令和2年八幡平市議会第2回定例会

議事日程(第5号)
                                令和2年6月22日(月)

日程第 1 議案第1号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認
            を求めることについて                      
日程第 2 議案第2号 平舘コミュニティセンター建設工事の請負契約の締結に関し議決を求め
            ることについて                         
日程第 3 議案第3号 松尾地区保育所建設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることにつ
            いて                              
日程第 4 議案第4号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第 5 議案第5号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて          
日程第 6 議案第6号 八幡平市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例     
日程第 7 議案第7号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   
日程第 8 議案第8号 八幡平市一般職の職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例 
日程第 9 議案第9号 八幡平市税条例等の一部を改正する条例              
日程第10 議案第10号 八幡平市手数料条例の一部を改正する条例             
日程第11 議案第11号 八幡平市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例     
日程第12 議案第12号 八幡平市駐輪場条例の一部を改正する条例             
日程第13 議案第13号 八幡平市支所設置条例の一部を改正する条例            
日程第14 議案第14号 八幡平市医師養成修学資金貸付条例等の一部を改正する条例     
日程第15 議案第15号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第5号)          
日程第16 議案第16号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)        
日程第17 議案第17号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第2号)       
日程第18 議案第18号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第1号)        

出 席 議 員(20名)
     1番  関     治  人  君     2番  羽  沢  寿  隆  君
     3番  工  藤  多  弘  君     4番  勝  又  安  正  君
     5番  北  口     功  君     6番  工  藤  隆  一  君
     7番  田  村  善  男  君     8番  井  上  辰  男  君
     9番  立  花  安  文  君    10番  渡  辺  義  光  君
    11番  工  藤  直  道  君    12番  古  川  津  好  君
    13番  田  村     孝  君    14番    橋  悦  郎  君
    15番  熊  澤     博  君    16番  関     善 次 郎  君
    17番    橋  光  幸  君    18番  米  田  定  男  君
    19番  小 野 寺  昭  一  君    20番  工  藤     剛  君
 
欠 席 議 員(なし)
 
説明のために出席した者
      市         長    田  村  正  彦  君
      副    市    長    佐 々 木  孝  弘  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      企 画 財 政 課 長    田  村  泰  彦  君
      総   務  課   長    津 志 田  勇  孝  君
      防 災 安 全 課 長    畑  山  直  已  君
      地 域 振 興 課 長    渡  辺     信  君
      税   務  課   長    遠  藤  福  子  君
      市   民  課   長    小 笠 原  文  彦  君
      地 域 福 祉 課 長    松  村  錦  一  君
      健 康 福 祉 課 長    村  上  直  樹  君
      農   林  課   長    佐 々 木     仁  君

      花 き 研 究 開 発    津  島  佐 智 幸  君
      セ ン タ ー 所 長

      商 工 観 光 課 長    遠  藤  幸  宏  君
      建   設  課   長    関  本  英  好  君
      上 下 水 道 課 長    森     政  彦  君
      国 保 西根病院事務局長    高  橋  康  幸  君

      会 計 管 理 者 兼    菅  野  美 津 子  君
      会   計  課   長

      西 根 総 合 支 所 長    葛  西  美 羽 子  君
      安 代 総 合 支 所 長    阿  部  正  昭  君
      教 育 総 務 課 長    工  藤  久  志  君
      教 育 指 導 課 長    照  井  英  輝  君
      農 業 委 員 会事務局長    遠  藤  竹  弥  君

事務局出席者
      事務局長    高  橋  政  典
      議事係長    高  橋  美  穂

                     ☆
                  開     議
                     ☆
議長(工藤 剛君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
     これから本日の会議を開きます。
     本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
                                    (10時00分)
                     ☆
     議案第1号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第4号)の専決処分に
           関し承認を求めることについて
              
                     ☆
議長(工藤 剛君) これから議案審議を行います。全議案とも提案理由及び内容説明は既に終わっておりますので、日程に従い議案審議を行います。
     初めに、日程第1、議案第1号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第1号を採決します。
     議案第1号を承認することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第1号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについては承認することに決定いたしました。
                     ☆
     議案第2号 平舘コミュニティセンター建設工事の請負契約の締結に関し議
           決を求めることについて
                 
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第2、議案第2号 平舘コミュニティセンター建設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第2号を採決します。
     議案第2号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第2号 平舘コミュニティセンター建設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第3号 松尾地区保育所建設工事の請負契約の締結に関し議決を求める
           ことについて
                      
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第3、議案第3号 松尾地区保育所建設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 質問します。
     現状の用地のまま、あの形状のままでの建設については、納得し難いので、質問したいと思うのですが、1つは全体の土地の切下げについては、費用の関係で困難というふうに判断します。そこで、1つは、道路の問題なのですが、建設課長、一般質問での答弁では、建設設置の基準の範囲内の勾配率だというふうになりました。しかし、基準内であっても、それは絶対に安全を保証するという根拠にはならない。あの道路を、ほとんどの人があれを見た、確認した人は、あれっと、えっという反応なわけです。そういう感覚こそ大事だと思うので、聞きたいのですが、つまり勾配率を下げるとなれば、結果的には入り口から最高点までの距離を延ばすということなのだと思うのです。そうすると、今のこの形状では、駐車場予定地を確保するというふうにならざるを得ないと思うのですが、そういう見方でいいのかどうか、まず確認したいと思います。
     それから、2つ目、一般質問の議論でも納得し難いのは、結果的になぜあの土地、あそこを特定したのかという根拠が一般質問でも明確に分からなかったのですが、つまり一般質問の答弁では造成費はかかるけれども、市有地なので取得費用はかからないというのがある意味では最大の根拠なのです。でも、当たり前に考えると、運動公園周辺を検討したとなっていますが、ほかの可能性ある土地全てが山林であって、同じ造成しなければならない。だとすれば、少なくとも取得費用がかからない場所が最適だということになるのですが、しかし実際私はそうではないと思うのです。つまり運動公園周辺で例えば民有地取得したとしても、この面積であれば、恐らく2,000万程度で取得できると思うのです。そうすると、平坦地であれば造成費用5,000万かからないというように想定すれば、少なくとも今回の造成費用を要した7,300万なりという費用は造成費用にはかからない。この費用の問題は、場所を特定する上で重要な要素だと思うのですが、そういうふうに考えると、改めて聞きたいのですが、なぜどういう経過であそこというふうに決定したのか確認したいのです。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 1点目のご質問にお答えします。
     まず、進入路について、距離を延ばせば勾配が低くなるのではないかということでございますが、確かにそのとおりでございますが、現在そうなりますと平場の面積が少なくなることになります。今計画しているものについては、約1ヘクタール程度の平場の面積を確保して建物、あるいは庭園等を、駐車場もそうですけれども、確保する予定となっているものでございまして、進入路を延ばすことによって、それらの計画がまた見直しをしなければならないということで、今からでは現実的ではないのだろうなというふうに考えているところでございますし、一般質問のときもお答えしましたけれども、下げるとなると相当な費用がかかる。さらには、西側のほうについては、民有地との境になってのり面がございます。下げれば下げるほどのりが長くなりまして平場の面積が狭くなるという事情もございまして、今の計画で経費をかけないということで造成をしたものでございますので、よろしくお願いいたします。
     また、一般質問でもお答えしましたけれども、安全対策については万全にしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 2点目のご質問にお答えいたします。
     まず、松尾総合運動公園の周辺は、あそこの環境上、そして松尾、寄木のおおむね中間的な位置にあるということで、あのかいわいに建設するということにつきましては、特段の異論はないものと考えてございます。しかしながら、ご案内のとおり、あのかいわいは水田が多うございまして、そのほとんどが農振、農用地となってございます。平成29年4月に新たな5か年の農振計画がスタートしてございます。その転用計画の受付は、前の年の5月ということになってございます。29年4月以降でもいわゆる5要件というものを満たせば転用できる、除外できるということになってございますが、当該地を農地以外に使用することが緊急的に必要であり、ほかに代替すべき土地がないことという要件には当てはまらないものと考えてございます。
     また、畑等で農振、農用地となっていない場所もございましたが、所有者の方がもう大分前にお亡くなりになって、名義がそのままになっていたりとか、家屋のすぐくっついている場所ですとか、用地交渉に大分難航が予想される土地でございましたので、用地交渉が必要ないということで市有地を選んだものでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 要は、今の時点で様々修正するということになれば、それは費用がかかるし、今まで造成したのが無駄になるというのはそのとおりなのです。しかし、根本的な原因は、そういうそもそもこういう設計をした、こういう用地に設計したということに問題があるわけで、私は例えば今後これが建設されて不具合が生じたときに修正するよりは、様々設備する以前に、建設する以前に修正したほうが、むしろ費用としても可能性としても取りやすいというふうに私は思うのですが、ということで改めて聞きたいと思います。
     それから、土地の特定、場所の特定の問題なのですが、十分聞き取れなかったのですが、端的にあの近辺で、つまり保育所用地として建設する適地は、検討した結果何か所、数か所なりあったということですか。逆に聞きたいのですが、その中で様々な条件考慮して、総合的に今の場所だと。造成費用7,300万というのは、大きな問題にならなかったのかどうかを含めて聞きたいのですが。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 市有地、市の山林以外に数か所、ここがよいでしょうという場所はございました。それらを農振ですとか相続の関係等を考慮したところ、用地交渉の必要がないということと、農振の関係でやっぱり市の市有地に建てるのがよろしいという結論に至りました。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     そもそも設計に問題があるということ、そして今後不具合が生じることに対しての対応よりは、今やったほうがいいのではないかというようなご意見でございます。お答えとしては、先ほど建設課長が申し上げましたとおり、今後安全対策を万全として対応していきたいというふうに考えておるところでございます。現地の斜度が6.46%ということで、見た目は結構な坂になっているようなイメージにも見えますけれども、そのような斜度の中でガードレールを設置をする、あるいは注意喚起の看板を設置する、あるいは路面に多機能型滑り止め舗装などの滑らない対策などを検討しながら安全対策を講じていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 安全上の様々ガードレール等の対策というのは、ある意味では安全から見れば二次対策なのであって、そもそも事故が起きない状況を、つまりなるべく平たんな状況をつくるという責任がこっち側には、造る側にはあるのだというふうに私は思うのです。ただ、そういう視点でやっぱり判断すべきだ。新しい付け加えての質問はないのですが、そう改めて確認したいと思います。
     それから、場所の特定の問題については、最初にも言ったように、造成なり取得に要する費用というのは、場所を判断する上で重要な要素なわけで、ですから本来7,300万も造成費用がかかるということ自体が検討する上で大問題になるべきであって、あるいは7,300万の造成費用というのは、それを理由にしてあの場所は適地ではないという判断があってもいいぐらいの費用だと思うのです。なぜそうならなかったというのが今後を考える上でも参考にすべきところだと私は思うのです。ですから、一般質問でも通告しましたが、問題は集団でそれを検討して、集団の中でそういう声が出なかったと、あるいは少数であったということが私は疑問なのですが、そういう側面から聞きたいのです。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 造成費用につきましては、やっぱり普通に畑なり水田なりを買収して造成するよりは、山を造成するほうが確かに多額に費用はかかるということは、当然意見として出てございますが、それを総合的に農振ですとか、相続の関係ですとか、用地交渉を考えますと、期間できるだけ早く建設したいということで、市の山林のほうの造成を選んだということでございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     まず、今の場所につきましては、一般質問のご答弁のときも申し上げましたけれども、地域の方々、それから保育所の方々、保育所の親御さん等々と意見交換を重ねた上で現地ということの判断を市のほうでさせていただいたという経緯は、まず改めてご説明をさせていただきたいと思います。
     また、安全対策につきましてなのですが、いずれここで改めて用地造成を見直しするということになりますと、工期の延長等、開所までまた相当の日数を要するようなことになるというようなことも踏まえた上で、含めた上で安全対策を講じていきたいというふうに思っております。いずれ保育園への送迎に際しての車の行き帰りが安全対策上、問題になってくるものというふうには思っておりますが、出入口を改良して市道から敷地への出入口の拡幅をして、そこでの出入りに安全性を高める、あるいは先ほども申し上げましたが、冬期間の凍結対策、これを講じることによって安全確保に努めていきながら事故を起こさないような形での対策を講じていきたいというふうに思っておりますので、ご理解よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 米田議員からいろいろ問題点を、今質問がありまして聞いておりました。私も若干具体的な部分で副市長の答弁で安全には十分な対策をしてやるということでのお話なのですが、具体的に1つ松尾コミセンのほうから行ったところの丁字路について、前にも私この場で質問しましたけれども、あそこの坂も結構な坂に対する丁字路で変則的なのです。建設課長の道路に対する勾配の答弁もありましたけれども、あそこもその基準の中に合致するのかどうかです。あの部分を例えば芝生側のほうに少し拡幅をして交差点の中で左折と、上から来る車が擦れ違う際の余裕というか、そういうふうなのが持てるように、若干あそこ、今でも少し左側のほうのり面削って平らになっているのですけれども、そういうふうな手当てはいかが考えているのか、できれば考えていただきたいのです。そこに側溝も入っています。ですから、側溝に対する蓋もありませんので、その辺のことも含めてどのように考えているか伺いたいというのが1点。
     それから、もう一つは、この間現地を見てきたわけなのですけれども、伐採はしてありました。隣地との、今立っている立木との距離的なものが若干用地のほうと近いのではないかなというふうな声もありましたし、私もそのように見てまいりました。倒れる、こちら側のほうに西風なんかの関係で倒れるようなことがないのかどうか、その辺、隣との伐採の本数をもう少し増やして、距離を空けて伐採をするという方法は考えられないかどうかです。
     それから、もう一つは、おとといの日、近所の人からあの近辺で熊の足跡を見たという話を聞きました。木がいっぱい立っていますと、透視度が低いとやはりそういう懸念もあるわけです。ですから、間伐をして隙間をいっぱいつくって見晴らしがいいように、残っている山林のほう、もし地権者が市の所有でなければ、その隣の地権者の人と話をするなど、そういうふうな対策についてのお考えをお伺いしたいと思います。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 1点目の安全対策について私のほうからお答えしたいと思います。
     まず、3点ほどあったと認識してございますが、1つ目は丁字路の交差点の件でございます。丁字路の交差点につきましては、現在交通規制がかかっていないという交差点になってございます。当然冬も除雪されていない路線であるということでございますので、解消に向けて、その辺の規制については公安委員会のほうと協議をして、必要であれば要望していきたいと考えておるものでございます。
     また、安全対策といたしましては、先般ドットラインのほうはたしかもう引いていると思うのですが、丁字路の向かいのほうにガードレールを設置するなどして転落防止について検討していきたいなと考えてございますし、できる限りの安全対策をしていきたいなと考えているところでございます。
     保育所前の市道につきましては、現在舗装幅員で5.5メートルほどございます。現在推測される交通量であれば、十分な幅員があるというふうな市道でございますので、ただ安全対策についてはそのとおり冬期除雪しないということで何もないという状況でございますので、さらには白線などによりまして可能な安全対策を検討していきたいと考えているところでございます。
     あと保育所前の水路についてでございますが、水路については、確かに危険だなと感じておるところでございますが、所有者が松川土地改良区ということでございますので、安全対策については改良区と協議しながら対応を検討していきたいなと考えているところでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えいたします。
     2点目の倒木の危険性でございますが、確かに敷地、保育所が建つ場所と周りの木、近いですので、やっぱり追加の伐採が必要と考えてございます。したがいまして、9月補正でお願いして、秋冬に切りたいというふうに考えてございます。倒木と熊の対策含めて、追加で伐採したいと考えてございます。その土地は、北側も東側も市の市有林、市の土地でございますので、民間の方との交渉の必要はないということで、9月に計上させていただきたいと考えております。
     また、熊対策でございますが、フェンスを二重に設置いたしまして、熊の対策は木を切るほかにもフェンスでというふうに考えてございますので、よろしくお願いをいたします。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 倒木と、それから熊のほうは分かりました。
     それで、丁字路のところですけれども、建設課長、冬も除雪は今度はするのですよね。それから、入り口のところの水路の件は、今改良区さんの管轄でそこは直すという、お話、対策を取るということですけれども、丁字路から左折をして上がっていくところの側溝には蓋が入っていないのです。日中の交通量は、本当にたかが知れていると思うのですが、朝晩の送り迎えのときに集中して車が入る。今の時間帯が危ないということは、ほとんどないと思います。だから、集中するときの対策として、道路側溝にも蓋をするような対策が必要ではないのかなというふうに思いますので、そこのことについての検討を……私としては、あそこの坂道自体が急なので、もう少し上から削って勾配を下げて、下のほうに段々になるようにするが一番ベストだとは思っているのですけれども、そこまでいかないでしょうから、そういうふうな対策は必要かと思いますが、考えを伺います。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 保育所に行く路線については、できる限りの安全対策については検討して実施していきたいなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 この間、先週の米田議員の質問の中で、市長も副市長も現地に行かれたと。当然把握していると思います。最初から設計段階から場所を選ぶとき、それから設計図も見ているでしょうし、あの高さになるということ、それでその高さになった場合にはいろいろと障害というか弊害みたいなのも併せて100点満点の土地とか、そういうことはないわけですから、そういうことも多分考えて最終的に決断するのだと思うのです。
     それで、この間の米田さんの質問の中で、市長なり副市長なりの現地についての行ってみたのはあれでしたけれども、出来上がった後の所感について答弁私聞き漏らしたような気がしますので、いろいろ問題が……100点満点のことはないのですけれども、結構な問題点があった土地なのです。現に今平笠のほうに牛舎の工事、キャトルセンターには大きな石が出て1億円もかけてその石を撤去したわけです。後から問題が出て、そのような対応もしているわけです。今回のところで今このぐらい話ししましたから、多分安全に進んでいくとは思うのですが、何か事故があった場合に、表現は悪いのですけれども、牛に1億円かけて、土を削るのに2億、その半分の1億でもいいのではないですかと米田議員言ったのですが、その対策もしなかったということになって、後からいろんなことがないように、やはりしつこくこうして質問しているのはそういう面もあります。ですから、市長から最後に選定をして安全対策に十分留意してやっていただくということをお聞かせいただきたいなというふうに思います。
議長(工藤 剛君) 市長。
市長 田村正彦君 保育所は、設計段階から高台になるのだという想定をいたしておりましたし、また現地に行ってみた際も勾配は結構あるなというふうには思っていますが、一中とか西中に比べればまだまだ勾配緩いなという思いで視察させていただきました。
     そしてまた、庭園予定地に立ってみて、岩手山、その他を見たときに、これはすばらしい眺望で、ある程度の平場より高さがあるということは子供たちの安全性も保てるわけなので、そういう意味ではまあまあいいのかな。
     ただし、今議論ありましたとおり、周辺の道路の安全対策というのは、これはもう当然必要なものというふうに認識いたしております。何も坂面の安全対策ばかりではなくて、それにつながる周辺道路の安全対策も先ほど課長等から答弁ありましたとおり考えていかなければならないし、さらにそれに保護者の要望、あるいはあそこは農作業道路でもありますので、朝晩は農業用車両も結構通る場所です。そういったことも考えた場合に、一つの選択肢として運動公園のほうから直接入っていけるような、そういうルートも考え方によっては必要性は出てくるのではないのかなというふうにも思っておりますので、それぞれ建設が完成した際の人の流れというのですか、農業も含めて、そういったものもこの安全対策を考える上で考えていきたいというふうに考えております。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第3号を採決します。
     議案第3号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第3号 松尾地区保育所建設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第4号 財産の取得に関し議決を求めることについて
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第4、議案第4号 財産の取得に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第4号を採決します。
     議案第4号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第4号 財産の取得に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第5号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第5、議案第5号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 これは、譲る土地の上に所有者が違う建物があるということで、これを統一させようということが、統一というか所有者を一緒にして権利関係を複雑にしないようにというお考えの下だと思うのですが、この資料の写真をつけていただきました。この間は、温泉開発のときにもちょっと質問すればよかったのかもしれませんが、そのときには私もあまりよく考えていなかった面がありまして、この中で譲渡した土地は474の6の上に建物が建っているのですが、ここだけだったのでしょうかということと、それからこの温泉会社の固定資産の売却損というので5,900万出ているのですが、これは帳簿の価格と、それから売ったのの差額だと思うのですが、簿価が幾らで売られて差額はこれだと、マイナスだということだと思いますが、そこのことについて伺いたいと思います。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 お答えいたします。
     まず、1点目の売却した土地の場所でございますが、この参考資料の最後のページの航空写真にトイレがある筆の一番大きい松尾寄木第1地割474の6と、その下の474の9、この2筆でございまして、トラウトガーデン全体の半分ぐらいということでございます。これにつきましては、今クラフトビールを造る工場を建てているわけなのですが、そちらのほうの経営が軌道に乗れば、残りも取得したいというような意図が計画をしているようでございます。
     また、2点目のことでございますが、いわゆる簿価でございますが、まずもって県のほうから温泉開発が買ったときは土地と建物と合わせて1億円ということでございました。そのうち土地が約7,000万、そして建物は残りの約3,000万ということでございます。
     また、その後にミネラルウオーターの製造設備につきまして5,400万ほど追加で設備投資をしているということで、合わせると1億5,000万ほどで取得したものでございますが、建物、設備等は減価償却していきますので、現在といいますか、平成30年度末の残っている簿価で言いますと、建物というか、土地以外の部分は、いわゆる最初に買ったレストハウス部分につきましては1,900万ほど、そしてミネラルウオーターの設備については1,800万弱ということで、合わせて3,600万強でございます。それに土地のほうの簿価がこの2筆分で約6,800万ということでございまして、それらを差し引いて5,919万7,000円の売却損ということでございます。さらに、ミネラルウオーターの製造材料、いわゆるペットボトルとかラベルとか、それを処理、廃棄したもの、あるいはレストハウスにあっても向こうも要らない、使わない備品等の処分費がそのほかに130万ほどありまして、合計で6,056万2,000円がこの部分の売却損ということになります。ちなみに、売却額は4,500万強ということでございました。ただし、残りの土地につきましては、宅地ではないということで簿価が低いものですので、残りの土地売れたときはかなりの売却益が出るということでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 そうしますと、今言った2筆のところ、池がぎりぎりかかっていますけれども、構築物もこれでもう全部ないということで確認でよろしいですよね。売った中には、建物はないし、池、構築物もみんな全部もう譲って関係というか、こちらにはもう所有者としての何も問題はないということですよね。そういうことでよろしいですよね。
     もう一つ、次に売るというか、そういうというのは、左隣の要するに西側になるのですか、34の4というところがそういう次にもしも事業が順調に進んで、事業拡大していく中では考えていただいているということですよね。それはそれで分かりました。もう一つ、34の4のところに噴水みたいになって、金沢のほうから水が来て、ここで噴き出しているところがこちらではないのかなというふうに航空写真を見ながら思っているのですが、今水が出ているかどうか分からないです。昔は、ここのところに噴水みたいになってぼこぼこというか、こうなっていたというふうな記憶があるので、もう一つ伺いたいのは、水の権利関係です。要するに、上のほうからここに水が入ってきてミネラルもつくっているのでしょうけれども、これ市の水道を使っているという扱いで売却されたのか、それではなくて上の水源地からの部分も含めて、それもこの売却の中には……上のほうから取水していますよね、そこのところも含めてなっているのか、そこのところをちょっと面倒な質問で申し訳ないのですが、お聞かせください。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 お答えいたします。
     水の件ということでございます。前の温泉開発がミネラルウオーター作っているときもそうでございましたが、いわゆる市の水道で使っている余り水を頂いていたということで、当面の間は新しいビール工場のほうもその水を余った分分けていただく。いつもかれたことはないようなのですが、余った分と。ただ、それをずっとというわけにもいきませんので、実はそちらの上水道の水源とは別な場所に温泉開発で水源を近くに持っております。そっちからこっちのビール工場に引く導水管はまだないということで、経営が順調に進めば、そっちの温泉開発で持っている水源の水を使うということが今回の売買契約の中にもうたわれております。ただ、水源の土地は売らないけれども、それは温泉開発のままで所有したままですけれども、水は無料で提供するというような契約内容になっておりますので、数年後には浄水場のほうの水は使わないようになるという計画でございます。以上です。
     噴水は、私の記憶のあれですけれども、この474の6の池のところだったような記憶があるのですが、違ったかな。
議長(工藤 剛君) 12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 池に出てくる噴水ではなくて、何か……まあいいです。これは、大した問題ではないです。要するに私が伺いたかったのは、水の権利がどうなるかということがちょっと気になったのです。今のお話ですと、別口にまたやるということですけれども、そうすると例えば今は水道料金みたいな感じでこちらが分けてあげた分、無償なのかもしれないし、それから頂くことになっているのか、そこのところもちょっとはっきりお答えいただきたいのですが、そして何より今言った中で心配なのは、そういう権利を転売する人とかいろいろいまして、権利にこだわって、今何回もしつこく質問しているのですけれども、要するに今入ってきている水の権利は市の部分で、今度次の段階としては温泉会社が近くに独自にある水源、温泉会社の所有地の中のところの水源から次は引くというふうな2段になっているということでよろしいのか。2つ、大変失礼ですが、確認の意味で伺いますが、料金の件とその辺、今の話、お願いします。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 まず、今の上水道の水の関係ですが、これは水道で滅菌処理する前の湧いたところの余りを、湧き水というか噴出している部分の上水道処理しない、滅菌処理しないものを余っている部分を無料で頂いているし、新しい会社にも温泉開発の水源のものを引っ張れるようになるまでは無料で提供しているということでございます。
     また、先ほどご説明したように、やはり水源の土地が売買になるとよろしくないということでございますので、土地は売らないで、出てきた水は提供するということでございます。
     なお、その中には、乙が行う……乙というのは太極舎、会社のことなのですが、事業以外に湧き水を利用してはならないとか、あるいはその水の量が減少した場合も損害賠償の請求はしない、申立て、あるいは異議の申立ては行わないというような内容も契約書にはうたわれております。
     以上であります。
議長(工藤 剛君) 市長。
市長 田村正彦君 水源につきましては、今議会でも議論があったわけですけれども、実はこの周辺の水源については十数年ほど前ですか、中国資本が結構物色した経緯もございます。そういうこともあって、温泉開発株式会社として、やはり貴重な水源はこの地域の水源を守らなければならないということで地権者の方とかなりな3年、4年かけた交渉になったのですが、何としてもあの辺の水源は守らなければならないということで、個人の水源地を取得させていただきました。それが今のこの水源となっております。したがって、きちっと権利は守りながら、そういった企業化、あそこで事業を展開したいという方には優先的に供給していきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第5号を採決します。
     議案第5号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第5号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第6号 八幡平市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第6、議案第6号 八幡平市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 1つ聞きたいのですが、第4条の3項、新たに追加になる分ですが、ここでつまり別表で具体的に何が利用できるかというのを規定した上で、後段ではこういう場合にはこの限りではないという規定なのですが、なぜこういう表現なのか、つまり前段で利用できるとうたっているのですが、こういう場合は利用できないというふうな規定なのか、なぜこの限りではないという表現なのか、その意味含めて聞きたいのです。
議長(工藤 剛君) 企画財政課長。
企画財政課長 田村泰彦君 お答えいたします。
     すみません、明確な答え出せないのですけれども、多分上位法にこういうふうな表現があって、それを準用してこういうふうに表現したというのだと思います。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 つまり「ただし」以降については、こういう場合には利用できないという規定であれば、単純に理解できるのですが、この限りではないと。つまり利用できない場合もあるという意味なのか、こういう規定は条例上、条例という性格からいえば、受け取る側から見れば曖昧な規定だというふうに見えるので聞いたのですが、答えあれば。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     お答えになるかどうかあれですけれども、別表のさらに掲げる機関といいますのは、市長になるわけですが、市長が中段に掲げる事務を処理するために、必要な限度で右の欄に掲げる特定個人情報であって、当該機関、いわゆる市長が保有するものを利用することができるということが前段。ただし書は、ただし法の規定によって情報提供ネットワークシステム、これは全国の自治体がつながっているネットワークシステムということになるわけですが、これを使用して他の個人番号利用事務実施者から特定個人情報の提供を受けることができる場合は、この限りではない。いわゆる市長が保有していない、他の自治体から転入してきた場合等を多分想定していると思いますが、その際の税情報等について、この情報提供ネットワークシステムを使用して受け取ることができる場合は、市長が持つ情報を使わなくてもよいと、使えないものですので、その場合は情報ネットワークシステムを使用するのだよということを言っておりますので、いわゆる市長が持ち得ない情報については、繰り返しになりますが、この情報提供ネットワークシステムを使用することによって、それに代えるということですので、そういう情報はこの限りでは……いわゆる市長が持つ情報を使うのではないという意味だというふうに解釈をします。ご理解いただけましたでしょうか。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第6号を採決します。
     議案第6号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第6号 八幡平市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第7号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条
           例
                           
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第7、議案第7号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第7号を採決します。
     議案第7号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第7号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第8号 八幡平市一般職の職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正す
           る条例
                         
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第8、議案第8号 八幡平市一般職の職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第8号を採決します。
     議案第8号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第8号 八幡平市一般職の職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第9号 八幡平市税条例等の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第9、議案第9号 八幡平市税条例等の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 37条の規定について聞きたいのですが、市長は次の各号のいずれかに該当する者に対して税を減免することができる。(1)なのですが、主として生計を維持する者がコロナ感染症によって死亡し、または重篤な傷病を負った者という規定なのですが、まず1つ聞きたいのは事前に今までの条例学習してこなかったので、聞きたいのですが、つまり死亡したり重篤な傷病を負うということは、コロナが原因ではなくてもその世帯にとっては重大事態なわけで、つまり一般的なこういう規定は今までに、つまりコロナ原因ではなくてもこういう規定はなかったのかどうかということを1つ聞きたいです。
     それから、もう一つ、死亡し、または重篤な傷病を負った者の規定なのですが、死亡の場合は単純です。これは、医師が判断して、死亡と判断すれば社会的にもそこは認知されますから、重篤な傷病を負った者という状況を定義しなくてもいいのかということなのですが、つまり重篤な傷病、重篤な状況というのはある意味では広い範囲なわけです。なのに、どの状況、どういう状況を重篤な状況というふうに判断するかという定義がなく、あるいは重篤な症状というのはもちろん変化しますから、ある場合は死亡する。あるいはいい場合は、重篤な症状から脱出するということはあり得るわけです。そうすると、重篤な傷病を負った者というのは、どの時点での判断でということになるのか、そういう定義がなくていいのかどうか聞きたいのですが、この2つです。
議長(工藤 剛君) 税務課長。
税務課長 遠藤福子君 お答え申し上げます。
     まず、1点目のこれまでには死亡とか重篤な傷病を負った者に関する軽減等がなかったかどうかということなのですけれども、これまでについては特になかったと記憶してございます。今回のコロナに関しましては、本当に特例的なものでたくさん出ておりますので、その中の一環での対策だと考えてございます。
     次の2点目の重篤な状況ということですけれども、こちらはうちのほうでもQ&Aが出ておりまして、その中では1か月以上の入院をした者を例に挙げてございます。一応事例としては、そのような形になってございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 そうすると、重篤な症状のことですが、そうすると1か月以上入院ということになれば、その判断というのは特に誰が判断しようが単純に判断できると思うのですが、例えばこれは申請方式だろうと思うのですが、申請した時点でやった。事務手続の段階で入院状況から解除になっていたというような場合は、そういうのはどういう把握になるのでしょうか。
議長(工藤 剛君) 税務課長。
税務課長 遠藤福子君 お答え申し上げます。
     申請の段階では、例えば亡くなれば死亡診断書、あと入院すれば診断書等を添付していただくことになっておりますので、1か月以上の入院があったという時点での申請になるのではないかなと思われますけれども。
     以上です。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第9号を採決します。
     議案第9号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第9号 八幡平市税条例等の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第10号 八幡平市手数料条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第10、議案第10号 八幡平市手数料条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第10号を採決します。
     議案第10号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第10号 八幡平市手数料条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第11号 八幡平市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第11、議案第11号 八幡平市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第11号を採決します。
     議案第11号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第11号 八幡平市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第12号 八幡平市駐輪場条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第12、議案第12号 八幡平市駐輪場条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 この条例が出てから駐輪場を現場調査しました。今朝は、6時と9時の大更駅、東大更駅、平館駅、ここの市役所の駐輪場です。この条例は、ほかの駅も同じような状況なのですが、例えば東大更も屋根つきの駐輪場です。大更の活性化のために、これは特に大更駅だけを特筆して条例化したものだろうと思っていますが、ほかの駅のほう、12もありますので、西根の東大更と平館で全部理解したいと思いますので、ほかの駅のほうはどのような状況になっているのか。
     それから、管理、点検が必ずしも適正に行われておりません。調査した結果を申し上げます。大更駅6時、11台ありました。5台はパンクです。2台は自走不能と判断されます。それから、副市長が毎日通る南側のところに二、三年放置自転車があります。あの左に曲がっていったところの公設の公共用地。それから、平館は13台ありました。6台はパンクしていました。2台は、もう使用不能と判断します。市街地、大更駅は、15台ありました。5台パンクしていましたが、3台駄目でした。それから、ここの市役所の駐輪場は、3台ありましたが、現在使っている適正な駐車でした。どうもこの点検なり管理なりが良好に行われていない状態で、施設は造るけれども、こういうような放置状態では適正な管理ができない。ほかの駅の状況と、どのように管理点検を現在行われて、どういう課題なり問題があるのか、その2点をお伺いします。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 お答えします。
     まず、市内の駐輪場についてでございます。市で条例設置して管理しているのは、大更駅のみということで、それは今のところ建設課で管理しているという状況でございます。
     また、私の知っている範囲では、東大更については地域の人たちが設置したものと認識してございます。その設置したものについて、まちづくり事業などでペンキ塗ったりして地元で管理しているということで認識しているものでございます。ただ、平館については、どこが管理しているのかは、私はちょっと今承知していないというところで、建設課ではないということでございます。
     あと管理状況でございますが、当然大更駅の西口、そしてさらに8月1日から東口と、建設課で当面管理することになりますけれども、放置自転車については3年ぐらい前ですか、西口の駐輪場を造る際に古い駐輪場に不法投棄がございまして、それを何とかしなければならないということで警察と協議したところ、現在のままの条例では手をつけられないということで、撤去できるような条例に直しているところでございますので、今後についても不法と思われる自転車については大更駅の駐輪場につきましてはそのとおり条例に基づいて対応していきたいなと考えているところでございます。他の駐輪場については、ちょっと私情報持ち合わせておりませんので、よろしくお願いします。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 東大更は、では民有地で地域の人たちが管理しているということの理解でいいですか。平館は分からない。では、12駅を、今ではなくてもいいですけれども、トイレの問題でも駅の問題を取り上げたことがありました。ぜひあの状況を見て、大更駅だけ活性化のために、あるいは地域のためにこういうような状況なのか、そこは今答弁難しいかもしれませんので、後で12駅の管理状況を、そしてできれば市で管理しているのであれば、私は統一した方針でこの条例適用するのがこの放置自転車、あるいは環境整備、きれいなまちづくりの原点だろうと思いますので、それもひとつお願いします。
     それから、放置自転車、なかなか面倒なのです。私も病院が建つ前に放置自転車があって、連絡員と駐在所に掛け合いましたが、盗難車なのかどうなのかなかなか判断つかなくて、乗れないのだから投げましたけれども、今言った台数は誰が見ても乗れない台数の話ししました。パンクもしばらく放置しています。では、例えば大更駅の場合でいいです。監視員とか見回りを置いて、徹底して何月何日までに撤去しなければ廃棄するよとか、そういう行政手段なり看板なりでそういう告知をしなければ、なくならないと思います。大更駅のまちづくり、顔づくりで立派な図書館できても、目の前に5台も廃車の、2年、3年前から壊れたまま積んであります。その辺の管理状況をどうしていくか、建設課で手が回らないと思いますので、できれば総合支所のほうが近いし、見られるのですが、そういう見回りなり、放置自転車をどう処理して処分するか、その全駅統一的なものと、それの処分する方法なり、管理人なり、そして放置自転車をなくするための方策をどのように考え、実行していくかお伺いします。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     議員がおっしゃられたように、どこの所管になっているかというところ、まずはそこを確認をしたいと思います。先ほど建設課長が申し上げましたとおり、市建設課で管理しているのが大更の駐輪場ということで条例に設置しておるわけなのですけれども、それ以外の駅の状況についてなのですが、例えばJR管理のものもあるかと思いますし、全く地域で管理しているものもあるかと思います。市でもそういう所管課という意味では、担当をする課が市の財産でなければ、ちょっとないというようなこともありますので、まずはその12駅の状況の把握に努めていきたいというふうに思います。その状況を把握した後に、監視員ということにあっては、やはり市の施設であれば可能かとは思いますが、他の施設については、例えば東大更については活気あふれる大更を創る会等に協力といいますか、お願いしてといいますか、情報提供しながら対応していくというようなこと、いずれ監視員というよりは定期的に状況を把握しながら、先ほど建設課長が申し上げたような形での対応をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 それぞれ現在のところ大更駅しか管理していないというようなことですよね。東大更地区の地域でも管理しているとしても、どこでもこの放置自転車で困っていると思います。自主的にしているからいいですけれども、だから全市的に放置自転車について調べていただいて、乗れないものはもうすぐに廃棄してもいいと思います。パンクは乗れるかもしれませんが、そういう状況、ただ廃棄するのもなかなか自分で持っていくというのは困難で、だからそこに置くし、そして山積みになっているごみ場だと、そこにまた持ってきて捨てる人もあるのです。ぜひ大更地区図書館、すばらしいまちづくりしていますが、大更駅周辺の放置自転車はじめ、花壇も前にもしましたが、あの辺が汚れて、もう少し花植えていただきたいというようなことも話ししていましたが、まず第一にあそこの5台あるのを帰りに見ていただいて、これは完全に3年ぐらいあそこに放置しているのです。そして、放置自転車の処理方法とか、あるいは各管理している団体等とも話ししながら、市では放置自転車の一掃に取り組むよというような方針なり出していただいて、そしてきれいなまちづくりでイメージアップして進めたらどうかと思いますが、その辺はもう一度、いずれ全体の把握していただいて。そのほか放置自転車には連絡員も困っているのです。だから、その処理方法が盗難車なのか、あれなのかと警察に行くのに、もう乗れないようなものでも事情聴取されたり、もうしばらく置いてくれるかというので、なかなか難しいです。ぜひそういうような問題もありますので、はっきりごみとしての自転車は、もう管理者なり自分の土地の所有者が処分するなり、あるいは連絡員なり自治会でやるなり、そういうような方法がないと今のままでは手続が難しくて手をかけられない状態の地域もあります。駐車場とかけて放置自転車等について、もう少し進めてきれいなまちをつくってほしい、そう思いますので、お答えをお願いします。
議長(工藤 剛君) 市長。
市長 田村正彦君 いみじくも渡辺議員がおっしゃったとおり、これを強制的にやるというのは、非常に面倒くさいです。まず、所有者を確定しなければならない。所有者を確定した上で、意思を確認するなり、撤去を命じたり、様々な方法があるのかなというふうに思います。いずれ人の物を処分するわけですから、法的にきちっと確信の得られる形でやらないと、行政として責任を問われかねないということになりますので、花輪線、市内には12の駅がありますけれども、12の駅の現状を把握しながらどうあればいいのか、これを検討していきたいというふうに思っております。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第12号を採決します。
     議案第12号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第12号 八幡平市駐輪場条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
     ここで11時30分まで休憩します。
                                    (11時14分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
                                    (11時30分)
                     ☆
     議案第13号 八幡平市支所設置条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 日程第13、議案第13号 八幡平市支所設置条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 今盛んに不要になったものの市役所で使うもの、そして団体とか個人に払い下げる準備をして、7月1日払い下げるということでしたが、その払下げの手順、例えば団体優先、そして自治公民館とか個人、その手順をお伺いします。
     それから、机とか椅子もありますけれども、絵画とかいろんなのがあるのです。社会科副読本の石川一禎の写真がついていませんでした。前は、市民センターの図書室の中にパネルになったのがあって、町史にも使ったのです。今博物館、寺田の資料館、そして図書館にその写真パネルがあるか問い合わせましたが、どこにも見当たりません。見当たらないから、副読本にも写真がなくて空白になっているのです。町史には載っていました。そういう大事な……この前も言いましたが、メタセコイアの化石、これも西根町の応接室にありました。もう引っ越しのときに大分なくなっていますけれども、なくなるのは、片づけるのは新入職員がやるわけです。私たちも新入職員が行くわけです。私たちも新人のときは、物片づけだから行けと。だから、ぜひ廃棄したり、あるいは価値が一番分かる副市長とか行って、これは保存すべきだとか、これは廃棄するべきではないとか見ていただかないと、大事な宝物がなくなるわけです。知らなければ投げるわけです。知っている人には宝のくらい大事な価値のある物品があるのです。これは、副市長のほうから、2点目は。
     そして、1点目は、総合支所長からの払下げの手順等の順序等についてお伺いします。
議長(工藤 剛君) 西根総合支所長。
西根総合支所長 葛西美羽子君 まず、1点目の手順についてお答えします。
     まず最初に、優先順位を3段階に決めております。まず、第1の優先としては、各課と出先機関に6月1日から6月19日までとして庁舎内の掲示板に掲載をして、既にもう内覧等で決めていただいている状況です。そして、6月22日から7月3日までは、公共団体を対象としまして、周知方法はもう既に八幡平市広報のほうに掲載をしております。そして、第3段階といたしましては、7月6日から7月17日まで一般市民及び法人、あとは各団体ということで自治会等を対象として、こちらもやはり同じく掲載ということで7月1日から内覧は受け付ける予定です。それで、内覧をしていただいて、ある程度のもう来たときに地域振興課にお話をしていただければ紙を渡しまして、一応権利をつけていただくということで、ついていないもの対象に必要なものを備品選んでいただくということでしております。あとは、必要事項におきまして、ちょっと用紙を用意していますので、掲載していただき、あとは各自で責任持って搬出はしていただくという形の手順を取っております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     西根総合支所にまだ物品等が残っているわけですけれども、パンフレット、あるいは写真等についてもまだ数多く残っているというような状況になっておりますが、それらについては廃棄できるのは廃棄しつつ整理していくというようなことを進めていく一方で、先ほど議員おっしゃられたような絵画とか、そういった備品もあるかと思います。そちらのほうは、一点一点確認して、担当者に任せるというようなことではなく、確認をしながらそれの保存等についても進めていきたいというふうに思っております。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 では、払下げの手順は分かりましたが、最後は全く個人にもう無償で残っている分は払い下げて、順番に、多いときは抽せんするなり何かしている。個人に無償で払下げるという理解でよろしいでしょうか。
     そこの確認と、それからやっぱり今副市長が言ったように、貴重なものが大分もうなくなりました。最後に廃棄なり保存するのは、副市長あるいは企画財政課長、総務課長等のベテラン課長が行って、その価値なり、物の大事さを知らないと、みんな若い人たち投げてしまうのです。そういうような、前に私は松尾の村章とか町章もあそこの市民センターのところにあると言っていましたが、あると思いますけれども、ぜひ確認していただいて、投げるもの、あるいは名簿つくって、課長のベテラン課長たちが行って、その価値なり、あるいは重要性なり、保存すべきというのは判断しないと、机とか椅子か買えばいいですけれども、貴重な文化的な、芸術的な価値のある絵画等はほとんどなくなりました。ぜひその辺をもう一度確認するということをお願いしたいし、それのリストがないと分からないわけですから、やっぱりリスト作って投げるなり、ただ投げているのなら駄目ですから、そういうなくなった、そしてぜひ石川啄木のお父さんの一禎のパネルの写真がどこかに散失しました。一禎の書いた短歌も1句あったパネルです。このA3より大きなあれですので、そういうのも探していただいて副読本に貼り付けていただければありがたいし、そのように思っていますので、その2点についてもう一度お願いします。
議長(工藤 剛君) 西根総合支所長。
西根総合支所長 葛西美羽子君 第1点についてお話しします。
     庁舎移転には、備品は全部一応撤去ということになりますので、先ほど言いましたように、市民の方まで譲渡ということで、できるだけ廃棄物もなくするような段階で譲与したいというふうに思っております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     貴重なものがなくなったというようなこと、どういうものが残っているのか、状況も私よく分からないところもありますが、いずれ私とか企画財政課長とかというお話もありましたけれども、まずは手順を踏みながらしっかり整理していきたいというふうに思っております。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 現場確認しながら、長年経験している副市長、課長たちが特に西根の分ですし、多分西根の議会の資料も……保健センターどこに持ってきたのかな。いろんな行政文書もこっちのほうにほとんど運んだのですか。松尾の保健センターのところに、どこに運んで保管しているのでしょうか。何か月か前に運んでいましたよね。行政文書とか議会の資料、議会の職員も行っていましたが、今現在の保管場所はどこに運んで保管しているでしょうか。行政文書です。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 お答えいたします。
     行政文書等につきましては、議会の行政文書図書室と、あとは総務課に書庫ございます。また、永久文書等につきましても今現在まだ市民センターの裏の車庫に附属した書庫にそのまま保管しているものもございます。また、保健センター等、様々な場所を活用して保存をしているところでございます。一括して保存ができればいいのですけれども、なかなか場所的な余裕等がないものですから、そういった形でそれぞれの場所に保管してございまして、散逸がないように努め、なおまた年限期限が到来したものにつきましては、毎年定期的に廃棄、中身を確認しながら廃棄等もしてございますので、今後もそのように努めてまいりたいというふうに思っております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第13号を採決します。
     議案第13号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第13号 八幡平市支所設置条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第14号 八幡平市医師養成修学資金貸付条例等の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第14、議案第14号 八幡平市医師養成修学資金貸付条例等の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第14号を採決します。
     議案第14号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第14号 八幡平市医師養成修学資金貸付条例等の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第15号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第5号)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第15、議案第15号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     1番、関治人議員。
議員 関 治人君 最初に、21ページ、児童扶養手当支給事業についてですけれども、このひとり親世帯の臨時特別給付費ということで計上されていますが、さきの12日に国会のほうで成立した国の第二次補正予算においてひとり親世帯への給付金支給が決まったようですけれども、これと市のほうのこれは同じものなのか、そしてその内容を伺います。
     それと、もう一点、27ページ、観光振興対策事業ですが、その中にスポーツ・文化交流事業支援補助金として500万計上されていますが、この具体的内容をお伺いします。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えいたします。
     1点目のひとり親世帯臨時特別給付金でございますが、こちら議員おっしゃるとおり、国の二次補正のものと同じでございます。中身につきましては、児童扶養手当を受給しているひとり親世帯の1世帯当たり5万円を支給するものでございます。加えまして、子供第2子以降1人につき3万円を追加して支給するものでございますので、例えば子供が3人いるひとり親世帯の場合は5万円プラス3万円掛ける2ですので、11万円の支給になるというものでございます。補正でお願いしております1,056万円の中身でございますが、児童扶養手当を受給している世帯、今165世帯おりますので、こちら5万円掛ける165世帯と第2子以降が77名いらっしゃいますので、こちら3万円を掛けて足すと1,056万円となるものでございます。
     なお、所得、収入が減った世帯に対して追加の支給があるわけでございますが、こちらのほうまだはっきりしてございませんので、9月補正でお願いするということにしてございますので、よろしくお願いをいたします。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 補正予算書の27ページの観光振興対策事業の中のスポーツ・文化交流事業支援補助金の関係でございます。
     これについては、細かいところはこれからまず詰めていくことにはなるのですが、考え方とすれば今まで新型コロナの関係で各種イベントなりが中止になったということで、これが収まって、その代わりに夏、秋口に何かそういう小さな大会とか、そういうふうなものを市内でやる場合に、この500万の中身でございますが、バス補助が300万ほどと考えております。バスにつきましても市内のバス会社、交通事業者を使った場合は1台上限10万円、市外の交通事業者のバス使った場合は1台上限5万円ということで、市内、市外の業者で差をつけております。それに加えまして、施設の利用料にも助成するということで、いずれスポーツもしかり、文化的な例えば音楽、ブラバンとか、そういうのに対してもいずれ学生向けの補助、学生がやる、参加する事業に対する補助というふうに考えております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 1番、関治人議員。
議員 関 治人君 それでは、ひとり親世帯についてですけれども、165世帯という今話があったのですけれども、これは数字として出していいのか分からないのですが、八幡平市内のひとり親世帯はこれぐらいの世帯数があるというふうな認識でいいのか、なおかつこれは全体の何%ぐらいに当たるのかをちょっとお伺いしたいということが1つと、スポーツツーリズムに関してですけれども、軒並み、先ほど課長がおっしゃったようにスポーツツーリズム事業がどんどん中止になっている現状があるのですけれども、これから先の、まだ中止になっていない部分についての現状なんかは分かりますでしょうか。お願いします。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えいたします。
     先ほどの165世帯は、児童扶養手当を受給している世帯ということで、このほかにも資格はあるのですが、所得が多いために全部支給停止になっている世帯が43世帯ございます。ですので、資格のある世帯は208世帯となりますが、今般支給になるのは165世帯ということでございます。
     なお、これで全部のひとり親世帯が把握できているかと申しますと、いろいろございますが、例えば内縁関係の人がいるとか、あるいは住基上、別世帯になっていても実は結婚しているという方もいらっしゃいますので、離婚届あったときは制度の説明のためにチラシをお渡しして申請できますよというふうなお話をしますが、例えば旦那さんが亡くなったときなんか遺族年金等支給されますことが多いです。そういう場合は、児童扶養手当、まず該当にならないということで申請しない場合も多いですので、この165世帯と43世帯足した208世帯よりは多いというふうには当然思ってはおるのですが、実際どれぐらいあるかというのは把握できておらないところが実情ですので、ご理解を賜りたいと存じます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 2点目の件でございますが、実際どういう大会が中止になったとか中止になりそうだというのは、正直申し上げて新聞報道等ぐらいしかまだ情報がない状態ですし、先週県を越えての移動は可能になったわけでございますが、それにしてもこれから先、例えば秋口予定していたそういうものがやれるのかどうかというのは、やっぱりちょっと様子を見ながらということになろうかと思います。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 1番、関治人議員。
議員 関 治人君 最初に、ひとり親世帯についてですけれども、いずれ先ほどの答弁からいきますと申請があった方に関しては、しっかりとできるというふうな形でよろしいと思うのですけれども、今回の給付金もそうなのですけれども、いろんなパターンが考えられると思いますが、ひとり親世帯は非常に今大変なところに立っていると思うのですが、できる限りこの二次補正で上がったこの予算については幅広くというか、なるべくひとり親世帯に配っていただきたいなという要望であります。よろしくお願いします。
     あとスポーツツーリズムの件ですけれども、スポーツというのは県においてもいろんな形でもうガイドラインが出て、スポーツイベントに関しての開催についてはある程度緩和されてきていると思います。それで、市のほうの事業のスポーツツーリズム事業とかもやはり今の新しいコロナ時代に合わせた形の運営方法を考えて、ぜひ今スポーツ事業といいますか、静の状態ですので、動のほうに切り替えるような形の事業を行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 対象となっている世帯、そんな多くはございませんので、いずれ100%支給できるように広報、勧奨等してまいりますので、よろしくお願いをいたします。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 2点目の件でございます。やはりスポーツ庁などのガイドラインに従って開催していただくということはもちろんでございます。この補助金については、市単独の補助ということで、できるだけ使いやすいような立てつけにしたいと思っております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 6月定例会を通じての質問の形になるわけなのですが、議会運営の在り方について、議会事務局長……
議長(工藤 剛君) 熊澤議員、この補正内容についての質問でお願いいたします。
議員 熊澤 博君 議会運営のことで聞きたいわけなのですが、その機会があれば、最終日でも結構なのですが、もしあればでよいのですが、ないのであれば議会運営の在り方について伺いたいと思います。
議長(工藤 剛君) 議会運営委員会で審議してもらう内容であれば、そちらで審議になると思います。
議員 熊澤 博君 いや、そういうのではありません。実は、私の一般質問に対します議長の発言でございます。ですから、このとおりテレビで放映されているわけです。やはりテレビでやるしかないと思います。異常な介入をされたということも含めての議会運営の在り方についての質問でございます。
議長(工藤 剛君) 現在は、この議案第15号に対する質疑でお願いいたします。
議員 熊澤 博君 いや、何回も言いますが、あなたが議長として一般質問の中で発言したことに対しまして、私が反論といいますか、在り方としてどうなのかということを議会事務局長に伺いたいという内容なのです。このとおりテレビに放映されているわけです。皆さんタブレットで見ているのです。あるいはこの庁舎内もテレビで見ているということですので、やはり質問の機会を与えていただきたいと思います。あした、あさってが最終日ですから、その場で設けますよというのであれば、それで譲りたいと思います。いかがですか。
議長(工藤 剛君) 現在は、この議案第15号に対しての質問でお願いいたします。
議員 熊澤 博君 いや、分かります。分かっていて聞いているのです。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
議員 熊澤 博君 いや、違うく、今聞いているのでしょうよ。あした、あさっての最終日でその発言を保証してくれるというのであれば、今日は引き下がりますと言っているのです。
            (「休憩」の声あり)
議長(工藤 剛君) ここで休憩いたします。
                                    (11時55分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
                                    (13時00分)
議長(工藤 剛君) 引き続き、議案第15号の質疑を行います。
     熊澤議員におかれましては、議案第15号について質疑を認めます。議案第15号について質疑があれば認めます。よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。
     5番、北口功議員。
議員 北口 功君 35ページ、公立学校情報通信ネットワーク環境設備委託、あとタブレット端末のことに関してお聞きします。
     まず、1点目、当然タブレットを導入して通信環境を整えるということになると、自宅での通信環境というのが問題になろうかと思います。もうこの我が八幡平市内に携帯とかタブレットのための通信の電波の弱い箇所というのが大体どれくらいあるか。また、その電波の悪い箇所に住まわれている児童生徒の方がいらっしゃるのかということがまず1点です。
     そして、このタブレットを導入をして授業をすることになろうかと思うのですけれども、当然ですけれども、これから各授業ソフトのメーカーさんのセールスがどんどん来るかとは思うのですけれども、お聞きするところによると高額なソフトが結構あるようであります。たまたま地元の校長さんとお話をする機会があったのですけれども、ぜひ学校現場の声を取り入れて授業を進められる内容にしていただければいいなというお声をお聞きしました。そういったところで、そういった様々にいいソフトはあるかと思うのですけれども、そうではなくて現場の先生方の声を取り入れて、なるだけ経費のかからない形の事業運営というのができればいいかなと思いますので、そういった点をちょっとお聞きしたいと思います。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 津志田勇孝君 1点目の件についてお答えをしたいと思います。
     通信環境についてのご質問でございますけれども、今手元のほうに具体的にどこが弱いというふうな資料は持ち合わせがございません。ただ、実際に通信環境、電波環境が弱いところは、まだ存在しているというふうに認識はしているところでございます。八幡平市合併以来、この携帯電話等の通信環境の整備につきましては、通信管理会社に強く要望をしてきておりまして、県内の自治体の中ではかなり整備は進んできているというふうには思っているところでございます。
     ただ、今後4Gの次に今度は5Gというふうなことも全国的には展開をされていく。5Gにつきましては、4Gに比べましてエリアが狭いというふうな電波の特性もあるようでございますので、そういった次世代の通信が進められるとなると、さらにきめ細かな設備の投資も必要になってくるのかなというふうに考えておるところでございますので、事業者に対しましては今後ともそういった点、通信環境の整備につきましては申入れのほうを進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 教育指導課長。
教育指導課長 照井英輝君 お答えいたします。
     まず、議員のご指摘の2点目につきましては、現場の声を反映しながら当然進めてまいりたいというふうに思っておりますし、現在教育委員会の指導主事においても前任地で導入してきたという経緯がございますので、十分に検討した上で進めてまいりたいと思います。
     1点目に加えまして、現在市内の小中学校のご家庭に各家庭のWi―Fi状況についての調査をかけております。7月上旬頃を締めにしまして、その後集約し、今後の事業に反映してまいりたいというふうに考えております。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 5番、北口功議員。
議員 北口 功君 当然ですけれども、自宅にWi―Fi環境がない家庭には、モバイルルーターを当然貸与することになろうかと思うのですけれども、そうすると通信環境が1点目の質問と重なってくるのですけれども、当然そこがネックになってくると思いますので、ぜひそこら辺は……該当する児童生徒さんたちがいなければ何も問題ないのですけれども、もしあるようであれば、ちょっとそこら辺は検討する必要があると思いますので、よろしくお願いをいたします。
     それで、先ほど5Gの話が出てきたので、あれなのですけれども、なかなかタブレットの関係にかかわらず、5Gの導入ということに関しては慎重に捉えていったほうがいいかなというふうに考えるものであります。なぜかといいますと、消費電力が今の4Gに比べますと約3倍かかると言われています。それで、先ほど話出ましたように、基地局のエリアが、電波の届く範囲が非常に狭いということで、数をいっぱい造らなくてはいけない。民間だけでこれが果たしてできるのかどうか。例えば市で導入する場合、それを、基地局の負担を市が出すとかという話になってきますと、維持費に関して物すごく金がかかってくると思いますので、そこら辺は非常に問題になろうかと思いますので、ぜひ次のビヨンド5Gとか6Gのそっちのほうが出てきた段階で具体的に進めていったほうがいいと思いますので、よろしくお願いいたします。
     以上で終わります。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 コロナ関係の経済対策について伺いたいと思います。
     今回この補正の中にも上下水道の支援策が盛られております。それで、一般質問でも取り上げたのですが、今回のこの上下水道の支援についても前年同月比50%というのが出てくるわけでして、非常にこれもいかがかなと思っています。固定資産税については、これは国の制度と思いますが、30%から50%までは2分の1、50%以上は全額と、こういう制度になっているようです。やはりそういう50%以下の事業者に対しての配慮、これはやっぱり必要ではないか。これから上下水道については支援が始まるわけですが、その辺についてはどのようにお考えになっているのか。
     それから、同じ経済支援で市が単独で20万円の給付金も、これも1か月ほどたちました。その申請状況がどうなっているのか。5,000万の予算でまず250件分ということを前提にした予算でしたが、状況がどうなっているのか。家賃についても同時に並行して受付を進めているようですけれども、その状況についても伺いたいと、それが2点目です。
     3点目で、今申請をするために非常に複雑なやっぱり書類をそろえなければいけない。簡素化にしているとは、そういうお話は伺いましたけれども、実際聞いてみると非常に複雑というか、かなりの書類を用意しなければいけない。これはもっと簡素化できないのか。結局国の持続化給付金が対象者になるわけでして、市の支援もイコールなのです。だから、例えば持続化給付金の振込通知を持ってくれば、もう複雑な書類をそろえなくてもいいとか、そういう工夫はできないのかということもちょっと伺いたいなと思います。
議長(工藤 剛君) 上下水道課長。
上下水道課長 森 政彦君 まず、1点目の上下水道の水道料金等の減免についてでございます。要件といたしまして、前年同月比50%以上の減収ということで、これにつきましては庁内のほうで様々協議する中で、参考とするべき国の制度について、議員ご案内のとおり持続化給付金、または先ほどご質問の中でもありました固定資産税の軽減等、これらを参考といたしまして50%以上というふうなことで設定したものでございます。上下水道料金につきましては、要件といたしましてこれまでの説明の中で申し上げてきましたとおり、3月から5月のこの3か月の間が影響が大きい時期というふうに捉えておりますが、この中で1か月でも50%以上減収しているというふうなものにつきまして対象としていくというふうなことで、連続3か月とかというふうなことではなくて1か月でも50%以上減収していれば、もう対象にするというふうなことで考慮してございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 私のほうからは、市単独の20万円助成と家賃助成ということで説明を申し上げたいと思います。
     まず、実績でございますが、20万円助成につきましては、これは22日払いまでの市のほうの集計でございますが、99件、実際今もうその後にも申請上がっていますので、百十数件申請上がってきていることになりますが、支払いの手続が済んだのは6月20日払いまでで99件、1,980万ほどということで、やはり報道等で出た後に結構多数の申請がありまして、特にも商工会員とか観光協会会員以外の人のほうが早く動いて申請が出たということで、事業の周知はある程度進んでいるなというところでございます。
     また、家賃補助につきましては、同じくこっちは6月29日払いまでの集計でございますが、6件でございます。100万ちょっとということでございまして、こちらにつきましては原則家賃を支払っていただいて、その領収書を基に申請してくださいと。ただし、例えば1か月分ずつ欲しい人は、当然3か月分対象にしておりますけれども、4月終わったら5月申請、5月終わったら6月申請みたいな形でもよろしいですし、資金繰りが苦しいときは概算払いします。ただし、領収書つけた後から精算してくださいというような説明をしております。やはりそういう説明をいたしますと、払った後に領収書持ってきて申請すればすぐにというか、一回に手続済むものですから、そういう意味で支払った後にこれから出てくるのではないかというふうに感じております。
     あと申請書類の件についてでございますが、いずれ簡素化ということで例えば白色申告のような人については、昨年度については申告のときの書類はあるわけでございますが、今年度はそういうのをつけていないよというような方もちらほらと見えられますが、いや正式な帳簿ではなくてもいいから、何かノートに書いた何月何日幾ら売り上げたという書類を提示いただければそれコピーくっつけて、それを基に判定しますよということにしておりますので、それほどこちらの市単独のほうの書類は難しくはしておらないところでございます。
     また、家賃補助は、今まで半減ということで持続化給付金と同じ区分で判定しておったわけなのですが、前に説明申し上げたとおり県のほうで3割減より多くということでございますので、市のほうでもそれに合わせるところでございますので、持続化給付金の振込、対象にならない人も今度は家賃のほうは対象になるということですので、それに合わせた書類は出していただきたいということでございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 予算が5,000万、250件でしたので、20万の給付についてはまだ半分までいっていないのかなというふうに思います。申請の書類ですけれども、この手続するためにはほとんど持続化給付金と同じ書類をそろえなければいけないのです。そのほかに市がつくっている様式2枚か3枚書かなければいけないということで、そんなに難しくないと言うかもしれませんけれども、慣れていない方にしてみると大変な負担です、これは。様式を書くのも言葉の意味がなかなか理解できないというのもあって、非常に大変だというふうに聞きました。だから、その辺をもう少し簡素化できないのかなということです。さっき言ったように、国の持続化給付金の承諾をもらっている方は間違いなくそういう条件でももらっているわけですから、それはもう無条件であげてもいいはずなのです。しかし、また同じ書類をそろえる。そのほかに、市が用意した様式にも書かなければいけない、こうなっています。だから、そこら辺をもっと簡素化できないかということで伺っているところです。
     それから、上下水道の減免支援ですけれども、市も50%というのが一つのラインになっていまして、どうして50%をかたくなに条件にしてしまうのかなと。国、県がやっている固定資産税の減免については、さっき言ったように3割から5割までは2分の1の支援と、50%以上は全額と、こういうふうに制度にしているわけで、そういうところを見習って制度をつくっていくべきではないかというふうに思います。その辺、もう一度確認したいと思います。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 佐々木孝弘君 お答え申し上げます。
     まず、市の20万円給付に関しての申請は難しいということでございますが、持続化給付金のほうの申請手続に比べれば大分簡素な形で申請の仕方はまとめたつもりでございます。ですので、持続化給付金の申請に当たって、用意していただいた添付書類をそのままコピーしていただければそれで済むというようなことでありますので、まずは持続化給付金について申請できた方が市の申請が難しいというふうに感じるのか、ちょっとその辺が皆さんから直接声を聞いたわけではありませんが、私が聞いた範囲では持続化給付金のほうがまずはハードルが高いというようなこと、それについてのもう少し簡素化できないかというようなお話は聞いておるところでございます。
     まず、持続化給付金については、白色申告している方については申告書に収受印がついてあることが基本になりますが、その収受印がない方がほとんどでございます。その方々はどうすればいいかといいますと、税務署から納税証明書を頂いて、それを添付することによって収受印に代えるというようなことができるというふうになっておりますが、そもそも収受印、それから納税証明書を税務署から手に入れるということで、まず第1段階ハードルが出てくるというようなこと、それから前年度の一月分の収入に関しては月ごとに集計されていないという事業者、零細事業者の方もたくさんいらっしゃるようですけれども、その際は1年分を十二月で割った月額をもってして昨年の一月分の収入とみなす。本年の分は、対象月のうち50%以下になった月が一月でもあればいいというようなことでしたので、その月の分を手書きで、あるいはパソコン使える方はエクセルでその売上げを手書きで記載して出すだけで済むというようなこと、こういう形でございますので、そちらのほうの書類を作ってということでの持続化給付金の手続となってくるわけですが、市の20万円給付については申告書につきましても収受印がついているとか、あるいは納税証明書が必要だとか、そういったことの条件は設けておりませんので、控えがあれば手続できるというようなことでございますので、いずれ持続化給付金の申請をして支給していただいたところは市の20万円の給付もそのままそれで対象にしたらいいかというようなお話ではございましたが、基本的には申請先が異なってまいりますので、1枚目の申請書だけについてはお手数ですけれども、書いていただくということは前提とさせていただいているところでございます。
     それから、水道のほうなのですが、上下水道のほうでございます。かたくなに50%というようなことなのですが、国の先ほどの固定資産税の対象を見ますと、30%以上の減少の月については3か月連続するということが条件となっております。50%の場合は、一月減少すれば対象としているわけですが、30%以上の減少については3か月連続ということで条件が若干変わってきますので、単純に一月だけ30%というようなことでの条件を付しての給付、あるいは減免というのは国のほうでもないというふうに思っております。家賃についても県が最初一月でも50%以上の減少があるというような場合と言っておりましたが、県が要綱を見直して30%以上の減少が3か月以上続く場合というふうに見直しをしておりましたので、そちらに合わせて市でもその取扱いをしていきたいというふうに思っておるところでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 手続はできるだけ簡素化、可能なだけ簡素化していただければと思います。
     それで、まだこれから上下水道については受付始めるわけですが、必要な書類とか、そういうものはどういうことを想定されているのでしょうか。
議長(工藤 剛君) 上下水道課長。
上下水道課長 森 政彦君 お答えいたします。
     まず、今回の減免につきましては、それぞれの公共下水道、または農業集落排水、浄化槽、そして水道の給水条例ということで、それぞれの条例に減免の規定がございます。ですので、先ほども議員のご指摘のとおり、書類を出すのはたくさんあるというふうなことも言われたわけですけれども、まずは条例に基づく減免の申請は必ず必要ですので、まずは減免の申請書を出していただくということになります。
     その後、確認の書類といたしましては、他の支援事業と同様に、前年度の収入の確定申告書の写しとか、そういうものの前年度の収入を確認できるもの、そして今年度の売上げ減少というふうなものについてはそれぞれの事業者の売上げ台帳等、それらというふうなことで確認できればよろしいかなというふうに思っております。
     そのほかに、様々市のほうで確認しながら進めるというふうなこともございますので、申告書ということでその申出の内容を確認いただくというふうな方法のものを用紙として所定の様式を用意したいというふうに考えております。いずれにしても、記載例等も用意しながら、できるだけ簡単にといいますか、申請しやすいような配慮を持ってお願いをしていきたいなというふうに考えてございます。
     あともう一点、今検討いたしておりますけれども、これまでの全員協議会のほうで減免の期間でございますけれども、4月から9月までというふうな6か月間を予定するというふうなことでご説明申し上げましたが、その後さらに検討を重ねた結果、減免の期間を7月から12月というふうに3か月ずらして減免の措置をしたほうがより使用者にとっては有利に働くのかなというふうなことで庁内のほうで検討をいたしております。これは、具体的に申し上げますと、コロナウイルスの関係で収入のほうの減少に併せて、水道の使用量も今までの水道の使用量等を見ますと、やはり数%減じているというふうなところもございますし、これから夏場にかけて使用の水量も増えていく時期でありますし、またはいろいろ事業者等の事業も回復に向かっていけば、使用水量が増えていくというふうなことですので、減免の水量、または金額等も増えていくものと思いますので、それらに対して今後4月というよりも4月以降のほうがより事業者にとって手厚い措置となるということで、今庁内のほうで検討し、そのような方向で考えております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 予算計上になっていない事務について1つ聞きたいと思いますが、行政防災無線の稼働について聞きたいと思います。
     さきに総務常任委員会で研修会やったときに、防災安全課長に予告していましたので。今防災行政無線、昼時報を兼ねたのが放送されていない。何人かの方から苦情がありまして、これについて防災安全課長から理由は温泉郷の方が夜勤の方で、日中睡眠の障害になるという苦情があって止めていると、こういう対応でしたので、そこまでは確認しました。1つは、例えばあの放送について、音量について高い、低いというレベルではなくて、例えば音量10から8、7にするとかというような対応は難しいのかどうか、もう一つは苦情が出ている地域だけ、その地域だけ止めるという対応はできないのか、この2つ聞きたいのですが。
議長(工藤 剛君) 防災安全課長。
防災安全課長 畑山直已君 ご心配をおかけしたところでございます。まず、ボリュームと、そして地区ごとの調整でございますが、機械的にできるようでございますが、それぞれ個々の地域で対応することは、やっぱり一律の原則を損ないますので、そういうことではなく、内部で検討した結果、12時だけ近いうちに鳴らせるように住民周知を図って進めてまいりたいと思います。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 国、県の方針で軒並み市とか団体のイベントが中止になっていますが、県境を越えた移動が解除され、明るい兆しが見えてきました。市長は、同僚議員の答弁に今までやってきた行事、顔見知り、身近な集まりは、普通どおりやってもらいたい。これによって、経済活動も活発化し、ほかから来る人もあるし、市民全体に取り組んでほしい。私も同感で心強く感じました。そういう観点から、特に心の支えになりました郷土芸能等について取り入れて、あるいは五輪のオリンピック等のリンドウについて、3点についてお伺いします。
     例えば7月1日の山開きは、関係者だけやるということで私の常任委員長にも手紙が来ました。神事だけやるそうです。私は、こういう場合に先祓い等をその場所で演じて、そしてユーチューブなり、あるいは八幡平通信なり、もうすばらしい先祓いがあります。これは、神事で祭り等で行進するときに先を祓って、悪霊とか邪霊とか祓う長い伝統と歴史のある郷土芸能で、岩手県にはないだろうと思っています。土地を揺すぶって勇壮な躍動感ある踊りというのは、すばらしいなと思っていました。既に山開き等は、観光協会で進めているわけですが、そういうふうな発想をしてこういう郷土芸能、困ったときに、あるいは悩んだときに正常にしてくれる郷土芸能等も取り入れたらどうかという観点です。
     それから、市の指定無形文化財、兄川先祓い、日泥・折壁先祓い、田山先祓い、曲田先祓いが市の無形指定文化財に指定されて、現地で回り手、小中学生も一緒です、すばらしい地面を揺すぶる躍動感ある踊りです。観光協会のほうの主催ですけれども、そういうのもプラスワンで発想しながら団体なり市役所全体で組み合わせて、総合的な心の安心、安全を図ってもらいたいと思います。
     それから、横間の虫追い祭りというのが7月の下旬の日曜日頃行われるわけですが、これは男女一対のわら人形を作りながら地域内を悪虫退散、五穀豊穣と鐘、太鼓、旗を立てて行進するわけです。悪虫ですから、コロナも私は悪虫の一つだろうと思います。こういうような行事もぜひやっていただいて、これもいろんな情報を発信していただきたい、そう思います。そして、終わりますと、これ村外れで焼却するのです。これは、もったいない。参加した人たちは、煎餅にみそをのせて、ネギで食って暑気払い、あるいは元気を出す、そういうようなすばらしい行事があります。この進み具合なり、そういうような方法なりをどう団体とお話なり現況なのか、そういうのもぜひユーチューブ等で発信して元気をつけてもらいたい。特に岩手山の最高峰、そして母なる川北上川の源流、こういうような情報を広く市内はもちろん県内、全国に発信したら、皆さんが、コロナで心悩んでいる人が元気になるだろうと思っています。
     それから3点目ですが、東京五輪にブーケを飾ることに決定しましたが、これも延期になりました。花きセンターの所長にブーケの見本なり、何かレプリカ飾れないかなと、一時相談していました。ぜひ最盛期ですので、このリンドウでオリンピックのミニプレゼンしてリンドウを広く発信したらどうか。そして、そのリンドウを飾った後には、市役所の玄関でもいいし、あるいは病院の新築に合わせて、名誉市民であります江間章子さんの「花の街」のレコードを流しながら、明るい情報で。コロナで命を落として、病気になって鬱になったり、あるいは自殺も出ているそうです。そういう3点の特徴ある市の行事なり特産物を広く発信する方法は考えられないか。市長の一般質問の同僚議員への答弁に対して私も心強くて、こういうふうなアイデアをお話ししました。それで、各担当課長から先にお聞きします。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 遠藤幸宏君 1点目の岩手山山開きの関係でございますが、これはいわゆる例年登山隊を編制して頂上で3市町の登山隊がピッケル交換する。そして、下りてきたら友情交歓会という流れでございますが、毎年幹事市町が持ち回りで替わるわけなのですが、本年度は滝沢市ということで、もちろんその前に担当者同士の協議がありましたが、ご承知のとおり今年度は登山隊の編制もしないし、頂上のセレモニー、あるいは下でのセレモニーもしない。ただ、言わば神事につきましては、それぞれの市町で判断して行うということで、八幡平市については例年神事については観光協会が取り仕切っていたということで、今年度も神事だけはやるということに決まっております。その中で、兄川などの先祓いでやれるかどうかというのは、そちらの団体の都合というか、今年7月1日平日ですので、それもありますので、そこら辺は郷土芸能の担当とかとも聞きながら、やれるものかどうかはちょっと情報収集してみたいと思います。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 地域振興課長。
地域振興課長 渡辺 信君 私からは、横間の虫追い祭りの件についてご説明申し上げます。
     横間の虫追い祭りですが、今年度は一応中止ということで私たちは情報収集しております。ただし、わら人形の作成は行うということで、先般実は指定無形民俗文化財の保持の団体の打合せ会を市役所のほうで行ったところでございます。その際に、そういうお話でしたので、あとは田山の統一祭典、田山の先祓いと、今議員からおっしゃっていただいたようなものの統一祭典についても今年はちょっと、練習も含めて活動できていないので中止するというような情報を受けております。ただし、神事だけはやるとか、全体をやめるとか、それは各団体さんでいろいろな考えがあるようですので、なかなか統一したものではないのですが、ただ統一祭典そのものについては中止ということで聞いております。
     横間の虫追い祭りでは、まず人形は作るということですので、そういうものを例えばどこに飾るというか、団体の考えもあると思いますので、そういうことを聞きながらユーチューブとか、そういうのに載せられるかどうかも含めて、ちょっと検討していかなければならないのかなと思います。
     ただ、例えば駅とかそういうところというよりも博物館とかなじむところというか、そういうところを考えていかなければならないのではないかなというふうに考えております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 花き研究開発センター所長。
花き研究開発センター所長 津島佐智幸君 先ほどの3点目のビクトリーブーケの関係でございますが、オリンピックのビクトリーブーケにつきましては、大会組織委員会のほうで作成するものでありまして、それに類似してということでイベントで活用できないかということでございましたが、オリンピックのビクトリーブーケというのを前面に出さなければ、そういうことでの花のPRで何らかのイベントでは展示というのは可能であると思います。そのようなイベント等の関係課なり団体と相談して花材のほうの提供というのは可能であるというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 西根病院事務局長。
西根病院事務局長 高橋康幸君 お答えいたします。
     3点目のリンドウのブーケの件でございます。7月18日に新病院の落成式を行うこととしております。案内につきましては、本日議長さんはじめ、各常任委員長さんのほうにお渡ししております。その中で、今回式典を行うに当たり気をつけたことにつきましては、やはりコロナ対策ということでマスク、手洗い、あと密集等を避けるということで式典の招待者の人数も絞ったような形での開催となります。中身につきましても短時間で終われるようにということで時間のほうも設定しておりましたので、先ほどのリンドウのブーケ等を飾るという部分につきましては、式を盛り上げるものと思っておりますので可能かと思いますが、その中で江間章子先生の「花の街」のレコードを流すとか、そういう部分につきましては時間の関係上、難しい部分があるかと思いますので、そこのところは時間が、通知を出させていただいておりましたので、時間配分で難しいのかなと感じております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 山開き、あるいはいろんな団体の意向もありますけれども、私は市の方針、あるいは議会でもこういうの出て、ぜひこういう心を病んでいる方、あるいは家から出ていない方、そしてこういう発信したらいいではないかという思いでしましたので、普通先祓いとか神楽、岩手山山伏神楽もあります。これは、山の安全なり加護、あるいは先祓いは今言ったようにこれから行く道を物的なのも同じですが、見えないこれからの世界も発信するすばらしい郷土芸能で、東日本大震災では最後の心の支えになったのは郷土芸能、神楽とか獅子踊りでした。ぜひそういうのを今言ったように岩手山頂から発信するし、母なる北上川の源流から発信する、そういうようなアイデアを組み合わせて進めていただければと思います。
     それから、横間の虫追い祭りですけれども、これもすばらしい祭りでして、市役所のホールと言えばあれですけれども、私は飾ってもいいと思いますし、それによってみんな元気になれば燃やすよりはいいと思います。これは、天下泰平、五穀豊穣、悪虫、稲虫退散というのでのぼりを立てて横間を一周するわけですが、昔はどこにもありました。そういう発想が必要だというアイデアなり、あるいは誰も考えないような発想をして地域の安心なり市民、県民に発信していただきたいという趣旨です。
     それから、ブーケの話ですが、それを前面に出さなければいいということですので、リンドウの最盛期ですから、一級品、あるいははじきというのも出るそうです。売れない分。そういうのでもいいから567本でも飾ってコロナ退散とどこかに集めれば、多分手には入るだろうというお話です。規格品は、1本に花の順序ついたのが規格品でA級で出ているわけですが、曲がったりひねくれたり伸びたりするのがかえって芸術家、華道の先生の絵になる芸術文化なそうです。そういうようなはじいたリンドウでも結構ですので、そういうのをどっといっぱい飾って、そして江間章子さんの「花の街」でも流しながら市役所のホールでもいいし、病院でもいいし、そういうようなのをやったらどうかというのです。市長から総合的にそういうような地域の特産品なり郷土芸能を活用した明るいニュースの発信についてご答弁願います。
議長(工藤 剛君) 市長。
市長 田村正彦君 すばらしい発想だと思います。できれば2か月ぐらい前にそういうお話をいただければ、岩手山の山開きもう1週間後ですから、とてもではないけれども、間に合わないので、本当はそういう発想があるのであれば1か月ぐらい、2か月ぐらい前にしゃべってもらえば、本当に焼走りのあの広い場所でマスコミさんたち集めて7月1日に登山はやらないのだけれども、山の安泰とあれを願って八幡平市ではこういうことをやったということになれば、すごい発信力になったと思って今聞いていました。残念ながら時間がないということですので、それはいつかの機会にそういったこともやっていただければなというふうに思っています。
     あと横間の虫追いですけれども、一時もう参加者もいなくなって、本当に廃れましたけれども、これも何とか地域の皆さん、そしてまたその地域を支える隣地域の皆さん、そしてまたこれに岩手大学の学生たちも加わって、何とかここ四、五年盛り上がりが出てきているなというふうに見ております。ぜひこの盛り上がりをこれからも継続していっていただきたいし、そのためにはいつもマスコミさんでも横間の虫追いは毎年取り上げていただいておりますので、そういったことも今の継続につながっているものというふうに思っています。ぜひそういった外に対しての発信も今まで以上に地域おこし協力隊の皆さん等も応援をお願いして発信していければなというふうに思っています。
     あとリンドウの話ですけれども、先ほど来五輪のリンドウというお話がありましたけれども、もう皆さんも重々感じておられると思いますけれども、前回のワールドカップの小林陵侑選手の際にも痛切に感じたわけですが、リンドウの名前に五輪云々という字句は絶対使えません。それを使うということは、組織委員会、オリンピック委員会に抵触することになるのです。だから、それは、もう使えませんので、抵触しないような、どういう表現でうまくこのリンドウを宣伝していけるかなというのは、これからの課題だというふうに思っておりますので、せっかくオリンピックで採用されるわけですので、ブーケですから、いろんな福島のとか宮城だとか岩手県のものを組み合わせたちっちゃなこういうふうなブーケですので、そこでリンドウだけ強調するというわけにはいきませんので、そういったことも含めて、あとはオリンピック委員会、組織委員会のルールというのがありますので、それを守った形でどうやればリンドウを宣伝できるかというのをこれから、幸いオリンピックは1年延びたわけですので、この1年かけて考えていければというふうに思っています。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 横間の虫追い祭りも参加者がいなくて大変な時代、あるいは先祓いも休んでいる。私が一番心配するのは、私も同好会で歌、踊り等やっていますが、もう停滞していてこれを機会にもうやめたくなったというクラブ活動とか市民活動が多いのです。ぜひそういう意味でも発表の機会なり、市長が一般質問で言ったので私もこれは取り上げたいなと思って、後ればせながらそういう提案しました。そのコミセンとまちづくり振興課でもいいですが、同好会、市民の会とかコロナで休んだからもうやめたくなったと言って、多分やめらさるのです。横間の、あるいは先祓いもそうですが、そういうのはやめないようにぜひ景気づけて、そして小さくても発表の場を設けるようにすれば、なおさら継続していけると思います。
     それから、病院のオープンもありますが、ここで申し上げるのもあれですが、私たちの地域に病院が出るものですから、今プランター50個、60個を18日にプレゼントをしたいというので水かけをして花を植えて地域の皆さんが盛り上げをして、自分たちも活動していました。ぜひ市民の活動なり、あるいは活動を、これを停滞させないで、発表等を通じて継続してくださるように指導なり助言を各団体なりコミセンにしていただければと思います。これは、では地域振興課長から。
議長(工藤 剛君) 地域振興課長。
地域振興課長 渡辺 信君 今いろいろとアイデアをいただきましたので、市からは、コミセンとも連絡を密にしまして、スポーツ行事等も含めましていろいろこのような国とか県の指針、それからガイドラインの中でやってほしいということでお話をしておりますので、あとは芸術祭の実行委員会は今立ち上げましたので、これから会議を開いていきます。その中で、10月の下旬に舞台発表を予定しておるところですので、何とかそういうものをできるような形にして、例えば3密を防ぐやり方とか、そういうのを防ぎながらぜひやっていきたいと、活動の場を設けていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 8番、井上辰男議員。
議員 井上辰男君 施設の維持管理についてお伺いいたします。
     先日の一般質問では、公共施設の解体ということで質問したのですが、その際、設計施工については1,000万円以下という建設課長からの答弁がありました。これを1,000万以下を例えば2,000万以下とか3,000万以下にできないものか、決まりとかいろいろあると思いますけれども、これは可能なのかどうか、ちょっとお伺いいたします。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 お答えします。
     まず、初めての試みでありますので、ある程度の基準を設けなければならないということで解体工事費おおむね1,000万として始めたということでございます。ただ、2,000万、3,000万だからできないということではなくて、多くが設計図書がありません。例えば2,000万、3,000万であっても設計図書がしっかりあるのであれば、うちの技師さんのほうでは可能な部分も出てきますので、その辺も検討しながらやれる範囲を拡大していきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 8番、井上辰男議員。
議員 井上辰男君 金額については、例えば1,000万と3,000万で比べた場合、金額が多くなればそれだけ縮減できるのではないかと、素人考えなのですけれども、そうなれば限られる財源使えますので、これから施設の維持管理もまたまた多くなってきますので、そうすれば幾らかでも経費の縮減になるのではないのかなということですけれども、それについてちょっとお伺いいたします。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 今後公共施設の管理計画の詳細が出ますので、ある程度の解体の日程が決まると思いますので、その中で拡大できるものがあるのかどうかということを検討していきたいなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第15号を採決します。
     議案第15号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立多数)
議長(工藤 剛君) 起立多数です。
     よって、議案第15号 令和2年度八幡平市一般会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第16号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第16、議案第16号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第16号を採決します。
     議案第16号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第16号 令和2年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第17号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第2号)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第17、議案第17号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 上下水道、先ほども議論しましたけれども、経済支援があるわけですが、課長、最後に7月から12月の半年間というふうにおっしゃいました。というのは、水道も使用が増える。その分、支援もできるだろうということでしたが、今回上水、下水合わせて3,800万ほどの予算を取っているわけですが、これがさらに増えるというふうに見込んでいるのでしょうか。
議長(工藤 剛君) 上下水道課長。
上下水道課長 森 政彦君 お答えいたします。
     今回の補正予算の金額算定につきましては、事業者を抽出いたしまして、その最大値で予算化をしておりますので、時期をずらしたことによる金額の増減というものはないというふうに思っております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 もう一つ確認ですが、7月から12月ということで、これは結局利用した数量を見て請求をするということになるのでしょうか。7月にも6か月分請求というのは、これはできないわけでしょうか。
議長(工藤 剛君) 上下水道課長。
上下水道課長 森 政彦君 お答えいたします。
     水道料金につきましては、毎月の検針によりまして水道料金が確定してくるというふうなことでございますので、減免期間中も検針員による検針は随時行っていくというふうなことになります。ですので、一括して事前に減免というふうなこと……手続上はそうなるわけですけれども、検針は行い、会計上は検針結果による調定を起こして水道料金のほうを計算いたしまして、その分が今回補正をお願いしている収入、支出のほうの実績として出てくるというふうなことになりますので、一旦申請をいただきましたらば納付書は発行しないということになると思いますけれども、検針そのものは毎月行って金額は確定させていくということになります。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 そうしますと、検針をして使用料を出して、それを免除すると、こういう方法になるのですか。
議長(工藤 剛君) 上下水道課長。
上下水道課長 森 政彦君 申請そのものは、事前に一度申請していただければ終了ということになります。
     あとは、7月から今回12月までの6か月間が利用者にとっても有利に働くということで、その6か月間についてはもうお支払いはなしということで全面減額ということになりますので、ただ会計上、減免する金額を押さえていかなければなりませんので、それは毎月検針をし、押さえていくというふうなことになります。
     以上です。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第17号を採決します。
     議案第17号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第17号 令和2年度八幡平市下水道事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第18号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第1号)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第18、議案第18号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第18号を採決します。
     議案第18号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第18号 令和2年度八幡平市病院事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
                  散     会
                     ☆
議長(工藤 剛君) 以上をもちまして本日の日程は終了します。
     明日6月23日は休会日です。次回開会は、明後日6月24日午前10時となります。よろしくお願いいたします。本日は大変ご苦労さまでした。
                                    (14時02分)