令和2年八幡平市議会第2回定例会
議事日程(第6号)
令和2年6月24日(水)
日程第 1 請願第2号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるため
の、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請についての請願
(教育民生常任委員長報告)
日程第 2 発議案第1号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書
(教育民生常任委員会)
日程第 3 閉会中の継続調査申し出について (産業建設常任委員会)
出 席 議 員(20名)
1番 関 治 人 君 2番 羽 沢 寿 隆 君
3番 工 藤 多 弘 君 4番 勝 又 安 正 君
5番 北 口 功 君 6番 工 藤 隆 一 君
7番 田 村 善 男 君 8番 井 上 辰 男 君
9番 立 花 安 文 君 10番 渡 辺 義 光 君
11番 工 藤 直 道 君 12番 古 川 津 好 君
13番 田 村 孝 君 14番 橋 悦 郎 君
15番 熊 澤 博 君 16番 関 善 次 郎 君
17番 橋 光 幸 君 18番 米 田 定 男 君
19番 小 野 寺 昭 一 君 20番 工 藤 剛 君
欠 席 議 員(なし)
説明のために出席した者
市 長 田 村 正 彦 君
副 市 長 佐 々 木 孝 弘 君
教 育 長 星 俊 也 君
企 画 財 政 課 長 田 村 泰 彦 君
総 務 課 長 津 志 田 勇 孝 君
防 災 安 全 課 長 畑 山 直 已 君
地 域 振 興 課 長 渡 辺 信 君
税 務 課 長 遠 藤 福 子 君
市 民 課 長 小 笠 原 文 彦 君
地 域 福 祉 課 長 松 村 錦 一 君
健 康 福 祉 課 長 村 上 直 樹 君
農 林 課 長 佐 々 木 仁 君
花 き 研 究 開 発 津 島 佐 智 幸 君
セ ン タ ー 所 長
商 工 観 光 課 長 遠 藤 幸 宏 君
建 設 課 長 関 本 英 好 君
上 下 水 道 課 長 森 政 彦 君
国 保 西根病院事務局長 高 橋 康 幸 君
会 計 管 理 者 兼 菅 野 美 津 子 君
会 計 課 長
西 根 総 合 支 所 長 葛 西 美 羽 子 君
安 代 総 合 支 所 長 阿 部 正 昭 君
教 育 総 務 課 長 工 藤 久 志 君
教 育 指 導 課 長 照 井 英 輝 君
農 業 委 員 会事務局長 遠 藤 竹 弥 君
事務局出席者
事務局長 高 橋 政 典
議事係長 高 橋 美 穂
☆
開 議
☆
〇議長(工藤 剛君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
これから本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
(10時00分)
☆
請願第2号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはか
るための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請につ
いての請願
☆
〇議長(工藤 剛君) 日程第1、請願第2号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請についての請願を議題とします。
請願第2号は教育民生常任委員会に審査を付託しておりましたので、教育民生常任委員会委員長の報告を求めます。
教育民生常任委員会、立花安文委員長。
(教育民生常任委員長 立花安文君登壇)
〇教育民生常任委員長 立花安文君 ただいまから教育民生常任委員会の報告を行います。
令和2年6月24日提出、八幡平市議会議長、工藤剛殿。報告者、教育民生常任委員会委員長、立花安文。
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第136条第1項の規定により報告します。
請願第2号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請についての請願については、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、教職員の定数を改善するとともに、義務教育費国庫負担制度の国の負担割合を引き上げることにより、厳しい地方自治体財政を緩和する必要があると考える。
よって、本請願は審査の結果、採択すべきものと決定しました。
以上、報告を終わります。
〇議長(工藤 剛君) 委員長報告が終わりました。
これから請願第2号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、米田定男議員。
〇議員 米田定男君 この請願内容からいえば、委員会として採択したというのは賢明な判断したと私は評価したいと思いますが、そこで確認したいのです。委員会として採択したと。全会一致なのか、あるいは反対者がいたのかどうか。反対者がいたとすれば、どういう主な意見で反対の理由、根拠にしたのか聞きたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 立花安文委員長。
〇教育民生常任委員長 立花安文君 お答えします。
賛成多数で採択となりました。反対者おりましたので、その反対意見を今から申し上げます。ちょっと長いですが、読み上げます。日本教育新聞2019年12月18日付によりますと、今年2020年度の教職員定数改善は3,726人ということで、小学校の英語科専科指導員教員専任、教科担任制度の導入の担任の持ち時間の軽減のための加配が2,021人、中学校の生徒指導体制の強化や、主幹教諭の配置充実に2,010人、日本語能力に課題のある児童生徒の指導や進級指導の基礎定数化に伴う定数増が315人、教科担任導入などを目的とした2,021人の加配、さらには中学校の教育活動を支えるサポートスタッフ、教師に代わって学習プリントの印刷等を行うスクールサポートスタッフは今年度より1,000人多い4,600人、中学校の部活動指導員が1,200人多い1万200人、学力向上を目的とした支援員も300人多い8,000人を配置しております。本年度から総合的な学習の時間で学校内の学習活動を4分の1程度まで単位として認められるのに伴って、教師に代わって立会いや引率をするスタッフを増やしておりますというふうな形で、教員の数ということに関しては文科省は十分配置しているというようなことが反対意見として述べられております。
いずれ説明員によりますODEとか世界との比較で日本の国の負担割合が非常に低いというようなことが言われておりましたが、なかなかこれも比較の部分がはっきりしていないというようなことが反対意見として述べられたところでございます。
以上で終わります。
〇議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
〇議員 米田定男君 今の答えではなかったのですが、誰が反対したのかという名前、ちゃんと確認したいということが1つ、それから今のいわゆる反対意見趣旨について、委員長が紹介したのですが、私はこの請願を判断する上で、やっぱり実態を踏まえるということが当然なことであって、例えば教員の定数増改善についてはこれまでも教員の多忙、過労という状況が社会問題になって、かつてこの議会でも一般質問でもこの課題が取り上げられるという状況だった。ましてや今コロナの問題で、コロナから子供たちの安全を守るということ自体も教員が担いながら教育も進めざるを得ないという状況で、それを踏まえて国でも今の二次補正で3,100人の増員の方向を決めたわけですが、そういう事態、全国小中の10校に1人というレベルですから、今まさに来年度予算に向けて増員の方針を地方の議会が意見書として出すというのは、極めて大きな意味があると思うのですが、そういう内容で委員会の審議の中で、言わば賛成する方はそういう内容の反応をして賛成したということを確認していいのかどうか。
それから、反対者の氏名を聞きたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 立花安文委員長。
〇教育民生常任委員長 立花安文君 賛成の方については、そんなに意見は出ませんでしたが、基本的にはこの請願については毎年ずっと継続して出されております。そういったことも踏まえて、大まかなところは去年もその前も採択しているということもまず第一にありますので、今米田委員がおっしゃったような様々なこともあったにせよ、継続してこれは採択して国に要望するという事項だろうということで大半の委員が賛成したものと思います。
なお、反対委員1名でございますが、これは北口委員でございます。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
(教育民生常任委員長 立花安文君降壇)
〇議長(工藤 剛君) これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから請願第2号を採決します。
本件に対する委員長報告は採択すべきものであります。
請願第2号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(工藤 剛君) 起立多数です。
よって、請願第2号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請についての請願は採択することに決定いたしました。
☆
発議案第1号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意
見書
☆
〇議長(工藤 剛君) 次に、日程第2、発議案第1号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書を議題とします。
提出議員の説明を求めます。
教育民生常任委員会、立花安文委員長。
(教育民生常任委員長 立花安文君登壇)
〇教育民生常任委員長 立花安文君 発議案第1号、令和2年6月24日提出、八幡平市議会議長、工藤剛殿。提出者、教育民生常任委員会委員長、立花安文。
教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書。
上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第2項の規定により提出します。
提案理由ですが、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、教職員の定数を改善するとともに、義務教育費国庫負担制度の国の負担割合を引き上げることにより、厳しい地方自治体財政を緩和する必要があることから、この意見書を提出しようとするものであります。これが、この議案を提出する理由であります。
次に、意見書(案)につきましては配付しているとおりですので、お目通し願います。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。
なお、意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣としております。
ご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(工藤 剛君) 説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
(教育民生常任委員長 立花安文君降壇)
〇議長(工藤 剛君) これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから発議案第1号を採決します。
発議案第1号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(工藤 剛君) 起立多数です。
よって、発議案第1号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書については原案のとおり可決されました。
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閉会中の継続調査申し出について(産業建設常任委員会)
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〇議長(工藤 剛君) 次に、日程第3、閉会中の継続調査申し出についてを議題とします。
産業建設常任委員会委員長から、お手元に配付しておりますとおり、閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りします。申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
よって、産業建設常任委員会委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
☆
閉 会
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〇議長(工藤 剛君) これで本日の日程は全て終了しました。
6月15日から本日まで10日間にわたり、各位におかれましては熱心にご審議いただき、衷心より感謝申し上げます。
以上をもちまして令和2年八幡平市議会第2回定例会を閉会といたします。
(10時14分)