令和5年八幡平市議会第1回定例会

議事日程(第1号)
                                令和5年2月21日(火)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 市長施政方針演述                              
日程第 5 教育行政運営基本方針と重点演述                       
日程第 6 議案第1号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第9号)の専決処分に関し承認
            を求めることについて                      
日程第 7 議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて     
日程第 8 議案第3号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手
            県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることに
            ついて                             
日程第 9 議案第4号 八幡平市個人情報の保護に関する条例               
日程第10 議案第5号 八幡平市情報公開及び個人情報保護審査会条例           
日程第11 議案第6号 八幡平市文化芸術推進審議会条例                 
日程第12 議案第7号 八幡平市博物館条例の一部を改正する条例             
日程第13 議案第8号 八幡平市体育施設条例の一部を改正する条例            
日程第14 議案第9号 八幡平市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する
            条例                              
日程第15 議案第10号 八幡平市国民健康保険条例の一部を改正する条例          
日程第16 議案第11号 八幡平市出産祝金支給条例を廃止する条例             
日程第17 議案第12号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて          
日程第18 議案第13号 細野辺地に係る総合整備計画を定めることに関し議決を求めることにつ
            いて                              
日程第19 議案第14号 市道路線の認定に関し議決を求めることについて          
日程第20 議案第15号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第10号)          
日程第21 議案第16号 令和4年度八幡平市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)    
日程第22 議案第17号 令和4年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   
日程第23 議案第18号 令和4年度八幡平市水道事業会計補正予算(第5号)        
日程第24 議案第19号 令和4年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第5号)       
日程第25 議案第20号 令和4年度八幡平市病院事業会計補正予算(第6号)        
日程第26 議案第21号 令和5年度八幡平市一般会計予算                 
日程第27 議案第22号 令和5年度八幡平市国民健康保険特別会計予算           
日程第28 議案第23号 令和5年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算          
日程第29 議案第24号 令和5年度八幡平市水道事業会計予算               
日程第30 議案第25号 令和5年度八幡平市下水道事業会計予算              
日程第31 議案第26号 令和5年度八幡平市病院事業会計予算               
日程第32 請願第1号 免税軽油制度の継続要望に関する請願書              
日程第33 予算特別委員会設置                             
日程第34 盛岡広域環境組合議会議員の選挙                       

出 席 議 員(18名)
     1番  外  山  一  則  君     2番  田  村  正  元  君
     3番  齊  藤  隆  雄  君     4番  関     治  人  君
     5番  羽  沢  寿  隆  君     6番  工  藤  多  弘  君
     7番  勝  又  安  正  君     8番  北  口     功  君
     9番  工  藤  隆  一  君    10番  熊  澤     博  君
    11番  立  花  安  文  君    12番  渡  辺  義  光  君
    13番  工  藤  直  道  君    14番  古  川  津  好  君
    15番    橋  悦  郎  君    16番    橋  光  幸  君
    17番  井  上  辰  男  君    18番  工  藤     剛  君
 
欠 席 議 員(なし)
 
説明のために出席した者
      市         長    佐 々 木  孝  弘  君
      副    市    長    田  村  泰  彦  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      企 画 財 政 課 長    関  本  英  好  君
      総   務  課   長    渡  辺     信  君
      防 災 安 全 課 長    多  田  和  雄  君
      ま ち づ く り推進課長    佐 々 木  善  勝  君
      文 化 ス ポ ー ツ 課長    村  上  直  樹  君
      税   務  課   長    伊  藤  純  子  君
      市   民  課   長    高  橋  康  幸  君
      地 域 福 祉 課 長    村  上  郁  子  君
      健 康 福 祉 課 長    齋  藤  美 保 子  君
      農   林  課   長    佐 々 木     仁  君

      花 き 研 究 開 発    津  島  佐 智 幸  君
      セ ン タ ー 所 長

      商 工 観 光 課 長    佐 々 木  宣  明  君
      建   設  課   長    工  藤     剛  君
      上 下 水 道 課 長    森     政  彦  君
      八幡平市立病院事務局長    小 笠 原  文  彦  君

      会 計 管 理 者 兼    阿  部  春  美  君
      会   計  課   長
    
      西 根 総 合 支 所 長    金 田 一  捷  誠  君
      安 代 総 合 支 所 長    畠  山  健  一  君
      教 育 総 務 課 長    遠  藤  幸  宏  君
      教 育 指 導 課 長    柏     英  保  君
      農 業 委 員 会事務局長    田  村  春  彦  君
      監 査 委 員 事 務 局長    佐 々 木  由 理 香  君

事務局出席者
      事務局長    津 志 田  勇  孝
      議事係長    高  橋  美  穂

                     ☆
                  開     会
                     ☆
議長(工藤 剛君) ただいまから令和5年八幡平市議会第1回定例会を開会いたします。
     ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
                     ☆
                  開     議
                     ☆
議長(工藤 剛君) これから本日の会議を開きます。
                                    (10時00分)
                     ☆
                 会議録署名議員の指名
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により
        5番  羽 沢 寿 隆 議員
        6番  工 藤 多 弘 議員
        7番  勝 又 安 正 議員
     を指名します。
                     ☆
                  会 期 の 決 定
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議長(工藤 剛君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。
     本定例会の議事運営につきましては、去る2月14日及び2月20日に議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について議会運営委員会の報告を求めます。
     議会運営委員会、工藤隆一委員長。
            (議会運営委員長 工藤隆一君登壇)
議会運営委員長 工藤隆一君 令和5年八幡平市議会第1回定例会の運営につきまして、去る2月14日及び2月20日に議会運営委員会を開催し、協議を行いましたので、その結果をご報告いたします。
     会期日程につきましては、別紙のとおり本日から3月17日までの25日間とする案でございます。
     一般質問につきましては、3月3日から8日までとし、通告順に行います。
     議案審議につきましては、議案第1号から議案第2号までの審議を本日行うことといたします。
     議案等の取扱いにつきましては、新規条例案等の議案第4号から議案第6号までは、本日質疑を行った後、所管の常任委員会に付託し、そのほかの議案第1号から議案第20号までは、会議規則第37条第3項により委員会付託を省略することといたします。
     議案第21号から議案第26号までの令和5年度各会計予算6件につきましては、予算特別委員会を設置し、審査を付託いたします。
     また、本日の予算特別委員会設置後、盛岡広域環境組合議会議員の選挙を行うことといたします。
     請願1件は、所管の常任委員会に付託したいと思います。
     なお、会期中に発議案が提出された場合は、委員会付託を省略し、審議、表決することといたします。
     以上、議会運営委員会の結果報告とします。議員各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。
     令和5年2月21日、議会運営委員会委員長、工藤隆一。
            (議会運営委員長 工藤隆一君降壇)
議長(工藤 剛君) お諮りいたします。
     本定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から3月17日までの25日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、会期は本日から3月17日までの25日間とすることに決定しました。
     また、議案思考などにより、2月22日から3月2日までと3月10日から3月16日までを休会とすることにご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、2月22日から3月2日までと3月10日から3月16日までを休会とすることに決定いたしました。
     お諮りします。議案の委員会付託につきましては、議会運営委員会委員長の報告のとおり、議案第1号から議案第3号まで及び議案第7号から議案第20号までは、会議規則第37条第3項により委員会付託を省略し、審議したいと思います。請願1件につきましては、所管の常任委員会に付託したいと思います。また、会期中に発議案が提出された場合は、委員会付託を省略して審議、採決することといたします。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第1号から議案第3号まで及び議案第7号から議案第20号までは、委員会付託を省略し、審議することに決定いたしました。
     なお、会期日程及び本日の議事日程はお手元に配付しているとおりでありますので、ご了承願います。
                     ☆
                  諸 般 の 報 告
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第3、諸般の報告を行います。
     議会活動報告及び監査委員からの例月現金出納検査の実施報告及び令和4年11月実施に係る定期監査の結果報告については、配付をもって報告といたします。
     次に、総務教育常任委員会所管事務調査結果の報告を行います。
     総務教育常任委員会、勝又安正委員長。
            (総務教育常任委員長 勝又安正君登壇)
総務教育常任委員長 勝又安正君 ただいまから総務教育常任委員会所管事務調査結果の報告を行います。
     令和5年2月21日提出、八幡平市議会議長、工藤剛殿。報告者、総務教育常任委員会委員長、勝又安正。
     令和4年第4回定例会において閉会中の継続調査の申出をした所管事務について、次のとおり調査を実施したので、会議規則第102条の規定により報告いたします。
     調査事項は、防災事業及び移住・定住促進事業に係る取り組みの現状と課題への対応事例であり、令和5年1月16日から18日まで調査を行いました。
     調査場所、調査した委員などについては、配付しております報告書のとおりですので、お目通しを願います。
     以上、報告を終わります。
            (総務教育常任委員長 勝又安正君降壇)
議長(工藤 剛君) これで総務教育常任委員会の所管事務調査結果の報告を終わります。
     次に、行政報告を行います。
     市長。
            (市長 佐々木孝弘君登壇)
市長 佐々木孝弘君 令和5年八幡平市議会第1回定例会に当たり、令和4年12月6日開催の市議会第4回定例会以降の市政の主な動きについてご報告を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の行政報告書を朗読のため記載省略)
     以上で行政報告を終わります。
            (市長 佐々木孝弘君降壇)
議長(工藤 剛君) 以上で諸般の報告を終わります。
                     ☆
                  市長施政方針演述
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第4、市長施政方針演述を行います。
     市長。
            (市長 佐々木孝弘君登壇)
市長 佐々木孝弘君 令和5年度予算案及び議案の提案に当たりまして、市政運営について、私の所信の一端を申し上げます。
     旧3町村が合併し、八幡平市が誕生してから18年目となり、新市建設計画に基づいて策定をした、第2次八幡平市総合計画後期基本計画がスタートして3年目となります。
     八幡平市が誕生してから生まれた子供は、18歳の成人を迎える年齢になります。
     この間、全国的な人口減少や少子化により、本市におきましても人口減少が進んでまいりましたが、ここに来て人口動態に改善の兆しが見え始めました。
     具体的には、令和2年岩手県人口移動報告年報による出生数が87人と合併後最少となった後に、令和3年は98人、同4年は93人と好転をいたしました。社会増減におきましては、令和3年の174人の減少から同4年には24人の減少へと大きく改善し、八幡平市人口ビジョンにおける目標人口の達成も視野に入ってまいったところであります。
     旧3町村の特色を生かしたまちづくりと、市民の一体感の醸成に向けて市政を推進するとともに、合併特例債などの財政的メリットを十分に活用して、市の社会基盤の造成を図ってきた中で、ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの誘致や地熱発電所建設などの大きな民間投資が行われていることや、起業志民プロジェクトによるIT起業支援などによって、若者の流入が出てきたことなど、これまでの市の取組が成果として表れてまいったものであります。
     一方で、新型コロナウイルス感染症の影響が3年間にも及び、大きな影響がいまだ残る中、ロシアのウクライナ侵攻を端にした燃料費、電気料金、資材や飼料、食品などの価格高騰により、市民生活、観光、農業をはじめとする産業を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にあります。また、昨年公表されたJR東日本花輪線の赤字問題など、新たな課題も出てきております。
     このように中長期的に取り組んで成果を挙げている一方で、状況の変化にしっかりと対応していかなければなりません。
     私は、市民の皆様のニーズに十分応えられているのか、時代の変化にしっかり対応できているのかを市長就任以来、常に自分に問い続けながら、多くの皆さんと対話を重ねてまいりました。市役所の中にいては分からない、市民の声や現場の状況、その多様な声に耳を傾けて、それに応えていくことが、行政の責任であります。
     八幡平市のこれまでを振り返り、今はどのような状況であるのかをしっかりと把握し、そして未来のために何をすべきかを常に考えて、施策を確実に進めてまいります。
     次に、令和5年度予算編成の概要について申し上げます。
     本年2月7日に閣議決定された、令和5年度地方財政計画では、地方の一般財源総額につきましては、地方交付税交付団体ベースで前年度を2,000億円上回る62兆2,000億円を確保するとともに、地方交付税総額につきましては、前年度を3,000億円上回る18兆4,000億円を確保し、赤字地方債に当たる臨時財政対策債を前年度から8,000億円抑制しております。
     また、地域社会のデジタル化の推進や脱炭素化の取組等の推進、自治体の施設の光熱費高騰への対応など、地方財政につきましては様々な課題に取り組める内容としていることから、一定の評価をするものであります。
     このような地方財政計画や国の予算内容を勘案しつつ、本市の令和5年度予算を編成いたしました。一般会計の総額は、183億9,900万円となり、前年度対比7億8,200万円の減、率にして4.1%の減としております。また、企業会計を除く特別会計では、国民健康保険特別会計と後期高齢者医療特別会計の2会計で、前年度対比1億5,849万円、率にして4.5%減の33億5,581万円となっております。
     本市の財政を見通しますと、歳入につきましては、一般財源の柱である市税が令和4年度から増加しております。
     歳出につきましては、これまで整備してきた公共施設等に係る地方債の償還金が減少傾向にあることや、施設整備などの大型事業が終わり財政規模は縮小しております。
     しかしながら、今後は子育て支援策などの社会保障施策や(仮称)大更顔づくり施設の建設を控えていることから、今後の財政運営につきましては、事業の選択と集中に努め、より一層中長期的視点に立った予算編成に努めてまいります。
     このような状況の中、令和5年度予算編成に当たりましては、第2次八幡平市総合計画に掲げた施策目標の実現を基本とし、子育て支援対策、移住定住対策、起業人材発掘に向けた情報発信力の強化、第1次産業の所得向上、インバウンドをターゲットとした観光振興、施設の適正な維持管理、田山パーキング緊急流入路・退出路の整備を重点として編成をいたしたものであります。
     次に、令和5年度の主な施策と主要事業の概要を第2次八幡平市総合計画基本構想に掲げる基本目標に沿って、順にご説明を申し上げます。
     まず第1、「未来への希望にもえるまちづくり」について申し上げます。
     初めに、「住んでしあわせを感じるまちづくり」についてであります。
     定住促進につきましては、出身地への移住希望者が増加していることから、移住相談や情報提供の機会を増やすとともに、将来的な本市への移住につなげるためのファンづくりとして、関係人口増加に資する取組を進めてまいります。
     地域おこし協力隊につきましては、令和4年度導入いたしましたインターン制度を引き続き活用して、本市への移住をより具体的に検討できるよう支援していくとともに、新たに任用予定の2名とともに4名の隊員の活動を支援してまいります。
     次に、「安心して子育てができるまちづくり」についてであります。
     子育て支援につきましては、妊娠から出産までの一貫した政策として、国の制度と市の事業を一体的に行うよう、出産・子育て応援給付金の支給金額を妊娠期10万円、出産後50万円とし、継続的な相談支援と、育児費用に係る経済的支援を一体的に実施してまいります。
     副食費の助成や保育料の軽減を継続し、私立こども園や保育園などと連携して、引き続き待機児童の解消に努め、子育て支援に係る環境整備を図ってまいります。
     次に第2、「ともに学び働き、暮らし豊かなまちづくり」について申し上げます。
     初めに、「産業基盤として持続する農業の推進」についてであります。
     農業振興につきましては、農業者の高齢化や後継者不足、国際情勢など農業に係る社会情勢が大きく変化する中、地域における農業の核となる経営体を育成するため、農地の集積・集約による生産の効率化と生産基盤の整備による経営体質の強化を図ってまいります。
     水田活用につきましては、主食用米の需要が年間10万トン程度の減少傾向にあることから、生産者や関係機関と連携を密にし、需要動向を踏まえ、「銀河のしずく」など品種の適正配置により、良質米の生産に向けた支援を進めてまいります。また、飼料用米や高収益野菜などへの転換を促し、農家所得の向上にも取り組んでまいります。
     園芸振興につきましては、振興作物でありますホウレンソウやトマト、ピーマンなどの生産性向上と高品質化に向けた施策を推進するとともに、新規栽培や規模拡大を支援してまいります。また、市内の産直施設と連携を密にし、地産地消の取組を推進してまいります。
     花卉振興につきましては、八重咲きリンドウの栽培実証試験を継続して行い、栽培方法の確立を目指すとともに、生産者の収益向上につながるよう、株もちがよく病気に強いリンドウの開発や品質の維持に引き続き努めてまいります。また、ルワンダ共和国での組織培養苗生産事業の支援を行い、海外における「安代りんどう」の販売拡大とブランド力向上に努めてまいります。
     畜産振興につきましては、乳用牛や肉用牛の生産基盤強化のため、新岩手農業協同組合への指定管理により、繁殖育成センターや市営牧野の適正な管理に努めてまいります。
     農村振興につきましては、県営農業農村整備事業により、3年度から面的工事に着手した後藤川地区ほ場整備事業と、令和4年度に事業採択され、測量設計に入る戸沢地区ほ場整備事業の適切な事業進捗に協力をしてまいります。
     次に「おもてなしの観光による交流人口の増加」についてであります。
     観光振興につきましては、外国人観光客が徐々に戻りつつあるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、激減した国内外の観光客の回復に引き続き努めてまいります。少人数による体験を重視した旅行の市場開拓を推進するとともに、教育旅行や団体旅行の誘客についても引き続き進めてまいります。
     また、本格的な海外渡航の再開に向けて、文化・歴史・食材などの地元の魅力を踏まえた情報発信により、海外旅行代理店などとの連携を強め、台湾や中国をはじめとしたアジア圏の旅行者の回復のほか、オーストラリアや欧米などの市場開拓を進めてまいりながら、観光による経済活性化を力強く促進し、十和田八幡平国立公園を有する自治体として、自然環境の保全に努め、豊かな自然と共存した持続する観光地を目指してまいります。
     次に「地元企業の発展と企業誘致の推進」についてであります。
     工業振興につきましては、資源高騰の外部要因の影響を大きく受ける中にあっても設備投資と雇用の拡大に取り組む事業者を県と連携を図りながら支援するほか、新規誘致のための立地促進に取り組んでまいります。
     起業支援につきましては、貸し工場を運営するとともに、入居企業の市内への2次展開に向けて支援してまいります。
     起業志民プロジェクト事業につきましては、市内起業者と連携してICTを活用した医療や福祉に係る地域課題を解決する仕組みづくりを行うほか、事業拡大に必要となる人材育成に取り組み、次世代の成長産業を創出してまいります。
     次に「商業の拠点づくりと買い物支援」についてであります。
     商業振興につきましては、市商工会と連携を図りながら、地元商店街の活性化や消費拡大を推進してまいります。
     (仮称)大更駅前顔づくり施設につきましては、子育て支援施設や図書館、にぎわい創出などの機能を持つ複合施設として整備を進めるとともに、大更駅前沿道の商店街整備につきましては、地元商店街の皆様や商工会と、これまで行ってまいりました意見交換を基に、商業用地としての分譲に取り組んでまいります。
     次に「山林の保全と林業の活性化」についてであります。
     林業振興につきましては、森林施業を実施する森林所有者への支援や林業新規就業者支援事業を継続してまいります。また、森林環境譲与税を効果的に活用し、新たに除間伐等促進事業や林業担い手支援事業へ助成し、さらなる森林の適正管理と林業の健全経営を推進してまいります。
     次に第3、「心身ともに健康で、活力に満ちたまちづくり」について申し上げます。
     初めに、「心も体も健やかに暮らせるまちづくり」についてであります。
     健康づくり推進事業につきましては、第4次「八幡平市健康づくり21プラン」を策定し、市民の健康づくりを推進してまいります。
     生活習慣病予防事業につきましては、医療用ウイッグの購入費助成を行い、がんに罹患された方の治療と、仕事及び社会参加等への両立を支援してまいります。
     母子保健事業につきましては、産婦人科医・小児科医によるオンライン医療相談を導入し、子育てに係る不安解消や子供の健康増進を図ってまいります。
     新型コロナウイルス感染症対策につきましては、引き続き国、県と協調しながら取組を進めてまいります。
     次に「元気に長生き高齢社会の実現」についてであります。
     高齢者福祉につきましては、八幡平市高齢者福祉計画を策定し、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で幸せに暮らし続けることができるよう支援体制の整備に取り組んでまいります。
     次に「地域を見守る福祉の推進」についてであります。
     成年後見人制度につきましては、盛岡北部成年後見ネットワーク会議において、継続して制度の利用促進に関する取組や関係機関との連携を推進してまいります。
     生活保護につきましては、引き続き適切な保護を実施するとともに、受給者の就労支援や自立の促進に努めてまいります。また、生活困窮者につきましても、一人一人の状況に応じた相談支援や就労支援を行い、早期自立に向けて取り組んでまいります。
     次に「安心できる医療の充実」についてであります。
     国民健康保険と後期高齢者医療保険につきましては、安心できる暮らしのため、医療費の適正化と医療保険制度の安定化に引き続き努めてまいります。
     地域医療の中核を担う市立病院につきましては、病院事業管理者の下、安代診療所及び田山診療所と連携しながら医療提供体制の充実を図り、良質な医療の提供に努めてまいります。変化する医療環境や求められる医療ニーズ、医療と介護の連携に迅速かつ柔軟に対応してまいります。
     次に「地域に根ざした教育の充実」についてであります。
     学校教育につきましては、引き続き、「豊かな人間性と創造性に富み、社会の変化に主体的に対応し、未来を切り拓いていくことができる心身ともに健全な児童生徒の育成」を学校教育の方針とし、次代を担う人づくりを目指してまいります。
     教育研究所につきましては、本市学校教育の方針の実現に向けて、市内小中学校教職員の研究と修養の充実を図り、資質の向上に励むとともに、児童生徒の学力保障等に向けて、先進的な実践研究に取り組んでまいります。
     コミュニティ・スクールにつきましては、「地域とともにある学校の実現」を目指し、教育振興運動を基盤としつつ、各学校の特色を生かしながら事業に取り組んでまいります。
     次に「心豊かな人生を送る学習機会の充実」についてであります。
     生涯学習事業につきましては、八幡平市生涯学習推進計画が策定から5年目に当たることから、令和10年度に向けて計画の見直しを行います。
     芸術文化につきましては、(仮称)八幡平市文化芸術推進基本計画を策定し、関係団体と連携しながら一層の推進を図ってまいります。
     文化財につきましては、外国人観光客などにも市内の文化財に興味・関心を持っていただけるよう、文化財説明板などの多言語化を進めてまいります。また、本市と二戸市が共同で運営する日本遺産「奥南部漆物語」推進協議会の事業により、漆器生産の歴史についてより深く調査研究を進め、歴史と伝統の継承に努めてまいります。
     次に「スポーツ活動の推進」についてであります。
     スポーツ活動の推進につきましては、市体育協会や関係団体と連携するとともに、関係団体などへの支援を通じて、市民が広くスポーツに親しむ機会の創出に努めてまいります。また、市総合運動公園体育館及び松尾総合運動公園多目的屋内運動場の照明改修工事などの施設整備を行います。
     次に第4、「自然をはぐくみ、景観にすぐれたまちづくり」について申し上げます。
     初めに、「自然環境、生活環境の保全」についてであります。
     環境衛生につきましては、令和3年度に策定した第2次八幡平市環境基本計画に基づき、具体的な施策を実施し、「2050年ゼロカーボンシティ」の実現を目指してまいります。また、再生可能エネルギー発電設備の設置と維持管理に関し必要な事項を定めた「八幡平市再生可能エネルギー発電設備の適正な設置及び維持管理に関する条例」の施行により、良好な自然環境、景観及び生活環境を保全してまいります。
     清掃センターなどの管理運営につきましては、長期包括的民間委託方式により、10年度まで引き続き民間事業者に委託してまいります。あわせて、本年2月1日に設立されました盛岡広域環境組合と連携し、効率的な廃棄物処理等に取り組んでまいります。
     次に「自然エネルギーの有効活用」についてであります。
     本市は、地熱や水力などの再生可能エネルギー資源が多数存在をしております。特に地熱につきましては、「地熱発電のふるさと八幡平市」として、地熱発電を中心としたエネルギーの地産地消と地域経済循環に向けて、地域新電力会社の設立について検討してまいります。
     次に第5、「ふれあいを大切にする、人情あふれるまちづくり」について申し上げます。
     コミュニティセンターにつきましては、令和4年度から8年度までの新たな指定管理協定を締結いたしました。これからも各地域振興協議会と協力しながら、最大の目的でもあります「地域が自治の力を取り戻すためのプラットフォームとしてのコミュニティセンター」を目指して、地域課題の解決や地域住民の交流の場としてコミュニティセンターの運営を支援してまいります。
     次に、「まちづくりの目標を支える社会基盤の整備と行政経営の方針」について申し上げます。
     これまで申し述べてまいりました5つのまちづくり目標に向けた各施策のほか、交通網や道路網の整備、防災・防犯などの社会・生活基盤の整備に努めるとともに、行政改革や広域連携による効果的な行政運営に努めてまいります。
     (仮称)八幡平スマートインターチェンジ整備事業につきましては、昨年9月30日に国から新規事業化を決定していただきました。今後は、関係機関と連携を図りながら、事業を推進してまいります。
     都市計画につきましては、大更駅前線沿道整備土地区画整理事業について、令和5年度の事業完了を目指してまいります。
     道路整備につきましては、市道鴨志田線整備事業や市道森合線整備事業などを継続して進めてまいります。
     道路維持につきましては、随時、道路補修を行うとともに、橋梁長寿命化対策として、法定点検の結果に基づき、順次、橋梁補修を実施してまいります。
     除雪対策につきましては、冬期間の安全な交通を確保するため、除雪車両を更新し、各地区の実情に応じた除雪を行ってまいります。
     市営住宅につきましては、長寿命化計画に基づき良好な住環境を確保するため、市営仲町第二住宅の改修工事を行ってまいります。
     水道事業につきましては、安定した水道供給のため、県産業廃棄物最終処分場整備に伴う配水管布設工事及び、水道施設の更新を継続して進めてまいります。
     下水道事業につきましては、公共下水道の管渠整備を継続して実施するとともに、下水道施設の更新に取り組んでまいります。また、農業集落排水施設の機能強化対策を継続して進めてまいります。
     防災につきましては、近年、全国的に過去に経験したことのないような大規模な災害が多く発生していることから、関係機関や地域防災の中心となる消防団との連携強化を図るとともに、学校や地域などにおける防災教育や防災講座、防災訓練などを通じて自主防災組織化を促し、地域防災力の向上に努めてまいります。また、令和5年度において、岩手山の火山災害を想定した岩手県総合防災訓練が、岩手山周辺の3市1町を会場に開催されることから、岩手県及び関係市町と連携し、災害対応力の強化に取り組んでまいります。
     交通安全及び防犯活動につきましては、昨年、市内において高齢者が犠牲となる交通死亡事故が発生するとともに特殊詐欺の被害も報告されておりますことから、交通死亡事故及び特殊詐欺被害ゼロを目指し、高齢者及び児童・生徒を重点に交通安全と防犯対策の啓発に取り組んでまいります。
     空き家対策につきましては、所有者などによる適正管理を原則として、空き家及びその跡地の利活用促進に取り組み、必要に応じて助言や指導などを行い空き家の解消に努めてまいります。
     情報通信の積極的な活用につきましては、市のホームページの充実やソーシャルネットワークサービスの活用など、情報の発信に積極的に努めてまいります。
     広域での連携と交流につきましては、多文化共生の意識を醸成していくために、昨年8月に開校したハロウインターナショナルスクール安比ジャパンとの間で締結した連携協定に基づき、地域振興や国際交流などの取組を推進してまいります。
     以上、令和5年度の市政運営に関しての基本的な考えと主な事業の概要について申し上げました。
     冒頭で申し上げましたように、令和5年度は、第2次八幡平市総合計画後期基本計画の3年目に当たります。計画している様々な施策に取り組み、市の将来像「農と輝の大地〜ともに暮らし、しあわせ感じる八幡平市〜」の実現に向け、着実かつ力強く前進してまいります。
     また、国や県、市民の皆様と力を合わせて、人口減少に立ち向かい、持続可能な地域づくりのためにより一層努力してまいります。
     議員各位におかれましては、なお一層のご指導とご協力をお願い申し上げますとともに、今議会に提案いたしました令和5年度予算案をはじめとする諸議案にご賛同賜りますようお願いを申し上げ、私の施政方針演述とさせていただきます。
     令和5年2月21日、八幡平市長、佐々木孝弘。
            (市長 佐々木孝弘君降壇)
議長(工藤 剛君) これで市長の施政方針演述を終わります。
                     ☆
              教育行政運営基本方針と重点演述
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第5、教育行政運営基本方針と重点演述を行います。
     教育長。
            (教育長 星 俊也君登壇)
教育長 星 俊也君 令和5年八幡平市議会第1回定例会の開会に当たり、令和5年度八幡平市教育委員会の主要な施策について申し上げ、ご理解を賜りたいと思います。
     少子高齢化や人口減少など様々な社会問題が顕在化する中、教育を取り巻く環境は、Society5.0時代の到来とともに先端技術高度化の波にもまれております。また、新型コロナウイルスは変異を繰り返しており、終息までにはさらに多くの時間を要することが懸念されます。
     そのような中、教育には、児童生徒の学びの保障や、いじめ防止対策などの今日的な課題の解決、現行の学習指導要領の着実な実施、社会に開かれた教育課程の実現、教育のICT化に向けた環境整備など、大きな変革が求められております。
     一方で、新型コロナ感染症の感染拡大により、学校は学習機会と学力を保障するという役割のみならず、様々な体験を通じて全人的な発達・成長を促す役割や、身体的、精神的な健康を保障する福祉的な役割をも担っていることが再認識されました。
     岩手県教育委員会は、令和元年度に「岩手県教育振興計画」を示し、「学びと絆で、夢と未来を拓き、社会を創造する人づくり」という基本目標を掲げ、児童生徒一人一人に寄り添った支援に取り組むとともに、災害の教訓を次世代へ継承する「いわての復興教育」の一層の推進や、社会教育施設の復旧、学校・家庭・地域の協働によるコミュニティの再生などに取り組んでおります。
     八幡平市教育委員会といたしましても、「第2次八幡平市総合計画基本構想」の基本方針に掲げている「心身ともに健康で活力に満ちたまちづくり」を基本に据えて、国、県の動静と呼応しながら、「八幡平市だからこそできる教育、やるべき教育」という視点を踏まえ、保護者や地域と連携し「八幡平市の次代を担う人づくり」の実現を目指し、教育・文化的活動の充実に努めてまいりたいと考えております。
     以下、教育施策の重点事項について申し述べます。
     初めに、学校教育に係る基本方針について申し上げます。
     現行の学習指導要領においては、「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」の3つの資質・能力を確実に身につけ、「『生きる力』、すなわち知、徳、体のバランスのとれた力をより一層育むこと」と「社会に開かれた教育課程の実現」が求められております。
     その理念を受け、令和5年度においては、本市の学校教育方針である「豊かな人間性と創造性に富み、社会の変化に主体的に対応し、未来を切り拓いていくことのできる心身ともに健全な児童生徒の育成」を目指し、次の8つの事項を重点的に推進してまいります。
     1つ目は「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す学習指導の充実」であります。
     令和5年度も引き続き、児童生徒の学力保障を学校教育の最重点課題に位置づけ、「いわての授業づくり3つの視点(改訂版)」による授業改善の取組を推進し、問題解決的な学習を充実させることにより、生きて働く知識及び技能の習得と、未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成、及び学びを生かそうとする力の育成を図ります。
     具体的には、教育研究所事業や各学校の校内研究、校内研修において、中学校区や同校種間の連携の充実を図り、小・中学校の教員が相互に授業を参観し、共通理解・共通実践を進めながら教員の授業力の向上を図ってまいります。
     教育研究所が行っているPDCAプランによる授業力向上の取組の「教員相互の授業参観」や、「県学調、全国学調の問題を全教員で解いてみる時間の設定」など、学力保障に向けた組織的な取組を一層推進してまいります。
     また、家庭学習の充実を図り、市内全小中学校において児童生徒の学習習慣の確立に向けた取組を一体的に推進してまいります。
     2つ目は、「豊かな心を育てる教育の充実」であります。
     全国でいまだ増加傾向にある「いじめ」問題については、各学校の「いじめ防止基本方針」に基づき、児童生徒一人一人の学級集団や人間関係に関する状況を的確に把握し、いじめの早期発見と適切な初期対応に加え、未然防止を心がけ、全職員による組織的な対応を図りながら、いじめ問題の解決に誠実に取り組んでまいります。
     また、不登校、学校不適応の未然防止、早期発見・初期対応のために、県から配置されるスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを有効活用するとともに、教育相談員、適応指導教室指導員、適応支援相談員を配置するなど、「チーム学校」への支援や年2回の教育相談会の実施など、教育相談体制の充実を図ってまいります。
     さらに、市内小・中学校全校が加入しております、JRC(青少年赤十字)活動の一層の充実を図り、児童生徒の主体的かつ積極的な活動を推進し、「気づき」「考え」「実行する」という態度目標の実現を図ってまいります。
     3つ目は、「体力・運動能力の向上と健康の保持増進」であります。
     「健やかな体の育成」に向けて、児童生徒一人一人のよりよい生活の確立が図られるよう、県の取組である「60(ロクマル)プラスプロジェクト」の推進を中心に、各学校における日常の教育活動としての取組に加え、家庭・地域と連携した学校外の取組を推進し、児童生徒の体力向上と健康の保持増進を進めてまいります。
     4つ目は、「国際交流を見据えた英語力の向上」であります。
     ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの開校を好機と捉え、本市の児童生徒の英語力向上を図り、国際交流活動を一層盛んにするよう、着実に取り組んでまいります。
     小・中学校の外国語活動・外国語及び英語科について、小・中学校の指導の系統性や、発達段階に合わせた指導の在り方について協議する場を設定し、市内教員の指導力向上を図るとともに、児童生徒の英語に対する興味関心を高め、英語の学力向上を図ります。
     加えて、昨年度から実施しております実用英語技能検定の受検料1回分の補助を継続し、市内中学校の英語検定の受検率の向上に努めてまいります。
     また、ハロウ安比校の生徒との交流についても、市内の児童生徒が八幡平市のよさや、コミュニケーションの楽しさを実感できるように取組を工夫し、異文化理解を進めてまいります。
     5つ目は、「防災・安全意識の向上を図る教育の充実」であります。
     児童生徒の発達段階に応じた防災教育を計画的に推進する中で、児童生徒の防災・安全意識の向上を図るとともに、市の防災計画を踏まえ、岩手山の噴火などを想定して学校の危機管理マニュアルを見直し、避難訓練などに取り組んでまいります。
     また、八幡平市防災教育カリキュラムや火山防災副読本を活用した授業実践を積み上げてまいります。
     このような取組を通し、多様な自然災害の発生時に、自ら判断し、主体的に行動できる児童生徒の育成を図ってまいります。
     6つ目は、「総合生活力・人生設計を高めるキャリア教育の充実」であります。
     各学校の「キャリア教育全体計画」を基に、「キャリア・パスポート」を活用しながら、児童生徒の発達段階に応じ、教育活動全体で計画的・組織的・系統的に取り組むことにより、児童生徒が、将来、社会人、職業人として自立した生活を営める能力を育成してまいります。
     農(みのり)と輝(ひかり)の視点から、児童生徒が地域を見つめ、地域のよさを実感し、ふるさとへの愛着や誇りなどの郷土愛を育んでいくことのできる体験活動や、地域での交流活動の充実を図ってまいります。
     7つ目は、「一人一人のニーズに応じた指導・支援の充実」であります。
     特別な配慮を要する児童生徒の学習保障のために支援員を配置したり、支援の必要な児童生徒の個別の支援ファイルを整備・活用したりすることにより、一人一人の特性やニーズに沿った特別支援教育の充実を図ってまいります。
     また、教育委員会事務局内に配置した特別支援教育相談員により、各学校の継続的な訪問や個別検査を実施し、関係機関と連携しながら特別の教育課程、指導方法に関する相談や支援の充実を図るとともに、特別支援学校分教室の設置に向けて粘り強く取り組んでまいります。
     8つ目は、「地域理解の推進と地域とともにある学校の実現」であります。
     各学校においては、その地域の特色を生かしながら、八幡平市の産業や自然、伝統文化、地域人材など、すばらしい教育資源を生かし、農業体験や伝統芸能の伝承、自然環境の調査・保護活動、ボランティア活動などを積極的に導入することで、八幡平市の「良さ」を実感させ、郷土を愛し大切にする児童生徒の育成を図ってまいります。
     また、市内全小・中学校に配置されております「学校運営協議会制度」を生かし、目指す児童生徒像を具体的な姿で共有しつつ、保護者や地域住民と積極的に「熟議」を行い、「コミュニティ・スクール」の取組を一層推進することで、「地域とともにある学校の実現」を図ってまいります。
     以上、8つの重点事項の推進には、教員の指導力はもとより、児童生徒や保護者・地域住民との信頼関係が必要となります。全ての児童生徒が光り輝く存在であり、無限の可能性を秘めた八幡平市の宝であります。その子供たちのために、教育基本法第9条に定めるとおり、市内小・中学校の教員が自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めながら、法令遵守を徹底させ、綱紀の保持を図ってまいります。
     また、教職員が健康で生き生きとやりがいを持って働くとともに、子供たち一人一人に向き合う時間が確保されるよう、学校における働き方改革の実現に向けて取り組んでまいります。
     次に、「学校教育の環境づくり」について申し述べます。
     学習指導要領の円滑な実施に向け、教材や設備などの配備、必要とされる支援員など人的配置を図り、また経済的理由によって、就学困難と認められる児童生徒の保護者に対しては、就学支援を実施することにより、全ての児童生徒が楽しく充実した学校生活を送ることができるよう取り組んでまいります。
     1つ目は、「小中学校の施設」についてであります。
     学校施設につきましては、保守点検を行うとともに、寺田小学校プールのトイレ改修、平舘小学校の相撲場改修、松野小学校のトイレ改修の実施設計などを行い、安全で安心な学習環境の整備に取り組んでまいります。
     2つ目は、「小中学校の適正配置」についてであります。
     第3期適正配置計画を基に地域住民や保護者の方々との懇談を重ね、要望や意見を十分に酌み取りながら学校規模の適正化、学校の適正配置を推進してまいります。
     3つ目は、「小中学校のICT環境」についてであります。
     児童生徒1人1台のタブレット端末、電子黒板などを整備し利活用されているところでございます。今後は、遠隔教育やオンライン学習に向け、家庭における通信環境の整備に伴う支援を行ってまいります。
     4つ目は、「小中学校への人的支援」についてであります。
     児童生徒支援員を配置し、きめ細やかな学習指導や特段の配慮を要する児童生徒に対応する指導を補助するとともに、学校図書館の利用促進のために学校図書館司書を、ICTの効果的な活用を図るためにICT支援員を配置するなどの支援を行ってまいります。さらに、外国語活動につきましては、小中学校に外国語指導助手を派遣し、英語教育の充実を図ってまいります。
     5つ目は、「児童生徒の保護者への就学支援」についてであります。
     経済的な理由などから就学が困難な児童生徒の保護者に対し援助を実施するとともに、小中学校に入学予定の児童生徒の保護者には、入学前に学用品費などの支給を行ってまいります。また、遠距離通学の児童生徒の通学負担を緩和するため、スクールバスやスクールタクシーを運行するとともに、安代地区のスクールバス1台を更新いたします。
     6つ目は、「平舘高等学校の教育振興」についてであります。
     平舘高校の魅力化・活性化を向上させることにより、入学者数の確保が図られるよう、同校の教育振興会の部活動の強化と活動支援、県外・市外入学志望者の受入れ支援、通学・制服代に対する支援などの事業を補助してまいります。また、市内中学校から同校への進学率向上に向けた、中高連携による取組の強化を図ってまいります。
     7つ目は、「学校給食の実施」についてであります。
     地産地消の推進や食育指導を行うことにより、自然の恩恵や郷土の食材に対する意識の高揚を図るとともに、安心・安全でおいしい給食が提供できるよう、施設・設備の保守点検を行うとともに、施設・設備の改修・更新を行い衛生管理の徹底に努めてまいります。
     8つ目は、「市民の読書活動の推進」についてであります。
     市立図書館をはじめ、松尾コミュニティセンター、荒屋コミュニティセンターの図書室を中心とした市民が読書に親しめる環境づくりを目指し、生涯学習の充実に資する読書活動の支援と機会の提供に取り組んでまいります。
     以上、令和5年度の教育行政運営の基本方針と重点について申し上げました。
     八幡平市の希望の光であり、地域の宝でもある子供たちは様々な可能性を持っております。その子供たち一人一人が、自らの足で未来に立ち向かい、夢や希望を実現していけるよう、学校と家庭、地域社会、行政が一つになって見守り、支えていかなければなりません。
     教育委員会といたしましては、市長部局との連携をより一層強化し、八幡平市の次代を担う人づくりに邁進してまいりたいと考えておりますので、議員の皆様及び市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう心よりお願いを申し上げます。
     令和5年2月21日、八幡平市教育委員会教育長、星俊也。
            (教育長 星 俊也君降壇)
議長(工藤 剛君) これで教育長の教育行政運営基本方針と重点演述を終わります。
     ここで11時20分まで休憩します。
                                    (11時05分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                    (11時20分)
                     ☆
     議案第 1号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第9号)の専決処分
            に関し承認を求めることについて

                     ☆
     議案第 2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて
                     ☆
     議案第 3号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増
            減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関
            し議決を求めることについて

                     ☆
     議案第 4号 八幡平市個人情報の保護に関する条例
                     ☆
     議案第 5号 八幡平市情報公開及び個人情報保護審査会条例
                     ☆
     議案第 6号 八幡平市文化芸術推進審議会条例
                     ☆
     議案第 7号 八幡平市博物館条例の一部を改正する条例
                     ☆
     議案第 8号 八幡平市体育施設条例の一部を改正する条例
                     ☆
     議案第 9号 八幡平市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部
            を改正する条例

                     ☆
     議案第10号 八幡平市国民健康保険条例の一部を改正する条例
                     ☆
     議案第11号 八幡平市出産祝金支給条例を廃止する条例
                     ☆
     議案第12号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて
                     ☆
     議案第13号 細野辺地に係る総合整備計画を定めることに関し議決を求め
            ることについて

                     ☆
     議案第14号 市道路線の認定に関し議決を求めることについて
                     ☆
     議案第15号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第10号)
                     ☆
     議案第16号 令和4年度八幡平市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
                     ☆
     議案第17号 令和4年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
            号)

                     ☆
     議案第18号 令和4年度八幡平市水道事業会計補正予算(第5号)
                     ☆
     議案第19号 令和4年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第5号)
                     ☆
     議案第20号 令和4年度八幡平市病院事業会計補正予算(第6号)
                     ☆
     議案第21号 令和5年度八幡平市一般会計予算
                     ☆
     議案第22号 令和5年度八幡平市国民健康保険特別会計予算
                     ☆
     議案第23号 令和5年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算
                     ☆
     議案第24号 令和5年度八幡平市水道事業会計予算
                     ☆
     議案第25号 令和5年度八幡平市下水道事業会計予算
                     ☆
     議案第26号 令和5年度八幡平市病院事業会計予算
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第6、議案第1号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第9号)の専決処分に関し承認を求めることについてから日程第31、議案第26号 令和5年度八幡平市病院事業会計予算までを一括議題とします。
     提案理由の説明を求めます。
     副市長。
            (副市長 田村泰彦君登壇)
副市長 田村泰彦君 ただいま議長から上程いただきました議案26件の提案理由につきましては、それぞれの議案に記載のとおりでございます。
     なお、内容につきましては担当課長をしてご説明申し上げますので、ご審議いただきまして、原案のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。
            (副市長 田村泰彦君降壇)
議長(工藤 剛君) 提案理由の説明が終わりました。
     次に、議案第1号から議案第20号までの内容説明を求めます。
     初めに、議案第1号について、企画財政課長。
企画財政課長 関本英好君 議案第1号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第9号)の専決処分に関し承認を求めることについて、主な内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第1号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第2号について、市民課長。
市民課長 高橋康幸君 議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることにつきまして内容をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第2号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第3号から議案第5号までについて、総務課長。
総務課長 渡辺 信君 続きまして、議案第3号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて概要を説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第3号の説明を終わります。
     次に、議案第4号 八幡平市個人情報の保護に関する条例の内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第4号の内容説明を終わります。
     続きまして、議案第5号 八幡平市情報公開及び個人情報保護審査会条例の内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第5号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第6号から議案第8号までについて、文化スポーツ課長。
文化スポーツ課長 村上直樹君 議案第6号 八幡平市文化芸術推進審議会条例についてご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第6号の内容説明を終わります。
     続きまして、議案第7号 八幡平市博物館条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第7号の内容説明を終わります。
     続きまして、議案第8号 八幡平市体育施設条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第8号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第9号について、総務課長。
総務課長 渡辺 信君 議案第9号 八幡平市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について概要を説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第9号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第10号について、市民課長。
市民課長 高橋康幸君 議案第10号 八幡平市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして内容をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第10号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第11号及び議案第12号について、地域福祉課長。
地域福祉課長 村上郁子君 議案第11号 八幡平市出産祝金支給条例を廃止する条例について内容のご説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第11号の内容説明を終わります。
     続きまして、議案第12号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて内容のご説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第12号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第13号について、企画財政課長。
企画財政課長 関本英好君 議案第13号 細野辺地に係る総合整備計画を定めることに関し議決を求めることについて内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第13号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第14号について、建設課長。
建設課長 工藤 剛君 議案第14号 市道路線の認定に関し議決を求めることについて内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第14号の説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第15号について、企画財政課長。
企画財政課長 関本英好君 議案第15号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第10号)につきまして、主な内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第15号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第16号及び議案第17号について、市民課長。
市民課長 高橋康幸君 議案第16号 令和4年度八幡平市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして内容説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第16号の内容説明を終わります。
     続いて、議案第17号 令和4年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして内容をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第17号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第18号及び議案第19号について、上下水道課長。
上下水道課長 森 政彦君 議案第18号 令和4年度八幡平市水道事業会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第18号の内容の説明を終わります。
     続きまして、議案第19号 令和4年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第19号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第20号について、市立病院事務局長。
八幡平市立病院事務局長 小笠原文彦君 議案第20号 令和4年度八幡平市病院事業会計補正予算(第6号)についてご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第20号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 以上で議案第1号から議案第20号までの内容説明を終わります。
     ここで昼食のため13時15分まで休憩いたします。
                                    (12時17分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                    (13時15分)
議長(工藤 剛君) これから議案第1号及び議案第2号の議案審議を行います。
     この際、お願いいたします。本定例会の質疑の方法には、会議規則第56条を適用いたします。発言に当たっては、挙手の上発言願います。
     なお、質疑に当たっては、同一の議題について1人3回までとし、1回当たり3点以内とするようご協力をお願いいたします。
     あわせて、質疑、答弁に当たっては要点をまとめて簡潔にお願いいたします。
     初めに、議案第1号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第9号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     16番、橋光幸議員。
議員 橋光幸君 1つだけ確認したいと思います。この子育て支援のやつで、令和4年度はあったわけですけれども、もらって引っ越ししたら、これ戻さなければならないのか。どういったものなのか。
議長(工藤 剛君) 健康福祉課長。
健康福祉課長 齋藤美保子君 お答えいたします。
     専決処分していただきました予算の出産・子育て応援給付金給付費につきましては、国の制度によるもののみの支給でございますので、こちらにつきましては申請時に住所があった方であれば、引っ越してから、引っ越すと返さなければならないということはないものでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第1号を採決します。
     議案第1号を原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第1号 令和4年度八幡平市一般会計補正予算(第9号)の専決処分に関し承認を求めることについては原案のとおり承認することに決定されました。
     次に、議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これから討論を省略し、議案第2号を採決します。
     議案第2号を原案のとおり適任とすることに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては原案のとおり適任とすることに決定しました。
     次に、議案第4号 八幡平市個人情報の保護に関する条例から議案第6号 八幡平市文化芸術推進審議会条例までの質疑を行います。
     初めに、議案第4号 八幡平市個人情報の保護に関する条例について質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     お諮りします。議案第4号は、総務教育常任委員会に審査を付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第4号 八幡平市個人情報の保護に関する条例については総務教育常任委員会に審査を付託することに決定しました。
     次に、議案第5号 八幡平市情報公開及び個人情報保護審査会条例について質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     お諮りします。議案第5号は、総務教育常任委員会に審査を付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第5号 八幡平市情報公開及び個人情報保護審査会条例については総務教育常任委員会に審査を付託することに決定しました。
     次に、議案第6号 八幡平市文化芸術推進審議会条例について質疑を行います。質疑ありませんか。
     12番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 私は、議員になってから芸術文化、文化財、地域の観光等について質問してきましたが、今回こういう形で文化芸術推進審議会ができたということを大変評価しております。特にコロナ禍で地域が停滞しております。文化芸術は、すぐに効果が現れているものではございませんが、地域の価値を高め、人の心とか、あるいはつながりとか、生きがいを求める大変重要な文化芸術でございます。
     それで、3点をお伺いします。1点目は、組織ですが、第3条の(2)、知識経験を有する者、一般的に総合計画とか、いろんな計画では学識経験者となっています。知識経験者とはどういうものか。私は、学識経験者であれば県立大学の先生とか、市外からもいろんな方を呼んで、会長等を務めて審査してもらっているわけですが、何か知識経験者というのはあんまり条例にも出てこないし、特にその学問、学識経験者と知識経験者の考え方。
     そして、私は、この条例を的確に拡大して実のあるものにするには、今までのとおり県立大学とか、あるいは県の博物館とか、いろんな方がここに入って、学識経験者として審議していただくのが適当だと思います。その知識経験者と学識経験者、そしてそういう方が入るのかどうかを1点。
     それから、資料のほうですが、第7条の2、括弧書きで「文化財の保護に関する事務を除く」、そして2項では「当該特定地方公共団体の教育委員会の意見を聴かなければならない」。私は、文化財なり芸術文化は全部首長部局に来て、もう一貫して法律でなっていると思っていました。まだこの意味がちょっと分からないです。まだ教育委員会所管で文化財の保護に関する事務があるのか、教育委員会の意見を聞かなければならないというようなことではないというような感じで、私文化スポーツ課に文化財あるいは博物館等が所管になった場合に、そういうふうに思っていましたが、その辺の考えをお伺いします。
     それから、3点目ですが、合併以来懸案になっていました文化会館、私も一般質問で2回か3回取り上げました。ハロウスクールができて、ハロウスクールと連携したり、あるいは姫神ホールも使ったり、いろんな形で計画していきたいというふうなことでしたが、この審議会では文化会館の在り方等についても審議して、どうあればいいかというのを審議する機関になっているでしょうか。その3点について、見解をお伺いします。
議長(工藤 剛君) 文化スポーツ課長。
文化スポーツ課長 村上直樹君 まず、1点目の知識経験を有する者という表現でございます。まず、議員おっしゃったように、一般的には学識経験者というような方をこういうところに載せておるところではございますが、知識経験を有する者ということで、市内には個人で文化芸術活動をしていらっしゃる方も大勢おります。この第1号の者につきましては、関係団体からの推薦ということになります。第2号につきましては、そういった団体に入っていない方ということも含めるということも可能性としてはあるのかなと思っておりますし、先ほど議員がおっしゃったように、学識経験者の方ということもこの中に含まれるというふうに考えております。それで、そういった方、個人で活動されている方、または大学の先生方というようなことで現在想定をしているところでございます。
     それと、2つ目の資料の中にございます、この「文化財の保護に関する事務を除く」というようなことの話でございますが、ここに書いております、第7条の2の中に書いておりますここの文言につきましては、この2行目のところの括弧、地方教育行政の組織云々というところから始まってまいります。当市におきましては、この法律を使いまして、文化、そして文化財の保護、そしてスポーツというような部分につきまして、教育委員会から市長部局のほうに権限が来ております。この文言につきましては、法律上の文言になるのですけれども、今現在は市長部局で文化財の保護に関することを行っております。ということから、これは法律上の文言でございますが、私どものほうでこちらの文化財の保護も所掌しているという中身になっております。
     それと、3点目の文化会館というお話でございます。審議会におきましては、地方文化芸術推進基本計画というものを定めようとしておりまして、その計画の中でそういった文化施設ということも考えていきたいというふうに考えておりますので、当然審議会の中でもそういったことも審議していただくということで想定をしておるところでございます。
     以上です。
            (「大学の先生に頼むかどうかも」の声あり)
文化スポーツ課長 村上直樹君 それで、知識経験という方にの部分でですが、ここの中には、先ほど申しましたように個人で活動している方、そして学識経験ということで、大学の先生ということも想定をしております。どの方、今の段階で大学の先生にするか、個人にするかというのは、全体の人数の中で考えていきたいというふうに考えております。
     ちなみに、ここの第2号委員につきましては、1名ないし2名というふうに今のところ考えているところでございます。
議長(工藤 剛君) 12番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 私は、知識経験に学識経験が含まれているのは逆だと思います。広辞苑を引いてみました。学識とは、学問上の識見をいう。要するに、豊かな経験のある人といいます。知識を知っていること、豊富な知識。だから、学識経験の中に知識経験がある。多分各種委員会では、当市では全部学識経験者になっています。これ狭めたものですから、私は狭めたから、学識経験を除いて地域でやるのかと、個人でやるというのと、それと違うと思います。全部の条例で多分知識経験者というのはないのだろうと、全部は見ていませんが、私の今までの経験では学識経験者を置くということで、専門の学識がある方、そういう方を指していると思いますが、知識経験に学識含むというのは逆、学識の中に知識経験を含むのであれば一般的に合理的ですが、ここだけちょっと。含むといっても、本当はそういう偉い先生に頼む場合、失礼な話になるのではないかと思います。学識がなくても、私は自分で昔知識経験者だと自分のことを思っていました。学識がありませんけれども、経験はしているつもりです。ここ、私は逆だと思います。その辺の、これ委員会でまた討議すると思いますが、いずれそういう市外の専門家を入れて、これは大事な、もう食の文化から、福祉の文化から、国際交流の文化から、あるいは子供たちの文化から、全課を網羅した大事な推進条例で、私の念願が一歩進んだと思いますけれども、この条例をしっかり立ち上げて、広く浸透していくために質問していました。その辺の考えをお聞きしますし、それからこの条例のつくり方ですけれども、これ除いてもいいのではないですか。こういうのが入っていると、わざわざあれでしょう。全部当市では、これを、文化財も博物館も市長部局になりましたから、除くというとこれは生きているわけですから、そこを、法律を使ったと言ったけれども、除いて分かりやすくしたほうがいいと思います。非常に分かりづらいですよね、文化財保護に関する事務を除くと、これは除くことになるわけです。
     それから、当該特定地方公共団体の教育委員会の意見を、では聞かなければならないということですから、全部首長部局に移管しているでしょう。違いますか。この文を見て、除くことになっておりますが、条例をそのまま、法律をそのまま使ったということですけれども、そういうことではないでしょう、当市の場合は。これは、特別に文化財を教育委員会に残している場合はこういうような形になっているわけですが、全部移管して首長部局でやるわけですから、必要ないのではないかと思いますが、その辺と。
     それから、文化会館、二転三転していましたので、文化会館が大更駅前の顔づくり施設に変わったと言う人もありますし、私も非常に、このまままた原点に戻って審議してもらうとか、あるいは総合計画で審議してもらうというようなことでしたけれども、こういう審議会の意見を聞いて、やるかやらないかを決める方法も必要だと思います。私は、実際文化会館欲しいなと思っていましたけれども、そういう立場に立って質問してきましたが、現状ではもう少し切り替えてやらなければならない、あるいはもう少し広く考えていかなければならない、そういう考えです。
     これは、全課に文化は伝わるわけですから、文化芸術となっていましたよね。元は、予算とかあれでは芸術文化となっています。予算書は芸術文化の項目で、そして文化芸術になっていますが、その辺もさっき言った学識と知識。文化は全部包括するので、だから文化芸術というのです。今までは芸術文化と言いましたし、市の芸術文化協会とありましたが、このお話をするときでも、芸術文化の項目では文化芸術のという、歯切れが悪いです。これが法律上のあれですから、その辺の文化芸術と芸術文化の違いも、では今言った3点に加えてご答弁願います。
議長(工藤 剛君) 渡辺議員、すみません、3点に加えてという話にはならないので、3点でお願いします。
議員 渡辺義光君 では、同じ項目ですから、個別ですから、まず……
議長(工藤 剛君) すみません、3番目の質問がもうちょっと要点をまとめて、3番目の部分。
議員 渡辺義光君 では、芸術文化と文化芸術の違いはどのように考えているのか伺います。今新しく出てきたのが文化芸術基本法ですし、旧来の予算書とか、いろんなのが芸術文化になっていましたので、その辺を。私は、文化芸術が広く捉えたものだと思っています。その辺、見解をお伺いします。
議長(工藤 剛君) 文化スポーツ課長。
文化スポーツ課長 村上直樹君 まず、最初の学識経験ということでございまして、ここの第2号委員につきましては、やっぱり学校の、大学のほうの関係者も必要だというふうに私は考えております。ぜひ委員として加わっていただきたいというふうに考えておるところでございます。
     次に、この資料のほうのお話でございます。こちらに載せている2番の関係法令ということで、こちらに載せております第7条の2及び第37条につきましては、文化芸術基本法の条文の抜粋で載せておるものでございまして、全てこれが法律の条文になっておるものでございますので、ここの中身についてこちらのほうで手を加えるというようなことは、今はこの資料の中ではしておらないというものになります。
     あと、ちなみに当市におきましては、先ほど申し上げたようにスポーツ、それと文化、あとは文化財の保護ということについては、教育委員会部局から市長部局のほうに移管になっております。そのことから、この第7条の2の第2項が当市に該当することとなっておりまして、計画策定に当たっては教育委員会の意見を聞くということになるものでございます。
     それと、文化芸術と芸術文化という話でございます。まず、今回の文化芸術推進審議会ということで、こちらは文化芸術基本法が基の法律になってございますので、文化芸術というのが名前になっております。これまでは芸術文化というようなお話というか、そういった言葉でこれまでいろんなことが進んでまいりました。ですが、この文化芸術基本法が改正になりまして、様々な文化部門、それと芸術部門ということが明確になってまいりました。その中で、自治体の役割というものが明確になってまいりました。今後は、大きな意味で文化や芸術を捉える場合には文化芸術というようなことで、言葉として使っていきたいと思っております。芸術文化というのは、芸術文化協会というようなこともございますが、これまで芸術ということがメインとなってきたものであろうというふうに考えております。文化というものが非常に最近見直されてきておりまして、文化芸術基本法に基づいて、今後の言葉といたしましては文化芸術というのが適切になっていくのではないかなというふうに考えております。
議長(工藤 剛君) 12番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 個人の知識経験を有する者ということですけれども、私はさっき言ったように、学識経験者を総括して知識経験者がその一部になると思っていましたが、常任委員会でまた論議すると思いますけれども、多分条例上で、こういう審議会で知識経験者とあればその辺検討してもらえるけれども、ほとんどの文が学識経験者になっているのではないかなと思っていました。その辺も検討したらうれしいのだけれども、それからこの3条の(1)でも、「文化、芸術、芸能及び文化財の保護に関する関係団体の推薦を受けた者」と。芸能というのはほとんど出てこないです。芸能は芸術に入っているのです。文化芸術団体あるいは文化財団体ということで、芸能まで細かくしているのは、しなくても、文化芸術団体と言えば芸能が含まれています。間違いではないとしても、要らないのはつけなくてもいいし、総称して、分かりやすく、簡潔に明瞭に、誰にでも分かるのが条例の制定趣旨ですから、その辺も、さっきのこれを受けてと言うけれども、私はなくても、これを省いてもいいだろうと。その制定理由のその辺の考え方と、それからもう一度確認しますが、文化会館についてはこの構想の中でどう審議していくのか。その立場に、諮問機関ですから、市として諮問委員会の審議会に諮るわけですから、その辺の考えを、ぜひ実現するように私も今まで質問してきましたので、そういう広い観点ですし、そして教育委員会の子供たちの国際交流なり、あるいは芸術なり、今日教育長がお話ししたのも全部文化に入るのだろうと思います。その辺の2点と、教育長から文化芸術に関する子供たちの関わりなり、学校教育の関わりをお聞きしますし、課長からはその前の2点をお願いします。
議長(工藤 剛君) 文化スポーツ課長。
文化スポーツ課長 村上直樹君 第3条の第1項につきまして、文化、芸術、芸能というふうに記載をいたしております。ここにつきましては、芸術文化協会のほうから推薦をいただきたいというふうに考えております。文化、芸術、芸能ということで、今のところ芸文協さんからは3名というふうに考えておりました。そういったことで、この3つ、まず頭出しをさせていただいたというような考えでございます。
     それと、この審議会におきましては、文化芸術推進基本計画ということの策定についても審議いただくこととなっております。そういった中で、今後の文化施設については、計画の中でいろいろどのように考えていくのかということが審議されていくというふうに考えておりますので、審議会の中でも、そこまで含めてきちっと考えていただくことになるだろうというふうに考えております。
議長(工藤 剛君) 教育長。
教育長 星 俊也君 子供たちがこの文化芸術とどのように関わっているかというご質問でございますが、非常に深く関わっているというふうに認識をしております。例えば一つ伝統芸能を取りましても、様々な伝統芸能がこの八幡平市にはございますし、子供たちもいろいろな形でそれに関わっております。関わる中で、人々の生き方や生きざま、そして暮らしのことなどなど、様々なことに子供たちは思いをはせ、この地で暮らすことの意味を見つけているものだというふうに認識をしております。文化芸術については、これからも教育委員会としても大事にしていきたいと思いますし、文化スポーツ課から様々な意見を求められることもございますので、これからも真摯に、同一姿勢で向き合い、対応してまいりたいというふうに考えております。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     お諮りします。議案第6号は、総務教育常任委員会に審査を付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第6号 八幡平市文化芸術推進審議会条例については総務教育常任委員会に審査を付託することに決定しました。
     なお、審査結果については、本定例会の最終日に本会議場において委員長から報告をお願いいたします。
                     ☆
     請願第1号 免税軽油制度の継続要望に関する請願書
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第32、請願第1号 免税軽油制度の継続要望に関する請願書を議題といたします。
     お諮りします。請願の説明は省略し、請願第1号は産業民生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、請願第1号は産業民生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
     なお、審査結果につきましては、今定例会の最終日に本会議場において委員長から報告をお願いいたします。
                     ☆
                予算特別委員会設置
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第33、予算特別委員会設置を議題とします。
     お諮りいたします。議案第21号 令和5年度八幡平市一般会計予算から議案第26号 令和5年度八幡平市病院事業会計予算までの6議案については、委員会条例第6条の規定によって予算特別委員会を設置し、付託の上審査したいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第21号から議案第26号までの令和5年度八幡平市各会計予算は予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定いたしました。
     お諮りします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定によって議長を除く全議員を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、予算特別委員会の委員は議長を除く全議員を選任することに決定いたしました。
     ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長互選のため、3月9日、本会議終了後、当議場において予算特別委員会を招集しますので、委員の皆様はご参集願います。
                     ☆
               盛岡広域環境組合議会議員の選挙
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第34、盛岡広域環境組合議会議員の選挙を議題といたします。
     この選挙は、令和5年2月1日付で盛岡広域環境組合が設置されたことに伴い、同日付で盛岡広域環境組合管理者から、盛岡広域環境組合規約第5条の規定により組合議会議員選挙を実施し、同規約第9条により報告するよう依頼があったものであります。
     同組合規約により、本市議会の中から選挙される組合議会議員は2名であります。
     お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。
     お諮りいたします。推選の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、議長が指名することに決定しました。
     盛岡広域環境組合議会議員に橋悦郎議員及び関治人議員を指名いたします。
     お諮りいたします。ただいま指名いたしました橋悦郎議員及び関治人議員を当選人に定めることについてご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、ただいま指名いたしました橋悦郎議員及び関治人議員が盛岡広域環境組合議会議員に当選されました。
     ただいま当選されました橋悦郎議員及び関治人議員が議場におられます。会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
     ここで当選者を代表して橋悦郎議員から就任のご挨拶をお願いいたします。
            (議員 橋悦郎君登壇)
議員 橋悦郎君 ただいま盛岡広域環境組合の議会議員に選任されました橋悦郎でございます。同じく選任されました関治人共々、八幡平市議会の代表議員としてこれから頑張ってまいりたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
            (議員 橋悦郎君降壇)
議長(工藤 剛君) 挨拶を終わります。
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                  散     会
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議長(工藤 剛君) 以上をもちまして本日の日程は終了しました。
     本日の会議はこれをもって閉じ、散会いたします。
                                    (13時49分)