令和2年八幡平市議会第3回定例会
 
令和2年八幡平市議会第3回定例会
 
議事日程(第1号)
                                 令和2年9月4日(金)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 報告第1号 令和元年度決算に基づく八幡平市の健全化判断比率及び資金不足比率に
            ついて                             
日程第 5 報告第2号 令和2年度八幡平市下水道事業会計特例的収入及び支出の確定について
日程第 6 報告第3号 令和2年度八幡平市病院事業会計特例的収入及び支出の確定について 
日程第 7 議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて     
日程第 8 議案第2号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについて
日程第 9 議案第3号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについて
日程第10 議案第4号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについて
日程第11 議案第5号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて      
日程第12 議案第6号 繁殖育成センター用地造成工事の変更請負契約の締結に関し議決を求め
            ることについて                         
日程第13 議案第7号 八幡平市新型コロナウイルス感染症対策基金条例          
日程第14 議案第8号 八幡平市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関す
            る条例の一部を改正する条例                   
日程第15 議案第9号 八幡平市体育施設条例の一部を改正する条例            
日程第16 議案第10号 八幡平市国際交流基金条例を廃止する条例             
日程第17 議案第11号 八幡平市まちづくり基金条例を廃止する条例            
日程第18 議案第12号 八幡平市地域振興基金条例を廃止する条例             
日程第19 議案第13号 八幡平市「農と輝の大地」基金条例を廃止する条例         
日程第20 議案第14号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)          
日程第21 議案第15号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2
            号)                              
日程第22 議案第16号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第
            1号)                             
日程第23 議案第17号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)        
日程第24 議案第18号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第3号)       
日程第25 議案第19号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第2号)        
日程第26 議案第20号 令和元年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定について       
日程第27 議案第21号 令和元年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算認
            定について                           
日程第28 議案第22号 令和元年度八幡平市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
日程第29 議案第23号 令和元年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)歳入歳出決
            算認定について                         
日程第30 議案第24号 令和元年度八幡平市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第31 議案第25号 令和元年度八幡平市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい
            て                               
日程第32 議案第26号 令和元年度八幡平市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について  
日程第33 議案第27号 令和元年度八幡平市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について 
日程第34 議案第28号 令和元年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計決算認定について 
日程第35 決算特別委員会設置                             
日程第36 諮問第1号 地方自治法第244条の4の規定に基づく審査請求に関する諮問について
日程第37 請願第3号 平舘地域道路改良に関する請願                  
日程第38 請願第4号 政府に対し「緊急経済対策として消費税率5%への引き下げを求める意
            見書」の提出を求める請願                    
日程第39 請願第5号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の実現
            を求めることについての請願書                  

出 席 議 員(20名)
     1番  関     治  人  君     2番  羽  沢  寿  隆  君
     3番  工  藤  多  弘  君     4番  勝  又  安  正  君
     5番  北  口     功  君     6番  工  藤  隆  一  君
     7番  田  村  善  男  君     8番  井  上  辰  男  君
     9番  立  花  安  文  君    10番  渡  辺  義  光  君
    11番  工  藤  直  道  君    12番  古  川  津  好  君
    13番  田  村     孝  君    14番    橋  悦  郎  君
    15番  熊  澤     博  君    16番  関     善 次 郎  君
    17番    橋  光  幸  君    18番  米  田  定  男  君
    19番  小 野 寺  昭  一  君    20番  工  藤     剛  君
 
欠 席 議 員(なし)
 
説明のために出席した者
      市         長    田  村  正  彦  君
      副    市    長    佐 々 木  孝  弘  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      代 表 監 査 委 員    村  山     巧  君
      企 画 財 政 課 長    田  村  泰  彦  君
      総   務  課   長    津 志 田  勇  孝  君
      防 災 安 全 課 長    畑  山  直  已  君
      地 域 振 興 課 長    渡  辺     信  君
      税   務  課   長    遠  藤  福  子  君
      市   民  課   長    小 笠 原  文  彦  君
      地 域 福 祉 課 長    松  村  錦  一  君
      健 康 福 祉 課 長    村  上  直  樹  君
      農   林  課   長    佐 々 木     仁  君

      花 き 研 究 開 発    津  島  佐 智 幸  君
      セ ン タ ー 所 長

      商 工 観 光 課 長    遠  藤  幸  宏  君
      建   設  課   長    関  本  英  好  君
      上 下 水 道 課 長    森     政  彦  君
      八幡平市立病院事務局長    高  橋  康  幸  君

      会 計 管 理 者 兼    菅  野  美 津 子  君
      会   計  課   長

      西 根 総 合 支 所 長    葛  西  美 羽 子  君
      安 代 総 合 支 所 長    阿  部  正  昭  君
      教 育 総 務 課 長    工  藤  久  志  君
      教 育 指 導 課 長    照  井  英  輝  君
      農 業 委 員 会事務局長    遠  藤  竹  弥  君

事務局出席者
      事務局長    高  橋  政  典
      議事係長    高  橋  美  穂

                     ☆
                  開     会
                     ☆
議長(工藤 剛君) ただいまから令和2年八幡平市議会第3回定例会を開会いたします。
     ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
                     ☆
                  開     議
                     ☆
議長(工藤 剛君) これから本日の会議を開きます。
                                    (10時00分)
                     ☆
                 会議録署名議員の指名
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により
        5番  北 口   功 議員
        6番  工 藤 隆 一 議員
        7番  田 村 善 男 議員
     を指名します。
                     ☆
                  会 期 の 決 定
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
     本定例会の議事運営につきまして、議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について議会運営委員会の報告を求めます。
     議会運営委員会、関善次郎委員長。
            (議会運営委員長 関 善次郎君登壇)
議会運営委員長 関 善次郎君 おはようございます。令和2年八幡平市議会第3回定例会の運営につきまして、去る8月28日に議会運営委員会を開催し、協議を行いましたので、その結果をご報告いたします。
     会期日程は、別紙のとおり、本日9月4日から9月25日までの22日間とする案でございます。
     一般質問は、9月7日から9日までとし、通告順により行います。
     議案等の取扱いにつきましては、議案第1号から議案第19号までは、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することといたします。
     議案審議につきましては、人事案件の議案第1号から議案第5号までを本日審議するほか、議案第7号及び補正予算議案の議案第14号から議案第19号までは、新型コロナウイルス感染症対策の迅速な対応を考慮し、本日議案審議を行うことといたします。
     次に、議案第20号から議案第28号までの令和元年度各会計決算認定の9件は、決算特別委員会を設置し、これに付託することといたします。
     また、諮問第1号は、本日諮問質疑を行い、所管の常任委員会に付託したいと思います。
     なお、諮問第1号は、地方自治法第244条の4第3項の規定により、議会は質問を受けた日から20日以内に意見を述べなければならないことから、9月23日に本会議を開催し、委員長報告から表決を行うことといたします。
     請願3件は、所管の常任委員会に付託したいと思います。
     会期中に発議案が提出された場合は、委員会付託を省略して審議、表決することといたします。
     以上、議会運営委員会の結果報告といたします。議員各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。令和2年9月4日、議会運営委員会委員長、関善次郎。よろしくお願いします。
            (議会運営委員長 関 善次郎君降壇)
議長(工藤 剛君) お諮りいたします。
     本定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日9月4日から9月25日までの22日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、会期は本日から9月25日までの22日間とすることに決定いたしました。
     お諮りいたします。委員会付託につきましては、議案第1号から議案第19号までは会議規則第37条第3項により委員会付託を省略し、審議したいと思います。請願3件は、所管の常任委員会に付託したいと思います。また、会期中に発議案が提出された場合は、委員会付託を省略して審議、採決したいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第1号から議案第19号までは委員会付託を省略し、審議することに決定いたしました。
     なお、会期日程及び本日の議事日程はお手元に配付しているとおりでありますので、ご了承願います。
                     ☆
                  諸 般 の 報 告
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
     議会活動報告並びに監査委員からの例月現金出納検査の実施報告、令和2年5月実施に係る定期監査の結果報告について及び令和2年度財政援助団体等監査の結果報告については、配付をもって報告といたします。
     次に、盛岡北部行政事務組合及び盛岡地区広域消防組合の報告についても配付をもって報告といたします。
     なお、この議案書等は閲覧用として議場の入り口に準備しておりますので、ご閲覧くださるようお願い申し上げます。
     次に、産業建設常任委員会所管事務調査結果報告を行います。
     産業建設常任委員会、渡辺義光委員長。
            (産業建設常任委員長 渡辺義光君登壇)
産業建設常任委員長 渡辺義光君 ただいまから産業建設常任委員会所管事務調査の報告を行います。
     令和2年9月4日提出、八幡平市議会議長、工藤剛殿。報告者、産業建設常任委員会委員長、渡辺義光。
     令和2年第2回定例会において閉会中の継続調査の申出をした所管事務について、次のとおり調査を実施したので、会議規則第102条の規定により報告します。
     調査事項は、産業建設常任委員会所管の令和元年度主要事業等に係る市内視察調査で、令和2年7月21日に調査を行いました。
     調査場所、調査した委員などについては、配付しております報告書のとおりですので、お目通し願います。
     以上、報告を終わります。
            (産業建設常任委員長 渡辺義光君降壇)
議長(工藤 剛君) 次に、行政報告を行います。
     市長。
            (市長 田村正彦君登壇)
市長 田村正彦君 令和2年八幡平市議会第3回定例会の開催に当たり、6月15日開催の市議会第2回定例会以降の市政の主な動きについてご報告を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の行政報告書を朗読のため記載省略)
     以上で行政報告を終わります。
            (市長 田村正彦君降壇)
                     ☆
     報告第 1号 令和元年度決算に基づく八幡平市の健全化判断比率及び資金
            不足比率について

                     ☆
     報告第 2号 令和2年度八幡平市下水道事業会計特例的収入及び支出の確
            定について

                     ☆
     報告第 3号 令和2年度八幡平市病院事業会計特例的収入及び支出の確定
            について

                     ☆
     議案第 1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて
                     ☆
     議案第 2号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めるこ
            とについて

                     ☆
     議案第 3号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めるこ
            とについて

                     ☆
     議案第 4号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めるこ
            とについて

                     ☆
     議案第 5号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて
                     ☆
     議案第 6号 繁殖育成センター用地造成工事の変更請負契約の締結に関し
            議決を求めることについて

                     ☆
     議案第 7号 八幡平市新型コロナウイルス感染症対策基金条例
                     ☆
     議案第 8号 八幡平市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用
            弁償に関する条例の一部を改正する条例

                     ☆
     議案第 9号 八幡平市体育施設条例の一部を改正する条例
                     ☆
     議案第10号 八幡平市国際交流基金条例を廃止する条例
                     ☆
     議案第11号 八幡平市まちづくり基金条例を廃止する条例
                     ☆
     議案第12号 八幡平市地域振興基金条例を廃止する条例
                     ☆
     議案第13号 八幡平市「農と輝の大地」基金条例を廃止する条例
                     ☆
     議案第14号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)
                     ☆
     議案第15号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正
            予算(第2号)

                     ☆
     議案第16号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)
            補正予算(第1号)

                     ☆
     議案第17号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)
                     ☆
     議案第18号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第3号)
                     ☆
     議案第19号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第2号)
                     ☆
     議案第20号 令和元年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定について
                     ☆
     議案第21号 令和元年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入
            歳出決算認定について

                     ☆
     議案第22号 令和元年度八幡平市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
            定について

                     ☆
     議案第23号 令和元年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)
            歳入歳出決算認定について

                     ☆
     議案第24号 令和元年度八幡平市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認
            定について

                     ☆
     議案第25号 令和元年度八幡平市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
            認定について

                     ☆
     議案第26号 令和元年度八幡平市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定に
            ついて

                     ☆
     議案第27号 令和元年度八幡平市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定
            について

                     ☆
     議案第28号 令和元年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計決算認定
            について

                     ☆
     諮問第 1号 地方自治法第244条の4の規定に基づく審査請求に関する
            諮問について

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第4、報告第1号 令和元年度決算に基づく八幡平市の健全化判断比率及び資金不足比率についてから、日程第34、議案第28号 令和元年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計決算認定についてまで及び日程第36、諮問第1号 地方自治法第244条の4の規定に基づく審査請求に関する諮問についてを一括議題とします。
     提案理由の説明を求めます。
     副市長。
            (副市長 佐々木孝弘君登壇)
副市長 佐々木孝弘君 ただいま議長から上程いただきました報告3件、議案28件及び諮問第1号の提案理由につきましては、それぞれの議案等に記載のとおりでございます。
     なお、内容につきましては担当課長をしてご説明申し上げますので、ご審議いただきまして、原案のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。
            (副市長 佐々木孝弘君降壇)
議長(工藤 剛君) 提案理由の説明が終わりました。
     次に、監査委員による決算審査の結果について報告を求めます。
     村山代表監査委員。
            (代表監査委員 村山 巧君登壇)
代表監査委員 村山 巧君 それでは、令和元年度八幡平市一般会計ほか決算審査を行った各会計の審査の結果につきまして、審査意見と併せてご報告申し上げます。
(会議結果報告書に添付の審査意見書に沿い説明のため記載省略)
     以上をもちまして、令和元年度八幡平市一般会計、特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況、国民健康保険西根病院事業会計、水道事業会計についての審査結果の報告とさせていただきます。令和2年9月4日、監査委員、村山巧、監査委員、井上辰男。
     以上であります。
            (代表監査委員 村山 巧君降壇)
議長(工藤 剛君) 以上で監査委員の決算審査結果の報告を終わります。村山代表監査委員、大変ご苦労さまでございました。
     ここで説明員の入替えもございますので、11時5分まで休憩いたします。
                                    (10時52分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
                                    (11時05分)
議長(工藤 剛君) 報告第1号から議案第5号まで、議案第7号及び議案第14号から議案第19号までの内容説明を求めます。
     初めに、報告第1号について、企画財政課長。
企画財政課長 田村泰彦君 報告第1号 令和元年度決算に基づく八幡平市の健全化判断比率及び資金不足比率について内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で報告第1号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、報告第2号について、上下水道課長。
上下水道課長 森 政彦君 報告第2号 令和2年度八幡平市下水道事業会計特例的収入及び支出の確定についての内容のご説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で報告第2号の内容の説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、報告第3号について、八幡平市立病院事務局長。
八幡平市立病院事務局長 高橋康幸君 報告第3号 令和2年度八幡平市病院事業会計特例的収入及び支出の確定について内容をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で報告第3号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第1号について、市民課長。
市民課長 小笠原文彦君 議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて内容をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第1号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第2号から議案第5号までについて、総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 議案第2号から議案第4号までの3件につきましては、いずれも固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求める議案でございます。順次ご説明申し上げます。
     最初に、議案第2号でございます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     続きまして、議案第3号でございます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     続きまして、議案第4号でございます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第2号から議案第4号までの説明を終わります。
     続きまして、議案第5号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてでございます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第5号の説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第7号について、商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 議案第7号 八幡平市新型コロナウイルス感染症対策基金条例についてご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第7号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第14号について、企画財政課長。
企画財政課長 田村泰彦君 議案第14号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)につきまして、補正の主な内容をご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で一般会計補正予算の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第15号について、市民課長。
市民課長 小笠原文彦君 議案第15号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)について内容をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第15号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第16号について、安代総合支所長兼田山診療所事務局長。
安代総合支所長 阿部正昭君 議案第16号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第1号)についてご説明いたします。
(会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第16号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第17号及び議案第18号について、上下水道課長。
上下水道課長 森 政彦君 議案第17号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)について内容の説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第17号の内容説明を終わります。
     次に、議案第18号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第3号)について内容の説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第18号の内容の説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第19号について、八幡平市立病院事務局長。
八幡平市立病院事務局長 高橋康幸君 議案第19号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第19号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 以上で報告第1号から議案第5号まで、議案第7号及び議案第14号から議案第19号までの内容説明を終わります。
     ここで昼食のため13時まで休憩いたします。
                                    (11時57分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
                                    (13時00分)
議長(工藤 剛君) これから報告第1号から報告第3号までの質疑を行います。
     この際、お願いいたします。本定例会の質疑の方法には、会議規則第56条を適用いたします。発言に当たっては、挙手の上発言願います。
     なお、質疑に当たっては同一の議題について1人3回までとし、1回当たり3点以内とするようご協力をお願いいたします。あわせて質疑、答弁に当たっては、要点をまとめて簡潔にお願いいたします。
     初めに、報告第1号 令和元年度決算に基づく八幡平市の健全化判断比率及び資金不足比率について質疑を行います。質疑ありませんか。
     14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 この健全化指針のことについて伺いますが、8ページに実質公債費比率の単年度の数字、それから3か年平均の数字というふうに載っております。これを見ますと、令和元年は、単年度でいきますと17.23%というふうになっていまして、年々引き上がってきているわけです。実質公債費比率というのは、要は標準財政規模、一般財源の中での公債費の比率を表している数字でして、ここがどんどん数字が高くなっていくと一般財源の財源の硬直化を招いていくと、こういうことを示している数字なわけです。ここでいう、単年度では令和元年は17.23%となっていますが、この主な要因、どのような要因でここの数字が年々引き上がってきているのかということを伺いますし、それからある程度今後の予想もつくわけですが、今後の予想をどのように判断されているのかも伺いたいと。
議長(工藤 剛君) 企画財政課長。
企画財政課長 田村泰彦君 お答えいたします。
     要するに、借入れしたものの償還金の額が年々高くなっているというふうなことにはなるわけですけれども、ただ例えばごみ処理場の関係の整備だとか、あとは病院の関係の整備などの起債の額も増えているというふうな形なので、一旦事業が収まってくれば、当然残高についても年々引き下がっていくというふうな形になろうかと思います。
議長(工藤 剛君) 今後の予想というものには。
     副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     今後の予想ということなのですが、今後の地方債の元利償還のピークを令和3年度と見込んでおります。3年度、あるいは4年度までは実質公債費比率は上がっていくものというふうに見ておりますが、5年度以降については下がっていくというような状況で見込んでおります。いずれこれまでもご説明してきましたとおり、合併特例債が令和2年度でほぼ借入れの限度額を使い切る形になりますので、3年度以降の起債については過疎債を中心として借入れすることになろうかと思いますが、借入れできる額そのものが減少していくというようなことから、そのような見立てを行っているところでございます。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 財政運営でこの部分が非常に大事な部分だとは思うのですけれども、将来の見通しをしっかり持って、そして起債を考えていかないと、どんどんここの数字が上がっていくわけです。今後大更の駅前の工事についてもまだまだこれからお金がかかると、様々そういう課題がまだ残っているわけですが、起債すると償還が8年とか10年とか、そういう単位で起債を返済していくと思うのですけれども、そうするとこれかなり長期的にこういう高い数字でいくのではないかというのを私予想するのですけれども、そういう見通し、やっぱり予算を組む際、ここが最も大事な部分でして、見通しをきちっと持った上での予算をつくっていると思うのですが、もう少し詳しくこの見通しについて答えていただければと思います。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     総合計画の主要事業については、今年度第2期の総合計画の前期計画が終了するということで、後期計画、3年度からの5か年計画の取りまとめを今行っているところでございます。後期の5か年の主要事業をこれから整理していく中で、当然起債の発行、償還、それぞれも見極めながら財政見通しを立てていくということが基本になるものというふうに思っております。そういう中で、いずれ実質公債費比率等、それぞれの財政指標につきましては、来年度からの5か年、見通しをしっかり立てながら、ピークは先ほど申したとおり3年度、4年度あたりにピークを迎えるような形にはなろうかと思いますが、それ以降はそれぞれの比率、財政指標が健全化といいますか、下がるような状況を勘案しながら整理していきたいというふうに考えております。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 当市の実質公債費比率、これは前に一般質問でも取り上げたことがあるのですが、県内では高いほうですよね。トップの5本の指に入るような位置に当市は入っているのではないかと思うのですが、今特に奥州市が非常にこの実質公債費比率が高いというのが言われていて、財政運営が非常に厳しいと、こういうふうなお話も聞くのですが、もう少し、例えばピークとなる4年、5年、その辺は何%ぐらいになるというふうに想定していらっしゃるのか確認したいと。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     現在の想定では、ピークは実質公債費比率にあっては17%台に行くのではないかなというような予想はしておりますが、基本的に18%は超えないようにということで、起債の発行等を含めた財政計画を立てていきたいというふうに考えております。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 市長。
市長 田村正彦君 もう皆さんご承知だと思いますけれども、合併するときにそれぞれの合併前の自治体、旧松尾、安代、西根、それぞれ財政的にもう逼迫した状況で、18%近い比率でもう立ち行かなくなると、そういう状態の中で合併して、そういった下での合併をしたわけで、常に我々としては財政見通しなり、財政の健全化というのを一つの大きな柱に今までずっとやってきました。途中18%を超えて、県の管理というのですか、そういった状況に2年間陥ったこともあります。これは、合併した約束事をどんどんやり始めた、それで借金というか負債が増えたと、そういう状況でそうなったというふうに承知しておりますけれども、それを生かしながら、経験を生かしながら健全化に努め、十四、五%に抑えた状態でずっと来ていたわけですけれども、大型の事業がここ何年か続いたということで、今まさに公債費比率が上がっているということだというふうに承知をいたしております。
     我々の地方自治体の財政というのは、常に財務省、特にも盛岡財務事務所というのですか、そういったところのチェックを受けております。ついこの間も、去年でしたか、財務事務所の指摘では財務状況は非常にいいと、これからも頑張れと、そういう財務省の指摘も受けておりますので、いずれ健全財政、合併したときの一つの基本は健全財政を堅持するのだという下で合併したわけですので、それを基本にこれからもやっていかなければならないというふうに思っております。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これで報告第1号 令和元年度決算に基づく八幡平市の健全化判断比率及び資金不足比率についてを終わります。
     次に、報告第2号 令和2年度八幡平市下水道事業会計特例的収入及び支出の確定について質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これで報告第2号 令和2年度八幡平市下水道事業会計特例的収入及び支出の確定についてを終わります。
     次に、報告第3号 令和2年度八幡平市病院事業会計特例的収入及び支出の確定について質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これで報告第3号 令和2年度八幡平市病院事業会計特例的収入及び支出の確定についてを終わります。
     次に、議案第1号から議案第5号まで、議案第7号及び議案第14号から議案第19号までの議案審議を行います。
     初めに、議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これから討論を省略し、議案第1号を採決します。
     議案第1号を原案のとおり適任とすることに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては原案のとおり適任とすることに決定しました。
     次に、議案第2号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについて質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これから討論を省略し、議案第2号を採決します。
     議案第2号を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第2号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについては同意することに決定しました。
     次に、議案第3号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについて質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これから討論を省略し、議案第3号を採決します。
     議案第3号を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第3号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについては同意することに決定しました。
     次に、議案第4号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについて質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 佐藤泰平さんの学歴のところについて質問します。
     盛岡大学短期大学法経科卒業、こういう学部はないのですが、盛岡大学と盛岡短期大学の法経科2つ合わせて表記になっています。本人から履歴書を通しているのか、あるいは事務のミスなのか質問します。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 お答えいたします。
     履歴書に関しては、本人から提出をしていただいております。ただ、ここに書かれてあるとおりに提出されているのかどうかということについて確認をさせていただきたいので、お時間を頂戴したいと思います。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 では、確認してからでいいですか。
議長(工藤 剛君) 確認には時間かかりますか。
            (「すぐ分かると思います」の声あり)
議長(工藤 剛君) それでは、今確認をしますので、暫時休憩します。
                                    (13時17分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 会議を再開いたします。
                                    (13時18分)
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 お答えいたします。
     本泰平さんの履歴書につきましては、総務課のほうから案を送りまして、本人に確認をしていただいてございます。その結果、修正なしということで回答をいただいているものでございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 佐藤泰平さんは、職員の人事異動、新聞に載りますよね。盛岡短大というように載っています。本人がこのとおりであればいいですが、本人がこのとおり書いているのですか。私は、事務のミスではないかと。盛岡大学短期大学法経と、正式には佐藤さんは岩手県立盛岡短期大学法経科だと思います。本人が書いていればいいですけれども、それは確認なり、あるいは前の新聞等で幹部の履歴が載るわけですが、そのときには盛岡短大と載っているはずですが、本人がこのように書いてあれば、本人からもう一度、あるいは事務方でもこれはおかしいと思えば直す必要があると思いますが、いかがでしょうか。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 お答えいたします。
     先ほどお答えしましたとおり、本人からは修正なしということでご回答はいただいているところでございますけれども、再度確認をさせていただきたいと思います。その上で、もし誤りがあるのであれば、訂正をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 本人から確認って、これ新任ですから、本人が履歴書を依頼によって出すのではないですか。例えば電話等で、総務課にある分でいいよということではなくて、新しく新任、あるいは再任の場合は履歴書の提出、あるいは原課からどのような事務手続、決裁を得て議案になるのでしょうか。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 お答えいたします。
     佐藤さんにつきましては、皆様ご承知のとおり市の職員でございましたことから、職員台帳のほうございますので、それに基づいてこちらのほうで履歴書を作成し、本人に確認をしていただいたものでございます。ただ、繰り返しになりますけれども、本人からは修正なしということでご回答はいただいたのですけれども、再度本人のほうに確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これから討論を省略し、議案第4号を採決します。
     議案第4号を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第4号 固定資産評価審査委員会の委員の選任に関し同意を求めることについては同意することに決定しました。
     次に、議案第5号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 議員は小さなミスも見逃さないのが仕事でございます。
     宮野さんの経歴ですが、平成14年4月、八幡平市立平舘小学校PTA会長、合併していないから、これは西根町立ですよね。そして、併記して17年9月1日八幡平市立と、こうなるのが正しい履歴だと思います。これも本人が書いたのかどうか知りませんが、いずれ新任、あるいは再任の場合も、本人から新しく履歴書を取って、申入れがあったというのではなくて、取らなければならないと思います。この確認をお願いします。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 お答えいたします。
     平成14年は、確かにまだ合併前でございますので、八幡平市立平舘小学校PTA会長というのは、西根町立平舘小学校PTA会長の誤りでございます。大変申し訳ございませんでした。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 何回もこういうので私質問していました。履歴書とか、あるいは数字等。前の副市長は、緊張感を持って誤りのないようにするということでした。一旦誤りがあると、やり直して、そして手数がかかるし、まして信頼の低下になります。こういう簡単なミスが議案として、資料としてですけれども、審議決定する議員の大事な資料です。私は、今の場合も少し緊張感が足りないし、前の岡田副市長からもこのことについて陳謝、誤りがないようにするということでした。やっぱり私は、ダブルチェックでどこかでやっているのだよと、もう自分のところで見なくて、こういう小さなミスが大きな事故なり、大きな誤りになると思います。小事徹底、凡事徹底が事務の基本です。このような小さなミスですけれども、これを職員に徹底して、再度副市長からこういうミスのない、あるいは確認するということでしたが、管理職、あるいは職員の事務、執務の姿勢なり、それについてお考えをお願いします。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     私も最終的にチェックする立場でありましたが、私のチェック漏れだということもあると思います。大変申し訳ございませんでした。以後、いずれチェックを二重にすると、今までも前副市長も申し上げてきたわけでございますが、さらに気をつけながら、二重、三重にチェックをしながら、このような間違いが、ミスがないように気をつけてまいりたいと思います。大変申し訳ございませんでした。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 先ほどの事務の流れについて、現課から上がって、どこで合議して議案になるのかというのをまだ聞いておりませんので、それも答えてください。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 お答えいたします。
     起案につきましては、今回のこの議案第5号につきましては、教育委員会の委員ということでございますので、所管といいますか、行政機関であります教育委員会のほうと確認を取りまして、本人のほうから同意等、必要書類を提出していただきまして、議案として皆様のほうに提案を申し上げているところでございます。決裁につきましては、担当の者から起案をしまして、最終的に市長まで決裁を取っているところでございます。よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 いずれ小さいミスが大きなミスになるのです。最初から大きなことをやろうとしても、小事徹底、凡事徹底、ちょうど教育委員会ですが、8月24日発行の西中の広報に、凡事徹底、小さなものを見逃さないでやろうという回覧板も回りましたので、ぜひ緊張感を持って、私からすると誰か気づくはずだよね、こういうのは。管理職の皆さんも、ぜひそういう小さい一字一句に気を使いながら、そして今年度は総合計画等いろんな計画が計画されます。そういう計画は、こういうようなミスがあると、目の届くところはいいですが、届かないところでもこういうような小さいミスがあるのではないかという行政の文書の信頼感が失われるのではないかと思います。ぜひ緊張感を持って、各担当、そして各課もですが、ほかの課のほうも見回して、正確な、こういう無駄な時間を取らないように事務執行を進めていただきたいと、そう思います。答えがあれば、副市長からもう一度お願いします。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     小さなミスが大きなミスにつながるということにつきましては、議員おっしゃるとおりで、私ども常日頃からそこには十分に気をつけて、緊張感は持っていたつもりではございますが、最終的なチェックをする立場として、このようなミスが複数あったということに対しましては、誠に申し訳ございませんでした。改めておわびを申し上げ、今後につきましては、繰り返しになりますが、二重、三重のチェックをしながら、再発しないように気をつけてまいりたいというふうに思っております。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これから討論を省略し、議案第5号を採決します。
     議案第5号を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第5号 教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについては同意することに決定しました。
     次に、議案第7号 八幡平市新型コロナウイルス感染症対策基金条例を議題とします。これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第7号を採決します。
     議案第7号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第7号 八幡平市新型コロナウイルス感染症対策基金条例は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第14号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     2番、羽沢寿隆議員。
議員 羽沢寿隆君 55ページ、10款教育費、5項社会教育費の18節日本遺産奥南部漆物語推進協議会負担金500万円とありますが、これに関しては具体的な内容等は決まっているのでしょうか、お伺いします。
議長(工藤 剛君) 地域振興課長。
地域振興課長 渡辺 信君 こちらにつきましては、二戸市と先頃協議会を設立いたしまして、2年度の事業について協議しました。今年度につきましては、今補助金申請をしているところですので、これから補助金が決定してくるということになりますけれども、今年度に関しましては普及啓発事業といたしまして、まず漆に関する構成文化財とか、歴史、文化、伝統をはじめとして、そういう調査研究結果を併せて新しく学ぶ小冊子のようなものを作成したり、それからパンフレット等で広く市民への周知を行い、認知度の向上を図るような事業、それから構成文化財の資料収集等で、調査研究ということでいろいろ言い伝えとか、伝承とか、そういうのがあるのですけれども、それを多角的に資料収集して、漆という物語の深化、深く掘り下げるということを行います。それからあとは、調査、報告等の収集画像については、電子的に保存する予定でございます。
     それから、ほかにも調査事業といたしましては、国内外の観光地の漆に対する志向性というのですか、そういうものの調査、それから観光をメインとします来訪者の満足度を向上させるための受入施策等の実態調査、それからあとは例えば漆のイメージを統一したものとして、二戸市と八幡平市の統一したデザインなどを調査研究するというものが今年度の予定しております事業でございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 2番、羽沢寿隆議員。
議員 羽沢寿隆君 今年は調査を主にやるということでご答弁ありましたが、何でこの質問をしたかといいますと、この日本遺産の認定についての報告書でもありますとおり、岩屋地区の漆室、これは恐らく日本国内でただ1棟ということで、これにもちゃんと載っておりますが、もう後ろのほうがかなり崩れてきまして、小屋自体が傾いている状態でございます。もう今年の冬大雪降ると、多分いってしまうのではないかというような心配がございます。できるだけ日本に1棟しかないこういう貴重な財産は、専決事項でも何でもいいですし、とにかく行政のほうでどうしていくかということを考えていただいて、ぜひ所有者にご進言をしていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
議長(工藤 剛君) 地域振興課長。
地域振興課長 渡辺 信君 今議員おっしゃるとおり、漆室については日本国内を見てもかなり貴重なものでございます。そういう認識は私どもも持っておりますので、今回日本遺産の認定に係る構成文化財の中の一つに漆室入れましたので、あれは個人所有でございますので、所有者の方とも当たりながら、どういう保存をしていけるか、そしてまたこの事業は3年間文化庁のほうから補助が出ます。その中で、補助率等も考えながら、漆室を何とか、現地に保存できれば一番いいのですけれども、そこの場所、または例えば博物館のほうに移築するとか、そういう選択肢も含めまして、今後二戸市とも併せて協議してまいりたいというふうに思っておりますし、今年度はちょっとあれですけれども、来年度、再来年度の中で検討していきたいというふうに考えております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 2番、羽沢寿隆議員。
議員 羽沢寿隆君 確かにそうやって移転して、保存していくということは非常に重要だと思いますが、先ほども言いましたとおり、今年の冬もつかどうか分からないという状態でございますので、何とかそこら辺考えて、補強するなり何かして処理をしないと、ちょっと今年の冬やばいなという感じがしております。改めてそこら辺どうでしょうか。
議長(工藤 剛君) 地域振興課長。
地域振興課長 渡辺 信君 確かに急いでということについてはそのとおりだと思いますけれども、今二戸市と協議会の中で検討しました事業としましては、先ほど申し上げましたものが今年度の事業になりますので、その中で補助金の関係等もありますので、なかなか財源がないとあれを移築するとか、保存するというのも市単独としては今までも厳しくて、ちょっと時間がかかっているところなのですけれども、そういう財源的な面、それから保存の重要性は十分認識しておりますので、今年の冬ということにはちょっと厳しいかもしれませんけれども、ぜひ保存等を検討して実施してまいりたいというふうに考えております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 1つ聞きたいのですが、さっきコロナ対策の基金条例成立しまして、補正予算で3億2,000万円計上になっていますが、それに関わって聞きたいのですが、実際的に将来的にどのぐらい市の負担なのかというところを確認したいのです。というのは、債務負担行為も今回提案になっているのですが、これ見ますといわゆる事業規模というか、借金の総額が補正になっているわけですが、利子補給では45億円から74億円に引き上げると、それから保証料については24億円から39億円ですか、こういうふうに補正すると。これは、いわゆる事業費規模なのですが、実際の利子補給分、あるいは保証料の負担分、どのぐらいというふうに想定しているのか。たしか事業そのものは、1月31日までですものね。お願いします。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 お答えいたします。
     発行額につきましては、今米田議員のほうからありましたとおり、今回の補正で増額をお願いして、債務負担の表にあるとおりでございます。実際後年度負担はどうなるのかということでございます。これは、今回の6号補正が可決されたのを前提とした試算でございますが、今年度につきましては予算書にあるとおりでございまして、利子補給と保証料を合わせて1億2,500万円ほどということでございます。3年度以降でございますが、今の債務負担の発行額が丸々使用された場合ということの試算で申しますと、3年度以降で利子補給、保証料補給合わせまして5億4,400万円ほどということでございます。今年度、現年度と合わせて6億7,000万円ほどということでございます。3年度以降の5億4,400万円ほどのうち、基金が存在する令和7年度までの分が今回補正予算の積立金でお願いしております3億2,300万円ほどという内容でございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 そういう意味では、この制度の感想なのですが、県内の自治体の中でも八幡平市が先鞭をつけた制度だというふうに思うのですが、ある意味では利子補給というような支援の在り方というのは地味なのです、感想からいうと。しかし、今の金額を聞くと、この規模を聞くと、金額的に見れば、いかに大きな支援になっているかというのを実感として感じるのですが、市長、感想を聞きたいのですが。
議長(工藤 剛君) 市長。
市長 田村正彦君 今回のこの制度に対しての感想なわけですけれども、コロナによって市内の事業所の経営が成り立たなくなると、それは絶対避けなければならない。そこで働いている人、その事業主というより、そこに勤務して、そこから給与をいただいて、ここで住んでいる人たち、その生活を守りたいという思いで、この制度を思い切ってつくりました。県下でもこういったものはありませんし、また金融機関においても、八幡平市さん思い切ったことをやっていただきましたという評価はいただいております。
     ただ、今課長が申し上げたとおり、莫大な予算化が必要なもので、これは長い間の負担なので、単年度ではそんなに極端な負担にはならないのですけれども、でもこれをきちっとやっていくことによって、市内の企業さん、事業主さんの財務基盤が安定すると。それによって、そこで働いている人たちの雇用が守られるということですので、何とかこの制度というのはうまく機能できるように頑張っていければなというふうに思っています。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 先ほどの漆のことに関連ですが、文化庁の指定ですから、文化財保護費に計上されますが、私は技術センターとか、工房とか、そちらのほうが実際に職員もいますし、効率がいいと思いますが、その辺の連携をどう図っていくのか。文化財保護費のところは、文化財保護委員、何人かしか非常勤でいないわけです。これを効率よく、今お話ししたような計画にのせていくには、漆器工房と、あるいは漆工技術研究センターのほうには職員がいますので、どのように連携しながら、連携しなければ私はうまくやっていけないと思います。そして、産建の委員会では鞍掛山市有林も視察して、令和10年頃初収穫が見込まれると。大変順調に整備されて、心強いなと思っていましたし、これから拡大すると言っていました。その文化財、この奥南部の物語を漆器工房、あるいは技術センターとどのように連携して効率よく進めていく考えかお聞きします。
議長(工藤 剛君) 地域振興課長。
地域振興課長 渡辺 信君 確かに漆器に関することですので、漆器工房等には専門の技術者の方もいらっしゃいます。それで、6月19日でしたか、内閣府のほうで決定いたしましてから、工房の職員、それから地域振興協議会のコミュニティセンターの事務局長等々も含めまして、それから安代の商工会の方とか、そういう関係者で既に1回、2回打合せをしております。そういう中で、いろいろな考えというか、知恵をいただきまして、観光にもつながるような文化遺産の活用のようなものについては、今現在進行中で検討しているところでございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 私は市の博物館も見せていただいて、木地師の分布図等も興味深く見れました。これは、今言った商工会なり、いろんな方が交わって研究しているということでしたので、博物館も必要ですし、この事務改善等も、行政組織もありますが、文化財保護委員の非常勤のところにこれを置いて、そこが中心になってやるのは、私はちょっと。もう少し効率よく、予算はここでもいいですが、漆器工房なり、技術センターなり、実際やっている方、経験している方が、そして常勤の方がいらっしゃるわけですから、その辺の各団体なり、あるいは職場なり、機関の連携が必要だと思います。そして、二戸市、そちらのほうと体制を整え、これを広く発信して、物語をつくると言っていました。大変安比川、あるいはその流域の歴史、文化に貢献するものだろうと思っています。広い範囲から連携なり、あるいは在り方をこのように研究していただきたいと思います。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     科目については、文化財保護事業ということで、ここの科目に上げざるを得なかったのかなというようなところはちょっとご理解いただきたいと思います。
     日本遺産に登録されたということで、二戸市、それから八幡平市と共同でこの協議会が立ち上げられたわけですけれども、それぞれ担当、二戸におきましては企画部門、あるいは観光部門、それから教育委員会等々、あと私どもも私も含めて企画財政課長、それから商工観光課長、地域振興課長というようなことで、幅広く協議をする場というところで、多角的な意見を取り交わしながら、今後進めていく内容をみんなで協議し合っているところでございます。そういう意味でも、広くいろんな分野に波及効果があるようにということで取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、ご理解お願いしたいと思います。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 45ページの地元の宿応援小規模宿泊施設新事業ですけれども、1泊3,000円支援するという制度ですが、これは仕組み的にはどのような方法で支給するというふうな仕組みを考えているのでしょうか。あわせて、2,000円のクーポン券もあります。これはセットになると非常にいいわけですが、その辺の仕組み、給付していく、支援していくための仕組みがどのようになっているのか伺いたいと。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 お答えいたします。
     どちらの事業につきましても、観光費のほうにある地元の宿は観光協会にお願いすることの予定でございますし、2,000円のクーポン券につきましては、商工振興費のほうにつきましては商工会のほうにお願いするという予定をしております。最終的な決定、当然まだ予算が通っていないわけですので、決定まではいかないのですが、内々に打合せをしたところでありますと、3,000円につきましてはいずれ観光協会を窓口にして、この間第1弾でやったあの5,000円の助成と同じように、観光協会のほうで一つの窓口になって取りまとめてやるということで、大枠は5,000円のときと同じ方法ということでございます。ただし、大規模は除いて小規模の施設だけを対象にするということでございます。
     また、2,000円のクーポン券につきましては、これにつきましては各お宿さんにお願いして宿泊者に無料で配っていただくということでございますが、いずれ使用できるお店はプレミアム商品券の取扱店の中から希望者を募ってやるということでございますし、使える宿、配付する宿につきましても希望者を募ってやるということです。希望者を募るという意味は、例えばお宿さんでも、その2,000円分のクーポン券を出しても、お宿さんの収入にはならないというので、ちょっとその手配はしたくないというようなところも出るでしょうということもありますし、共通商品券今取り扱っている店につきましても、煩雑でどうかなというお店もあろうかということで、いずれにいたしましても予算成立後、来週あたりにその内容を詰めまして、再来週に商工会と観光協会と合同でその事業者等に説明会をするという予定で今進めているところでございます。
     以上であります。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 前回の5,000円の割引の場合は、インターネットで受付をしたと。大手のホテルも入っているために、非常に大変な混雑をしたというようなことですが、今回はそうではなく小規模の宿泊施設が対象なわけでして、やり方は同じということですが、ネットで宿泊を申請するということでしょうか。その辺の仕組みがちょっと分からないのですけれども。
     それから、そのクーポンも、結局宿泊した人が3,000円割引してもらって、さらに2,000円のクーポンをもらって買物すると。これで非常にお客さんも増えると思うのですが、その辺の仕組みがうまくかみ合うような仕組みというのは考えられているのでしょうか。
     それから、実は今日の日報に載っていましたが、県もクーポン券を10月以降ですか、発行し続けると。こっちは3,000円となっていましたが、例えば小規模な宿泊施設に泊まって3,000円割引して、そのほかに5,000円の県のやつも入れるともらえると。その辺の仕組みというのはどういうふうになっていくのか。当然これは利用する方たちに周知していかなければお客さんは集まらないと思うのですけれども、その辺も含めてどういうふうな準備をしていくつもりなのかも確認したいと。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 お答えいたします。
     県のクーポン券につきましては、以前といますか、これまでは9月30日の宿泊までで終わりということでございました。今回の県の9月の補正予算で計上して、今まで2,000円のクーポンだったのが3,000円と。今まで県内だったのを東北6県プラス新潟県まで広げるというお話、そこまではお聞きしております。その県のクーポンとうちの市の助成につきましては、これも前に全員協議会のときにほかの制度と一緒でもいいですよというお話をいたしました。今最後の詰めになっているところでございますが、まだ決定ではないのですが、前はGo Toもいいという話もしましたが、ちょっとGo Toは幾らではなくて35%ということでございますので、なかなかお宿さんのほうもやりにくいという声がございました。それで、県はこれから10月以降も延ばして3,000円にするということでございますので、県のほうは県とのダブルといいますか、重複はよいのではないかと。ただし、例えば6,000円で泊まったのを3,000円、3,000円でゼロにするということは考えておりませんので、例えば6,000円であれば、県が3,000円出るのであれば、市は2,000円ということで、上限額が3,000円というふうにして、1,000円程度はやはり負担していただくということを考えております。
     また、商工会でやる買物のクーポン券につきましては、当然3,000円使っているものとの併用も可能といたしたいと思いますということです。その買物のクーポン券につきましても、そちらのほうは大規模ホテルも対象にするということですので、例えば大規模ホテルでGo Toのほうを使いながら、商工会のクーポン券は使えるということになりますし、市のクーポン券につきましては自分のホテルの中のお土産もオーケーと、あるいは当然といいますか、ガソリンスタンド等も対象、あるいはタクシー屋さん等も商品券に加盟していれば対象ということですので、例えば帰りに油入れていってもらうとか、あるいはタクシーで帰ってもらう、駅まで行ってもらうというようなものにも使えるように、幅広く使っていただけるというふうに考えております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 ちょっと確認ですけれども、先ほど県の3,000円の新しい補助の制度と当市の3,000円の宿泊の軽減する制度、ちょっとそこの関係をもう一度確認したいのですけれども。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 県の今までのやり方は、往復はがきで応募して、抽せんで当たれば、県の返信のはがきがクーポン券になるということでしたが、なかなか20万枚がはけないで、最初は3回全部抽せんでやるという話でしたが、はけないで今5回目の抽せんというか、応募に入っているところでございます。そのやり方を同じようにするのかどうかがちょっと分からないところですので、同じやり方にしても、いずれこれもまだ詰め切れていないところなのですが、例えば県のクーポン券を持ってきたのをもう対象にしてしまうか。ただ、そうするとネットでの申込みをしていないということで混乱が生じると。では、各宿に枠を設けるかと、何人分ですよというのも考えています。その前に、何人ぐらい使えそうですかというようなものもございます。ということで、基本的には5,000円と同じネットでの先着順というふうに考えてはおりますが、そこら辺うまく回るようなところは、正直申し上げてまだ協議中ということでございます。いずれにいたしましても、特に宿泊の3,000円につきましては観光協会のほうにお願いするということで、観光協会は各施設のお声をふだんから拾い上げているところでございますので、混乱が生じないような方策をしていきたいというところでございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     全員協議会のときにご説明した時点では、県がその2,000円クーポン、9月末で終了するということで、国のGo To トラベルキャンペーンも来年まで行われるわけですが、いかに当市に誘致するかということを考えて、小規模宿泊施設3,000円ということで制度設計をしようということで、ご説明を申し上げました。それが今朝の日報に県の3,000円に引上げ、それから10月以降も引き続き行うといったことにつきましては、事前に我々市町村のほうには連絡、通知等もなく、あのような形で、私も新聞報道で知るような状況でございましたので、先ほど来商工観光課長が申し上げておりましたけれども、この制度設計については、もう一度県の3,000円のクーポンとの併用について、観光協会等の関係団体とも協議しながら、どのような形で進めていくことがベターなのかというところを詰めてまいりたいというふうに思っております。
議長(工藤 剛君) 16番、関善次郎議員。
議員 関 善次郎君 今の橋議員の関連だけれども、いろいろ説明を聞きましたけれども、これの説明資料とか、そういうようなものは我々にはもらえないのか。
     それから、この制度、私は分かりませんけれども、市民も使用できるのかどうか、その2点を伺います。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 先ほども申し上げたとおり、ちょっとまだ確定していないものですから、議会の場に今出せるという状態ではないということでございます。
     また、周知につきましては、広報等、当然市のホームページ、あるいは広報だけなのか、班回覧ということで、これに限らず新しいコロナ対策の施策については周知してまいりたいというふうに考えております。
     以上です。
            (「八幡平市民も対象になっているの」の声あり)
商工観光課長 遠藤幸宏君 そうです。
議長(工藤 剛君) 16番、関善次郎議員。
議員 関 善次郎君 まだ資料を出せないということで、それは分かりました。ですけれども、決まり次第やはり資料をもらわなければ、今課長さんの話を聞いてもちんぷんかんぷんなものだから、その資料等ができましたら、確定してできましたら、配付していただきたいけれども、いかがですか。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 今議会中には内容は確定すると思いますので、後で、本日はちょっとまだ固まっていませんので、無理ですので、固まり次第お示ししたいと思います。
     以上です。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第14号を採決します。
     議案第14号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第14号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第15号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)を議題とします。これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 知らないなりの質問なのですが、歳入、特別調整交付金1,200万円、経費なのですが、特別調整交付金申請データ抽出業務委託料393万円、約400万円、つまり交付金の3分の1なのです。不思議なのですが、こういう交付金を受けるたびに3分の1の経費をかけざるを得ないと、この仕組み分からないのですが、例えばこの申請データ抽出業務、これは自前では困難だということも含めて、こういう提案なわけですか。
議長(工藤 剛君) 市民課長。
市民課長 小笠原文彦君 お答えいたします。
     今回の特別調整交付金の追加につきましては、この交付金を申請するに当たり、作業が必要になってきます。それについて、特定の疾病、傷病名について、1年分の診療報酬、これを全件を洗い出して、その特定の傷病について申請できるというものでございまして、これについては当方のシステム、今既存のシステムでは抽出できないということから、今回約400万円の経費をかけて1,200万円追加で交付金を受けるというふうな、そういう仕組みでございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第15号を採決します。
     議案第15号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第15号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第16号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第1号)を議題とします。これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第16号を採決します。
     議案第16号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第16号 令和2年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第17号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第17号を採決します。
     議案第17号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第17号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第18号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第18号を採決します。
     議案第18号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第18号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
     次に、議案第19号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第2号)を議題とします。これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 10ページの慰労金について伺います。
     たしか説明では、1人当たり5万円の慰労金をというふうな説明だったのですが、市のそういう給与を定めているものの中に、こういうことができるというか、給与とか手当の制度を決めてあると思うのですけれども、条例定めていると思うのですけれども、その中でこういうことができるというふうな規定というのはあるのでしょうか。そういう法的な根拠といいますか、そういうものはどういうところから来て、こういう慰労金というふうになったのかというのを確認したいと思います。
議長(工藤 剛君) 八幡平市立病院事務局長。
八幡平市立病院事務局長 高橋康幸君 お答えいたします。
     慰労金につきましては、国の制度でコロナ対応従事者のほうに支給されるということで、その中のQ&Aにはなりますが、この慰労金につきましては事業主が労働者への賃金、給料、手当等として支払うものではございませんということで、こちらのほうは病院のほうの会計を通して、病院内で働く職員の方に支給されるものの慰労金という中身になります。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 そうすると、財源はこれは国からお金が来るということでしょうか。
議長(工藤 剛君) 八幡平市立病院事務局長。
八幡平市立病院事務局長 高橋康幸君 歳入のほうのその他特別利益という、6ページになりますが、そちらのほうに特別利益ということで、慰労金の収入を国から見込んでございます。あとは、この特別利益ということと、あと特別損失での支出ということで、こちらのほうは県のほうからこのような科目での収入、支出で事務を行うということで指導のほうが来ておりましたので、そのようにさせていただいたものでございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第19号を採決します。
     議案第19号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第19号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
     ここで14時30分まで休憩します。
                                    (14時14分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                    (14時30分)
議長(工藤 剛君) 議案第6号及び議案第8号から議案第13号までの内容説明を求めます。
     初めに、議案第6号について、総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 議案第6号 繁殖育成センター用地造成工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて内容のご説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第6号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第8号について、総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 続きまして、議案第8号 八幡平市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について内容をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第8号の内容説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第9号について、地域振興課長。
地域振興課長 渡辺 信君 議案第9号 八幡平市体育施設条例の一部を改正する条例ついて内容をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第9号の内容の説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 次に、議案第10号から議案第13号までについて、企画財政課長。
企画財政課長 田村泰彦君 議案第10号から議案第13号まで、内容を説明いたします。
     いずれの内容も基金条例を廃止する条例についてでございます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     次に、議案第11号 八幡平市まちづくり基金条例を廃止する条例についてでございます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     次に、議案第12号 八幡平市地域振興基金条例を廃止する条例についてです。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     次に、議案第13号 八幡平市「農と輝の大地」基金条例を廃止する条例についてでございます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第10号から議案第13号までの説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 以上で議案第6号及び議案第8号から議案第13号までの内容説明を終わります。
                     ☆
                  決算特別委員会設置
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第35、決算特別委員会設置を議題とします。
     お諮りします。議案第20号 令和元年度八幡平市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第28号 令和元年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計決算認定についてまでの9件については、委員会条例第6条の規定によって決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第20号から議案第28号までは決算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。
     お諮りします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により議長及び議会選出の監査委員を除く全議員を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、決算特別委員会の委員は議長及び議会選出の監査委員を除く全議員を選任することに決定しました。
     ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長の互選のため、9月10日の本会議終了後、午後1時から議場において特別委員会を招集しますので、委員の皆様はご参集願います。
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、諮問第1号の内容説明を求めます。総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 諮問第1号 地方自治法第244条の4の規定に基づく審査請求に関する諮問について内容をご説明申し上げます。
     八幡平市安代林業センターに係る公の施設を利用する権利に関する処分に対する審査請求がありましたので、その採決をするに当たり、地方自治法第244条の4第2項の規定により議会に諮問をするものです。同項の規定では、「公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求がされた場合には、当該審査請求が不適法であり、却下するときを除き、議会に諮問した上、当該審査請求に対する裁決をしなければならない」と定められております。本件審査請求は、審査請求人が提出した安代林業センター利用許可申請書について、当該施設の営業を休止し、貸し館業務を行っていないこと及び地熱発電所建設工事に関する現場事務所としての使用を民間事業者に許可していることを理由に、市が利用不許可の決定をしたことに対して、審査請求人が当該民間事業者への当該施設の使用許可撤回を求め、行政不服審査法に基づく審査請求を行ったものでございます。このたび審理員による本件審査請求に係る審理手続が終結をしまして、市に対し、本件審査請求は棄却するのが相当であるとする旨の審理員意見書が提出されました。これを受け、市は意見書のとおり棄却とする裁決をしたいということで、その内容について本定例会において諮問をするものでございます。
     以上で内容の説明を終わります。
議長(工藤 剛君) 内容説明が終わりました。
     これから諮問第1号 地方自治法第244条の4の規定に基づく審査請求に関する諮問について質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     お諮りいたします。諮問第1号は、産業建設常任委員会に審査を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、諮問第1号は産業建設常任委員会に審査を付託することに決定しました。
     なお、審査結果については、9月23日に本会議場において委員長から報告をお願いいたします。
                     ☆
     請願第3号 平舘地域道路改良に関する請願
                     ☆
     請願第4号 政府に対し「緊急経済対策として消費税率5%への引き下げを
           求める意見書」の提出を求める請願

                     ☆
     請願第5号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」
           の実現を求めることについての請願書

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第37、請願第3号 平舘地域道路改良に関する請願、日程第38、請願第4号 政府に対し「緊急経済対策として消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願及び日程第39、請願第5号 「安全・安心で、ゆきとどいた教育実現につながる少人数学級」の実現を求めることについての請願書を一括議題とします。
     お諮りします。請願書の説明は省略し、請願第3号は産業建設常任委員会に、請願第4号は総務常任委員会に、請願第5号は教育民生常任委員会に審査を付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、請願第3号は産業建設常任委員会に、請願第4号は総務常任委員会に、請願第5号は教育民生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
     なお、審査結果につきましては、今定例会の最終日に本会議場において委員長から報告をお願いいたします。
                     ☆
                  散     会
                     ☆
議長(工藤 剛君) 以上をもちまして本日の日程は終了しました。
     本日の会議はこれをもって閉じ、散会いたします。
                                    (14時49分)