令和5年八幡平市議会第2回定例会

議事日程(第6号)
                                令和5年6月23日(金)

日程第 1 閉会中の継続審査申し出について            (産業民生常任委員会)
日程第 2 議員派遣について                              


追加議事日程(第6号の追加1)

日程第 1 議案第18号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第 2 議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについて            

出 席 議 員(18名)
     1番  外  山  一  則  君     2番  田  村  正  元  君
     3番  齊  藤  隆  雄  君     4番  関     治  人  君
     5番  羽  沢  寿  隆  君     6番  工  藤  多  弘  君
     7番  勝  又  安  正  君     8番  北  口     功  君
     9番  工  藤  隆  一  君    10番  熊  澤     博  君
    11番  立  花  安  文  君    12番  渡  辺  義  光  君
    13番  工  藤  直  道  君    14番  古  川  津  好  君
    15番    橋  悦  郎  君    16番    橋  光  幸  君
    17番  井  上  辰  男  君    18番  工  藤     剛  君
 
欠 席 議 員(なし)
 
説明のために出席した者
      市         長    佐 々 木  孝  弘  君
      副    市    長    田  村  泰  彦  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      企 画 財 政 課 長    関  本  英  好  君
      総   務  課   長    佐 々 木  善  勝  君
      防 災 安 全 課 長    多  田  和  雄  君
      ま ち づ く り推進課長    工  藤  輝  樹  君
      文 化 ス ポ ー ツ 課長    関     貴  之  君
      税   務  課   長    藤  原  重  良  君
      市   民  課   長    高  橋  繁  範  君
      地 域 福 祉 課 長    村  上  郁  子  君
      健 康 福 祉 課 長    齋  藤  美 保 子  君
      農   林  課   長    佐 々 木     仁  君

      花 き 研 究 開 発    津  島  佐 智 幸  君
      セ ン タ ー 所 長
      商 工 観 光 課 長    佐 々 木  宣  明  君
      建   設  課   長    工  藤     剛  君
      上 下 水 道 課 長    高  橋  康  幸  君
      八幡平市立病院事務局長    小 笠 原  文  彦  君

      会 計 管 理 者 兼      橋     誠  君
      会   計  課   長
      西 根 総 合 支所長補佐    渡  辺     修  君
      安 代 総 合 支 所 長    畠  山  健  一  君
      教 育 総 務 課 長    遠  藤  幸  宏  君
      教 育 指 導 課 長    柏     英  保  君
      農 業 委 員 会事務局長    田  村  春  彦  君
      監 査 委 員 事 務 局長    佐 々 木  由 理 香  君

事務局出席者
      事   務  局   長    及  川  隆  二
      議   事  係   長    高  橋  美  穂

                                          ☆
                  開     議
                                          ☆
議長(工藤 剛君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
     これから本日の会議を開きます。
     本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
                                    (10時00分)
                                          ☆
         閉会中の継続審査申し出について(産業民生常任委員会)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第1、閉会中の継続審査申し出についてを議題とします。
     産業民生常任委員会委員長から、お手元に配付しておりますとおり、閉会中の継続審査の申出があります。
     お諮りいたします。産業民生常任委員会委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、産業民生常任委員会委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
                     ☆
議員派遣について
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第2、議員派遣についてを議題とします。
     お諮りいたします。お手元に配付しておりますとおり議員を派遣することとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、本件については派遣することに決定いたしました。
                     ☆
議事日程の追加
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、議事日程の追加でございます。
     市長より財産の取得に関し議決を求めることについて及び財産の処分に関し議決を求めることについてを議題としたい旨、依頼がありました。
     これを受けまして、去る6月20日に議会運営委員会を開催し、協議した結果、日程に追加する旨の報告を議会運営委員会委員長より受けております。
     お諮りいたします。これを日程に追加し、議題にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
     なお、議案書につきましては配付済みであります。
     お諮りいたします。追加議案の委員会付託につきましては、会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、委員会付託を省略することに決定しました。
                     ☆
     議案第18号 財産の取得に関し議決を求めることについて       
                     ☆
     議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについて 
      
                     ☆
議長(工藤 剛君) それでは、追加日程第1、議案第18号 財産の取得に関し議決を求めることについて及び追加日程第2、議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについてを議題とします。
     提案理由及び内容の説明を求めます。
     副市長。
            (副市長 田村泰彦君登壇)
副市長 田村泰彦君 ただいま議長から上程いただきました議案2件の提案理由及び内容をご説明申し上げます。
     初めに、議案第18号 財産の取得に関し議決を求めることについてご説明いたします。提案理由でございますが、消防ポンプ自動車を取得しようとするため、地方自治法第96条第1項第8号及び八幡平市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。
     内容についてでございますが、今回取得しようとする車両につきましては、平成2年9月に第3分団、西根地区、平舘、共新に当たりますが、第3分団に配備し、32年経過した消防ポンプ自動車の更新となります。老朽化により、度々運行に支障が出ていたことから更新しようとするものでございます。
     数量は1台、契約方法は指名競争入札、契約金額は3,025万円で、うち消費税に係る消費税及び地方消費税の額は275万円となります。
     契約の相手方は、議案書に記載のとおりで、互光商事株式会社でございます。
     議案書の次ページには、資料として入札調書を添付しております。入札は令和5年6月2日に執行し、指名業者6者のうち5者が参加しております。なお、納入期限は令和6年3月31日です。
     また、次ページには、更新しようとする車両の写真を添付しております。
     以上で議案第18号の説明を終わります。
     次に、議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについてご説明いたします。提案理由でございますが、工場用地に使用する目的で払下げ申請があった土地を売払いしようとするため、地方自治法第96条第1項第8号及び八幡平市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。
     内容についてでございますが、今回処分しようとする財産は、八幡平市野駄第3地割343番1、同343番5、同343番6でございます。地目はいずれも雑種地で、3筆の総面積は6万8,745平方メートルです。位置につきましては、別紙参考資料に記載しており、松尾八幡平インターチェンジの西側になります。
     議案書に戻りまして、処分の方法は随意契約による売払い、処分価格は5,918万6,100円、処分の相手方は議案書に記載のとおりで株式会社ニュートンでございます。
     以上で議案第19号の説明を終わります。
     ただいまご説明いたしました議案2件について、よろしくご審議いただきまして、原案のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。
            (副市長 田村泰彦君降壇)
議長(工藤 剛君) 提案理由及び内容の説明が終わりました。
     これより質疑を行います。
     初めに、議案第18号 財産の取得に関し議決を求めることについての質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第18号を採決します。
     議案第18号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第18号 財産の取得に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
     次に、議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについての質疑を行います。質疑ありませんか。
     15番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 この議案のための資料も頂きました。まず、この仮契約書に目を通しまして、ちょっと感じた点、二、三点ありますが、そこを伺いたいと思います。
     まず1つは、第三者への転売について規制する、そういう条項がないと、その辺は大丈夫なのかということが1点です。
     それから、全員協議会では、第1期工事を令和5年11月着工と、6年の11月完成と、7年の1月に稼働するというふうに説明を受けているのですが、そういう工場建設の期限といいますか、そういう条項もありません。ここがどういう話合いをされているのか確認したいと。あわせて、第2期工事、そして第3期工事についても、この契約書の中では一切触れていませんが、そういうのは確約されているのか、そこも確認したいと。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     初めに、本日資料としてございます仮契約書の中のところに、転売等を規制する事項の記載がないという点、そして工場等の建設の期限等の点も記載がないという点、そして事業計画等についての確認と申しますか、その3点と承っております。まず、仮契約書のほうでございますが、今回の契約書につきましては土地の売買に要する基本的な事項を定めたものというふうに承知しておるものでございます。と申しますのは、ご承知のとおり先方である株式会社ニュートンにつきましては、1986年に西根町時代に工場を稼働いたしまして、その後社名をニュートンに変え、直近の売上高は14億9,000万円ということで、社員も100名以上ということで、非常に市とともに発展、協力をいただいている企業でございます。この企業が事業計画を立て、事業計画に応じてこの面積、鬼清水工場適地が必要ということの申請の申出がございましたので、市としては最大限こちらに応えたいというところからこのような対応をしているというところでございます。
     つきましては、規制等の記載でございますけれども、通常の契約でも記載をしている部分ではございますが、契約末尾、第18条ではございますけれども、必要な事項につきましては、きちんとお互いの信義に基づいて協議をするということは明確にしてございますので、今後の事業計画等の中で協議を進めてまいれればというところから、冒頭申し上げましたように、必要最低限の土地の売買に係る契約とさせていただいているというところでございます。
     なお、事業計画につきましては、先ほど申し上げましたが、公表できる段階、全員協議会の中で公表できる範囲の中でお伝えしておりましたけれども、ニュートンさんの事業計画というところは着実に進むというところの想定で、取引先につきましても、ホームページ上で公開はされておりますが、デンソーさん、テルモさん、あるいはトヨタ関連企業さんということで、聞き覚えのあるといいますか、大手との取引もされておりますので、まずはこの事業計画が進むということの前提で対応してまいってきたものでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
議長(工藤 剛君) 15番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 ちょっと私もネットで、いろいろ他の自治体のこういう同じような契約書を確認してみたのですが、大体第三者の転売に関してはきちっと例えば10年とか15年とか、年数を定めて、その間は転売は禁ずるという条項が必ずあります。それから、工場の建設の履行についても、何年以内に履行するようにというふうなことも書いてあるのがほとんどでした。そういうのを見ると、中身が非常に簡単にできているなという、私はそういうイメージを感じたわけです。
     この土地は、高速のインターのもう隣に立地していまして、非常に利便性がある土地だと思うのです、整地してありますし。だから、前も私は質問していましたけれども、今回4,000平米の工場を立地するのですけれども、それの17倍もの面積を今回売ることになるわけですので、その辺はきちっと明確にしておいたほうがいいのではないかというふうに思います。その辺ちゃんと約束したように履行をするとは思うのですけれども、契約書ですので、これ何かあったときのための契約書ですので、必要ではなかったのかと思いますが、そして今までこういう土地の売払いというのはあったと思うのですが、こういう内容でずっと仮契約を結んできたのか、その辺も確認したいと。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
     確かに契約書のほうに明記をするということで、その点が担保されるというご指摘はそのとおりかとは存じます。ただ、繰り返しの答弁になりまして大変恐縮でございますが、逆にそういった優良企業さんの申出に対しまして様々な制約といいますか、条件を付すことで、市外への流出、あるいは事業計画があるものの土地を担保できていないというような事態に陥るリスクを取りたくはないというところもございましたので、このような契約の形を取らせていただいた状況でございます。
     また、2つ目のこれまでの土地の売買ということの点でございますが、全ての売買把握しておるわけではございませんが、このような契約の内容で基本的な条項を定めた売買というのももちろん実施しておりますし、また個別の案件にはなりますけれども、進出企業の状況によりましては、特記的な事項を設けるということもあった契約もあるということは認識しておるところでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第19号を採決します。
     議案第19号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第19号 財産の処分に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
閉     会
                     ☆
議長(工藤 剛君) これで本日の日程は全て終了しました。
     6月15日から本日まで9日間にわたり、議員各位におかれましては熱心にご審議をいただき、衷心より感謝を申し上げます。
     以上をもちまして令和5年八幡平市議会第2回定例会を閉会といたします。
                                    (10時18分)