平成30年八幡平市議会第4回定例会
 
議事日程(第5号)
                               平成30年12月12日(水)

日程第 1 議案第1号 八幡平市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例及び八幡平市
            行政組織条例の一部を改正する条例                
日程第 2 議案第2号 八幡平市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例         
日程第 3 議案第3号 八幡平市長寿祝金条例の一部を改正する条例            
日程第 4 議案第4号 市道路線の廃止及び認定に関し議決を求めることについて      
日程第 5 議案第5号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手
            県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることに
            ついて                             
日程第 6 議案第6号 八幡平温泉郷引湯管等整備工事(その1)の変更請負契約の締結に関し
            議決を求めることについて                    
日程第 7 議案第7号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第5号)          
日程第 8 議案第8号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2
            号)                              
日程第 9 議案第9号 平成30年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   
日程第10 議案第10号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第
            2号)                             
日程第11 議案第11号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第2号)
日程第12 議案第12号 平成30年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   
日程第13 議案第13号 平成30年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)  
日程第14 議案第14号 平成30年度八幡平市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)     
日程第15 議案第15号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)        

出 席 議 員(20名)
     1番  関     治  人  君     2番  羽  沢  寿  隆  君
     3番  工  藤  多  弘  君     4番  勝  又  安  正  君
     5番  北  口     功  君     6番  工  藤  隆  一  君
     7番  田  村  善  男  君     8番  井  上  辰  男  君
     9番  立  花  安  文  君    10番  渡  辺  義  光  君
    11番  工  藤  直  道  君    12番  古  川  津  好  君
    13番  田  村     孝  君    14番    橋  悦  郎  君
    15番  熊  澤     博  君    16番  関     善 次 郎  君
    17番    橋  光  幸  君    18番  米  田  定  男  君
    19番  小 野 寺  昭  一  君    20番  工  藤     剛  君
 
欠 席 議 員(なし)
 
説明のために出席した者
      市         長    田  村  正  彦  君
      副    市    長    岡  田     久  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      企 画 財 政 課 長    香  川     豊  君
      総   務  課   長    小 山 田     巧  君
      防 災 安 全 課 長    遠  藤  明  広  君
      地 域 振 興 課 長    津 志 田  勇  孝  君
      税   務  課   長    田  村  泰  彦  君
      市   民  課   長    佐 々 木  孝  弘  君
      地 域 福 祉 課 長    松  村  錦  一  君
      健 康 福 祉 課 長    渡  辺     信  君
      農   林  課   長    高  橋  政  典  君

      花 き 研 究 開 発    日  影  孝  志  君
      セ ン タ ー 所 長

      商 工 観 光 課 長    小 山 田  克  則  君
      建   設  課   長    関  本  英  好  君
      上 下 水 道 課 長    菅  原  浩  人  君
      国 保 西根病院事務局長    遠  藤  俊  彦  君

      会 計 管 理 者 兼    菅  野  美 津 子  君
      会   計  課   長

      西 根 総 合 支 所 長    渋  谷  栄  光  君
      安 代 総 合 支 所 長    佐  藤  泰  平  君
      教 育 総 務 課 長    工  藤  久  志  君
      教 育 指 導 課 長    川  村  憲  弘  君
      農 業 委 員 会事務局長    畑  山  直  已  君

事務局出席者
      事務局長    中 軽 米  昭  彦
      議事係長    佐 々 木  由 理 香

                     ☆
                  開     議
                     ☆
議長(工藤 剛君) ただいまの出席議員は20名です。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
     これから本日の会議を開きます。
     本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
                                    (10時02分)
                     ☆
     議案第1号 八幡平市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例及び
           八幡平市行政組織条例の一部を改正する条例

                     ☆
議長(工藤 剛君) これから議案審議を行いますが、全議案とも提案理由及び内容説明は既に終わっておりますので、日程に従い、議案審議を行います。
     初めに、日程第1、議案第1号 八幡平市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例及び八幡平市行政組織条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 数年来私も首長部局の観光、地域振興と教育委員会の文化財は一体的に運営されることが望ましい、そのように捉えてきました。ようやく実現に至って、これからの振興策が大変大事だと思っています。
     そこで質問いたしますが、新旧対照表の2ページをお願いします。現行は、ウの文化に関すること(文化財の保護に関することを除く)、これは文化に関することは地域振興課で行っているけれども、文化財は現状のとおり教育委員会の文化財担当がやるということを示しております。改正後のウ、文化に関すること(エに掲げるものを除く)、エ、文化財の保護に関すること、これは文化に関することでエに掲げるものを除くというのは必要ないのではないでしょうか、どうしてこういうような形になっているのでしょうか。首長部局と教育委員会が別な場合はこういうような表記になるわけですが、今度は一体ですから、エに掲げるものを除く、また文化財の保護に関すること、何かわかりづらいし、必要ないと思います。
     同じく1ページ目も文化財の保護に関することを除くがありますが、こっちは次号に掲げるものを除く、そして(3)を除いて、この文化の定義はどのようにしてこういうふうに分けなければならないかお聞きします。
     それから、5ページの右上です。管理又は修理に関する勧告。指定文化財等の所有者等は、責任を持って管理運営しなければならないのですが、これに不適当な場合は勧告するということができます。教育民生常任委員会でも市の文化財めぐり、そして博物館等も研修しました。また、安代の議員と語る会では、文化財の保存、保護対策として、田山地区地蔵寺の劣化した板碑、供養碑、これは南北朝時代のもので、岩手県でも価値ある石碑でございます。それから、浅沢地区の岩屋の漆室の保存も、それから倒れた鹿角街道の標柱の改修、このような所有者が大変困難していて、どうやったらいいかという問題が提起されておりました。勧告もですけれども、市の立場として勧告する前に、こういう指定、未指定の分も含めた移管でございますので、どのような考えでこの保存、あるいは現状等を捉えているか、その2点についてお聞きします。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 小山田 巧君 1点目のご質問でございますが、改正文のほうの文化に関すること(エに掲げるものを除く)と、エは文化財の保護に関することというふうにして、非常に回りくどいような表現になってございます。議員がご指摘になりましたように「文化に関すること」を残し、括弧以下の「文化財の保護に関することを除く」を削れば改正内容の意図は変わらず、かつ簡素明瞭な表現になるものと考えたところでございますけれども、法制執務の観点から考えてみますと、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第23条第1項に次の各号のいずれかに掲げる事務のいずれかとございますことから、条例に規定できますのは法律に規定されている各号から選択するということになります。本市の場合は、文化に関することも文化財に関することも両方とも今度市長部局のほうに移すということでございますけれども、法律のほうは選択できるような形になっておりまして、現在の当市のように、例えば文化に関することは市長部局だけれども、文化財に関することは教育委員会で行うよというようなことも選択できるような趣旨の法律の改正になっておりますことから、この法律と同様のものというふうに捉えまして、このような表現にしたものでございますが、中身といたしましては両方とも市長部局のほうに移るということでございますので、ご了解いただきたいなというふうに思っております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 地域振興課長。
地域振興課長 津志田勇孝君 後段のほうのお尋ねにお答えしたいと思います。
     今渡辺議員のほうから田山地区の関係、また岩屋の漆室の関係、鹿角街道の関係、さまざまお話をいただいたところでございまして、一部につきましては地域の方々が独自に活動をして、そういったものの保存等に当たられているというふうにもお伺いしているところです。地域の課題というものについて、その地域の住民が積極的に活動されているということは非常にありがたいことでございますし、これからも市のほうとしても支援をしていきたいというふうに考えておりますが、中におきましては、やはりその地域だけでは限界があるということで、市の支援についてのご要望というのもいただいている場面もございます。今までにつきましては、文化財の保護の関係、文化の振興ということでそれぞれ所管が分かれていることから、そこの支援がなかなかうまくできなかった部分もございましたけれども、今条例をお認めいただきますと、まさしく一体となった支援がこれからできるものというふうに考えておりますので、そういった地域の課題につきましては、これからは市のほうとしても地域と一緒になって問題解決に当たっていけるのではないかというふうに考えております。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 地方教育行政の組織及び運営に関する法律、あるいは選択できるのであればよいほうを選択するのが当然で、これではわかりにくいです。法律でも間違っていれば乗り越えて地方でやらなければならないのです。これ皆さんわかりますか。除いてやるとすっきりしていいですよね。あるいは、前の出典でも言いましたが、出典も間違っているところがあるのです。間違っていれば問い合わせてそれを直してもらうか、あるいは自分で、独自にそれを乗り越えた、皆さんに理解できる、わかりやすい表現にするのが執務の基本であります。取っても差し支えありません。では、取って差し支えないかどうかお聞きします。そういうような形でやっていただく。
     そして、今研修で提言等もいただきましたが、地域に入って、頼んでもなかなか来ないというようなことが議会報告会でもありました。ぜひそういうような形で、これは博物館が中心になればいいわけですが、博物館にも新しい学芸員がいて、免許はあるけれども、地域のことはこれから勉強する。
     そして、学芸員についてお聞きします。この前までいた学芸員の職員は、山形の最上記念館に行きましたよね。学芸員の育成もしなければならないし、そういうような、ただ移すだけでは一体的な活動にはならない。そして、文化財保護審議会もありますが、その審議会と協力員、あるいはそれをつなぐ地域の人たちの体制をつくってほしいなと思いますが、今言った総務課長のほうと、学芸員と、地域につなぐ、これを生かすための方法をどのように構築しているか、3点お願いします。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 小山田 巧君 それでは、1点目のことについて。
     文化に関することということでございますが、題名中に文化という言葉を用いている法律は文化芸術基本法を初めとして幾つかございまして、文化については地域づくりとも密接な関係があるものでございます。これに対しまして文化財のほうなのですが、文化財保護法におきまして、従来保存していくことを主眼にさまざまな規制を行っているというもので、本来事務の性格上、ちょっと趣旨を異にしているものでございますが、あくまでもこれは私が考える範囲でございますが、今回の法改正におきまして文化財に関することのみとしなかったのは、こういったような性格が異なる事務であるといったようなことが従来からの背景にございました。そういったようなことを考慮いたしまして、一方のみ市長部局へ移管することもあり得るというような考え方から、このような法律の体系上の規定になっているのではないかというふうに考えておるところでございます。
     具体的に申し上げますと、法律の第23条第1項におきまして「次の各号に掲げる教育に関する事務のいずれか又は全て」というふうに規定されてございますので、仮に文化財保護を含めて文化に関することというふうに簡潔な表現にした場合に、文化のみ、または文化財のみを首長部局のほうに分割して移管できなくなってしまうといったようなことが想定されますことから、法律のほうでこのように各自治体の判断によりまして事務移管ができるような形にしているということから、文化と文化財というふうにそれぞれ規定していたものではないかなというふうに考えておるところでございまして、その本法に沿った形でこちらの条例のほうの改正も考えたところでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 地域振興課長。
地域振興課長 津志田勇孝君 お答えいたします。
     現状につきましては、現在担当している教育総務課のほうからお答えすることになろうかと思いますけれども、まさしく渡辺議員がおっしゃったとおり、単に事務を市長部局に移管するだけということではありません。今回の条例改正によりまして、市長部局に文化財に関することを移管するということは、さらに一体となって、今まで以上に文化財の保護、活用、推進、そういったものを行っていくということを国のほうでも期待しているところでございますし、市のほうとしてもそのとおり進めていきたいという気持ちがあって今回お願いをするということになっておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 教育総務課長。
教育総務課長 工藤久志君 お答えいたします。
     学芸員のお話もありましたが、今回のこの法律の改正におきまして、まさに地方文化行政の推進力の強化、こういうことが大前提にうたわれているわけであります。これにつきましては、文化財の担当職員はもとより、そういった博物館、施設の学芸員さん、そういった人材の確保、そして育成ということもこれからは率先して取り組んでいかなければならないと思っているところでございます。
     中には渡辺議員さんおっしゃったとおり、個人の都合でどうしても実家のほうに戻らなければならないという、そういった学芸員さんも実際生じることもあります。去年は、埋蔵文化財センターのほうからおいでいただいて、学芸員補として活躍いただいている方もおりますので、そういった方々、いずれ人材の確保についても留意しながら、そしてまた同時に育成、文化財保護審議会もそのとおりでございます。各分野にたけた方々から参画していただいて、そういった中でも学芸員のほうも一緒に協働した形でもって保護、活用という部分でいろいろご論議いただいて、いかに地域として文化財の保存、活用がうまく進むかというところを、これから地域活用計画というのも各自治体には課せられる部分になってまいりますので、そういった活用計画というのもだんだんに自立していけるように取り組んでいければいいのかなと思っているところでございます。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 総務課長の答弁、時代背景ですけれども、時代背景を超えて、今までできなかったのを今度首長部局がやるわけですから、わかりやすくみんなに、これはなくても通用するでしょう。それを超えるのが事務屋ですし、議会だと思います。切磋琢磨する議会と議員です。今回直せと言いませんが、ここ十分検討して、次に改正なりする考えはないか、またこのとおり正しく、そのとおりやっていくか、その考えを。私も直せとは今回言いませんが、この文面からして誰が見てもわからないよね。その辺をお聞きしたいと思います。
     それから、学芸員についても、なかなか地域の人たちも知らないし。私が提案したのは、今後審議会委員と、取り持つ協力員なり情報員なりをコミセン、あるいはそういう方に位置づけて、コミセン地区の。コミセンともこれは一緒になって進めれば、本当の文化財を生かした、そして外国人にも広く公表できる。たまたまきょうは12日で山の神様の日ですが、八幡平市には岩手県では特異な男の神様、女の神様、中性の神様がいらっしゃいます。これは、全国、岩手県にはないです。そういうような細かいのをいっぱい、私は地元学でいろんな悉皆調査やるといって勉強、答弁していただいていましたけれども、いろんな小さな課題がこれから地域を活性化し、そして地域に誇りを持った市民のコミュニティー、まちづくりにつながると思いますので、ぜひそういうような観点から、移した効果が十分に生きるよう、そしてまちづくりにも生かせるようにお願いしたいと思います。お答えを総務課長と教育長からお願いしますか。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 岡田 久君 1つは条例でございますけれども、親法にある程度従って条例を制定していかないと、一括、一くくりですと誤解を招く関係がございます。よって、先ほど総務課長が申し上げましたとおり、一つの親法に準じてつくっていくと。法律は、絶対合っているとは言えません。ただ、合っているとは、絶対ということは言えないのですけれども、やはりそれ相応の、省庁がそれぞれ練り上げた法律でございますので、それにある程度従っていくことによって文化財、文化が円滑に流れるものと。また、それを解釈するときもある程度法律にのっとった解釈ができるものというふうに思っております。ただ、法律が変わりますと、ある程度またそこについては法律を注視しながら、改正も出てくるものであろうというふうに思っております。
     次に、コミセンとの連携、まさに渡辺議員ご発言のとおり、文化、文化財についてはコミセンとも密接な関係がございます。これから地域に入って、こういうふうになったということもコミセンと協議していかなければならないものというふうに思っております。ただ、この条例改正のきっかけになったのは、よく組織は横断といいますけれども、部局をまたがりますと一つの体系として運用していくのが、さまざまここまではこの課のテリトリー、それからこちらはこの課のテリトリーということに普通はなっていくのですが、文化、文化財といいますのは、地域振興課長が申し上げましたけれども、やはりグレーゾーンといいますか、そういうのを払拭するために今回の改正に至ったというふうな経緯がございます。
     また、この改正につきましては、地域振興協議会からかなりの要望があったのも事実でございます。それらを受けまして、この法律が今般変わったことによりまして、それに従って進めていくと。県教委のほうにもご相談申し上げました。そうしたら、今までの流れの中で進めていくだけではだめだよと。総体的にどう持っていくか、これは今まで以上に進めていかなければ市長部局に行った意味がないので、それだけは十分くれぐれも気をつけるようにというふうなご助言もございました。そういう意味で、これから市長部局として今までの経緯を踏まえまして新たなスタートを切るわけなのですけれども、それぞれの地域にはそれぞれの文化がございます。また、文化財もございます。それらも一体的な形で調査しながら、よりよい文化、また文化財の保護に向けて邁進してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 教育長。
教育長 星 俊也君 今回文化財保護にかかわって分掌事務が移管されるわけですが、教育委員会といたしましても地域振興課と同一歩調で、今後一体となった保護活用に一緒に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第1号を採決します。
     議案第1号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第1号 八幡平市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例及び八幡平市行政組織条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第2号 八幡平市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第2、議案第2号 八幡平市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第2号を採決します。
     議案第2号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第2号 八幡平市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第3号 八幡平市長寿祝金条例の一部を改正する条例
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第3、議案第3号 八幡平市長寿祝金条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 全員協議会で示されました資料について、追加でまた出していただきましたが、当初この長寿祝金、今後5年間、どういうふうな方たちが、人数が対象になるかということでいただいたわけです。来年は11名と、32年になりますと25人と。これが平成35年になると67人が対象になると、こういうものが出されたわけです。67名ですから、全員が100歳まで全うしますと670万という、こういうお金になるのですが、しかしこれは全部そのままこの数字がいくということではないということで、新しく資料を出していただいたわけです。それで、過去5年の推計を見ますと、例えば平成25年時点で見ますと、平成25年度時点で30年度の見込みが14人というふうになっております。見込みではない、これ実数です。実数で14人。つまり95歳の方が、その5年間の間に29%しか100歳を迎えなかったと、こういう数字なのです。そうすると、そのデータを当てはめると、今後5年後、平成35年だと67になっていますが、これが29%ということになりますと19.4人が100歳を迎えるのではないかということが想定されるわけです。こちらのほうが現実的な数字だと思うのです。3分の1の数字になっているのですが、そういう見込みというのはどうなのでしょう、どういうふうに担当課は判断しているのでしょうか。
議長(工藤 剛君) 健康福祉課長。
健康福祉課長 渡辺 信君 今議員がご指摘のとおり、25年度末ですので、26年3月31日現在で調べました数字に関しては、そのとおり95歳の方が48人おりまして、その方が100歳になる今年度は一応14人ということで、29.1%の割合で推移しております。その前の96、97もパーセントを出しますと、それぞれ45とか34とかというパーセントになります。そして、今後5年間の支給の見込みというのは、人数だけをここに表記しておりますけれども、パーセントがそのまま適用になるかどうかというのは、ちょっとそのとおり長生きされる方が多ければ多いほどいいのではございますけれども、今の25年度で見た推移でいきますと、大体19人ぐらいになるのかなというふうに想定はしております。ことしがこのくらいの人数ですので、大体10人から20人ぐらいの範囲で今後も5年間ぐらいは100歳の方が推移していくのではないかなというふうな見込みで今のところ想定しております。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 全協で出した資料は、ちょっと余りにも過大な推計、見込みで、670万かかるという説明だったわけです、5年後。これではやっぱりちょっと現実的な話ではないと。当然この改正が出てきた発端というのは、財政的な問題ということだと私は思いますが、これでいきますと10人から20人の間で今後ずっと推移していきそうだということであれば、そんな大きな財政負担ではないと私は思います。ですから、基本的に私はそのまま続けていただきたいという主張をしているのですけれども、確かに県内を見ますと、10万を祝金にしているというのはやっぱりほかにはないと。当市としては、全県の中ではかなり誇れるような、そういう施策なわけです。
     一方、東北各県を見てみますと、10万円の祝金というのは結構まだ残っているのです。秋田県でいけば仙北市とか、さまざまあります。私は、100歳の祝金というのは、ある意味では本人もそうですけれども、その家族も本当に一つの楽しみといいますか、一つの目標といいますか、そういうことで一生懸命頑張っているというふうなものだと思うのです。これは、3万円まで落ちてしまったら、ほとんどそういう価値観というのが感じられないと。これ条例で定めているようですけれども、その条例の祝金の目的のところで、敬老精神を高めると、そのためにやるのだというふうに目的を定めておりますけれども、これ3万円まで落ちてしまったら、そういう精神的な部分はほとんど薄れて見えなくなってしまうというふうに思うわけです。全県に誇る、そういう先進的な取り組みをやってきているわけですので、財政的にもさっき言ったように、そんな大きな負担にはまだならないと。ぜひこれは今までどおり10万円の祝金ということで継続していただきたいと思いますが、いかがでしょう。
議長(工藤 剛君) 健康福祉課長。
健康福祉課長 渡辺 信君 今ご紹介ありました、確かに県内で10万円の現金というのは、私たちの市と久慈市さんが10万円支給しております。この2つだけです。滝沢市のように全くないというところもありますし、この金額もさまざまでございますし、現金ではなくて記念品を差し上げているというところもございます。
     金額は、確かにこちらの気持ち、それからいただくほうの気持ちとしても、多ければ多いほどこれはいいのかなとは思いますが、先般の全員協議会でもご説明しましたとおり、この差額、減額した分につきましては、別な高齢者の施策ということで、今考えておりますのは、どうしても足の確保とかで厳しい面、市域も広いですし、厳しい面があるということで、例えばブレーキのアシストのようなものがついた自動車の購入の費用等の補助金としてちょっと考えておりますけれども、そういうものに充てて、なるべく高齢者の足を確保しようと、そういうものとか、あとは今基金等を活用しまして紙おむつの支給等をやっておりますけれども、例えばそういうものに少しずつ充てていこうとか、そういうものを少し考えておりました。決して金額が少なくなったからといって敬老、特に100歳の方のおめでたいというふうな気持ちを疎んじるとかないがしろにするというふうなものでは私はないというふうに思いますし、贈呈につきましても1人ずつ誠意を込めまして、私が代理で行くこともありますけれども、お渡ししておめでたいという気持ちをあらわしておりますので、金額の多寡とかにはかかわらず、そういう気持ちのことも含めまして、県内のほかの市等を見てこのような金額にしたものでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 今回の改定の原因、最大の理由は、対象の方がふえて、いわば費用がふえていくというところにあると思います。まずその点では、確かにかつてであれば100歳まで到達する人がいないと、あるいはいても1人、2人という状況から今2桁までという状況になってきたということは、そういう状況は理解します。しかし、そうであっても、本人、家族あるいは社会から見て、それでもまれな存在ですし、貴重な存在だと、100歳というのは。そのことについては、何ら変わりがないというふうに私は思います。
     そこで、1つは時期と金額の問題なのですが、金額の3万円という根拠は、県内の市で現金をそもそも贈呈しているのは42.9%でしたか、約43%だと。その金額のうちでは3万円が一番多いという、これが根拠になっているのです、3万円というのは。しかし、私は思うのですが、こういう制度を創設する、新しくつくるという場合には、そういう県内他の自治体の例というのも大いに参考にするということは当然あり得るのですが、しかしこれを主体的な問題として考えれば、10万円という形で継続してやってきたわけですから、それを3万円、7割削減というのは余りに乱暴だというふうに私は思うのです、金額的には。主体的な判断からいえば。しかも、説明では祝意を表すことについては意義があるというように、依然としてそういう立場は堅持していますので。だとすれば、受ける側もまさに祝意を感じる程度の金額というのは維持すべきだというふうに思うのですが、そういう意味からいうと7割削減で3万円という絶対額というのは、やはり低過ぎるというふうに私は思います。ここは1つ聞きたいと思います。
     それから、施行時期ですが、31年4月、つまり来年度からですが、根拠にした人数の状況からいって来年度から執行しなければならないということにはならないのではないかと。しかも、将来ふえるのに備えて早く手だてをとっていくという内容のものでもないと、そういう制度でもないというふうに私は思うのですが、改めて来年4月から施行する、この時期の問題、なぜなのか聞きたいと思います。
議長(工藤 剛君) 健康福祉課長。
健康福祉課長 渡辺 信君 まず、1点目の7割削減のお話ですが、その金額につきましては先ほども申し上げましたけれども、10万円で今まで続けてきましたので、それをずっと将来的にも維持するというのは理想だし、ふやしていくとかというのはもっと理想的なことかもしれませんけれども、米田議員おっしゃるように数年前までは二、三人という人数が、今10人以上、ことしも14人、これからあと4人ぐらいおりますけれども、その方に差し上げる予定にしております。そういうふうに社会情勢が変わってきたというふうなこともあります。先日のお話の一般質問の中でも、状況の変化によって政策は変わるということはあり得るのだというような議論がありましたけれども、まさに私たちはそういうふうな形で、今の時期に見直しをしながら、別な高齢者のために使えるような施策を展開していきたいというふうなことで、この金額としたものでございます。
     それから、時期につきましても、この制度をずっとということになれば、いつの時点で変えるか、修正するかというふうなのは出てくると思いますけれども、これはいつやっても多分そういう議論にはなるのかなと思いますけれども、来年度から新しいものをやりたいというふうなことをちょっと考えておりますので、そういうところに合わせまして来年度からというふうなことで検討した結果でございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 まず、金額の問題なのですが、さっき言ったとおりなのですが、祝意を表すことが意義だとすれば、社会的に考えて10万というのは大き過ぎるわけでないし、3万というのは低過ぎるという判断ですし、一般的に考えても今までの額7割削減というやり方というのは、他のことであっても余りに乱暴だというふうに私は思うのです、こういう額の削減というのは。その意義を認めながら、それだけ額を削減するというのは。
     2つ目に言った時期の問題も、例えば実際的に対象が30人、50人、間違いなくそういう状況が出てきたという時点でまた検討するということがあってもいいわけで、今の数字の状況では来年4月という根拠は極めて薄いというふうに私は思いますが、どうでしょうか。
議長(工藤 剛君) 健康福祉課長。
健康福祉課長 渡辺 信君 繰り返しになるかもしれませんけれども、7割削減というふうなご議論でございますけれども、乱暴であるということですが、ちょうど削減しようとしている額を、先ほども申しましたけれども、アシストつきブレーキの車両の購入の補助に充てるとすると、この7万円掛ける補助対象の人数を削減した金額に割り当てたような金額で今考えているところですので、そういう財源の裏づけとしていくということも含めまして検討して、7万円の削減ということで3万円の支給というふうにしたものでございます。
     それから、時期の話ですが、これも先ほどの議論でもありましたけれども、何人になるかというのは予測の範囲でしかないというのはちょっとあるのですけれども、恐らく10人から20人の範囲ではずっと続いていくだろうということで捉えておりますので、この時期が来年度になるということにつきましても、別な施策を展開していく上で、そういうものを早くやるというふうな意義があると思いますので、そちらのほうとあわせて考えまして来年度からというふうにしたものでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第3号を採決します。
     議案第3号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立多数)
議長(工藤 剛君) 起立多数です。
     よって、議案第3号 八幡平市長寿祝金条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第4号 市道路線の廃止及び認定に関し議決を求めることについて
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第4、議案第4号 市道路線の廃止及び認定に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第4号を採決します。
     議案第4号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第4号 市道路線の廃止及び認定に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第5号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少
           及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議
           決を求めることについて

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第5、議案第5号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第5号を採決します。
     議案第5号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第5号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第6号 八幡平温泉郷引湯管等整備工事(その1)の変更請負契約の締
           結に関し議決を求めることについて

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第6、議案第6号 八幡平温泉郷引湯管等整備工事(その1)の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第6号を採決します。
     議案第6号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第6号 八幡平温泉郷引湯管等整備工事(その1)の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第7号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第5号)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第7、議案第7号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 29ページの民生費の2項児童福祉費に関しまして伺います。
     先日の一般質問で立花議員から保育士さんのことが話されました。それで、ここの19節の負担金補助及び交付金の中で、減額とそれから増額の保育士就職支援・定着促進緊急対策事業費補助金のことも説明がありました。伺いたいことは、待機児童、今の時点で何名ほどいらっしゃって、これを解消するためには保育士さんが何名ぐらい必要なのかどうかということ。
     それから、住宅の関係だったと記憶しておりますが、この補助金を廃止したことによって別な形で補助するということにしているのですが、この中で検討するときに住宅の補助がこのまま、国からの制度の補助の関係もあったと思いますが、やはり継続すべきだというふうな話し合いというか、中でなされたのかどうか。
     それから、ほかの市町村でもこのことについては、同じような形で国の補助がなくなったことによって取りやめになっているのかどうか。
     3点お願いいたします。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答え申し上げます。
     1点目の現在のところの待機児童数でございますが、現在26名の待機となってございます。うちゼロ歳児が23名、1歳児が3名、合計26名となってございます。ご案内のとおりゼロ歳児は、保育士1人について3名までお子様を見られるということになってございますので、ゼロ歳児分で8名、それから1歳児は6名まで見られるわけですが、現在3名ということでプラス1で9名、保育士が必要というような状況でございます。
     それから、2点目でございますが、宿舎借り上げ。同様な事業を現在行っている市は、盛岡市と釜石市がございます。これが現在廃止になるという見込みは全くないわけでございますが、それがずっと続くという保障もございませんので、現在のところやっている盛岡市さんと釜石市さんでは廃止になるときに考えるというような状況でございます。ただ、額が額なものでございますので、これをいざ廃止というときに、市で全額負担してそのまま継続するということは、現段階ではお約束できない状況でございますので、もしそれが廃止になった場合でも法人さんが負担して、あるいは法人と市の半々ぐらいで負担するかというのは、議論の余地はあるところではございますが、ただ法人さんはそれであれば事業は断念しますということで、やらないということになったものでございます。
議長(工藤 剛君) 12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 それで、いろいろな補助の仕方をすることによって保育士さんを確保するということは非常に重要な課題だということで、この間の一般質問の中でもそういうような結論めいたことに、方向になったのですが、市長のほうから幼保無償化とか、いろいろ市長会の動きもお話がありました。こうして質問しますのは、私のところにも市内に家を建てたけれども、子供さんを預けられなくて、前の居住地である盛岡なりに子供さんのお迎えをおじいちゃん、おばあちゃんに頼んでやっているとかという方からの悩みというか、切実な声がありましたので、私もこうして質問しているわけなのです。
     病院もそうですけれども、箱物をつくっても、病院はすぐ建設したとしても、お医者さんがいなければ病院が運営できないように、保育園もハードのほうは問題がないようですので、保育士さんがいなければ保育園という体裁が成り立たないわけで、この確保が非常に大切だなというふうな思いからなのですが、今のような状況の補助の対象の中で、今の状況であれば、来年の4月に新しい保育士さんの就職の獲得合戦というか、そういうふうなことがやっぱり考えられると思うのです。先々の問題は別としまして、今々の問題としては、ほかの市町村に負けないような取り組みをしていかなければ、私たち八幡平市の保育士さんは確保できないと。これがいいとか悪いとかという問題は、ふるさと納税もそうですけれども、ほかの市町村からお金を奪ってくるようなことでいけないという考え方もありまして、私もそれはそう思いますが、現実的には自分のところで確保できなければ、そういうふうな待機児童がどんどんふえると。その競争の中で打ち勝つために、今のような住宅補助の分をやめてしまって大丈夫なのかどうかということをまず1つ、もう一回伺いたいと思います。
     それから、将来的な面でお医者さんの奨学金、それから看護師さんにも奨学金、いろいろ施策を考えていらっしゃるわけですけれども、そのことについてもこれから大事な問題として考えていかざるを得ないのではないかなと思うのですが、先々のことについてもどう考えているか伺いたいと思います。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えいたします。
     先ほどの宿舎借り上げ以外に、今回奨学金の返還に対する補助ということでお願いしていた部分を、今回の補正で新規採用になった方に月額1万円の補助ということで変更させていただくという補正予算を出してお願いいたしております。
     県内の奨学金に対する補助は、主なものを申し上げますと、まず盛岡市が3年間、返済額の2分の1で、月額7,000円以内。それから、釜石市が3年間、奨学金の全額対象ですが、月額1万円以内と。それから、花巻市は市の奨学金を返還している公立保育所以外の保育士さんに返還額の2分の1、これを5年間。奥州市は、30年度からの3年間、これを強化期間と位置づけまして、3年間、返還額の2分の1、上限は年間12万円となってございます。これに加えて新規就労の場合15万円を奨励金として、転入者にはさらに15万プラスして支給するということを考えておるようでございます。などなどになってございまして、実施をしていない市町村も多いようでございまして、奥州市の新規就労に対する交付というのは特筆すべきものではございますが、それ以外のことを考えますと、当市の場合奨学金のあるなし、額にかかわらず月額1万円を3年間支給するということといたしておりますので、保育士にとってはほかよりは有利な制度となるものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
     あと将来的にでございますが、保育士に限らずいろいろ人材不足、人手不足ということに対してはやっぱり総合的に考えていかなければならないと思いますので、私だけではちょっとお答えできかねますので、よろしくお願いをいたします。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 12番、古川津好議員。
議員 古川津好君 今奥州市の話がありましたけれども、多分危機感を感じていらっしゃる市町村はお金で買う、結局そういうことですよね。確かに奨学金の返済にかかわらず1万円上げるというのもすばらしいというか、いい考えだと思いますけれども、来春に確保できるかどうかということが非常に問題ではないかなと思うわけです。例えば私のほうに声かけてくださった方もそうですけれども、それから立花議員のところの近所の方もそうだったと思うのですが、ことし我慢すれば、何か春になったらいいかなという思いを抱いている方がいらっしゃると思うのです、年度が変わったら。そのときに、ほかと横並びの対策だけで確保できなかった場合、我々議員もそうですけれども、市民の皆さんのショックというか、ことしもだめだったのかというふうなことがすごく考えられるので、もう少し別な形で、もう一段上乗せをするような形で春までの間に考えていただいて、予算を確保して保育士の確保に、他を押しのけるというのは余りよくないとは思うけれども、もう一段アップした施策というか、補助金についてお考えをいただいて、3月の予算を提案できるようにしていただけないものかなというふうに思います。質問します。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
     確かに古川議員ご提言のように箱をつくって、箱物だけつくって、ではその保育士が採用できなければということは、要するにその施設の有効活用を図れないというふうに考えて、まさに看護師、保育士、また医師の確保というのは、市にとりまして重要な課題というふうに位置づけてございます。来年度保育士を採用することで過日試験を行いまして、中途で辞退というふうになりますと、これはまた問題なのですけれども、いずれにしましてもそういうふうな形でコンスタントに保育士を確保していかなければならないと。そして、その施策につきましても随時状況を見ながら判断してまいらなければならないと、そのように考えているところでございます。
議長(工藤 剛君) 15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 歳入歳出の見通しについて実は伺いたいというふうに思っております。
     けさの日報の報道によりますと、きのうの盛岡市議会で非常に鋭い質問があったというふうに私は受けとめたのですが、いわゆる消費税の問題です。8%から10%となる場合、地方消費税関係で配分される歳入額と物品購入や工事に伴う税負担の差額はという質問に対しまして盛岡市は、平成29年度決算のベースで8%のときは10億円の歳出超過、10%では15億6,000万円の歳出超過となり、1.56倍の差が開くという答弁をしておるようでございます。実は、今度の12月議会におかれましても、消費税10%増税の中止を求める請願書が出ております。私は、この請願書に賛成の立場でございます。
     さて、私たち八幡平市はこういう形で、平成29年度決算ベースでどうなのかということをもし試算しておられるのであればお知らせいただきたいと思います。ご存じのとおり、これからは大更駅のにぎわい創出、あるいは図書館、あるいは市立病院、さらにはキャトルセンターと本当に支出が大きく伴うような工事がめじろ押しでございます。そういう点での歳入歳出の見通しを伺いたいというふうに思います。
議長(工藤 剛君) 企画財政課長。
企画財政課長 香川 豊君 本日の新聞に盛岡市の藤澤財政部長のそういう、熊澤議員が今発言されたような内容の答弁をされたというのは私も読んでございます。消費税10%に引き上げになった際の当市の歳入歳出の見通しでございますけれども、それにつきましてはまだ私のほうではやってございません。今まさに11月末で各課からの31年度予算要求を締め切って、今予算編成作業に入った、議会終了後から私は入るのですけれども、まだそういう中身を見てございませんし、29年度決算ベースでのそのような試算もまだやってございません。これから3月議会に向けて、予算議会に向けて勉強していきたいなと思ってございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 これは、非常に重要な質問だったと思うのです。本当に鋭い盛岡市議会の質問だったと思います。平成29年度決算ベースで八幡平市はどうなるのかというのは、一般質問はしておりませんが、やっぱり答える必要があると思います。あした休会で、あさってあるわけですから、それまでに計算できないのでしょうか。そして、これから私たち、繰り返しになりますが、大きな事業がめじろ押しです。そういう状況の中にあって、そういう見通しを議会に示していくという姿勢が私は求められていると思うのですが、そういう点でもう一回伺いたいと思います。
議長(工藤 剛君) 企画財政課長。
企画財政課長 香川 豊君 あさって、14日の最終日までに調べて報告していただきたいというご要望でございますけれども、29年度決算ベースで仮に10%の消費税に切りかわったという試算になりますと、ちょっと作業量的に膨大になろうかなと今私感じてございます。14日までに調べて報告できるかというのは、ちょっとここではお約束はできないのかなと思ってございます。申しわけございません。
議長(工藤 剛君) 16番、関善次郎議員。
議員 関 善次郎君 41ページの畑スマートインターチェンジ整備可能性調査業務委託料ですけれども、料金ではなくて、今回は第1回目の調査をするというようなことになると思いますけれども、調査の工程的な内容を考えていると思いますので、今年度はどの程度の調査をするのか伺います。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 畑スマートインターチェンジにつきましては、一般質問で関治人議員にもお答えいたしましたが、今年度10月に第1回目の検討委員会を開いたと。そこでさまざまな意見をもらって、2回目の検討会につきましては年度内、かなりのご意見をもらっていましたので、それらを整理するのにかなりの時間がかかりますので、それらの整理のめどが立った時点で年度内に2回目の検討会を開く予定としてございます。
     検討会については、例えば最近の事例だと、花巻市が国による準備段階調査というのに採択になります。これは、今私たちが1回目始めた検討会を重ねて、その中で前に進めていいだろうとなれば、国の調査事業になります。国の調査事業が準備段階調査という表現になりますけれども、そこに今採択に向けて努力しているところでございますが、それについては他の例で見ますと2年程度かかるということで、回数にいたしまして花巻市であれば8回程度開いているという状況でございます。それでも他の例を見れば、花巻市の場合だと8回というのは少ないほうだということも河川国道、国のほうからも言われてございますけれども、いずれその検討会の内容次第で検討会の回数が決まってくるものと思われますし、次のステップに行けるかどうかもこの検討会の必要性の中身次第になるものと捉えておりますので、今は全力で国の方々のご理解を得るために必要性を整備していくのに努力しているという状況でございますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 16番、関善次郎議員。
議員 関 善次郎君 検討会を開いて、今数回行っていると。その検討会の組織は、どのような組織になって検討しているのか伺います。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 関係機関といたしまして、各関係機関の課長レベルが出席した会議となってございます。ネクスコでございますと、ネクスコ東北支社の課長補佐、この間だと課長補佐2名に出席していただいておりますし、あと岩手河川国道事務所、国の機関になりますと担当の課長、あと県でございますと県庁の担当の課長、それぞれ課長レベルの検討会の中身になってございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) ここで11時20分まで休憩します。
                                    (11時09分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤 剛君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
                                    (11時20分)
議長(工藤 剛君) 引き続き議案第7号についての質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 39ページの一番下、委託料、道路障害物等撤去業務委託料について90万、この内容はどのようなものかお聞きします。
     さらには、3月定例議会で調停案が承認されました大更上町の鉄柱6本についてもまだ撤去されておりませんが、これは申立人の市の負担で撤去するというような調停案の内容でしたが、現在雪道になりますし、あるいは歩行等で大変困難していました。この内容と、その調停案について、この予算に入っているだろうと期待していましたが、その2点について。
     それから、47ページ、図書館費、報酬、図書館協議会委員報酬9人、6万4,000円、それから費用弁償もですが、これは当初決められている予算に加えて、新たに協議会の委員に報酬が必要だというような予定でございますが、かねてから新しい図書館構想についても議会で論議になっていましたが、そういう観点から新しくここに追加して、そういう論議をする予定の予算なのか、その内容についてお伺いします。
     以上、2点についてお伺いします。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 1点目の委託料90万の内容でございますが、この90万につきましては冬の倒木処理など緊急に対応するための見込み分を補正したものでございます。
     2点目のコンクリート柱の内容の件でございますが、現在その調停については3月定例会でご報告しておりますが、その執行に当たっては本年度の予算で取り組んでいるものでございます。現在の進捗状況といたしましては、現地の測量がもう終わっているところでございまして、今後地権者等の境界立会の準備を進めているという段階でございます。境界立会で同意を得られましたら登記を進めて、その登記が終わり次第、調停内容のとおり進めることとなっておりますので、電柱移転についてはもう少し時間がかかるものと捉えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 教育総務課長。
教育総務課長 工藤久志君 お答えいたします。
     まず、図書館協議会委員報酬及び費用弁償につきましては、協議会は年2回開催しているわけでございます。今回改めてもう一回追加ということで、予算のほうには上げさせていただいておりますが、渡辺議員おっしゃるとおり大更駅前顔づくり複合施設への図書館移設、そういったものが計画されている中、庁内でもこの施設についての活用検討委員会が動き出したところでございます。11月から第1回目、12月にも第2回目ということで動き出したところでございます。
     それを受けて、実際図書館に従事される方、そしてその協議会、いろんなボランティアの方も入りますし、学校図書の代表の方、そして教育委員会の教育委員からも、いろんな立場の方が入っている協議会でございますので、これから3月に向けて、この青写真づくりのほうが本格的に動き出しますので、図書館側としても皆さんで、そういった移転するに当たっての図書館というのを、あるべき姿というのをご協議するために、一回今回は追加で予算計上させていただいたものでございます。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 残念なあれで、市民の皆さんからはすぐ進むだろうと思っていましたが、これから測量なり立ち会い、同意、登記を進めて、3月議会に調停が出て、それは私も承認したわけですけれども、その地の境はいいですけれども、コンクリートの柱だけでも取ることはできないでしょうか。近所の皆さんは車両通行に支障があるし、あるいは緊急車両の進入は困難です。それから、除雪車両による除雪が不可能で大変困っているのです。私たちも市民の皆さんには、3月に決まったものですから、近いうちに撤去になるから楽になるねと喜ばれていましたが、また一冬を越して来年も、あるいはいつになるかわからないような、その鉄柱6本だけでも撤去できないか、それから今言った順序で進める方法はできないのかどうかお聞きします。
     それから、図書館のほうは、新しい図書館構想に向けての構想ということですよね。私も紫波のほうに行ってみたり、あるいはいろんな図書館が方々に、今ユニークな図書館が出ていますし、会派等でも研修に行きたいなというようなことで計画していましたが、いろんな方がいらっしゃいますので、ぜひ事例等、あるいはユニークな図書館運営等について勉強していただき、あるいはそれには市内でいろんな本を書いている方も、この前もありました。そういう方から非常に大事な資料も提供してもらっていますので、その辺も広く含めまして、個人的に出版している、例えば市内の校歌を書いた方もありました。それから、農業のことを書いた個人出版もありました。そういう方のご意見も聞くなりして、ぜひ構想を練っていただければありがたいと思いますので、その辺をお聞きします。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 地域住民の方には大変ご迷惑をおかけしているということは私も認識してございます。ただ、調停内容について進めるに当たり、現地が筆界未定でございます。その調停内容を進めるためには、その筆界未定地を解消しなければ調停内容の執行ができないという状況でございまして、その筆界未定地の解消のために不測の日数を要しているという状況でございますので、何とか急いでは進めようと努力をしてございますが、もうしばらく時間がかかるものと思ってございますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 教育長。
教育長 星 俊也君 お答えいたします。
     渡辺議員から今ご提案いただいたこと、大変貴重なご提言であるというふうに受けとめております。教育委員会内部でも何度か検討いたしまして、たたき台を今つくっておるところでございますが、いずれ幼少の小さな子供からご高齢の方まで幅広く市民に愛される図書館でありたいというふうに考えております。そして、この図書館の場所が市民の交流、あるいは小さな子を抱えた母親同士の交流、そういったものも可能となるような場になっていけばということを願っておるところであります。
     いずれにしましても、市民から幅広くいろんな意見をこの時期に伺うということが今後の図書館活用に大いにつながっていくというふうに考えておりますので、さまざまな方々から広く意見をいただいて、市民に愛される図書館をつくり上げていければというふうに考えておるところでございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 建設課のほう、標柱が今危険度が明白で、緊急度が目前で、課長も認めているところですが、そのくいだけでも取って、後から今言った立会とか同意とかというのはできないでしょうか。課長も見ていて、これは大変だなと思っているというのは現状認識しているということですが、行政で強制執行とかそういうのは難しい、できるだけ本人のご意向を伺ってというのが行政のやり方ですけれども、現状を見ると危険度が明白で、緊急度が迫っていました。その辺のお考えをお願いします。
     それから、教育長からは子供から高齢者まで全市民に愛される図書館、まことにありがたいと思います。ぜひユニークな図書館経営を、かなりの自治体で図書館を中心にしたまちづくり、人づくりが進んでいましたので、そのように進めていただきたいと思います。教育長の答弁は要りませんので、建設課長からお願いします。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 確かにコンクリート柱だけ、6本抜けば済むわけなのですが、調停内容もそのとおりになってございます。ただ、先ほども答弁いたしましたが、現地が筆界未定でございまして、その筆界未定をまず確定しなければ、その調停案の内容のとおりの作業ができないという状況でございます。調停内容では双方和解しているわけなのですが、筆界未定の解消については了解をもらっていないという状況でございまして、まだ作業的には慎重に進めなければならない案件でございまして、かなり頑張ってはおるところでございますが、いかんせんそういうふうに慎重に進めなければならないということをご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 37ページの企業誘致対策費で、中渡工場適地の造成3,500万が減になっています。この中身をお知らせください。
     それから、27ページですけれども、特別障害者手当について150万ほど補正されております。11月号の市の広報ですか、見開きで2ページにわたって制度の説明ということで、大変ありがとうございました。かなり市民の皆さんにも周知されたのではないかと思いますが、その状況、今どうなっているのか。それから、この150万というのはどういう内容の補正なのかも確認をしたいと思います。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 小山田克則君 1点目の中渡工場適地の造成工事の3,500万の減額についての内容ということでございますので、ここにつきましては30年度と31年度で債務負担行為を起こしておりました。総額で1億2,500万ほどの事業費で造成工事を行うということで計画しておったものでございます。これにつきましては、昨年から企業訪問をして歩く中で、市内の食料品の製造業者さんでございます。受注増とか、あとは敷地が狭くなってきた、あとは設備等の老朽化も進んで、なかなか受注増に応えることができないということで、ぜひ市内のほうに移転をしたいというお話がございました。それにつきましては、約1町歩、1ヘクタールほどあれば用地的にはいいということでお話をいただいたところです。市のほうでは、今般中渡のほうを造成するということで進めておったところでございますけれども、その企業者さんから造成については自社で自由に使えるような造成をしたいと。建屋を含めまして駐車場とか、将来的には寮等も検討していきたいというお話がございました。ちょうどこの中渡については、2ヘクタールほどの用地でございますので、ぜひこの中渡工場適地のほうに移転をしてほしいということで現在進めておるところでございます。
     工場長さんからは、場所的にもいいところだということで、ぜひここを企業者さんから企業誘致ではないですけれども、立地のほうを進めていただければというところで現在進めているところでございます。今般は、市で行う造成工事は行わないということで、債務負担のほうもあわせて減額ということでお願いしておるところでございます。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えいたします。
     ご案内のとおり広報11月号に周知させていただきました。これに加えまして、要介護4、5の方で手当を受給していない方が100名ほどいらっしゃいますので、こちらの方にも周知ということで、ご本人よりはケアマネさんということで、11月下旬に地域ケア会議というのを健康福祉課さんのほうで開催いたしました。それに当方の担当者が出向きまして、ケアマネさん方にこちらの内容を周知したということでございます。現在のところ、新たに対象となった方が2名、それから今申請中というか、申請の相談に来ている方が対象になるかならないか、ぎりぎりの方が1名いらっしゃいます。それから、相談に来ていらっしゃる方も数名いらっしゃいます。広報いたしましたし、ケアマネさんにも周知いたしましたので、これから申請等がふえてくるものと思います。
     今回の補正をお出しいたしましたのは、これから申請になりますと、今年度は12月と1月の分、2カ月分、2月に支給になります。この分を100名のうち3分の1から4分の1程度ということで、28名分措置させていただいておりまして、おおよそ150万円という金額になってございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 中渡の工場適地ですけれども、ちょっとわかりづらかったのですが、市内の企業ということでしょうか。わかれば企業名を教えていただければ非常にいいのですが、市が造成するのではなく、企業が自分で取得するという、そういう中身でしょうか。具体的にその工場がわかれば、どれぐらいの規模で、どれぐらいの従業員が必要な工場なのかも含めてちょっと教えていただきたいと思います。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 小山田克則君 橋悦郎議員おっしゃるとおりで、そのとおりでございます。市内に昭和52年から操業を開始した企業さんでございまして、業種的には先ほど申し上げましたが、食料品の製造業をやっている会社でございます。従業員は、全体で80名ほどの従業員になってございます。うち常用雇用者が約50人ということで伺っておるところでございます。
     企業さんのほうからは、現場のほうにも行っていただいて、社長さんからも中渡の適地のほうはごらんをいただいているところでございます。企業さんのほうでも前向きに検討したいということでございますので、市で造成するより、であれば自社のほうで使いやすいように、あそこはご存じのとおりちゃんとした正方形とか長方形になっておらないということもございますので、会社のほうで使いやすいような造成を自社でやりたいというふうにお話を伺っております。ただ、これについてはまだ決定しておりませんので、具体的な企業名についてはちょっと控えさせていただければなというふうに思います。
議長(工藤 剛君) 14番、橋悦郎議員。
議員 橋悦郎君 市の土地に企業が独自に造成して工場を建てるという中身でしょうか。市が土地を提供するということですか。そこをもう一度確認したいと思います。
     それから、新しく造成して建てる工場は、どれぐらいの規模の工場なのか。現在80名というのはわかるのですけれども、どれぐらいの規模の工場かというやつです。従業員がどれぐらい必要なのか、その辺もわかれば教えていただきたいと思います。
議長(工藤 剛君) 商工観光課長。
商工観光課長 小山田克則君 規模につきましては、まだ正式には伺っておりません。建屋的には1ヘクタールほどあればいいということでは伺っておりました。
     それから、市の用地ということでございますが、工場適地でございますので、工場適地を売却ということで考えておるところでございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第7号を採決します。
     議案第7号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第7号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第8号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正
           予算(第2号)

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第8、議案第8号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第8号を採決します。
     議案第8号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第8号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第9号 平成30年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
           号)

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第9、議案第9号 平成30年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第9号を採決します。
     議案第9号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第9号 平成30年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第10号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)
            補正予算(第2号)

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第10、議案第10号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第2号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第10号を採決します。
     議案第10号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第10号 平成30年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第11号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予
            算(第2号)

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第11、議案第11号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第11号を採決します。
     議案第11号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第11号 平成30年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第12号 平成30年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第
            2号)

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第12、議案第12号 平成30年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第12号を採決します。
     議案第12号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第12号 平成30年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第13号 平成30年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算
            (第2号)

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第13、議案第13号 平成30年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第13号を採決します。
     議案第13号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第13号 平成30年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第14号 平成30年度八幡平市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第14、議案第14号 平成30年度八幡平市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第14号を採決します。
     議案第14号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第14号 平成30年度八幡平市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第15号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第15、議案第15号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第15号を採決します。
     議案第15号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第15号 平成30年度八幡平市水道事業会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
                  散     会
                     ☆
議長(工藤 剛君) 以上をもちまして本日の日程は終了しました。
     本日の会議はこれをもって閉じ、散会いたします。
                                    (11時49分)