平成30年八幡平市議会第4回定例会
議事日程(第6号)
平成30年12月14日(金)
日程第 1 諸般の報告
日程第 2 請願第4号 消費税10%増税の中止を求める請願書 (総務常任委員長報告)
日程第 3 発議案第1号 消費税の10%増税中止を求める意見書 (総務常任委員会)
追加議事日程(第6号の追加1)
日程第 1 議案第16号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例及び八幡平市病院企業職員の
給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
日程第 2 議案第17号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条
例の一部を改正する条例
日程第 3 議案第18号 八幡平市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
する条例
日程第 4 議案第19号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)
日程第 5 議案第20号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算
(第3号)
日程第 6 議案第21号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第3号)
日程第 7 議案第22号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)
出 席 議 員(20名)
1番 関 治 人 君 2番 羽 沢 寿 隆 君
3番 工 藤 多 弘 君 4番 勝 又 安 正 君
5番 北 口 功 君 6番 工 藤 隆 一 君
7番 田 村 善 男 君 8番 井 上 辰 男 君
9番 立 花 安 文 君 10番 渡 辺 義 光 君
11番 工 藤 直 道 君 12番 古 川 津 好 君
13番 田 村 孝 君 14番 橋 悦 郎 君
15番 熊 澤 博 君 16番 関 善 次 郎 君
17番 橋 光 幸 君 18番 米 田 定 男 君
19番 小 野 寺 昭 一 君 20番 工 藤 剛 君
欠 席 議 員(なし)
説明のために出席した者
市 長 田 村 正 彦 君
副 市 長 岡 田 久 君
教 育 長 星 俊 也 君
企 画 財 政 課 長 香 川 豊 君
総 務 課 長 小 山 田 巧 君
防 災 安 全 課 長 遠 藤 明 広 君
地 域 振 興 課 長 津 志 田 勇 孝 君
税 務 課 長 田 村 泰 彦 君
市 民 課 長 佐 々 木 孝 弘 君
地 域 福 祉 課 長 松 村 錦 一 君
健 康 福 祉 課 長 渡 辺 信 君
農 林 課 長 高 橋 政 典 君
花 き 研 究 開 発 日 影 孝 志 君
セ ン タ ー 所 長
商 工 観 光 課 長 小 山 田 克 則 君
建 設 課 長 関 本 英 好 君
上 下 水 道 課 長 菅 原 浩 人 君
国 保 西根病院事務局長 遠 藤 俊 彦 君
会 計 管 理 者 兼 菅 野 美 津 子 君
会 計 課 長
西 根 総 合 支 所 長 渋 谷 栄 光 君
安 代 総 合 支 所 長 佐 藤 泰 平 君
教 育 総 務 課 長 工 藤 久 志 君
教 育 指 導 課 長 川 村 憲 弘 君
農 業 委 員 会事務局長 畑 山 直 已 君
事務局出席者
事務局長 中 軽 米 昭 彦
議事係長 佐 々 木 由 理 香
☆
開 議
☆
〇議長(工藤 剛君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
これから本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
(10時00分)
☆
諸 般 の 報 告
☆
〇議長(工藤 剛君) 日程第1、諸般の報告を行います。
監査委員からの例月現金出納検査の実施報告については、配付をもって報告といたします。
次に、行政報告を行います。
市長。
(市長 田村正彦君登壇)
〇市長 田村正彦君 平成30年八幡平市議会第4回定例会の開催に当たりまして、12月5日以降の市政の主な動きについてご報告を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の行政報告書を朗読のため記載省略)
以上で行政報告とさせていただきます。
(市長 田村正彦君降壇)
〇議長(工藤 剛君) 以上で諸般の報告を終わります。
☆
請願第4号 消費税10%増税の中止を求める請願書
☆
〇議長(工藤 剛君) 次に、日程第2、請願第4号 消費税10%増税の中止を求める請願書を議題といたします。
請願第4号は総務常任委員会に審査を付託しておりましたので、総務常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会、立花安文委員長。
(総務常任委員長 立花安文君登壇)
〇総務常任委員長 立花安文君 ただいまから総務常任委員会の報告を行います。
平成30年12月14日提出、八幡平市議会議長、工藤剛殿。報告者、総務常任委員会委員長、立花安文。
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第136条第1項の規定により報告します。
請願第4号 消費税10%増税の中止を求める請願書は、消費税は急激に進む少子高齢化社会にあって、子育て、介護等の社会保障の充実のために必要な財源ではあるが、依然として個人消費の低迷が続いており、税率引き上げによる景気のさらなる冷え込みを招きかねず、住民の暮らし、地域経済への影響が懸念される。また、軽減税率導入による混乱も危惧されるため、制度の説明や周知徹底を十分に行う必要があり、来年10月の引き上げは時期尚早と考える。
よって、本請願は審査の結果、採択すべきものと決定しました。
〇議長(工藤 剛君) 委員長報告が終わりました。
これより請願第4号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
8番、井上辰男議員。
〇議員 井上辰男君 委員会の意見については、ここに明記されておりますけれども、このほかにも賛成、反対等意見がそれぞれたくさんあったと思いますけれども、その内容についてもう少し詳しくお聞きしたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 総務常任委員長。
〇総務常任委員長 立花安文君 賛成意見ですが、まず1つとして消費税を2%上げて5兆6,000億円の増収を見込んでいるが、大企業の内部留保額が200兆、300兆円とも言われております。この桁違いの内部留保に本来負担すべき税の財源があると思う。
2つ目の意見として、個人消費が伸びていないことから、来年10月の実施は時期尚早と思う。
3つ目は、消費税の課税がわかりにくい、複雑な制度である。一律10%にして、困っている人には別な手当てを講ずることがわかりやすい。もう少し整理して、国民が混乱しないようにしてから実施してほしい。
反対意見としては、1つとして急激な少子高齢化社会が進んでいる。社会保障を充実させるために必要と考える。資料によれば、軍事費の大幅削減とある。現在の国際情勢の中で、軍事費を削るわけにはいかないと思う。日本経済は、輸出で成り立っている。ある程度企業を優遇することは必要と思う。
2つ目は、政治の最大の義務は国民の生命、財産を守ることで、このために国民に公平な負担を求めているのが消費税だと思う。
以上、賛成3点、反対2点ご紹介をしました。
なお、先ほどの報告で一部ちょっと漏れておりましたので、追加で報告いたします。最後に、なお委員会の会議内容として、代替財源として大企業の内部留保を用いれば、必ずしも消費税率を上げることなく社会保障費の拡充を図ることが可能となるのではないかといった意見を最後に述べるのを先ほどの報告で忘れておりましたので、この分追加して報告といたします。
以上です。
〇議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
(総務常任委員長 立花安文君降壇)
〇議長(工藤 剛君) これより討論を行います。討論ありませんか。
7番、田村善男議員。
(議員 田村善男君登壇)
〇議員 田村善男君 請願第4号 消費税10%増税の中止を求める請願書に対する反対の立場から討論します。
増税にはいろいろなご意見がありますが、2012年3月に3党合意に基づいて、2015年10月に10%に引き上げる法律が成立しています。今後少子高齢化により現役世代が急なスピードで減っていく一方で、高齢者はふえていきます。社会保険料など現役世代の負担が一気に年々高まりつつある中で、社会保障財源のため、所得税や法人税の引き上げを行えば一層現役世代に負担が集中することとなります。特定の者に負担が集中せず、働いている人も働いていない人も高齢者を含め、世の中の全員で広く負担する消費税が高齢化社会における社会保障の財源にふさわしいと考えられます。国も具体的には年金、医療、介護、少子化対策などの社会福祉に充てると言っております。
また、ここ10年ぐらいで見ると、所得税や法人税の税収は不景気のときに減少していますが、消費税は毎年10兆円程度の税収が続いております。税収が経済動向に左右されにくい安定した税と言えることから、この消費税10%増税の中止を求める請願書には反対します。
(議員 田村善男君降壇)
〇議長(工藤 剛君) 次に、賛成討論ありませんか。
18番、米田定男議員。
〇議員 米田定男君 まず、自席での発言を了承願いたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) はい。
〇議員 米田定男君 それでは、賛成討論を行います。
この問題について客観的で正確な判断を行うために、まず事実そのものについて何点か述べたいと思います。1つは、消費税が導入された1989年の税収、これは消費税等を含む税の総収入ですが、約54.9兆円、そして2016年、税収は55.5兆円、つまりこの28年間、ほとんど税収は変わっていない、ふえていないということであります。そして、この間の消費税収入総額約372兆円、同じ期間に減額になった法人3税は291兆円であります。つまり2度の税率アップが行われたにもかかわらず全体の税収はふえず、消費税増税分のほとんどが法人税減税分の穴埋めになったというのが結果であります。
次に、資本金10億円以上の大企業がため込んだ、いわゆる内部留保の合計がついに約443.4兆円、これは前年同期比で約30兆円の増加であります。今回の税率アップによって想定されている消費税増税分は約5.6兆円ですから、この内部留保がいかに巨額であるかは明瞭であります。
一方、暮らしにおいての貧困の一つの象徴である貯蓄ゼロの世帯の存在であります。日銀、日本銀行が事務局である金融広報中央委員会の調査によれば、2人以上世帯における貯蓄ゼロの世帯の割合は、2017年で31.2%、約3割であります。1970年代からほぼ20年間は5%台であったものが、その6倍強へと急増、まさに貧困の拡大であります。これらの事実から何が言えるのでしょうか。
1つは、消費税増税の主な理由とされてきたのは、進行する高齢化社会でふえ続ける福祉の財源を確保するためでありましたが、結果として税収は全く増加していないという冷厳な事実であります。あるのは、貧困と格差の拡大であります。仮に10%への増税を行ったとしても、今の経済状況と税制度では税収が増加しない可能性が極めて高いことは過去の事実が示しているということであります。税制度がどうあろうとも税収増の根源となるのは経済の成長であります。国の経済の指標は、国内総生産、GDPであり、その約6割は個人消費であります。10%への増税は、まさにこの個人消費を大きく冷え込ませる強烈なインパクトであることは明らかであります。
また、税制度の本来の趣旨は所得の再配分であります。所得の格差を税負担によって一定の調整を行い、それを政治の財源にするという趣旨であります。しかし、現状ではその趣旨に逆行して、むしろ税制度が貧困と格差拡大の要因の一つとなっていると言わざるを得ないものであります。10%増税は、さらにそれを進行させるものであります。多くの国民が10%増税に反対しているのは、単に負担増への拒否にとどまるものではなく、暮らしがこれ以上の負担増には耐えられないという悲痛な思いからであります。この請願は、このような事実と国民の思いを踏まえたものであります。つまり税制度のあるべき形については見解の違いがあったとしても、当面は10%への増税は中止し、経済成長と税収増、そして国民の暮らしを守る道について知恵を集めて模索しようというものであります。
さらに、先ほどの反対討論では等しく負担する、その公平性を消費税の特徴に挙げました。しかし、本来税の負担の公平というのは、所得に応じて負担するのが負担の公平だというふうに判断します。そういう意味からいっても、消費税増税は公平にも反するというふうに言えると思います。
以上、討論といたします。
〇議長(工藤 剛君) ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから請願第4号を採決します。
本件に対する委員長報告は採択すべきものであります。
請願第4号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立少数)
〇議長(工藤 剛君) 起立少数です。
よって、請願第4号 消費税10%増税の中止を求める請願書は不採択とすることに決定いたしました。
ここで暫時休憩いたします。
(10時18分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
(10時24分)
〇議長(工藤 剛君) 総務常任委員会委員長より提出されました発議案第1号 消費税の10%増税中止を求める意見書を委員長より事件撤回の請求があり、これを許可しました。
よって、日程第3、発議案第1号は削除されました。
☆
議事日程の追加
☆
〇議長(工藤 剛君) 次に、議事日程の追加でございます。
市長より八幡平市一般職の職員の給与に関する条例及び八幡平市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例、八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、八幡平市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)、平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第3号)、平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第3号)及び平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)を議題としたい旨、依頼がありました。
お諮りいたします。これを日程に追加し、議題にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
議案書につきましては配付済みでありますが、追加日程表を配付しますので、しばらくの間お待ちください。
(資料配付)
〇議長(工藤 剛君) 配付漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) それでは、追加議案については会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。
☆
議案第16号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例及び八幡平市病院
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正す
る条例
☆
議案第17号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費
に関する条例の一部を改正する条例
☆
議案第18号 八幡平市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の
一部を改正する条例
☆
議案第19号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)
☆
議案第20号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)
補正予算(第3号)
☆
議案第21号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予
算(第3号)
☆
議案第22号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)
☆
〇議長(工藤 剛君) それでは、追加日程第1、議案第16号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例及び八幡平市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例から追加日程第7、議案第22号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)までを一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
副市長。
(副市長 岡田 久君登壇)
〇副市長 岡田 久君 ただいま工藤議長から上程いただきました議案7件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿って提案のため記載省略)
なお、内容につきましては総務課長等をしてご説明申し上げますので、よろしくご審議をくださいますようお願い申し上げます。
(副市長 岡田 久君降壇)
〇議長(工藤 剛君) 次に、内容説明を求めます。
初めに、議案第16号から議案第18号までについて、総務課長。
〇総務課長 小山田 巧君 初めに、議案第16号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例及び八幡平市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の概要についてご説明申し上げます。
本年8月10日の人事院勧告に基づく国の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が平成30年11月28日に国会で可決してございます。この法律に準じまして、市の職員の給与月額及び手当の額を改定しようとするものでございます。
給料月額につきましては、給料表全体の水準を引き上げ、平均で0.2%、額にして614円の増加を見込んでおるものでございます。また、手当につきましては、医師が対象となります初任給調整手当を月額500円引き上げるとともに、宿日直手当につきましては医師を2万円から2万1,000円に、看護師等を5,400円から6,100円に、その他の職員を4,200円から4,400円に引き上げるものでございます。また、勤勉手当につきましては支給割合を0.05月分引き上げ、年間で1.85月にするものでございます。
以上で議案第16号の内容説明を終わります。
続きまして、議案第17号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の概要をご説明いたします。こちらも人事院勧告に基づく国の特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律に準じまして、市長、副市長及び教育長の期末手当の支給割合を0.05月分引き上げ、年間で3.35月にするものでございます。
以上で議案第17号の内容説明を終わります。
続きまして、議案第18号 八幡平市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の概要についてご説明いたします。この条例の一部改正も人事院勧告に基づく国の特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律に準じまして、市議会議員の期末手当の支給割合を0.05月分引き上げ、年間で3.35月にしようとするものでございます。
以上で議案第18号の内容説明を終わります。
〇議長(工藤 剛君) 次に、議案第19号について、企画財政課長。
〇企画財政課長 香川 豊君 次に、議案第19号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)の内容についてご説明いたします。
最初に、歳出をご説明いたします。歳出ですが、12ページから25ページまでの全般にわたる説明欄の議員人件費及び職員人件費は、本日追加提案の議案第16号から議案第18号までの一部改正条例案により、国の例に準じて改定しようとする給料月額及び手当に係る補正等をお願いするものでございます。
次に、18ページ、19ページをごらんください。6款農林水産業費、1項農業費、7目農地防災ダム管理費の農地防災ダム管理事業742万6,000円は、岩手県から指定管理を受けている防災ダムの管理について本年度事業の追加配分があった修繕料をお願いするものでございます。全額県委託金を財源に実施するものでございます。
次に、22ページ、23ページをごらんください。小中学校14校の冷房設備設置事業費として、10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費の小学校管理事業5億628万4,000円、同款3項中学校費、1目学校管理費の中学校管理事業2億6,991万6,000円を計上させていただくものでございます。
なお、中学校管理事業には西根中学校ブロック塀改修に係る事業費も含むものでございます。
次に、歳入についてご説明いたします。10ページ、11ページをごらんください。15款国庫支出金のブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金1億6万9,000円と22款市債の学校教育施設等整備事業債2億10万円は、歳出で説明した小中学校14校の冷房設備設置と西根中学校ブロック塀等改修に係る特定財源になるものでございます。両事業に係る一般財源として、19款繰入金に財政調整基金から2億4,634万7,000円、市有財産整備基金から2億3,700万円の繰入金を計上するものでございます。
なお、財政調整基金繰入金には国の例に準じて改定しようとする人件費の経費を含むものでございます。
次に、5ページをごらんください。本表は、補正予算第2条に規定する繰越明許費の内訳となるものでございます。本補正予算で予算計上をお願いする3事業は、いずれも本年度末までに事業完了が見込めないことから、経常予算のうち本年度で支出する予算以外の予算について31年度に繰り越して事業を実施しようとするものでございます。
以上で一般会計の補正予算の内容説明を終わります。
〇議長(工藤 剛君) 次に、議案第20号について、安代総合支所長兼診療所事務局長。
〇安代総合支所長 佐藤泰平君 議案第20号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第3号)の内容についてご説明申し上げます。
今回の補正内容につきましても、人事院勧告に伴う給与、手当の改定に係る補正となっております。
予算に関する説明書9、10ページをお開き願います。歳出、1款1項1目一般管理費の職員人件費を23万6,000円増額補正しようとするものでございます。
以上で議案第20号の内容説明を終わります。
〇議長(工藤 剛君) 次に、議案第21号について、西根病院事務局長。
〇西根病院事務局長 遠藤俊彦君 説明いたします。
議案第21号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第3号)について説明させていただきます。補正予算(第3号)の主な内容につきましては、同じく人事院勧告に伴う給与、手当の改定に伴うものでございまして、収益的支出の増となります。
予算書の6、7ページをお開き願います。主な内容につきましては、1款1項1目2節の手当138万4,000円の増を含みまして、1款1項1目給与費を190万6,000円増とする中身となります。
以上で説明を終わります。
〇議長(工藤 剛君) 次に、議案第22号について、上下水道課長。
〇上下水道課長 菅原浩人君 議案第22号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
水道事業会計につきましても、同様の人事院勧告に伴います給与、手当の改定に係る補正の内容でございます。
補正予算説明書5ページ、6ページをお開き願います。収益的支出、1款上水道事業費用、1項営業費用、3目の総係費に25万9,000円を増額補正しようとするものでございます。
以上で議案第22号の内容説明を終わります。
〇議長(工藤 剛君) 内容説明が終わりました。
これより質疑を行います。
初めに、議案第16号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例及び八幡平市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから議案第16号を採決します。
議案第16号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤 剛君) 起立全員です。
よって、議案第16号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例及び八幡平市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
次に、議案第17号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから議案第17号を採決します。
議案第17号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤 剛君) 起立全員です。
よって、議案第17号 八幡平市市長、副市長及び教育委員会教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
次に、議案第18号 八幡平市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから議案第18号を採決します。
議案第18号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤 剛君) 起立全員です。
よって、議案第18号 八幡平市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)について質疑を行います。質疑ありませんか。
15番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 16、17ページの6款農林水産業費の1項農業費について、農業委員会についてなのですが、農業委員が19名、そして農地利用最適化推進委員が27名、合計46名となったわけなのですが、多忙あるいは現地確認等の激務から、どうしてもやっぱり分けたほうがいいという動きでこうなったようなのですが、決定する場合には19名の農業委員が決定するのだというふうに伺っております。この現地確認等については、農業委員も入っていいというふうにも伺っております。それで、参考人、説明員として農地利用最適化推進委員は報告をすると、農業委員会の会議で。そういう役割のようなのですが、新たな委員の果たすべき任務の遂行に当たりまして課題も見えてきているのではないかなというふうに思うわけですが、農地利用最適化推進委員の活動状況を伺いたいというふうに思います。
〇議長(工藤 剛君) 農業委員会事務局長。
〇農業委員会事務局長 畑山直已君 農業委員と農地利用最適化推進委員の業務とその課題というふうなことでございますが、ご承知のとおり9月から新体制で、今議員ご発言のとおり19名と27名でスタートしてございます。それで、農業委員につきましては、農地法に基づく審査、3条の貸借と売買の決定、それと農地法の4条、5条の転用の意見を主に審査いたします。最適化推進委員につきましては、主に現地で農地の集積、集約を図る業務を行います。9月にスタートいたしまして、農業委員会等に関する法律のほうで、この最適化に関する指針を設けなさいというふうになってございまして、これを決めたのが10月でございます。その後農業委員会に地区調査会という地区ごとの設置要綱がございまして、この地区調査会ごとに活動を行っているところでございます。大更地区のほうは、農家の意向把握調査ということを始めたところでございまして、熊澤議員のところの地区は今まだ準備段階のところでございます。
課題といたしましては、前からおられる農業委員の方が7名、最適化推進委員のほうは20名が新人の方で、やっぱり何をすればいいかわからないというふうな声が多いようでございまして、ちょっと委員会で、私の発言というふうなことでもないわけですが、今年度につきましては、まず担当エリアを決めていましたので、その担当エリア内の農地と人、すなわちそのプランの内容について、どこの土地、農地を誰が耕作しているのかどうかというふうなところと、あと農業委員であること、農地利用最適化推進委員であること、自分がそうであるというふうなことを地区において名前を売っていただきたいと、覚えていただきたいというふうなことを進めればいいのではないかというふうにご説明しているところでございます。
以上でございます。
〇議長(工藤 剛君) 15番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。
次に、18ページの下の7款商工費について伺いたいというふうに思います。それで、プレミアム商品券というのがございまして、これは大型店と既存の商店の皆さんがこの恩恵にあずかっていると思うのですが、この市費助成の額と売り上げの比率、いわゆる大型店と既存の商店街の皆さんとの売り上げの比率は、なるべく直近でどのようになっておられるか、まず伺いたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田克則君 プレミアム商品券についてのご質問でございました。現在詳しい数字的なことは、資料がないのでお答えできませんけれども、市のほうではプレミアム分ということで1,000万円を商工会のほうに補助いたしまして、その分について5%になりますが、商工会さんのほうでは1万円につき500円のプレミアをつけて発行していただいているということでございます。
大型店と既存の商店の割合なのですけれども、最近は大型店のほうで商品券の使用が多いというふうなことでは記憶がございます。ただ、申しわけありませんが、数字的なことは、済みませんが、よろしくお願いいたします。
〇議長(工藤 剛君) 15番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 ありがとうございました。
それで、市費助成でもう一つあるのがサキちゃんカードだと思うのですが、いわゆる八幡平サービス店会のサキちゃんカードということで、これは既存の商店街の皆さんが主にご利用になっておられるという点で、この辺大型店に対抗するという表現はちょっと適切でないかもしれませんが、非常に苦戦しておられます既存の商店街を救済するという意味でも、このサキちゃんカードに対します市費助成、私はもっと上げるべきでないかなというふうに思っているものです。市費助成の内容と、その点についての考え方を伺いたいというふうに思います。
〇議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田克則君 サキちゃんカードについては、大更サービス商店街ですか、八幡平商店街ということでたしかやっているというふうに記憶してございます。ただ、その市費助成については、ちょっと私のほうで記憶がございませんので、済みませんが、勘弁願いたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
サキちゃんカードの関係でございますけれども、プレミアム商品券については市で助成してございますけれども、サキちゃんカードにつきましては、商工会さんがお考えになられて商工会さんが運用されている状況にございます。それで、市内全部一本化しているのかというと、田山のほうで独自にたしかずっとやられてきた経緯もございます。ですから、それらにつきましては、それぞれの状況に合わせて商工会さんのほうで行っているというふうに受けとめておりますし、大変だ、苦しいというふうなことも我々のほうには届いていない、そのような現状にあるところでございます。
〇議長(工藤 剛君) 皆様にお願いいたします。数字的なものとかで通告のないものは、はっきりとした答弁ができないこともご了承願った上で質問等をお願いいたします。
ほかに質問ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから議案第19号を採決します。
議案第19号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤 剛君) 起立全員です。
よって、議案第19号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)は原案のとおり可決されました。
次に、議案第20号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第3号)について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから議案第20号を採決します。
議案第20号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤 剛君) 起立全員です。
よって、議案第20号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第3号)について質疑を行います。質疑ありませんか。
15番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 病院経営について伺いたいと思うのですが、将来市立病院の経営となるわけなのですが、診療科目ももちろんふえます。そればかりでなく体制も大きく変わるというふうに考えられますが、そのための準備期間としての現在でありますが、どういう対応をしておられるか。考え方だけでもよろしいですので、今の時点でのお考えを伺いたいと思います。
〇議長(工藤 剛君) 西根病院事務局長。
〇西根病院事務局長 遠藤俊彦君 お答えいたします。
新病院に向けて診療科がふえるということのお話ですが、これに関しましては標榜する診療科は内科、外科、小児科、この3つとなります。ただし、今の専門外来ということの中で、いろんな専門の先生に来ていただいて行っている呼吸器内科とか循環器の先生、糖尿病代謝の先生という形の中で、この間12月補正の中でお認めいただいた耳鼻科の開設を4月からしたいということで、今中央病院の耳鼻科の先生、科長さんと打ち合わせをして機器の選定を行って、これからその分について入札等を行って用意するという形の中で、順次新病院の前にできる限りそういう医師体制も含めて協議をして、専門外来をふやしながら住民サービスの向上を図っていきたいという形の中で今検討されているところでございます。これにつきましては、今の既存の病院が狭隘であることから、なかなか新病院に向けていろんな新しい展開というのはなかなか難しいところもありますけれども、新病院に関しましては広くなりますので、それを見据えた形の中で、人工透析に関しまして今2床でスタートしていますけれども、当初計画は8床からスタートするということで、月水金とすると1日16人対応できると。今現在5人ということの中で、火木土までやっておりますけれども、なかなか専門の医療スタッフも不足していることから最大6人ということで、あと1人しか枠のない状況という形の中で、新病院までは何とかこの6人で抑えながら、新病院では16床までふやせるような形の中で進めてまいりたいというふうに考えているところでもあります。
あとそのほかにもいろんな医務の中で、医師の補充、医師の採用も専門性がありますので、いらっしゃった先生の意向も踏まえながら、何ができるのかというのも今後考えていくところでございます。まだ決まっていないものですから、これ以上なかなか説明できかねることがありますけれども、いずれ前向きに今考えているところでございます。
以上でございます。
〇議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから議案第21号を採決します。
議案第21号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤 剛君) 起立全員です。
よって、議案第21号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)について質疑を行います。質疑ありませんか。
15番、熊澤博議員。
〇議員 熊澤 博君 水道事業の今後のあり方について伺っておきたいなというふうに思っております。水道事業の民営化の動きがございますが、私は非常に危惧しております。この件につきまして八幡平市としてどのようなお考えをお持ちか伺うものであります。
〇議長(工藤 剛君) 市長。
〇市長 田村正彦君 よくそういうお話聞くのですけれども、我が市としては民営化は全く考えにはないということでございます。
〇議長(工藤 剛君) 上下水道課長。
〇上下水道課長 菅原浩人君 お答えいたします。
かなり新聞、テレビでも報道でにぎわせましたけれども、水道法改正の中には民営化だけがクローズアップはされておりますけれども、この中で国や県の責務の明確化ということとか、あとは水道事業間の広域の連携というものも含まれてございます。現状としましては、国、県からは既に県内をブロック化して広域化について話し合いを持ちなさいということで、ブロック検討会等で話し合いが持たれているところでございます。この法改正によりまして、市に対してどのような影響があるかという件に関しましては、こういった広域化の検討が今後進むのではないかというふうに考えてございます。
それから、市長からもございましたけれども、民営化につきましては小規模な事業体においては可能性はないだろうなというふうに考えてございます。
以上でございます。
〇議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
これから議案第22号を採決します。
議案第22号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(工藤 剛君) 起立全員です。
よって、議案第22号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
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閉 会
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〇議長(工藤 剛君) これで本日の日程は全て終了しました。
12月5日から本日まで10日間にわたり、各位におかれましては熱心にご審議をいただき、心より感謝申し上げます。
以上をもちまして平成30年八幡平市議会第4回定例会を閉会といたします。
(11時07分)