平成27年八幡平市議会第2回定例会
 
議事日程(第1号)
                               平成27年6月12日(金)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 報告第1号 八幡平市産業振興株式会社の経営状況報告について         
日程第 5 報告第2号 平成26年度八幡平市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について  
日程第 6 報告第3号 平成26年度八幡平市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算の報告
            について                            
日程第 7 報告第4号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告について
日程第 8 議案第1号 人権擁護委員候補者の推せんに関し意見を求めることについて    
日程第 9 議案第2号 八幡平市税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求める
            ことについて                          
日程第10 議案第3号 八幡平市営住宅条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求め
            ることについて                         
日程第11 議案第4号 平成26年度八幡平市一般会計補正予算(第11号)の専決処分に関し承認
            を求めることについて                      
日程第12 議案第5号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第4
            号)の専決処分に関し承認を求めることについて          
日程第13 議案第6号 平成26年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の専決
            処分に関し承認を求めることについて               
日程第14 議案第7号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第
            4号)の専決処分に関し承認を求めることについて         
日程第15 議案第8号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第16 議案第9号 財産の取得に関し議決を求めることについて            
日程第17 議案第10号 八幡平市議会の議決に付すべき事件を定める条例          
日程第18 議案第11号 八幡平市保健センター条例を廃止する条例             
日程第19 議案第12号 八幡平市国民健康保険西根病院使用料及び手数料条例の一部を改正する
            条例                              
日程第20 議案第13号 平成27年度八幡平市一般会計補正予算(第1号)          
日程第21 議案第14号 平成27年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第
            1号)                             
日程第22 議案第15号 平成27年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第1号)
日程第23 議案第16号 平成27年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)        

出 席 議 員(22名)
     1番  工  藤  隆  一  君     2番  田  村  善  男  君
     3番  畠  山     康  君     4番  井  上  辰  男  君
     5番  立  花  安  文  君     6番  大  森  力  男  君
     7番  渡  辺  義  光  君     8番  工  藤     剛  君
     9番  遠  藤  公  雄  君    10番  古  川  津  好  君
    11番  小 野 寺  昭  一  君    12番  田  村     孝  君
    13番  山  本     榮  君    14番    橋     守  君
    15番    橋  悦  郎  君    16番  関     善 次 郎  君
    17番  大 和 田  順  一  君    18番    橋  光  幸  君
    19番  米  田  定  男  君    20番  北  口  和  男  君
    21番  伊  藤  一  彦  君    22番  工  藤  直  道  君
 
欠 席 議 員(なし)
 
説明のために出席した者
      市         長    田  村  正  彦  君
      副    市    長    岡  田     久  君
      教    育    長    遠  藤  健  悦  君

      企 画 総 務 部 長 兼    香  川     豊  君
      市  長  公  室  長

      市 民 福 祉 部 長 兼    小  林  清  功  君
      市   民  課   長

      産 業 建 設 部 長 兼    小 山 田     巧  君
      商 工 観 光 課 長

      教  育  次  長  兼    工  藤  義  昭  君
      学 校 教 育 課 長

      西 根 総 合 支 所 長    工  藤  賢  一  君
      安 代 総 合 支 所 長    村  上  輝  身  君
      会  計  管  理  者    武  田  啓  子  君
      企 画 総 務 部総務課長    高  橋  政  典  君
      企画総務部地域振興課長    工  藤  久  志  君

      企  画  総  務  部    小 山 田  克  則  君
      ス ポ ー ツ 推進課長兼
      国 体 推 進 室 長

      企 画 総 務 部税務課長    工  藤     健  君
      市民福祉部地域福祉課長    松  村  錦  一  君
      市民福祉部健康福祉課長    高  橋  公  子  君
      産 業 建 設 部農政課長    佐  藤  文  城  君
      産 業 建 設 部建設課長    遠  藤  明  広  君
      産業建設部上下水道課長    菅  原  浩  人  君
      安 代 地 域 振 興 課長    高  橋  桂  子  君
      土 木 林 業 課 長    北  舘  修  吾  君
      国 保 西根病院事務局長    遠  藤  俊  彦  君
      農 業 委 員 会事務局長    遠  藤     等  君

事務局出席者
      事務局長    松  浦  淳  二
      議事係長    佐 々 木  由 理 香

                     ☆
                  開     会
                     ☆
議長(工藤直道君) ただいまから平成27年八幡平市議会第2回定例会を開会いたします。
     ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
                     ☆
                  開     議
                     ☆
議長(工藤直道君) これから本日の会議を開きます。
                                    (10時04分)
                     ☆
                 会議録署名議員の指名
                     ☆
議長(工藤直道君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により
        1番  工 藤 隆 一 君
        2番  田 村 善 男 君
        3番  畠 山   康 君
     を指名いたします。
                     ☆
                  会 期 の 決 定
                     ☆
議長(工藤直道君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
     本定例会の議事運営につきましては、去る6月5日及び8日に議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。
     議会運営委員長、小野寺昭一君。
            (議会運営委員長 小野寺昭一君登壇)
議会運営委員長 小野寺昭一君 平成27年八幡平市議会第2回定例会の運営につきまして、去る6月5日及び8日に議会運営委員会を開催し、協議をしましたので、その結果をご報告します。
     会期は、別紙、会期日程案のとおり、6月12日から24日までの13日間とする案でございます。
     一般質問は、6月15日及び22日に通告順により行います。
     議案等の取り扱いについては、議案第10号及び議案第11号につきましては、本日質疑を行った後、所管の常任委員会に付託したいと思います。
     このほかの議案第16号までの議案につきましては、会議規則第37条第3項により委員会付託を省略することといたします。
     以上、議会運営委員会の結果報告といたします。議員各位のご協力をお願い申し上げます。平成27年6月12日、議会運営委員長、小野寺昭一。
            (議会運営委員長 小野寺昭一君降壇)
議長(工藤直道君) お諮りします。
     本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から6月24日までの13日間としたいと思います。ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 異議なしと認めます。
     よって、会期は本日から6月24日までの13日間とすることに決定いたしました。
     お諮りします。委員会付託につきましては、議会運営委員長の報告のとおり、議案第10号及び議案第11号は本日質疑を行った後、所管の常任委員会に付託したいと思います。このほかの議案第16号までの議案につきましては、会議規則第37条第3項により委員会付託を省略し、審議したいと思います。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第10号及び11号を除く議案は委員会付託を省略し、審議することに決定いたしました。
     なお、会期日程及び本日の議事日程はお手元に配付しているとおりでありますので、ご了承、お願いいたします。
                     ☆
                  諸 般 の 報 告
                     ☆
議長(工藤直道君) 日程第3、諸般の報告を行います。
     議会活動報告、監査委員からの例月現金出納検査及び定期監査の結果報告については、配付をもって報告といたします。
     次に、行政報告を行います。
     市長。
            (市長 田村正彦君登壇)
市長 田村正彦君 平成27年八幡平市議会第2回定例会の開催に当たりまして、平成27年2月18日開催の平成27年八幡平市議会第1回定例会以降の市政の主な動きについてご報告を申し上げます。
        (会議結果報告書に添付の行政報告書を朗読のため記載省略)
     以上で行政報告を終わらせていただきます。
            (市長 田村正彦君降壇)
議長(工藤直道君) 以上で諸般の報告を終わります。
                     ☆
     報告第 1号 八幡平市産業振興株式会社の経営状況報告について
                     ☆
     報告第 2号 平成26年度八幡平市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告
            について

                     ☆
     報告第 3号 平成26年度八幡平市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰
            越計算の報告について

                     ☆
     報告第 4号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報
            告について

                     ☆
     議案第 1号 人権擁護委員候補者の推せんに関し意見を求めることについ
            て

                     ☆
     議案第 2号 八幡平市税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承
            認を求めることについて

                     ☆
     議案第 3号 八幡平市営住宅条例の一部を改正する条例の専決処分に関し
            承認を求めることについて

                     ☆
     議案第 4号 平成26年度八幡平市一般会計補正予算(第11号)の専決
            処分に関し承認を求めることについて
 
                     ☆
     議案第 5号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補
            正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについ
            て

                     ☆
     議案第 6号 平成26年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第
            3号)の専決処分に関し承認を求めることについて

                     ☆
     議案第 7号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)
            補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることにつ
            いて

                     ☆
     議案第 8号 財産の取得に関し議決を求めることについて
                     ☆
     議案第 9号 財産の取得に関し議決を求めることについて
                     ☆
     議案第10号 八幡平市議会の議決に付すべき事件を定める条例
                     ☆
     議案第11号 八幡平市保健センター条例を廃止する条例
                     ☆
     議案第12号 八幡平市国民健康保険西根病院使用料及び手数料条例の一部
            を改正する条例

                     ☆
     議案第13号 平成27年度八幡平市一般会計補正予算(第1号)
                     ☆
     議案第14号 平成27年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)
            補正予算(第1号)

                     ☆
     議案第15号 平成27年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予
            算(第1号)

                     ☆
     議案第16号 平成27年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)
                     ☆
議長(工藤直道君) 次に、日程第4、報告第1号 八幡平市産業振興株式会社の経営状況報告についてから日程第23、議案第16号 平成27年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。
     提案理由の説明を求めます。
     副市長。
            (副市長 岡田 久君登壇)
副市長 岡田 久君 ただいま議長さんから上程いただきました報告4件、それから議案16件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
         (会議結果報告書に添付の議案書を朗読のため記載省略)
     なお、内容等につきましては、企画総務部長等をしてご説明申し上げますので、よろしくご審議をくださいまして、原案にご協賛賜りますようお願いを申し上げます。
     以上でございます。
            (副市長 岡田 久君降壇)
議長(工藤直道君) 提案理由の説明が終わりました。
     次に、報告第1号から議案第1号まで順次内容の説明を求めます。
     産業建設部長。
産業建設部長兼商工観光課長 小山田 巧君 ご説明申し上げます。
      (会議結果報告書に添付の経営状況報告書に沿い説明のため記載省略)
     以上で八幡平市産業振興株式会社の経営状況報告のほうを終わらせていただきます。
議長(工藤直道君) 企画総務部長。
企画総務部長兼市長公室長 香川 豊君 次に、報告第2号 平成26年度八幡平市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、内容を説明いたします。
(会議結果報告書に添付の繰越計算書に沿い説明のため記載省略)
     以上で内容の説明を終わります。
議長(工藤直道君) 産業建設部長。
産業建設部長兼商工観光課長 小山田 巧君 報告第3号 平成26年度八幡平市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、内容のご説明を申し上げます。
(会議結果報告書に添付の繰越計算書に沿い説明のため記載省略)
     以上で報告を終わります。
議長(工藤直道君) 企画総務部長。
企画総務部長兼市長公室長 香川 豊君 報告第4号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についての内容説明をいたします。
(会議結果報告書に添付の専決処分書に沿い説明のため記載省略)
     以上で内容説明を終わります。
議長(工藤直道君) 市民福祉部長。
市民福祉部長兼市民課長 小林清功君 議案第1号 人権擁護委員候補者の推せんに関し意見を求めることについて。
     次の者を人権擁護委員候補者として推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
     次のページをお願いしたいと思います。参考資料の履歴書において説明申し上げます。氏名は伊藤重伸、生年月日、昭和24年3月27日生まれ、66歳。
     主な経歴を紹介申し上げます。昭和46年3月、専修大学商学部商業学科を卒業され、同年4月、株式会社岩果へ入社をしております。昭和48年3月、同社を退職し、同年4月から安代町役場に就職されております。平成17年9月、合併後の八幡平市企画総務部収納向上対策室長、安代総合支所産業振興課長を歴任、平成21年3月、教育委員会事務局安代教育課長を最後に定年退職されております。
     委員の任期につきましては、今回が3期目となります。平成27年10月1日から3年間でありますが、盛岡地方法務局を経由して法務大臣に進達することとなっているため、今議会に提案申し上げるものであります。
     以上で経歴等の紹介を終わります。
議長(工藤直道君) ここで11時まで休憩します。
                                    (10時50分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤直道君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
                                    (11時00分)
議長(工藤直道君) 内容の説明が終わりました。
     これから質疑を行います。この際、お願いします。本定例会の質疑の方法には、会議規則第56条を適用いたします。発言に当たっては、挙手の上発言願います。
     なお、質疑に当たっては同一の議題について1人3回までとし、1回当たり3点以内とするようご協力をお願いします。あわせて質疑、答弁に当たっては、要点をまとめて簡潔にお願いいたします。
     報告第1号について質疑ありませんか。
     1番、工藤隆一君。
議員 工藤隆一君 44期と45期の経営状況報告書を見まして、質問したいと思うのですけれども、25年度の売り上げが6億7,334万2,000円、純損失が1,880万5,000円です。そして、それに対して、26年度の目標、こちらのほうが7億1,700万、営業利益、こちらのほうが66万ということになっておりまして、それに対して26年度の実績なのですけれども、売上高が6億4,820万7,000円、純損失が1,230万2,000円と。これに対する説明は、事業概要を見ることによってわかるのですけれども、根本的なところから見直しをしないと、売り上げ経費等も改善しないのではないかなと、そんな感じをします。25年度の概要、26年度の概要をこうずらっと見ると、これが全く同じような感じで言葉が見受けられると、そのような感じなのです。例えば水道光熱費とか仕入れ材料費とか人件費、効率的な人の動かし方、このあたりをやらないとと思うのですけれども、そのあたりの市長の考えをちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
議長(工藤直道君) 市長。
市長 田村正彦君 今ご指摘あったように、光熱費、人件費を、この辺のところを考えなければ、効率化、好転は望めないよというようなご指摘だったわけですが、当然光熱費、人件費等もより臨機応変に無駄な経費がかからないようにということでやってはおったのですが、それがなかなか効果的な経営改善にはつながっていないということでございます。
     政調会でもお話し申し上げましたとおり、第45期につきましては、ご案内のとおり、あずみの湯の長期閉鎖というのがございました。これも当初もくろんでおった工事日程というのですか、休業日程が設計変更等ございまして2カ月も余計かかってしまった、そういう実態もございます。
     また、森乃湯についても突発的な事故というのですか、補修が必要な事故が発生して、これまた2カ月ほど休業したということで、これが非常にダメージを受けたものというふうに承知をいたしております。
     政調会でもご指摘をいただいておったのですけれども、今議員がおっしゃるとおり、やはり前との比較、一つの資料で前の実績ときちっと比較できるような資料の提出の仕方、あるいはもっと踏み込んだ分析資料というのが、これは必要だというふうに認識いたしておりますので、来期からの決算報告書、経営状況報告書等も、やはりそういう意味では見直して、議員の皆さんが一読すればわかるような、そういうふうな資料の提出の仕方というものをしてまいりたいというふうに考えておりますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思っています。
議長(工藤直道君) 1番、工藤隆一君。
議員 工藤隆一君 44期の事業報告にも臨時休業が頻発したことなどよりとか、厳しい1年でしたと、同じような文言が出ているわけなのですけれども、一番私がちょっと感じたのが特産品販売課の25年度の概要のところに担当者1名増員したことによる人件費増加に伴い、増収減益。これが26年度の概要のところが宣伝広告、車両費等の増加、担当者1名増員したことによる人件費が増にて減益となるというような形で明記されているわけなのですけれども、何かこれを見ると一生懸命働いている社員がちょっとかわいそうだなと、そんな感じを受けまして、やはりかじ取りをしている幹部社員がもう少し頑張って、社員が安心して働けるようにしてほしいなと。これが25年度の概要をこういうふうに書いて、26年度の概要もと。キャビンのところ、国際交流村も同じような文言が、キャビン団体の利用が減少、26年もキャビン営業が数件とか、何か同じような文言が見られて、来年度も見なくても同じような感じで出てくるのかなと、そういうふうな感じもしないわけではないと。来年、同じような文章にしないようにお願いして、そして27年度の事業計画、売り上げ目標が7億2,400万と、営業利益が88万と、目標をクリアするよう期待して終わります。
議長(工藤直道君) 15番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 先ほど行政報告の中にもありましたけれども、分社化についてです。27年度中に実施をしたいというふうな説明がありました。基本方針についても議論しているということですが、その内容について、できれば資料も欲しいのですが、どのような内容で検討されているのか伺いたいと思います。
議長(工藤直道君) 市長。
市長 田村正彦君 政調会でも申し上げましたとおり、かねてから議会でも議論があったわけですし、私の答弁も議会で数次にわたって答弁をいたしております。その答弁の内容というのは、やはり公共性の強い東八幡平温泉郷、まさに八幡平市の観光の基本でございます東八幡平温泉郷を安定的に運営していくためには、それなりの公共性の強い形での会社経営というのが必要だろうということで、温泉供給業務というのですか、そういったものを一つの会社としてきちっと位置づけていこう、そういう考えが基本的にあるということを承知していただきたい。
議長(工藤直道君) 15番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 その大まかな市長の説明はわかりますけれども、具体的な内容です。例えば分社化した場合、経営陣がどういう形になっていくのか、会社運営というのはどういう形になっていくのか、さまざまあると思います。そういう部分も基本方針を検討しているということですから、経営方針についてやっぱり議会にも資料提供をしていただきたいと、説明も含めてです。
議長(工藤直道君) 市長。
市長 田村正彦君 これも政調会でお話ししておるわけですけれども、今まさにこれからそういった、例えば分社化にした場合、社長はどういう形がいいのか。そして、株の配分はどうすればいいのか。あるいは新たな会社に新たな出資者を求めて、資本力を強めていくのか。いろんな方法、やり方があります。それを会計事務所等と今まで会計管理をしていただいておった会計事務所なんか、あるいは当社の幹事の皆さん、そういった皆さんのご意見を頂戴しながらこれから練り上げていく。これも政調会でお話ししていますけれども、その過程については議会でそれぞれ説明をしながらやっていきたいということですので、ご理解をいただきたい。
議長(工藤直道君) 19番、米田定男君。
議員 米田定男君 報告書に限って、内容に限って質問したいのですが、全体として、報告書ですから、他の者がこれを見るということになるのですが、そういう視点から問題にしたいのです。というのは、本来的には、26年度事業ではこういう実績があって、これをどういうふうに評価して27年度の事業に生かすかという流れで構成されなければならないと、そういう意味から言えば。そこがなかなか見えにくいところで、具体的に聞きますが、1ページの事業の概要でこういうふうに言っているのです。途中ですが、山葡萄アイス、山葡萄ゼリー等が好評を得ることができたというふうになっているのです。それで、3ページ、部門別にこれは言っていて、3ページの特産品販売課、ここでも新商品山葡萄アイス、山ぶどうぷるぷるゼリー、いずれこれが好評だと、こういう評価しているのです。そうすると、新年度は、この好評なものをどうさらに生かすかというのは当然視点として入ってこなければならないと。ところが、事業計画、15ページです。特産品販売課、売り上げ目標自体が去年より400万ぐらい少ないのですが、ここには一切ヤマブドウ商品をどうさらに生かすかという表現は一つもないのです。逆に言うと、26年度、そういうふうに好評だと評価したということ自体が意味がないということになるのです。評価したのであれば、こういうふうにさらに生かすという特定した目標が入ってくるべきなのですが、だからなぜこういう表現になるのか聞きたいのですが。
議長(工藤直道君) 産業建設部長。
産業建設部長兼商工観光課長 小山田 巧君 ただいま事業実績の3ページのところで、新商品の山葡萄アイス、山ぶどうぷるぷるゼリーというようなことで好評を得ていると。一方で、15ページには、そういう文言が見えないというようなご指摘がございました。
     これについて、ちょっと説明させていただきたいのですが、15ページのほうの中ほどに特産品販売課ということで書いてございますが、その1行目から2行目にかけまして新商品のサプリメントの販路拡大に努めますというふうにうたってございます。このサプリメントというのが新商品の山ぶどうぷるぷるゼリーのことでございまして、ここに商品名を書くべきではあったかもしれませんけれども、その内容は含まれておるものというふうにご理解いただきたいというふうに思っております。
     以上でございます。
議長(工藤直道君) 19番、米田定男君。
議員 米田定男君 そういう意味では、内容の趣旨はわかりました。しかし、ある意味では表現上の問題なのですが、何回も言うように、実績でそういうふうに評価したのであれば、それはさらに強めるということも含めて、実績を評価しているわけですから、計画のところにそのことを直接触れない表現というのは本来あり得ないと。いやいや、内容的にそこは含んでいるからいいのだということにならないわけで、だからそこを特定してやっぱり進めるべきだという立場を明確にすべきだということで、それはそれでよしと。
     なぜ実績としては、物産販売のところで特産品販売課だけが売り上げ目標が前年度より低いという目標になったのか、確認したいのですが。
議長(工藤直道君) 産業建設部長。
産業建設部長兼商工観光課長 小山田 巧君 先ほどの山ぶどうぷるぷるゼリーの件については、ご指摘、十分理解できますので、定期的に行っております経営者会議のほうで実務レベルの部長にそのご指摘のあった点はお伝え申し上げたいというふうに思っております。
     あと、売り上げ目標の件でございますが、これは一応各部あるいは各セクションからの積み上げによるところでございます。実は、人員体制で温泉事業部のほうが大きく売り上げを落としたということから、特産品販売課のほうから営業担当1名を国際交流村のほうに配置いたしまして、そちらのほうの売り上げを少し強化してまいりたいというような会社のほうの方針もございまして、特産品販売課の売り上げ目標を低目に抑えたのであろうというふうに思われるところでございます。
     以上です。
議長(工藤直道君) 19番、米田定男君。
議員 米田定男君 最後ですが、いやつまり実績と目標との関係では、だとすれば全体として実績としてどこに問題があったかというのを明らかにして、計画のほうではわかるように全体の売り上げの関係からいえば、この部分はこういうふうに問題あったから、こっちに人員配置してやる課題だというのを明確に位置づけるべきなのです。でないと、この報告書見てもわからないでしょう。単純に、つまり少ないから、ある意味で見えて問題になったのですが、売り上げ伸ばすところも単純に頑張りますと、精神主義ではだめなわけで、そういう含めた、吟味された計画書であるべきだということを指摘したいのですが。いやいや、いいです。答えたい人、答えてもらえればいいです。
議長(工藤直道君) 副市長。
副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
     まさに議員さんおっしゃるとおりで、実は平成26年度の計画の中で、例えば何々をやります、どう頑張っていきます。何をやったかという実績と各業ごとに精査しまして、何をやって、どういうふうに展開したのかと、やり残したことはないのかと、それを踏まえて次年度はどうやっていくのかということを、済みません、これができた後、私資料で求めてございます。先ほど市長が申し上げましたとおり、やはり何を展開してきたかわかるような報告書。そして、その報告をもって、どう展開していくのかという計画書、これが必要であろうということで、来年度に向けて、これは見直したいなと思います。
     それから、もう一つ、表現は全く同じようで、今ご発言されましたとおり、頑張るというふうな表現で記載されておるのですけれども、実際のところ事細かにこれはどうなのかというふうな経費の節減を目的として、何をやったのかと聞きましたところ、一例といたしまして地区ごとの業者さんからLPガスを仕入れておりましたけれども、それを全部の施設一括でLPガスを仕入れると。そのことによって、経費が節減したと。ただ、これは27年の4月ですので、それについては今後経費がどのように削減されていくのか見てまいりたいと。それから、食材につきましても一括購入をすることによって、やはり安く材料が入って、利益が向上していくなど、事具体的に見ますと努力している跡があるなということはわかるのですけれども、ではどうしてそれが利益につながらないのかと。これについては、やはり今後施設長会議を通じまして具体的にお聞きしまして、さらに打つ手はないのか、また経費節減を図っていくためにはどうしていけばいいのかということに努め、来期の報告ではぜひそれについてはご報告申し上げたいと思っているところでございます。よろしくお願いいたします。
議長(工藤直道君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 質疑なしと認めます。
     これで報告第1号 八幡平市産業振興株式会社の経営状況報告についてを終わります。
     次に、報告第2号の質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 質疑なしと認めます。
     これで報告第2号 平成26年度八幡平市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを終わります。
     次に、報告第3号について質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 質疑なしと認めます。
     これで報告第3号 平成26年度八幡平市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを終わります。
     次に、報告第4号について質疑を行います。質疑ありませんか。
     7番、渡辺義光君。
議員 渡辺義光君 2番の事故発生場所と相手方の住所が同じですが、そして開拓農道松川線となっておりますが、これは先とか付近とかという字句が入らないと、自宅から出てきたところで農道になっているというような解釈になりますが、何か落ちていませんか。
議長(工藤直道君) 企画総務部長。
企画総務部長兼市長公室長 香川 豊君 事故の発生した場所でございますけれども、相手方の自宅から車が出る際、出た直後に発生した事故でございますので、確かにここで場所につきましては開拓農道松川線ということで書いてございますが、公道に出た瞬間の事故でございますので、確かに……いずれ全く自宅出た直後の事故ということで、こういう表現にさせていただいてございます。
議長(工藤直道君) 7番、渡辺義光君。
議員 渡辺義光君 例えば前進していましたらこっちから出てきた。これで私が言うように、何々道路ですと何々先とか何々付近と入れないと、これは自宅の中を農道が走っていて、自宅の事故だということ、この文字ではです。付近とか何々先とかと入れないと正式な議案ではないと思うということです。公道で起きた事故ですから、公道ではないです、これ。その字句が足りないかということを特定するのに、私はそこをお伺いしたいのです。
議長(工藤直道君) 企画総務部長。
企画総務部長兼市長公室長 香川 豊君 お答えします。
     渡辺議員おっしゃるとおり、そのとおりでございます。ちょっと説明不足の部分があったかと思いますので、次回からはそのようなわかりやすく付近とかという形で報告書をまとめたいと思います。よろしくお願いします。
議長(工藤直道君) 7番、渡辺義光君。
議員 渡辺義光君 では、この議案は、これでいいということですか。第1地割533番地が自宅だし、それは開拓農道もかかっているということですから、次回から付近から何々線先とかと入れるというふうな考えですけれども、この議案としてそれでよろしいでしょうか。
議長(工藤直道君) 副市長。
副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
     事故報告書が第1地割533番地7というふうなことなのですけれども、一般的には533番地の7が自宅であれば、それに接している道路であれば一般的には先というふうな表現を用いておりますけれども、報告書に従って記載したということで、事故発生場所がこのような表示になったという次第でございます。ただ、これが間違っている、間違っていないということにつきましては、あくまでも報告書、それから示談書等に記載しているとおりの表現に従ったということですので、次回以降につきましては、さらにそれらについて吟味してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(工藤直道君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 質疑なしと認めます。
     これで報告第4号 自動車事故の和解及び損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についてを終わります。
     次に、議案第1号について質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 質疑なしと認めます。
     討論を省略し、これから議案第1号を採決します。
     議案第1号を原案のとおり適任とすることに賛成の方は起立願います。
            (起立全員)
議長(工藤直道君) 起立全員です。
     よって、議案第1号 人権擁護委員候補者の推せんに関し意見を求めることについては原案のとおり適任であるとすることに決定いたしました。
     次に、議案の内容説明を求めます。議案第2号から議案第16号まで順次説明願います。
     企画総務部長。
企画総務部長兼市長公室長 香川 豊君 議案第2号 八幡平市税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて、内容を説明いたします。
(会議結果報告書に添付の専決処分書に沿い説明のため記載省略)
     以上で説明を終わります。
議長(工藤直道君) 産業建設部長。
産業建設部長兼商工観光課長 小山田 巧君 議案第3号 八幡平市営住宅条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてでございます。内容のほうをご説明申し上げたいと思います。
(会議結果報告書に添付の専決処分書に沿い説明のため記載省略)
     以上で説明のほう、終わらさせていただきます。
議長(工藤直道君) 企画総務部長。
企画総務部長兼市長公室長 香川 豊君 議案第4号 平成26年度八幡平市一般会計補正予算(第11号)の専決処分に関し承認を求めることについて、内容を説明します。
(会議結果報告書に添付の専決処分書、予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で内容の説明を終わります。
議長(工藤直道君) 市民福祉部長。
市民福祉部長兼市民課長 小林清功君 議案第5号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて。
(会議結果報告書に添付の専決処分書、予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第5号の説明を終わります。
議長(工藤直道君) 市民福祉部長。
市民福祉部長兼市民課長 小林清功君 次に、議案第6号 平成26年度八幡平市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の専決処分に関し承認を求めることについて説明したいと思います。
(会議結果報告書に添付の専決処分書、予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第6号の説明を終わります。
議長(工藤直道君) 市民福祉部長。
市民福祉部長兼市民課長 小林清功君 続きまして、議案第7号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについて説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の専決処分書、予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第7号の説明を終わります。
議長(工藤直道君) 企画総務部長。
企画総務部長兼市長公室長 香川 豊君 議案第8号 財産の取得に関し議決を求めることについて説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     次に、議案第9号 財産の取得に関し議決を求めることについて説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     次に、議案第10号 八幡平市議会の議決に付すべき事件を定める条例について内容説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で内容の説明を終わります。
議長(工藤直道君) 市民福祉部長。
市民福祉部長兼市民課長 小林清功君 議案第11号 八幡平市保健センター条例を廃止する条例。
(会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第11号の説明を終わります。
議長(工藤直道君) 西根病院事務局長。
西根病院事務局長 遠藤俊彦君 議案第12号 八幡平市国民健康保険西根病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例について説明いたします。
(会議結果報告書に添付の議案書、新旧対照表に沿い説明のため記載省略)
     以上で説明を終わります。
議長(工藤直道君) 企画総務部長。
企画総務部長兼市長公室長 香川 豊君 議案第13号 平成27年度八幡平市一般会計補正予算(第1号)について、内容を説明いたします。
(会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で簡単ですが、補正予算の内容説明を終わります。
議長(工藤直道君) ここで昼食のため午後1時まで休憩します。
                                    (11時58分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
議長(工藤直道君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
                                    (13時00分)
議長(工藤直道君) 議案第14号から順次説明願います。
     市民福祉部長。
市民福祉部長兼市民課長 小林清功君 説明申し上げます。
     議案第14号 平成27年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第1号)について、議会の承認を求めるものでございます。
(会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で議案第14号の説明を終わります。
議長(工藤直道君) 西根病院事務局長。
西根病院事務局長 遠藤俊彦君 説明いたします。
     議案第15号 平成27年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第1号)について説明いたします。
(会議結果報告書に添付の予算説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上で説明を終わります。
議長(工藤直道君) 産業建設部長。
産業建設部長兼商工観光課長 小山田 巧君 議案第16号 平成27年度八幡平市水道事業会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。
(会議結果報告書に添付の予算説明書に沿い説明のため記載省略)
     以上でございます。よろしくお願いします。
議長(工藤直道君) これで議案第2号から議案第16号まで内容説明を終わります。
     次に、日程第17、議案第10号 八幡平市議会の議決に付すべき事件を定める条例について、質疑を行います。質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 質疑なしと認めます。
     お諮りいたします。議案第10号は、総務常任委員会に審査を付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第10号 八幡平市議会の議決に付すべき事件を定める条例については、総務常任委員会に審査を付託し、審査結果については今定例会の最終日に本会議場において委員長から報告していただくことといたします。
     次に、日程第18、議案第11号 八幡平市保健センター条例を廃止する条例について、質疑を行います。質疑ありませんか。
     19番、米田定男君。
議員 米田定男君 さっき提案理由説明のところでさまざま現況なり経緯について説明ありましたが、改めて保健センターの位置づけについて伺いたいのですが、これは確認したいのですが、私も調べましたら保健センター設置の根拠になっているのは、法律では地域保険法18条ですか。設置することができるという規定になっていて、その同じ法律の4条で地域保健対策の円滑な実施及び総合的な推進を図るため、地域保健対策の推進に関する基本的な指針を定めなければならないとなっていて、その基本的指針の中には市町村保健センターの整備及び運営に関する基本的事項だというふうになっていて、基本的指針では、この基本的指針は27年3月改定になったのが最新なのですが、市町村保健センターというふうにうたって、市町村保健センターの整備についてはこういうふうになっていました。身近で利用頻度の高い保健サービスが市町村において一元的に提供されることを踏まえ、各市町村は適切に市町村保健センター等の保健活動の拠点を整備すること。ここには、保健センター等というふうになっています。あと、2では、市町村保健センターの運営というふうになっていて、基本的にここで言っているのは保健活動の拠点としては保健センターというふうに絶対的には特定はしていないのです。ということももちろんあります。
     そこで、改めていずれ保健センターの位置づけをどういうふうにしてきたのか、しているのかというのを伺いたいのですが。
議長(工藤直道君) 健康福祉課長。
議員 米田定男君 ちょっと議長、待ってください。答弁は、基本的にはやっぱり誰が答弁するかというのは、私は基準があるべきだと思うのですが、保健センターの技術的なことではなくて、政治的な意義、位置づけを聞いているわけで、部署からいえば当然担当部長が答えるべきなのです。課長ではだめだという意味ではないのですが、そういうやりとりは基本的にあるべきだと思うので、やっぱり私は部長に求めます。
議長(工藤直道君) 市民福祉部長。
市民福祉部長兼市民課長 小林清功君 お答えいたします。
     今のご質問の位置づけということで、先ほどのご質問の中に市町村の保健センターの場合は、身近な保健を推進する拠点施設というふうな定め方をして定めたわけですけれども、その保健センターの業務自体は場所を変えながら現在も推進しているわけですけれども、施設自体が残念ながら老朽化を迎えた関係で、今回の設置条例自体を廃止をさせていただくということで提案申し上げております。
     保健センターの事業の推進自体は、内容説明に申しましたけれども、市役所の施設やらコミュニティセンターを活用して事業自体は行っておると。それについては、住民の利便性を図った上での場所の設定をしているということで進めて対応しております。
     以上です。
議長(工藤直道君) 19番、米田定男君。
議員 米田定男君 こういう提起を否定するものでありませんが、改めて位置づけなりを確認して、どうあるべきかと。だから、例えば本来的には、そういう施設もあるべきだしということであれば、老朽化どうのの問題は別で、老朽化しているとすれば、必要であれば、それは新しくしなければならない話で、その位置づけの問題で聞きたいということで、結果的には、つまり保健センターは松尾と安代だったわけですが、そういう意味では、それらは本所内なりで施設的には対応しているという判断だということの答えです。それで、そういう意味からいうと、逆に言うとそもそも保健センターという形、改めてまた聞きたいのです。どういう意義があったのかと。つまり本庁なりの各部署でそれが代替できる程度の施設というか役割だったのか。本来的に、やっぱり保健センターという施設、部署があって、そこで他の部門との福祉との連携も含めて、本来総合的に管理する機構として保健センターというのはあるべきだったのかというのを1つ聞きたいのです。
     もう一つは、地域の問題と考えたときに、例えば安代地区、人口の減少が著しいという状況が基本的には続いているわけですが、ああいう地域で、地域で暮らしやすい状況を維持するというふうに考えたときに、そういう地域には保健センターみたいな施設が本来必要だということにならないのかということも懸念するところなのですが、つまりそれは本所で全部代替できるということではないのではないかという気もするので、そこを伺いたいのですが。
議長(工藤直道君) 市民福祉部長。
市民福祉部長兼市民課長 小林清功君 お答えいたします。
     最初のは、建てたときの目的なりを質問されておりますけれども、総合的に行うことを考えた施設として当初は建てているというふうに考えております。その当時は、合併前でありますので、昭和55年に松尾の保健センターは建設、昭和60年に安代の保健センターを建設をしております。その当時は、役場の保健業務を保健センターに移して、総合的な保健業務の推進を図ったというふうに、そういう位置づけで国の支援をいただきながら対応してきたというふうに認識をしております。その後に合併を迎えまして、組織が本庁業務というか、行政の組織再編なりを経て、なかなか安代の保健センターに組織を置くというのが困難というか、改正になりましたので、今回の現在の形になって、保健業務を推進をしているというところで、あとは2番目のほうの人口減少で安代地区とか、離れたところの住民の対応についてはどうなのかということですけれども、母子保健とかをひとつ考えたときに、安代のほうだとなかなか人数が少ないということと、建物自体がやっぱり古くなってきて、衛生面とか、あとは若干雨漏りをしたり、水道管がちょっとふぐあいを起こしたりということで、そういうところでの保健業務を検討した結果、新しいところでやっていこうというようなことを検討した中での判断になって、現在市役所の多目的ホール等を活用しながら保健業務を推進しているというのが現状になります。
     以上です。
議長(工藤直道君) 19番、米田定男君。
議員 米田定男君 私には、十分理解できる能力はありませんでした。
     それで、この課題は、常任委員会に付託予定ですので、常任委員会で詳しく議論されると思いますが、私も保健センター、あるいは安代地区含めてですが、維持すべきということを言っているわけではなくて、そう主張する根拠も持っていないのですが、結局結果的にこういう形、例えば一般論として合併したことによって、こういう形ができるということは、一面では合併の弊害ということにもなりかねない問題だという気もしてきたので、そこでもう一回聞きますが、さっきの指針の中では、市町村保健センターの運営の2のところでは市町村は市町村保健センター等の運営に当たっては、保健、医療、福祉の連携を図るため、地域包括支援センターを初めとする社会福祉施設等との連携及び云々となっていて、つまりはここで言っているのもそれらを連携する上でも保健センターが核だという位置づけになっているのです、この指針ではです。そういう意味からいうと、今そういう分野が保健なり医療なり福祉がそれぞれの分野、あるいは連携とりながら進行、維持されているということはあるのですが、保健センターという位置づけを改めて捉え直す必要があるのかなと思ったので、改めて聞きたいのです。
議長(工藤直道君) 副市長。
副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
     昭和55年度並びに昭和60年度に建設された施設でございますけれども、当時の各種検診あるいは健康教室というのは、なかなか庁舎等にスペースがとれないということで、ある意味では拠点施設として保健センターが建設されたものというふうに認識をしておるところでございますが、ただ現在は、先ほど議員申されましたとおり、保健、医療、福祉という観点から拠点施設として位置づけるならば、保健センターという単独の施設でそれは進めるべきか、あるいは庁舎の中で保健、福祉、医療の関係課がそれぞれ事務をとりながら連携を果たしていくべきか、かなり時代もある意味では変遷しているのではないかと捉えるものでございます。現在、保健センター、ある意味では拠点施設というよりも活動の拠点施設として位置づけられてきたのが実態かなというふうに考えるところなのですが、現在庁舎の中にそのような広いスペースがあることから、さらにその利便、活用を図られるよう乳児健診等につきましては本庁舎を利用する、それから提案内容でもご説明申し上げましたが、健康教室等につきましては、これは保健センターに逆に集めるのではなくて、さらに地域に入って、ある意味では地域振興協議会みたいな単位で利便性を図ることが今後の少子高齢化に向けては必要ではなかろうかという観点から、今回この2センターにつきましてはある意味では目的を果たしてきた面もありますし、それからもう一つ改築してということになりますと、やはりこれは今の経済情勢等、行政を取り巻く財政状況からして、あえて更新はしなくても代替的に、また別な会場で開けるとして、かつ利便性が高いとするならば、あえて改築しなくてもいいのではないかということで、当センター条例を廃止しようとするものでございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(工藤直道君) ほかに質疑ありませんか。
            (「なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 質疑なしと認めます。
     お諮りいたします。議案第11号は、教育民生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
議長(工藤直道君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第11号 八幡平市保健センター条例を廃止する条例については、教育民生常任委員会に審査を付託し、審査結果については今定例会の最終日に本会議場において委員長から報告していただくことといたします。
                     ☆
                  散     会
                     ☆
議長(工藤直道君) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。
     本日の会議はこれをもって閉じ、散会いたします。
                                    (13時21分)