令和6年八幡平市議会第1回定例会
議事日程(第7号)
令和6年3月19日(火)
日程第 1 諸般の報告
日程第 2 議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算 (予算特別委員長報告)
日程第 3 議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算(予算特別委員長報告)
日程第 4 議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算
(予算特別委員長報告)
日程第 5 議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算 (予算特別委員長報告)
日程第 6 議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算 (予算特別委員長報告)
日程第 7 議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算 (予算特別委員長報告)
日程第 8 陳情第4号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書の採択を
求める陳情 (産業民生常任委員長報告)
日程第 9 発議案第1号 八幡平市中小企業及び小規模企業振興条例 (産業民生常任委員会)
日程第10 発議案第2号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書
(産業民生常任委員会)
日程第11 閉会中の継続審査申し出について (議会運営委員会)
日程第12 閉会中の継続調査申し出について (議会広聴広報常任委員会)
日程第13 八幡平市議会議員の派遣について
追加議事日程(第7号の追加1)
日程第 1 議案第30号 八幡平市下水道条例の一部を改正する条例
日程第 2 議案第31号 財産の取得の変更契約の締結に関し議決を求めることについて
日程第 3 議案第32号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に関し議決を求めることについ
て
日程第 4 議案第33号 八幡平市いこいの村岩手体育館に係る指定管理者の指定について
出 席 議 員(17名)
1番 外 山 一 則 君 2番 田 村 正 元 君
3番 齊 藤 隆 雄 君 4番 関 治 人 君
5番 羽 沢 寿 隆 君 6番 工 藤 多 弘 君
7番 勝 又 安 正 君 8番 北 口 功 君
10番 熊 澤 博 君 11番 立 花 安 文 君
12番 渡 辺 義 光 君 13番 工 藤 直 道 君
14番 古 川 津 好 君 15番 橋 悦 郎 君
16番 橋 光 幸 君 17番 井 上 辰 男 君
18番 工 藤 隆 一 君
欠 席 議 員(なし)
説明のために出席した者
市 長 佐 々 木 孝 弘 君
副 市 長 田 村 泰 彦 君
教 育 長 星 俊 也 君
企 画 財 政 課 長 関 本 英 好 君
総 務 課 長 佐 々 木 善 勝 君
防 災 安 全 課 長 多 田 和 雄 君
ま ち づ く り推進課長 工 藤 輝 樹 君
文 化 ス ポ ー ツ 課長 関 貴 之 君
税 務 課 長 藤 原 重 良 君
市 民 課 長 高 橋 繁 範 君
地 域 福 祉 課 長 村 上 郁 子 君
健 康 福 祉 課 長 齋 藤 美 保 子 君
農 林 課 長 佐 々 木 仁 君
花 き 研 究 開 発 津 島 佐 智 幸 君
セ ン タ ー 所 長
商 工 観 光 課 長 佐 々 木 宣 明 君
建 設 課 長 工 藤 剛 君
上 下 水 道 課 長 高 橋 康 幸 君
八幡平市立病院事務局長 小 笠 原 文 彦 君
会 計 管 理 者 兼 橋 誠 君
会 計 課 長
西 根 総 合 支 所 長 金 田 一 捷 誠 君
安 代 総 合 支 所 長 畠 山 健 一 君
教 育 総 務 課 長 遠 藤 幸 宏 君
教 育 指 導 課 長 柏 英 保 君
農 業 委 員 会事務局長 田 村 春 彦 君
監 査 委 員 事 務 局長 佐 々 木 由 理 香 君
事務局出席者
事 務 局 長 及 川 隆 二
議 事 係 長 高 橋 美 穂
☆
開 議
☆
〇議長(工藤隆一君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達していますので、会議は成立します。
これから本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、ご了承願います。
(14時00分)
☆
諸 般 の 報 告
☆
〇議長(工藤隆一君) 日程第1、諸般の報告を行います。
監査委員からの定期監査の結果報告及び例月現金出納検査の実施報告については、配付をもって報告とします。
また、盛岡広域環境組合議会、岩手県後期高齢者医療広域連合議会、盛岡地区広域消防組合議会、盛岡北部行政事務組合議会の報告についても、配付をもって報告といたします。
なお、この議案書等は閲覧用として議場の入り口に準備しておりますので、ご閲覧くださるようお願い申し上げます。
次に、行政報告を行います。
市長。
(市長 佐々木孝弘君登壇)
〇市長 佐々木孝弘君 令和6年2月20日以降の市政の主な動きについてご報告を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の行政報告書を朗読のため記載省略)
以上で行政報告を終わります。
(市長 佐々木孝弘君降壇)
〇議長(工藤隆一君) 以上で諸般の報告を終わります。
☆
議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算
☆
議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算
☆
議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算
☆
議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算
☆
議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算
☆
議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算
☆
〇議長(工藤隆一君) 日程第2、議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算から日程第7、議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算までの6件を一括議題とします。
令和6年度の各会計予算6件については、予算特別委員会に審査を付託しておりましたので、その結果について委員長の報告を求めます。
予算特別委員会、羽沢寿隆委員長。
(予算特別委員長 羽沢寿隆君登壇)
〇予算特別委員長 羽沢寿隆君 去る2月20日に設置され、3月11日に開催されました予算特別委員会におきまして、委員長に私、羽沢寿隆が、副委員長に北口功委員が選任され、付託されました令和6年度の6会計の予算について審査を行いました。その結果につきまして、以下のとおりご報告いたします。
審査は、3月11日から15日まで委員会を開催し、市長、副市長、教育長並びに各課長等から説明を受け、慎重かつ熱心に審査をいたしました。
審査の結果でありますが、議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算は賛成多数で、議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算から議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算までの各会計は全会一致となり、6会計予算はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定されました。
改めまして各位のご協力に感謝を申し上げ、予算特別委員会の報告を終わります。令和6年3月19日、予算特別委員会委員長、羽沢寿隆。
〇議長(工藤隆一君) 委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
(予算特別委員長 羽沢寿隆君降壇)
〇議長(工藤隆一君) これより討論、採決を行います。
初めに、議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算に対する討論を行います。討論ありませんか。
先に反対討論ありませんか。
14番、古川津好議員。
(議員 古川津好君登壇)
〇議員 古川津好君 議席14番、古川津好です。松西会を代表しまして、令和6年度八幡平市一般会計予算に反対の討論をします。
さきの12月議会の債務負担行為補正予算における反対討論同様、私たちは子育て支援のための施設整備を兼ねた大更駅前顔づくり施設建設の全てに反対ではありません。併設される図書館の移転に反対の立場でございます。
2030年の八幡平市の推計人口は2万人を割り込むことになっており、そして16年後の2040年には1万5,000人台と急激な減少が予想されております。人口減少につれ、図書館の利用見込み客も毎年減少してまいります。近隣市町村も人口が減少するので、よそからの利用客も見込めない状況になります。
そして、何よりも読書をする人が減り続け、このまちには本屋さんがなくなってから大分久しい状況です。それだけ八幡平市民の本に対する欲求が減少しています。電子図書の普及により、図書館に行かないで本を読んでいる市民もいることでしょうから、図書館や本屋さんに足を運ぶ人も今後も減少していくと思われます。
同僚の工藤多弘議員が一般質問等で指摘しましたように、現在の図書館には名誉市民の江間章子さんの石碑もあり、文学的な市のよりどころであります。岩手山や八幡平の山々が見渡せる場所で、倉庫や物置にするようなところではありません。
そして、何よりも人口の減少推計を見たときに、大更駅の存続自体が危ぶまれます。岩手県北バスが平館駅止まりとなるように、利用客の減少からJRの荒屋新町と花輪間が間もなく廃線となるかもしれません。次いで、2050年頃の人口1万1,000人台のときには、好摩からの花輪線自体の廃線も懸念されます。
図書館が大更駅前に移転しても、開業時のいっときのにぎわいになったとしましても、継続したにぎわいの創出に結びつくとは思えません。ここは最小限の投資にとどめておかなければなりません。人口の減少が続く中では、既にあるものを新たにつくり直すのではなく、あるものは大事に使い続け、例えば今議会の質問でも取り上げられましたように、岩手県内14市で八幡平市だけにないと言われております可動式の椅子をセットした多目的ホールのような、八幡平市にはなくて市民が望んでいるようなものに投資すべきです。
さらに、今回の予算には、安代の屋内ゲートボール場の解体工事予算も計上されております。これは、議会も、市当局も、100名を超える署名による市民の願いを聞き入れることなく解体するというもので、もう少し少数意見を考慮して解体については検討すべきです。まだ十分に使え、耐用年数も残っているこのゲートボール場の解体にも反対の立場です。
(仮称)大更駅前顔づくり施設建設工事に係る債務負担行為については、既に昨年12月に可決されてはおりますが、以上のことを申し上げ、本予算に反対いたします。
(議員 古川津好君降壇)
〇議長(工藤隆一君) 次に、賛成討論ありませんか。
10番、熊澤博議員。
(議員 熊澤 博君登壇)
〇議員 熊澤 博君 10番、熊澤博でございます。賛成討論いたします。
厚生年金受給者、国民年金受給者といろいろあるわけですが、年金生活者は貧しくなる一方でございます。特にも少ない年金で暮らす高齢者の生活苦は深刻であります。
2012年以降の政権は、公的年金の支給水準を切り下げ続けてまいりました。2023年までの12年間で年金生活者の実質可処分所得は、年に23万円も目減りしたと指摘されております。実質可処分所得減額には、3つの要因があるそうでございます。第1は、年金支給額そのものの削減でございます。2013年度以降の改定で、年金額は7.5%以上も減らされたと報道されております。第2は、社会保険料の引上げでございます。そして、第3は、消費税の増税を含む物価の急上昇でございます。こういった情勢の中での予算でありますから、おのずと限界はあると思います。
しかしながら、安代老人憩の家の室内ゲートボール場の利用存続の請願問題、耐用年数があるのだから修理、修繕しての対応を検討したらと私は思うのですが、地元選出の議員までも反対に回るという事態でございました。また、自主防災組織の結成につきましては、法律での期限を令和7年度までという指摘があるにもかかわらず、守れないこともあるかもしれないとの答弁でございました。令和6年度までの汚染土壌の浄化に9,000万円もかけ、基準値以下になるまでの除染費用は見通しが立たない。区画整理の土地購入時の前任の市長、副市長、企画財政課長の責任も問われておりません。水質汚濁防止法、土壌汚染対策法を知らなかったでは済まされない事態だと見ております。法令遵守の行政運営は、今後も求められ続けるわけでございまして、決算に導かれての予算編成でございます。また、予算がどう使われたかの決算と行政運営は常に連動しております。
しかしながら、今市の農の大地も非常に窮地に立たされております。特にも畜産、和牛の子牛生産と肥育は、餌、肥料、農業用資材の高騰で塗炭の苦しみにございます。子牛1頭、肥育牛1頭を売るたびに、20万から30万円の損失が出る現状でございます。これらへの市の手当てを考えますと、この予算に賛成せざるを得ない、こういう複雑な心境にございます。
私は、本予算と今後の補正予算にも注視しながら、賛成の立場での討論とさせていただきます。
(議員 熊澤 博君降壇)
〇議長(工藤隆一君) ほかに反対討論ありませんか。
15番、橋悦郎議員。
(議員 橋悦郎君登壇)
〇議員 橋悦郎君 議席15番、日本共産党の橋悦郎でございます。議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算に反対の立場で討論を行います。
大更駅前顔づくり施設の建設費が令和6年分として、建設工事監理業務委託料3,800万、本体の建設工事費4億4,950万、合わせて4億8,750万が計上されました。この建設工事は、令和7年度までの2年間で合計で約22億円投資される予定であります。先ほどの古川議員の討論にもありましたが、私たちの会派もこの大更駅前顔づくり施設については、市立図書館を移設することに反対であります。その反対理由については、古川議員が述べているとおりですので、繰り返しませんが、この間の県内の幾つかの自治体で最近新築された図書館を見学させていただきましたが、どの図書館も利用者が非常に少ないという印象でありました。今は、スマートフォン、インターネットの普及、小中学校の1人1台のタブレットなどで、今後さらに図書館離れが進行していくのではないでしょうか。立派な図書館があるのに、新しい図書館の建設に何十億円も投資する時代ではないと思います。これまでも繰り返し提案してきましたが、現在の図書館が狭いのであれば、広い敷地がありますので、増築すれば事は足りるのではないでしょうか。この声は、多くの市民の声であります。
今市が取り組まなければならないのは、まず人口減少対策であります。今議会でも明らかになりましたが、本市の出生数が想定外に減少していることであります。最近の出生数ですが、令和3年度、100名、令和4年度、86名、令和5年度、まだ何日かありますが、61名という見通しであります。令和6年度の予想は、妊娠届届出件数でいいますと、3月11日現在で59件ということであります。市の人口対策計画では、令和6年度の出生数の目標値は113名でした。実際の出生数は、目標の半分ということになります。安価な宅地分譲などで子育て世代が転出しない施策や、給食費の無料化や保育料3歳未満児の第1子からの完全無料化など、経済的に支援する予算措置が必要ではないでしょうか。新年度予算には、県が始める第2子からの3歳未満児保育料無料以外には、経済的な新しい子育て支援策は見当たりません。
また、この間2度の請願がありました安代屋内ゲートボール場の解体予算が計上されております。この施設は、耐用年数が残っていて、多くの利用者があった施設であります。今すぐに解体しなければならない明確な理由はないのではないでしょうか。この解体予算にも反対するものであります。
市には、本来の役割を終え、解体しなければならない公共施設が24施設あるとのことです。解体には多額の予算が必要であることから、このことについて議会に施設の解体方針を示すように、当局に要望が出されました。その回答が今議会中に示されました。その回答の中で、廃止施設の解体方針の考え方についての文書がありまして、その文書の最後に、今後は廃止方針としている施設であっても、安全に利用可能な施設に限り、地域からの要望等がある場合は、地域活用や民間への売払い等についても併せて検討してまいりたいと考えておりますとあります。今回の屋内ゲートボール場の解体は、この考え方にも反していると言わざるを得ません。
同僚議員の一般質問で、大更駅周辺開発には約87億円が投資されたと市長からの答弁がありました。さらに大更駅前顔づくり施設建設を含めますと、約110億円が投資されることになります。全ての事業を否定しているものではありません。市立病院や総合支所など、市民にとって必要な事業もあることはそのとおりであります。しかし、これらの多額の投資は、財政運営の硬直化を招いているのは間違いないと思います。
依然として、本市の経常収支比率や公債負担比率が県内トップクラスとなっております。今後の大きな事業として、西根、松尾地区の3中学校の校舎新築での統合計画も進んでおります。さらには、盛岡広域の8市町のごみ焼却場の建設、この事業には本市の施設建設負担が40億円とも言われております。これらの事業を控えている中で、無駄な投資は避けなければなりません。人口減少対策や市民生活を守り、応援する予算編成を優先することが求められます。
以上、反対討論といたします。
(議員 橋悦郎君降壇)
〇議長(工藤隆一君) ほかに賛成討論ありませんか。
11番、立花安文議員。
(議員 立花安文君登壇)
〇議員 立花安文君 議席番号11番、立花安文です。私は、議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算認定について賛成の立場から討論させていただきます。
一般会計予算総額182億7,900万円は、八幡平市の活性化を図り、市の将来像である農と輝の大地の実現に向けた予算編成と評価します。歳入においては、ふるさと応援寄附金2億5,000万円を計上しており、寄附金の増加は地場産品の需要拡大や特産品開発につながり、地域活性化が図られることと思います。先日、全国誌にふるさと応援寄附金の仲介事業に世界のアマゾンが参入する旨の記事があり、手数料プランが既存の仲介サイトに比較して4,000万円以上を集める自治体にとっては相当にお得で、自治体に入る実質的な寄附額が増えるとありました。情報の把握に努めながら、取り組んでいただきたいと思います。
衛生費の出産・子育て応援給付金は、妊娠期10万円、出産後に50万円をお祝いと子育てに支給するもので、当市にとって子供の誕生がいかに喜ばしいものかを表すもので、今後子供を生もうとしている夫婦にとって大きな励ましになることと思います。
農林水産業費の親元就農を支援する新規就農者等支援事業は、基幹産業である農業の後継者であっても、これまで既存の制度要件から外れていた方を支援するもので評価します。
商工費においては、(仮称)大更駅前顔づくり施設の建設工事、商業用地の販売など、市民が長年待ち望んでいた事業が目に見える形で始まることから、新型コロナウイルスが流行して以来、停滞感のあった市民意識に高場感が芽生え、市発展の活力になるものと思います。また、大更地区の活性化に大きく寄与するものと思います。
土木費においては、(仮称)八幡平スマートインターチェンジの用地測量調査費用が計上されており、東北縦貫自動車道路が1982年9月に安代インターチェンジまで開通して以来、安比エリアの悲願だったインターチェンジの設置に向けた取組を評価します。
令和6年度八幡平市一般会計予算には、ほかにも様々な市民、住民福祉施策が盛り込まれており、市民の負託に応えるものと評価し、賛成討論とします。
(議員 立花安文君降壇)
〇議長(工藤隆一君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第24号を採決します。
議案第24号に対する委員長報告は原案のとおり可決すべきものであります。
議案第24号について委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(工藤隆一君) 起立多数です。
よって、議案第24号 令和6年度八幡平市一般会計予算は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算から議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算までの5件について一括して討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算から議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算までの5件を一括採決いたします。
本案5件に対する委員長報告は、全て原案のとおり可決すべきものであります。
本案5件について委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、議案第25号 令和6年度八幡平市国民健康保険特別会計予算、議案第26号 令和6年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算、議案第27号 令和6年度八幡平市水道事業会計予算、議案第28号 令和6年度八幡平市下水道事業会計予算、議案第29号 令和6年度八幡平市病院事業会計予算は委員長報告のとおり可決されました。
☆
陳情第4号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書の採択を求める陳情
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第8、陳情第4号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書の採択を求める陳情を議題といたします。
陳情第4号は、産業民生常任委員会に審査を付託しておりましたので、委員長の報告を求めます。
産業民生常任委員会、羽沢寿隆委員長。
(産業民生常任委員長 羽沢寿隆君登壇)
〇産業民生常任委員長 羽沢寿隆君 ただいまから、産業民生常任委員会の報告を行います。
令和6年3月19日提出、八幡平市議会議長、工藤隆一殿。報告者、産業民生常任委員会委員長、羽沢寿隆。
本委員会に付託されました陳情を審査した結果、次のとおり決定をしましたので、会議規則第138条の規定により報告いたします。
陳情第4号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書の採択を求める陳情について、今後無年金となる外国人の増加は、将来的に地方の重い財政負担につながるため、制度の趣旨に立ち返り、政府においては地方財政を圧迫しないよう、また国民の間に不公平感を与えないよう制度の是正をすべきものと考える。
よって、本陳情は審査の結果、採択すべきものと決定をいたしました。
以上、報告を終わります。
〇議長(工藤隆一君) 委員長報告が終わりました。
これから陳情第4号の委員長報告に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
(産業民生常任委員長 羽沢寿隆君降壇)
〇議長(工藤隆一君) これより討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから陳情第4号を採決します。
本件に対する委員長報告は採択すべきものであります。
陳情第4号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、陳情第4号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書の採択を求める陳情は採択することに決定いたしました。
☆
発議案第1号 八幡平市中小企業及び小規模企業振興条例
☆
発議案第2号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第9、発議案第1号 八幡平市中小企業及び小規模企業振興条例及び日程第10、発議案第2号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書を一括議題とします。
発議案第1号及び発議案第2号について、提出議員の説明を求めます。
産業民生常任委員会、羽沢寿隆委員長。
(産業民生常任委員長 羽沢寿隆君登壇)
〇産業民生常任委員長 羽沢寿隆君 発議案第1号、令和6年3月19日提出、八幡平市議会議長、工藤隆一殿。提出者、産業民生常任委員会委員長、羽沢寿隆。
八幡平市中小企業及び小規模企業振興条例。
本議案を別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び八幡平市議会会議規則第14条第2項の規定により提出をいたします。
提案理由ですが、中小企業及び小規模企業の振興に関し、基本理念を定め、市、中小企業者等、商工会、金融機関及び市民の役割等を明らかにするとともに、その施策を総合的に推進することにより、持続的な発展及び地域経済の活性化を図り、もって市民生活の向上に寄与しようとするものであります。
以上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
続きまして、発議案第2号、令和6年3月19日提出、八幡平市議会議長、工藤隆一殿。提出者、産業民生常任委員会委員長、羽沢寿隆。
年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書。
上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第2項の規定により提出をいたします。
提案理由ですが、先ほど申し上げましたが、無年金となる外国人の増加は、将来的に地方の財政負担につながるため、制度の趣旨に立ち返り、政府においては地方財政を圧迫しないよう、また、国民の間に不公平感を与えないよう制度の是正をすべきものと考えることから、この意見書を提出しようとするものであります。
次に、意見書につきまして、配付しているとおりですので、お目通しを願います。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。
なお、意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、出入国在留管理庁長官としております。
ご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(工藤隆一君) 説明が終わりました。
これより発議案第1号について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
次に、発議案第2号について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
(産業民生常任委員長 羽沢寿隆君降壇)
〇議長(工藤隆一君) これより討論を行います。
初めに、発議案第1号について討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから発議案第1号を採決します。
発議案第1号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、発議案第1号 八幡平市中小企業及び小規模企業振興条例は原案のとおり可決されました。
次に、発議案第2号について討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから発議案第2号を採決します。
発議案第2号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、発議案第2号 年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書は原案のとおり可決されました。
☆
閉会中の継続審査申し出について(議会運営委員会)
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第11、閉会中の継続審査申し出についてを議題とします。
議会運営委員会委員長から配付しておりますとおり、閉会中の継続審査の申出があります。
お諮りいたします。申出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員会委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
☆
閉会中の継続調査申し出について(議会広聴広報常任委員会)
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第12、閉会中の継続調査申し出についてを議題とします。
議会広聴広報常任委員会委員長から配付しておりますとおり、閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りいたします。申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、議会広聴広報常任委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
☆
八幡平市議会議員の派遣について
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、日程第13、八幡平市議会議員の派遣についてを議題とします。
お諮りいたします。別紙のとおり議員を派遣することとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、本件については派遣することに決定いたしました。
☆
議事日程の追加
☆
〇議長(工藤隆一君) 次に、議事日程の追加でございます。
市長より八幡平市下水道条例の一部を改正する条例ほか3件を議題としたい旨、依頼がありました。
これを受けまして、去る3月14日に議会運営委員会を開催し、協議した結果、日程に追加する旨の報告を議会運営委員会委員長より受けております。
お諮りいたします。これを日程に追加し、議題にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
なお、議案書につきましては配付済みであります。
お諮りいたします。追加議案の委員会付託につきましては、会議規則第37条第3項により省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。
☆
議案第30号 八幡平市下水道条例の一部を改正する条例
☆
議案第31号 財産の取得の変更契約の締結に関し議決を求めることについて
☆
議案第32号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に関し議決を求めることについて
☆
議案第33号 八幡平市いこいの村岩手体育館に係る指定管理者の指定について
☆
〇議長(工藤隆一君) それでは、追加日程第1、議案第30号 八幡平市下水道条例の一部を改正する条例から追加日程第4、議案第33号 八幡平市いこいの村岩手体育館に係る指定管理者の指定についてを一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
副市長。
(副市長 田村泰彦君登壇)
〇副市長 田村泰彦君 ただいま議長から上程いただきました議案4件の提案理由につきましては、それぞれの議案等に記載のとおりでございます。
なお、内容につきましては担当課長をしてご説明申し上げますので、ご審議いただきまして、原案のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。
(副市長 田村泰彦君降壇)
〇議長(工藤隆一君) 提案理由の説明が終わりました。
次に、内容説明を求めます。
初めに、議案第30号について、上下水道課長。
〇上下水道課長 高橋康幸君 議案第30号 八幡平市下水道条例の一部を改正する条例について内容の説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対象表に沿い説明のため記載省略)
以上で議案第30号の内容説明を終わります。
〇議長(工藤隆一君) 次に、議案第31号について、教育総務課長。
〇教育総務課長 遠藤幸宏君 ご説明いたします。
議案第31号 財産の取得の変更契約の締結に関し議決を求めることについてご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
以上で議案第31号の内容説明を終わります。
〇議長(工藤隆一君) 次に、議案第32号について、建設課長。
〇建設課長 工藤 剛君 議案第32号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に関し議決を求めることについて内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
以上で議案第32号の内容説明とさせていただきます。
〇議長(工藤隆一君) 次に、議案第33号について、文化スポーツ課長。
〇文化スポーツ課長 関 貴之君 議案第33号 八幡平市いこいの村岩手体育館に係る指定管理者の指定について内容の説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
以上で議案第33号の内容説明を終わります。
〇議長(工藤隆一君) 以上で議案第30号から議案第33号までの内容説明を終わります。
ここで15時10分まで休憩します。
(14時56分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(工藤隆一君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
(15時10分)
〇議長(工藤隆一君) これより議案審議を行います。
初めに、議案第30号 八幡平市下水道条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
17番、井上辰男議員。
〇議員 井上辰男君 1件確認します。第1条と第2条の施行期日ですが、1年のずれがありますけれども、これは理由は何かあるのかお伺いします。
〇議長(工藤隆一君) 上下水道課長。
〇上下水道課長 高橋康幸君 お答えいたします。
第1条と第2条で1年間の施行の期日のずれがあります。こちらのほうの条例につきましては、国からの通知によりまして改正するものですので、特にそちらのほうにはずれの部分の改正に当たっての説明はないものでございますので、国のほうでどのような形でこちらのほうの1年間のずれがあるのかという部分の、改正通知の中にはその説明の文はございませんので、この場ではちょっとお答えできませんので、ご理解をいただきたいと思います。
〇議長(工藤隆一君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第30号を採決します。
議案第30号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、議案第30号 八幡平市下水道条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号 財産の取得の変更契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第31号を採決します。
議案第31号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、議案第31号 財産の取得の変更契約の締結に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
次に、議案第32号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に関し議決を求めることについてを議題といたします。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
2番、田村正元議員。
〇議員 田村正元君 この交通事故に関して質疑がありますので、お願いいたします。実際私この方ご存じで、車両も見ました。そして、ご本人からもお話を聞くことができました。その上で質疑のほうをさせていただきたいと思います。
今回我々議員のほうに、八幡平市除雪事業実施計画書というものが郵送で来ております。どこをどの業者がどの除雪機材を使って除雪するのか、もしくは何時までに除雪作業を終えるのかということで、非常に細かく指示内容が記載されております。その中で、1点、この事故につながる大事なことが抜けているように思われます。ちょっとお尋ねしたいのは、3ページ目の除雪車両の運行に関して、この事故につながる大事なことが抜けていると思います。そのことは認識されているのかということをお尋ねしたいです。
〇議長(工藤隆一君) 建設課長。
〇建設課長 工藤 剛君 お答えします。
除雪計画書の3ページの除雪車両の運行に係る部分で、大切なことというお話でございます。こちらの除雪車両の運行につきましては、作業前点検の重要性等を明示している状況になりますが、作業安全については、除雪作業が始まる前に除雪講習会等を行いながら、安全の啓発については直営作業員及び委託先の作業員のほうに周知している状況でございます。ここにそのことがないことだとは思うのですけれども、作業安全、運行の安全については、除雪計画書の中では車両の運行に係るものを掲示している中身となるものでございます。よろしくお願いします。
〇議長(工藤隆一君) 2番、田村正元議員。
〇議員 田村正元君 今課長のほうから答弁いただいたのですけれども、多分認識をされていないというふうに私は捉えました。この中身を細かく見ていくと、除雪に関わる除雪車の始業点検は必ず実施しますということで細かく書いております。2番目に、道路の障害物等には十分留意いたします。運転者は、事前に道路状況及び道路の構造物の把握の上、除雪作業はこれらに十分注意した作業を進めること。3番目に、除雪作業に当たっては、民家や歩行者等には十分注意いたします。運転作業中は、道路交通法、安全衛生法を厳守し、事故は絶対に起こさないと。また、民家玄関及び車庫前等では、十分に注意して作業に当たることと。次に、事故発生した場合というふうになるのです。ここに、作業時の他者の一般車両等の注意書きというのは一切ないのです。今回事故が起こったのは、一般車両です。歩行者と民家、障害物等は注意をして作業しなさいと言っているのに、車両についての注意はないわけです。ですので、ここにないということは、請負業者さんも車両を注意しなくていいのかと。確かにやっていらっしゃるかと思います。ただ、我々議員が、市民の方が見られるのはこれですので、そこに注意書きが入っていないということは、これは大きな問題がありますので、起きてしまったことはしようがない、事故はあるものですから、今後はちゃんとここに明記をして、車両、常に車は動いているわけですから、他の車両にも十分注意をしてというのを入れるべきではないかというふうに提言させていただきます。
〇議長(工藤隆一君) 建設課長。
〇建設課長 工藤 剛君 お答えします。
計画書3ページの(5)の除雪車両の運行に係る(4)のところに、車両等のことが記述されていないというご指摘でございます。計画書のほうは、次年度も当然除雪作業に当たっては作成するものでございますので、その点に留意して作成したいと思いますし、一応(3)のところにあります、除雪作業にあっては、民家や歩行者等に十分注意します。運転作業中は道路交通法、安全衛生法を厳守し、事故を絶対に起こさないことということで記述はされているもので、4のほうには入っていなかったものとは思いますが、今後その辺も注意しながら記述して、直営作業員及び委託先の作業員のほうに注意喚起してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
〇議長(工藤隆一君) 2番、田村正元議員。
〇議員 田村正元君 何で私このように言うかというと、たまたま今回普通乗用車だったのです。これがもし軽トラだったら、死亡する可能性も高かったと思います。乗用車でしたので、タイヤが乗り上げただけで終わったと思います。軽トラックだったら、タイヤがそのまま直撃して、これは多分そのまま人体まで行ってしまうという大事故になる可能性が高かったというふうに認識します。私八幡平市の除雪はすばらしいと思っております。倶知安町であるとか赤井川という、私もそこに住んでいましたので、豪雪地帯に比べても八幡平市の除雪というのはすばらしい除雪を行っていらっしゃるというふうに思っていますので、事故のないように、安全には今後十分お互いに留意して、文言等で記載していただいてやっていただきたいと思います。
以上で終わります。
〇議長(工藤隆一君) 8番、北口功議員。
〇議員 北口 功君 1点お伺いいたします。
毎年このような事故の報告があるわけであります。委託業者さんの事故というのは、私の知っている限りでは報告がないように感じております。直営での除雪作業での事故というのが、今まで報告されている中では直営の事故だけだなというふうに私の記憶ではあります。この違いは何かというところが、やっぱり事故を今後起こさないためにも非常に重要になるのではないか。委託業者の方がどのような対策を取っているのか、そういったことを協議するというのも、参考にするというのも一つは大事なのではないかなというふうに感じます。
もう一点、今回の議会の中でも新型車両に更新するということがありました。やっぱり人間が運転することなので、ヒューマンエラーという形で事故が起きてくるのは、当然避けられないことなのかなというふうに考えます。それを防ぐためには、センサーとかバックカメラとか、そういった機械を使って、エラーを少しでも減らすという工夫が今後必要になってくるのではないかなというふうに思います。毎回こうやって、事故の程度にもよりますけれども、少なくないお金が出費されるわけであります。そういったセンサーをつける経費を、今後を考えるとつけたほうが運転手の方のストレスも軽減されるし、いいのではないかなというふうに考えるのですけれども、新しい車両にはそういったものがついているのか、また今後そういったことを取り組む考えはあるのか、この2点をお伺いします。
〇議長(工藤隆一君) 建設課長。
〇建設課長 工藤 剛君 お答えします。
まず、1点目の委託業者の事故報告等がないことについてお答えします。まず、市の除雪の内容の中で、契約方法が直営分、あとは業者委託に分かれております。業者委託の中でも、前森山集団農場さん、アグリサポートさん、松川温泉地区除雪協議会さんにつきましては、全て市の貸与車両による除雪作業で、1時間当たりの労務単価による契約となっております。ですので、保険は市が車両ごとに公益社団法人全国市有物件災害共済のほうに加入しておりますので、そちらでの対応になったものが議会への報告及び議決案件となっております。
あとは、安比地区を除雪していただいております株式会社岩手ホテルアンドリゾートさんへの委託は、自社車両での除雪業務で、当初契約として12月から3月の期間で370時間の稼働として契約をさせていただいて、直接業務費に現場管理費及び一般管理費を計上した総価方式の契約としております。よって、受託者において保険を掛けていただいておりますので、事故等の保険対応は受託先のほうで対応していただいている。
あわせまして、八幡平市建設協同組合さんへの委託につきましても、車両ごとの1時間当たりの業務単価契約で、業務単価には人件費、車両損料及び経費を含んだ業務単価としており、受託者において保険を掛けていただいている状況ですので、こちらにつきましても各業者さんのほうで事故に対する保険対応をしていただいている状況になります。
次に、購入車両等への安全装置のご質問です。現在令和6年度に購入予定のロータリー除雪車につきまして、例えばバックビューモニターであったり、ブザーであったりドライブレコーダー等の装備は、オプションとしてつける方向で仕様を作成し、今後予算をお認めいただければ、それで発注する予定にしております。そういったものは、当然メーカーサイドでオプションとしてあるものについて、安全装置に係るもの、運転に係る、安全に係るものについては、極力仕様上で入れながら購入するような形にしておりますので、ご理解ください。
以上です。
〇議長(工藤隆一君) 8番、北口功議員。
〇議員 北口 功君 ありがとうございます。やはり業者さんの委託ということになりますと、保険とか、そういったものの対応が、事故起きれば保険料が上がるということになれば、やっぱり作業員の皆さんに対する指導という点でも、かなりきっちりした形があるのかなというふうに考えます。報告に出てくるものは当然ですけれども、市が委託をしているというものの中での報告になるので、業者さんの報告というのは、これには載ってこないのかなというふうには考えるのですけれども、いずれにしましても事故というのを、環境的には非常に厳しい環境の中で作業されるので、大変な労力であることは分かるのですけれども、今後一件でも減らしていくという、そういった強い決意と、それからセンサー等をフルに活用して、なるたけ事前にそういったことが分かることがやっぱりリスクを減らすということにつながってくると思いますので、ぜひ今後ともそういったものはしっかり取り入れて、こういった事故の案件が今後議場に出てこないということを願います。
〇議長(工藤隆一君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第32号を採決します。
議案第32号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、議案第32号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
次に、議案第33号 八幡平市いこいの村岩手体育館に係る指定管理者の指定についてを議題といたします。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤隆一君) 討論なしと認めます。
これから議案第33号を採決します。
議案第33号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤隆一君) 起立全員です。
よって、議案第33号 八幡平市いこいの村岩手体育館に係る指定管理者の指定については原案のとおり可決されました。
☆
閉 会
☆
〇議長(工藤隆一君) これで本日の日程は全て終了いたしました。
2月20日から本日まで29日間にわたり、各位におかれましては熱心にご審議をいただき、衷心より感謝を申し上げます。
以上をもちまして令和6年八幡平市議会第1回定例会を閉会といたします。
(15時29分)