平成30年八幡平市議会第2回定例会
 
議事日程(第5号)
                               平30年6月21日(木)

日程第 1 議案第1号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第 2 議案第2号 八幡平市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
            一部を改正する条例                       
日程第 3 議案第3号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)          
日程第 4 議案第4号 平成30年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  


追加議事日程(第5号の追加1)

日程第 1 議案第5号 旧松尾総合支所解体工事の請負契約の締結に関し議決を求めることにつ
            いて                              

出 席 議 員(20名)
     1番  関     治  人  君     2番  羽  沢  寿  隆  君
     3番  工  藤  多  弘  君     4番  勝  又  安  正  君
     5番  北  口     功  君     6番  工  藤  隆  一  君
     7番  田  村  善  男  君     8番  井  上  辰  男  君
     9番  立  花  安  文  君    10番  渡  辺  義  光  君
    11番  工  藤  直  道  君    12番  古  川  津  好  君
    13番  田  村     孝  君    14番    橋  悦  郎  君
    15番  熊  澤     博  君    16番  関     善 次 郎  君
    17番    橋  光  幸  君    18番  米  田  定  男  君
    19番  小 野 寺  昭  一  君    20番  工  藤     剛  君
 
欠 席 議 員(なし)
 
説明のために出席した者
      市         長    田  村  正  彦  君
      副    市    長    岡  田     久  君
      教    育    長    星     俊  也  君
      企 画 財 政 課 長    香  川     豊  君
      総   務  課   長    小 山 田     巧  君
      防 災 安 全 課 長    遠  藤  明  広  君
      地 域 振 興 課 長    津 志 田  勇  孝  君
      税   務  課   長    田  村  泰  彦  君
      市   民  課   長    佐 々 木  孝  弘  君
      地 域 福 祉 課 長    松  村  錦  一  君
      健 康 福 祉 課 長    渡  辺     信  君
      農   林  課   長    高  橋  政  典  君

      花 き 研 究 開 発    日  影  孝  志  君
      セ ン タ ー 所 長

      商 工 観 光 課 長    小 山 田  克  則  君
      建   設  課   長    関  本  英  好  君
      上 下 水 道 課 長    菅  原  浩  人  君
      国 保 西根病院事務局長    遠  藤  俊  彦  君

      会 計 管 理 者 兼    菅  野  美 津 子  君
      会   計  課   長

      西 根 総 合 支 所 長    渋  谷  栄  光  君
      安 代 総 合 支 所 長    佐  藤  泰  平  君
      教 育 総 務 課 長    工  藤  久  志  君
      教 育 指 導 課 長    川  村  憲  弘  君
      農 業 委 員 会事務局長    畑  山  直  已  君

事務局出席者
      事務局長    中 軽 米  昭  彦
      議事係長    佐 々 木  由 理 香

                     ☆
                  開     議
                     ☆
議長(工藤 剛君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
     これから本日の会議を開きます。
     本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
                                    (10時00分)
                     ☆
     議案第1号 財産の取得に関し議決を求めることについて
                     ☆
議長(工藤 剛君) これから議案審議を行いますが、全議案とも提案理由及び内容説明は既に終わっておりますので、日程に従い議案審議を行います。
     初めに、日程第1、議案第1号 財産の取得に関し議決を求めることについてを議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 この入札調書なのですが、7カ月も前に入札する理由というのは何かあるのでしょうか、これ第1点伺いたいと思います。
     それから、双葉重車輌株式会社さんが辞退したということなのですが、こういう辞退というのは罰則だとかペナルティーというのはあるのでしょうか。何か売名行為に使われそうな、冷やかしと言えば表現悪いですが、こういうのに対して規制みたいなのがありましたらお知らせいただきたいというふうに思います。
議長(工藤 剛君) 建設課長。
建設課長 関本英好君 まず1点目の7カ月前に入札を行うのかというご質問でございますが、これらの除雪機械については特殊車両でございまして、注文を受けてから生産するということになってございますので、どうしても期間がかかるということでございますので、よろしくお願いします。
     あと、辞退に何かペナルティーがあるのかということなのでございますが、特にはペナルティーはございません。今回につきましては、事前に指名願が出されている6社について、参考見積もりを提出していただきました。その中において、3社が当初は希望があるということで3社を指名しましたが、いざ入札執行したところ、双葉さんが辞退したということでございまして、辞退したことについては特にペナルティーを科すものではございません。よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第1号を採決します。
     議案第1号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第1号 財産の取得に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第2号 八幡平市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め
           る条例の一部を改正する条例

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第2、議案第2号 八幡平市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 議案第2号の1枚物の省令が出ております。この中で、2のアレルギーやアトピー等への配慮等が適切にできる者として適当と認められる事業者からの食事の外部搬入を新たに可能とするという最後の2行がございますが、この件でちょっと伺いたいと思います。
     八幡平市立のほうです、私ではなく、八幡平市立の寺田保育所さんでは、アレルギーに対しての対策として、食品リストで食べたことのないものをピックアップして、家で一さじ食べさせて調べてみてくれということで、保護者に質問事項というか、こういう形で連絡が来て、そしてその結果を提出させたというふうに伺っております。それなりの対応をしているのだなと思って、私は判断したわけなのですが、ではこの家庭的保育事業等の場合、本当に大丈夫なのかということで質問したいわけです。八幡平市には公立保育所が5カ所、定員が315名、私立が7カ所の407名となっておりますが、どうもホームページに余りこの辺詳しく出ていないような気がするのです。他県の話で恐縮なのですが、ほかでは結構こういうのを大事にして、ホームページなんかでも公表して、アレルギー、最悪の場合はアナフィラキシーということで死に至ることもあるという給食、おやつなのですが、この辺の対応、八幡平市ではどうもわからない中でこれを認めていっていいのかと、国から来たから認めなければならないという立場なのはわかるのですが、その辺で現実にもし家庭的保育事業が行われたら、どういうふうに八幡平市としてチェックしていくのかということも含めまして、伺いたいと思います。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えをいたします。
     アレルギー、アトピー等は、もう近年非常に慎重に取り扱うものとして、公立、私立とも万全を期して対応いたしております。家庭的保育事業者等におきましても、当然調理業務を受託しているという時点で、もうアレルギー、アトピー等にはきちんと対応するという前提でございますので、家庭的保育事業者が立ち上げる段に至っては、当然市のほうとしてもその辺のご指導は万全にしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 心配なのは、例えば菓子パンなんかには結構食品添加物みたいなのも入っているのが、大手の業者がつくるパンの場合は結構見受けられるのです。そういうものも、どうしても保育料との関係で一定の金額の制約があるということで、限界はあるのでしょうが、その辺やっぱりホームページで公表していく必要があるのではないかと思うのです。もちろん大手のパン業界が、パンの製造業界が出すパンですから、法律に違反しているはずはないと思うのですが、たださまざまな着色料だとか、保存料だとかというものが入っているということで、今小さいお子さんをお持ちのお母さんたちは、本当に心配している方がいるというふうに伺っております。そういう点で、一定の規制をしていますよというホームページでの公表みたいなのはできないものなのでしょうか。実際やっているところもあるのです。給食センターなのですが、やっているところがあるのです。埼玉県でありましたが、そういう姿勢がこれからは必要になってきているのではないかというふうに思うのですが、その点で今後の考え方を伺いたいと思います。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えいたします。
     議員おっしゃるとおり、菓子パンのみならずほかの食品でも今添加物にあふれてございます。それを排除ということになると、一体何を食べればいいのかという状況にもなりかねませんので、手づくりおやつなりにしたほうが当然好ましいわけですけれども、人員の関係とかいろいろございますので、いずれそのようなものはできるだけ少なくしようという心がけではやってございます。ただ、全部排除は当然できるものではないということをご理解いただきたいと思います。
     ホームページにつきましては、これからどのように対策するかということを考えまして、その辺をきちんと考えを決めましたら、ホームページで公開ということもあると思いますが、いずれまだその方針等は詳しく決まってございませんので、検討いたしたいと思います。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 伺いたいと思います。
     家庭的保育事業の運営にかかわる基準を緩和する、緩めるという内容だと思うのですが、原因は省令の改正だと、国の指示、指導だということですので、そのことを踏まえて質問したいのです。この基準を緩めるといった場合に、その根拠が明確でないと、先を考えて危惧するところがあるのですが、端的に伺いたいと思います。資料がありますので、資料の裏のページ最後、調理施設の関係なのです。この3なのですが、ここでは条例施行の前から存在していた認可外保育施設等が家庭的保育事業等の認可を得た場合、調理室、調理設備、調理員の設置、配置を条例施行後5年間猶予されることとなっていると。今回の改正で、家庭的保育者の居宅で保育を提供する家庭的保育事業者については、自園調理を行うために必要な体制を確保するという努力義務を課しつつ、猶予期間を10年間に延長すると、こういう内容になっています。ここから言えることは、1つは子供の立場から見れば、自園でこういう体制を確保するのが望ましいというのが基本だと。しかし、さまざまな状況ありますので、そういう体制確保するのに5年間猶予しますよと。しかし、今回で10年間だとなった場合、5年間という基準をこれまで定めていて、なぜ2倍の10年間になるのかと、数的な根拠が見えないのです。つまりなぜ5年で無理で、7年、8年ではないのかと。もしこういうふうにやるのであれば、私はむしろ抽象的に、ここで努力義務を課しつつとなっていますが、速やかに整備するとかという表現のほうがまだいいと思うのです。なぜ2倍、つまり10年間まで猶予するというふうになったのか、その根拠を伺いたいのです。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えいたします。
     根拠とおっしゃいましたけれども、国の省令のそのとおりでございまして、根拠は大変申しわけございませんが、持ち合わせてございません。
     なお、現状を鑑みますと、やっぱりバックアップ施設、連携施設のほうから搬入ということを想定してございますので、そちらのほうがしっかりしていればよろしいのかなというふうに考えてございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) 18番、米田定男議員。
議員 米田定男君 ある意味では、そこのところから心配なのは、家庭的保育事業というのが新しく始まったわけで、これまでの保育事業からいえば、そもそもそこで運営上基準を緩和するという制度で、家庭的保育事業が始まったと。つまり待機児解消なりを目的とした緊急避難的なこともある家庭的保育事業なのですが、そこでまず一旦基準が緩められると。また、運営上こういうふうに緩めると。ここで言うように、10年というのに数的な根拠が明確であればいいのですが、こういう形で進んでいくと、例えば今度10年たったときに、実際上そこまでいかなかったから15年という根拠にもなり得ると、こういう持っていき方は。ですから、限りなく保育に関して基準が緩められていくということについては、納得しがたいという思いがあるので、改めて聞きたいと思います。
議長(工藤 剛君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 松村錦一君 お答えいたします。
     市といたしましても、国に従って限りなく緩めるという考えはないわけでございますが、今回の調理施設等の改正のほかにも、改正自体を見合わせてきたものがございまして、安易に緩めるべきではないという考えで保留してきたものなのですが、そちらの保育士さんにみなす法の改正は、保育士不足の状況がございますので、この辺で少しでもそれの解消のために、やっぱりここは改正したほうがいいという判断で、今回お出ししたものでございます。
     それと、家庭的保育事業なのですが、国基準では保育士資格のある方がいなくても、研修を受けていればオーケーという部分があるのですが、市では必ず1人は保育士ということで限定してございますので、その辺は国に従って何でもかんでも緩くするという考えはございませんので、ご理解を賜りたいと思います。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第2号を採決します。
     議案第2号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第2号 八幡平市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第3号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第3、議案第3号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
     15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 11ページでございます。19節負担金補助及び交付金のところで、振興作物推進事業ということでリンドウ優良品種緊急新植事業費補助金とありますが、この辺もうちょっと詳しく、どういうことをやるために28万5,000円というものがついているのか、負担金補助及び交付金の額がこういう額になっているのかというところをもう少し詳しくお願いしたいと思います。
     それから、7節、13節、15節のところなのですが、賃金と委託料というところで大体同じ額が、獣医師賃金が減らされて、そして予防接種のほうの業務委託料ということで大体似たような金額出ているのですが、どういうふうな制度に変わったのかなということで伺いたいなと思います。
     実は、先ほど当局から議会に対する質問、質疑等の要望についてというところで、一番最後に議員の仕事、利害に関するような質問だとか質疑は行わないことという1項目ありまして、それに反するような感じ受けるかと思いますが、兼業禁止の議論が深まっているということで、私は放牧、今までお願いされておったのを外れております。そういう立場で、その後どうなったかということも含めまして、畜産振興をどのように保証していくのかという点で伺いたいと思います。
議長(工藤 剛君) 農林課長。
農林課長 高橋政典君 お答えいたします。
     1点目、リンドウについてでございますが、リンドウの優良品種緊急新植事業でございます。これは、盆とか秋彼岸向けの品種の新植1年目の管理経費がかかるわけでございますが、そちらのほうについて支援するというものでございます。10アール当たり6万6,000円の3分の2を岩手県と市、それから生産者、その3者で3分の1ずつ出して行うものでございます。
     なお、この品種につきましては、対象品種が変わる場合もございますので、それによっては採用される面積等も変わってくるということで、今回その部分が認められた部分とはちょっと外れた部分がございますが、結果的にはふえたということで、補正をお願いするものでございます。
     それから、2点目でございます。牧野管理事業についてでございますが、市営牧野の放牧牛に対する予防接種等の業務につきましては、市の臨時的任用職員という形をとって従来実施してきているわけでございますが、その対象獣医さん3人のうち、まず熊澤議員さんが今回議員におなりになられたということもございます。先ほど議員おっしゃるように、地方自治法の規定によりまして、臨時的任用職員、これは職員の範疇に入るというふうにここでは判断してございますので、法第92条の2に抵触するような形、これは白黒はっきりというふうなものは何もついてはございませんが、やはり臨時的任用職員ですと、市長の任命、指示に従っていただくという関係もございますので、そちらの形態はちょっとうまくないということで、今回業務等に係る分の直接雇用ではなくて、委託業務、具体的にはまずJA新いわてさんのほうにということで予算措置をしてございますが、そちらのほうに対象医師にかかわる当業務につきましては委託をさせていただきたいということで、今回補正をお願いしようとするものでございます。
     以上でございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第3号を採決します。
     議案第3号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第3号 平成30年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
     議案第4号 平成30年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第
           1号)

                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、日程第4、議案第4号 平成30年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
     これより質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第4号を採決します。
     議案第4号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第4号 平成30年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。
                     ☆
                  議事日程の追加
                     ☆
議長(工藤 剛君) 次に、議事日程の追加でございます。
     市長より旧松尾総合支所解体工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題としたい旨、依頼がありました。
     お諮りいたします。これを日程に追加し、議題にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
     議案書につきましては配付済みでありますが、追加日程表を配付しますので、しばらくの間お待ちください。
            (資料配付)
議長(工藤 剛君) 配付漏れはありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) それでは、追加議案について、会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 異議なしと認めます。
     よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。
                     ☆
     議案第5号 旧松尾総合支所解体工事の請負契約の締結に関し議決を求める
           ことについて

                     ☆
議長(工藤 剛君) それでは、追加日程第1、議案第5号 旧松尾総合支所解体工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題とします。
     提案理由の説明を求めます。
     副市長。
            (副市長 岡田 久君登壇)
副市長 岡田 久君 ただいま工藤議長から上程いただきました追加日程第1、議案第5号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
        (会議結果報告書に添付の議案書に沿って提案のため記載省略)
     よろしくお願いをいたします。
            (副市長 岡田 久君降壇)
議長(工藤 剛君) 次に、内容説明を求めます。
     総務課長。
総務課長 小山田 巧君 それでは、議案第5号 旧松尾総合支所解体工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて、議案の内容をご説明いたします。
     まず、工事名でございますが、旧松尾総合支所解体工事でございます。
     工事場所は、八幡平市野駄地内となってございます。
     契約方法は、条件つき一般競争入札による契約でございます。
     契約金額は2億9,160万円で、契約の相手方は八幡平市大更第24地割8番地1の5、株式会社遠忠、代表取締役、遠藤忠臣となってございます。
     工期につきましては、議会議決の翌日から平成31年6月25日までとなっておりまして、これはさきの第1回臨時会におきまして債務負担行為の議決を頂戴している点でございます。
     初めに、条件つき一般競争入札の結果についてご説明いたします。資料1の入札調書をごらんいただきます。この条件つき一般競争入札は、平成30年5月24日に公告し、3社の参加により平成30年6月8日に執行してございます。各入札金額は記載のとおりでございます。落札者は、株式会社遠忠となってございます。
     次に、工事の概要についてご説明いたします。資料2及び資料3、配置図及び立面図をもってご説明いたしますので、ごらんいただきます。まず、今回解体する旧松尾総合支所は、旧松尾村役場庁舎といたしまして昭和51年に建築され、平成17年の3町村合併の後には、本庁舎の分庁舎あるいは松尾総合支所庁舎として活用されてまいりました。平成26年に現在の新庁舎を新築移転するまで、松尾地区の行政を執行する場として機能してまいったものでございます。旧松尾総合支所は、建築から42年が経過し、老朽化が著しく、利用されていない状態にございまして、今後においても利用する見込みがないため解体するものでございます。
     主な工事内容といたしましては、庁舎棟、鉄筋コンクリートづくり3階建て及び塔屋、2階建て、面積は3,614平米1棟、それからポンプ室棟、補強コンクリートブロックづくり、13平米1棟の解体を予定しております。
     松尾総合支所の敷地内の車庫棟は、公用バス及び重機車庫として継続使用することといたしております。
     また、敷地内はコミュニティバスの停留所となっているために、駐輪場や花壇も含めて、今後も利用してまいるものでございます。
     以上で内容説明にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 内容説明が終わりました。
     議案第5号 旧松尾総合支所解体工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて質疑を行います。質疑ありませんか。
     10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 資料3の立面図でお願いしたいと思いますが、質問するために古い資料をつけていただきました。松尾の「マ」がついていました。この村章は現在どうなっているのか。そして、現在は八幡平の市章がついているわけですが、こういう村章とか市章というのは永久保存的なものだと思います。前の「マ」のついている村章、松尾村の農業、鉱業、観光の指針としてつくったシンボルでございます。その松尾村の村章と、現在の市章もありますが、これも私は一緒くたに解体するべきではないだろうと考えております。
     それから、村長室とか廊下に県内の著名な画家、あるいは著名人の色紙等もございました。その引き継ぎなり、活用なり、方法はどのように考えていらっしゃるかお聞きしたいと思います。
     以上、2点お願いします。
議長(工藤 剛君) 総務課長。
総務課長 小山田 巧君 松尾総合支所にあります備品、それから図画等につきましては、昨年度におきまして内覧会を開催いたしまして、必要だと、譲り受けたいという方にお譲りしたわけでございます。初めには、公共的団体の方々から見ていただきまして、まず必要なものを持っていっていただいてございます。その後に、残ったものについて個人の方々、必要な方、欲しい方にお譲りしてきたというような経緯でございます。
     お尋ねの旧松尾村章のシンボルについて、現在の所在についてはちょっと今確認はできてございません……
            (「かえて市章になっている」の声あり)
総務課長 小山田 巧君 現在新市の市章がついておるというような状況でございますが、旧松尾村の村章の「マ」の字のシンボルについては、所在についてはちょっと確認させていただきたいと思います。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 岡田 久君 村章についてお答えを申し上げます。
     これは合併した後、それぞれの庁舎の町村章と言えばいいのでしょうか、そういうものにつきましては外して、新しい今の八幡平市の市章に全部かえまして、旧のそれぞれにつきましては、ついこの間まで西根地区市民センターのほうに展示しておりました。現在は、多分後ろのほうの図書室と称する場所の隅のほうに物置というか、そういうところがありますが、そこのところに現在は移転しておるところでございます。
     ただ、いずれにしましても、合併までの歴史あるそれぞれの村章、町章でございますので、これについてはずっと保管していくべきものと、そのように認識しておるところでございます。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 私は、取り壊した後に、この「マ」の村章と、そして現在の市章をここの跡地に立てて、こういうシンボルとして目指したよと、そしてこういう市庁舎ができたよというような看板なり、あるいはモニュメント的にここの跡地を伝承して、文化あるいは行政の歴史を伝えていくべきだろうと思っていますので、その辺、新年度なり、あるいは今後倉庫に入ってしまうとなかなか眠ってしまいますので、この2つのモニュメント、市章、村章があれば、この歴史なり行政の文化なり、大変いい跡地の活用なり、利用になると思いますので、お考えをお聞きします。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
     これは、各旧庁舎といいますか、ございますが、歴代の首長さん方の写真、それから歴代の議長さん方の写真、それから今ご質問がありましたが、それぞれの町村でいろんな方からいただいた記念品がございます。そういうものについて、正直言いましてどうしようかということで、まだ下のほうの棚とか何かに全部しまっているような状況にございます。ただ、これを倉庫とか何かに入れますと、もうなくなって、あとどこに行ったのだろうというふうなことになるということも承知しておるところでございます。ただ、それを新しい建物を建てて、そこに新しくつくればいいのかといいましても、現在さまざまな老朽化した建物を壊す、松尾総合支所が今回初めての議案となってございますけれども、これから随時公共施設については壊すところは壊していくというふうなことでございますので、ただいまのご提言につきましては、ご意見ということで今後の検討にさせていただきたいと思います。
議長(工藤 剛君) 10番、渡辺義光議員。
議員 渡辺義光君 建物を建てなくても、多分これは大丈夫だろうと思いますので、跡地利用にこれを立てて、こういうような歴史文化あるよということを伝えていただきたいし、私も西根庁舎が旧大更にあったとき、あのとき移転してかなりのものがどこに行ったか、ちょっと眠られて残念だなと思うこともありますので、ぜひ今度合併20周年等もあると思いますので、それらに向けて資料の収集なり活用方法についてご検討いただければありがたいと思いますので、もう一度お願いします。
議長(工藤 剛君) 副市長。
副市長 岡田 久君 同じお答えになろうかと思いますけれども、それぞれの町村でそれぞれの歴史の中でいただいた記念品、それから表彰状、そしてさまざまな歴代の議長さん、それから首長さん、それから常任委員会の写真とか、かなりの歴史を物語るものがございます。それをすぐ片づけると、もうどこに行ったろうということで廃棄になりますことから、現在はそれぞれの庁舎で保管している状況でございます。松尾についても、これから先きちっと壊してもいいというところを再度また確認はしなければならないと思うのですが、そういう意味におきましては、いずれにしても方針が決定するまではきちっとやっぱり保管していくべきものと、そういうふうに認識しておるところでございますし、新しく建物を建てないというふうなことになりますと、一つは資料館という既存の建物をそういうふうな形で利用することも可能だとは思いますけれども、いずれにしましてもそれを優先するよりは、現在古い、例えば荒屋の公民館の外壁が崩れ始めておりますので、これももう容赦なくある程度撤去していかなければならないと、そういうふうな優先度も勘案しながら進めていかなければならないと、そのように考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。
議長(工藤 剛君) 15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 この提案、私はよしとするつもりでおりますが、何せ2億9,160万円というのは大金でございまして、こういうのは今後どんどん出てくるような気がするのです。そういう点で、例えば基金積み立て等の対策なんかはとっておられるのか。それから、今後の解体工事の見通し、今の時点で結構ですので、お知らせいただきたいと思います。
議長(工藤 剛君) 企画財政課長。
企画財政課長 香川 豊君 お答えいたします。
     現在このような形で、今回は旧松尾総合支所ですけれども、あと副市長のほうから今荒屋公民館という案件も出ました。市で策定いたしました公共施設等総合管理計画、現在は個別計画を策定中でございますけれども、その計画に基づいて今後順次取り壊しが出てくるかと思います。その見通しにつきましては、今そちらのほうでまとめようとしてございます。
     あと、財源ですけれども、特定目的基金の中に市有財産整備基金というのがございます。現在は、こちらのほうにできるだけ積んでいって、今回の旧松尾総合支所の解体工事におきましても、そちらのほうから、これは入札前の予算ベースの話ですけれども、過疎ソフトのほうからことしは1億円、先ほど総務課長の説明の中で2カ年継続事業になっているということですので、ことしの分の1億6,400万円に対しましては、ことしは過疎ソフトから1億円、市有財産整備基金から6,400万円という形で、基金のほうをこれからは取り崩していくような形になるという予定になってございます。
     現在の基金の総額、今発言できるのは、いずれことしにあっては旧松尾の取り壊しについては、基金のほうから6,400万円を取り崩して、取り壊しをするという予定になってございます。
     以上です。
議長(工藤 剛君) 15番、熊澤博議員。
議員 熊澤 博君 市長に伺います。
     今後の見通しどのように考えておられるか、一言で結構ですので。
議長(工藤 剛君) 市長。
市長 田村正彦君 これは、全国的に、特に合併した町村においては、公共施設の取り壊しというのは大きな課題になっております。過去には、この取り壊しに対しての国の助成措置というのですか、交付措置というのはなかったのですけれども、我々過疎のほうでかなりこれを何とか過疎債の対象にしてくれと。過疎債の対象になりますと、その償還額の7割は国が責任を持って償還してくれるわけですので、自前の資金手当ては3割で済むと、そういう制度もありまして、そういう制度が今できつつあります。解体に対して、過疎の交付金を充当できる、過疎債を発行できると、そういう制度が今できていますので、今も課長から説明があったとおり、今回の松尾の事業には過疎債を1億円つぎ込んでおりますので、その残分というのですか、負担分は先ほど申し上げましたとおり基金を積んで、それで対応していくと。
     そしてまた、一方では公共施設管理計画というものを今策定いたしております。その計画はどういう計画かというと、公共施設を全部ピックアップして、これは何年持つのか、本当に必要なのか必要ではないのか、誰が利用しているのか、そういった全てをチェックして、必要のないものはこの施設と。では、この必要のない施設はどういうスパンでこれを処理していくかと、これがいわゆる公共施設管理計画でして、その管理計画に基づいて、大きな財政負担が伴わないように順次これを実行していくと、こういうふうな形になろうかと思います。財源の手当て、基金のほうはおかげさまできちっと対応できるくらいの基金を今積んでおりますので、それを有効に使いながら今後対応していきたいということでございます。
議長(工藤 剛君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。討論ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤 剛君) 討論なしと認めます。
     これから議案第5号を採決します。
     議案第5号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤 剛君) 起立全員です。
     よって、議案第5号 旧松尾総合支所解体工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
                     ☆
                  閉     会
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議長(工藤 剛君) これで本日の日程は全て終了しました。
     6月14日から本日まで8日間にわたり、各位におかれましては熱心にご審議をいただき、衷心より感謝申し上げます。
     以上をもちまして平成30年八幡平市議会第2回定例会を閉会といたします。
                                    (10時48分)