1,194万7,000円は、令和7年度教科書改訂に伴う教師用図書指導書などを購入しようとするものです。
     243、244ページをお開き願います。下段です。10款6項2目体育施設費の体育施設維持管理事業、12節、総合運動公園野球場改修工事設計業務委託料1,322万6,000円は、野球場グラウンドなどの改修工事に係る設計業務を行おうとするものです。
     続きまして、令和6年度当初予算主要事業概要説明書をご準備願います。本概要書は、原則として第2次総合計画に主要事業として登載した事業及び予算額が500万円以上の事業について登載しております。1ページから84ページまでは一般会計、85ページが特別会計、86ページから95ページまでは公営企業会計に係る各事務事業の概要となっておりますので、後ほどお目通し願います。
     96ページをお開き願います。96ページから104ページまでは、当初予算に係る参考資料として記載しておりますので、後ほどお目通し願います。
     以上で令和6年度一般会計当初予算の内容説明を終わります。
委員長(羽沢寿隆君) これで令和6年度八幡平市一般会計予算の内容説明が終わりました。
     次に、議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算から議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算までの5件を一括して内容説明を求めます。
     初めに、議案第25号及び議案第26号について、市民課長。
市民課長 高橋繁範君 議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算につきまして、内容をご説明申し上げます。
     予算書の1ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算でございます。歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ28億8,819万7,000円と定めようとするものです。
     予算に関する説明書5ページをお開き願います。歳入歳出予算事項別明細書、総括の歳入合計ですが、本年度予算額は28億8,819万7,000円とし、前年度予算額と比較して1億4,116万6,000円の減となっております。減となった理由につきましては、被保険者数の減少に伴う保険給付費の減により県支出金が減少していること、また国保税の減が主な要因となっております。
     8ページ、9ページをお開き願います。歳入の主なものについてご説明いたします。1款1項国民健康保険税は4億5,335万6,000円を計上しております。前年度と比較して1,455万8,000円の減となっておりますが、被保険者数の減少、所得の減少等が主な要因です。
     3款1項県補助金、1目保険給付費等交付金は21億2,074万6,000円を計上しています。1節普通交付金20億5,325万円は、歳出の2款に計上している保険給付費の財源として県から交付されるものです。
     10ページ、11ページをお開き願います。5款1項1目一般会計繰入金は2億2,215万6,000円とし、国が示す繰入れ基準等に基づき計上しているものです。
     同じく5款2項1目財政調整基金繰入金は、保険給付費等の歳出に対し、国保税等の歳入の不足見込額8,763万円を計上しております。国保税算定に係る資産割の廃止に伴う不足分など、財源の不足が見込まれることから基金を取り崩して繰入れしようとするものです。
     次に、歳出の主なものについてご説明いたします。16ページ、17ページをお開き願います。2款保険給付費、1項療養諸費及び2項高額療養費につきましては、県が試算した額に基づき予算計上したものです。2款1項療養諸費では17億7,278万4,000円、前年度より1億1,305万円の減となっています。
     18ページ、19ページをお開き願います。同款2項高額療養費では2億8,560万円、前年度より1,883万円の減となっています。
     20ページ、21ページをお開き願います。3款国民健康保険事業費納付金は、県が示した標準保険料率等に基づいて計算された納付金を3つに区分し、県に納付するもので、1項医療給付費として4億9,336万5,000円、2項後期高齢者支援金等として1億8,505万円、3項介護納付金として5,838万2,000円を計上しております。
     22ページ、23ページをお開き願います。6款2項1目直営診療施設勘定繰出金は1,656万9,000円、前年度と比較して27万2,000円の減となっております。安代診療所等の運営費等に伴う国保特別調整交付金を病院事業会計に繰り出すものとなっております。
     以上で議案第25号の内容説明を終わります。
     次に、議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、内容をご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算でございます。歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億5,843万6,000円と定めようとするものです。
     予算に関する説明書4ページをお開き願います。歳入歳出予算事項別明細書、総括の歳入合計ですが、本年度予算額は3億5,843万6,000円とし、前年度予算額と比較して3,199万4,000円の増となっております。増額となった理由でございますが、保険料率の見直しによる保険料の増が主な要因となっております。
     7ページ、8ページをお開き願います。歳入の主なものについてご説明いたします。1款1項1目後期高齢者医療保険料は2億3,625万円を計上し、前年度と比較して2,358万7,000円の増となっております。率にして11.11%の増としております。保険料率は2年に1度見直されることになっており、保険料率が引上げとなったものです。
     3款1項1目一般会計繰入金は1億2,118万6,000円を計上し、前年度と比較して840万7,000円の増となっており、保険料軽減分として国、県、市が補填する保険基盤安定繰入金は1億1,551万円を計上しております。
     次に、11ページ、12ページをお開き願います。歳出の主なものをご説明申し上げます。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は3億5,176万円を計上し、前年度と比較して3,196万7,000円の増となっております。保険料の増額に対応し、納付金も増額の見込みとなるものです。
     以上で議案第26号の内容説明を終わります。
委員長(羽沢寿隆君) 次に、議案第27号及び議案第28号について、上下水道課長。
上下水道課長 高橋康幸君 議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算の内容についてご説明申し上げます。
     水道事業会計につきましても予算書によりご説明申し上げます。予算書1ページをお開き願います。第2条では、業務の予定量を定めております。近年の使用実績等を考慮し、年間総配水量は前年度より微増としております。第3条では収益的収入及び支出、第4条では資本的収入及び支出について予定額を定めております。
     次に、2ページをお開き願います。第5条では、企業債の限度額等を定めております。
     次に、財務諸表といたしまして、6ページから18ページまでに予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表及び予定損益計算書がございますので、後ほどお目通しいただきますようお願いいたします。
     次に、19ページ、20ページをお開き願います。予算説明書により主な内容の説明を申し上げます。収益的収入及び支出でございます。初めに、収入ですが、1款上水道事業収益は5億9,927万8,000円を予定しております。1項1目給水収益、1節水道料金4億3,103万4,000円は、前年度比較で123万1,000円、率にして0.3%の増となっております。
     次に、同項2目受託工事収益は8,254万円を予定しております。
     次に、2項2目他会計補助金は2,041万1,000円で、前年度比較で120万2,000円の減となっておりますが、対象となる企業債償還利息の減によるものでございます。
     次に、21ページ、22ページをお開き願います。支出ですが、1款上水道事業費用は5億9,268万3,000円を予定しております。収益的支出につきましては、水道施設の維持管理費用が主なもので、おおむね前年と同様の内容となっております。
     1項1目配給水費1億3,994万3,000円は、前年度比較で127万円の増となっており、主に4節委託料でメーター交換業務の対象数量の増加により係る費用が増加しているものでございます。
     同項2目受託工事費は8,254万円を予定しており、収入の受託工事収益と同額となっております。
     次に、23ページ、24ページをお開き願います。同項3目総係費8,652万7,000円は、前年度比較で370万4,000円の増となっており、主に給料、手当、法定福利費等の人件費に係るものでございます。
     次に、少し飛びまして、29ページ、30ページをお開き願います。資本的収入及び支出でございます。初めに、収入ですが、1款上水道事業資本的収入は2億5,935万9,000円を予定しております。1項1目企業債は9,000万円で、前年度比較で1,310万円の増となっております。これは、水道施設更新事業等の増加によるものでございます。
     次に、2項1目出資金は9,010万7,000円で、前年度比較で2,477万8,000円の減となっております。これは、最終処分場整備事業に要する諸経費等の減によるものでございます。
     次に、3項1目国庫補助金は4,425万1,000円で、前年度比較で4,425万円の増となっております。これは、水道施設更新事業等の増加によるものでございます。
     次に、5項1目工事負担金3,500万円は、市道等整備に伴う配水管等の移設に係るものでございます。
     次に、31ページ、32ページをお開き願います。支出について、1款上水道事業資本的支出は5億6,313万1,000円を予定しております。1項1目配水施設費は3億4,553万3,000円で、前年度比較で7,185万8,000円の増で、水道施設更新事業等の増加によるものです。配水施設費の主な事業といたしましては、4節工事請負費で、水道施設更新事業として平笠第1水源、田山配水池、第5配水池等の各設備について更新工事等を実施しようとするものです。
     最後に、欄外に記載しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億377万2,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。
     以上で議案第27号の内容説明を終わります。
     続いて、議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算の内容についてご説明申し上げます。予算書1ページをお開き願います。水道事業と同じく、第2条では業務の予定量を定めております。第3条では収益的収入及び支出、第4条では資本的収入及び支出について予定額を定めております。
     次に、2ページをお開き願います。第5条では債務負担行為、第6条では企業債の限度額等について定めております。
     次に、財務諸表といたしまして、7ページから19ページまでに予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表及び予定損益計算書がございますので、後ほどお目通しいただきますようお願いいたします。
     次に、20ページ、21ページをお開き願います。予算説明書により主な内容の説明を申し上げます。収益的収入及び支出でございます。初めに、収入ですが、1款下水道事業収益は11億1,873万9,000円を予定しております。
     次に、1項1目下水道施設使用料2億568万8,000円は、前年度実績等を踏まえ、前年度比較で196万4,000円、率にして約1%の増を見込んでおります。
     次に、同項2目他会計負担金4億9,206万6,000円は、分流式下水道及び高資本費対策に係る一般会計負担金で、総務省通知に基づく繰入れ基準により、前年度比較で161万7,000円の減となっております。
     次に、2項2目他会計補助金1億2,901万7,000円は、経営基盤強化対策分を一般会計から繰り入れるもので、前年度比較での増は職員人件費の増加に伴うものでございます。
     次に、22ページ、23ページをお開き願います。支出について主なものを説明いたします。1款下水道事業費用は10億4,359万7,000円を予定しております。1項1目管きょ費から、24ページの3目浄化槽費までは、公共下水道、農業集落排水及び市設置型浄化槽の下水道施設の維持管理費用で、おおむね例年と同様の内容となっております。
     次に、26ページ、27ページをお開き願います。同項6目減価償却費は6億1,427万7,000円で、前年度比較で292万7,000円の減となっております。
     次に、28ページ、29ページをお開き願います。2項1目支払利息及び企業債取扱諸費は1億1,777万6,000円で、前年度比較で894万8,000円の減となっております。
     次に、30ページ、31ページをお開き願います。資本的収入及び支出でございます。初めに、収入ですが、1款下水道事業資本的収入は4億7,854万6,000円を予定しております。前年度比較では1億1,572万2,000円の増となっておりますが、主な要因につきましては、公共下水道処理施設の設備更新に伴う事業費増によるものです。
     次に、1項1目建設改良債1億5,550万円は、公共下水道、農業集落排水、市設置型浄化槽事業に係る企業債でございます。
     次に、2項1目他会計出資金1億6,433万9,000円は、企業債償還元金分に係る一般会計出資金でございます。
     次に、3項補助金1億5,018万8,000円は、公共下水道、農業集落排水、市設置型浄化槽事業に係る交付金及び補助金でございます。
     次に、32ページ、33ページをお開き願います。支出についてですが、1款下水道事業資本的支出は9億5,327万4,000円を予定しております。
     次に、1項1目管路建設費は1億9,392万5,000円で、同目3節工事請負費1億5,670万円は公共下水道等の管渠整備を進めるものでございます。
     次に、同項3目処理場建設改良費は1億2,471万5,000円で、前年度比較で1億697万円の増となっております。公共下水道処理施設の設備更新を本年度から計画的に実施するものでございます。
     次に、同項4目浄化槽整備費3,890万1,000円は、市設置型浄化槽の整備費で、普及促進を図るため30基を計画しているものでございます。
     次に、2項1目企業債償還金は5億7,740万6,000円で、前年度比較で930万8,000円の減となっております。
     最後に、欄外下段に記載しておりますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4億7,472万8,000円は、当年度分損益勘定留保資金等で補填するものでございます。
     以上で議案第28号の説明を終わります。
委員長(羽沢寿隆君) 次に、議案第29号について、市立病院事務局長。
八幡平市立病院事務局長 小笠原文彦君 議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算の内容についてご説明申し上げます。
     病院事業会計につきましても、予算書をもって説明いたします。予算書1ページをお開き願います。第2条では、業務の予定量を定めております。入院の年間患者数は1万6,060人、前年度当初予算との比較で1,460人の増、率にして10%の増。外来の年間患者数、市立病院、診療所合わせて4万6,003人、1,570人の増、率にして3.53%の増を予定するものでございます。
     第3条、収益的収入及び支出及び2ページの第4条、資本的収入及び支出の予定額につきましては記載のとおりとなっており、予算説明書で説明をさせていただきます。
     4ページから24ページの財務諸表等につきましては、後ほどお目通しをお願いいたします。
     次に、25ページ、26ページをお開き願います。予算説明書になります。収益的収入の主な内容について説明いたします。1款病院事業収益は、前年度当初予算比較で7,945万2,000円の増、率にして5.38%の増、15億5,760万8,000円を予定するものでございます。主な収益としましては、1項医業収益の1目入院収益は前年度比較で9,198万円の増、率にして21%の増の5億2,998万円、2目外来収益は5,641万5,000円の増、率にして12.4%の増、5億1,113万4,000円を予定するものでございます。この入院収益増の要因といたしましては、新型コロナウイルス感染症の位置づけが昨年の5年5月から5類感染症となったことなどから、市内高齢者施設からの入院、あるいは市外の急性期病院からの入院受入れが通常に戻ってきたことが挙げられます。外来収益増の要因といたしましては、新型コロナウイルスの感染が長期化していることのほか、インフルエンザなど発熱外来の受診者の増が挙げられます。
     次に、2項医業外収益は、前年度比較で7,176万1,000円の減、率にして15.17%の減、4億121万4,000円を予定しており、主なものは一般会計からの繰入金となります。2目1節一般会計補助金につきましては、企業債利息分と新病院減価償却費分として、合わせて9,773万4,000円を予定するものでございます。4目1節一般会計負担金につきましては、国が示す繰り出し基準に基づく不採算地区病院運営経費分として8,882万円、高度医療経費分として5,255万4,000円、診療所運営経費分として2,699万1,000円など、合わせて2億1,353万1,000円を予定するものでございます。
     次に、27ページ、28ページをお開き願います。収益的支出についてご説明いたします。1款病院事業費用は、前年度比較で4,085万7,000円の増、率にして2.29%の増、18億2,392万7,000円を予定するものでございます。1項医業費用、1目給与費につきましては、看護師等職員採用により、会計年度任用職員を除く職員数は前年度比2人増の68人を予定しております。予算額につきましては、会計年度任用職員を含み、前年度比較で1,374万5,000円の減、率にして1.66%の減、8億1,275万円を予定するものでございます。
     次に、29ページ、30ページをお開き願います。2目材料費につきましては、患者数の増や各種検査件数の増加等によりまして、前年度比較で1,135万8,000円の増、2億2,464万2,000円を予定するものでございます。3目経費につきましては、光熱水費の電気料をはじめとする諸物価の高騰、値上げによりまして、前年度比較で4,310万1,000円の増、4億918万2,000円を予定するものでございます。
     次に、31ページ、32ページをお開き願います。4目減価償却費につきましては、前年度比較で28万5,000円の増の3億5,348万8,000円を予定するものでございます。5目資産減耗費、2節固定資産除却費62万1,000円につきましては、市立病院の画像管理システム等機械備品の更新を予定していることから計上するものでございます。
     次に、33ページ、34ページをお開き願います。2項医業外費用は、前年度比較43万4,000円の減、1,612万3,000円を予定するものでございます。
     次に、35ページ、36ページをお開き願います。資本的収入及び支出について説明いたします。初めに、収入でございます。1款資本的収入は、前年度比較で1,229万6,000円の増、2億4,992万円を予定するものでございます。主なものは、1項1目1節一般会計出資金で、建設改良費予算額の増に伴いまして1,398万9,000円の増、2億4,991万9,000円となってございます。
     支出につきましては、1款資本的支出2億8,177万4,000円を予定しており、主なものは2項企業債償還金2億1,807万円となってございます。また、1項建設改良費、1目1節工事請負費として田山診療所ボイラー等改修工事を予定、同項2目1節器械備品購入費として画像管理システムの更新のほか、合わせて5,230万8,000円を予定するものでございます。
     この結果、資本的収入が資本的支出に対して不足する額3,185万4,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。
     その他財務諸表につきましては、お目通しをお願いいたします。
     以上で議案第29号の説明を終わります。
委員長(羽沢寿隆君) 以上で議案第24号から議案第29号までの6会計予算の内容説明は全て終了をいたしました。
                     ☆
                  散     会
                     ☆
委員長(羽沢寿隆君) 以上をもちまして本日の日程は終了しました。
     本日の予算特別委員会はこれをもって閉じ、散会といたします。
                                    (11時57分)