予算特別委員会会議次第
日 時 令和 ５年 ３月１４日（火） 午後２時
場 所 八幡平市議会議事堂議場
１ 開 議
２ 議 事
（１）議案第２１号 令和５年度八幡平市一般会計予算
（歳出 ９款消防費～１４款予備費）
（２）議案第２２号 令和５年度八幡平市国民健康保険特別会計予算
（３）議案第２３号 令和５年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算
（４）議案第２４号 令和５年度八幡平市水道事業会計予算
（５）議案第２５号 令和５年度八幡平市下水道事業会計予算
（６）議案第２６号 令和５年度八幡平市病院事業会計予算
３ 散 会
出 席 委 員（１７名）
１番 外 山 一 則 君 ２番 田 村 正 元 君
３番 齊 藤 隆 雄 君 ４番 関 治 人 君
５番 羽 沢 寿 隆 君 ６番 工 藤 多 弘 君
７番 勝 又 安 正 君 ８番 北 口 功 君
９番 工 藤 隆 一 君 １０番 熊 澤 博 君
１１番 立 花 安 文 君 １２番 渡 辺 義 光 君
１３番 工 藤 直 道 君 １４番 古 川 津 好 君
１５番 髙 橋 悦 郎 君 １６番 髙 橋 光 幸 君
１７番 井 上 辰 男 君
欠 席 委 員（なし）
委員外出席（１名）
１８番 工 藤 剛 君
説明のために出席した者
市 長 佐 々 木 孝 弘 君
副 市 長 田 村 泰 彦 君
教 育 長 星 俊 也 君
企 画 財 政 課 長 関 本 英 好 君
総 務 課 長 渡 辺 信 君
防 災 安 全 課 長 多 田 和 雄 君
ま ち づ く り推進課長 佐 々 木 善 勝 君
文 化 ス ポ ー ツ 課長 村 上 直 樹 君
税 務 課 長 伊 藤 純 子 君
市 民 課 長 高 橋 康 幸 君
地 域 福 祉 課 長 村 上 郁 子 君
健 康 福 祉 課 長 齋 藤 美 保 子 君
農 林 課 長 佐 々 木 仁 君
花 き 研 究 開 発 津 島 佐 智 幸 君
セ ン タ ー 所 長
商 工 観 光 課 長 佐 々 木 宣 明 君
建 設 課 長 工 藤 剛 君
上 下 水 道 課 長 森 政 彦 君
八幡平市立病院事務局長 小 笠 原 文 彦 君
会 計 管 理 者 兼
阿 部 春 美 君
会 計 課 長
西 根 総 合 支 所 長 金 田 一 捷 誠 君
安 代 総 合 支 所 長 畠 山 健 一 君
教 育 総 務 課 長 遠 藤 幸 宏 君
教 育 指 導 課 長 柏 英 保 君
農 業 委 員 会事務局長 田 村 春 彦 君
監 査 委 員 事 務 局長 佐 々 木 由 理 香 君
事務局出席者
事務局長 津 志 田 勇 孝
議事係長 高 橋 美 穂
☆
開 議
☆
〇委員長（勝又安正君） ただいまから予算特別委員会を開きます。
ただいまの出席委員は17名であります。定足数に達していますので、会議は成立します。
これより本日の会議を開きます。
（１４時００分）
☆
議案第２１号 令和５年度八幡平市一般会計予算
☆
〇委員長（勝又安正君） 会議は、会議次第によって進めてまいります。
会議次第２、議事、議案第21号 令和５年度八幡平市一般会計予算を議題とします。
内容説明は終わっていますので、直ちに審査を行いますが、ここでご協力をお願いします。発言に当たっては、挙手の上、該当するページを述べてから発言願います。
なお、質疑に当たっては、同一議題について１人３回までとし、１回当たり３点以内とするようご協力をお願いします。あわせて、質疑、答弁は、要点をまとめて簡潔にお願いします。
初めに、９款消防費の質疑を行います。該当するページは、予算に関する説明書の199ページから208ページまでであります。
質疑ありませんか。
北口功委員。
〇委員 北口 功君 予算書204ページ、ここの１項の26節、18負担金、補助及び交付金の消火栓の維持管理であります。度々消火栓のことに関しては私も要望を受けておりまして、水道管が細くて消火栓の設置ができない箇所等があったのですけれども、今回水道管の新たな布設工事が進みまして、水道管が太くなってきている箇所、ちょうど椛沢に行くところにあるのですけれども、そこは新たにうちを建てられて、世帯数が増えているところでありまして、防火用水として維持している水路からも離れておりますし、そして消火栓がない状態で、防火水槽のみがあるところであります。そういったところであったのですけれども、水道管が従来は細くて、消火栓がつけられない状態のところがあったのですけれども、今回の県の産業廃棄物の処理の関連で、新たに太い水道管が布設されることになりまして、工事も終わっている状況であります。そういったところに新たにやっぱり消火栓をつけていただいて、万が一の火災に備えるというのは非常に大事なことではないかなと。今後この予算の中で、そういった箇所に新たな消火栓を布設する計画があるのかどうか、お聞きしたいです。
〇委員長（勝又安正君） 防災安全課長。
〇防災安全課長 多田和雄君 お答えいたします。
204ページ記載の負担金、補助及び交付金の消火栓維持管理費負担金に関連してのご質問でございますが、消火栓の更新負担金と管理負担金というふうに分かれてございますが、これまで従前衛生費の４款のほうに、水道会計のほうに、市の水道会計に支出するものとして予算措置をしていたものを、こちらのほうの９款のほうで予算措置をするということで、今回消火栓の設置更新負担金の部分、あとは維持管理の負担金ということで、それぞれ176万円と356万5,000円を計上しているもので、176万円のほうが消火栓の更新等に使う部分ということで、１期分を見込んでいるものでございます。
ただいま消火栓の新設の要望というふうに承りましたが、これにつきましては従来から各消防団等に設置の要望箇所等、あとは修繕等の必要な箇所等を確認しておりまして、それに基づいてこれまで更新等に取り組んできたところでございますが、今までその辺、更新や新規の設置について、消防署さんのほうともちょっと相談する機会があまりなかったということで、この頃になって消防のほうとも相談をさせていただいて、実際に充足している部分とか、そういった部分の考え方もお伺いしながら、今後防災の担当課のほうといたしましても、年次の計画をやはりちゃんとつくって、更新のほうを進めていきたいというふうに考えておりましたので、様々要望のほうはあろうかと思いますが、その辺も加味しながら、今後そういった部分、計画的に取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長（勝又安正君） 北口功委員。
〇委員 北口 功君 よろしくお願いいたします。数年前ですけれども、やはりそこの箇所で火災がありまして、消防の継ぎポンプで火災消火に当たったのですけれども、全焼という事態になりました。そういった形で、やはりいざとなったときに水利があるかないかというのは、住民の方にとっては非常に大事なことになりますので、ぜひ検討をしていただいて、そういった箇所が少しでも少なくなるように、今後計画をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇委員長（勝又安正君） ほかに質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇委員長（勝又安正君） 質疑なしと認めます。
これで９款消防費の質疑を終わります。
次に、10款教育費の質疑を行います。該当するページは、予算に関する説明書の207ページから248ページまでであります。
質疑ありませんか。
渡辺義光委員。
〇委員 渡辺義光君 概要説明書ですが、小学校管理及び中学校の管理について、卒業生等の状況を伺いたいと思います。
それから２点目は……では、１点目質問します。
〇委員長（勝又安正君） 渡辺委員、ページ数をお願いいたします。
〇委員 渡辺義光君 77ページです。77と79かな。１点目だけ言って、次に２点目行きますので。
3月10日に西根中学校第58回の卒業式に地区の議員が参加しまして、58回目の大変すばらしい卒業式に感動してまいりました。その中で、今年度の卒業生が87人で、４月の新入生が67人、20人減るということで、急激な減少ですし、71人の学年があるので１学年２学級になるかもしれないという心配でした。この中で、学区外、大更、田頭地区以外からサッカーとかバスケとか、クラブのために、全体の中には10人いるそうです。市内の各中学校の卒業生と入学生、学校ごとにお願いします。それから、小学校のほうは全体でいいですので、卒業生と入学生。
それから、学校統合について、地域に出向いて説明し、あるいは保護者の理解を得るというようなお話がありましたが、その後どのように進んでいるのか。そして、保護者等の意見は３校、松尾、西根一中、西根、その統合についてどのような意見が主にあったのか、そしてどう考えているかとお聞きします。
それから、施政方針演述の３ページ、４つ目は「国際交流を見据えた英語力の向上」であります。ハロウスクールとの交流、あるいは英語力の向上を目指すために、いろんな英語検定とか、ハロウスクールとの交流、異文化理解を深めると。この交流について、何回か新聞のほうに出ていましたが、今後の小中学生、また大人も含めた、そういうような交流を５年度はどのように考えているか、その２項目、３点ほどについてお伺いします。
〇委員長（勝又安正君） 教育総務課長。
〇教育総務課長 遠藤幸宏君 まず、１点目の児童生徒数の関係でございます。今手元のほうにある資料は、去年の４月１日のときの人数と、来年度、５年度予定の分で、今取りまとめている数字ということで捉えていただきたいと思います。
まず、中学校は個別にということでございました。４年度、５年度を比べますと、西根中学校が生徒数で22人の減、西根第一中学校が14人の増、松尾中学校が12人の増、安代中学校が14人の減、合わせて中学校４校で10人の減ということになります。小学校につきましては、まとめてということでございましたので、10校合わせて６学年で19人の減ということになっております。
現在新入生、卒業生ということでございましたが、５年度の１年生の見込みとすると、西根中学校はやはり減で65人の今のところの見込みと。西根第一中学校は36人、松尾中学校は40人、安代中学校が10人の新１年生ということで、４校足しますと151人ということで、こちらは４年度の１年生と比べると11人の増ということでございます。ただ、４年度の３年生ということで、これがほぼ卒業生と同じ数字になると思いますが、４校合わせて162人あったものが、新年度の３年生は147人ということで、やはりそこら辺も影響して減少する見込みということでございます。
あともう一つ、適正配置といいますか、統合の関係でございます。各小学校あるいは中学校単位で説明会をさせていただきました。その中で、やっぱり一番多かった意見は、適正配置検討委員会の中で出された内容なのですが、先ほど委員からあったように、西根中学校、第一中学校、松尾中学校を統合ということにつきましては、参加いただいた方々の意見で聞けば、８割、９割は賛成という内容でございますし、逆に中学校もそうだけれども、小学校も早くしてほしいというご意見もありました。そちらもかなり多かったです、７割、８割はそういう意見がございました。
計画では、３校の中学校の統合を先にということで計画にのせる予定ではございますが、やはり小学校のほうも同時進行で検討しながら、あるいは保護者も含めた住民の方々のご意見も伺いながら、そちらのほうもさらに深く検討していかなければならないと、令和５年以降、というふうに思っております。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
ハロウ校との交流に関わってのお尋ねでございます。本年度につきましては、松尾中学校全校生徒がハロウ校に行き、スポーツ交流を実施したといった実績がございます。また、間もなくではございますが、３月19日にハロウ校主催のスキー大会、そこに市内の中学生が、全員ではございませんが、希望者ですが参加をするというようなことを予定してございます。
来年度につきましては、ハロウ側と来年度の計画についての打合せを過日実施いたしました。その中で、それぞれの学校でこういったようなことができるのではないかというようなご意見を各校からいただきましたので、それをハロウ校に今ご提示しているというようなところでございます。それらを踏まえまして、またハロウ校のカリキュラムとの整合性も取りながら、具体的な計画を今後さらに進めていくというような状況にございます。
以上でございます。
〇委員長（勝又安正君） 渡辺義光委員。
〇委員 渡辺義光君 大分減っています、150人ですから、現在は100人前後ですから、この数字が10年、15年後にはその数字になると思います。平舘高校も同じです。
中学校の説明会では、もう８割の人がすぐにでも、早期に合併すべきだという意見が多いということを聞いて、私も実感して、このままでは10年後、20年後に合わせても急に子供が増えることがないと思います。100人前後です。早急に手を打たなければならないと思います。西根中学校でも、58回目ですから、卒業生は大体73歳になる。割ってみましたところ、年間の卒業生は179人でした。半分以下です。西根中学校の場合も大更、田頭、東大更、分校舎方式でしばらくやったのです。そして、校舎ができてから、議員の皆さんも入った方もありますが、そして分校舎方式で現在の校舎を使ってやっていたのです。何とか合併に当たり、土地、学校をどこに建てるのだとか、そういう論議になりますとなかなか進まないと思います。分校舎方式でやって、その間にどうあればいいかというのを考えると、素早くそのままでいけると思います。
そして、ではどこにやるかといったら、３校ありますから、それぞれの特徴がありますので、西根中学校は私のところですけれども、私はもしあれであれば１年ずつ、今年は西根中学校、来年は一中、再来年は松尾中学校、そういうような、人数的にどうか分かりませんが、そういう校舎の使い方をして、分校舎方式で、いずれ八幡平中学校になるか、どうするか、名称からいろいろ、今建物を建てたりするとできないので、そういうような方式を考えてみました。３年その学校に繰り返し入るというと、それをできればかなりユニークな教育活動、あるいは校舎の利用だと思います。その辺の考え方を積極的に進めていただきたいし、暫定的にそういうような構想を示すのが、私も聞きまして、今度はどこに行く、建てるかという論が付近の皆さんに多いです。建てるよりもそういうような形で暫定的にどこか使うか、あるいは将来の平舘高校も視野に入れてもいいし、平舘高校と中高一貫校にして、平舘高校の魅力化を図る必要もあるのだと考えていました。合併に向けた取組、そしてそういうような使用の仕方について提言しましたが、そのことについてお伺いします。
それから、ハロウスクール、大変交流して新聞にも出ていましたし、縄文遺跡等も行ってみたいというふうなお話もございました。この前、西根の芸能祭がありまして、平笠小学校の田植踊りはすばらしいなという、市長ともお話ししていました。そういうふうな手だてを、どうやってそういうのを披露して交流するのか。スポーツとか合唱とかいろいろありますけれども、こういうメニューがあるのだというのを学校で出して、子供たちに交流をさせれば、さらにハロウ校で求めるものと、こちらで提供するのが、差があると思います。ぜひそういうような子供たちの交流なり、スキーとかなんというのはすぐできますけれども、そして例えば中学生などをハロウ校に１泊研修なり２泊研修なりさせるような手だてなんか取っていただけば、さらに向こうでも交流になるし、あるいは実績になるし、こちらでも毎日英語漬け、そういう緊張感もあるし、できるのであればそういうようなメニューを、いずれ以前から話ししていましたが、学校教育に、あるいは社会教育に関するメニューを提供して、こういうのができます、こういうのができますよと提供すると、向こうでもマッチしたものは採用してくれると思いますが、その２点についてお伺いします。
〇委員長（勝又安正君） 教育総務課長。
〇教育総務課長 遠藤幸宏君 私のほうからは、まず１点目の学校統合の関係、中学校の統合の関係でございます。先ほど答弁申し上げたとおり、住民説明会をやったところ、実際に統合のほうの要望が多かったということで、今年度までにつきましてはその道筋ができたということでございます。やはり委員おっしゃるとおり、仮にといいますか、新設校を造るとすれば、その場所をどこにするかということが一番時間もかかるでしょうし、合意形成に一番努力しなければならないところだと思っております。ご提言の暫定的に場所を、今の校舎を使いながらというお話もありました。統一する西根中学校も第一中学校も、もう60年近くということも、もちろん今すぐ危険な校舎だということではありませんが、いずれにしましても、そこら辺もこれからまた別の、実際に場所をどこにするかとか、先ほどちらっと出ましたが、校名をどうするかとか、あるいは校歌をどうするかとか、あるいは制服をどうするかとか、いろいろ詰めなければならないところがございますので、令和５年度以降、地域の方、あるいは有識者等も含めまして、これから検討していきたいということでございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
交流に関わるメニューに関わってでございますが、先ほどもご答弁いたしましたとおり、各学校でこのようなことができるのではないかというようなものを募りまして、ハロウ校に今メニューを提示しているというような状況でございます。ただ、ハロウ校といたしましても、まだ１年たっていないということで、年間を通した部分がまだ十分持てなくて申し訳ありませんというような話も実はございまして、まずは比較的やりやすい部分からそれらを積み重ねていく中で、そして今委員ご指摘のような、そういった様々な伝統芸能等も含めました交流についても、今後検討していきたいというふうに思ってございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 渡辺義光委員。
〇委員 渡辺義光君 ５年度以降、合併等については検討するということですが、私の意見も踏まえて、こういうふうな考え方もあるということをぜひ審議会なり、あるいは協議会にかけていただいて、分校舎方式が適当であるし、あるいは将来の平舘高校も入れて中高一貫校とか、いずれ土地を求めて建物を建てるというのは、これは至難の業で、校名がどうなるかというのを、校歌とか、そういうのが先に立つとなかなか進まないので、暫定的に現在の校舎を使って分校舎方式、できれば１年ごとに３校を回って卒業する。すばらしいと思います。
これ西根中学校と西根一中の校名のエピソード、西根北中学校だったのです。西根中は南中学校にしようということだけれども、どうしてもこちらの方が西根一中にして、西根二中になるかなと思ったら西根中学校で、どっちが本家で先輩格か分からなく、そういうふうなエピソードがあります。学校名とかいろいろなのありますけれども、私はまず先に現状を踏まえたら、ここ10年、20年は、このままの状態だと思います。減ると思います、現在の出生数から。その辺を進めて、まず合併する、そしてそれからいろいろ暫定的に使いながら進める、そして平舘高校も視野に入れた学校、これは教育長からお願いしたいと思います。
それから、ハロウ校につきましても、合宿やキャンプ等、岩手町では３年生、２年生かな、子供たちを英語だけしか話せないホテルに２泊か３泊行って、町の予算で研修させているのです。町の事業です。ほかに行かなくても岩手町はそういうのをやっていますし、そういうような海外研修、海外でなくても国内の海外研修、そういうような形でそうやって触れ合って、キャンプ等をやりながら、そういうメニューづくりを提供して、交流、求めるものと求められるものとが一致するような形で、具体的なものをつくっていけば、さらに一歩進むと思いますので、教育長から２点についてまとめてお考えをお伺いします。
〇委員長（勝又安正君） 教育長。
〇教育長 星 俊也君 お答えいたします。
この３月の教育委員会定例会において、適正配置の第３期の計画案をまとめたいというふうに考えております。案がまとまりましたならば、新年度はその案の実現に向けて、また検討会を持ちながら具体的に進めていくということになります。委員ご指摘のとおり、もう先々児童生徒数が減少するということは見えておりますので、急がなければなりません。ただ、先ほど遠藤課長からもありましたように、課題は山積であります。いろいろなことを検討していかなければなりませんので、その中で委員からご提案のありました分校舎方式、あるいは平高との一貫校連携等々も含めて、併せてご検討いただきながら、なるべく早く実現できるように、少なくとも最低五、六年はかかるというふうに見込んでおりますけれども、それ以上にならないように迅速に作業を進めてまいりたいというふうに考えております。
ハロウ校につきましても、非常に夢のある交流が進められようとしております。今月19日に行われるスキーもそうですし、様々な形で小中学生との交流が進むということで、大変楽しみにしております。芸能の部分もありましたし、ハロウ校は日本文化について非常に興味関心を持っておりますので、今示しておるメニューの中からハロウ校がここでぜひ交流してみたいという意見を十分にすり合わせながら、今後ますます次年度に向けて交流が活発になるように取り進めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇委員長（勝又安正君） 工藤多弘委員。
〇委員 工藤多弘君 概要説明書の85ページになります。体育施設維持管理事業のことです。今年度の案では、各改修工事が予定されています。これはこれでいいのですが、八幡平市の総合運動公園の駐車場、舗装になっていない部分の臨時駐車場と言えばいいのですか、総合運動公園の、この間国体のときにも使ったのですが、要は雪で開会式のときは硬くて止められたのですが、閉会式のときはちょっと緩んで、駐車場としては、よそから来た方についてはぬかるというか、緩んで駐車場としては使えないというふうな状況がありました。今後そういう臨時駐車場なのか、広い面積を何か別な利用にするのか、また駐車場にするのであれば舗装にするのかというふうな計画があるのか、お伺いしたいというふうに思います。
〇委員長（勝又安正君） 文化スポーツ課長。
〇文化スポーツ課長 村上直樹君 総合運動公園の正面の駐車場といいますか、広いスペースといいますか、あそこは聞くところによりますと、建設当時別な施設といいますか、競技に使うというようなお話もあったというふうには聞いております。今のところ、あそこが土のままになっているということで、先日の国体のときもぬかるんだということがありました。今現在あそこを駐車場として整備するというような計画はございません。
あと、前の国体のときに、あそこで相撲競技をやったときに、あそこの土のところのほうに仮設の施設をたくさん設置いたしました。アスファルトだけになってしまえば、ああいう仮設の施設の設置ということも、くい刺したりしますので、なかなか難しくなってくるのですが、利用の仕方というのが様々あると思います。だから、アスファルト舗装だけにするということではなく、併用しながら使っていければよろしいのではないかなというふうに今現在は考えているところでございます。
〇委員長（勝又安正君） 工藤多弘委員。
〇委員 工藤多弘君 今答弁ありましたけれども、全部というわけでなくて、しなくても、建物に近い部分については駐車スペースにして、あとはまだ計画はないということですが、その辺もやはりああいう環境整備ということを考えると、多目的に使うというのであれば、それなりに計画を持って使うような施設にしてほしいと。全部とは言いませんが、舗装にしたほうが私はよろしいかなというふうに思います。半分でもいいですので、建物に近いほうだけでもやって、あとは多目的に使うというふうな形で計画のほうやっぱり立案をして、これから整備のほうをお願いしたいというふうに思います。
〇委員長（勝又安正君） 文化スポーツ課長。
〇文化スポーツ課長 村上直樹君 利用の状況を見ながら、あと今後の大きな大会の状況なども見ながら検討してまいりたいなと思っております。
〇委員長（勝又安正君） 髙橋悦郎委員。
〇委員 髙橋悦郎君 予算書の222ページ、小学校費、これ小さい金額なのですが、オンライン学習環境整備補助金ということで、10万円ほど載っております。今タブレットを全児童に配布して、授業で使われていると思うのですが、もう２年ぐらいたっているのですけれども、今どのようなタブレット授業活用が進められているのか、その中身について伺いたいと。
それから、２点目です。予算書の236ページ、図書館費、私図書の購入費がどこに入っているのかちょっと分からなかったものですから、どの部分が図書の購入費で、どれぐらいの規模なのか確認したいなと思います。
それから、３点目です。学校給食費、248ページですが、安代給食センターの給湯器を交換すると。ちょっと金額見たら結構な金額、設計だけで350万、それで工事費が2,500万、いや、給湯器にしてはすごい金額だなと。どのような給湯器なのか確認したいと。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
タブレット利用の状況についてでございますが、学校の中で使っているということについては、もちろんそのとおりでございます。また、今後学校利用だけではなく、家庭での利用といったような部分も視野に入れまして、取組を進めております。例えば長期休業中に持ち帰り、そこで課題を行う、また週末等に持ち帰っての課題を行うというような状況でございます。
その中で、各家庭の中でいわゆるインターネットに接続できる状況の子供もいれば、できない子供も当然いますので、まずできる、できないで差異が出ないように、オフラインでもできるような課題等も提示しながら、家庭での学習といったようなものが、どのようにできるかといったような部分の様々な取組を現在進めているところでございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 教育総務課長。
〇教育総務課長 遠藤幸宏君 お答えいたします。
まず、図書館のほうの図書費でございます。予算書でいえば235、236ページになりますが、図書の中には１セット３万円以上のものであれば、備品購入費の、このページでいうと下から２行目にある図書資料購入費、40万ほどなのですが、ということで、備品管理している図書もありますし、もう一つは消耗品、400万あります。いわゆる数千円程度とか、そういうものにつきましては、それがほとんどなわけなのですが、この消耗品の中に包含されているといいますか、ほぼほぼこの中で調達しているということでございます。
３点目の安代の学校給食センターの大型給湯器でございます。これにつきましては、6,000リットルですから、まず６トンタンク、大きなやつでございますが、それをいわゆるヒートポンプ式の給湯器をつけて更新したいというようなことで、結構な金額にはなっております。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 髙橋悦郎委員。
〇委員 髙橋悦郎君 タブレットなのですが、今家庭に持ち帰ってというお話だったのですが、今学校の中ではどのような使われ方をしているのか。時間的に、例えば１日何時間とか、週に何時間とかってあると思うのですが、その辺具体的にこういう活用をしていますというのが分かるような、そういう答弁をいただきたいと。
それから、この補助金は一部の補助金ということで、どれぐらいの方たちが今家庭に、Ｗi―Ｆiだと思うのですけれども、どれぐらいの方たちがＷi―Ｆiがなくて、補助をするというふうなことになっているのかも伺いたいと。
それから、図書館ですが、実際５年度の計画では、図書はどれだけの予算をここにかけようとされているのかも伺いたいと。図書館といえば、以前私、電子図書の質問もしたことあるのですが、当時教育長は、新しい顔づくり施設ができてからやりたいと、こういうお話もありました。それは今も変わらないということなのでしょうか。そうではなく、もっと前倒しをしてそれを整備するという考えがないのか、その辺も確認をしたいと思います。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
学校におけるタブレットの活用に関わってでございますが、学年であったり、また中学校で言えば教科であったり、そういった部分での差異は出てこようかと思っておりますが、活用が非常に図られている学校、学年におきましては、毎日活用しているというようなご報告をいただいておりますし、また時間につきましても、使いやすい教科等々もございますので、一概には言えませんが、毎時間使っているということではないですけれども、多くの時間使っているというような学校もございます。
また、活用の中身につきましては、各教科等の学習に役立つような調べ学習であったり、またそれぞれ自分の考えを全体で共有するために、ロイロノートというアプリを使って全体で交流したり、それを踏まえて意見交換をしたりというような活用も図っているというような状況でございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 教育総務課長。
〇教育総務課長 遠藤幸宏君 私のほうからは、オンラインにつきましては、この補助金の中身の説明をさせていただきます。これにつきましては、令和４年度から始めたものでございます。ここに５年度10万円とありますけれども、いわゆるうちでそういうネット環境がないところ、家庭につきまして、初期投資費用として１人１万円を限度にということですので、小学校費では10人分を見込んでおるということでございます。実際４年度につきましても、１桁台の申込みしかないということで、たくさんの方はもう自分で引いているのかなというようなことも思われますが、予算とすれば確保はしておいているということでございます。
次に、図書館のほうの具体的にということでございました。これにつきましては、備品購入費のほうの購入費が50万円弱と。消耗品の400万なのですが、そのうちの350万円分が図書費分、いわゆる資料代といいますか、本代ということですので、併せてこれは松尾コミセン、荒屋コミセンも含めた金額でございますが、400万円弱は例年購入しているということでございます。
そして、最後に電子図書でございますが、方針は変わらないのかと、導入の前倒しといいますか、すぐに導入しないのかということでございます。電子図書でやるとすれば、割高になるということは確かでございますし、全国ほかの図書館も徐々に今増えてきてはおるわけなのですが、勢いよく増えてきていないということで、やはり費用と実際の本のバランスといいますか、ということで、取りあえずはまず新図書館に注力して、そちらのほうにも本を増やさなければならないと思っておりますし、そちらに注力して、他団体の情勢を見ながら、そっちの電子図書も導入したいというような考え方でございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 教育長。
〇教育長 星 俊也君 今の説明に少し加えますと、今図書館の電子化というのは全国でどんどん進んでおります。例えばもうほとんど新しい図書館は、自動貸出機が入りまして、係員を介さなくても一人で借りたり返したりというような、それがもう当たり前になっている状況であります。こういった状況の中で、電子図書というものも当然これからは入ってくるだろうなと思っておりますので、今課長答弁にありましたように、十分様々なことを検討しながら、前向きには検討してまいりたいというふうに考えております。
〇委員長（勝又安正君） 髙橋悦郎委員。
〇委員 髙橋悦郎君 電子図書ですけれども、以前もお話はしましたが、全ての小中学校の生徒がタブレットを持っていると。これは、電子図書がもし始まったならば、子供たちにとっては大変なものになるのではないかと。ふだんあまり本に親しまない方たちでも、やはりタブレットがあるということによって本に親しんでいくというのが考えられるわけですけれども、繰り返しになるのですが、やがて入れなければならないと、こういうことですので、私はぜひ前倒しをして、もう子供たちにタブレットで電子図書をどんどん使えるように、これ教育的にはどうなのでしょう、どういう効果というのを想定されますか。タブレットと電子図書の関係では、いかがでしょうか。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
タブレットでの読書の教育的効果ということにつきましてお尋ねでございますが、それにつきましては、こういったような具体的な非常に大きな効果があるというようなことをまだはっきりと言えないところではございますが、ただ例えば貸出しであったり、返却であったり、そういったようなものが簡易的になる可能性は当然ございますし、またタブレットを通して読書をすることで、今委員おっしゃったように、これまでなかなか本に向かわなかった子供たちが向かうきっかけづくりというようなことは、効果とすればあろうかなというふうには思ってございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 齊藤隆雄委員。
〇委員 齊藤隆雄君 質問させていただきます。
概要説明書の83ページ、81ページの生涯学習推進事業と図書館管理事業という部分での質問になるのですが、同僚委員が昨年質問したときに、図書館の利用率の部分で答弁があったと思います。八幡平市は、20％ぐらいのカードであったような、私の中では記憶があります。盛岡地区が50から60の間ぐらいで、一番カードの利用率というか、発行数が多いのがこの近隣では岩手町だったと私は記憶しているのですけれども、現在の図書館の利用率について、数字を具体的にお聞きしたいのが１点です。
あと、82ページの芸術文化振興ということにつながるかとは思うのですが、先ほど学校の統廃合の問題がありまして、田山地区も田山中学校の在校生というか、もちろん地元住民にも説明はあったわけですが、中学校に在校している親御さんたちの反対がなかったからという形もありまして、統廃合したという、それだけではないとは思いますが、そういう形で地域の人は取られている方がたくさんいるのです。そういう形で、安代と田山中学校は統廃合したのが現在になっているわけですが、小学校の統廃合の部分も先ほど６割から７割の方が賛成しているというか、進めてほしいというような課長の答弁がありました。この中で考えると、地元の過疎化とか、芸術文化の、国体でこの間柏台小学校の太鼓の部分がご披露されて、私は初めてああいう伝統芸能、今まで続いてきたことを知ったわけですが、そういう部分考えると、一概に生徒数が減少したのが要因で統廃合というか、そういう部分を考えるよりも、地域に根差した芸術文化という部分からも、いろんな地域の方のご意見を聞きながら、統廃合の部分は慎重に進めなければいけないのかなと私は考えておりますが、その２点についてお伺いしたいと思います。
〇委員長（勝又安正君） 教育総務課長。
〇教育総務課長 遠藤幸宏君 １点目の図書館の関係でございます。ちょっと手元に登録者数の数値はありませんが、私もといいますか、なぜこんなに低いのかと、いわゆる全国に比べてというのを聞き取ったところ、八幡平市では、ちょっとこれ不確かな年数ですが、３年だか５年だかたてば、もう無効にしているそうです、カードを。ほかの市町村では、そのままずっと加除もしないで、いわゆる死亡者も登録されたままあるようだと。県内の登録者数の一覧表あったわけなのですが、人口より多いところがあったのです。つまり亡くなった方もあるし、例えば２枚出せばそのままということで、なかなか登録者率というのは不確かで、ちょっと比べられないなというのが実情でございます。
あと、２点目の統廃合の地域の伝統芸能との関わりということでございますが、やはりまさしく大きく隣の町というか、地域とくっついて、それが廃れるということは避けなければならないと思っております。これは、もちろん学校も一つの核ではありますけれども、やはり地域の振興協議会とか含めて、あるいは保存会とかということで取り組んでいただければ、例えば統合すると必然的に子供は今よりは増えるということですので、担い手が増える可能性もなきにしもあらずなのかなということで、プラスの面に生かしていただければというふうには考えております。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 教育長。
〇教育長 星 俊也君 小学校について、統合賛成が６割、７割と言いましたのは、西根、松尾地区でございます。田山、安代地区については、計画の中では安代中と一緒の小中一貫校という計画で提案しておりますので、当面小学校の統合については、計画にはのっていないということで、小学校はこのままの存続を可能な限り延ばしていきたいという提案を申し上げたところです。そうしましたならば、安代地区の住民の方々からは安心をしたと、田山小の学区の方々からはぜひこのまま維持をしてもらいたいというお話があり、可能な限りそれを維持していきたいという話は申し上げたところでございます。
〇委員長（勝又安正君） 齊藤隆雄委員。
〇委員 齊藤隆雄君 図書館の問題は、顔づくり施設に図書館が入る予定があるという部分を考えたときに、図書館のある意味の利用者がどれぐらいいるのかなという、それに伴って新図書館という部分を考えていくのかなという私なりの考えがあっての質問なのですけれども、やっぱり一概に２階と３階建ての部分では、かなりの費用的な部分が出てくると思うのです。そこで、費用をかけただけの効果が図書館、複合施設にすればにぎわいにはつながるとは思うのですけれども、ただそれが図書館の実際の利用につながるかという費用対効果を考えたときに、本当にそういう形でいいのかというのは、もう少し議論が必要ではないかという部分。あと、図書館の利用率をやっぱり上げるのが先ではないかなという形を私は考えます。
そこで、図書館の利用の仕方についてちょっとご要望というか、住民の声がありますので、お伝えしたいのですけれども、松尾、荒屋の図書館が今あるわけですが、書籍の数が圧倒的に少ないのです。この本を借りたいという具体的なことで行ったときに、そこにないという。では、今のこっちの西根のほうまで来るかというと、そこまではちょっと足を運べないというのが現状でして、荒屋、松尾でその本を借りたいという貸出しの要望を出したら、その本がそちらの図書館に今届くようなシステムになっているのかどうかをまずお聞きしたい点が１点です。
統廃合の先ほどの教育長のご答弁ありましたけれども、松尾、西根の６割、７割の方がそういう希望をしているということであれば、そういう進め方はありかなとは思います。ただ、田山中学校がなくなったことを今さら言っても、もうあれなのですけれども、あのときに私たちが、私は子供がまだ小さかったので該当しなかったのですけれども、そのときにあったのは、中学校が統合して児童が増えると、専門の教科の先生がつけられるという部分が当局というか、市役所側にいる職員からそういうことを私お聞きしたので、それはいいことだなという部分で思ったのです。ところが、いざ統合した人数を見ると、専門の先生を置けるぐらいの人数ではなかったという部分で、ちょっと本当にそのときにがっかりしたというか、驚いたわけですけれども、私は。そういう部分がありますので、統廃合に向けては、保護者なり、その地域の方に、そういう部分もきちんと含めた中でご説明する必要があるかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
〇委員長（勝又安正君） 教育総務課長。
〇教育総務課長 遠藤幸宏君 １点目の図書館と、いわゆる図書室、各コミセンの連携は、お互いに連絡し合ってやっておりますし、それには学校も入っておりまして、学校で司書の仕事をしている方から連絡が来れば用意するということで、既存の予約システムの中でそれは行われているということでございます。
〇委員長（勝又安正君） 教育長。
〇教育長 星 俊也君 顔づくり施設に図書館が入ったときに、果たして利用数がどれほど増えるかということでありましたけれども、私は大変大いに期待をしております。今現在の市立図書館の課題の一つは、車がなければ借りに行けないという状況であります。それが利用者から言われておりまして、子供たちも行くときには親に乗せてもらって行くというような状況がございます。新しく駅前に、顔づくり施設の中に図書館が入れば、当然あの辺り、大更小、西根中含め、多くの子供たちが恐らく下校途中に立ち寄っては本を借りるというような姿も見られるでしょう。また、大更駅を利用している高校生等々が待合の時間に図書館に立ち寄って勉強したり、本を借りたりする姿も必ずや見られるというふうに思っておりますので、利用率については大きく伸びるものと期待をしております。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
教科外の先生の配置というようなご質問でございます。教職員定数は、学級数でどうしても決まってまいります。学級数によって配置できる教職員の数というのが県で決まっておりますので、それ以上の配置はなかなか難しいというようなところではございますが、仮に例えば安代小学校で家庭科の先生がいないといったような場合には、非常勤の家庭科の免許を持った先生に来ていただいてご指導するなど、子供たちがしっかりと学びができるような体制を取っているということでございます。
いずれ先ほど委員おっしゃったように、どうしても学級数が少なくなると、配置できる先生の数が少なくなり、特に中学校においては専門の教科の先生の配置が難しくなるというのはそのとおり、現在も続いていると。これは、八幡平市だけではなくて、県内どこでもそうなのですけれども、そういった状況にあるということも、当然この中学校の統廃合を進める上では、十分に考えていかなければいけない状況であるというふうに考えております。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 齊藤隆雄委員。
〇委員 齊藤隆雄君 新図書館に期待する部分のご答弁ありましたけれども、大更駅からという部分、ご利用ができるという形のこともありました。ぜひこの部分、花輪線の利用とか、田山なり安代地区からたくさんの方が来られるという部分を期待する部分もあろうかと思いますが、私は前に申し上げたように、図書館を建てることによる費用対効果を考えたときに、今の図書館をさらに利用性を高めるために、例えばシャトルバスでピストンで、花輪線が着く時間帯にそういうバスを運行しても、乗車時間はかかりますけれども、そういう効果的な部分考えるとそれでもよいのかなと考えますが、もう一度ご答弁をお願いいたします。
〇委員長（勝又安正君） 教育長。
〇教育長 星 俊也君 花輪線が着く時間帯にシャトルバスを現在の市立図書館のほうに走らせるというご提言でございますが、現実的には非常に難しいものがあるのではないかなというふうに考えます。先ほど申し上げましたが、実際問題としましては自家用車を利用して、それに乗って現在の市立図書館を利用しているという方がほとんどでございますので、花輪線、大更駅からシャトルバスでという利用については、実現の可能性としては極めて低いのではないかなというふうに考えております。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 関治人委員。
〇委員 関 治人君 １点だけ、予算書の216ページ下段の中学校における部活動指導員の配置事業、報償費の中の中学校における部活動のあり方検討委員会委員報償費ということで計上されておりますけれども、今回一般質問でも部活動の地域移行というのが大変取り沙汰されておりましたけれども、この委員会ですけれども、どのような立場の方を想定しているのか、もしくはもう決まっているのか、そしてこのような会がいつぐらいから開始されるのか、その辺をお伺いします。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
検討委員会についてのお尋ねでございますが、昨年度もそうだったのですけれども、本年度も委員として考えているのは、各中学校の校長先生方、また地域の体育関係等の方々、例えばスポーツ少年団の代表の方、市の体協の代表の方等々、そういったような地域のスポーツ団体等の代表の方にご参加していただいて、検討するための会議でございます。ですので、一般質問でもお答えいたしましたが、具体的に本市においてどのような形での地域移行といったものがより望ましいのかということを、今後この委員の方々とともに検討していくというための予算というふうにご理解いただければと思います。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 関治人委員。
〇委員 関 治人君 クラブ活動の地域移行というのは大変難しい問題で、正直な話、私自身もどういうふうな着地点に行くのかというのは、あまり見えていないのが現状です。ただ、今回の地域移行というのが出た背景には、これは先生の働き方改革というのがやはりそこの根本にあったと思います。こういう議論だけが最初に進んでいく中で、やはり競技力向上という部分が見過ごされてはならないと思うのです。ですから、こういう委員の意見というのは大変重要なのですけれども、私はやはりいろんな民間の方とか、例えばそういうスポーツのプロフェッショナルとか、いろんな方を講演に招いてとか、そういうことでいろんな勉強会をしながら慎重にやらないと、働き方改革だけが解消されて競技力が落ちたとかということにならないようにしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
この部活動の地域移行に関わりましては、その背景として、この後子供たちがスポーツや文化に親しんでいくという環境をどうつくっていくかというような部分が大きな背景としてあったというふうに認識しております。これまでそれを学校が主に担ってきた部分が大きいが、実はやっぱりこの後それは難しいのではないかという問題意識の下に、国でこの議論が進んできたというふうに認識してございます。
その中で、委員ご指摘のとおり、働き方改革という視点も当然出てきてはいるのですけれども、やはり子供たちが生涯にわたってスポーツに親しむことであったり、また教員の中には全くの専門外の者が指導しなければいけないというような状況も発生しておりますので、専門の方に指導していただくような環境を整えることで、例えば競技力の向上といったようなものにもつながってくるのではないかというのが国の提言でございました。ですので、そういったことも踏まえながら、まさに本市でどのような形であれば、子供たちにとっても、また親御さん方にとっても、地域にとってもいい形でのスポーツ活動、文化活動が地域に根づいていくのかということも踏まえながら、慎重に検討をしていかなければいけないというふうに考えてございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 田村正元委員。
〇委員 田村正元君 私からは３点あります。概要書の73ページ、74ページ、86ページになります。予算書では240ページ、214ページ、212ページになります。
まず初めに、概要書73ページ、予算書212ページの平舘高等学校教育振興事業ということで、議会でも非常に取り上げられている平舘高校なのですが、その中で一括して教育振興会補助金という形で、前年度は563万、今年度は745万の予算がついております。この内訳というのは、どういった形の内訳になっているのかをお聞かせいただきたいと思います。
２点目、概要書の74ページ、外国語指導助手設置事業ということで、昨年度とほぼ同額の予算がついておりますし、内容を見てもほぼ去年と全く一緒という中で、イングリッシュキャンプをここ何年か行っていると思うのですが、これの参加者というのはどのような状況になっているのか、お聞きしたいと思います。
次、概要書の85ページ、スポーツツーリズム推進事業、昨年度が592万3,000円、今年度が513万と、予算が若干減っているのですが、減った中で、国体も令和４年度はあったわけなのですが、来年度、国体等の大きな大会等がないのですが、１万7,000人ということで、令和４年度が１万人ということで、かなり大きく数字が上振れする予測になっております。これの理由をお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長（勝又安正君） 教育総務課長。
〇教育総務課長 遠藤幸宏君 私のほうからは、平舘高校の振興会の補助金ということで、内訳ということでございます。令和５年度でいいますと、745万円のうち進路指導関係が20万円、部活動の強化及び支援、これは遠征費等も入るのですが、それが200万円、あと国際理解教育という項目もありまして、それが90万円、あとこれは令和４年度なかったのですが、学習支援員の支援ということで、支援員を置くということで、その分に対して一部100万円の助成ということですし、市外の中学校からの入学者に対するアパート代等の支援が100万円、あと通学定期、市外もそうですし、田山とかからの生徒も対象にしておりますが、それが通常のこちらから盛岡に行く高校生に上乗せして10％分を支給しているものですが、それが25万円と。あと最後に、令和４年度から実施しております制服代費用の支援ということでございます。これにつきましては、制服が大体６万円ぐらいかかると、購入費用がかかるということで、４年度はその半額程度ということで、３万円掛ける人数で補助したわけでございますが、やはり女生徒の制服のほうがかかるということですので、男子高校生が半額で３万円、女子高校生は４万円ということで、若干の単価アップをしております。総額でいいますと、４年度からは182万円増えておりますし、その前の令和３年度から令和５年度を見ますと367万ほど補助金額として増額しているというような内容でございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
イングリッシュキャンプの参加人数でございますが、令和４年度に関わりましては、計２回実施してございます。１回目は夏休み入って間もなくのところでございますが、児童生徒の参加者数は30名です。内訳は、小学校が10名、中学校が20名というところです。２回目は冬でございます。冬は冬休みに入って間もなく実施いたしましたが、トータルで冬だけで26名です。内訳は、小学生12名、中学生14名、２回合わせて56名の参加ということでございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 文化スポーツ課長。
〇文化スポーツ課長 村上直樹君 ３点目のスポーツツーリズムのことについてお答えいたします。
この目標値ですが、１万7,900人ということで、こちらコロナ前は１万8,000人という目標を立てておりました。コロナの影響で、令和４年度は１万人というような状況で目標を立てたものでございます。令和３年度の状況を見ますと、１万5,000人ほどになっておりますので、今令和５年度についてはコロナの状況も少し収まってくるということで、また合宿等を想定しておりました。それで、コロナ前の数字に近づけるようにということでの１万7,900人という目標となっております。
〇委員長（勝又安正君） 田村正元委員。
〇委員 田村正元君 各質問ありがとうございました。それで、また再質問させていただきたいと思います。
平舘高校の振興策なのですが、先ほど特別課外であるとか90万とか、大きな支援がされているというところで、非常に心強いご回答をいただきまして、その中で前年もあったのですが、国立大学の進学の向上という項目がございます。いわゆる２年制大学、４年制大学、もしくは国立大学というところでのいわゆる大学に対する進学の生徒数というのは、今何名なのでしょうか。
それと、次の外国語助手設置事業と、これですけれども、先ほどご答弁いただきましてありがとうございます。56名ということで、一昨年、令和３年度よりは伸びているのかなということで、事業の効果がしっかりと現れているのではないかなと思います。外国人の方も４名いらっしゃるということで、その方々が活躍なさっているかと思います。
そういう中で、先ほど以来ハロウ校との英語のコミュニケーションというようなことも委員のほうから出ておりますが、市内のスキー場を見ると、非常に外国人が戻ってきているのです。そういう中で、私もそうなのですけれども、特にアジア系ではなくてヨーロッパ、あとはオーストラリアとか、いわゆるニュージランドの方々ですよね、そういった白人系の方々だと、本当に擦れ違っただけでもアイコンタクトというか、「ハイ」というような感じでコミュニケーションはすごく盛んにスキー場内でも行われています。冬に関しては、そういう生で触れる環境が今市内でも整いつつなっております。56名ということで、そういった意欲のある生徒さんに関しては実習的なところで、例えばリンドウなんかをスキー場に来た外国人の方に配ってコミュニケーションを取るとか、そういった実践的な事業をするようなフェーズに入ってきてもいいのではないかなと思います。そこのご意見をお伺いしたいと思います。
３点目のスポーツツーリズムの推進事業ということで、数字のほうの具体的なお答えをいただいて、ありがとうございます。その中で、いわてスポーツコミッションとの連携と、合宿を誘致するということになっているのですが、いわてスポーツコミッションとの連携というのは、具体的にはどのようなことをしていくのか、その中で何名ほどの合宿を取っていく予定なのかをお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長（勝又安正君） 教育長。
〇教育長 星 俊也君 私のほうから、平舘高校からの卒業生の進学の状況についてお話をしたいと思います。
このデータは、今年度の卒業生についてです。令和５年３月１日現在の資料として頂いているものですけれども、大学のほうですけれども、私立大学に６名、私立の短期大学に４名、合計10名、そのほか専門学校・専門校等に15名というような情報をいただいております。私立大学のほうは、法政大学、東北学院大学、日本福祉大学、明治大学等々が挙げられております。盛岡大学もございます。
なお、今年岩手大学を受験した者も２名おったということですけれども、昨年は合格しておったのですが、今年は残念ながらということで、次の志望のほうに回っているというふうな状況でございます。
〇委員長（勝又安正君） 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
子供たちのこれからの英語の方向性といったような、大きなご視点でのお話、ご提言だったと思います。まさに貴重なご提言をいただいたというふうに考えてございます。このイングリッシュキャンプに参加した子供たちも、英語が得意な子だけではなく、嫌々ということではないのですけれども、頑張ってみたらということで勧められて、であれば参加してみようと思って参加した子供たちも実は多くいたというふうに聞いております。いずれ何らかのきっかけがあり、英語でのコミュニケーションを体験し、そこで通じ合う喜びであったり、分かってもらったときのうれしさであったり、そういったことを小中学生にたくさん体験させていくということが、やはり大事なことになっていくのではないかなというふうに考えてございますので、ではどういったようなことであれば、そういった機会がより増えていくのか、子供が喜びをたくさん感じられるのかといったことにつきましては、委員のご意見等も参考にしながら、今後検討してまいりたいと思います。どうもありがとうございます。
〇委員長（勝又安正君） 文化スポーツ課長。
〇文化スポーツ課長 村上直樹君 いわてスポーツコミッションですが、こちらは県が中心となりまして、岩手県内の主に自治体が加盟して、様々な情報交換をしております。共通のパンフレットなり、共通の合宿の説明会というようなことも開催をしておるところでございます。ここにいわてスポーツコミッションと書いてございますが、このほかにも盛岡広域圏域でも盛岡広域スポーツコミッションというものをつくっておりまして、そちらのほうでも情報を一つのものとして発信しておるものでございます。
目標値という話でございますが、このスポーツコミッションで何件というようなことの目標というのは、今は定めていないような状況でございます。
〇委員長（勝又安正君） 田村正元委員。
〇委員 田村正元君 それぞれ具体的な例も挙げていただき、詳しくご説明いただきありがとうございます。それでは、最後の質問をさせていただきます。
平舘高校の振興事業なのですが、先ほど教育長から答弁がありまして、私非常に感動いたしました。といいますのも、私の母校の大学に平舘高校から入ったということで、非常にうれしく思います。多分何十年ぶりかになるのかなということで、本当に学力の向上、またそういった支援がなされていると。私みたいに今後高校に入れる子供を持つ親としては、やはり平舘高校に入れたいという意思があるのです。ただ、やはりそこに、では大学にどうやって入れるかといったときに、どうしても盛岡の高校に行ったほうがいいだろうというのは、それが親心というものかなと思います。でも、今の回答を聞きまして、本当にしっかりした大学に入られるということで、今後部活動等もどんどん、どんどん縮小していく中で、やはり学力の向上というところでは、課外授業等を含めて、意欲のある高校生の方にはさらに上の学力を目指して、進路指導プラス学習指導というのを市として本当に740万という中で、そういった支援をどんどん厚くしていってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。非常に私的には成果があるなと思っております。
次に、外国語助手事業なのですが、これ小中学生もよろしいのですが、平舘高校であるとか、社会人の方を含めた形での総合的な英語の向上と。今後観光というところで、インバウンドの方が増えてくれば、英語力というのが非常に地域の観光にとって大きな武器になっていくと思います。商店街の活性化等、リゾート地だけでなく、下に行ったときにも英語でコミュニケーションが取れると、非常にビジネスのチャンスも広がってくると私自身思っておりますので、今後このキャンプをさらにブラッシュアップして、高校生の方や社会人の方にぜひ行っていただきたいと思いますので、ご検討をお願いいたします。
最後に、スポーツツーリズム事業になりますが、先ほどいわてスポーツコミッションとの連携という中で、ちょっとコミッションさんのホームページ見させていただいたのですが、当市が関わっているところはラグビーとサッカーということで、いわゆる松尾、安代のサッカー場とラグビー場が中心になっておるかと思います。ただ、当市、約４億をかけてジャンプ台も整備いたしましたし、スキー場もございます。そういったスキーの合宿というのも、今後誘致をしていただきたいと思います。スポーツコミッションのものを見ると、何かスキー場は県南の町営のスキー場が４か所ぐらいしか載っていない状況でしたので、やはり我々の八幡平市はアルペンもできますし、クロカンもできる、ジャンプもできるということで、全国でもまれに見るスキー合宿には適任な場所でございます。これも今後県のスポーツコミッションとも、県ももちろんジャンプ台関わっておりますので、しっかりと協議いたして、スキーのほうも載せていただきますようにお願いいたします。こちらの要望をお願いいたします。
〇委員長（勝又安正君） ここで３時40分まで休憩といたします。
（１５時２６分）
☆
休 憩
再 開
☆
〇委員長（勝又安正君） 休憩前に引き続き会議を再開します。
（１５時４０分）
〇委員長（勝又安正君） 10款教育費です。
田村正元委員への答弁からお願いいたします。
教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
地域の英語力の向上をどう図っていくかといった視点でのお話だったかというふうに思ってございます。教育委員会といたしましては、小学生、中学生を対象にした英語力の向上をメインとしてやっているわけですけれども、今後におきまして地域の英語力の向上といったような部分についても検討してまいりたいなというふうに思います。どうもありがとうございます。
〇委員長（勝又安正君） 教育長。
〇教育長 星 俊也君 平舘高校の進路指導に関わってのご提言でございました。平舘高校生に校内での進路指導について尋ねますと、どの生徒も口をそろえて、平高の先生方はとても丁寧に指導してくださると、特にも一人一人個別の指導が大変丁寧であるということを話をしております。さらには、外部講師を招聘したりしながら、子供たちの学習、研修を深めて希望がかなうようにというふうに言っておりますし、先日平舘高校の校長と話をしたときには、今後はオンラインによる研修も考えていきたいと、中央講師の研修をオンラインで子供たちが受けるということができれば、わざわざ遠方、中央まで行かなくても、こちらで質の高い講義を受けられるというようなことも検討していきたいというふうに話しておりましたので、さらに進路指導が進むものというふうに期待をしております。
以上でございます。
〇委員長（勝又安正君） 文化スポーツ課長。
〇文化スポーツ課長 村上直樹君 冬期間のウインタースポーツのＰＲということでございますが、こちらの合宿の誘致等につきましては、市営の市の体育施設ということで、これまで活動をしてまいりまして、体育施設の利用と併せて、市の施設の利用料の減免というのがセットになってきておるものでございます。あと、民間の施設も冬季につきましてはたくさんございますので、民間の施設につきましては民間の意向も確認しながら、ＰＲなどを一緒にやっていければなというふうに考えております。
〇委員長（勝又安正君） ほかに質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇委員長（勝又安正君） 質疑なしと認めます。
これで10款教育費の質疑を終わります。
次に、11款災害復旧費から14款予備費まで一括質疑を行います。該当するページは、予算に関する説明書の247ページから250ページまでであります。
質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇委員長（勝又安正君） 質疑なしと認めます。
これで11款から14款までの質疑を終わります。
☆
議案第２２号 令和５年度八幡平市国民健康保険特別会計予算
☆
〇委員長（勝又安正君） 次に、議案第22号 令和５年度八幡平市国民健康保険特別会計予算を議題とします。
質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇委員長（勝又安正君） 質疑なしと認めます。
これで議案第22号 令和５年度八幡平市国民健康保険特別会計予算の質疑を終わります。
☆
議案第２３号 令和５年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算
☆
〇委員長（勝又安正君） 次に、議案第23号 令和５年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。
質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇委員長（勝又安正君） 質疑なしと認めます。
これで議案第23号 令和５年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算の質疑を終わります。
☆
議案第２４号 令和５年度八幡平市水道事業会計予算
☆
〇委員長（勝又安正君） 次に、議案第24号 令和５年度八幡平市水道事業会計予算を議題とします。
質疑ありませんか。
関治人委員。
〇委員 関 治人君 お伺いします。
予算書の32ページですけれども、田山配水池水源水質保全対策工事とありますけれども、今回水道ビジョンが出された中で、この田山配水池というのは残存法定利用年数、いわゆる耐用年数だと思うのですけれども、これがあと22年残っているということなのですが、今回の工事についてはどのような工事なのか、具体的にお伺いしたいというのが１つ。
それから、この水道ビジョンにもあるのですけれども、柏台と、それから田山の滅菌室について、耐用年数がもう一応過ぎているというか、柏台の場合はマイナス４ですし、田山の場合はちょうど過ぎているということなのですが、この辺専門的なことなので分からないので、ちょっとお伺いしたいのですが、この滅菌という技術は、最近これも変わってきて、滅菌室に関しては耐用年数が過ぎても、これはもう再度更新しないでいくということなのでしょうか。その２点、お願いします。
〇委員長（勝又安正君） 上下水道課長。
〇上下水道課長 森 政彦君 お答えいたします。
まず、予算説明書32ページの田山配水池の整備の関係ですが、通常の配水池の滅菌につきましては、次亜塩素の注入をもって消毒しているというふうなことですが、次亜塩素の消毒で、耐性のある指標菌といいますか、例えば大腸菌等そういうもので、次亜塩素で消毒できないものに対しても、当市の配水施設としては新小屋の沢配水池に整備しております紫外線を照射して、そういう菌を死滅させるというふうな装置を今後整備していくということで、今回は田山の配水池のほうにそれらの装置を整備していくというふうなことになります。
あと、柏台または田山等の滅菌の耐用年数が経過しているものというふうなことについては、次亜塩素の注入装置、これらについては装置を更新してまいっているというふうな状況でございます。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 関治人委員。
〇委員 関 治人君 専門的なこと、よく分からないのですけれども、紫外線の装置によって新しく滅菌の仕方があるということだと思うのですが、もう一つ、水道ビジョンの中で、新寄木導水管整備について、一応取組ということで出ているのですが、実は一昨年前の議員と語る会において、この地区の温泉郷地区のほうの高齢者施設において、水にカルキが混じって大変だというふうな話が出たのですが、こういうふうな新しい水道ビジョンの取組によって、今回出されていますこれによって、これが改善されるということなのか、そしてこの取組はいつぐらいをめどに開始するものなのかお伺いします。
〇委員長（勝又安正君） 上下水道課長。
〇上下水道課長 森 政彦君 お答えいたします。
まず、ビジョンに掲載しております新寄木の導水管の整備については、新寄木の配水池と盲清水水源、これをつなぐ１級河川松川を横断する導水管、これが令和元年頃の河川の洪水によりまして、一旦洗掘され、露出してしまったというふうなところを応急的に現在はコンクリート等で巻き立てをして、保護しているというような状況ですが、将来とも安全な状態で行うというふうなことになりますと、この導水管の整備が必要だということで、計画にのせているものです。
２点目といいますか、引き続きご質問ありました温泉郷地区のカルシウム的な水質の件で、給湯器等に白く付着するというふうな件については、柏台地区のほうの水源、これを今現在は柏台配水池のほうから給水しているわけですけれども、将来は温泉郷地区のほうの水源のほうに切り替えるというふうな計画をしております。ただ、具体的に何年というふうなものについては、水道ビジョンの中でも後半のほうの部類に入ってきますので、現状については新寄木配水池への導水管のほうの整備については、令和10年度以降のほうで整備していくというふうな計画をしております。
以上です。
〇委員長（勝又安正君） 関治人委員。
〇委員 関 治人君 温泉郷のほうから今度は、ちょっとかみ砕いて言いますけれども、専門的なことであまりよく分からないので。温泉郷のほうから、要するに柏台のほうに今度は引いてくるというふうな考えでよろしいですよね。現在でも恐らく白いカルキというのですか、よくその物質分からないのですけれども、こういうものが健康上被害があるのかどうかも含めて、ちゃんとした、恐らくですけれども、私の知る限りではそんなに害ではないというふうな認識があるのですけれども、この問題をおっしゃった方も県外から来た方で、こういうものが出てやっぱりびっくりしていると思うのですが、こういうものをしっかり、どういうふうな成分でこういうものなのかというのを知らせる、周知する必要が私はあると思いますし、今回の工事によって、そういうものが改善されるのだということも、地元でやはり不安を感じている住民の方もいらっしゃると思うので、しっかりと周知するべきだと思いますが、最後にお願いします。
〇委員長（勝又安正君） 上下水道課長。
〇上下水道課長 森 政彦君 まず、市民の皆様に供給している水道水については、次亜塩素等で消毒をして供給しておりますし、毎月水質検査については専門の機関に委託をして水質検査をしておりまして、水道法上問題のないもののみ給水しているというふうなことです。
今回のカルキの話なのですが、まず水を温めたことによってミネラル分が白くなってしまうというふうなことで、八幡平市の水源については、少なからずそういうふうなミネラル分が多いといいますか、硬質といいますか、そういうふうな水質になってございますので、その辺のところは機会を捉えながら、いろいろ広報できる部分については広報してまいりたいなと思います。よろしくお願いします。
〇委員長（勝又安正君） ほかに質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇委員長（勝又安正君） 質疑なしと認めます。
これで議案第24号 令和５年度八幡平市水道事業会計予算の質疑を終わります。
☆
議案第２５号 令和５年度八幡平市下水道事業会計予算
☆
〇委員長（勝又安正君） 次に、議案第25号 令和５年度八幡平市下水道事業会計予算を議題とします。
質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇委員長（勝又安正君） 質疑なしと認めます。
これで議案第25号 令和５年度八幡平市下水道事業会計予算の質疑を終わります。
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議案第２６号 令和５年度八幡平市病院事業会計予算
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〇委員長（勝又安正君） 次に、議案第26号 令和５年度八幡平市病院事業会計予算を議題とします。
質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇委員長（勝又安正君） 質疑なしと認めます。
これで議案第26号 令和５年度八幡平市病院事業会計予算の質疑を終わります。
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散 会
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〇委員長（勝又安正君） 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。
本日の予算特別委員会はこれをもって閉じ、散会といたします。
（１５時５４分）