予算特別委員会会議次第
 
                          日 時 平成26年 3月11日(火)
                          場 所 八幡平市議会議事堂議場
 
1 開  会
 
2 委員長選任について
 
3 副委員長選任について
 
4 付託事件の審査要領について
 
5 議  事
(1)議案第34号 平成26年度八幡平市一般会計予算                  
(2)議案第35号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算      
(3)議案第36号 平成26年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算           
(4)議案第37号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)予算    
(5)議案第38号 平成26年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計予算        
(6)議案第39号 平成26年度八幡平市公共下水道事業特別会計予算           
(7)議案第40号 平成26年度八幡平市農業集落排水事業特別会計予算          
(8)議案第41号 平成26年度八幡平市浄化層事業特別会計予算             
(9)議案第42号 平成26年度八幡平市水道事業会計予算                
 
6 散  会

出 席 委 員(23名)
     1番  立  花  安  文  君     2番  大  森  力  男  君
     3番  渡  辺  義  光  君     4番  工  藤     剛  君
     5番  渡  邊     正  君     6番    橋  喜 代 春  君
     7番  遠  藤  公  雄  君     8番  古  川  津  好  君
     9番  小 野 寺  昭  一  君    10番  田  村     孝  君
    11番  田  中  榮 司 夫  君    12番    橋     守  君
    13番  伊  藤  一  彦  君    14番    橋  悦  郎  君
    15番  小 笠 原  壽  男  君    16番  関     善 次 郎  君
    17番  三  浦     侃  君    18番  松  浦  博  幸  君
    19番  大 和 田  順  一  君    20番    橋  光  幸  君
    21番  米  田  定  男  君    22番  北  口  和  男  君
    23番  工  藤  直  道  君                      
 
欠 席 委 員(なし)

委員外出席(1名)
    24番  瀬  川  健  則  君                      

説明のために出席した者
      副    市    長    岡  田     久  君
      教    育    長    遠  藤  健  悦  君
      企 画 総 務 部 長    小 野 寺     浩  君
      市 民 福 祉 部 長    大  森  光  洋  君
      産   業  部   長    高  橋  正  明  君
      建   設  部   長    工  藤  孝  栄  君
      教   育  次   長    高  橋  一  夫  君
      松 尾 総 合 支 所 長    高  橋     初  君
      安 代 総 合 支 所 長    藤  森     恵  君
      会  計  管  理  者    山  本  正  信  君
      企 画 総務部市長公室長    香  川     豊  君
      企 画 総 務 部総務課長    松  尾     亮  君
      企画総務部地域振興課長    工  藤     健  君
      市 民 福 祉 部市民課長    小  林  清  功  君
      市民福祉部地域福祉課長    松  浦  淳  二  君
      産 業 部 農 政 課 長    藤  原  一  彦  君
      産 業 部 商 工観光課長    小 山 田     巧  君
      建 設 部 建 設 課 長    遠  藤  明  広  君
      学 校 教 育 課 長    工  藤  加 寿 子  君
      国 保 西根病院事務局長    工  藤  義  昭  君
      農 業 委 員 会事務局長    遠  藤     等  君
      監 査 委 員 事 務 局長    松  村  錦  一  君

事務局出席者
      事務局長    高  橋  敏  彦
      議事係長    佐 々 木  由 理 香

                     ☆
                  開     会
                     ☆
議長(瀬川健則君) ただいまから予算特別委員会を開きます。
                                    (14時00分)
                     ☆
                   発言の申し出
                     ☆
議長(瀬川健則君) まず最初に、副市長より発言の申し出がございますので、これを許します。
     副市長。
副市長 岡田 久君 開会前の貴重なお時間を頂戴いたしまして大変申しわけございませんでございます。
     実は、先ほど議長さんからもお話がございましたが、本日は東日本大震災3年目になるわけでございますけれども、本日岩手県市長会におきまして、東日本大震災3周年行事が盛岡市の文化ホールにおきまして2時20分から開催となってございます。これには、市長会でございますので、市長も出席ということになりまして、大変申しわけありませんが、本日の予算特別委員会につきましては欠席をさせていただくよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。
                     ☆
                 臨時委員長のあいさつ
                     ☆
議長(瀬川健則君) これから委員長及び副委員長の選任を行います。委員長の選任につきましては、委員会条例第10条第2項の規定によって、年長の委員が委員長の職務を行うことになっております。
     ここで、年長の委員、田中榮司夫君をご紹介いたします。ご登壇をお願いいたします。
臨時委員長(田中榮司夫君) それでは、ただいまご紹介いただきました田中榮司夫でございます。座らせていただきます。委員会条例第10条第2項の規定によって臨時に委員長の職務を行います。よろしくお願いします。
                     ☆
                  開     議
                     ☆
臨時委員長(田中榮司夫君) ただいまの出席委員は23名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
     これより本日の会議を開きます。
                     ☆
                 委員長選任について
                     ☆
臨時委員長(田中榮司夫君) 会議次第2、予算特別委員長の選任を行います。
     お諮りいたします。予算特別委員長の選任はいかなる方法で行ったらよろしいか、ご発言願います。
     工藤剛委員。
委員 工藤 剛君 指名推選の方法がよろしいと思います。お諮り願います。
臨時委員長(田中榮司夫君) 工藤剛委員より、ただいま指名推選の発言がありました。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
臨時委員長(田中榮司夫君) 異議なしと認めます。
     指名推選により予算特別委員長を選任したいと思います。
     お諮りいたします。予算特別委員長に推薦したい委員の方があれば発言願います。
     工藤剛委員。
委員 工藤 剛君 渡辺義光委員を委員長に推薦したいと思います。お諮り願います。
臨時委員長(田中榮司夫君) ただいま渡辺義光委員を予算特別委員長に推薦したいとの発言がありました。これにご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
臨時委員長(田中榮司夫君) 異議なしと認めます。
     よって、渡辺義光委員が予算特別委員長に選任されました。
     それでは、渡辺義光委員、委員長席にお着きを願います。
     以上で臨時委員長の職務を終わります。ご協力ありがとうございました。
            (臨時委員長、委員長と交代)
委員長(渡辺義光君) ただいま予算特別委員長に選任されました渡辺義光でございます。皆様のご協力を得ながら予算特別委員長の職務を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
                     ☆
                 副委員長選任について
                     ☆
委員長(渡辺義光君) それでは、会議次第3、副委員長の選任を行います。
     お諮りいたします。副委員長の選任は、いかなる方法で行ったらよろしいか、発言願います。
     工藤剛委員。
委員 工藤 剛君 委員長に一任したいと思います。お諮り願います。
委員長(渡辺義光君) 委員長一任の発言があります。これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
委員長(渡辺義光君) 異議なしと認め、副委員長に田中榮司夫委員を指名いたします。ご異議ありませんか。
            (「異議なし」の声あり)
委員長(渡辺義光君) 異議なしと認めます。
     よって、田中榮司夫委員が副委員長に選任されました。
                     ☆
               付託事件の審査要領について
                     ☆
委員長(渡辺義光君) それでは、会議次第4、付託事件の審査要領についてでありますが、お配りしております予算特別委員会審査日程案に基づきまして説明いたします。
     日程案については、議会運営委員会で決定し、ご配付申し上げております資料のとおりであります。日程案に基づきまして内容を説明申し上げます。
     3月11日、本日ですが、一般会計及び特別会計予算の内容説明を行います。
     3月13日は、一般会計歳入の一括審査を行い、歳出については1款議会費から4款衛生費まで、款ごとに審査を行います。
     3月14日は、一般会計歳出、5款労働費から9款消防費まで審査を行います。
     3月17日は、一般会計歳出、10款教育費から14款予備費及び国民健康保険特別会計(事業勘定)から水道事業会計まで審査を行います。
     なお、11款災害復旧費から14款予備費までは一括して審査を行います。
     3月18日は、総括質疑を行った後に各会計予算9件について表決を行い、予算特別委員会を閉じるという日程案であります。
     お諮りいたします。ただいま説明した要領で審査したいと思います。これにご異議ございませんか。
            (「異議なし」の声あり)
委員長(渡辺義光君) 異議なしと認めます。
     よって、予算特別委員会の審査日程は、お配りしている予算特別委員会審査日程により行うことといたします。
     また、各会計予算とも予算に関する説明書のページの順を追って款ごとに審査したいと思います。
                     ☆
     議案第34号 平成26年度八幡平市一般会計予算
                     ☆
     議案第35号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)予
            算

                     ☆
     議案第36号 平成26年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算
                     ☆
     議案第37号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)
            予算

                     ☆
     議案第38号 平成26年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計予算
                     ☆
     議案第39号 平成26年度八幡平市公共下水道事業特別会計予算
                     ☆
     議案第40号 平成26年度八幡平市農業集落排水事業特別会計予算
                     ☆
     議案第41号 平成26年度八幡平市浄化槽事業特別会計予算
                     ☆
     議案第42号 平成26年度八幡平市水道事業会計予算
                     ☆
委員長(渡辺義光君) それでは、会議次第5、議事に入ります。
     付託されている議案第34号 平成26年度八幡平市一般会計予算から議案第42号 平成26年度八幡平市水道事業会計予算までの9件を一括議題とします。
     既に提案理由の説明は終わっておりますので、内容の説明に入ります。内容の説明に当たっては、事務事業の新規のもの、改正のあったもの、そして比較的金額の大きいもの等について重点的に説明願います。
     それでは、議案第34号 平成26年度八幡平市一般会計予算の内容説明を求めます。
     初めに、歳入について説明を求めます。
     企画総務部長。
企画総務部長 小野寺 浩君 最初に、歳入から説明申し上げたいと思いますけれども、主要事業の概要説明書につきまして、初めての様式で作成しておりまして、中には若干誤りがある場合も、発見された場合には、その場で訂正することについてはご容赦願いたいと思います。それでは、私のほうから八幡平市一般会計予算書の予算に関する説明書でご説明申し上げたいと思います。
     まず、14ページ、お開き願いたいと思いますが、市税、1項市民税でございます。個人市民税につきましては7億4,893万3,000円ということで、比較増減で前年度に対して9,039万円の増となっております。これにつきましては、3年間の推移を見てこういう形に予算化させてもらっております。それから、法人につきましては1億7,961万4,000円ということで、比較増減では2,790万の減としております。これは、法人税は今のところ、ことしも当初予算で見込んでおりましたが、減額させていただいております。そういった経緯もありまして、この分は、市民法人税につきましては減額させていただいております。
     それから、固定資産税でございますが、これについても3年間の推移を見てこの数字にさせていただきまして、本年度予算が15億3,735万7,000円ということで、比較増減では1,404万9,000円の増を見込んだものであります。
     次に、16ページ、次のページでございますが、地方消費税交付金でございます。これにつきましては、ことしの4月から消費税がアップになるわけでございますが、全体的には一応うちのほうでは1億2,000万ぐらい見込んでおりますが、今年度分につきましては、すぐにはそういった数字が出てこないし、納めてもらうことができないという国からの説明を受けておりまして、2,718万9,000円の増を見込んだものであります。
     なお、前年度予算額2億6,358万8,000円でございましたが、消費税そのものがその金額より少ない金額で交付される見込みとなっておりますので、こういった少ない金額になっております。
     それから、次のページの18ページ、お開き願いたいと思います。地方交付税でございます。地方交付税につきましては、普通交付税は昨年と同様の金額でありますが、特別交付税につきましては前年度3億に対して4億円ということで1億円ふやしております。これについては、各課の経緯で大体5億前後ぐらいは来るものと予想しておりますが、かたく見積もって一応4億円というのを見込んだものであります。
     それから次に、24ページを見ていただきたいと思います。24ページ、国庫支出金の国庫補助金、民生費国庫補助金でございますが、この比較でふえている部分につきましては、右のページの6節の臨時福祉給付金事業費補助金1億1,356万2,000円、それから7節の子育て世帯臨時特例給付金事業費補助金ということで、消費税に伴いまして低所得者に対しまして1人当たり1万円、あるいは1万5,000円、それから子育てのほうにつきましては1万円を給付するという内容でございますので、その歳入を見込んだものでございます。それから、土木費国庫補助金につきましては2億5,000万減となっておりますが、これにつきましては社会資本整備交付金の事業の見合いでこのぐらい、ことしの場合は減らしたという内容になっております。
     それから次に、26ページ、お開き願いたいと思います。16款の県支出金、2項県補助金、1目の総務費県補助金でございますが、次のページの上のほうの4節の岩手県公共施設再生可能エネルギー等導入事業費補助金8,179万7,000円を見込んだものであります。これにつきましては、庁舎に係る地中熱の整備と街路灯の整備並びに公共施設のソーラーパネル等の工事費の設置のための設計業務委託料を見込んで、この分の補助金を見込んだものであります。次に、同じページの民生費県補助金でございますが、これにつきましては29ページ、12節の介護サービス施設等整備臨時特例事業費補助金1億1,600万を見込んだものであります。これにつきましては、一応当初で今見込んだものでございますが、県のほうから最近、1月、2月になってからでございますが、県の補助金はちょっと出せないということで言われましたので、この分見込んでおりますが、歳出も含めて凍結させていただいて6月補正で減額する予定をしております。当初予算で組んだときは、その方向でありましたが、次に国の補正予算で前倒しできないかということで今申請しておりますので、そういった形で補正対応しなければならない場合も想定しておりますので、その辺で捉えていただきたいと思います。
     それから次に、38ページを見ていただきたいと思います。繰入金でございます。これにつきましては、基金繰入金としまして財政調整基金繰入金を去年3,664万1,000円でありましたが、ことしは1億1,960万円を見込んだものであります。それから、減債基金の繰入金も去年は整理科目でございましたけれども、ことしは1億円見込んだものであります。それから、10目の庁舎整備基金繰入金につきましては3億1,892万8,000円、昨年対比で2億4,514万5,000円の基金を見込んだものであります。それから、12目の公共施設整備基金繰入金2億9,440万7,000円でございますが、これは去年の地域の元気印交付金、これを12月の定例会において公共施設整備基金に積み立てております。その分を当初で、国の補正で来たものでありますけれども、そういった形で平成26年に活用するという中身で、9つの事業に該当させるものでございます。
     それから次に、42ページをお開き願いたいと思います。21款の諸収入、5項雑入でございますが、5目雑入、これは9,333万2,000円ふえておりますが、主なふえた内容としまして、次のページの43ページの6雑入、日本スポーツ振興センタースポーツ振興くじ助成金として1億586万2,000円を見込んだものであります。これにつきましては、国体の施設の整備のために補助金をもらうという形で予算化したものであります。
     それから次は、同じく44ページ、22款の市債であります。総務債としまして庁舎建設事業債13億8,080万を見込んでおります。それから、4目の商工債、これにつきましては観光施設の整備事業債として、前年度より7,150万多い7,940万を見込むものであります。それから、土木債でございますが、これについても9億910万見込んで、昨年比較では2億2,980万ほど多い金額で見込んだものであります。それから、次の46ページでございます。8目の臨時財政対策債でございます。これは、去年7億円見込んだものでありますけれども、国では減額の方向だということで、市では1億減の6億円を見込んだものであります。
     以上で歳入については、新しいものとかそういったものの説明ということで終了したいと思います。
委員長(渡辺義光君) 歳入の説明が終わりました。
     次に、歳出について説明を求めます。会議の進行上、部課長等個々の指名は省略いたします。第1款議会費から順に説明をお願いします。
議会事務局長 高橋敏彦君 それでは、議会関係の歳出予算についてご説明申し上げます。
     予算に関する説明書の48ページから51ページでございます。1款1項1目議会費です。総額1億8,244万8,000円であります。前年度と比較いたしまして721万1,000円の減となります。これは、議員定数の2名減によるものでございます。主な歳出といたしまして、議員の報酬及び共済費の市議会議員共済会負担金であります。ほかに会議録の調製に係る委託料及び政務活動に関する交付金等でございます。
     以上で議会関係の予算について説明を終わります。
企画総務部長 小野寺 浩君 それでは、私のほうからは56ページからになりますが、消防費とか公債費もありますので、あわせて説明申し上げたいと思います。
     まず、56ページをお開き願いたいと思います。この中で、総務費、1項総務管理費の総務の管理事務ということで、ここにマイナンバー制度導入支援事業委託料ということで549万2,000円を計上しております。これにつきましては、国のほうではマイナンバー制度を導入するということで、各市町村がそのために事務のほうを進めなければならないということで、こういった支援するということで、国からの補助金も見込んでいる内容であります。
     それから、次の59ページでございますが、この中で文書広報費でございますが、広報活動事業の中で、次のページの59ページの上のほうの13委託料でございますが、2014市勢要覧デジタルブック作成業務委託料ということで、これによりまして作成したいと、そう考えております。庁舎を新しくすることも含めて、こういった形で市勢要覧を作成するということで予算化したものであります。
     それから、71ページをちょっとお開き願いたいと思います。71ページでございますが、企画費の北森駅移設事業ということで、北森の移設の工事負担金1億2,313万円、それからJRのシステム改修費負担金としまして6,912万を見込んだものであります。これが新しい内容でございます。
     それから次に、72ページ、この中で73ページの一番上のほうの19の、ここは協働によるまちづくりの推進事業でありますが、19の説明の負担金補助及び交付金につきまして、地域づくり一括交付金ということで振興協議会のほうに補助する内容でございます。
     それから、次のページの75ページでございます。これには、地域おこし協力隊事業としまして、地域おこし協力隊報酬として、今現在10月から採用しておりますが、そのほかに3人ということで、4月から4人体制で対応していくという考え方で予算化している内容であります。それから、下の再生可能エネルギー推進事業でありますが、13節の委託料、これについては先ほど歳入の面でもお話し申し上げましたが、防災への太陽光の発電設備工事の設計業務委託料で、公共施設3施設について設計業務を委託する内容であります。
     それから、83ページをお開き願いたいと思います。83ページは、庁舎建設の庁舎建設事業ということで、工事請負費が15億1,243万3,000円となっております。それから、次の庁舎移転整備事業につきましては1億190万6,000円を計上しております。それから、下に参りましてコミュニティセンター等管理事業で1億7,200万4,000円を計上しておりまして、その内容が次のページにありまして、13節のコミュニティセンター等の指定管理料1億6,283万5,000円を含んだ中身の予算としております。
     それから次に、95ページ、お開き願いたいと思います。ことし市議会議員選挙がありますので、この分として市議会議員選挙費としまして、職員人件費並びに市議会議員の選挙費として、これについては4,234万3,000円を計上しておりまして、この中身としましては一番多いのが97ページの負担金補助及び交付金の中の選挙運動公営費負担金の2,494万3,000円が含まれている内容の予算化であります。
     それから次に、101ページ、統計調査費でございますが、ことし農林業センサス調査ということで、5年に1度の調査がありますので、これにつきまして総額で681万2,000円を予算化したものであります。
     それから次に、飛びまして、208ページをお開き願いたいと思います。消防費のほうでございます。208ページ、常備消防費でございますが、盛岡地区の広域消防組合負担金としまして5億4,017万5,000円を予算化して負担金として納めるものでございます。
     それから、211ページ、お開き願いたいと思います。消防施設整備費の中の消防施設維持管理業務でございますが、この中で工事請負費、第5分団のコミュニティー消防センターの建設ということで3,532万9,000円、それから消防車両の購入費としまして3,216万円を見込んだものでございます。
     それから、215ページをお開き願いたいと思います。ことし岩手県の総合防災訓練が八幡平市、それから滝沢市、雫石を中心として行われますが、その訓練の事業費として283万5,000円を計上したものでございます。
     それから、飛んでいただきまして254ページ、お開き願いたいと思います。12款の公債費、1項公債費でございますが、元金としまして、地方債償還元金としまして22億5,224万9,000円を予算化しております。それから、次の2目の利子としまして、地方債の償還利子2億2,523万9,000円を予算化して計上したものであります。
     以上で企画総務部の説明を終わりたいと思います。
委員長(渡辺義光君) 少しお待ちください。内容説明の途中ですが、ここで委員会を暫時休憩しまして、東日本大震災津波により犠牲になられた方々に黙祷をささげたいと思います。議員並びに当局の皆様のご協力をよろしくお願いします。時間になりますと庁内放送がありますので、少々自席でお待ち願います。
                                    (14時34分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
委員長(渡辺義光君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
                                    (14時47分)
委員長(渡辺義光君) 予算特別委員会を続けます。
     引き続き、歳出の内容説明を求めます。
     市民福祉部長。
市民福祉部長 大森光洋君 101ページから3款民生費、4款衛生費の主な内容説明を申し上げます。
     105ページをお願いいたします。事業名、一番上の社会福祉協議会育成事業5,809万5,000円を計上しております。
     107ページをごらん願います。説明欄、事業名で上から3番目の国民健康保険特別会計(事業勘定)繰出金として2億3,387万8,000円を計上しております。
     109ページをお願いいたします。109ページ、説明欄、一番上の社会福祉施設整備事業費補助金につきましては、先ほど企画総務部長から説明がありましたとおり、財源確保の関係がありまして、しばらく凍結でございます。
     次の2番目の事業でございますが、臨時福祉給付金給付事業でございますが、先ほど歳入におきましても民生費国庫補助金の内容で説明を申し上げましたが、消費税が5%から8%に引き上げられることに伴う所得の低い方々への影響の負担を低減するための臨時の給付金事業でございます。扶助費に1億250万円を計上してございます。
     次に、2目障害者福祉費ですが、111ページをお願いいたします。説明欄、上から4番目の自立支援給付事業でございますが、20節扶助費に6億9,154万4,000円を計上しております。
     次に、113ページをお願いいたします。3目老人福祉費でございますが、一般事務的経費として、報酬、高齢者福祉計画策定委員会委員報酬を計上しております。平成27年から29年までを計画期間とする第6期計画の策定でございます。
     次に、115ページをお願いいたします。説明欄、事業名の4番目でございますが、敬老事業でございます。14節使用料及び賃借料に諸車借上料、会場使用料、それぞれ196万9,000円、140万9,000円を計上しておりますが、昨年度試みとして松尾地区でホテルを会場として実施いたしましたが、今年度は西根地区を加えて実施するという計画でございます。
     次に、117ページをお願いいたします。事業名で一番下の後期高齢者医療事業ですが、4億4,838万9,000円を計上しております。
     次に、119ページをお願いいたします。一番上の事業でございますが、盛岡北部行政事務組合負担金として、19節負担金に介護保険事業分として4億6,625万4,000円を計上しております。
     1ページ飛びまして、122ページ、123ページをお開き願います。3款2項1目児童福祉総務費でございますが、説明欄2番目でございますが、保育所民営化事業として979万4,000円を計上しております。19節負担金に計上しておりますが、引継保育負担金、保育所民営化支援補助金、これは平成27年度から民営化するあしろ保育所及び畑分園を対象とした経費でございます。次の事業の子ども・子育て支援事業計画策定事業でございますが、26年度に引き続き2カ年で、これから27年から平成36年までを計画期間とする子ども・子育て支援事業計画を策定するものでございます。
     1枚飛びまして、127ページをお開き願います。3款2項2目児童措置費でございますが、説明欄の20節扶助費、児童手当を3億5,820万円計上しております。それから、2番目の事業ですが、子育て世帯臨時特例給付金給付事業、これも臨時福祉給付金と同等のものでございます。20節扶助費に2,400万円を計上しております。
     4枚めくっていただきまして、135ページをお願いします。3款2項3目児童福祉施設費でございますが、説明欄一番上の児童遊園管理事業でございますが、15節工事請負費に愛の鐘撤去工事費を計上しております。
     1枚飛びまして、138ページ、139ページをお開き願います。3款4項災害救助費、2目災害支援費でございますが、がんばろう岩手基金2,100万1,000円を計上しております。内訳の主なものは、震災被災者リフレッシュ宿泊事業、それからがんばろう岩手基金活用支援事業補助金でございます。
     141ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費でございます。説明欄、上から3番目の医師、看護師養成事業971万4,000円を計上しております。
     1枚飛びまして、145ページお願いします。3目保健事業費でございます。中段、生活習慣病予防事業でございますが、健康寿命の延伸を目指して保健事業の重点的な取り組みとして生活習慣病予防事業の検診に力を入れております。委託料におきまして6,296万7,000円を計上しておりまして、これまで数日に分散して検診をしておりましたものを1日ミニドック化の総合検診に変更して実施するものでございます。
     次に、149ページをお開き願います。6目病院費でございますが、西根病院事業会計への負担金、それから出資金と、それから診療施設勘定特別会計の繰出金を計上しております。
     次に、150、151ページをお願いいたします。4款2項清掃費、じんかい処理費にはじんかい処理事業1億1,718万2,000円、2目し尿処理費にはし尿処理事業1億3,878万1,000円、3目清掃センター費には清掃センター管理事業として2億9,158万3,000円を計上しております。
     次のページをお開き願います。4款3項水道費、水道整備費ですが、水道整備事業会計への負担金及び出資金として1億9,619万7,000円を計上してございます。
     以上が3款民生費、4款衛生費の主な内容でございます。
産業部長 高橋正明君 続きまして、産業部所管の施策の概要についてご説明いたします。
     主要事業概要説明書の該当するページは、81ページ、97ページ、98ページから148ページでありますが、これからの説明につきましては予算書のほうでご説明申し上げたいと思います。該当するページ、138ページから139ページ、152ページから173ページと176から191ページが全てでございますが、最初のほうは139ページでございます。
     3款民生費についてでございます。先ほどの市民福祉部長と重なる点もございますが、がんばろう岩手基金でありますが、総額2,100万1,000円ということですが、この中に震災被災者リフレッシュ宿泊事業委託料1,500万、それから19節にサマーチャレンジカップサッカー交流大会被災者支援交流補助金100万を計上しておりますが、これらの事業は県内沿岸震災被災者を対象に宿泊を含んだ観光体験やサッカーによる交流を行うことにより、被災者ケアを通じて被災地との交流を図るものでございます。
     次に、5款労働費についてでございます。予算説明書153ページをお開き願います。雇用促進対策事業でありますが、総額55万1,000円を計上しております。主な内容としまして、求職者のため求人情報の周知、雇用、労働関係団体に対する負担金、補助金の交付、雇用促進住宅排水路の維持管理に要する経費を計上してございます。緊急雇用創出事業でありますが、総額1億4,532万4,000円を計上しております。
     155ページをお開き願います。主な内容は、13節に震災等緊急雇用対応事業といたしまして観光資源情報発信事業以下5事業、生涯現役・全員参加・世代継承型雇用創出事業として世代間連携子育て推進事業以下2事業を計画しております。これらの7事業に係る雇用人数を37人と見込んでおりまして、全額県からの補助を受けて実施するもので、事業費として1億4,532万4,000円を計上しているものでございます。
     次に、農政部門についてであります。160ページ、161ページをお開き願います。6款、3目農業振興費についてであります。遊休農地活用促進事業でありますが、総額415万円を計上しております。内容としまして、19節の遊休農地活用促進対策事業費補助金となります。集落営農組織が遊休農地に作物を作付した場合に10アール当たり1万円を補助するというものでございます。
     次に、担い手育成支援事業でございますが、総額1億985万8,000円を計上しております。1節の報酬202万5,000円は、昨年8月に市内全域で23プランとなった地域農業マスタープランを随時見直ししていくため、地域連携推進員を1名配置するものでございます。19節になります。農地集積協力金交付事業費補助金の100万円は、農地中間管理機構に原則全農地を10年以上貸し付けした場合、その面積によりまして30万円、50万円、70万円を交付するものでございます。新規就農者等支援事業補助金の852万円ですが、現在新規就農は6件となっており、26年度につきましては5名を予定しております。いわて地域農業マスタープラン実践支援事業費補助金の2,224万3,000円は、県単事業の名称変更のほか、地域農業マスタープランに位置づけられている中心経営体を対象に、ホウレンソウ、リンドウと地域振興作物のピーマン、トマト、キュウリ等を推進するため県の支援を受け、管理用機械等を導入するものでございます。青年就農給付金の4,425万円は、現在の給付対象が19件となっており、26年度は27件を予定しておるものでございます。
     次に、該当ページは160ページ、161ページから162、163となります。振興作物推進事業であります。総額が768万9,000円を計上しております。19節、リンドウ生産規模拡大事業補助金は430万5,000円、これは新規作付者に対し、資材費用の一部を助成するというものでございます。同じく19節、リンドウ生産規模拡大対策事業利子補給費補助金22万4,000円は新規事業となりますが、先ほど申し上げた事業の補助残融資を受けた場合の利子に対しての補助という内容でございます。同じく19節、リンドウ優良種苗供給支援事業費補助金300万円は、前年度からの継続事業でございますが、リンドウの種苗の価格上昇に係る緩和助成を図るものというものでございます。
     次に、4目花き研究開発センター費についてでございます。リンドウ品種開発事業の9節旅費、職員旅費320万円は、チリとニュージーランドへの職員旅費でございます。ニュージーランドについては、合同育種会社リンドウインターナショナル有限会社の取締役会に出席いたします。チリについては、視察を中心に行い、八幡平市の生産者とともに現状を把握し、栽培面積の拡大に資する事業を展開していきたいと考えておるものでございます。
     次に、165ページなのですが、親株増殖事業の13節、栄養系統、種子系統親株増殖業務委託料として385万8,000円を計上しております。これは、育成されました品種の種子等の安定供給を図るものでございます。
     次に、166、167ページになります。5目畜産業費についてであります。168、169ページをお開き願いたいと思います。放射能対策事業については、総額2,891万2,000円を計上しております。いわて型牧草地再生対策事業補助金583万2,000円は、25年度に引き続きまして22ベクレルを超えた牧草地を除染する事業として、畜産農家の不安を解消し、畜産物の安全、安心の確保を図ろうとするものでございます。
     次に、休止牧野森林化事業ですが、総額が1,080万円は、休止中の牧野について、牧草の植生にかえて森林管理署の協力を得ながら森林化を図るため、借地である牧野敷地の返地を進めるものでございます。
     次に、6目農地費についてでございます。県営事業等促進対策事業は、総額4,917万4,000円を計上しております。県単事業に対する負担金が主な内容となっておりますが、170、171ページをお開きください。県営農業農村整備事業負担金375万円は、通称平舘野駄田圃の圃場整備事業計画調査費となります。
     次に、171ページですが、農業用施設維持管理事業、総額4,080万5,000円を計上しております。松尾寄木地区内蝦夷舘の畑地に係る排水路整備が主な内容となってございます。
     農地・水保全管理支払事業は、総額が9,442万9,000円の計上となっております。26年度から多面的機能支払制度となり、交付単価の上乗せ分も見込んでいる内容となってございます。
     次に、商工観光部門であります。初めに、7款、2目商工振興費についてでございます。179ページをお開き願います。商工振興対策事業でありますが、総額1,977万8,000円を計上しております。主な内容は、19節の八幡平市商工振興対策事業補助金1,830万円であります。商工会が実施いたします商工振興事業に対しまして補助金を交付するというものでございます。
     次に、商工振興施設管理事業でありますが、総額146万9,000円を計上しております。内容としましては、大更コミュニティー公園の維持管理に要する経費でございます。
     次に、商工業金融対策事業でありますが、総額1億5,998万3,000円を計上しております。主な内容は、中小企業振興資金、日本政策金融公庫経営改善資金及び中小企業災害復旧資金の利子等の一部を補助するものでございます。
     次に、181ページをお開き願います。商店街活性化推進事業であります。総額1,548万円を計上してございます。主な内容は、19節に地域経済の活性化を図るため、商工会が実施する事業に対し、商店街活性化推進事業補助金300万円、共通商品券特典事業費補助金900万円を計上しているものでございます。また、同じく19節に全国展開支援事業補助金348万円を新たに計上しておりますが、八幡平市の物産や観光の全国展開促進を図るため、商工会が実施する特産品や観光資源の開発事業に対しまして補助金を交付するものでございます。
     次に、3目観光費についてでございます。ページ数が181ページでございます。観光振興対策事業に総額3,217万6,000円を計上しております。主な内容は、13節にホームページ運用事業委託料166万1,000円を計上しておりますが、観光協会に市の観光資源の情報発信業務を委託し、観光協会のホームページからタイムリーな観光情報の発信を行っていくものでございます。また、19節に観光客の誘導や入り込み数の増加を図るため、観光協会が実施します観光振興事業に対し、八幡平市観光振興対策事業補助金2,388万8,000円を計上しているものでございます。
     次に、スポーツツーリズム推進事業でありますが、総額が781万8,000円を計上しております。主な内容としましては、183ページにございますが、19節の全日本自転車競技選手権大会開催補助金250万円は、2年ぶりに本市で開催される全日本自転車競技選手権大会への支援を行うものでございます。その他例年開催されておりますイベントへの支援も継続して行い、宿泊を伴うスポーツイベントとして定着化を目指すものでございます。
     次に、誘客イベント開催補助事業でございますが、総額が1,859万8,000円を計上しております。主な内容は、19節の八幡平市観光イベント実行委員会補助金1,800万でございます。これまで八幡平市夏まつり、それから大集合フェスタ、山賊まつり、それから八幡平・安比ゆきフェスティバルの各実行委員会に対しまして、開催経費の一部を助成してまいりましたが、事業の効率化と効果的なイベントの開催を図るため、4つの実行委員会を統合し、新たに設立します八幡平市観光イベント実行委員会に対してイベント開催経費の一部を補助するものでございます。
     次に、観光誘客対策事業でありますが、総額5,193万6,000円を計上しております。主な内容は、13節の観光宣伝印刷物作成事業委託料745万6,000円、ウェルカムキャンペーン事業委託料383万1,000円、八幡平・安比地区二次交通整備事業委託料357万円でありますが、これらは観光客の誘客促進を図るため、事業を委託実施するものでございます。また、訪日外国人誘客促進事業委託料2,051万8,000円、それから台中国際旅行展覧会出展業務委託料67万6,000円は、海外での観光PRや宿泊費助成等を行うことにより、外国人の誘客促進を図るため事業を委託実施するものでございます。15節の観光案内板設置工事1,026万9,000円は、観光客に対して観光地のPRを図るため、道の駅にしねの隣接地に観光案内板を設置するものでございます。
     次に、観光施設維持管理事業でありますが、総額6,432万3,000円を計上してございます。主な内容としまして、平成26年度から松尾鉱山資料館を観光資源としての活用を図るため、資料館指導員の人件費や施設維持管理費を新たに計上しているものでございます。
     次に、185ページをお願いします。13節に松尾八幡平ビジターセンターと八幡平山頂レストハウスの管理業務を観光協会へ委託する経営費を初め、自然公園やその他観光施設の維持管理に要する経費を計上しているものでございます。15節のブナ2次林周辺バス転回場整備工事106万9,000円は、ブナ2次林を散策します観光客の利便性の向上を図るため、バス車両の方向転換が可能となるよう転回場を整備するものでございます。
     次に、187ページをお開き願います。温泉産直施設管理事業でございますが、総額9,949万円を計上してございます。主な内容としまして、綿帽子温泉館あずみの湯でございますが、これの高齢者福祉施設化に向け、改築及び給湯施設改修を行うため、13節に改修工事監理業務委託料639万2,000円と15節に改修工事8,575万2,000円を計上しているものでございます。
     次に、同じページでありますが、4目企業誘致対策費についてであります。企業誘致推進事業費でありますが、総額として1,785万4,000円を計上しております。主な内容としまして、企業の事業拡大と雇用の場の確保から、19節にものづくり販路拡大支援として25万円、空き工場等賃借料補助として1,360万円、転入した震災被災者の就労支援のため、民間住宅家賃補助として36万円を計上しているものでございます。
     次に、起業家支援対策事業費でありますが、総額314万2,000円を計上しております。次、189ページをお開き願います。主な内容は、新たに起業家を支援するために貸し工場を設置しておりますが、その維持管理に要する経費ということでございます。
     次に、5目自然休養村管理費についてでございます。自然休養村施設管理運営事業でありますが、総額としまして1億9,479万2,000円を計上しております。主な内容は、平成28年開催のいわて国体に向け、上寄木グラウンドの整備や同グラウンド面を増設するために実施設計を委託するとともに、鬼清水グラウンドの芝生管理を向上させるものとして13節に上寄木グラウンド増設工事設計業務委託料1,360万4,000円、上寄木グラウンド練習場芝生整備業務委託料369万6,000円、15節に上寄木グラウンド整備工事、鬼清水グラウンド散水栓バルブ設置工事1億6,843万6,000円を計上しているものでございます。
     次に、6目漆工技術研究センター費についてでございます。漆工技術研究センター事業でありますが、総額373万8,000円を計上してございます。主な内容は、漆工技術者を養成するため、漆工技術研究センターを設置しておりますが、その管理運営に要する経費でございます。
     次に、191ページをお願いします。7目安比塗漆器工房費についてでございます。安比塗漆器工房事業でありますが、総額として515万1,000円を計上しております。内容としまして、地場産業の振興のため、漆工技術研究センター修了生を雇用し、漆器の生産及び販売を八幡平市産業振興(株)に業務委託する経費でございます。
     次に、該当ページは、254、255となります。11款1項の農林水産業施設災害復旧費についてでございます。農業用施設災害復旧事業費は、総額2,248万6,000円の計上です。昨年8月9日の豪雨、台風、それから台風18号等の災害にかかわります小規模災害復旧費補助金640万円は、25年度で実施できなかった箇所の早期復旧のための26年度事業となっております。同様に農地災害復旧事業費800万円についても、農家等への小規模災害復旧補助金の内容でございます。
     以上で産業部所管にかかわります施策の概要の説明を終わります。
農業委員会事務局長 遠藤 等君 次に、6款1項1目農業委員会費の予算についてご説明申し上げます。予算書のページは、154ページから157ページとなっております。
     まず、154ページですけれども、上のほう、農業委員会費でございますが、本年度予算額が6,456万5,000円、前年度予算額が6,595万1,000円、前年度対比138万6,000円の減となっております。主な内容となりますけれども、157ページをお願いいたします。上から4行目、農業委員会運営事業でございますが、1,209万4,000円となっております。この中で1番の報酬、1節報酬でございますが、農業委員報酬29人となっております。定数は現在31人となっておりますが、現有数が29人となっておりますので、29人分、975万9,000円を計上したものでございます。同じく9節の旅費につきましても29人分の実費弁償費、交通費を計上しております。
     以上でございます。
安代総合支所長 藤森 恵君 続きまして、安代総合支所に関係する土木林業課の歳出についてご説明申し上げます。
     予算書65ページと67ページをお開き願いたいと思います。66ページからでございます。6目の財産造成費でございます。67ページに入りまして、市有林造成事業といたしまして1億4,064万1,000円を計上しております。その中で内訳として、委託料として市有林森林整備事業委託料3,073万3,000円を計上しております。また、15節の工事請負費といたしまして、林業専用道路開設工事として3,520万円を計上しております。また、19節の経営委託部分林立木売払分収交付金といたしまして5,220万円を計上しております。
     続きまして、飛びまして172ページをお開きください。7目の農地防災ダム管理費として4,604万3,000円を計上しております。
     続きまして、174ページと175ページをお開きください。2目の林業振興費でございます。林業振興費につきましては、林道維持補修事業といたしまして2,066万5,000円を計上しております。
     続きまして、177ページに入りまして、林業振興事業といたしまして2,613万7,000円を計上しております。
     以上、簡単ですが、説明を終わらせていただきます。
建設部長 工藤孝栄君 それでは、建設課所管に係る予算内容についてご説明申し上げます。
     8款土木費でございますが、予算書の190ページから207ページまでの分になります。まず、26年の事業につきましては、昨年の8月の豪雨、それから9月の台風、それから24年度の凍上災害等、災害復旧事業を優先的に実施するということですので、新規事業については翌年度繰り延べとすることにしてございます。また、災害等でかなりの路線がございます。限られた技師職員の中で所管課以外の施設についても工事発注やら現場監督員の業務もありまして、26年度は職員に対し、相当な負担をかけることになります。健康管理については、十分な配慮が必要と考えてございます。
     その中で、194ページからになりますけれども、道路橋梁費でございます。市民からは、多くの道路改良、あるいは舗装の要望、道路施設の修繕要望がありまして、それらに対応する維持修繕業務については市道900キロ、あるいは除雪680キロというものを実施いたします。そこの中で、特に26年度に新規にかかわる分だけを説明いたします。
     197ページ、中段より下の備品購入費でございます。昨年の第4次排ガス規制で購入できなかった11トンの除雪ドーザー、きのう工藤剛議員からありましたが、除雪ドーザーのはタイヤですか、チェーンですかというのは、これタイヤでございます。11トンの除雪ドーザーを補助事業で購入いたします。
     それから、次のページ、199ページの上でございます。一番上の欄でございます。橋梁の長寿命化対策事業といたしまして、橋梁の補修設計のほかに高速道路に係る跨道橋の点検に加え、工事につきましてはネクスコに業務委託をいたします。それから、同じ欄のところに橋梁の工事とありますが、2つの橋を想定していますが、橋梁の修繕工事を実施します。同じく13節のところに道路施設点検業務委託料がありますが、これにつきましては平成24年度、25年度、26年度の3カ年で舗装のでこぼことかのり面、擁壁、道路の附属附帯施設などの点検業務を実施しまして、今後の修繕等の計画作成のために実施するものでございます。
     それから、同じページの一番下のほうでございます。道路の新設改良費でございます。26年度は、25年度の繰り越し事業と合わせますと12路線の道路の改良を行います。改良舗装約5キロを26年度は実施したいと思っています。ここの下の日影山蟹沢線と一番下の堀切線につきましては、26年度完了でございます。それから、庁舎関連の道路につきましても26年度完了というところでございます。その他路線につきましては、社会資本総合整備交付金、防災安全交付金、それから防衛施設の周辺の整備事業補助金、過疎債等、有利な補助事業によりまして継続事業といたします。その中で新規事業といたしまして、201ページの中にありますが、市道、安代地区の国道282号の迂回路整備のため、県代行として関係機関に要望していますが、市道鴨志田線ほかの概略設計を実施しますし、通学路安全対策としまして渋川堀切線の概略設計を実施いたします。
     203ページの中段の河川費でございます。岩手山1号線パノラマラインとあるのですが、その1号線からの排水路整備としまして刈屋地区の排水路整備を実施いたします。
     それから、同じページの都市計画費でございますが、都市計画道路大更駅前線の実施設計と25年度から実施しております沿道整備街路事業への取り組みですが、土地所有者の同意と移転先の換地について個別説明会を開催してございます。移転先や精算金、用地費、移転補償等を提示し、ほぼ全員に近い地権者から了解はいただいてございます。今後仮同意をまとめるところまで進んでおりますので、26年度は仮同意から本同意に向けて社会資本総合整備交付金を財源としました道路整備の実施設計と、その沿道整備街路の設計業務を実施して国への事業認可に向け取り組んでまいります。また、今現在大更駅西口駅前広場の整備を実施していますが、駅東西を結ぶ自由通路の基本設計業務をJRに委託いたします。
     それから、次のページ、204、205ページでございます。住宅費でございます。今繰越明許で大更仲町市営住宅を建設中でございます。その後に市の住宅マスタープランに沿いまして、財源を交付金の公営住宅整備事業で市営住宅町裏住宅の建てかえをすべく、設計業務と町裏住宅の解体を予定してございます。
     それから、次のページでございますが、207ページでございます。住宅の長寿命化対策としまして、柏台の3階以上の建物あるのですが、それの排水管の更生工事を実施しまして住環境の整備を図ってまいります。それから、24年度から3カ年で計画します住宅リフォーム事業、それから木造支援事業について実施をいたします。
     最後に、ページを飛んで、申しわけございません、254ページでございます。254ページの中段、災害復旧費の公共土木施設災害復旧費でございます。25年度は、全て繰り越しを予定してございます。26年度は105万という予算でございますが、26年度は災害が発生しないことを願っております。
     以上、建設課分の説明を終わります。
            (「委員長、休憩しませんか」の声あり)
委員長(渡辺義光君) あと10分ほどで終わりますので、続けます。
教育次長 高橋一夫君 それでは、10款についてご説明申し上げます。
     まず、教育委員会費ですが、前年度1,222万6,000円増の14億1,211万4,000円であります。全体の7.2%となっております。それでは、詳細説明申し上げます。
     まず、84、85ページ、市民センター費となっていますが、25年度までは10款ですが、26年度からは2款総務費のほうに移行しております。中身ですが、1,343万3,000円の予算額で、主な内容としては市民センターの維持管理に係る経費1,271万となっております。
     それでは、214ページ、お開きください。1項の教育総務費ですが、教育委員会費、委員会の会議に係る経費として337万8,000円を計上しております。
     次に、216ページ、2目の事務局費でございますが、小中学校14校に対する教育指導推進事業や支援事業などの経費となっております。
     224ページ、2項小学校費でございます。小学校10校に係る学校管理費並びに2目の教育振興費でございます。管理事業の13節委託料に、本年度から取りかかります屋内運動場つり天井改修事業に向けまして、小学校3校の実施設計業務委託料として998万3,000円、15節の工事請負費には松野小学校プール送水管改修と平笠小学校の校庭外の外構補修工事、合わせて600万を計上しております。
     次に、228ページ、3項の中学校費、1目学校管理費ですが、13節の委託料費に松尾中学校のつり天井対策として、実施設計業務委託料として427万9,000円、15節に工事請負費、西根中学校の外階段の改修工事費600万円計上しております。
     232ページ、中学校の振興事業として、小学校のパソコン講習が修了しましたので、26年度からは中学校のパソコン講習の予算として1,211万5,000円を計上しております。
     次に、235ページ、社会教育総務費となっています。新規事業として、山田洋次監督や倍賞千恵子、寺尾聰さんを招いての講演会、トークショー、市民との交流を行うはらから塾40周年記念事業として150万円を計上いたしております。また、同ページ、市内小学校や保育所等が行う講演会、実技体験等の主体事業に対しまして支援する総合教育支援事業は、引き続き実施することとして172万円を計上しております。
     次に、237ページ、下段ですが、学びを通じた被災地の地域コミュニティー再生支援事業は、引き続きワークショップの開催などに120万を計上しております。
     239ページ、2目の文化財保護費でございますが、中段、西根歴史民俗資料館については受付、案内等を振興協議会に委託することとしまして、業務委託料60万円を計上しております。
     243ページの中段になりますが、3目の図書館費では、昨年に引き続き図書館の受け付け業務、あるいは一部を委託するための費用として業務委託料1,277万5,000円を計上しております。
     次に、245ページ、1目の保健体育総務費、体育振興事業の13節、市民スポーツ振興事業委託料として3,262万5,000円、19節には震災復興スポーツ交流大会開催事業補助金として550万を計上しております。
     また、下段に八幡平市スキー大会実行委員会の19節、第51回の東北中学校スキー大会が27年1月に当市で開催されることから、補助金といたしまして290万円を計上しております。
     次に、247ページ、上段の第71回国民体育大会には、13節、備品購入としてクロカンカッター、ブロワー等の購入に300万、19節には希望郷いわて国体実行委員会補助金として7,193万1,000円を計上しております。26年度は、競技役員編成案作成や競技会会場仮設物設置計画策定、27年度のリハーサル大会実施要綱策定など基本計画に基づく実施要綱等の策定に従事していただく実行委員会、任期つき採用職員雇用経費や広報啓発費、ライフル競技の10メーター特設射撃場設置に係る実施設計委託費が主な経費となっております。同ページの体育施設維持管理事業では、13節委託料に体育施設指定管理料4,808万7,000円、新規事業として松尾総合運動公園多目的室内運動場改修実施設計業務委託料として271万7,000円、平舘ふれあい広場テニスコート及び西根相撲練習場を地域振興協議会に指定管理することとして119万6,000円を計上しております。
     249ページの15節、国体関連事業として矢神の飛躍台電光掲示板等の改修工事費、あるいは田山射撃場天井張りかえ工事、田山グラウンドの速報掲示板等の改修工事費等を計上しております。また、18節にはスキー大会用としてスノーモービルの更新経費822万4,000円を計上しております。
     同ページの3目の田山スキー場については、維持管理費2,105万6,000円を、所管課は安代地域振興課ですが、計上いたしております。
     最後になりますが、250ページ、6項4目の学校給食費でございます。総額で2億2,295万円を計上しております。今回3名の方から質問もあったわけですけれども、真摯に取り組んで適切に対応してまいりたい、そのように思っております。
     以上で終わります。
監査委員事務局長 松村錦一君 まだございまして、申しわけございません。一般会計の最後になりますが、監査委員費についてご説明をいたします。
     予算書は、大きく戻っていただきまして100ページから103ページをごらん願います。2款6項1目監査委員費の総額は2,041万3,000円でございます。主に職員人件費の部分で、前年度よりも632万5,000円の増額となっておりまして、大幅な増に見えるわけでございますが、前年度は6月補正で人件費を628万7,000円増額しておりますので、実質的にはほぼ同額のものでございます。内容は、監査委員2名の報酬、費用弁償、そして事務局職員2名分の人件費と事務局の運営に要する経費でございます。
     以上で監査委員費についてのご説明を終わります。
委員長(渡辺義光君) これで平成26年度八幡平市一般会計予算の内容説明が終わりました。
     ここで3時50分まで休憩いたします。
                                    (15時39分)
                     ☆
                  休     憩
                  再     開
                     ☆
委員長(渡辺義光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                    (15時50分)
委員長(渡辺義光君) 次に、議案第35号 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算から議案第42号 平成26年度八幡平市水道事業会計予算について順次内容の説明を求めます。
     市民福祉部長。
市民福祉部長 大森光洋君 平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算書、予算に関する説明書によりご説明を申し上げます。
     9ページ、10ページをお開き願います。歳入でございますが、1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税につきましては5億9,860万8,000円を計上しております。前年比411万6,000円の増でございます。主な節につきましては、1節医療給付分現年課税分3億8,946万7,000円、2節後期高齢者支援金分現年課税分1億1,980万1,000円でございます。
     次に、3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等国庫負担金でございますが、5億8,380万5,000円を計上し、前年比6,068万6,000円の減となっております。
     次のページ、11ページ、12ページをお開き願います。3款2項国庫補助金、1目財政調整交付金でございますが、3億9,607万2,000円を計上しております。前年比で6,675万9,000円の増でございます。
     次のページ、13、14ページをお開き願います。9款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、一般会計からのそれぞれの繰入金、1目から5目まで計上しております。1目から4目までは、繰り入れ基準によるものでございます。
     次に、9款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金でございますが、前年はゼロ円でございましたが、今年度は3,000万円の基金繰り入れをするものでございます。
     次に、2枚飛びまして、19ページ、20ページをお開き願います。歳出でございますが、2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費に19億9,363万5,000円、前年比4,030万1,000円の減でございますが、計上でございます。
     次に、25ページ、26ページをお開き願います。10款諸支出金、2項繰出金、1目直営診療施設勘定繰出金5,540万2,000円を計上しております。繰出金の内容は、西根病院事業会計への繰り出しが4,262万5,000円、僻地診療所運営費補助金が1,277万7,000円。
     以上でございます。
委員長(渡辺義光君) 続けてお願いします。
市民福祉部長 大森光洋君 続きまして、平成26年度八幡平市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、予算に関する説明書に基づき説明を申し上げます。
     7ページ、8ページをお開き願います。歳入でございますが、1款後期高齢者医療保険料、1項後期高齢者医療保険料、1目後期高齢者医療保険料につきまして、本年度1億4,393万8,000円を計上しております。
     3款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、9,456万6,000円、前年比375万4,000円の増としております。
     1ページ飛びまして、11ページ、12ページをお開き願います。歳出でございますが、2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項1目後期高齢者医療広域連合納付金でございますが、2億3,312万9,000円、前年比351万円増の予算を計上しております。
     以上でございます。
     次に、平成26年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)予算につきまして、予算に関する説明書に基づきご説明を申し上げます。7ページ、8ページをお開き願います。平成25年度では、当初予算額に対して実績が1割程度下回る結果となりましたことから、今年度につきましては前年度に比較しまして下回るというふうな形の予算計上になっております。
     1款診療収入、2項外来収入、1目国民健康保険診療報酬収入でございますが、4,160万を計上しております。それから、3目後期高齢者診療報酬収入でございますが、1億519万円。それから、4目一部負担金収入でございますが、3,266万円。
     それから、一番下の2款使用料及び手数料の2項手数料、2目諸手数料でございますが、635万円、前年比215万円減の計上でございます。
     次に、1枚飛びまして、11ページ、12ページをお開き願います。歳出でございますが、1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費でございますが、職員人件費等ということで1億2,213万円を計上しております。職員10人分の給料等が主なものでございます。
     次に、診療所管理運営事業には6,134万3,000円を計上しております。
     2枚めくりまして、16ページをお開き願います。2款医業費、1項医業費、1目医療用機械器具費でございますが、18節備品購入費にエックス線画像読み取りシステム購入費として512万円を計上しております。
     以上でございます。
西根病院事務局長 工藤義昭君 続きまして、議案第38号 平成26年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
     平成26年度病院事業会計予算は、地方公営企業法の会計制度見直しに伴いまして、予定貸借対照表等の内容が変更になっております。
     9ページをお開き願います。平成26年度西根病院事業の予定キャッシュフロー計算書を載せてあります。これまでの資金計画にかわる表で、現金預金の増減見込み額を示してあり、平成26年度末において資金残高が11億621万1,000円になる見込みであります。
     20ページをお開き願います。平成26年度末の予定貸借対照表を載せてあります。会計制度の見直しに伴い、変更になった部分について説明いたします。2の流動資産の(2)、未収金の欄には、将来の不納欠損見込み額を引当金として計上してあります。4の固定負債の(1)、企業債には、これまで資本の部の借入資本金に計上されていました企業債のうち、1年以上後に返済する企業債元金を計上してあります。5の流動負債の(2)、企業債には、1年以内に返済する企業債元金を計上してあります。同じく5の流動負債の(7)、引当金には、計上が義務づけられました賞与引当金等を計上してあります。
     21ページ、6の繰り延べ収益は、資産購入の際に出た国庫補助金等の未償却相当額を計上してあります。これらの変更により、7の資本金は借入資本金として計上していた企業債分が減額となり、8の剰余金の(1)、資本剰余金は償却中の資産に係る国庫補助金相当額が減額となり、(2)のニ、当年度未処分利益剰余金は償却中の資産に係る国庫補助金のうち、平成25年度までに償却のあった部分に係る国庫補助金相当額が増額となっております。
     22ページの平成25年度末の予定貸借対照表は、現在の会計制度に基づいて作成してあります。
     次に、24ページをお開き願います。収益的収入及び支出についてであります。1項医業収益は、前年度比3.6%増の6億9,040万7,000円と見込んでおります。主な収益といたしまして、1目の入院収益は1日平均46人を見込んで3億6,938万円、2目の外来収益は1日平均165人として2億4,208万8,000円を見込んでおります。また、5目他会計負担金については、救急医療分、保健衛生行政事務分として4,672万4,000円を見込んでおります。
     25ページの2項医業外収益については8,434万円で、前年度比1.1%増となっております。主なものは、2目の他会計負担金7,758万6,000円であります。不採算地区病院運営分5,052万円等を見込んでおります。また、会計制度見直しに伴い、4目の長期前受金戻入に国庫補助金の今年度減価償却相当額である246万5,000円を計上しております。
     26ページをお願いします。支出についてでありますけれども、1項医業費用については7億7,098万1,000円で、前年度比3.3%増といたしました。1目の給与費は、前年度当初比、医師1人、看護師1人及び事務1人の増員により正職員は44人で、臨時医師賃金等を含め、前年度比3.7%増の4億9,611万3,000円としております。
     28ページをお願いします。会計制度見直しに伴い、3節及び7節において、平成26年度の給与支払い額に基づいて、平成27年度に支出される賞与及び法定福利費について、それぞれ引当金に繰り入れいたします。2目の材料費は、前年度比0.1%減の1億300万7,000円で、1節薬品費は6,900万、あと診療材料費は3,304万7,000円となっております。
     29ページの3目経費は、前年度比4.9%増の1億2,925万円を計上しております。主なものは、11節修繕費は109万円増の435万円、30ページの13節賃借料が68万6,000円増の1,229万1,000円、15節委託料が266万2,000円増の8,185万円などとなっております。
     31ページの貸倒引当金繰入額は、会計制度の見直しに伴い、今年度以降に貸し倒れが見込まれる未収金について計上しております。4目減価償却費は、前年度比2.9%増の3,747万1,000円となっております。医業費用の項目で大きなものは給与費であり、費用の64.3%を占めております。
     32ページをお願いします。2項医業外費用については、前年度比12.1%増の326万6,000円計上しております。主な費用は、1目1節の企業債利息76万7,000円、3目1節消費税110万円となっております。
     33ページ、3項特別損失の3目その他特別損失は、会計制度の見直しに伴い、前年度支給した給与額に基づいて、今年度に支払われる賞与及び法定福利費、また前年度において貸し倒れが見込まれる未収金について、前年度に計上すべき引当金相当額2,352万1,000円を特別損失で計上しております。
     なお、今年度の収益的収入及び支出は、収入が7億7,474万9,000円に対して支出が7億9,827万円となっており2,352万1,000円の不足が生じますが、この特別損失分であります。
     34ページをお願いします。次に、資本的収入及び支出であります。収入は、前年度より1億928万1,000円増の1億2,506万円を見込んでおります。1項1目公営企業債に7,000万円、企業債元金償還分、建設改良分として2項1目他会計出資金に1,243万5,000円、3項1目国庫補助金として4,262万5,000円を見込んでおります。
     35ページであります。支出は、前年度より1億744万4,000円増の1億2,661万2,000円で、主な内容は1項1目施設整備費に391万1,000円、1項2目固定資産購入費に1億1,619万1,000円、2項1目企業債償還金に651万円となっております。建設改良の主なものは、電子カルテシステムを初めとする医療システムの更新に9,504万円、内視鏡システムの更新に1,356万円などとなっております。
     この結果、資本的収入額1億2,506万円が資本的支出額1億2,661万2,000円に対して不足する額155万2,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填するものであります。
     以上で説明を終わります。
建設部長 工藤孝栄君 最後になりました、建設課所管の上下水道課の4会計について説明させていただきます。
     先に公共下水道事業特別会計でございます。この公共下水道事業につきましては、西根、安代浄化センターの維持管理業務と平舘と大更処理分区の管路の布設工事の分でございます。それと、地方債の償還金という分になります。
     10ページをお開き願います。歳入でございます。1款2項の負担金でございますが、1,266万1,000円で、前年度より86万の増でございます。
     2款1項1目の下水道事業使用料ですけれども、6,271万7,000円、前年度より754万2,000円の増を見込んでございます。
     6款1項1目については、一般会計繰入金の額でございます。
     歳出に行きます。15ページをお願いいたします。施設管理につきましては、先ほど言いました西根、安代浄化センターなどの維持管理が主な経費となってございます。
     次の17ページをお願いいたします。施設の整備費でございますが、平舘鷲の巣地区と大更両沼地区の管路整備約1,700メーターを計画してございます。それから、17ページの下と18ページは公債費の償還金と利子になります。
     一番最後のページの21ページの地方債の残高見込み額ですが、40億8,775万5,000円の額となります。
     次の議案第40号、農業集落排水事業特別会計でございます。この会計につきましては、市内8地区の農業集落排水事業の施設整備、それから柏台時森地区の集合浄化槽、それと施設整備では今現在やっていますが、時森地区の工事を27年度供用開始に向けて排水事業をする事業でございます。
     10ページをお開き願います。歳入でございます。1款1項の分担金でございますが、これについては田頭平笠地区の分担金、3年目になります、57万の計上でございます。
     2款1項の使用料につきましては、農業集落排水事業5,981万9,000円と集合浄化槽873万5,000円、合わせまして6,855万4,000円の計上をしてございます。
     12ページの一般会計繰入金につきましては4億幾らという計上をしてございます。
     歳出です。14ページ、15ページをお願いします。施設管理費につきましては、先ほど言いました市内8カ所の維持管理が主な経費でございます。それから、時森地区につきましては27年度供用開始に向けて970メーターほどの管路の布設工事を計画してございます。それから、既存の今までの古い施設がだんだん老朽化してきますので、機能強化事業といたしまして、17ページの前段のほう、農業集落排水施設最適整備構想事業ということで、だんだん古くなっていますので、これの分の整備、今後の整備の構想を行うために600万円を見込んでございます。それから、集合浄化槽施設管理費でございますが、柏台地区で管路に不明水が入ってございます。テレビカメラによる調査業務の400万を一番下の欄ですが、400万を計上してございます。
     それから、18ページ、19ページは公債費の償還金と利子になります。
     最後の21ページでは、地方債の残高見込み66億1,468万2,000円という額でございます。
     続きまして、議案第41号です。浄化槽事業特別会計でございます。この浄化槽の特別会計につきましては、西根、松尾、安代3地区に設置されています市設置型の浄化槽の維持管理でございます。25年度までに設定しました検査、清掃、維持管理を主にやっている事業でございます。
     10ページをお開き願いたいと思います。歳入でございます。分担金、今年度30基を予定してございます。それの分担金でございますが、工事費の10分の1ということで525万8,000円を計上してございます。
     2款1項の使用料につきましては、333基を今まで設置しています。それから、26年度30基をやりますので、1,735万5,000円ほどを計上してございます。
     それから、14、15ページの歳出でございます。1款、1目の浄化槽施設管理費では、現在市で管理している浄化槽の管理費が主な経費でございますし、2目の浄化槽施設整備費につきましては、30基の内訳ですが、5人槽10基、7人槽18基、10人槽2基という分の整備をしてまいりたいというところで4,099万6,000円ほど計上してございます。
     16、17ページは、公債費の償還金と利子になります。
     最後のページの21ページにつきましては、残高見込みでございますが、1億9,377万6,000円の内訳でございます。
     それから、最後でございます。水道事業の予算書でございます。水道事業につきましては、料金の統一の経過措置2年目というところでございますし、先ほど西根病院の事務局長が言いましたが、26年度から新地方会計の公営企業による会計制度が変わるということになってございます。この水道事業につきましては、主な事業として毎月の浄水の検査、全項目検査、原水の検査なりそれらのもの、それから検定期間8年間を満了するメーター更新、それから今統合事業をやっていますが、松尾の新小屋の沢配水池の整備事業の造成工事と導水管布設工事を計画してございますし、昨年台風18号による復旧事業を見てございます。
     去年と変わった部分のページ数が5ページですが、注記事項のこのページが新たにふえております。それから、先ほどの西根病院と同じでありますが、12ページのキャッシュフローという分が新たに出ている経費でございます。
     それから、23ページをお開き願いたいと思います。給水の収益でございますが、先ほど言った経過措置2年目ということで、上水で1,500万、それから簡水で420万ほどの増を昨年度より見込んでございます。それから、新たな会計制度として、先ほど病院の事務局長が言ったとおり、かなりのページの欄がふえてございます。詳しくは申しませんが、昨年の予算と比べて名称等がかなり変わっているところがございます。例えば24ページの3行目あたり、引当金の部分とか修繕引当金の戻入益とか、その下の長期前受金戻入でおのおの額がふえていますが、ここが変わっているところでございます。
     歳出のほうに行きます。大きいところで34ページの部分でございます。資本的収入及び支出でございますが、新小屋の沢配水池の導水管布設工事の造成工事、それから新庁舎への水道施設の工事、柏台地区の老朽管更新工事、そして台風18号というところで、おのおの34ページのところに工事費等が計上されてございます。
     一番下の欄でございます。資本的収入が資本的支出に対しまして不足する額2億130万8,000円は、過年度分損益勘定留保資金2億130万8,000円で補填するものというところでございます。
     以上でございます。
委員長(渡辺義光君) 以上で議案第34号 平成26年度八幡平市一般会計予算から議案第42号 平成26年度八幡平市水道事業会計予算までの9会計予算の内容説明は全て終了いたしました。
                     ☆
                  散     会
                     ☆
委員長(渡辺義光君) 本日の予算特別委員会はこれをもって閉じ、散会とします。
                                    (16時19分)