令和5年八幡平市議会第1回定例会
議事日程(第4号)
令和5年3月7日(火)
日程第 1 一般質問
工 藤 多 弘
熊 澤 博
古 川 津 好
出 席 議 員(18名)
1番 外 山 一 則 君 2番 田 村 正 元 君
3番 齊 藤 隆 雄 君 4番 関 治 人 君
5番 羽 沢 寿 隆 君 6番 工 藤 多 弘 君
7番 勝 又 安 正 君 8番 北 口 功 君
9番 工 藤 隆 一 君 10番 熊 澤 博 君
11番 立 花 安 文 君 12番 渡 辺 義 光 君
13番 工 藤 直 道 君 14番 古 川 津 好 君
15番 橋 悦 郎 君 16番 橋 光 幸 君
17番 井 上 辰 男 君 18番 工 藤 剛 君
欠 席 議 員(なし)
説明のために出席した者
市 長 佐 々 木 孝 弘 君
副 市 長 田 村 泰 彦 君
教 育 長 星 俊 也 君
企 画 財 政 課 長 関 本 英 好 君
総 務 課 長 渡 辺 信 君
防 災 安 全 課 長 多 田 和 雄 君
ま ち づ く り推進課長 佐 々 木 善 勝 君
文 化 ス ポ ー ツ 課長 村 上 直 樹 君
税 務 課 長 伊 藤 純 子 君
市 民 課 長 高 橋 康 幸 君
地 域 福 祉 課 長 村 上 郁 子 君
健 康 福 祉 課 長 齋 藤 美 保 子 君
農 林 課 長 佐 々 木 仁 君
花 き 研 究 開 発 津 島 佐 智 幸 君
セ ン タ ー 所 長
商 工 観 光 課 長 佐 々 木 宣 明 君
建 設 課 長 工 藤 剛 君
上 下 水 道 課 長 森 政 彦 君
八幡平市立病院事務局長 小 笠 原 文 彦 君
会 計 管 理 者 兼 阿 部 春 美 君
会 計 課 長
西 根 総 合 支 所 長 金 田 一 捷 誠 君
安 代 総 合 支 所 長 畠 山 健 一 君
教 育 総 務 課 長 遠 藤 幸 宏 君
教 育 指 導 課 長 柏 英 保 君
農 業 委 員 会事務局長 田 村 春 彦 君
監 査 委 員 事 務 局長 佐 々 木 由 理 香 君
事務局出席者
事務局長 津 志 田 勇 孝
議事係長 高 橋 美 穂
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開 議
☆
〇議長(工藤 剛君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達していますので、会議は成立します。
これから本日の会議を開きます。
(10時00分)
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一般質問
☆
〇議長(工藤 剛君) 日程第1、一般質問を行います。
通告順位7番、工藤多弘議員。
(議員 工藤多弘君一般質問席登壇 ※プロジェクター使用)
〇議員 工藤多弘君 おはようございます。議席ナンバー6番、工藤多弘でございます。大きく3点についてお伺いしますので、ご答弁よろしくお願いします。
1番目、(仮称)大更駅前顔づくり施設および大更駅周辺開発について。1年半前の八幡平市長選のさなかに、お手を振られた女性の元へ駆け寄ると、「もう箱物はたくさんだ」の声がありました。また、ある街頭場所で、集まってきた4人から5人の小学生が「給食費をただにしてよ」と声を上げていたことを鮮明に覚えています。
いつもの値段で買えたものが買えなくなり、仮に同じ値段でも中身が減っている。挙げれば切りがない数々の値上がり。それは全く終わりが見えず、いよいよ4月1日から生活へ直に影響がある電気料が平均して32.94%値上がりし、額にすると、標準的な家庭の電気料で2,000円から3,000円前後と報じられています。ここについては、先般の国のあれで電気料の5月まで先送りというのがありましたので、新しい情報ではそういうふうになります。
一度値上がりした価格が下がることはあるのだろうか。私たちの生活は、節約、見直しをしながらの我慢の日々であります。我が八幡平市をこれからの世代に託すに当たり、背負わせるものを少なくしたい。1年半前よりも生活状況が厳しい今、以下について伺います。
@、前回、令和4年第4回定例会での一般質問の中で、キッチンカーを所有する事業者へ対し、イベント開催時期や出店しやすい環境などの聞き取りを行ったと答弁がありました。その事業者とは市内の事業者なのか、あるいは市外の事業者も含まれているのか。また、回答は、具体的にどのような内容であったのか伺います。
A、同じく一般質問の答弁で、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントの開催を延期せざるを得なかったとあります。マスクの着用については、3月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断でと政府が方針を決定いたしました。様々な自粛を求められていた時期とは異なり、社会がコロナ禍前に戻りつつあるのだろうか。その中で、イベント開催の時期について検討は進んでいるのか伺います。
B、建物があれば必ずかかっている経費として、市役所及び市の施設の電気代について、最初に述べたように4月から電気料が上がるが、それを想定した算出をしているのか伺います。
C、イベントを開催した際には、PRの好機と捉え、市の特産品をプレゼントしながらアンケートを実施してはどうかと提案しました。その際、それを踏まえて研究を重ねていきたいとの答弁がありました。その後の研究の成果について伺います。
D、国土交通省は、人手不足対策として、今年の3月から公共事業に携わる鉄筋工など、技術労働者の8時間当たりの賃金(労務単価)を前年に比べて平均2.5%引き上げるようであります。22億円を想定している建設費は、こういったことを勘案しているのか伺います。
大きな2点目、農業支援について。新型コロナウイルスの影響により、農畜産物価格の低迷やロシアのウクライナ侵攻による肥料、飼料、資材、電気、燃料などの生産コストが上昇し、生産者の経営努力だけでは厳しい状況下にあります。このような状況を踏まえて、営農継続を支援し、生産者の意欲向上や安定的な農業生産につなげるために、市独自の支援策について伺います。
大きな3点目、平舘高等学校振興について。令和4年第4回定例会における市長答弁の中で、「学校運営協議会の会長を務め、平舘高等学校の運営についてもいろんなご意見、課題等も共有し、関係団体からも協力をいただいています。少しでも生徒の数の確保に努めていく」とありました。また、教育長からは、「教育委員会の部署職員には、一人一人が平舘高等学校の担当者として、自覚を持って取り組んでほしいと伝えている」とありました。そこで、平舘高等学校の入学者数の確保、教育振興の具体的な取組の内容について伺います。よろしくお願いいたします。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
(市長 佐々木孝弘君登壇)
〇市長 佐々木孝弘君 工藤多弘議員のご質問に順次お答えしてまいります。
初めに、大きな1点目の大更駅前顔づくり施設・大更駅周辺開発についてのお尋ねでございます。1つ目のキッチンカーを所有する事業者についてでございますが、聞き取りを行ったのは、盛岡市でイベントを行っている実績がある事業者でございます。イベント開催の実績がある事業者であるため、市のイベント開催を検討するに当たり、聞き取り内容を今後の参考にさせていただいたり、出店に当たっての意見をお伺いしたところであります。
具体的な聞き取り内容といたしましては、「気温が上昇する6月から8月の期間は避けたほうがよい」、「出店業種は選ばず、多種多様にすると集客率が上がる」、「事業者からの出店料につきましては、イベントの開催時に運営上の不備によって生じた偶然な事故や物損等に対する保険料として使用したほうがよい」などアドバイスをいただいたところであります。また、出店者側の意見といたしましては、「駅に併設しており、立地条件は魅力を感じる」、「できればキッチンカーの立地場所は、土ではなく舗装されているほうがよい」、「周辺のイベントと同じ時期に行うと効果が高い」などの意見がございました。
次に、2つ目のイベント開催の時期について検討は進んでいるのかについてでございますが、大更駅周辺でのイベントの開催につきましては、実際に大更駅前周辺でのにぎわいの創出や人の動きなどを検証するため、キッチンカーや売店ブースを利用したイベントの開催について検討を進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントの開催を延期しております。今後イベント内容や時期を再検討いたしまして、引き続き八幡平市商工会などと連携し、さらに地元の大更商店街振興会のご意見やご協力をいただきながら、イベントの開催に向けて進めてまいりたいと考えております。
次に、3つ目の大更駅前顔づくり施設の電気料金の値上げを想定した算出はされているかについてでございますが、電気料金の値上げにつきましては、施設運営におきまして大きな影響があることは承知しているところでございます。施設運営に係るランニングコストの抑制につきましては、予備設計段階から現在の実施設計業務においても、引き続き検討を続けてまいったところであります。空調等の施設整備の設計につきましては、省エネルギーに配慮した設備検討を行っており、使用目的に応じた計画によって、大きなエリアと個別エリアによって空調方式を変えたり、大きなエリアでもそのエリアを区分して空調を設定できるようにし、不必要なエネルギーの削減を図るように検討しているところでございます。電気料金の値上げにつきましては、非常に厳しい状況ではございますが、施設運営に係るランニングコストを抑制できるよう検討してまいりたいと考えております。
次に、4つ目のイベントを開催した際にはPRの好機と捉え、市の特産品をプレゼントしながらアンケートをしてはどうかとのご提案についてでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントの開催を延期していることから、現在市の特産品をプレゼントしながらのアンケートにつきましては具体的に定めておりませんが、地元の大更商店街振興会のご意見やご協力をいただきながら、イベント内容や時期を再検討いたしまして、イベント開催時のPR、アンケート等の在り方を考えてまいります。
次に、5つ目の大更駅前顔づくり施設の建築費に労務単価の上昇を勘案されているかについてでございますが、資材や労務単価の上昇につきましては、実施設計価格に反映されるものではございますが、施設の機能を勘案しながら、使用する資材の選定におきましては経済比較を行いながら、建築事業費への影響を少なくできるよう進めてまいりたいと考えております。
次に、大きな2点目の農業支援についてのお尋ねでございます。議員ご質問のとおり、新型コロナウイルスの影響などによる農畜産物価格低迷や原材料をはじめエネルギー価格などの高騰は長期化が見込まれており、農業経営は厳しい環境下にあると捉えております。
肥料、飼料の価格高騰支援として、令和4年産農産物の生産に関わる肥料購入費、配合飼料購入数量に応じて、それぞれ市独自の支援を行っており、本年1月下旬には、肥料は1,130件、4,197万3,000円を、飼料は156件、955万1,600円を補助金として交付しております。
なお、対象期間を令和3年10月からの購入に拡充したことに伴い、3月下旬に肥料は約370万円、飼料は約1,244万8,000円を追加交付する予定でございます。
また、次期作となる5年産に取り組む農業者への支援として、新岩手農業協同組合では、農業生産資材価格高騰緊急支援対策事業として、種子・苗の購入費、生乳出荷数量、和牛子牛・短角牛・肥育牛の出荷頭数に応じたそれぞれの支援や飼料の農協手数料減額、肥料の価格抑制を実施すると伺っております。
国が行う肥料高騰対策事業については、化学肥料の低減に向けて取り組む農業者を支援するものでございますが、5年春肥料分について、農業関係団体等が窓口となり、これから申請を受け付けることとしており、県ではこれに対し、上乗せで補助を実施する予定と聞いております。市といたしましては、詳細が分かり次第、広報等を通じて周知を図ってまいりたいと考えているところであります。
また、国では配合飼料の高騰対策として、価格安定制度とは別に緊急対策を実施しているところでありますが、配合飼料の売渡価格は高い水準で推移しており、5年度以降も価格を抑制する対策を講じる見込みでございます。
先が見通せない農業情勢ではありますが、今後価格動向や、国や県の動きを注視しながら、必要に応じて営農継続の支援を検討してまいりたいと考えております。
なお、以下のご質問につきましては、教育長から答弁がございますので、以上で私の演壇からの答弁とさせていただきます。
(市長 佐々木孝弘君降壇)
〇議長(工藤 剛君) 教育長。
(教育長 星 俊也君登壇)
〇教育長 星 俊也君 私からは、大きな3点目の平舘高等学校振興についてのご質問にお答えいたします。
平舘高校の入学者数の減少に関しましては、教育委員会としても大変残念に思っております。平舘高校では、令和3年度から学校運営協議会を設置しており、市教育委員会からは教育総務課長が運営協議会のメンバーとして参画しております。この学校運営協議会において、広く保護者や地域住民、地元企業等の声を伺いながら、さらなる同校の振興について取組を進めているところでございます。
市教育委員会といたしましても、学校やこの学校運営協議会と相互連携を図りながら、今後入学者数が増加に向かうよう周知活動を後押しし、入学者数の確保に努めていきたいと考えているところでございます。
また、市の施策として、運営協議会の教育振興事業である進路指導、部活動の強化及び支援、国際理解教育の推進、県外・市外入学志望者の支援、通学定期費用の支援などに対し助成しているところでございます。
なお、令和5年度一般会計当初予算において、中学校から高校へ切れ目ない支援体制を構築するための学習支援員や男女の制服代の負担額の違いに対応した支援ができるよう、この補助事業を拡充する予算を計上させていただいております。
今後も平舘高校が八幡平市の高等教育の核としてあり続け、魅力を増していくよう、できる限りの支援をしてまいりたいと考えております。
以上で私の演壇からの答弁とさせていただきます。
(教育長 星 俊也君降壇)
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 では、順次再質問したいというふうに思います。
まず、これは大更駅から見た岩手山、そしてまた今(仮称)顔づくり施設の予定地があります。私は、この大更駅前顔づくり施設については議会でも数回質問してきました。私の思いは、この岩手山はどこから見ても見えるわけです。朝起きたらいろんな場所でも、市民の皆様、大更地区にしろ田頭地区にしろ、朝起きると岩手山が望める、雄大な岩手山が見えるという場所にあります。私は前の質問の中で、岩手山を見ながら地元で育った八幡平市の人たちが、花輪線を使って大更駅に降りたときに迎えてくれるのが岩手山、雄大な岩手山が見えるというところに今仮称の建物が建てば、大更駅から降りたときに岩手山が見えなくなるのではないかなというふうな質問もさせていただきました。
そういうことで、やはりこれから岩手山が、というかこういうふうな形でこの顔づくり施設の予定地があります。私ちょっと気になったのが、ここの顔づくり施設の(仮称)大更駅前顔づくり施設完成予想図とあります。こっちのほうは配置図もあります。これは、私も市長と同じです。顔づくり施設のこういう建物が建てば、子供たちも雨が降ったときでも遊べて、そして子育て支援にもすごくいいものだというふうに私も感じております。
ただ、令和4年度に実施設計の1億3,900万の予算通りましたよね。それが今年度の予算の説明の中では、繰越明許費ということで載せてあります。そしてまた、この工事費22億円の費用がかかる、費用についての事業費が令和5年度の予算のほうには載せてありません。という中において、顔づくり施設完成予想図というのはちょっと「あれっ」と、これは予想図ではなく構想図とかというふうに私なると思うのです。というのは、議会の中でここは事業費も幾らというのがまだ決まっていない中で、こういうふうなのはどういうことでこういうような形を取ったのか。
また、先般の八幡平市の広報紙のほうです。これには、大きくにぎわいを生み出す交流拠点、これは本当にすばらしいことです。ただ、先ほど申したとおり、実施設計の部分もはっきりしない、また事業費もはっきりしないという中身で、こういうものを。「こういうふうにもう決まったのか」と、市民のほうから言われ、「いやいや、今こういう中身では進んでいますけども、まだ決まってないんだよ」と言うと、「ああ、そうか、やっぱりな。じゃ、今箱物は要らねえよな」という人の声もあるわけです。この辺のPRというか、こういう八幡平の広報紙なり載せたという中身のことについて、予算がまだ決まっていない中身で、こういうふうな部分で進めているというのはどういうものかということでちょっとお聞きしたいです。
〇議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
ただいまのご質問でございますけれども、先般、昨年の10月12日に議員の皆様方、議会議員全員協議会ということで、構想の段階、そして概算費の想定、そして今後のスケジュールということでお示しをしたかと存じます。その内容を今回広く、また今議会の中におきましても議員の皆様方からもう少し周知が足りないですとか、広くPRをしたほうがにぎわいにつながるのではないかというご指摘も承っておりましたことを記憶しております。今般、その10月12日の議会議員全員協議会、同月に行いました、10月27日には商工会との懇談会、こういったものを踏まえまして、広く周知を図っていくという観点から、今回このような看板の設置及び3月号の広報ではございましたが、今般広報のほうでご案内をさせていただいたというところでございます。
議員ご指摘のとおり、実施設計費が繰越明許となったことで、実施設計費が具体的に詳細までは固まっておりません。お示ししておりますのはあくまでも概算というところでございまして、現在詰めておるところでございますが、こちらも進捗状況に応じてまたご案内をさせていただきたいと、そのように考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。
以上でございます。
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 議会全協では説明を受けました。それはそのとおりです。私言うのは、この構想はいいのです、構想は。ただ、事業費の予算もはっきりしていない中で、この広報を見ますと5年度以降の予定ということで、もうこの予算措置で5年度には入札、そして建設工事と名称公募は6年、7年度あるということで、それだったら令和5年度の予算の中でちゃんとお示しするのが筋というか、するものではないかなと私思うのです。確かに構想は分かるのです、構想は。もちろんこういう中身でいくというのは。だったら、これはもう決まっているのだと。構想はいいのですが、何かこの順序が逆なのかなと私思うのですが、その辺はどうですか、その予算の措置。
この事業費というのは、これはもう確定して、ちゃんとした事業を引っ張ってきて22億、ここの庁舎が27億円で10年前に建っているわけです。今度の顔づくり施設が22億円です。この本庁舎が建つくらいのものを今度建設するということなので、私は人口減少の中で、やはりこの大きな建物が建つには、これはすばらしい子育て支援です。私はそう思います。ただ、今の現状の中で、やはりこういう建物が本当に必要なのか、そして場所もそこなのかと、いろんなものがまだ議論しなければいけないのではないですか。そういう部分をこういうふうな形でもう市民の皆様にお示しするはいいのですが、やはり順序がちょっと違うのではないかなと。全協で説明したからいい、イコール議会でももう採決になりましたというのであればいいのですが、まだ議会で採決になっていませんよね。その辺です。やはりもうちょっと議論してもっと、最初は4階だったのです。それが3階になりました。というふうな経緯があるので、やっぱりここは市民にお知らせするのはいいのだけれども、私何か落ちてこないのです。
広くお知らせするというのはいいのだけれども、もうちょっと、ここは各議員が市民の声を代表している場です。その中でいろんな意見を聞いて、いろんな提案をして、事業が駄目というのではないのです、私言うのは。子育て支援をするのではあれば、もっとこうやったらいいのではないかと。それから、先ほどのキッチンカーなりイベントもあります。そういう部分もこうやったらいいのではないかという部分、商工会、地元の商店街と、これ何年やっていますか、逆に。10年やっていますよね。私は、何回も同じ質問をずっとやっているんだけれども、何か先が見えない。
ただ、目指すところは一緒です。八幡平市の顔づくりという、ここはやっぱり一緒です。ただ、その中で、どうやったら市民がここに完成したときに、ああ、にぎわい創出できるような施設造りたいと、だから一生懸命この場で市民の声を訴えながら、当局とも協議しながらいきたいなというのが私の議員としての立場ということで、ただ反対、建設は駄目というのではないですから、その辺のことを考えて、もう一度お願いします。
〇議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
確かに全員協議会をもって全て完結ということは、こちらも、当方としても考えておるところではございません。ただ、これだけ大きな事業、これまで時間もかかってきた事業ということは、こちらも認識をしておるところでございます。
この中で、4階を3階に変える、予備設計から実施設計で大きく建物自体を転換するというなかなか前例のないことで進めておったという経緯もございます。その中で、できる限り広く知っていただいて、議員おっしゃるとおりまだ議論の余地、今実施設計ということで進めておりますが、これが100%いいのかどうかというところもございますけれども、まずはこういった方向で進んでおりますということは広くご理解を賜りたいという意図で、ちょっと先ほどの答弁の繰り返しですが、させていただいているところでございます。
また、予算につきましては、ご指摘のとおり5年度予算措置ということを広報に掲載しておりますが、当初のほうには実施設計の繰越明許とさせていただいております。こちらにつきましては、単純に4階を3階にしたからすぐ積算ができるということではございませんし、構造自体も見直しを図って、予備設計段階の施設機能をいかに残しながらということを進めてまいったものでございますし、答弁中にもございましたが、電気料高騰、様々な資材高騰を受けて、どういった形で経済比較をして建築費を抑えられるかということに時間を要してしまったというところは事実でございますので、まずは実施設計において概算費というものをきっちり再提案といいますか、ご案内をさせていただいた上で議論を重ねてまいりたいと、そのように考えておるところでございます。
以上でございます。
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 (仮称)顔づくり施設に子育てのほかに図書館ということでありますが、今ここ、市立図書館の前に江間章子さんの歌碑があります。「花の街」という、この江間章子さん。平成7年に西根町名誉賞をいただいているところで、ここで前西根町長、工藤勝治さんがこういうふうな形で平成7年11月に西根町名誉賞ということで、こういうふうな、まさに図書館、ここにあります、そして江間章子さんの歌碑があって、岩手山が望めるというふうな景観があります。こういうふうにあります。そしてまた、江間章子さんが紅梅を寄贈していると、こういうふうな施設がございます。
駅前に図書館ができた場合、今現在ある図書館とここの場所をどういうふうな形で持っていくのか。私は、図書館は現状のものをこのままのところでやったほうがいいなと。駅前は子育て支援でというふうにして、ここはもう図書館はこのまま使ったほうがいいなと。また、こういうふうな江間章子さんの歌碑もあるので、この辺の考え方はどういうふうに考えているでしょうか。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
図書館の移転につきましては、大更の駅前の顔づくり施設の3階に図書館を移転し、現在の蔵書数が5万冊であるわけでありますが、現状の図書館ではこれ以上の蔵書数は見込めないということでありますので、顔づくり施設のほうに移転をして9万冊以上の蔵書を確保していきたいということでありますので、これについてはこれまでもご答弁申し上げてきたとおり、移設をしたいというふうに考えております。
ここの跡地については、これから皆様のご意見も聞きながら取り組んでいきたいというふうに思っております。
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 私は、図書館はこのまま、今市長のほうから増冊できないということですが、私のご提案は前の西根町の庁舎があります、今JA新いわてが入っている前の八幡平市の庁舎がありますよね。そこの2階、3階が使われていないですよね。もうここは、建物は市の建物ですから、下はJAですが、前にも質問しましたが、JAが下に入っているから、2階、3階にはセキュリティーというか、金融機関なので、何か使えないようなお話があったような記憶しているのですが、まさに有効活用するのであれば、2階、3階を図書館にリフォームをしてやる方法もあるのではないか。そしてまた、江間章子さんの部分がある。そしてまた、近くには岩手警察署の交番もありますし、消防もあります。そういうふうな公共施設を利用することも勘案してはどうかなというふうなものがあります。
駅前は顔づくり施設の中で子育て支援の施設でいいと思いますが、図書館はそういう形で利用しても、有効活用するという点から、そういうような形の考えを私は提案したいのですけれども、その辺の検討もしていただきたいなというふうに思います。どうですか。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
旧西根の総合支所につきましては、JAにまず全館お貸ししているというようなことが基本であります。2階、3階利用されていないというお話でありましたが、JAの会議室として時々利用されているもの、そして2階についてはいろいろなことで利用されているというふうに伺っております。1階の金融部門につきましては、公共的団体の中でもやはり利益の、いわゆる利潤追求の施設にみなされるということで、東北防衛局のほうから補助金をもらった建物なわけですが、そこの1階の部分については防衛局のほうに対して補助金の返還をするということで以前からご説明をさせていただいた、そういう区分けで、基本的には建物全体をお貸ししているというような状況でありますので、そこの裁量といいますか、そこに図書館というようなことは、契約上はあそこは不可能であるというようなことでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 移設は別としても、私は今市長のほうから答弁あったとおり、防衛局の関係があるということであれば致し方ないと思いますが、いずれこういうふうなせっかく先人の先輩の方々が、こういう岩手山も見えて、図書館があって、江間章子さんがあっての部分は検討するというよりも、ここはこのような市立図書館であり、狭いのであれば増築して広げるとか、何かやっぱり有効活用したいなと。駅前は、子育て支援でいいと思います。図書館は、今ある図書館を使うというふうなのが私の提案でございます。
いずれ図書館についてはそういうふうなご提案をして終わりますが、あともう一つ、駅前の顔づくり施設の中で、もう道路が完成して10区画商業用地として公募するというふうなお話がありますが、今までもう何件か問合せ等がありましたか。前は登記になっていないから、まだ公募はできないというお話を聞きましたけれども、その後も完成して、顔づくり施設もこのような構想が、予定があるという中身が出ていました。その中で、商業用地の10区画の部分で、何か事業主さん、ここで店をやりたいなというふうな問合せ等がありますか。
〇議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 佐々木宣明君 お答えいたします。
これまで答弁させていただいた中では、なかなか厳しい状況ということはお伝えしてきておりましたが、先般10月以降、このような形で様々情報提供していく中で、おかげさまで数件、4件ほどではございますけれども、ちょっと関心がある、あるいは建てるためにはどういうことができるのかといったようなお問合せ、相談というものがこれまで参っておりました。引き続き大更サービス店会さん、商店街組合さんとの意見交換なども踏まえて、どういった形で分譲の成果を上げられるかというところは進めてまいりたいと、そのように考えておるところでございます。
以上でございます。
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 分かりました。それで、前のNTTの前のところに今駐車場を設けましたよね。あそこ、先般の私の質問の中でもありましたけれども、駐車場は無料でお貸しするということで、市民の皆さんが利用するということになりましたけれども、無料であることからあそこに無断駐車したり、不法投棄なんかすることにつながると思うのです。その辺の駐車場の管理、要は学童保育のところの隣の駐車場、新しく設置しましたよね。あそこの管理はどういうふうになっているのでしょうか。
というのは、いつも車が止まっているというふうな話も聞くのです。どういうふうな管理しているのですかということも、市民のほうから聞かれるのです。要は、日中学童保育使う、コミセンを使うのであればいいのだけれども、もう何かずっと止まっている状況、夜だけ止まっている状況というのは、何かその辺の管理体制はどういうふうな形を市のほうで取っているのでしょうか。
〇議長(工藤 剛君) すみません、工藤議員、今の質問に関して、ちょっと関連性が分からないので、説明してもらえますか。どこ、@、A、B、C……
〇議員 工藤多弘君 大更開発の部分で……
〇議長(工藤 剛君) いや、その中で、@、A、B、C、Dということで通告されていますよね。その通告の中で、どこに今関連している部分なのか、ちょっと説明をいただいていいですか。
〇議員 工藤多弘君 いやいや、議長、また。私は、大項目の中で、大更開発施設及び周辺の開発についてということで、関連でその駐車場の関係でお話をしているのです。大更駅周辺の今の大更コミセンなり商業用地の部分で、新しく駐車場を設置しましたよね。その関係で大更駅前周辺の開発については、大項目の中で言っていたのです。その中で再質問の中で、最近駐車場を無償で使って、誰が止めてもいいのですが、不法投棄なり、無断でずっと止まっている車があるらしいよということで、その辺の管理は誰やっているのですかということです。
〇議長(工藤 剛君) 大項目でうたっているということで、@、A、B、C、Dということで通告している分には入っていないけれども、大項目で言っていますということの話ですか。
〇議員 工藤多弘君 いや、一番上のイベントをするときの駐車場なりの部分での……
〇議長(工藤 剛君) イベントの駐車場ということですね。
西根総合支所長。
〇西根総合支所長 金田一捷誠君 お答えします。
先般建設課のほうで駐車場が完了したということで、西根総合支所の管理ということで受渡しを受けました。その中で、JRの大更駅前のトイレの管理も西根総合支所でしておりますので、その中で巡回とかしております。
いずれ不法駐車かどうかというのはなかなか分からないし、公共的な駐車場なので、それはあんまり制限を設けると逆に利用しづらいというご意見も当然想定できるわけですから、今後の推移を見ながら適切に管理していきたいと思いますので、ご理解よろしくお願いします。
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 では、次に移りたいというふうに思います。農業支援で、答弁にもありましたとおり、令和4年度は約5,000万ほどを市の独自の施策として農家さんのほうに支援しているというふうにありましたが、今年度も高騰するのが予測されます。その中で、農業新聞の中で、これはJA、宮城県のお話ですが、やはり営農継続の後押しということで、独自に、規模は違うと思うのですが、2億5,000万の支援をするというふうにあります。また、今日の岩手日報の中でも、雫石町で5,300万ほどの支援策を講じるというのが議会のほうで出ているのですが、令和4年度のほうの5,000万ほどもありますが、今年度もやはり予算を取って措置をする、県とか国のあれを見ながらというふうにありましたけれども、令和5年度もそういう肥料、資材関係の部分で、農業者についての支援策の金額というのは考えるとありましたが、令和4年度同額の5,000万ぐらいの予算を措置をするという考えはあるのですか。
〇議長(工藤 剛君) 農林課長。
〇農林課長 佐々木 仁君 お答えいたします。
令和5年度の当初予算では、農家の支援というのは計上はしていない状況ではございますが、これにつきましては令和4年度の対策で1月に農家のほうに交付をいたしておりますし、また拡充分は3月、今月交付する予定としておるところでございます。さらには、国の肥料高騰対策の部分につきましては、これから春肥分の受付をして、恐らく夏前にお支払いになるのかなというような状況で今進めおりますし、それにさらに県は1割加算をするというような状況でございます。
また、令和4年度の肥料高騰対策で市の事業の部分と重なる部分は、国の事業の肥料高騰対策のほうから相当分を除外した上で、国の助成金の分は減らすというような制度設計もなされておりますので、全く今の時点で何も検討しないというわけではなくて、市長答弁のとおり、状況を見ながら令和5年度は検討してまいりたいなというところで今考えているところでございます。
以上でございます。
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 やはり八幡平市は、第1次産業、農業、「農と輝」という部分で、「農」の部分で、何とか令和5年度も引き続き農業支援、営農継続できるような支援を市としてお願いしたいというふうに思います。
では最後に、平舘高等学校振興についての部分で再質問したいというふうに思います。2月20日、総務教育常任委員会協議会の中において、平舘高等学校の生徒の皆さんが八幡平市探究ということで、ハチタンということで報告会がありました。これには、常任委員会の委員はもとより、それ以外の議員もたくさん参加してこの報告会を聞きました。こういうような形で、平舘高等学校では取組報告がありました。
それで、やはり平舘高等学校は、岩手日報さんにいろんな関係で……学ぶ地熱の可能性ということで、地熱発電の資源を利用したということで、活用した利点の考え方ということで発表がありました。生産については、地熱を活用したマッシュルーム入りの料理を紹介されて、平舘高等学校の生徒は、地元の学校であり、地元の企業と地域の人たちと交流を深めています。
そういう中で、地元の学校がなくなるということは、県立高校がなくなるということは、やはりまちの活性化にも影を落とすということになりますので、何とか、平舘高等学校は今定員が40、40で2クラスあるわけですが、最近の入学数を見ますと……今年の入学志願者ということで、今日高校の試験です。普通科に28名、家政科学科に9名ということで、37名の入学志願者が今日試験しております。今1年生から3年生までの全校生徒が149人ということで、1年生は52名、昨年は52名なりました。2年生は46名、今年度卒業するのが51名ということで、今年が37名ということで、その定員の40名、2クラスだと80名ですか、大きく乖離があります。こういうふうな現状の中で、葛巻の山村留学というふうなことが、葛巻町ではこういうふうに取り組んでいるのです、町を挙げて。
また、3月6日の岩手日報の部分で、「九戸へおいで」ということで、九戸では伊保内高校があるわけですが、ここで人口減少に進むということで、やはり入学者も減っているということで、地元の方が地域おこし協力隊になった方の映画を撮って、やはり地元の高校を守るのだというふうな取組をしているわけです。
教育長の答弁にもありましたけれども、平舘高等学校についてはこれからもできる限りの支援していくというのありましたけれども、岩手県の県教委で3年連続で定員割れすれば、学校再編ということで、クラスが減らされるというおそれもあるのです。先ほど申した数字を見ると、ちょっとその中に入っているか、何かもうやばいな、もう入ってしまうとなると大変なので、せっかく去年開校したハロウインターナショナルスクールが安比にできたわけです。そういうのができた環境の中で、八幡平市の地元の県立高校が縮小されるということは、ちょっとやはりここは何とか手を打って、例えば県教委に今普通科と家政科学科があるわけですが、今の時代に合った、まさに八幡平市は「農と輝」、この観光ですよね。観光に特化した学科をつくるとか、国際情報科をつくるかとか、そういうふうな学科を新しく設けて、地元の子供たちもそうですが、広く県内外に平舘高等学校にそういう学科を設けたよと、平舘高等学校に入れば、地域の皆さんと触れ合って、そしてそういうふうな観光と国際情報ができる学科も設けたというふうな、ここの部分はすぐなるとは分かっています。ただ、八幡平市の教育委員会として、県教委のほう、そういうような形で科目を変えて、市を挙げて支援しているのだというふうな取組をしてほしいと思うので、その辺の考え方を教育委員会のほうからお願いします。
〇議長(工藤 剛君) 教育長。
〇教育長 星 俊也君 お答えいたします。
今ある普通科、そして家政科学科、その家政科学科の部分を観光あるいは国際情報等に特化した科に変えられないかというご意見でございますが、このことについてはこれまでも検討、協議したり、あるいは平舘高校の校長とも一体どうなのだろうと、何がいい形なのだろうと協議したこともございます。
そういう中で、平舘高校の魅力の発信、そのためにはやはり今取り組んでいるムラサキ、種をまいて、そこから育てたものを紫根染めに使うというような取組を地域の方々のご協力もいただきながら進めておりますが、このムラサキの取組と、そして地熱活用の取組、これらを柱にしながらやっていくことが一番魅力を発信することにつながるのではないかというような考えを平舘高校のほうから伺っております。
この取組の中で、平舘高校の子供たち、今年度は地域の方々130人を高校に招いて、様々な形で地域の力、人材を活用した形で活動を展開しております。そして、取り組んでいることを先日も教育振興大会の中で皆様に発表して、大変すばらしい発表だという評価も、これは全国的な評価もいただいているわけですが、こういったことをもっともっと地域の方々、市民、そしてこれから入学しようとする中学生にも浸透するような取組をしていくことで、入学者増に少しでもつなげていければなというふうなことを今考えておるところであります。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 6番、工藤多弘議員。
〇議員 工藤多弘君 ぜひ平舘高等学校の地域の密着、それからハロウスクールとの連携ということで、何とか今教育長答弁あったとおり、県教委のほうに強くご提案をしていただきたいとお願いして、私の一般質問を終わります。
(議員 工藤多弘君一般質問席降壇)
〇議長(工藤 剛君) これで工藤多弘議員の質問を終わります。
ここで11時15分まで休憩します。
(11時00分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
(11時15分)
〇議長(工藤 剛君) 引き続き一般質問を行います。
通告順位8番、熊澤博議員。
(議員 熊澤 博君一般質問席登壇)
〇議員 熊澤 博君 議席番号10番、自由クラブの熊澤博でございます。一般質問を行います。
1、ごみの減量とリサイクルへの対応について。岩手県は、2019年11月27日、知事の定例記者会見の場で、令和2年度に策定予定の次期岩手県環境基本計画に当該計画期間を超えた目標として、2050年温室効果ガス排出量の実質ゼロを掲げることを発表しております。
また、八幡平市は、2020年2月19日の市議会において、市長が2050年ゼロカーボンに市として取り組むことを表明しております。ゼロカーボンシティーの表明は、脱炭素社会に向けて2050年までにCO2、二酸化炭素を排出実質ゼロにすることを目指す地方自治体の表明であります。以下について伺います。
@、令和3年度の可燃ごみの総量は。
A、@のうち、生ごみの量と割合は。
B、@のうち、リサイクルごみの量と割合は。
C、ごみ処理経費の合計額は。(焼却費、粗大ごみ、資源ごみの額)
D、ごみ処理広域化で、新しいごみ処理施設が稼働するまでの過渡期の処理方法は。
以上、5点について伺います。
大きく2つ目、児童生徒のいじめ、不登校について伺います。文部科学省の令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査によりますと、令和2年度、小中学校における不登校の児童生徒数は19万6,127人に及ぶことが明らかになりました。その人数は、8年連続で増加傾向にあると言われます。不登校の大きな要因の一つにいじめがあると言われておりまして、ツイッターやラインなどのSNSが今やいじめの温床になっているとも言われております。深刻化するSNSいじめから子供たちを守るにはどうすればいいかが問われております。以下について伺います。
@、児童生徒のいじめ、不登校の実態は。
A、児童生徒のスマートフォン所持の実態は。
B、SNSいじめに悩んでいる児童生徒への対応は。
C、苦しんでいる児童生徒を持つ保護者への対応は。
D、全国の中には、成績で比べる通知表をなくした小学校もあるようでございますが、教育長の見解はいかがでありましょうか、お伺いいたします。
以上、大きく2点にわたりまして一般質問いたしております。よろしく答弁お願いいたします。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
(市長 佐々木孝弘君登壇)
〇市長 佐々木孝弘君 熊澤博議員のご質問に順次お答えしてまいります。
まず、大きな1点目のごみの減量とリサイクルへの対応についてのお尋ねでございます。初めに、1つ目の令和3年度の可燃ごみの総量についてでございますが、可燃ごみの内訳といたしましては家庭系ごみと事業系ごみに分別されます。3年度の家庭系ごみの搬入量につきましては、ごみ集積所へ出されたごみと直接市清掃センターへ持込みされたごみを合わせまして5,454トンとなっております。
また、事業系ごみにつきましては、事業者が事業において出たごみを直接清掃センターへ持込みされたごみと事業者から依頼を受けた一般廃棄物収集運搬業許可業者が搬入するごみを合わせまして2,791トンとなっており、家庭系ごみと事業系ごみの合計は8,245トンとなっているところであります。
次に、2つ目の可燃ごみのうち、生ごみの量と割合についてでございますが、本市においては毎年度の生ごみの量と割合について把握、推計はしておりませんが、工藤直道議員の一般質問でもご答弁申し上げましたとおり、令和2年度に実施した環境省調査での結果から家庭系ごみのみ推計いたしますと、食品廃棄物の割合が34.6%でございましたので、生ごみの量といたしましては約1,887トンと推計されます。
次に、3つ目の可燃ごみのうち、リサイクルごみの量と割合についてでございますが、本市においては把握、推計していないところでございます。なお、参考となりますが、家庭系可燃ごみ組成調査を実施している幾つかの自治体の調査結果から推計いたしますと、新聞紙、段ボールなどの雑紙類につきましては約10%でございましたので、約545トン、またペットボトルや白色トレー、アルミ缶などにつきましては約1%でございましたので、約19トンとそれぞれ推計されるところであります。
ごみの区分と出し方につきましては、今後も市民の皆様に「広報はちまんたい」や市ホームページなどを通じて、分別収集に対するご理解やご協力をお願いしたいと考えております。
次に、4つ目の令和3年度のごみ処理経費の合計額でございますが、市清掃センターの管理運営につきましては、令和元年度から10年度までの10年間、株式会社八幡平エコクリーンへ長期包括的管理運営委託事業として委託しております。3年度における清掃センター等管理運営委託料の決算額は3億2,714万9,000円でございまして、その内訳でございますが、議員お尋ねのごみ焼却施設経費につきましては1億3,263万円、粗大ごみ処理施設経費が2,041万4,000円、手選別処理施設経費が1,025万円でございます。そのほか人件費や事務費といった共通経費、最終処分場に係る経費を合計した金額が決算額となっている状況でございます。
次に、5つ目の新しいごみ処理施設が稼働するまでの処理方法についてでございますが、本年2月1日付で締結をいたしました県央ブロックごみ処理広域化の推進に関する協定におきまして、新しいごみ焼却施設で受け入れるごみは、現在の盛岡地域の施設の受入れ基準の範囲を超えないものとしておりますので、本市におきましては可燃ごみとして焼却しているプラスチック製容器包装廃棄物の資源化について今後取り組んでいく必要があると考えております。
また、プラスチック製容器包装廃棄物に該当しないプラスチック使用製品廃棄物につきましても、新焼却施設稼働までに8市町全域で資源化されるよう取り組んでいくこととしております。
なお、現在新たなごみ焼却施設に関して取り組んでいくことを最優先として、不燃・粗大ごみ処理施設、リサイクル施設及び最終処分場の方向性につきましては、整備等の費用、処理効率、住民の利便等を勘案し、今後も共同処理を含めた協議を進めることとしているところでございます。
なお、以下のご質問につきましては、教育長から答弁がありますので、以上で私の演壇からの答弁とさせていただきます。
(市長 佐々木孝弘君降壇)
〇議長(工藤 剛君) 教育長。
(教育長 星 俊也君登壇)
〇教育長 星 俊也君 私からは、大きな2点目の児童生徒のいじめ、不登校についての質問にお答えいたします。
初めに、1つ目のいじめ、不登校の実態についてでございます。本市の令和3年度中の状況でございますが、いじめの認知件数は小学校で42件、中学校で13件であり、前年度と比べると小学校で9件の減少、中学校で3件の増加となっております。
また、不登校については、小学校で5人、中学校で16人となっており、前年度と比べると小学校で増減なし、中学校で6人の減少となっております。本市の不登校児童生徒の出現率は、小学校で0.56%、中学校で3.26%と、県や全国と比べても少ない状況にあります。
次に、2つ目のスマートフォン所持の実態についてでございますが、令和4年6月に市内小学校の4年生以上を対象に実施した市教委独自調査によりますと、携帯電話を所持しているかの質問に対し、小学4年生で23.2%、小学5年生で28.6%、小学6年生で40.8%が所持しており、中学校では中学1年生で46.5%、中学2年生で64.3%、中学3年生で80.8%が所持していると回答しております。このことから、学年が上がるにつれて所持率が高くなっていることが分かります。
次に、3つ目のSNSいじめに悩んでいる児童生徒への対応についてですが、いじめの事案が認知された場合には、いじめ行為をやめさせることや被害者を徹底的に守り抜くということが必要であり、これはSNSいじめについても同様であります。ただ、SNSいじめの特殊性として、周りから気づかれにくいことやSNSでのつながりが学校から離れて家に帰ってからも続くことが指摘されおります。
これらのことから、このような事案が発生した場合には、被害児童生徒の心のケアに配慮するとともに、加害児童生徒の保護者の協力も仰ぎながら対応していくことが大切であると考えております。
次に、4つ目のいじめや不登校で苦しんでいる児童生徒を持つ保護者への対応についてですが、ここで大切なことは保護者も悩み苦しんでいるということを十分に理解し、我が子が安心して学校に行くことができずにいることに対する保護者の不安を少しでも軽減するように対応していくことであると考えております。
そのため、教育委員会といたしましては、お子様に適応指導教室への通級を勧めることや校内において別室での指導等を行うことなど、児童生徒に対する支援の方法を具体的にお示ししております。加えて、教育委員会に配置しております教育相談員や学校に配置しておりますスクールカウンセラーとの面談を行うことができるよう、体制を整備しております。
次に、5つ目の成績で比べる通知表についての質問でございますが、通知表は児童生徒の学校生活での様子や頑張りを保護者に伝えるために作成しており、現在市内では成績で比べた評価を通知表に記載している学校はありません。
しかし、児童生徒の中には、他者と比べ劣等感等を抱いてしまう可能性もありますので、保護者には児童生徒のよさや取組過程での努力の様子も併せてお伝えし、児童生徒が前向きに学校生活を送ることができるようにしております。このことは、いじめや不登校の未然防止にもつながるものと考えております。
教育委員会といたしましては、今後におきましても児童生徒が夢や希望、自らを成長させたいという願いを持って学校生活を送ることができるよう、通知表の在り方についても指導してまいりたいと考えております。
以上で私の演壇からの答弁とさせていただきます。
(教育長 星 俊也君降壇)
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 それでは、再質問させていただきます。
まず、1点目のごみの減量とリサイクルへの対応についてでございます。るる説明がございました。本当にありがとうございました。最後のDのところの質問でございます。いわゆるごみ処理広域化で、新しいごみ処理施設が稼働するまでの過渡期の処理方法はということで、説明はいただいたわけでございますが、今回のこの広域化の動きといいますのは、そもそも環境省のごみ処理の広域化計画についての、これは公布日は平成9年の5月28日だったわけですが、平成9年ですから1997年、今から26年前の通知に基づく広域化なわけでございます。岩手県は、これを受けまして平成11年策定の県ごみ処理広域化計画を出しております。平成11年といいますと、1999年でございます。まさに大分前の話なわけです。それを受けての、いわゆる国の動きを受けての広域化計画ということでございました。
ですから、いろんな矛盾も実はあるのです。例えばダイオキシンの問題、これなどはもうとっくにクリアしているものなのですが、これが実は主な環境省のごみ処理の広域化計画の柱でもございました。いわゆるダイオキシンの削減対策だったのですが、物を燃やすと発生しやすい有機塩化化合物がダイオキシンなわけなのですが、物、合成樹脂、いわゆるプラスチックなのです。これを燃やすと、ダイオキシンが発生すると。ただ、これもいろいろ研究が進みまして、800度Cの高温焼却を約2秒間行うことで熱分解できるということが分かりまして、その後既存の焼却炉でもダイオキシンを出さないで済むというような方向に実はなってきているわけでございます。
それで、8市町によりますごみ処理資源化の具体化というのは、残念ながら先送りしたままで県央ブロックごみ処理広域化計画の一部事務組合が設立されたわけでございます。それで、実はDのところのごみ処理広域化で、新しいごみ処理施設が稼働するまでの過渡期の処理方法ということで質問してあるわけなのですが、さて、この新しいごみ処理施設の稼働は実際いつ頃になるというふうに考えておられるかをまず伺いたいと思います。非常にいろんな先送りがあったものですから、これからの一部事務組合のいわゆる活動というのは、非常に多岐にわたるというふうに懸念されておるわけでございまして、その辺まず第1点でございますが、いつ頃になりそうだというふうに当局では認識しておられますか。お伺いいたします。
〇議長(工藤 剛君) 市民課長。
〇市民課長 高橋康幸君 お答えいたします。
今ご質問のありました盛岡広域の8市町の集約化したごみ処理施設につきましては、ごみ焼却施設になりますけれども、令和14年度の稼働を計画しているところでございます。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。それで、非常に年数がないのです。実は、私もこの間橋悦郎議員の反対討論を受けまして、やっぱりこれはもう一回勉強し直さなければならない、何か大きな問題が隠れているかもしれないと思いまして、いろいろ資料を集めてみました。そういう中で、実は県央ブロック内のごみ処理施設のいわゆる耐用年数がストーカ炉の場合には30年なのです。一番古く稼働しているのは葛巻でございます。これが平成5年からでございました。そういうことで、平成5年といいますと1993年ですから、2023年度、いわゆる今年が30年目に当たるのです。もう耐用年数が来ているということで、順に岩手・玉山、八幡平市、盛岡、滝沢、盛岡・紫波と、こういうふうに実は耐用年数が順に来るわけなのですが、盛岡広域の8市町の合計が1日当たり753トン、これくらいの焼却できる内容のものでございます。
そして、今言われておりますのは、盛岡インター周辺の土淵地域に、ストーカ炉に限定したのではなく、溶融炉も見込んだ日量500トンの焼却炉が計画されているということなわけで、結果的に10年後、ごみ処理施設の稼働を目指す計画になっているということで、県央ブロックのこれに対応する施策、事業というのは困難を極めるのではないかなというふうに私は非常に危惧しているわけでございます。とりわけ八幡平市の場合には、平成10年ですから1998年、1日50トン焼却できるということで始まっておりますが、2028年度が30年目に当たりまして、あと5年後がいわゆる30年目に当たる耐用年数の満了でございます。
そういうことで、非常に忙しい状況の中にあるわけなのですが、この焼却施設の受入れ基準は全部盛岡市の基準に合わせるということになったというふうに実は伺っておるのですが、この過渡期をどう八幡平市は乗り切る予定なのか、その辺をもうちょっとごみの分別も含めまして、市の取組の考え方を伺いたいなとまず思います。
〇議長(工藤 剛君) 市民課長。
〇市民課長 高橋康幸君 お答えいたします。
ごみ焼却施設ができるまでの分別の進め方ということで、分別の進め方につきましては、今議員おっしゃったとおり盛岡地域の受入れ基準の範囲を超えないものとしております。市長答弁にもありましたとおり、現在各市町でそれぞれの分別で行っているわけですけれども、八幡平市におきましてはプラスチック製容器包装廃棄物、そしてあとこちらは8市町全部に関係しますけれども、プラスチック使用製品廃棄物の分別が稼働の時期までに取り組まなければならないものとなっております。
そちらのほうのリサイクルの部分につきましては、こちらのほうも答弁にありましたが、今年度末にこちらのほうを協議する検討協議会を8市町で立ち上げまして、具体的に燃えるごみ以外の不燃、粗大、あとリサイクル施設等の協議を令和5年度から進めることとしております。早急に分別のほうを進められればよろしいのですが、その協議の中ではこちらの分別のプラスチック製包装容器等の分別につきましても、8市町で協働して取り組めるのか、それとも各市町それぞれの取組になるかというところも議論をしながら進めるということで、そちらの検討結果に対応した形で、今後八幡平市でもそちらの分別のほうを進めていく予定としております。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。
実は、旧紫波郡の紫波町、矢巾町、それから盛岡市の都南地域と、さらには葛巻町、ここでは生ごみの資源化、これが実施されておるわけです。私たち八幡平市ではやられておられないということなのですが、何か過渡期における本市の生ごみの対応というのは、今までどおり、もう一切関係なく、やらないという方向でよろしいのでしょうか。あるいは、いわゆる広域化に伴って、やれる範囲での努力、生ごみといいますと堆肥化、それから家畜の飼料化、この2つがあるわけなのですが、これが実は大きくごみの焼却に負担を与えている原因になっているわけです。そういう点で、その辺の対応は一切しないで、今までどおりの歩みを続けていくお考えなのか、その辺も併せてご紹介いただければと思います。
〇議長(工藤 剛君) 市民課長。
〇市民課長 高橋康幸君 お答えいたします。
生ごみの堆肥化等につきましては、今議員からご紹介がありましたとおり、紫波、盛岡市都南地域と、あとは葛巻町のほうで取り組んでおられるということでお伺いしております。葛巻町につきましては、家畜の排せつ物などを原料に、それにあと家庭の生ごみのほうをバイオガスプラントのほうに集めまして、そこから熱や電気、あとは有機肥料等を回収しているということで伺っております。
また、紫波のほうにつきましても、こちらのほうは生ごみ、家庭ごみのほうの収集をしておりまして、そちらを肥料化して、1袋というか、普通の肥料袋というか、ビニールのほうに梱包して販売しているということで伺っているところです。
八幡平市につきましては、生ごみについては今現在は実施していないところなのですが、実施した場合には施設整備がまず当然かかってくるものと考えております。実際に製品化、堆肥化とかした場合に、受け入れた分の販路なり供給先をどうするかとか、あとは生ごみの回収方法とか、あとは集めたものと供給するバランスとか、様々今後検討していかなければならないと思っていまして、それを持続的に循環させる仕組みづくりというものに時間が結構かかるものと認識しております。
ちょっとすぐという話はできない部分でございますので、まず今取り組めるという対応としては、やはり議員おっしゃったとおり、生ごみが入っていることによって、水分が多く、約80%ほど含まれていますので、焼却費用も上がっておりますし、それでまずCO2の排出や燃料費がかかっているということになります。今からちょっと考えているのは、やはり生ごみの中の水分、水切りを市民の皆様、あとは事業者の皆様のほうに周知して、可能な限り生ごみの減量化を図っていって、ごみの減量化につなげていきたいと思っております。そのためには、昨日のご質問にもありましたとおり、食品ロスという部分でも取り組んでいかなければならないと考えておりましたので、そちらのほうにつきまして、市長答弁と同じような形にはなるのですが、「広報はちまんたい」や市のホームページ、あと出前講座、あとは様々なそういう機会を設けて、市民の皆様、事業者の皆様のほうに周知を図っていきたいと考えております。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。生ごみの処理なのですが、かつて西根町ではコンポストを配って、それで堆肥化を図ったという時代がありました。非常にいい堆肥ができるのです。いわゆる家庭で出ます残飯を土の上にかぶせたプラスチックの入れ物の中に入れて発酵させると、そしてそれを堆肥化させて、それこそ自分の花壇だとか野菜畑に活用するというやり方です。これは、都会ではなかなか難しいとは思うのですが、八幡平市の場合はほとんど農家ですので、できる人がかなりいると思うのです。
それから、私の経験では、牛を飼っていて、実は盛岡のシライシパンさんから2トン車のダンプで1台もらって、それで牛飼ったことがあります。小麦と塩でできているものですから、立派な餌なのです。それこそ100%自給のような形になる濃厚飼料ということで、これも市内にあります食品産業の廃棄物を出す業者は、恐らくお金を払って有料で焼却場に運搬していると思うのですが、事業系のごみになるわけですから。これももし畜産農家と連携できれば、逆にただで処分できると。都会のほうですと、逆に処理料としてお金もらうのだそうです。パンの耳だとか、おからなんかを処理してくれたということで、処理料としてお金を置いていくということなのです。これなんかも今後の日本の在り方としては、やっぱり市としても考えていく必要があるのではないでしょうか。ただ単に今までやってこなかったから、やっているところだけの、紫波郡と盛岡の一部の都南と、そして葛巻任せではなく、やっぱり挑戦してみる価値が私はすごくあるような気がするのですが、その辺で一言で結構ですので、考え方を伺いたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げたいと思います。
ごみの収集には、一般廃棄物と、そして産業廃棄物、両方2種類あるということはご案内のとおりでありまして、自治体は一般廃棄物のほうの処理を行うということが基本になるわけでありますが、この中で一般家庭から出る生ごみの処理についてのお話であります。今の市の焼却施設につきましては、先ほど熊澤議員さんのお話の中でもありましたとおり、ダイオキシン対策ということで、850度程度の焼却温度ということで、以前に比べると本当に高温で焼却することによって、ダイオキシン対策ができているということになるわけでありますが、ごみの種類として受け入れているいわゆる生ごみ、プラスチックごみ、そして紙、これらがまずバランスよくといいますか、焼却のごみということを基に設計といいますか、運用されているというような状況もあります。
現状の施設のままでプラスチックごみだけをリサイクルして、例えば入れないということになれば、生ごみの割合が高まって焼却温度が下がるわけでありますので、ここは議員おっしゃるとおり、重油の投入がさらに必要になってくるわけでありますが、一方で紙あるいはプラスチックごみをそのままにしながら、生ごみをリサイクルするということで投入しなければ、今度は熱が高温になり過ぎて、逆に水をかけて温度を下げなければならないとか、そういったようないろいろ技術的な問題が現在の焼却炉の中ではあるわけであります。
ですから、そこを新しい広域化によって整備する焼却炉に向けては、当然プラスチックごみはリサイクルする方向でいくわけでありますが、生ごみは現状の行われている紫波環境あるいは葛巻、そちらは今までどおり生ごみは分別するわけでありますが、それ以外の市町については特段そこまでのことは求められないわけでありますので、新しい焼却施設の構造に向けてそこをどうしていくかということは、それぞれの市町で考えていかなければならない状況になってくるものというふうに思っております。
ですから、ちょっとなかなか現状の施設でどうしていくかというところは、実はかなり悩ましい問題でありますので、本来であれば紙、プラスチックごみ、そして生ごみもセットでリサイクルしていく、資源化の対象として焼却ごみから一斉に外していくということが現状の施設の運営の仕方では望ましいところではあるわけではありますが、やはりストックヤードとか、いろいろな費用の観点からいえば、これを現実にこの10年間でできるかといえば、そこは難しいわけであります。
生ごみについては、やらないという話ではないわけではありますが、まずはプラスチックごみの資源化を図りながら、紫波あるいは葛巻等々の事例も参考にしながら、どの程度の費用をかけて、生ごみもどの程度のリサイクル率になっているのか、回収できているのか、その辺も研究しながら進めていかなければならないのではないかと現状では考えているところであります。
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。
最終処分場の確保の問題で伺いたいなというふうに思います。大都市圏等では、既に広域的な最終処分場の整備が行われていると言われておりますが、今後のいわゆるごみ焼却施設の広域化と併せて、焼却灰等を処分する最終処分場の広域的な面での確保を図る必要が出てくるのではないかというふうにも思うわけです。
現在各市町が持っております最終処分場、ほとんど満杯だというふうにも伺っております。そういう時期にもう来ているのだと。個々に設けるのではなく、今度は焼却を一括してやるわけですから、当然大きな最終処分場の確保というのは考えていかなければならないと思うのですが、その辺の動き、分かりましたらお知らせいただきたいと思います。
それと併せまして、県の産業廃棄物最終処分場の整備が今八幡平市では進められているわけなのです。これとの広域化計画の関わりというのはあるのかどうかも、併せましてお知らせいただきたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 市民課長。
〇市民課長 高橋康幸君 お答えいたします。
最終処分場のご質問ですけれども、それぞれ当市のほうにも最終処分場、一般廃棄物の部分はございまして、そちらのほうの部分はまだ10年を超えるぐらいの余力があるということで確認をしておるところでございます。
ただ、他の市町においては、処分場を持っているところ、持っていないところ、いろいろあと自治体の方針について今後どうするかというのはそれぞれ違うところではございますが、処分場の、今度広域化なることによりまして、当然ごみの焼却に伴いまして焼却灰等が発生いたします。その焼却灰の処分というか処理の方法につきましても、今後の協議ということになっておりまして、出した部分のものを市町のほうで処分してもらうのか、あとは業者に頼んで資源化するとか、様々方法がございますので、その中で議論していくような形になるものでございます。
あとまた、各市町にある処分場につきましても当然将来的には満杯になりますので、その先のことについても今後の協議の中で話し合うこととしております。
あと、県で行っている産業廃棄物の処分場との関係ですが、市町村が設置している最終処分場は一般廃棄物の処分場でございまして、県で今建設している処分場につきましては産業廃棄物となりますので、直接の関係というのはございません。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。
令和5年度から令和28年度までの総事業費が報道されておりますところでは、約858億円というふうに言われております。これにいわゆる余熱利用施設整備費、あるいは恐らくプール制になるかとは思うのですが、各市町が行うとされる約134億円の収集運搬費、これは含まれていないと言われております。それから、令和28年度の時点で残される約57億円の起債償還も加えますと、総額で優に1,000億円を超えるというふうに報道されておるのですが、これ間違いがないかどうか確認でございます。
それで、本当にこの広域化で八幡平市の負担は大幅に減るのか、この辺も併せまして見通し、今の時点で分かる範囲で結構ですので、お知らせいただきたいというふうに思います。
〇議長(工藤 剛君) 市民課長。
〇市民課長 高橋康幸君 お答えいたします。
今の焼却施設の建設費については、858億ということで先日組合のほうで発表した数字になります。その他、ただこの数字につきましても今後、議員さんおっしゃったとおり、ストーカ炉になるのか、溶融炉になるのか、あとは今500トンということで見込んでいる処理量なのですが、そちらのほうも実際に実施設計した際にどのような形になるのかという部分で変動になる部分になります。あと、収集運搬や起債などにつきましても、こちらの収集運搬は各市町の負担になりますので、一応概算という数字にはなります。単純に足すと1,000億ぐらいにはなるのですが、こちらのほうにつきましても今後変動していくものとなっておりますので、必ずこのぐらいかかるというものではないものと認識しております。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。
実は心配しておりますのは、廃棄物処理というのは自区内処理が原則だという声が昔からあるのです。つまりごみの減量化は、広域化一極集中ではなく、それぞれの自治体が特徴を生かして分散立地で自区内処理を原則にするという考え方なのです。いわゆるごみの減量化と、そしてさらにはごみを出さないばかりでなく、それをリサイクルして、なるべく燃やさないようにするという努力、生ごみについてもそういう考えで堆肥化、餌化、飼料化が推奨されているわけなのですが、自治体行政の施策として住民と行政の協働によって実現することが私は望まれていると思うのですが、この考え方に市長としてのご所見を伺いたいと思います。やっぱり広域化によって、もしそういう自区内処理の原則で生きているごみの減量化、これが離れていったとしたら、これは大変なことなわけでして、その辺非常に危惧しているのです。そういう点での考え方を市長から、これは伺いたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げたいと思います。
確かに自区内処理、いわゆるそれぞれの自治体内での処理が望ましいというようなことは、法の中でもそういう趣旨ではないかなというふうには思っております。今回のごみ処理の広域化は、まずは焼却施設の分について合理化を図る、あるいは環境の観点から広域8市町でまとめていこうというのが、平成9年でしたか、国の広域化の通知、あるいは1999年の岩手県の広域化計画ということでは、議員おっしゃられたとおりダイオキシン対策というのが主眼だったわけでありますが、現在は岩手県は広域化計画から指針に変わっていますが、やはりダイオキシン対策というよりはCO2の排出量の削減とか、そういったようなことが主眼になってきているというふうに捉えておるところであります。
そういう中で、ごみの焼却処理は効率化を図って、費用の低減と、そしてCO2の削減を図る、一方でごみのリサイクル、資源化については、当然広域で取り組むということだけではなくて、どちらかというとやはりこれまでどおり市町、それぞれの自治体主体でやるべきものというふうに私は思っています。広域化になったからといって、資源化、リサイクルまでそちらの広域化で対応するということは、そこまでは求められているものではないというふうに思っています。ただ、進んでいるところの事例は、当然一緒に広域でやることによって、そういうノウハウは今まで以上に取り入れられるわけでありますから、そこを参考にしながら我々八幡平市として減量化に向けてどう取り組んでいけばいいのか、これは広域化になったからというよりは、広域化を一つのきっかけとして、我々がさらに取り組むべき課題であるというふうに思っているところであります。
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。
次に、児童生徒のいじめ、不登校について再質問させていただきます。ささいなきっかけが実はSNSいじめにつながってしまうというふうに言われております。子供たちは、非常に悩んでいるのだということも言われております。かなり思った以上にスマートフォンを所持しているなという、さっき数字を紹介されまして思いました。
グループラインがいじめの温床になってしまうケースが非常にあるのだそうですが、例えば自分の発信に誰も反応してくれなかったり、グループから勝手に外されたり、学校内でも無視されたり、逆にターゲットになった子供を隠し撮りして、その写真を面白おかしく加工してSNSで世界中に拡散されて、それがショックで自殺を図ったケースまであったそうなのです。これは、かなり深刻な事態にまでなっているようでございます。
やっぱり教育委員会として、これに対する対応を、いわゆる児童生徒だけでなく保護者にもやっていく必要が私はあるのではないかというふうに思います。一定の努力はしておられるようです、さっきの報告でありましたが。その辺で伺いたいと思うのですが、私調べましたところでは、苦しんでいる子供たちは、小さなサインを出しているそうなので、それを聞き取って、受け取って、そしてそれに対する対応をやっていくという姿勢が大事なのだそうです。1つには、苦しんでいる子供のサインというのは、視線をそらすようになる、それからよく熱を出す、水のがぶ飲み、呼吸が乱れる、トイレに駆け込み出てこなくなる、こういうサインが出るそうなのです。大切なのは、やっぱり子供たちと向き合う姿勢なわけでして、話すときには保護者もスマホは脇に置いて、真っすぐに目を見てあげることなのだそうです。親が受け止めてくれるのだということを子供が実感して、この積み重ねが相手を思いやることにつながっていく。自分と相手の立場を入れ替えて考えてみるという行動にもつながっていくというふうに言われております。そして、何よりもやはり子供と一緒に過ごす時間を大切にして向き合うことは、子供のSOSに気づく一番のきっかけになるというふうにも言われております。
そういう点で、教育委員会としてのこのSNSいじめに対する、子供に対する、児童生徒に対する対応と指導教育と、保護者に対する指導教育、この辺やるつもりはないでしょうか、伺います。
〇議長(工藤 剛君) 教育指導課長。
〇教育指導課長 柏 英保君 お答えいたします。
まず、SNSにかかわらず、いじめの未然防止に関しましては、それぞれの学校の中で児童生徒の主体的な児童会、生徒会活動等による様々な活動であったり、そういったこと等も踏まえながら取組を進めているところでございます。特にSNSに関わりましては、どうしてもなかなか表に出にくいというようなことであったり、深刻化しやすいというような状況もございますので、各学校におきましては情報機器の使い方等に関わる学習であったり、研修であったり、外部講師を招いての学習会であったり、また保護者への啓蒙であったり、そういったようなことを現在も実施しているというところでございます。
また、情報機器活用のアンケートを市教委で実施しておりますので、その結果を保護者の方にもお伝えをしながら、情報機器活用に関わる注意してほしい部分であったり、そういったことを保護者の方にもお伝えしながら、子供たちの成長を教育委員会といたしましても、学校も、そして保護者の方も一緒に取り組んでいきたいということで現在も進めているところでございます。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 10番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。
最後のDの全国の中には成績で比べる通知表をなくした小学校もあるようだがということで、見解を求めるということで最後の質問になっておりますが、実はこれは神奈川県の茅ヶ崎市の市立香川小学校の校長先生がこの通知表に非常に疑問を持っておられまして、2年かけて先生方と相談したのだそうです。やはり成績が悪い子ががっかりしてやる気をなくしがちになるという問題があったと、それから成績のいい子はできない友達を軽く下に見てしまう可能性があるようだよと、こういうことも言われていました。これを何とか、何がよくて何が問題なのか、今のよくできる、できる、頑張ろうの3段階でははっきりしないということで、この学校の先生たちと一緒に校長先生が会議を尽くして、議論を尽くして、そして2年前に通知表をなくしたのだそうです。そうしましたら、意外や意外、非常に効果があったという報道でございました。
実は、岩手日報の日報ジュニアウイークリーというのあるのですが、それに載ってきたのです。それで、たまたま見たものですから、いや、こういう考え方もあるのかなと思って、そして提案というか、見解を伺いたいと最後につけたわけなのですが、ここの校長先生いわく、小学校くらいできるできないで比べなくてもいいのではないかと、そして今までの自分との競争をさせるやり方で通知表をなくしたほうがいいのではないかということで、非常にそれが功を奏したそうで、この取組がほかの小学校でもぜひ広がってほしいとこの校長先生は言っているそうです。ですから、我々が想像するよりもはるかにいい効果が出ておったようでございます。そういう点で、通知表に対します教育長の考え方、ぜひ伺いたいなというふうに思います。
子供同士で教え合うというのを、実は私盛岡の下小路中学校だったのですが、1学年550人の大きい中学校ですが、私のクラスだけそれやったのです。3年間クラス替えがなくて、それで本当に仲よくなって、分からない仲間に教えようということで、授業終わってからやったのです、本当に。私だったら生物だとか国語得意だというので、それを教えましたし、そうやってやったら全教科平均点が、10クラスあったのですが、私のいるクラスが全教科トップでした。すごく仲のいいやり方で、先生の教える教え方とはまた違う生徒の教え合いっこというのは効果あるのです。
そういうのも含めまして、通知表の在り方どうなのかなと改めて思った次第でございます。一言お願いしたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 教育長。
〇教育長 星 俊也君 今神奈川県の小学校の通知表をなくしたという取組をご紹介いただきましたが、様々な考えがあって取り組んでおることと思いますけれども、本市ではこの通知表、頑張りを認め、子供のやる気を引き上げる、伸ばす、そのツールとして通知表を使いたいというふうに考えております。
先ほどもご答弁申し上げましたが、昔のような5段階で、あなたは5だよ、4だよというような評価の仕方は今は一切しておりません。頑張った子はみんなよくできたというような評価をしておりますし、そして所見のところにどこを頑張ったのかが分かるように記述をして子供に渡す、保護者にも分かってもらうということを取り組んでおります。
また、通知表に記すということは、教師の側から見ましても、自分の指導したことを振り返る一つのきっかけであります。自分のしたことできちんと子供たちに力をつけてあげることができたのか、伸ばしてあげることができたのかと、そういう一つのツールとして、やはり自分自身の指導を振り返る、そういう場にもなるということで、学期ごとの通知表というのは子供のためにこそあると、そのためにこれからも大事に使っていきたいというふうに考えておるところです。
(議員 熊澤 博君一般質問席降壇)
〇議長(工藤 剛君) これで熊澤博議員の質問を終わります。
ここで昼食のため13時15分まで休憩します。
(12時16分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
(13時15分)
〇議長(工藤 剛君) 引き続き一般質問を行います。
通告順位9番、古川津好議員。
(議員 古川津好君一般質問席登壇 ※プロジェクター使用)
〇議員 古川津好君 議席14番、古川津好です。最初に、小屋畑の屋内ゲートボール場について伺います。
旧安代老人憩の家に隣接する屋内ゲートボール場が急に閉鎖されることになり、市内のゲートボール愛好者の方々からプレーができずに困っているとの声が寄せられております。そこで、次の点を伺います。
1点目、なぜ12月20日付という急で、たった1週間のみの短い猶予で、年末の多忙な時期の12月28日に閉鎖することに至ったのか、その経緯を伺います。
2点目、令和4年12月議会に提案されたゲートボール場の存続と維持修繕等の請願が議会で不採択となったことも、閉鎖を決めたことと関わりがあるのでしょうか。
3点目、平成25年8月30日に開催された市議会の政務調査会で配付された資料によりますと、あずみの湯の一部を安代老人憩の家にするための増改築の説明の際、現在安代老人憩の家については、あずみの湯の増改築が完了後に取り壊し、ゲートボール場の駐車場とする予定ですとなっておりました。この方針を変えるのであれば、廃止を通知する前に、関係者に対しても事前に何らかの説明をするべきではなかったのでしょうか。
4点目、このような突然の廃止通知は、これまでの市からの議会への説明や、公共施設再編計画でうたっている「屋内ゲートボール場は廃止に向け関係者と協議を進めます」ということに対しても矛盾すると思いますが、どのように考えますか。
次に、2項目めの固定資産税の未納について伺います。過日の岩手日報において、北上市が誘致企業の設備投資による固定資産税の伸びから交付税の不交付団体になったことが報じられておりました。固定資産税は、地方自治体にとっては非常に貴重な財源の一つです。そこで、我が市の状況を伺います。
1点目、令和3年度から固定資産税の当初予算が毎年1億円近く増加していますが、次年度以降もこのような予算額の伸びが期待できますでしょうか。
2点目、令和3年度の決算審査で、固定資産税の未済額が多額に上っていることが明らかになりました。その後の納付状況は、どのようになっていますでしょうか。
3点目、コロナ対策で猶予した未納分を含めまして、現時点における固定資産税の未納額は幾らになっていますでしょうか。
最後に、出産・子育て応援給付金支給事業について伺います。2月9日の議会議員全員協議会で説明があった国の事業である出産・子育て応援給付金支給事業と市の事業である出産祝金とを、市の条例を廃止してまで、なぜ一緒に統合することにしたのでしょうか。
以上、伺います。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
(市長 佐々木孝弘君登壇)
〇市長 佐々木孝弘君 古川津好議員のご質問に順次お答えしてまいります。
まず、大きな1点目の小屋畑屋内ゲートボール場についてのお尋ねでございます。初めに、1つ目のなぜ急に1週間の猶予のみで、年末の多忙な時期の12月28日に閉鎖することに至ったのかについてでございますが、令和4年八幡平市議会第4回定例会に本施設に係る請願が八幡平市ゲートボール協会から提出され、採決の結果不採択となったこと及び採決に至る討論での意見を踏まえ、既に廃止された施設であり、施設の状況からも安全を確保できないと判断し、施設の劣化で被害が懸念される降雪の時期を迎えることから、早急に対応したものであります。
次に、2つ目の令和4年12月議会でのゲートボール場の存続と維持修繕等の請願が議会で不採択になったことも閉鎖を決めたことと関わりがあるのかについてでございますが、屋内ゲートボール場は平成27年に既に廃止した施設であり、完全に閉鎖する予定としていたところであります。今回の請願に対する議会での採決の結果及び採決に至る討論での意見を踏まえ、市では総合的に判断をして完全閉鎖を決定したものであります。
次に、3つ目の平成25年8月30日のあずみの湯を安代老人憩の家にする増改築の説明の際に、市議会政務調査会に配付された資料での方針を変えるのであれば、廃止通知以前に関係者に対しても事前に説明をすべきではなかったかについてでございますが、本施設は平成25年の市議会政務調査会での説明の後、平成26年八幡平市議会第4回定例会で、八幡平市老人憩の家条例及び綿帽子温泉館条例の一部を改正する条例をお認めいただき、平成27年に廃止された施設でございますので、今回の完全閉鎖に関しての一連の中での説明は要しないものと考えております。
次に、4つ目の突然の廃止通知は、これまでの市から議会への説明や公共施設再編計画、屋内ゲートボール場は廃止に向け関係者と協議を進めますとも矛盾すると感じるが、どうかについてでございますが、屋内ゲートボール場は平成27年に廃止された施設でございましたが、使用が続いたため、閉鎖に向けて協議を進めるとしていたものでございます。その協議の前に市議会に請願が出され、先ほど申し上げました経緯により、市では令和4年12月28日での完全閉鎖を決定したものでございます。
なお、屋内ゲートボール場の閉鎖に伴い、市ゲートボール協会に対しましては、代替となる屋内でゲートボールができる市内の体育施設についての情報提供を行ったところでございます。
次に、大きな2点目の固定資産税についてのお尋ねでございます。初めに、1つ目の令和3年度から毎年1億円以上増加しているが、次年度以降も予算額の伸びが期待できるかについてでございますが、固定資産税につきましてはコロナ禍による観光客激減の影響を大きく受け、特にも令和2年度は国が最も厳しく行動制限を発動した時期でもあり、市内の観光事業等において著しく経済が低迷したことを受け、固定資産税の納税猶予を実施したところであります。多くの観光事業者等が納税猶予の手続を行ったことにより、現年度分の当初予算を1億5,120万円減額補正しております。
3年度当初予算現年分につきましては、評価替えによる家屋の減収分として3,100万円に加えて、新型コロナの納税猶予を含めた軽減分として1億4,049万7,000円を見込んでおり、その特別な事情として合計で1億7,149万7,000円の減額を見込んだ14億332万5,000円を予算計上をいたしました。
4年度の当初予算では、3年に新築または増築により増加した分はあるものの、3年度当初予算では見込んでいたコロナ軽減分を見込んでいないため、15億5,020万1,000円となっており、前年度より1億4,687万6,000円増となったものであります。
また、5年度の現年分の予算につきましては、当初予算を16億2,570万円で計上しており、前年度より7,549万9,000円の増額となっております。増額の要因といたしましては、大規模な新築家屋2件分の家屋の増が6,000万円、償却資産等の増が1,550万円となっております。
6年度も大規模家屋建設による課税の予定もありますが、評価替えの年でもあり、大きな伸びは期待できないと現時点では考えております。
次に、2つ目の令和3年度の決算審査で、固定資産税の未済額が多額に上っていた、その後の納付状況はどのようになっているかについてでございますが、3年度の固定資産税の現年分に係る収入未済額は1億2,378万2,615円で、そのうち納税猶予を行った額は1億1,034万2,600円となります。こちらにつきましては、納税相談を受けた上で、分納誓約により5年度に納付する計画となっておりますので、現在までに納付はされていない状況であります。
また、過年度分の滞納繰越に係る収入未済額は1億2,630万1,845円であり、2年度に納税猶予を受けた税額1億4,849万7,300円の一部が3年度内に納付されたものの、多くが滞納繰越となったものであります。滞納者には、納税相談による分納誓約に従い、納税努力をしていただいておりまして、2年度に納税猶予を行った税額のうち、現時点での納付は9,252万2,600円となっております。そのうち、本年度4月以降の納付は3,739万700円となっております。
次に、3つ目のコロナ対策で猶予した未納分も含めて、現時点における固定資産税の未納額は幾らかについてでございますが、本年2月20日現在、固定資産税現年分の収入未済額は1億4,289万106円、滞納繰越分の収入未済額は2億245万4,019円となっております。いずれの収入未済額につきましても、2年度及び3年度に延長を含むコロナ猶予を受けた一部の事業者の滞納額が含まれておるものであります。
次に、大きな3点目の出産・子育て応援給付金支給事業についてのお尋ねでございます。八幡平市出産・子育て応援給付金事業につきましては、議員ご案内のとおり、令和5年2月9日に開催された議員全員協議会において事業概要の説明をしたところでございますが、5年2月1日から全ての妊婦、子育て世帯が安心して出産、子育てができるよう、保健師等による伴走型相談支援と妊娠期に出産応援ギフト5万円、そして子の出生後に子育て応援ギフト5万円の現金給付を行う経済的支援の2つの支援を大きな柱として事業を実施しているところでございます。
国の出産・子育て応援交付金は、自治体の創意工夫により独自に上乗せをし、支給が可能となっております。このことから当市では、これまで出生後に支給していた出産祝金50万円を妊娠期から出産、子育てまで一貫した経済的支援の充実を図ることを目的として、国の出産・子育て応援交付金に上乗せし、令和5年4月1日からは妊娠期10万円、子の出生後50万円、総額60万円とする新たな経済的支援の仕組みで事業を実施しようとするものでございます。
こうした妊娠期の経済的支援を強化することにより、妊婦健診時の交通費や出産準備に係る費用に充てることができ、また健康福祉課と地域福祉課にまたがっていた申請手続が1つの課に集約され、申請様式も統合されることから、ワンストップでの手続が可能となるものであります。伴走型相談支援と併せて給付金を支給することで、妊婦、子育て世帯へ寄り添ったより効果的な支援の仕組みになるものと考えているところであります。
以上で私の演壇からの答弁とさせていただきます。
(市長 佐々木孝弘君降壇)
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 それでは、何点か再質問させていただきます。
最初に、出産・子育て応援給付金についてです。去年の3月に出産祝金を50万にする条例の改正をしましたときに、米田議員がこの条例の報償金で子供を産んだ人にお金をあげるというのはちょっと問題ではないかと、お祝金ではなくて、別な形であげたらいいのではないかというお話を質問されまして、そのときに市長はこのように答弁しました。あげたお金が例えばチャイルドシートとか、そういうものにも使えるわけだから、制限をしないであげるのだから、扶助費とか何かではなくて祝金でいいのだという答弁をされていまして、それで私は祝金のままでのほうがいいのかなという思いがあったので、今回質問しました。
あげることに別に反対とかではありませんので、トータルでお金も同じですから、別にそこはいいと思うのです。ただ、1つだけまた確認しておきたいのは、今度要綱にしますよね、条例ではなくて。要綱の3条のところに出産応援ギフト、それから子育てのが今の時点では5万円、5万円で、次からここが10万円、50万円になるということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
〇議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
〇地域福祉課長 村上郁子君 お答えいたします。
まず最初に、条例を要綱にすることについてですけれども、条例で定めなくてはならないとされております義務を課し、又は権利は制限する事項には当たらないということで、条例を廃止して要綱の規定に統合するということで進めているものでございます。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 要綱と条例の違いという考えで、今お話課長からいただきましたけれども、端的に例え話的ですけれども、私が思うのは、イオンの食堂街なんか行った場合に食事のサンプルがろう細工で作ってあります。あれを見るのは、いろんな人が見れるのですけれども、条例というのは表に出ていますから。要綱というのは、何々食堂というところに行って、メニューを見なければ分からないような受け止め方を私はしています。入ってみないと、だから必要な人でないと、市役所の窓口に来た人でないと分からないというか、そういう意味で広く皆様に周知するには、市内の方だけではなくて広く日本中に、我が市はたくさん子供さんが生まれたらお金あげていますよという場合には、条例のほうがアピール度があるのではないかなという思いでおりました。このことについて別に反対ではありませんので、条例の解釈、要綱の解釈については今いただきましたので、そういうふうに私が思っているということでございます。
次に、固定資産税のことについて伺います。9月にもいろいろ決算特別委員会の中で話がありましたし、それから決算特別委員会の意見について市長部局のほうからの回答も議会のほうにいただいております。決算審査意見の中でも、未済額の納付が順調に進まない場合には法的措置を取るようにという監査委員からのご指摘もあります。それから、同じように決算特別委員会に対する意見も市長部局からも出ております。
今日のお話ですと、滞納、未済額合わせて3億ちょっとということで、これ合計した分でよろしいでしょうか。
〇議長(工藤 剛君) 税務課長。
〇税務課長 伊藤純子君 お答えいたします。
先ほど市長答弁で金額のほうについてお話ししましたとおり、現在のところの未済額につきましては3億4,000万ほどの未済額となっているものでございます。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 3億5,000万弱ということですと、やはり結構な金額でございます。結構というか、20%ぐらいです。これは、何社の分なのかは分かりませんけれども、この状況が今年度末まで続いた場合には、来年度、年度が明けましたならば、何らかの法的措置というか、それに踏み込むお考えなのかどうか、市長からお伺いしたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
3億5,000万弱ということで、これまでにないほどの多額な滞納額になっているものというふうに承知しております。コロナの影響でやむを得ず滞納に至っているというようなことであります。答弁でも申し上げましたとおり、分納誓約をしていただいて、今後支払いの計画を立てながら猶予として認めているということでありますので、まずはその状況を見ながら判断していくことになろうかと思っております。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 こういう状況でしたので、こういう事態が発生することもやむを得ないという思いも私もあります。だけれども、やはりこういうことは先を見て、ぱっぱとやっておかないといけないと思っているのです。といいますのは、昔話をしてまた恐縮ですが、自分がサラリーマンの頃、債権保全のために法的措置を、手続というか、そういうことをしていた先輩がありまして、それが何年後かに会社に債権の回収が、そのおかげで回収ができたのです、7,000万ほどだったと記憶しておりますが。
今々の仕事を、皆さん自分の目の前の仕事をやることも大事なのですが、後の人が困らないように、やはりきちっとこういうことは押さえるものは押さえる、払ったら解除すればいいというだけのことですから、粛々とやられたほうがいいのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
〇議長(工藤 剛君) 税務課長。
〇税務課長 伊藤純子君 議員ご指摘のとおり、滞納額についてはかなり高額な状態になっております。一番の原因は、コロナによる観光業の経済の低迷があったということで、そこが一番大きな要因になっております。令和5年度に入りましてからは、ウイルスの分類が変わるということによりまして、通常の観光客の集客が見込まれるというふうに判断して期待しているところでございます。
滞納者につきましては、高額な滞納者となっておりますが、経営努力もかなりしていただいておりますし、分納誓約いただいた分については、当然納付の意思はございますので、努力をして納めていただいているという状況にありますので、すぐに差押えとかといった滞納処分には至らないと思っております。地方税法の中でも、経営が困難な状況に陥るおそれがあるような場合については、差押えについては慎重に行うようにというような内容のこともございますし、県の滞納整理機構のほうからもいろいろ助言をいただきながら、そういったことは進めてまいりたいと考えております。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 課長の答弁も分かりましたし、それからこういう状況なのも分かります。ただ、後々困らないような体制というか、そういうふうなことは心がけていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
それでは、ゲートボール場について伺います。答弁書にもありましたけれども、請願の不採択が大きなそういうふうなことだということもうたっております。請願の反対討論の中では、この反対の討論の意見を踏まえてとありますから、反対討論の中ではいろいろ灯油代とか、電気とか、そういうのを払ったのは不法な支払いだというふうに討論で話されていました。監査意見の中には、ここ七、八年ですか、そういうことありませんし、月例の監査報告書も見ているのですけれども、その中でも私がちょっと見落としたかもしれませんけれども、そのことが問題だという監査指摘もありませんでした。
さらに、平成17年の合併以来、議会からも監査委員を出しております、令和3年まで。ですから、不法だったということで、それを議会は認定したのです。私も賛成しています、大体というか、ほとんど全部。違法なことに賛成したわけですから、議会も議員を監査委員として派遣していて、いいと言ってみんなも賛成したのに不法だということであれば、これは大きな問題なので、当局の皆さんも反論というか、いや、違うというのがあるのではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
〇議長(工藤 剛君) 健康福祉課長。
〇健康福祉課長 齋藤美保子君 お答えいたします。
平成27年に廃止してから令和4年の今年度支出見込みまでというところで、屋内ゲートボール場だけではなくて、憩の家本体、全体の分として支出をしてきたものが、令和4年は見込みになりますけれども、約330万円ほど。
(「あと、違法だと思うことないですか」の声あり)
〇健康福祉課長 齋藤美保子君 違法だということで支出してきたものではございません。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 違法ではなかったということでよろしいですね。そういう答弁でしたよね。いいです。そういうふうに聞こえました。違っていたら、手を挙げてください。いいですね。
これ質問書にも書きましたけれども、昔というか、私も記憶が定かでなかったので、前の議員からもらったのです、この資料。これ市政調査会で、老人憩の家を廃止してあずみの湯と一緒にするというときに配った資料です。これを見ますと、ここに書いていますとおり駐車場にすると書いてあるのです、壊した後に。その次、これは取壊しの予定表とかそういうのです。こういうふうな感じで取り壊して、駐車場にしますよと説明しています。そして、これ閉鎖というか、そこのところを壊した後に市のほうと協議しているのです、ゲートボール協会と。これによりますと、27年から無償で貸し付けますよ、4月1日からと。その代わり、鍵の管理とか、こういうのをちゃんとやってねと市のほうから言っているのです。そして、こういうのをこういうふうにチェックしてやりなさいと。それから、管理の表、使ったやつもこういうふうに出してくださいよと、やっています。そしてさらに、上のところに、田村前市長宛てに除雪のお願いとかというのをゲートボール協会から出しているのです、ずっと。27年から、そして元年まで、これはちょっと元年までしかないのですけれども。そしてさらに、令和4年には佐々木市長宛てにこういうふうに出しています、4月22日まで使わせてほしいと。ゲートボール協会の総会の資料も添えて。
閉鎖したというふうにおっしゃっていますけれども、いつ閉鎖したのですか。27年に条例は閉鎖したことになっていますけれども、条例にはゲートボール場のことは一つもうたっていませんし、それに私さっき要綱のことをお話ししましたけれども、このぐらい親切に市役所がゲートボール協会に指導してやっているということは、ある意味では要綱ではないですか、これ。要綱でしょう、このぐらい詳しく、条文にはしていませんけれども、やっていることは要綱でしょう。さっき条例と要綱のお話ししましたけれども、私は平成27年に条例が廃止になったからゲートボール場も廃止になったということは納得できないのです。だから、いつの時点で廃止したのか、そこのところを伺いたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 健康福祉課長。
〇健康福祉課長 齋藤美保子君 お答えいたします。
ゲートボール場、屋内ゲートボール場の単独での設置条例というのはございませんでした。当時安代の老人憩の家の附帯施設ということで建設されたものでございましたので、憩の家条例の中で附帯施設というふうな位置づけでしたので、それ単独の条例はございませんでした。それで、平成27年に3月31日をもって廃止されたという、行政財産としての用途を廃止したというふうなことになります。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 それは私も分かります、課長がおっしゃっているのは。違うという主張をしているのです、私は。だって、こんなにやったでしょう。こんなに指導して使わせておいて。私は、廃止することに反対とかではないのです。やり方が問題だから、今回こうして取り上げているのです。あまりにも冷たい。私の感情ですから、違うという人もいらっしゃるかもしれませんけれども。
27年に廃止したと言っているけれども、ゲートボールのことをどこにも書いていないではないですか。だから、私は要綱だと言っているのです。皆さんしか分からないのです。こちら側の人たちは、条例でないから分からないのです、使う人も含めて。別に私、要綱が悪いと言っているわけではないのです。だから、いいのです、ちゃんと使ってもらうためにつくって。ただ、それが急に27年に遡って廃止したと言われると、そんなことはないのではないのと言いたくなるわけです。だから、市長か副市長か、もう一回、これどうしてそういうふうな解釈になるのかお願いします。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げたいと思います。
廃止についての根拠については、先ほど健康福祉課長が答弁したことになるわけでありますが、繰り返しとなりますが、平成27年に廃止されたというようなことは、老人憩の家の附帯施設であるというようなことでの考え方からゲートボール場も廃止されたものというふうに取り扱う、そういう根拠として来ているわけでありますが、いろいろと私がその当時のことを聞くところによりますと、まずはあの建物がある、壊すまでの間は使わせていただきたいというようなこともゲートボール協会さんのほうからもお話があったということで、それで取り壊すまでの間、使えるうちは、では使いましょうと、ただ基本的には議会からもご指摘いただきましたとおり、いわゆる経費負担の使用料の徴収とか、そういった根拠もなく、使えるうちはまず使いましょうというようなことが果たして妥当だったのかということについては、委員会の意見として付されたとおりだというふうに思って、そこは反省しているところであります。その中で、除雪のこととか、あるいは灯油代とか、いろいろな経費を市でも負担してきたわけでありますけれども、あくまでもそこは配慮したというような形でやってきたのではないかなというように推察するところであります。
この間にも、安代の体育館のほうにいろいろゲートボールの用具等も購入して、そちらのほうで屋内ゲートボールをしていただきたいとか、そういったことも担当課のほうからはゲートボール協会のほうにお願いしたりしてきたというような経緯もありましたけれども、そこは逆に断られたと、現状の施設を使わせていただきたいということで、そこは折り合いがつかなかったというような経緯もあるようであります。
そういったことで、何もしてこなかったということではなくて、いろいろやり取りはしてきた中で今回に至ったものであり、そして議会の委員会の意見を踏まえた上で、今回12月28日付で完全閉鎖というものを決定させていただいた。なぜ12月28日かということは、先ほど答弁のとおり、これから冬場で、積雪時期にやはり危険性があるというようなこともありまして判断をしたというようなことでございます。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 担当課長、それから副市長、市長は、あのゲートボール場は行って見ておられますよね。見ていない方がいらっしゃれば、見ていないという発言していただきたいのですが。
〇議長(工藤 剛君) 副市長。
〇副市長 田村泰彦君 お答えいたします。
市長と私は見ていないです。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 見ていない。反対討論の中身を信じて決めたということですね。答弁書にも反対討論聞いてやったと書いているから、見てもいなければ、反対討論の中身だけで決めたというふうに捉えていいですね。
では、中見てきましたから、そこのことを今話しします。12月議会のこの請願の私紹介議員になりましたので、不採択になりましたので、そのことをお願いされた方に伝えました。そのときに、私はこういうふうにその方に言いました。「請願の依頼したときの話では、「鉄骨造りの頑丈な建物だ」と言っていたのに、請願の反対討論された議員は、「老朽化して、倒壊の危険性が極めて大である。また、人体に危険が及ぶような危ない建物である」と言っている。請願への反対討論をされたお二人は、市民の代表の集まりである公の場である議場で発言するわけだから、当然現場を見ているはずだし、また仮にも自分が見もしないで、不確かなことを言って、他の議員に反対を呼びかけるような、そんな反対討論をすることなど考えられない。私は、あんたの話を聞いて、パソコンからグーグルでこれを出して見ただけで、中まで見なかった。なぜそんな状況だったことを隠して、私にうそをついて請願に署名させたのだ」と、そういうふうに言いました。そうしたら、その方が「私はうそなんかついていない。うそを言っているのは反対討論した議員のほうである。あのとき、請願の紹介議員になるようにお願いした話のとおりだ。今度の土曜日に、会員のゲートボール大会を開催するために屋内ゲートボール場を借りているので、現地に来て自分で見たらどうだ」と言われましたので、12月24日土曜日行ってきました。そうしましたら、びっくりしました。これが老人憩の家、これがゲートボール場の入り口、これがゲートボール場の中です。鉄骨です。すごいです。これが屋根の躯体です。そして、ここの柱があります。すごい厚みの柱です。今にも潰れそうな建物でしょうか。これは私の指です。厚みが分かると思います。これは、議場に来るところにある階段のステップ脇の鉄板の厚さです。お帰りになるとき、皆さん見てください。物すごい厚さです。ほぼこれに近い厚さのH鋼の、この柱の写真撮りました。まず、ご感想をお聞かせください。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げたいと思います。
討論の内容をもってしてというよりは、答弁で今回の請願に対する議会での採決の結果及び採決に至る討論での意見を踏まえ、市では総合的に判断をしてということでありますが、具体的に委員会の意見として請願審査報告書で出された意見の中には、大雪の際に壁や窓ガラス等が破損するおそれがあり、危険であるため当該施設を使用することはできないというふうに書かれてあります。ですから、躯体が頑丈なのはそのとおりだと思います。ただ、周りのガラス等々危険だという話は以前から聞いておりましたので、ずっと使用するということであれば、そういった改修とか、いろいろ必要であるというふうに思っておるところでございます。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 市長おっしゃっているのも私も分かりますけれども、やはり最後に決める方が市長ですから、現場を見ないで決めるということは、どなたがこの起案をしたのかは分かりませんけれども、これを見たらこんな起案できないでしょう。
私は、まだ議会のせいだというような感じですから、もう一つだけ申し上げますと、この請願の採決の際に、私も反対討論聞いていて「はあ」とちょっと思ったのです、これまずいなと。でも、賛成討論がない中で、2人目の方がまた同じ内容で言っているのです。ますます私も、「これはまずいな、本当だ、ううん」と、採決賛成するかどうかちょっと悩みました。老朽化しているというのは、前の老人憩の家は私も何年か前に行って見ているからそう思ったのです、老朽化していたなという感じで。そういうこともあったので。
ただ、この中で、今市長も行かないで決めたと言っていますけれども、この請願の紹介議員に記名していただいていて、やっぱり反対した方もいらっしゃったのです。この話を聞くと、討論の中身を聞くと、私賛成から反対になった気持ちも分からないわけではないのです。「ええ、やっぱりまずいよな、これ。何となく。ううん」と思えば。でも、この現場を見れば、私後から行ってみて、「ああ、賛成してよかったな」と思ったのですけれども、全く言っている話とは違うわけです。だから、一番の問題は、市長は、副市長もこれを見ないで通知を出したと、閉鎖の。途中のいきさつはさておいてです。
私は、ここはもう一回仕切り直しをして、というのはさっきお話ししたように、4年の10月にお願いされていますでしょう、冬の間使わせてほしいと。お願いされたときに、駄目だと言っておけばよかったといっても、今までも慣例で使わせてもらったから、使っている人たちは使えるものだと思っていろいろ行事も組んで、それなのに途中で駄目だと言われたら、本当にさっきからくどく言っていますけれども、冷たいです、これは。だから、議会の問題もあると思います。そういうふうな決定をしたと。それから、それを見て、市長部局のほうでそういうふうな判断をしたのも、それはそれでそちらの権限ですから、いいのかもしれませんけれども、そこに至る経緯がどうしても釈然としませんし、納得できないのです。
だから、もう一度考え直しというか、一回取り下げて、また新たに協議をしてやるというお考えにはならないでしょうか。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
現場を見るにこしたことはなかったかなと、今思えば反省するところもあります。担当課からは、今のような写真は、撮ってきた写真等も見て、現場の状況は把握はしているつもりでこのような判断をさせていただいたというようなことでございます。
そして、私もゲートボール協会の方々と今年になってから、1月に入ってから懇談する機会もありましたし、改めて要望をいただいたところでありますけれども、その要望は、まずは3月まで、年度内は使わせてくれというようなことでの要望でありました。その後についてのことまでは言及されていなかったわけでありますが、ただ懇談の中で話をしていると、そこにちょっと私どもの間で食い違いが出てきた。なぜかというと、今年度いっぱい使わせていただきたいと言いながらも、中止の文書がおかしいとか、やはり継続して使わせるべきだとか、そういったお話があって、何を要望されているのかちょっと図りかねるようなところも実はあったわけでありますが、そういった経過の中で、これまでもいろいろ私たちのほうでも、先ほどもお話ししましたけれども、安代の体育館にゲートボールの用具も購入して、そちらのほうを利用していただきたいとか、あるいはいこいの村の体育館も使えるわけでありまして、そちらのほうで最近活動されているようです。そちらは私も現場を見て、一緒に活動している状況も見て、意見交換もしてきました。
そういったようなことで、あまりにも早急で冷たいというお話はされましたけれども、全く何もせずにいきなりということではなく、これまで何度かお話合いはしてきたという経緯がありますので、そういった趣旨はゲートボール協会さんのほうには伝わっているものというふうに私は思っております。ですから、一旦出した中止の文書を撤回するというようなことは、現時点では考えておりませんし、それをやるにしてもやはり議会からの請願審査報告書が出てきたものをまた覆すような判断というのは、私の中ではできないというふうに考えております。
〇議長(工藤 剛君) 14番、古川津好議員。
〇議員 古川津好君 あくまで議会の責任だということの答弁をいただきまして、あとは議会でどうするかということは考えなければいけないことだと思います。
撤回なさらないということで、それはそれで致し方ないのかもしれませんけれども、私が安代のゲートボールの副会長さんと写真撮りに行ったとき、そこの周りにたくさん会員の方もいらっしゃったのですけれども、「自分たちもいつまでもやれるわけじゃねえから、あと二、三年やらせてければいいのにな」と、そう言っていました。
だから、施政方針演述でも「人情あふれるまち」というふうに市長もうたって、いろいろ取り組んでいるし、そのことを評価はしますけれども、やはり市民の皆さんの声を聞いてみますと、そのときも言っていましたけれども、「1億6,000万もお金持ちの人たちの学校にあげるのに、何で俺たちには20万、30万の金くれねえんだべな」と。私は、撤回しないという決定は、それはそれでいいのかもしれませんけれども、この引き金になった議会の採決、多分今の写真を見たりすると、俺反対しなくてもよかったかなと思う方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんので、あとは議会の対応でございますので、市長のほうからは、議会の請願不採択を受けて決定したと、だから変えないということでしたので、それはそのまま受け止めさせていただきます。
以上で終わります。
(議員 古川津好君一般質問席降壇)
〇議長(工藤 剛君) これで古川津好議員の質問を終わります。
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散 会
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〇議長(工藤 剛君) 以上をもちまして本日の日程は終了しました。
本日の会議はこれをもって閉じ、散会いたします。
(14時08分)