平成26年八幡平市議会第1回定例会
議事日程(第5号)
平成26年3月10日(月)
日程第 1 一般質問
橋 悦 郎
渡 邊 正
日程第 2 議案第24号 八幡平市立コミュニティセンター等に係る指定管理者の指定についての
撤回の件
日程第 3 議案第25号 八幡平市松尾地区新田生活改善センター及び八幡平市集落センターに係
る指定管理者の指定についての撤回の件
日程第 4 議案第8号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手
県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることに
ついて
日程第 5 議案第9号 八幡平市行政組織条例の一部を改正する条例及び八幡平市職員定数条例
の一部を改正する条例
日程第 6 議案第10号 八幡平市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
の一部を改正する条例
日程第 7 議案第11号 八幡平市公園条例等の一部を改正する条例
日程第 8 議案第12号 八幡平市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
日程第 9 議案第13号 綿帽子温泉館条例等の一部を改正する条例
日程第10 議案第14号 八幡平市立寺田活性化センター条例等の一部を改正する条例
日程第11 議案第15号 八幡平市博物館条例の一部を改正する条例
日程第12 議案第17号 八幡平市農民研修センター条例の一部を改正する条例
日程第13 議案第18号 八幡平市安代健康増進センター設置条例の一部を改正する条例
日程第14 議案第19号 八幡平市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例
日程第15 議案第20号 財産の取得に関し議決を求めることについて
日程第16 議案第21号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて
日程第17 議案第22号 平成25年度八幡平市水道事業会計引継資本金の額の減少に関し議決を求
めることについて
日程第18 議案第23号 平成25年度八幡平市一般会計補正予算(第7号)
日程第19 議案第26号 八幡平市平舘ふれあい広場テニスコート及び八幡平市西根相撲練習場に
係る指定管理者の指定について
日程第20 議案第27号 平成25年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3
号)
日程第21 議案第28号 平成25年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第
2号)
日程第22 議案第29号 平成25年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第3号)
日程第23 議案第30号 平成25年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)
日程第24 議案第31号 平成25年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)
日程第25 議案第32号 平成25年度八幡平市浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)
日程第26 議案第33号 平成25年度八幡平市水道事業会計補正予算(第5号)
追加議事日程(第5号の追加1)
日程第 1 議案第21号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての撤回の件
出 席 議 員(24名)
1番 立 花 安 文 君 2番 大 森 力 男 君
3番 渡 辺 義 光 君 4番 工 藤 剛 君
5番 渡 邊 正 君 6番 橋 喜 代 春 君
7番 遠 藤 公 雄 君 8番 古 川 津 好 君
9番 小 野 寺 昭 一 君 10番 田 村 孝 君
11番 田 中 榮 司 夫 君 12番 橋 守 君
13番 伊 藤 一 彦 君 14番 橋 悦 郎 君
15番 小 笠 原 壽 男 君 16番 関 善 次 郎 君
17番 三 浦 侃 君 18番 松 浦 博 幸 君
19番 大 和 田 順 一 君 20番 橋 光 幸 君
21番 米 田 定 男 君 22番 北 口 和 男 君
23番 工 藤 直 道 君 24番 瀬 川 健 則 君
欠 席 議 員(なし)
説明のために出席した者
市 長 田 村 正 彦 君
副 市 長 岡 田 久 君
教 育 長 遠 藤 健 悦 君
企 画 総 務 部 長 小 野 寺 浩 君
市 民 福 祉 部 長 大 森 光 洋 君
産 業 部 長 高 橋 正 明 君
建 設 部 長 工 藤 孝 栄 君
教 育 次 長 高 橋 一 夫 君
松 尾 総 合 支 所 長 高 橋 初 君
安 代 総 合 支 所 長 藤 森 恵 君
企 画 総務部市長公室長 香 川 豊 君
企 画 総 務 部総務課長 松 尾 亮 君
企画総務部地域振興課長 工 藤 健 君
企 画 総 務 部税務課長 遠 藤 俊 彦 君
市 民 福 祉 部市民課長 小 林 清 功 君
市民福祉部地域福祉課長 松 浦 淳 二 君
市民福祉部健康福祉課長 藤 田 濱 子 君
産 業 部 農 政 課 長 藤 原 一 彦 君
産 業 部 商 工観光課長 小 山 田 巧 君
産 業 部 花 き 研 究 日 影 孝 志 君
開 発 セ ン タ ー 所長
建 設 部 建 設 課 長 遠 藤 明 広 君
建 設 部 上 下水道課長 佐 藤 文 城 君
学 校 教 育 課 長 工 藤 加 寿 子 君
生 涯 学 習 課 長 小 山 田 克 則 君
安 代 地 域 振 興 課長 村 上 輝 身 君
土 木 林 業 課 長 北 舘 修 吾 君
国 保 西根病院事務局長 工 藤 義 昭 君
事務局出席者
事務局長 高 橋 敏 彦
議事係長 佐 々 木 由 理 香
☆
開 議
☆
〇議長(瀬川健則君) ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
これから本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。
(10時00分)
☆
一般質問
☆
〇議長(瀬川健則君) それでは、日程第1、一般質問を行います。
一般質問の方法は、会議規則第64条及び一般質問及び会派代表質問に係る実施運用基準により行います。また、通告以外の質問は行わないようにお願いいたします。質問、答弁は要点をまとめてお願いをいたします。
それでは、通告順位7番、橋悦郎君。
(議員 橋悦郎君一般質問席登壇)
〇議員 橋悦郎君 議席番号14番、橋悦郎でございます。一般質問を行います。大きく2点について通告をしております。
まず1点目です。市の温泉施設の利用料の引き上げについてであります。4月からの消費税引き上げに伴い、市施設の利用料引き上げが今議会に提案をされております。特にも市の温泉施設入浴料が20%の引き上げ提案であります。消費税増税に合わせた便乗値上げと言わざるを得ません。八幡平市産業振興株式会社は、市が91.12%を出資し、市長が社長であり、文字どおり八幡平市が経営する第三セクターであります。市の観光振興と産業振興、そして市内の雇用確保など、重要な役割を果たしてきた会社でもあります。しかし、最近は長引く不況の中、経営不振が続き、老朽化した施設の維持管理費を含めますと、毎年多額の一般会計からの支出となっております。そのような中、経営改善に努め一定の成果もつくってまいりました。現在これらの温泉施設は、市民の憩いの場として、市民の福祉向上になくてはならない施設になっております。今回100円の引き上げですが、全体の金額にしますと年間に約2,000万円の利用者の負担増になります。市施設の引き上げは、他の民間施設の利用料の引き上げにもつながることになります。4月からの消費税増税は、あらゆる面で市民負担が行われます。このような中、消費税増税の便乗値上げと言われるような温泉施設の利用料の引き上げは、利用している市民から大きな反発を受けることになります。引き上げはやめるべきというふうに判断いたします。この負担増を妥当と判断された根拠を伺います。
大きな2点目です。国保会計についてであります。私は、国保会計についてこれまで繰り返し質問してまいりました。その理由の一つは、国保税負担は加入世帯で、平均約2カ月分の収入を支払う大きな負担になっている問題だからであります。市民にとって、国保税の負担が余りにも重く、加入している世帯の生活のあり方そのものにかかわる問題になってきているからであります。現に2月末で支払うべき8期目の国保税を未納している世帯は、20%にもなっております。払いたくても払えないのが実態であります。このような中、当市は24年度から17.9%、総額で年間1億円の引き上げを行いました。県内では、奥州市、滝沢市に続き3番目に高い国保税となりました。24年度決算では、実質収支で3億2,000万の大幅な黒字会計となっております。この黒字会計は、県内では1世帯当たりにしますと断トツトップの黒字であります。今議会に提案された国保税の補正予算では、その黒字分の8,000万円を一般会計に戻し、1億3,000万円を国保基金に積み立てる提案であります。私は、一般会計に戻すのではなく、市民の負担軽減のため、国保税の引き下げを行うべきと思います。このように引き上げ時に示された試算と実際の決算は大幅な食い違いが出ております。改めましてその理由を伺いたいと思います。
以上質問いたします。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
(市長 田村正彦君登壇)
〇市長 田村正彦君 橋悦郎議員の質問に順次お答えを申し上げます。
まず、第1点目の各施設利用料引き上げについてのお尋ねでございます。各施設の利用料等につきましては、八幡平市産業振興株式会社に指定管理しているもの以外のもの及び同社に指定管理しているもののうち、温泉施設の入浴料以外のものにつきましては、消費税率引き上げ分のみの増額として条例改正することで、今議会にお諮りをいたしておりますので、同社が運営いたしております温泉の入浴料金関係について申し述べさせていただきます。
まず、施設といたしましては、綿帽子温泉館あずみの湯、八幡平温泉館森乃湯、岩手山焼走り国際交流村の焼走りの湯、自然休養村のなかやま荘、安代林業センター岩畑の湯の5施設でございますが、それぞれ市民の休養や、あるいは地域の活性化などを目的として設置をされておるものでございまして、議員が冒頭の質問にございました福祉向上を目的とした施設とはなっておらないのが実態でございます。
同社の経営状況につきましては、平成24年度決算の内容を昨年の6月の市議会第2回定例会にご報告を申し上げましたとおり、当期純利益が86万7,000円でございました。これは、東京電力による賠償金1,118万4,000円が収入となった結果としての黒字でございまして、厳しい経営の中で事業展開しているものでございます。
さて、今回の料金改定に当たりまして、消費税率の引き上げとは別に、今般の電気料金や燃料代などの光熱水費の値上がりによる影響を洗い出しましたが、これらの5施設の光熱水費について、平成23年度実績と25年度見込みを比較してみますと、18%の経費増となる見込みであったため、消費税増税分を含めてではございますが、日帰り入浴料を20%値上げすることとしたものでございます。
日帰り入浴料以外は、消費税率引き上げ分のみの料金改定にとどめるものでございますが、光熱水費のほか、各種資材等も値上がり傾向であるのは議員ご存じのとおりだというふうに思います。日帰り入浴料を消費増税以上に引き上げさせていただきまして、会社全体で経営の健全化を図るものでございます。
なお、他の施設の現在の大人の日帰り入浴料を調査したところ、市内16施設と他市町村32施設では、最低が300円から最高が1,000円まで幅がございましたが、500円または600円としている施設が多く、単純平均でも567円でございましたので、消費増税後の600円の新料金は受け入れられる範囲ではないかと思っております。
日帰り入浴料は、消費増税以上の料金改定となることから、入浴利用者数は一時的には減るものと想定はいたしておりますので、今まで以上に顧客サービスを図るよう社員に指示し、より多くの方々から愛される入浴施設となるよう努力をしてまいりたいと考えております。
つけ加えて言わせていただければ、第三セクター、八幡平市産業振興株式会社、約100名の雇用がございます。この皆さんの雇用をきちっと守っていく意味からも、この値上げというのは不可避であろうと、そのように考えているものでございます。
次に、国保会計について、引き上げ時に示された試算と大幅に食い違う決算となった理由についてのお尋ねでございます。国保会計のご質問につきましては、昨年12月の市議会第4回定例会一般質問でもお答えをいたしておりますが、引き上げ時の試算計画額として、平成24年度決算額との比較で申し上げますと、歳入におきましては国民健康保険税において計画額で6億9,300万円に対し、決算額では7億800万円となりまして、計画額より1,500万円の増となっております。国県支出金につきましては、計画額で11億9,700万円に対しまして、決算額では13億7,000万円となっておりまして、これまた計画額より1億7,000万円の増となっております。繰入金につきましては、計画額で4億1,600万円に対し、決算額では3億9,800万円となり、計画額より1,800万円の減となっております。
高額医療共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金などその他の歳入では、計画額で4億3,200万円に対し、決算額では前年度繰越金1億6,000万円を含めまして6億8,400万円となって、計画額より2億5,200万円の大幅な増加となっておるもので、歳入総合計では計画額より4億2,000万円増加をいたしました。
一方、歳出におきましても、保険給付費において計画額で24億2,500万円に対し、決算額では24億6,300万円となり、計画額より3,800万円増加をいたしております。その他の歳出につきましても、国保財政調整基金への積み立てや国庫負担金の精算による返還金など、計画時におきましては試算をしていなかった経費の増加によりまして、計画額4億7,900万円に対し、決算額では5億8,700万円となりまして、歳出総合計では計画額より1億4,500万円の増加となっておりまして、結果的に2億7,300万円の決算剰余金となりまして、翌年度繰り越しといたしたものでございます。
この決算剰余金2億7,300万円の中で、当初計画の歳入と相違する内容は、計画時には想定をいたしておりませんでしたが、東日本大震災に伴って財政状況が悪化しておりました岩手県、宮城県及び福島県の市町村に対し、特別交付金による新たな財政支援策によって、震災前の平成22年と比較し、医療費増が3%以上の場合にその他特別事業分といたしまして交付された財政支援の1億3,000万円と、国から交付されます療養給付費負担金の制度上前倒し交付されました一時的な剰余金として4,200万円の2件でございまして、合計1億7,200万円でございます。
平成24年度国保会計では、一般会計からの法定外繰り入れと、当初予算では見込み額を計上しておらない繰越金の額の確定計上がございまして、単年度の収支で見ますと約1億1,000万円の黒字でございますが、法定外繰入金2億円を除いた実質的な収支では3,900万円の赤字となる状況でございます。ご案内のとおり、法定外繰り入れというのは、一般会計、皆さんの税からこの国保につぎ込む繰入金でございます。
次に、国保税の減税を行い、市民負担軽減を行うことが求められているがというお尋ねでございますが、国におきましては社会保障制度改革の道筋を示した持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律、いわゆるプログラム法が平成25年12月5日に成立をいたしております。これによりまして、医療保険制度の目玉となります国保の都道府県化は、関連法の27年通常国会提出を目指し、29年度までに実施するものと明記をされております。国保の都道府県化におきましては、国保への財政支援の拡充によって構造的な問題を解決することを前提条件に据えておりまして、財政運営などは都道府県が担うことを基本とする一方で、保険税の賦課徴収や保健事業は引き続き市町村が役割を担うこととされておるものでございます。このように、平成29年度に大きな改正が予定されておりますので、その改正内容を見据えながら市の国保運営をしてまいるつもりでございます。
国民健康保険事業は、保険税と国等の負担金及び法定繰入金等で賄うのが基本でございますが、医療費の増加等によりましてこれらの財源だけでは賄えないことから、先ほど申し上げましたとおり、一般会計より財源補填として繰り出しを行っている状況でございます。一般会計からの法定外繰入金につきましては、その時々の国保財政の状況によりまして、市の判断で一般会計から国保の赤字の補填として任意で行っているものでございます。平成26年度の一般会計予算では、自主財源比率を24.1%と見込んでおり、大変厳しい財政状況となっております。この状況において、一方で国民健康保険税の減税を行い、もう一方において一般会計の貴重な自主財源から多額の繰り入れを行い、恒常化することは、健全な会計運営ではないものと考えておりますことから、国民健康保険税の引き下げは考えていないものでございます。
以上で演壇からの答弁にかえさせていただきます。
(市長 田村正彦君降壇)
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 それでは、再質問させていただきます。
まず、温泉利用料の引き上げの件についてです。23年度に経営改善等検討委員会という組織を立ち上げて、第三セクターの経営の改善に取り組んだと。その中には、当然利用料の引き上げというのは一言も出てまいりません。その検討委員会で出された具体的な改善点、どういう部分が出されたのか、まずそこを伺いたいと。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 検討委員会での検討内容というお尋ねですけれども、これは皆さんにご案内のとおり、さまざまな角度から専門の知識を持っておられる方による精査、検討がなされております。その中には、赤字施設の廃止だとか、統合だとか、そういったことも当然指摘をされているものでございますし、経営改善に向けての努力を強く要望、指摘をされているものでございます。経営努力の改善の指摘ということは、裏を返せば経営ができるくらいの料金体系なり、組織体制というのをつくりなさいと、こういう指摘を受けたものというふうに承知いたしておりますし、議員ご案内のとおり、人口2万8,000の小さな市で5つの温泉施設を抱えていること自体が非常に異常なことでもございます。これが全く民間の施設のない、まさに福祉政策として行う施設であれば、これはいかんともしがたいとは思いますけれども、もう既に民間の事業として、温泉は至るところで運営されておるわけでございますので、そういったことも加味しながら、指摘事項の中には赤字施設の譲渡なり、統合なり、そういったものが指摘されているということでございます。しかしながら、先ほど演壇から申し上げましたとおり、第三セクター、八幡平市産業振興株式会社は、約100名の従業員を抱えながら、その人たちに給与を払って、そして運営をしている団体でもございます。ただただ料金を引き上げするのはけしからんということになりますと、そういった雇用の確保にもこれは事欠くことになりかねない。従業員の首切りがあっても当然というのであれば、これはしようがありませんけれども、やはり責任としてきちっと従業員の雇用というのは確保していかなければならない責任もありますので、経営改善に努めながら、何とか地元雇用の面でも確保していきたいという考えでございます。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 私は、第三セクターを、雇用を減らして、そして経営を改善しろという、そういう提案をしているのではないのです。例えば今回の提案で、約2,000万円の利用者の負担がふえるわけです。それは、市の一般会計からでもいいから負担をして、やっぱり抑えるべきではないかと、こういうことを言っているわけです。約2万人の方が年間日帰りの入浴を利用していると。この方たちがまた料金が引き上がるということになりますと、100円ですけれども、金額としては大きな金額ではないかと思うのですけれども、今4月から消費税が引き上がるわけです。そういう中、あらゆる生活費引き上がって負担がふえていくわけです。そういう中で、この入浴料が新たに2,000万も市民に負担をかけるというふうなことになれば、これは絶対反発出てくると思うのです。こういうときだからこそ、市がその財源を補って抑えていくということが市民生活を守るということにもつながると思うのですが、そういうふうに私は考えます。
第三セクターの問題で言えば、23年度に出した報告書、その報告書に対して今どういう改善が進められているのか、この報告書が出てからもう3年近くになりますけれども、その辺具体的にちょっと述べていただきたいと。私は、むしろそっちのほうをきっちりと進めるべきではないかと、市民の負担は下げるべきではないかというふうに思いますが、その辺はどのように進んでいるのか伺います。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 答弁申し上げます。
まず第一に、三セクでございます八幡平市産業振興株式会社は株式会社でございます。市が出資しているとはいえ、あくまでも独立採算で事業を運営していかなければならないと、そのように捉えているものであり、例えば国保特別会計ないしほかの事業会計、ないし特別会計に出資するのとは全く考え方が別になってまいります。あくまでも株式会社ですので、その会社自体が経営改善して臨まなければならないと、基本的にはそのように考えておりますことから、今回入浴料を上げるという次第になってきたものと思います。
それで、23年以降の改善でございますけれども、私昨年の4月から専務という立場になったのですけれども、やはり売り上げを向上させる、それからもう一つは売り上げを行うための原価、これをいかに安く抑えるかというのがやはり純利益の向上につながるものというふうに考えまして、昨年の4月からではございますけれども、まず従業員で経営改善といいますか、原価率をどのように下げていくのか、職員からの、各部署からの提案を求めました。二十数件の提案がありまして、現在それを実行中でございます。これにつきましては、検証は4月以降になるわけなのですけれども、さらにこの原価率をどのように下げていくかというのは、社員皆様がグループ内で話し合って提案していただくべきものというふうに考えてございます。
次に、売り上げの向上でございますけれども、これは職員の皆さんが考えていかなければならないのですが、やはりそこの施設の責任者でございます課長ないしは部長さん方がどのように売り上げを向上していくべきかというものにつきましても、各施設ごとに課長から提案書を求め、提出いただいてございます。これは10月でしたので、まだ期間が浅いものですから、さらにそれについては結果評価をしてまいらなければならないというふうに思っております。
この2つと、それから毎月の収支を比較して、さらにどのように改善しなければならないかと。この毎月の施設内のミーティングを大事にしながら、さらに翌月の対策を打っていくと、現在そのような形で取り組んでおるところでございます。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 第三セクター検討委員会の報告書のその後の取り組みというのは全く答弁されないのですが、そこをやっぱり今真剣に考えていかなければならない課題ではないかと。ただ経営が大変だから、では利用料を引き上げましょうということでは、これは市民は納得できないというふうに思います。
今副市長、あくまでも株式会社だと、営利が目的だと、こういうお話をしましたけれども、市が92%も出資している第三セクター、そうはいったって、これはやっぱり市が経営している、市が運営している、そういう施設なわけです。だから、それを株式会社だから営利が大事だということでは、これは市民は納得できないというふうに思います。ぜひこの引き上げについては検討していただきたいというふうに私は思います。
時間がありませんので、国保の問題について行きます。12月議会に引き続きこの問題を取り上げましたけれども、23年度も法定外の繰り入れを2億円行いました。そして、24年度も2億円繰り入れを行ったと。25年度予算では1億4,000万だったでしょうか、繰り入れを行ったと。これは、私は高く評価をされなければならない繰り入れだというふうには思っております。問題は、今国保に加入している方たちがどういう状況になっているかということが、まずそれらの問題を考えるときに大事になってくると思うのです。私は、やっぱりこれ以上大きな負担をかけられないという立場で法定外の繰り入れをしたというふうに判断します。それは大変いいことだったというふうに思います。これは、今我が市だけではなく、県内の自治体を初め、全国的にそういう法定外の繰り入れが行われているわけです。それはなぜかというと、国保という医療保険は、非常に厳しい内容だということからの判断なわけです。例えば、これは厚生労働省の出した資料であります。市町村国保の抱える構造的な問題というふうなことで出している資料なのですが、これは24年度に出しております。ここでは、国保に加入している割合、つまり国保は高齢者が多く加入しているというのがあるのです。65歳から74歳の加入している割合が31%に達していると。そして、1人当たりの医療費が当然高齢者が多いのですから、かかります。1人当たり29万円、これは全国平均です。他の保険を見ますと、例えば健保組合、その次に高いのですが、半分以下の13万円しかかかっていないと、こういう実態があります。それから、所得水準が国保に加入している世帯は非常に低いのだと。これも全国平均ですけれども、1人当たりの所得が91万円、その次に低い健保組合、ここで195万円です。国保世帯、無所得世帯の割合が22.8%と、そういう所得も非常に他の医療保険と違って低いのだと。そして、保険料負担が非常に重いというのも、またもう一つの大きな特徴なのです。加入者1人当たりの保険料、これ所得で割ってみますと、国保の場合は9.1%の負担なのです。その次に高い健保組合ですと4.6%、半分なわけです。
このように、国保に加入している方たちは、他の医療保険と違って非常に厳しい状況に立たされていると。だから、これ以上の国保料の引き上げはもうできないと、法定外の繰り入れをしようということで、今全国でそれがかなり広く行われているわけです。国保世帯がそういう立場に置かれているという……もう一つ言いますと、税務課からも調べていただいたのですが、ことしの2月が国保の8期目の最終の納期限です。その2月末の八幡平市の国保納入率、自動振り込み、これも引きましても2割の方が納められないでいるのです。未納になっているのです。我が市の状態もそうなっていると。そういう非常に厳しい状況になっているということをどのように認識されているのか。そこを改めて、市民福祉部長でいいですから伺いたいと、その認識ですね。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 国保の問題ですけれども、これは例えば八幡平市の場合、約4分の1の皆さんが国保に加入なさっていただいております。今ご指摘あったように、国保加入者というのは高齢者、所得の低い人、まさに国保はそういった方の受け皿になって、何とかやりくり、運用しているという状況でもございますし、国民健康保険ですので、保険です。保険というものの基本は、利用者が多ければ多いほど保険料は上がっていきます。これは介護保険もそうです。保険という名称のつくものは、そういう基本的な仕組みで運営されておりますので、私はいつも言うとおり、こういったものは保険という運営の仕方というのはいかがなものかと。やはりこれは社会保障の基本をなすものであるから、保険的な要素というのはぐっと低く抑えながら、国なりがきちっとこれをフォローしていくべきだということは常日ごろこの場でも申し上げておりますし、今国保の全国的な状況を受けて、我々市長会で一番強く国に求めているのは、一般会計から繰り出して国保を維持していける市はいいのです、町とか村でも。いけない町とか村がもう圧倒的多数、多いわけです。そうすると、こっちの村は一般会計から繰り出して安い料率をしている、こっちの村は金がないから高い料率で運営していると。これは子供の医療費もみんなそうなのですけれども、自治体間の格差をつけない、これが私は基本だと思います。そのために国民健康保険という名前があるわけですので、さっきも言いましたとおり、市長会で強く要望しているのは、これはやはり国がきちっとした国保の維持体制というのをとっていくべきだと。1自治体として、これはもう支え切れるものではないのですよということを国に強く要望しておりますし、今後とも国に対しては、まさに地域自治体の、今どこの自治体でもこれで悩んでいるわけですから、これを強く国に対して求めていきたいというふうに考えております。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 こういう市の負担で福祉の向上をという、そういう提案をしますと、市長は今のような形でいつも逃げてしまうと。私は、これは国の責任でもあるのだけれども、これはやっぱり地方の自治体そのもの、それぞれが自主的に判断をして、その自治体の福祉を守っていくというのが地方自治体の本来の基本的な役割だと。これは、地方自治法でも定められているのです。地方自治法の総則の第1条のところで、国と地方公共団体の間の基本的関係を確立することにより、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を図るとともに、地方公共団体の健全な発展を保障することを目的とするとしまして、その2項で住民に身近な行政はできる限り地方自治体に委ねることを基本とすると。地方公共団体との間で適切に役割を分担するとともに、地方公共団体に関する制度の策定及び施策の実施に当たって、地方公共団体の自主性及び自立性が十分発揮されるようにしなければならないと。つまり逆に、国はそういう地方の独自の福祉の向上のために、施策ができるように国は保障しなければならないということも言っているわけです。それを遠慮して、国がやらないから自治体もやらない、近隣の市町村との格差はつくってはいけない、それは国が悪いのだと。そういう立場に立ってしまいますと、本来の自治体の役割を果たせないのではないかというふうに判断いたします。もう既にこの3年間で5億4,000万円の法定外の繰り入れをしてきたわけです、当市で。これは高く評価しなければいけないと思っています。それは、やっぱり一般会計の財源を使っても、市民の国保税に対する重税感をこれ以上大きくできないという判断でされたことだと思うのです。だから、そこをどれぐらいだったらいいのかというさじかげんといいますか、その辺の判断だと思うのです。
先ほどから市長も繰り返し答弁されていますけれども、これは特別会計だから、会計の中で調整をしていくものだと言いましたけれども、しかし実際はこうして法定外の繰り入れをしているわけです。だから、私はその繰り入れはいいことだと思うのです、市民の福祉を守るために。今回例えば今議会に提案されている国保の補正で、8,000万円を戻してしまうと、一旦繰り入れたのを。そういう提案されていますけれども、私は、そういう財源をきちっと確保して、繰り入れしたわけですから、それはそのまま残して、できるのであれば引き下げをして軽減を図っていくべきだというふうに思います。いかがでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 議員も重々承知の上でご質問いただいているものというふうに理解していますけれども、あの一般会計から国保会計への繰り入れに当たった当時の国保会計の状況というのは、まさに惨たんたる状況にあったわけです。このままであれば、50%近い国保税率の引き上げをしなければならぬと、そうでなければ市民の医療を守れないという立場から、それを市民にみんな賦課するわけにはいかないだろうと。やはり少なくても上げ幅を半分ぐらいに圧縮しなければならないと、そういう意思のもとで一般会計から繰り入れをさせていただいて、おかげさまで、先ほど演壇から申し上げましたとおり、その成果もあり、災害の特例もあって、何とか繰越金は出せるようにはなったのですけれども、これも演壇から答弁しました。そうとはいっても特別の国の措置がなければ、今もって赤字状態ですよと、こういうことでもございます。繰り返しになるのですけれども、いずれこの国民健康保険というのは、これから県内一本化という方向に今向かっているのですけれども、一本化したとしても、これは非常に大きな課題だというふうにも捉えておりますし、一般会計から出せ、出せ、出せというお話ですけれども、もう皆さんご承知のとおり、八幡平市は今議会にご提案申し上げているとおり、196億4,000万の総予算で1年間運営することとなっております。その中で、市民の皆さんからいただく税金というのは29億円です。職員の給料は大体28億数千万ですから、そういう財政のやりくりをしながらやっているということでございますので、やはりさっきも言いましたとおり、4分の1の加入者です。4分の1の加入者のために、貴重な財源をただただ恒常的につぎ込むことが果たして市民全体の同意をもらえるかと、そういう問題もあります。したがって、最小限、とにかくできる限りの負担をかけないように、これからも赤字が膨大に膨れそうだといった場合には、緊急的に一般会計からの繰り入れをしながら、何とか料率の維持と健全な国保会計維持に努めていかなければならないものというふうに考えておりますので、何も全くびた一文出さないというのではなくて、やはり会計の状況を見ながら、それは判断していかなければならないものというふうに考えております。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 今一般会計、財政調整基金30億と、それから返済基金29億と、こういう基金を抱えていると。私は、その基金は国保の引き下げに使っても市民は誰も文句言わないと。むしろそういうものにこそ、福祉の向上になるものにこそ基金も使っていくべきだし、活用するべきだというふうに、そして県内の14市の中で3番目に高い国保税を引き下げて、その汚名を払うべきだというふうに思います。そのことを求めまして質問を終わります。ありがとうございました。
(議員 橋悦郎君一般質問席降壇)
〇議長(瀬川健則君) これで橋悦郎君の質問を終わります。
ここで11時まで休憩いたします。
(10時47分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(瀬川健則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(11時00分)
〇議長(瀬川健則君) 次に、通告順位8番、渡邊正君。
(議員 渡邊 正君一般質問席登壇)
〇議員 渡邊 正君 議席番号5番、渡邊正でございます。マスコミでは、きのう夜から朝にかけて、あしたの3年目の被災の件でいろいろ報道されていますけれども、3年前の予算委員会の最中に地震があって、それから3年たちましたけれども、亡くなられた犠牲者初めいろいろな方に、亡くなられた方のご冥福もお祈りしながら、まだいまだに被災住宅で苦労されている方のことを思い、いろいろ考えることはありますけれども、今後の自分の人生のためにも役立てながら、ご冥福をお祈りしながら質問させていただきたいと思います。
一般質問最後になりましたけれども、このたびは1点で、農業振興の今後についてということで質問させていただきます。
担い手、新規就農者等確保の具体的な手法についてお伺いいたします。
産地戦略作物以外に新しい地域振興作物のブランド化の考え方をお伺いします。
3番目、花き研究センターの取り組み経過状況と将来目標をお伺いします。
4番目が、木質バイオマス発電事業、またそれに関連した附帯事業もこっちのほうに誘致というか、そういうお話もあったのですけれども、その附帯事業誘致の経過についてもお尋ねしたいと思います。
以上です。よろしくお願いします。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
(市長 田村正彦君登壇)
〇市長 田村正彦君 渡邊正議員のご質問に順次お答えを申し上げます。
まず、第1点目の担い手、新規就農者等確保の具体的な手法についてのお尋ねでございます。地域農業マスタープランに位置づけられております担い手は516経営体、新規就農者等は国の青年就農給付金受給者19名、市の新規就農者等支援対象が6名、計25名となっております。
平成27年度より担い手については経営所得安定対策の畑作物の直接支払交付金等で認定農業者、集落営農組織、認定就農者に限定されることとなります。このため、地域農業マスタープランで位置づけられた担い手を認定農業者へ誘導し、集落営農組合の組織化の推進、新規就農者等を認定就農者等へ誘導するなど、地域の担い手の確保に努めてまいる考えでございます。また、プランに位置づけられていない担い手で、今後農業を継続していく農業者等をプランの見直しの場である座談会、農業団体等の会議など、さまざまな場面で周知徹底を図りまして、認定農業者へ誘導していくことといたしております。
新規就農者等につきましては、国の青年就農給付金の給付要件が一部変更となる見通しでございますので、市単独事業である新規就農者等支援事業とあわせ、市の広報や各種農業団体の会議等で広く周知をしてまいりたいと考えております。
次に、2点目の戦略作物以外に新しい地域振興作物のブランド化の考えについてのお尋ねでございます。産地戦略作物は、水田活用の直接支払交付金でございます産地交付金の地域振興作物の中から平成26年度の市の重点品目と位置づけまして、生産規模拡大を推進しようとするもので、従来までの市の重点品目はリンドウ、ホウレンソウと位置づけておりましたが、近年生産が伸びている品目でもございますトマト、ピーマン、キュウリを加えまして、リンドウ、ホウレンソウ、トマト、ピーマン、キュウリの5品目を産地戦略作物といたしまして、地域振興作物と別枠として、交付単価も地域振興作物は10アール当たり1万4,000円と平成25年より2,000円増としたのに対しまして、先ほども申し述べました産地戦略作物5品目は10アール当たり1万7,000円と5,000円増と設定し、生産規模拡大を図ることといたしまして、当面はこの5品目を重点品目として推進してまいる考えでございます。
3点目の花き研究開発センターの取り組み経過状況と将来目標についてのお尋ねであります。まず、取り組み状況についてお答えいたします。この研究開発センターは、産地間競争を勝ち抜くために、オリジナル品種や新品目を開発し、市の農業振興に役立てることを目的に設立されております研究開発機関でございます。その目標としては、長期継続出荷を可能とする品種の開発、特にもお盆、お彼岸用品種の開発が最優先課題として生産者から要請をされておりました。これにつきましては、最も需要が高いブルー系品種がほぼ開発されております。今後は白系及びピンク系品種についても長期継続出荷を可能とすべく、取り組みの強化をいたしているところでございます。
また、開発された品種を生産者に安定的に供給するために、親株の増殖事業にも取り組んでまいってきておりますが、これも雪冷房リンドウ培養育苗生産施設の本格的な運用によりまして、やっと種子を農家が必要なだけ供給可能な体制ができました。これらの成果は、市内の生産面積の拡大に貢献するものと考えているものでございます。
それ以外にも、市といたしまして、産業振興上の目標といたしております施策がございます。1つは、ニュージーランドやチリでの安代リンドウの栽培面積をふやし、周年出荷体制を確立するという目標でございます。これにつきましては、現地調査や栽培指導を行いながら、現地の栽培環境に合った品種の利用を促進することで成果に結びつけていきたいと考えておるものでございます。周年出荷体制が整えば需要も増加し、生産者の輸出の拡大にもつながるものでございますので、農林水産省の施策とも合致いたします。今後は、各種補助事業を活用しながら、この事業を進めてまいりたいと考えております。
次に、目標としておりますのは、これまでにない新規の形質を備えた品種を開発して、需要のさらなる拡大につなげるという目標でございます。具体的には、ニュージーランドとの合同育種事業でございますが、これは赤系のリンドウに代表される種の違う親との交配によりまして種間雑種を育成し、利用する事業でございます。ことしやっと赤系のリンドウが幾つか育成されましたので、生産者に栽培試験を現在お願いしたいと考えているものでございます。
以上、将来目標と主な取り組み経過をお話し申し上げましたが、市の農業振興に役立つ目標をこれからも掲げて、研究開発の充実を図っていきたいと考えております。
次に、4点目の木質バイオマス発電事業に係る附帯事業誘致の経過についてのお尋ねでございます。附帯事業誘致のご質問につきましては、民間事業者が事業計画している夏どりイチゴの生産施設としてお答えを申し上げます。この事業は、木質バイオマス発電事業の附帯事業ではございませんが、平成24年8月3日に牧野組合が組合員を集めた中で、民間事業者が牧野組合に対し、夏イチゴ水耕栽培の事業体についての説明を行ったと聞いております。また、その後の経過や進展についても把握はしておりますが、現在その案件も保留中というようにお伺いしているものでございます。
以上、演壇からの答弁にかえさせていただきます。
(市長 田村正彦君降壇)
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 ありがとうございました。それでは、順序逆になりますけれども、リンドウのほうから、せっかく遠くから所長さんいらしていただいていますので、質問させていただきたいと思います。
何回か質問させていただいたのですけれども、前回もそうだったのですけれども、研究センターのほうで新しいセネシオというものを今株分けで1万株ぐらいまでふやして、3月ぐらいまでに何とかなるだろうという話をされていましたけれども、セネシオの状況は今どういう状況になっているでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 花き研究開発センター所長。
〇花き研究開発センター所長 日影孝志君 正直にお答えいたします。
現在2,800株ほどになっております。さまざまな状況があって、セネシオの増殖のほうに時間とれなかったというのが主な理由なのですが、何年か前に生産者の出荷を停止させるという大きな問題を起こしましたINSV、インパチェンスネクロティックスポットウイルスと、これの封じ込めをずっと行ってきたわけですけれども、ことしまた一部セネシオがつくってあったところに出ていたということで、封じ込めを強化しなければいけなくて、かなりのセネシオを捨てたということでございます。
それから、リンドウも親株をかなり捨てております。種とり等にはおかげさまで支障がなかったのですけれども、過去の過ちを犯さないようにするということを優先課題として、セネシオをふやすことよりもちょっと大きかったものですから、そちらのほうを優先いたしまして、現在2,800株までしかふえておりません。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 過去に出たものがまた今回出たと、牛で言えば口蹄疫とか炭疽病とかいろいろありますけれども、このINSVというものに関しては今後も出る可能性は十分あるのかどうなのか。それと、そういうものがもし出るとするのであれば、研究センターの人員確保というのですか、作業体制とか研究体制とか、そういう部分の中で人員不足とか、そういう確保に関してちょっとやっぱり人が足りないな、アルバイト臨時で欲しいなと、そういうことになるとは思うのですけれども、その辺に対してはどういうふうなお考えでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 花き研究開発センター所長。
〇花き研究開発センター所長 日影孝志君 実は、INSVというのは野菜の分野ではかなり入ってきていまして、普通に見られると。ただ、リンドウで激しく悪い症状が出るということで、リンドウに周りからかけないように隔離をするとか、封じ込めるとか、かかったらそれは捨てるとかということしかできないので、これからもこのウイルスの封じ込めには力を入れていかなければいけないと思っています。スリップスという小さな虫が媒介することももうわかっておりますので、そのスリップスの防除の徹底と、あと若干専門的な知識が必要なのですけれども、そのウイルス検定やら、その検定の判断をして、全体の計画を立てるということが必要になってきます。今回年度途中で発生が確認されてウイルス検定に入ったものですから、時間的にちょっと臨時さんをお願いする時間がなくて、このような状況になりました。今のお話のように、セネシオがおくれたということもありますので、もっと上司等に相談して緊急的に確保していただくとか、いろんな対策をとればよかったなと反省しております。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 研究センターというのは、そういうスリップスなりINSVなりを封じ込めるのが仕事ではないと私は思うのです。やっぱり研究開発というふうな名前がついているとおり、次のものをやらなければいけないというのが優先課題のような気がします。スタッフが足りないと、そういう形の捉え方のほうが正確ではないのかなというふうには思うのです。こういう専門的な難しい横文字の話をされると、大学のドクターコースを卒業されたような方ではないと、多分いろんな問題にぶち当たったときに、所長としても指示するのに難儀するのではないのかなと、苦労するのではないのかなというふうには考えます。所長自身も公務員なので、自分の会社だったらどうにもなるでしょうけれども、やっぱりいろいろ話しにくいところもあるとは思いますけれども、緊急というようなことを考えるのであれば、そういうことで、せっかくセネシオを開発して、それがウイルスの、雑用というような言い方はおかしいのですけれども、雑用ですよね、研究にしてみれば。雑用のために次の部分が阻害される、できなかったと、3分の1ぐらいしかできなかったということですね、目標が1万で、今2,800ぐらいということは。では、あと何年かかるのですかみたいな話になってくるでしょうし。その辺についての考え方というのは、所長さんはどういうふうにお考えでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 花き研究開発センター所長。
〇花き研究開発センター所長 日影孝志君 今言ったように、このウイルスに関してはかなり専門的な知識を持って事に当たらないとできなくて、自分の部下のところではちょっと対応できなかったということは確かに事実でございます。ただ、いつもこれが発生するというわけでもないので、今言ったように人員配置について、これを前提に増加とか、そういうことは要望したことはないです。確かに研究開発センターの仕事は、かなり専門的な仕事が過去に比べればふえてきていることは確かです。
あと、人員のことについては、上司等に相談して、またお答えできるようにしたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 お金高ければ、多分人間は集まってくるでしょうから、給料とかそういう待遇の件なのですけれども。それは、限られた数字の中でしか多分できないとは思いますけれども、いろいろ上司とか相談されながら、しっかり研究のほうをお願いしたいと思うのですけれども。
今の研究開発センターとリンドウ開発という会社、名前は変更になっているみたいですけれども、あるようですけれども、その仕事の内容というのはどこがどういうふうに違うのか。事務所は研究開発センターに置かれているみたいですけれども、仕事の内容の違いというか、それをお願いしたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 花き研究開発センター所長。
〇花き研究開発センター所長 日影孝志君 八幡平市と安代リンドウ開発、安代リンドウ開発は市内のリンドウ生産者全員で構成されている一般社団法人ということで、八幡平市と安代リンドウ開発で共同で品種を開発していくということで、主に安代リンドウ開発は実務的な仕事をやって、私どものほうが選抜とか、どういうものを交配するかとか、そういうことをやっています。種の生産、販売という営利的なものについては全て安代リンドウ開発のほうで行っていまして、そのことで安代リンドウ開発は実際交配して、種とりもやっています。ただ、親株をふやすということは、まだそういう民間企業でできる技術を持っているところはございません。世界でも八幡平市花き研究開発センターだけが持っている技術でございます。これについては、私どものほうでやっていかなければいけないということでやっていますが、その分はロイヤリティーというか、親株保守料ということでリンドウ開発のほうからお金をいただいて、臨時の職員を雇ってやっているということで、同じ研究開発でも、研究開発のうち、生産者が圃場を提供して実際の生産場面は生産者のほうでやっていますし、選抜されたものの栽培も生産者のほうがやっているということで、両者がいなければこの品種開発が進まないのですけれども、その一部を生産者が担ってもらっているという関係で、詳しくは契約書等に書いてあるのですけれども、そういう関係です。うまく説明できましたかどうかあれなのですけれども。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 かいつまんで、資料も持っているので、ちょっと見て中身を検討というか、察したところ、リンドウ開発さんのほうは国内でいろんな展開をすると、研究開発センターのほうに関しては研究開発した新品種とか、そういうのはパテントは市のほうにあるように書いてありますので、要は海外展開とかそういう形を考えるのであれば、やっぱり研究開発センターのほうが市とともにやっていくと。国内の販売、種の販売とかいろんなものに関しての中身は、リンドウ開発というふうな理解でよろしいですよね。
リンドウの生産者の方、研究開発費みたいな感じで2%だったか、金額は2円だったかちょっと忘れたのですけれども、それと価格安定に対しても積み立てを持っておられるようです。いろんな状況で日本一になった、さすがのリンドウ部会というのですか、そういう形に思います。インターネットでいろいろ見てみたら、隣の二戸市のやつ見れば、日本一のリンドウ産地二戸からみたいな、二戸とは書いていないけれども、見てとれるには二戸が日本一のリンドウの産地なのかなというふうな、誤解するようなキャッチフレーズで書いていたので、日本一は見たら八幡平市ですよねという形で、いろいろ追ってネットを検索させていただいたら、「リンドウの海外展開によるブランド化戦略」という題目で日影所長さん、論文書いておられるのを見ました。これ2年ぐらい前かな、書いていますけれども、ではほかさんでどうなのかなということで見たら、東北農政局でも同じような中身で書いています。お互い談合して書いたのか、その辺私はわからないのですけれども。
本題になりますけれども、市が海外の展開の鎌の柄を持っていると、そういう形でしたときに、今現在でも人件費、あとはランニングする経費、三千何がしと三千何がしで7,000万ぐらいに、償却とかさまざまな備品からあると思うので、その辺いろいろ含めると1億ぐらいのお金が研究センターのほうに投入されているようです。正確な数字はわからないのですけれども。投入は投入でいいとは思うのですけれども、海外を考えたときに、市でいろいろ対応したときに、ちょっと抱え切れないのかなというふうな考え方もあるのです。やるよと、大丈夫だよというふうな考え方も当然あるのでしょうけれども。
今農業関係で、農水省とか、さまざまなところで補助金というか、いろんな戦略を考えているところがあるみたいで、それもちょっと調べてみたら、農林漁業成長産業化支援機構という、これは株式会社みたいですけれども、あって、これは通称A―FIVEとかという名前で呼んでいるようですけれども、銀行さんとか、ほとんど自治体とかがファンドに対してお金を出して、その半分のお金をこの機構のほうが、国のほうが出してあげましょうというふうな形で、岩銀さんとか、ああいうところは三井住友と組まれて出資しているみたいですし、東北銀行さんとかみちのくさんはみずほさんの関係で、単独でされているのが七十七銀行さんみたいです、資料を見れば。そういった形にもしも進んでいけるのであれば、八幡平のリンドウは農業賞もいただいていますし、24年でしたか、2年か3年ぐらい前に育種学会賞とかすばらしい賞を、関係者の方はわかると思うのですけれども、すごい権威のある賞をたくさんいただいているのです。このA―FIVEに関しては、農林水産大臣の認可が必要というふうなことですけれども、いろいろ資料を今回の一般質問に関して調べてみたのですけれども、やっぱり農林水産大臣が認可するに値するような過去の歴史があるのではないかなと。吉池所長が就任されたのが23年ぐらい前で、その後日影所長が継いでやられていると思うのですけれども、そういう形でこれを伸ばしていくためには、当然金銭的なものも必要ですし、さまざまな部分が必要です。ただ、それをそういうふうな性格の事業に乗りながら、生産者のほうも積み立ても当然されていますので、そういう形の方向づけというのは、時間は当然かかるとは思いますけれども、可能なのか、不可能なのか、その辺、さわりだけでも結構ですので、お願いします。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 リンドウの海外戦略につきましては、ご案内のとおり、特に最近安倍内閣になってから、農産物の海外輸出というものを大きな一つの政策のテーマに掲げておられることもございまして、年に何回か私も東京に出張に行くことがあるわけですけれども、その際には農水省本省の花卉、園芸部門と常にコンタクトをとりながら、国が何をやろうとしているのか、そのやろうとしていることを八幡平市に導入する可能性はあるのかないのか、常にコンタクトをとりながら、本省あるいは東北農政局、そういったものと常にコンタクトをとりながら、同時に市場の関係者、花を扱っている、海外戦略を扱っている市場の皆さんとも協議を重ねながら、どうすれば八幡平市のリンドウを全世界に輸出できるのかと。今現在は、オランダ、あるいはシンガポール、ニューヨークと、こういったところがターゲットになっているわけですけれども、特にニューヨークでの販売戦略というのがこれから強く求められてくるものというふうに思っておりますので、常にその辺のところは農水省本省ともコンタクトをとりながら、そしてまた本省からも当八幡平市に来ていただいて、現地を視察していただいてもおりますので、そういったものをきちっと精査しながら、いかにすればこの八幡平市のリンドウというものを世界的に確固たるものにできるのかということを頑張っていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 いろんな資料を拝見いたしても、平成14年には航空運賃が1本当たり135円のやつが17年には24円まで下がったと。また、今かなり出荷体制変えながら下がっていくみたいです。それで、前の質問でも出てきましたけれども、サントリーさんが青いバラをつくって、キューピーさんもでしたか、ぜひ海外展開をサントリーさんとか、そういう大手企業さんのほうでやらせてもらえないかみたいな話もあったやにお聞きしていますけれども、生産者が今までこういうふうに温めてきた中身ですので、市のほうの財政にも余り影響を与えないような形で、なおかつ仕事をされている職員の方の待遇改善、給料面とか人員確保も含めて、私は前回は独立行政法人の話をさせてもらったのですけれども、このA―FIVEのほうを見れば、15年間の長期の中身でやれる事業のようですし、投資したものに関しては、返さなくてもいいという話ではないみたいですけれども、形を変えて、自社株買い取りとか、さまざまな部分で返済するような中身になっていたと思います。それで、ぜひ市長のほうもこれを検討されて、せっかくの研究開発センターなので、現状ではやっぱりちょっとお荷物になる可能性も多々あると思いますので、形を変えて早急にいろいろ展開していただきたいと思います。
それで、ニュージーランドとかチリとか向こうのほうに結構なお金、航空運賃かかるようですけれども、できるのであれば私個人的な希望になるとは思うのですけれども、希望する議会の議員に対しては、では一緒に行ってあなたたちも見ろと。予算の提案権は市長側にありますけれども、議決権というのは議会側にありますので、そういう形で行政は車の両輪という形で日々言われていますので、その辺に対しても、政務調査費使えるのかどうかちょっとわからないのですけれども、今後のいろんな展開を踏まえて、ぜひ行って自分の目で見ながら、皆さんも見て、そして判断されるような形でこの事業を進めていければすごくうれしいなというふうに個人的には感じております。
それと、次に行きますけれども、ブランド化の話なのですけれども、農産物ですね。何年か前の八幡平牛のブランドに対しての質問で私話をさせてもらったときに、当時の畑山農政課長さんが芝浦市場で八幡平牛のブランド化するのではなくて、八幡平にお客さんが来られて、その人たちに対してこれは八幡平の牛だよということで、補助金も少ないので、そういう形を考えているというふうな答弁だったと思うのです。それが生協さんとか、いろんなところで売られるようになって、少しずつ大きくなっているようですけれども、牛の肉だけではなくて、例えば簡単に言えば米なんかあります。米なんかでも、前にローマ法王にコシヒカリを食わせた新潟の方も、神子米かなんかとあって、それを研修されている会派もあったように思いますけれども、それはあくまでコシヒカリというブランドをたまたま持っていって食べてもらって、それがニュースになったという形ですけれども、考え方としては八幡平の八幡平米みたいな形の中で、ブレンド米ですね、ゆめぴりかでもいいでしょうし、つや姫でもいいでしょうし、そういうやつを、あきたこまちも含めてブレンドして、国体に訪れる全国の学生さんやら関係者に、八幡平の米はこんなのだよという形で食べてもらうというのも一つの考えではないのかなというふうに思いますけれども、その辺に対しての考え方、どうなのでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 産業部長。
〇産業部長 高橋正明君 お答えいたします。
ブランド化というお話でございました。今現在行っているのはそのとおり、八幡平牛の関係が一番進んでおるわけなのですが、おっしゃるとおり全国向けというわけではない、当市は観光ということがメーンですので、観光客、あるいは市内の方々、あるいは近隣町村の方々、県内というような関係で推進しておりまして、全国展開まではいっていないというのが現状でございます。今米の話をお伺いしました。そのとおり、これから計画されております国体等来るわけなのですが、それらに向けてのご提案というふうに受け取りましたが、今現在としてはブレンド米というふうなことの考えというのは、我々まだ検討段階には至っておりませんでした。確かに全国からいらっしゃるお客様に対して、米なり牛なりその他の農産物というものを全国発信するすごいチャンスでございますので、この辺検討して、提供していければなというふうに考えておりました。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 各県でいろいろ、ゆめぴりかは北海道ですか、つや姫は山形ですけれども、ゆめぴりかに関してはホクレンが、北海道がうるさいからなかなか種に関しては難しい部分はあると思いますけれども、現に松尾地区あたりでも種を仕入れされて、道の駅か大地かどこかで販売されている方もおるみたいです。つや姫なんかに関しては、県が宮城県、大分、鳥取、島根でしたか、ちょっと資料、中に入っていて見られないのですけれども、県のほうで奨励というか、指定するよという形で、市場にも宮城県産のつや姫という形で販売がもう出ています。だから、そういう形で、ブレンドすることによって地域誤差が出てこないのです。やっぱりおいしい地区、そうではない地区というのは、八幡平でも当然あると思いますので、品種だけで押していけば全国のおいしいところに絶対負けてしまうと思うので、その辺を加味しながら、水稲部会とかさまざまあると思うので、そちらさんのほうに提案しながら、農協も含めて、ぜひホテル関係、宿泊施設、八幡平たくさんあると思いますので、そういった提案をしながら八幡平の米も全国にPRというか、売っていただきたいような気がします。
それと、次なのですけれども、担い手確保の件なのですけれども、いろいろ考えて、農業をする人というのは少ないし、後継ぎというのが少なくなってしまっているのですけれども、ただ農業をやりたいという形で考えている人もたくさんいるようです。最近出版された月刊誌に、時事通信社ですけれども、林農水大臣が「銀の匙」という映画があるよと、帯広の農業高校が舞台みたいなのですけれども、それで結構宣伝もしているし、見ている方もおるとは思うのですけれども、そういう形の中でいろんな展開はあると思います。林大臣がこの中で言っておられる中身というのは、地元にないのであれば、後継者とか担い手とかさまざま、やっぱり外から連れてきてもいいのではないかと。それは地域外、県外というふうな内容で書いてあります。では、八幡平市はどうするべきかというふうに考えたときに、これは結構難しいとは思うのですけれども、プレゼンテーションというのですか、自分はイチゴをやりたい、田んぼをやりたい、牛をやりたいと、そういう夢を持っている、例えば農業高校生対象、これは高校生部門で、あとは大学生の農学部でもいいし、農学部以外でもいいでしょうけれども、それと一般の人と、3部門ぐらいに分けてコンテストというのですか、プレゼンテーションをやると。その中身としては、全国の農業高校に文書を出してもいいと思うし、交通費かかるのであれば、パソコンで、ウエブ上でそういう発表会やってもいいと思いますし、それで優勝者というか、優秀者に対しては、八幡平が担い手として土地の確保というのですか、ただくれてやるという話ではなくて、お金も、例えば融資に関しても、再生協議会でもいいし、いろんな団体あると思うので、そういうところが保証人になりましょうと。これは保証協会と組んでもいいでしょうし、そういう形の中で、夢を描いた若者が実行できるような、そういうプレゼンテーション大会をやってもいいのではないかなと。要は若者の見合いでカップリングなんかやっていますけれども、それは地域限定でやっていますけれども、それを広げてやるのも一つの方法ではないのかなというふうにちょっと考えてみたのですけれども、どうなのでしょうか、そういう考え方に関しての見解は。
〇議長(瀬川健則君) 産業部長。
〇産業部長 高橋正明君 お答えいたします。
外からの就農者というふうなことの考え方も一つだと思います。八幡平市におきましても、市内の就農者なり外部の方々の就農についても、ほかに先駆けていろいろと策を講じて、結構実績としては出ているというふうに思っております。プレゼンテーションまでは想定したことはなかったのですが、これからもしそういう方がいっぱいおられるというのであれば、3部門ですか、高校生なり大学生、あるいは一般も含めた部門別に分けたプレゼンテーションというのも一つの方策だと思いますので、考えてみたいと思います。ただ、一番問題になるのは、結局は新規ですので、まとまった農地を確保できるかどうかというところがネックになるのかなと。技術的なものについては、研修制度もございますのでカバーできるのかなと思いますが、産物に合った取得する面積の確保というものについて、まさに我々行政関係が中心となって努力しなければならない部門であるというふうに思いますので、その辺を含めて一つの提案として聞かせていただきました。ありがとうございます。
以上です。
〇議員 渡邊 正君 以上で終わります。ありがとうございました。
(議員 渡邊 正君一般質問席降壇)
〇議長(瀬川健則君) これで渡邊正君の質問を終わります。
以上をもちまして一般質問は終了いたします。
ここで昼食のため午後1時まで休憩いたします。
(11時45分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(瀬川健則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(13時00分)
☆
議案第24号 八幡平市立コミュニティセンター等に係る指定管理者の指定
についての撤回の件
☆
議案第25号 八幡平市松尾地区新田生活改善センター及び八幡平市集落セ
ンターに係る指定管理者の指定についての撤回の件
☆
〇議長(瀬川健則君) 日程第2、議案第24号 八幡平市立コミュニティセンター等に係る指定管理者の指定についての撤回の件及び日程第3、議案第25号 八幡平市松尾地区新田生活改善センター及び八幡平市集落センターに係る指定管理者の指定についての撤回の件を一括議題といたします。
撤回の理由の説明を求めます。
副市長。
(副市長 岡田 久君登壇)
〇副市長 岡田 久君 議案として提出をいたし、撤回をするということは、大変申しわけなく思ってございます。
お手元に写しと書きました市長から市議会議長さん宛ての事件撤回請求書でございます。
案件につきましては、ただいま議長さんが申し上げましたとおり、議案第24号 八幡平市立コミュニティセンター等に係る指定管理者の指定についてということで、12施設を一括議題としてございました。これにつきましては、12施設ございます中で、この中の各施設に議会の議員さんが役員として入られている方も複数ございました。これを一括議題としますと、各案件につきまして、以外の案件について審議に参加できなくなり、除斥されるという形になりますことから、直接関与しない施設についてはやはり審議していただかなければならないということから、今回複数となっています議案第24号を取り下げるお願いでございます。
また、議案第25号につきましても、同じ指定管理ということから、これにつきましても同一単行議案として考えていかなければならないのかなということで、議案としては好ましくないと言えばそうなのですけれども、ちょっと一括議題とすることについては難があるということで、議案第24号、第25号につきましては撤回させていただきたくお願い申し上げるものでございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 撤回理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっています議案第24号の撤回の件は承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 異議なしと認めます。
よって、議案第24号 八幡平市立コミュニティセンター等に係る指定管理者の指定についての撤回の件は承認することに決定いたしました。
次に、議案第25号の撤回の件は承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 異議なしと認めます。
よって、議案第25号 八幡平市松尾地区新田生活改善センター及び八幡平市集落センターに係る指定管理者の指定についての撤回の件は承認することに決定いたしました。
☆
議事日程の追加
☆
〇議長(瀬川健則君) ここで市長より議案第21号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての撤回の申し出がありました。
これを受けまして、先ほど議会運営委員会で協議の結果、日程に追加する旨の報告を受けております。
お諮りいたします。議案第21号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての撤回の件を日程に追加することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 異議なしと認めます。
よって、日程に議案第21号の撤回の件を追加することに決定いたしました。
日程表を配付しますので、しばらくお待ちください。
(資料配付)
〇議長(瀬川健則君) お諮りいたします。
ここで日程の順序を変更して、直ちに議案第21号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての撤回の件を議題としたいと思います。ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 異議なしと認めます。
☆
議案第21号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての撤回の件
☆
〇議長(瀬川健則君) それでは、追加日程第1、議案第21号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての撤回の件を議題といたします。
撤回の理由の説明を求めます。
副市長。
(副市長 岡田 久君登壇)
〇副市長 岡田 久君 大変申しわけございません。先ほどの議案第24号、議案第25号との関連をしてまいりますけれども、当第21号の議案につきましては市内22の市が保有している集落センター等でございますけれども、これにつきましては基本的に平成26年4月1日に各集落へ無償譲渡するという議案でございましたが、この議案につきましても、複数の方ではございますが、それぞれ集落の理事、役員を兼ねている方もございます。やはり同じように、この22の施設の審議に際して当該施設以外の審議に参加できなくなることは、やはり議案を審議していただく以上好ましくないと。排除につきましては議会のご判断になるわけではございますが、やはり提案する側といたしましては1件ずつ審議していただいて、関係する部分につきましては除斥なり、議会のほうのお考えかなということで、これについては先ほどの議案第24、25号と同じように、各施設ごとの議案として考えてまいりたいと思いますことから、当議案につきましては撤回をさせていただきたいというお願いでございます。申しわけございませんでした。
〇議長(瀬川健則君) 撤回の理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第21号の撤回の件は承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 異議なしと認めます。
よって、議案第21号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての撤回の件は承認することに決定いたしました。
☆
議案第8号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減
及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議
決を求めることについて
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第4、議案第8号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。
なお、議案第8号から議案第33号まで内容説明は終わっておりますので、これから順次質疑を行ってまいります。
それでは、議案第8号について質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第8号を採決します。
議案第8号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第8号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
☆
議案第9号 八幡平市行政組織条例の一部を改正する条例及び八幡平市職員
定数条例の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第5、議案第9号 八幡平市行政組織条例の一部を改正する条例及び八幡平市職員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、松浦博幸君。
〇議員 松浦博幸君 内容はわかっておりますけれども、西根病院に関してのことをお尋ねいたします。
職員が1人増なわけですけれども、どのような職の方がふえるのかというのをお尋ねします。
〇議長(瀬川健則君) 西根病院事務局長。
〇西根病院事務局長 工藤義昭君 お答えいたします。
看護師1名を増員したいということでございます。
〇議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第9号を採決します。
議案第9号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第9号 八幡平市行政組織条例の一部を改正する条例及び八幡平市職員定数条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
☆
議案第10号 八幡平市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に
関する条例の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第6、議案第10号 八幡平市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第10号を採決します。
議案第10号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第10号 八幡平市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
ここで説明員の入れかえがありますので、少々お待ちください。
☆
議案第11号 八幡平市公園条例等の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第7、議案第11号 八幡平市公園条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 議案自体の是非については是とする考えはあるのですが、ちょっと細部についてご質問をさせていただきます。
消費税、また地方消費税の増加というか、増税に伴いまして改正をしたと。今回の引き上げ率が3%ということで、条例の中では10円未満を切り捨てるという部分がありまして、ということは10円に満たない部分は変更をしないということなわけなのですよね。そうであっても、消費税自体は10円に満たない部分は徴収しなくていいという規定は当然ないわけで、例えば300円のものが3%によって9円上がると。9円上がったものが、10円未満は切り捨てるという条件の中において切り捨てると。すなわち300円は300円の据え置きとなると。その場合に、現在5%の消費税を加算して300円のものが8%になっても300円ということにおいては、3%分の原価の値下げになるという考え方が多分発生するというふうに思っております。ですから、消費税自体の趣旨から考えますと、消費税を国が決めた意味において、その消費税分の……大きい金額においては影響ないかもしれませんが、小さい金額においてはその3%分を実は市として減額をするという状況になるのではないかという懸念があるので質問しております。
国では、消費税転嫁対策特別措置法、去年の10月、国会で制定しているというふうに資料というか、ネット等で勉強させていただきましたが、これはあくまで企業に対しての法令でありますが、考え方とすれば、行政としてもある程度従うというか、参考にするべき部分も当然あるというふうに思うのですが、消費税の趣旨等を踏まえながら、そこら辺の税務上の考え方、もしくはこの11条で示している金額の考え方等を含めて市の考え方をお伺いできればと思います。
〇議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 今橋守議員がおっしゃるとおりだと思いますが、前回の消費税を上げるとき、10円未満を切り捨てるということで、それを踏襲した形で今回やらせていただいております。次からの平成27年の10月になると10%というのが想定されますので、その時点で内税、外税については検討したいと、そう考えています。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 次に質問するところの答えまで言っていただいたので、今部長がおっしゃったように、これは内税表記にしているからこういう問題が発生すると思うのです。10円未満云々という部分は価格の部分でそれはオーケーですが、消費税という税金の部分で切り捨てとか切り上げとかという部分ではなくて、円未満は切り捨てでもいいかと思いますが、実際に市の権限の部分だけではない消費税というものがあるわけですから、今後多分消費税が10%になるかならないか、私が判断するべきことではありませんが、方針としては10%になるだろうという今現在の状況の中で、1割の税金という部分においてはかなり高額、もしくはウエートが大きくなるという部分でありますので、これは今後消費税を外税表記にすることによって、行政だけではなくて、企業の価格を消費税増税に伴ってダンピングしたような形になって、生産者に負担をかけるというふうなことを避ける意味においても、外税表記にどんどん移行するべき時期なのだろうと個人的に思っております。当然市としても、そういう取り組みを今後展開するべきというふうに思っておりますので、今部長さんがお答えになりましたので、もし10%になるときは5%にさかのぼって、それからの引き上げ率ということで多分考えていただけるのか。もしくは、一旦下げたものに関してはそのままでいいから、残る2%分を外税にしましょうというふうに、原価のほうの話ですが、そのままでさらに10%を掛けた外税表記というふうな方法になっていくのかちょっとわかりませんが、いずれ行政が先頭に立って取り組むべき課題というふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。もしその点で答弁がございましたらお願いします。
〇議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 ある程度の企業会計などは、外税方式にしているところがほとんどでございます。また、ある自治体でも外税方式を検討しているところもありましたので、うちのほうでもその辺を含めて全体的な見直しを検討してまいりたいと、そう考えております。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第11号を採決します。
議案第11号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第11号 八幡平市公園条例等の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
☆
議案第12号 八幡平市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第8、議案第12号 八幡平市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第12号を採決します。
議案第12号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第12号 八幡平市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
☆
議案第13号 綿帽子温泉館条例等の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第9、議案第13号 綿帽子温泉館条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
16番、関善次郎君。
〇議員 関 善次郎君 ちょっとお伺いいたします。
これについては、午前中の橋議員への説明で中身はわかりました。値上げする中身はわかりました。それで、4月から上げるわけですけれども、現在入館料の回数券を買って残った場合は、引き続いて使用できるのかできないのか。
それから、来年の10月からまた10%消費税が上がると。その場合、やはりまた2%を上げるような検討をされているのか。
とりあえずこの2点お伺いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 ただいまのご質問は、温泉回数券をそのまま使用できるかというお尋ねでございます。これにつきましては、従前どおり使用できるものというふうにしたいと思ってございます。
それから、10%を見越してのことでございますが、そのときまた消費税分についてスライドして上げていくと考えてまいりたいと考えております。
〇議長(瀬川健則君) 16番、関善次郎君。
〇議員 関 善次郎君 橋議員が申し上げたとおり、3%の値上げはいいのだけれども、やはり20%ということは、それを一気に2割も高くすると。どこであってもこのくらい乱暴に、何ぼ赤字であろうが、どうであろうが、ちょっと乱暴だと思うのですけれども。そしてまた、来年の10月から2%分もスライド的に考えたいというような構想ですけれども、いろいろ苦しい点もわかりますけれども、やはり市民のための温泉館でもあるし、そこはやっぱり考慮してやるべきです。
それから、今高齢者の入浴料金は割引料金ですけれども、それもやはり今後値上げとかそういうのも検討しているのか、そこの点もお伺いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 関議員、2割と言いましたか。
〇議員 関 善次郎君 2割です。だって、これから計算すれば……ごめんなさい、いいですか。
〇議長(瀬川健則君) 2%上がると言った……
〇議員 関 善次郎君 いやいや、ところが500円から600円に上がれば20%ですよ。
〇議長(瀬川健則君) わかりました。
商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 お答え申し上げます。
料金の値上げにつきましては、午前中の橋議員さんからのご質問について市長からご答弁申し上げたとおりでございますが、さらに補足いたしますと、今度5%から8%に消費税が上がるのでございますけれども、もともとの料金につきましては会社合併以来改定しておりませんで、ずっとその料金で来たものでございます。ここに来まして、昨年の1月末同期と今年度の1月末同期までの比較を申し上げますと、答弁にもございましたが、燃料費等2,300万円ほどコストプッシュになってきているという状態がございまして、円安基調がこのまま続いていくものとなりますと、さらに経営を圧迫するといったところから、現在の時点で温泉部門につきまして18.8%のコストプッシュになってきているということで、非常に経営圧迫になってきておるというような状況でございます。5施設の合計額で申し上げますと、23年度は6,840万円光熱水費でかかっておりまして、24年度は7,465万円、それから今年度末は、見込みでございますけれども、8,073万円になるというふうに予測しておるところでございまして、このままいきますと非常に経営上思わしくないというようなことから、今回値上げのほうをお願いしたいということでございます。
また、600円につきましては、周辺の市町村、あるいは県外、鹿角、仙北市等も勘案しました結果、600円台は非常にポピュラーな額というふうに判定いたしましたし、周りの施設にもご迷惑かからないのかなというふうに思っておるところでございます。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 健康福祉課長。
〇健康福祉課長 藤田濱子君 お答えいたします。
老人憩の家の料金につきましては、現在のところは値上げ等については考えてはおりませんが、今後西根老人憩の家、安代老人憩の家の整合性を図りながら検討してまいりたいなと考えているところです。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 ご理解いただきたいわけですが、この600円というのは内税方式です。さっき橋議員の質問の中にもありましたとおり、いかに自前努力でこれにおさめていくかというのは、まさにこの値上げの結果を見て、ある程度の収益性がこれで大丈夫、保てるということになれば、内税方式ですので、企業努力でこの範囲にきちんとおさめてやっていくこともできるということですので、ぜひこれで抑えるように頑張っていければなというふうに思います。
〇議長(瀬川健則君) 16番、関善次郎君。
〇議員 関 善次郎君 もう一回だけ。いろいろほかの町村の入館料もお聞きしました。それに比較しまして値上げということを判断したということもあるようですけれども、現在湯瀬温泉の第三セクターでやっているところは、60歳以下の人は200円です。そして、60歳以上の100円。1日何回入っても、その入館料を払えれば入れると。それからあと、あれは大館かな、大葛と、八幡平からちょこっと離れたところなのだけれども、境越えて、そこの温泉館もあるのだけれども、あれは300円だったかな。やはりそのようなところもありますので、赤字だから上げたということはわかりますが、ただちょっと乱暴だったかなと思って。そこは、やはり説明すればわかるのですけれども、今まで利用している人から見れば、500円から600円といえば相当打撃を受けると思いますので、値上げというのもさまざま考慮してあげたような値上げでしていただければ。私たちからすれば20%上がったと、確かに市長さんが言うとおり、これは内税だからわかりますけれども、今までも内税で500円取って、それをまた100円上げてということになりますので、そこはやはり今後値上げするときはもう少し市民の立場になって、利用する人の立場になって、値上げのほうも検討してあげるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
確かに今消費税が4月から8%になり、全ての額が3%分上乗せになるということで、大変なことは重々承知してございますが、一方におきまして八幡平市産業振興株式会社も光熱水費、電気、ガス等、やはり円安に伴いましてじわじわとボディーブローが効いてきております。この600円につきましては入湯税、それから消費税の3%分が入っての金額というふうになってございます。これにつきまして、確かに議員ご指摘の100円も上がったのかというふうに誤解を招く場合も想定されますので、当議会で審議していただきまして、可決していただきましたならば、各世帯へ値上げに至った経緯なり、それから内訳なりを周知して、ご理解をいただけるよう努めてまいりたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 21番、米田定男君。
〇議員 米田定男君 この引き上げの問題なのですが、基本的にはその答えにもあるように、消費税引き上げで、住民悲鳴が上がっている状況の中で100円引き上げだという問題として捉える必要あると思うのですが、さっきの一般質問の答弁の中で、市長は従業員を守るということを言いましたが、しかしそれはある意味では別な問題として考える問題で、やっぱり経営的に大変だから上げるというのは、特に第三セクターの場合は対症療法でしかないと。今までの経過からいえば、第三セクター検討委員会の報告もありました。あれ自体私はずさんだと言ったのですが、つまり第三セクターの経営をどういうふうに抜本的に改善していくのかという手だてを示さないままで、対症療法として料金引き上げだという形なのです、今見ると。例えば第三セクター改善、どういう方向が必要かというのは、そもそも公がかかわってやる必要がある事業なのかと。あるいは、事業そのものが必要だとしても、民間がやるべきなのではないかとか、そういうきちっとした位置づけをした上で、第三セクターとして事業をやるべきだと。それらの対応なりを示さないで料金引き上げだという形は、やっぱり納得しがたいと。そして、住民から見れば、生活上から考えてもそういうふうに判断するのは当然であって。どうでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 答弁申し上げます。
第三セクターの報告書の中に沿いまして、検討はしなければならないのですけれども、検討の内容は非常に難しい内容もございまして、ただトラウトガーデン等につきましては、食堂等については現在廃業してございますので、今水事業だけに特化しているというふうな、ある程度できるものについては実施しておりますが、例えば今米田議員さんが言われました、市がかかわる、もしくは民間でやっていただくとかというのについては、では果たして受け手があるのかどうかとか、さまざまな今の経営状況をある程度把握して、それから民間に、例えば全く民間移管にしてできるのかという、さまざまな検討課題もございます。それから、公の施設でもございます。補助金適正化法の適用がある施設もございます。さまざま考えますと、やはりこれは時間のかかる中での検討になりますことから、それに対しまして現在の経営を鑑みるならば、諸物価の高騰によってかなり収益が圧迫してきていると、そういう中での判断のもとに温泉の入浴料を値上げせざるを得なかったというふうなことに至ったものでございます。
〇議長(瀬川健則君) 21番、米田定男君。
〇議員 米田定男君 個々の業種なりでどういう形で経営するのがふさわしいかという点について、さまざま第三セクターの経営やっていますが、全てについてそういう方向が示されない、示すのが不可能だとしても、具体的にどういうふうに改善、検討しているのかさえ見えないと。だから、そこがどう考えて、そこが見えないままに料金引き上げだと、この業種については赤字だという形で上げるというのは、経営という意味では無責任な話だと思うのです。しかも、その引き上げを負担するのは、基本的には大半が市民なわけですから、そういうふうに市民に負担を押しつけると。つまり経営責任、ある意味ではなしですよ、そういうことになれば。だから、きちっとそこはどう第三セクターに市としてかかわっていくかというのを明確に示した上で、こういう経営を改善していくというのを示した上でのその後の話だと思うのです、本来的には。この利用料引き上げの問題も。同じような質問になりましたが、改めて聞きたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 申し上げます。
さきに第三セクターにおきまして、米田議員さんからあずみの湯について、譲渡という報告書に対しまして、そのあずみの湯自体がただ赤字部門だからなくするのではなく、あくまでも存在基盤、あってしかるべき施設なのかどうか、存在基盤でもってある程度必要、不必要について考えるべきだというご提言をいただいたことがございます。まさにそのとおりだと思います。あずみの湯については、赤字施設にはなっているわけなのですけれども、一方においては地域のペンション、宿泊施設の方の温泉利用をいただいていることから、観光面におきましてはやはり存続をさせるべきということで、現在福祉施設の併合という形で、全く視点を変えた形で現在進めておるというところもございます。そういう中身からして、同じように第三セクターの受け皿があるかどうかというのは先ほど申し上げましたけれども、加えて各施設の存在基盤なり、どうやっていけば赤字を解消できるのか、午前中の橋議員さんのご質問にもお答えしましたけれども、売り上げを伸ばして経費節減を図るということだけではなくして、やはり今回経営上からこういう点に至ったということにつきましてはご理解を賜りたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 午前中の質疑の中で、ちょっと私も誤った数字を申し上げたのですが、昨年度1年間の利用客、私2万と言ったのですが、これ20万の間違いだったと思うのですが、20万人で100円、2,000万と、こういうふうに、ちょっとそこを一度確認しておきたいと思います。
それから、市長、一般質問の答弁で、演壇で、第三セクターの温泉施設は福祉のために事業をやっているのではないと、こういう答弁をたしかされたように記憶しています。そこをもう一度確認したいのです。果たして自治体が福祉のためではないところにお金を使っていいのかというあたりを確認したいと思います。
それから、もう一点は、福祉の充実のためにと、たしか焼走り温泉館の建設の際は、私もそういう基本設計の中で建設が進められたというふうに記憶しています。そこで、私は担当課のほうに、各施設の基本計画なり実施計画の写しをいただきたいと、もうありませんと、こういう回答をいただきました。この施設が存続して運営されているのに、そういうものがなくなっていいものなのか、そこもちょっと確認しておきたいと思います。
それから、入浴料の500円は何年間続けてきたのか、そこも確認したいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 お答え申し上げます。
先ほどの橋議員さんの年間の入り込み、20万でいいかということでございます。それはそのとおり、約20万ということで捉えていただいてよろしいかと思います。
それから、指定管理の目的施設であるにもかかわらず、当初の計画書がもうないというのはどういうことかというご質問の内容でございました。これにつきましては、初期の構想という形で立ち上げているものがほとんどでございますが、これは国の補助金等、あるいは有利な償還事業等を導入する際の初期の構想として計画したものでございました。ただし、補助金につきましては、書類の義務づけが5年間ということで、当市の文書条例、例規の関係からいけば、10年間の保存年限ということになっておるわけです。もちろん設計図書につきましては、現在も施設管理のために保管しておりますが、初期の構想段階のものにつきましては、全てないかと言われると一部資料的に残っているものもございますが、整っておりませんでしたので、資料の請求を求められた際にはそのようなお答えになったかなというふうに思ってございます。
それから、500円をいつからずっとやっているのかという話ですが、先ほど合併以来という話をさせていただきましたが、そもそもの合併以前のお話になりますと、ちょっと資料のほうが今手元にございませんので、少々お時間を頂戴したいというふうに思っております。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 今課長が申し上げましたとおり、合併前の大分古いものですので、引っこ抜いたりしてまとめたのはありますけれども、目的ですよね、この施設設置の目的。岩手山焼走り交流村につきましては、盛岡・八幡平国際観光モデル地区における外客、いわゆる外国人だと解釈しますけれども、外国人客との交流、交歓の場を提供する目的です。八幡平温泉館は、未開発である東八幡平地域の経済開発、観光開発という目的でございます。中山荘については、松尾村観光地を訪れている観光客の一部を自然休養村地区内に積極的に導入して、都市生活者等に健全なるレクリエーションの場を提供しながら、地域農家の観光農業部門の就業機会の拡大を図り、農家所得の向上に誘導していくのだと、これが目的です。次に、安代林業センターの目的ですが、安比高原という地理的、立地的条件を生かし、しかも森林の有する機能を多く発揮しながら、通年利用できる森林総合利用施設を整備し、地域林業者の就労機会と所得の向上を図っていく目的で設置されたものでございます。あずみの湯ですが、これは生産、生活環境が調和した21世紀に向けた地域づくりのあり方として、地域住民へ豊かで活力あるふるさと、明るく住みよいふるさと、潤いがあるふるさとを強く認識させ、さらに安比地区で進展されているリゾート開発を補完して、ふるさと型のリゾート地、都市住民の第2のふるさとを目指すと、こういう基本的な目的でそれぞれ設置されているものというふうになっております。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 福祉の目的ではないと演壇で答弁されました。それでいいのですかという質問をしたのですが。先ほど副市長もあずみの湯は福祉併用施設と、そういう説明もしました。私は、福祉が目的ではないという答弁、これは大きな問題だと思うのです。自治体として、本来の自治体の本旨というのは、福祉の向上でしょう。そのために自治体が行政をやるわけですから。では、企業、株式会社の運営のために、そこへ市が市民の税金を投入しているという、そういう解釈でいいのですか、そこを確認したいのですが。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 ちょっと誤解があるようですけれども、一般質問の冒頭で福祉目的に設置されたものという限定をされましたので、その趣旨からいえば、福祉目的という限定された目的でつくっているものではありませんよということをお話ししたものでございまして、本来の計画目的は今お話ししたような、そういう目的のもとに旧町村で設置したものですよと、こういう客観的な状況をお話ししたわけです。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 私もその資料はいただきました。それは各施設の設置条例の目的条文に載っている表現です。合併前の各町村の当時、建てたときの資料が欲しかったのです。ないというわけです。そして、今の市になってからの条文の例だけを、説明だということで資料を出していただいたわけですが、あくまでも温泉施設、これは当時は村民なり町民の福祉の向上を目的にしてやるのだと。当然自治体として福祉の向上というのは、これはもう大切な目的ですから、そういう目的に沿って建設されたというふうに私は認識しているのです。それが一切なくなって、そして株式会社の営利のためだと、そのために今運営しているのだというのはおかしいのではないかと。福祉が目的なのであれば、これはやっぱり市民の立場に立って、引き上げはやめるべきだということを私は訴えているわけです。もう3回目なのであれですけれども、いずれそうするともう一度市長に確認しますけれども、市民の福祉の向上というのはそこの中には全くないのですか、あるのですか、そこを確認しておきたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 私の手持ちの資料には、それぞれの施設の計画目的等の中には、当時の村民、町民の福祉向上に充てるものであるという表現は一切ないということでございます。それぞれ外国客との交流だとか、あるいは安比と連携しながらやっていく施設なのだとか、あとは林業就農者の施設だとか、そういうふうな表現の資料しか今私は持ち合わせていないということです。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 あずみの湯のほうにつきまして若干補足させていただきます。
福祉というふうに表現申し上げましたのは、さきの議員全員協議会で、今の安代老人憩の家をあずみの湯に併設して建てるということで、平成26年度の予算のほうに計上しているところでございます。ですから、それが福祉的な施設と併合になりましたならば、当然あずみの湯の設置条例のほうも改正しなければならないというふうに思ってございますので、ご理解を賜りたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 個人的には、私も100円の値上げは好ましいかどうかと言われると、安いほうがいいなというふうに思いますが、経営上の状況を踏まえながら、やむなくという部分であるかなという観点からは是とするものでありますが、先ほども11号議案のときにお話ししましたけれども、そもそも消費税の税率変更と経営上の理由によっての値上げを同時提案したということに私は異議があるものでありまして、趣旨が違う2つのものを1つにして出しているということが今後検討していただきたいという思いであります。ですが、多分内税であるからこれはいたし方ないという部分で、2度に分けることによってのスムーズな変更ができにくいので、一括でこのような議案提案をしたというふうなお考えだと思います。今後10%に引き上げがもしなるとしたときに、外税のことを考えていきたいという答弁が先ほどありました。今後はこういう案件に関しては、便乗値上げと利用者もしくは市民の皆さんにとられないような提案方法を検討していただきたいと思いますが、見解を伺います。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
確かに消費税が8%になるという、諸税が生活全般にわたりまして上がる段階で、当入浴料も値上げさせていただくということは、一方においてはそのように誤解を受けるところもあると思います。ただ、これが来年の10月にまた10%になるということで、どのタイミングを見計らうべきかということにつきまして、やはり年度が始まる4月に向けて値上げすべきだということがそれに至ったところでございます。1年間待てばいいのではないかというとそれなりのお話になるのですが、ただ実際は1年といいましてもかなりの額を占めてまいりますので、今回をお願いを申し上げるところでございます。
〇議長(瀬川健則君) 12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 先ほど橋悦郎議員がおっしゃったように、年間で20万人というお話であれば、100円違えば2,000万円の収入減ということになるので、これはやっぱり今の時期にお願いしなければならないという内容であることは重々わかっております。ただ、今回は内税なのでという部分の近寄った理解を示した上でのお話でしたが、そうであるからこそ外税にしてもらって、今後別案件として議論するべきものではないでしょうかというお話であります。そこについての見解を伺いたかったのですが、いずれ市民から誤解を受けるという部分においては、副市長がおっしゃったような状況になりかねないと。同時に出しても別案件として出すことによって、そこは理解が深まるという部分では2つの目的が違うわけですから、要するに消費税がアップすることによって上げなければならない15円分、あと経営難に伴ってアップしなければならない85円分というふうな表記をすれば、85円では多いから50円にしたほうがいいのでないかという議論になったかもしれませんけれども、そこの部分が一緒くたになることによって、便乗値上げというふうに単純に誤解をされるのが好ましくないのではないでしょうかという質問でした。答弁お願いします。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
確かにそういうふうに別議案にして提案するということもございますけれども、現在は内税方式で規定されている条例でございますので、内税としてあくまでもこの議案のほうは審議していただかなければならないというふうに、そうでなければ別途、外税方式な形にしなければならないと思いますけれども、これにつきましては先ほどご提言をいただきましたので、一つの市としてのルールといいますか、規準というのを考えまして、それにのっとって統一的に、外税であれば外税ということで進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 100円の値上げに関して庁内でいろいろ議論されたと思いますけれども、値上げすることによっての入浴客の減少、どれぐらいの数字で捉えているのか。全くもって現状の20万なら20万人という形なのか、その辺をお伺いします。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 お答えいたします。
ただいま渡邊議員さんのほうから、値上げによって利用者の減少、どのぐらい見込んでいるのかというようなお話でございました。確かにご指摘のとおり、値上げによる利用者の減少というのは出てくるかというふうには思ってございます。どの程度減少するのかということにつきましてですが、これにつきましては指定管理者である八幡平市産業振興株式会社の経営計画の中でシミュレーションしていくことになるというふうに思ってございます。ちょっと打ち合わせで聞きましたらば、10%ぐらいはダウンするのではないかというような見込みを持っているということですが、正確にはシミュレーションをしてみてやっていくということになるというふうに理解しております。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 シミュレーションというのは、値上げの議案を出す前にする話であって、議案を出して、それが通ってからシミュレーションしますという話は、普通の場合、私は民間会社であれば絶対通らない話だと思います。
それと、10%の減少を考えていると。数字遊びではないのですけれども、計算方法はいろいろあると思います。例えば100円値上げして、20万人で2,000万の通常の実績の数字からいけば、2,000万増額になるというふうな話はわかりますけれども、逆に600円値上げした分で、数字で割れば3万3,333人の分なのです。その分は20万人で逆に割ると、16.66%ぐらいの数字にしか匹敵しないのです。今言っているのは、10%の減少が見込まれますということは、では実際6%のプラスにしかならないのではないですかという話なのです。だから、その辺考えてきちっと議会のほうに上程していただかないと、値上げするのであれば10%になったときにいろいろ検討しながらやればいい話であって、1年かそこらのあれでこういうような形にするのは、ちょっと会議不足というか、調整不足というか、シミュレーション不足のように考えますけれども、見解を伺います。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 25年度の数字もまだ確定していない段階でのシミュレーションでございましたので、現行数字として確定しているものをベースにやってみたところでございました。おっしゃいますように、提案前にシミュレーションしないのはいかがかというお話でございまして、それについてはご指摘の部分も確かにわかりますけれども、逆に動向等も見据えてまいらなければならないということもございまして、今のところ確定している部分でのシミュレーションに頼らざるを得なかったというのが正直なところでございます。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 数字的な部分はそれでいいのでしょうけれども、経済というのは生き物だと思いますので、例えば全国的な中身で言えば、アクアラインの単価下げて利用者がふえたと、高速道路に関しても3年前の被災で無料化したとか、半額にしたとか、いろいろなものがあって、かなり利用者がふえていますけれども、だから考え方からいくのであれば、逆に500円を、入湯税とかいろんな問題ありますけれども、では300円とか350円にしましょうと、利用客を何割ふやしましょうというのは、これは民間会社の手法ですよね。そういう考え方もあるというのです。ただ、経費がかかったから積み上げ方式で値上げするというのは東京電力の考え方であって、その辺は少し物を考えて、あくまで行政ですよ、民間会社と違いますので、その辺再度答弁をお願いします。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
まさにそのとおりだと思います。経費が上がったから、即それを料金のほうに転嫁させるというふうなことは、やはりそれは好ましくはないものと思っております。そのため、いろんなイベント等を行いまして、何とか温泉を利用していただくというふうなキャンペーンなりを実施しているところでございます。26年度におきましても、さらにそういうふうなイベント企画、例えばコーヒーをサービスするとか、それからお茶は飲み放題とか、例としてなのですけれども、そういうふうな形で、いずれにしてもお客さんから親しまれて、さらにふえるような仕掛けをつくっていかなければならないと。必ずしも経費がかかったので、即それが料金というふうなことではなく、さまざまな検討をして料金の値上げをせざるを得ないというふうな結論に至ったことにつきましては、ご理解を賜りたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 4番、工藤剛君。
〇議員 工藤 剛君 今の渡邊議員に対しての関連なのですが、単純な質問なのですけれども、午前中の橋悦郎議員の一般質問のときの答弁で、要は消費税のアップ分もありますけれども、100人ぐらいの第三セクター八幡平市産業振興株式会社の従業員を確保するためだというような答弁だったと思うのですが、今の商工観光課長の答弁で、値上げによって10%ぐらい減るかもしれないと、正確な数字は別にしても、そういう見込みが立つということであれば、18万人ということであれば100円アップで1,800万ということですが、要はその1,800万あれば、今の従業員を確保できるという判断だということでよろしいのですか。
〇議長(瀬川健則君) 市長。
〇市長 田村正彦君 この値上げに関しては、経営者会議といいまして、現場の人間と我々とで3度にわたって協議を重ねてまいりました。その協議の中で議論されたのは、まさに今おっしゃられたように、この値上げによって落ち込むのはどの程度落ち込むのか、そして値上げ前にどの程度の売り上げがふえるのか、そしてその落ち込みはどの程度の期間を想定するのか、そしてその結果大体第三セクター全体としての収支がどうなるのか、そこまでいろいろ議論をしながら詰めてきたものでございます。その議論の結果として、この100円今回値上げすることによって、例えば10%の落ち込みが約2カ月ぐらい続いたというふうに想定して、その結果として来年度末にはぎりぎり何とか従業員を維持しながら、若干ですけれども、黒字を出せるのかなと、そういうシミュレーション、いわゆる事業計画を想定しながら今回ご提案申し上げたものでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 4番、工藤剛君。
〇議員 工藤 剛君 それでは、特に揚げ足をとるつもりでも何でもないのですが、要は先ほど商工観光課長は八幡平市産業振興株式会社のほうに聞いてみなければみたいな、シミュレーションはやっていませんというようなことを渡邊議員には答えましたが、実際第三セクター側としてはある程度の予想を立てられる部分まではシミュレーションをした上でのこの金額だという解釈でよろしいのですか、確認です。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
この2,000万円近くによって経営がどうなるのかというシミュレーションは、当然やっておると思います。やっているかと確認したわけではないものですから、当然やっているものというふうに思っております。
なお、詳しい経営のにつきましては、6月議会で25年度の経営の報告と26年度の経営方針が議会のほうにお示しできると、ちゃんとした計画でお示しできるというふうに判断してございます。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 先ほどの橋悦郎議員さんのご質問、500円というのはいつからかという答弁が漏れておりましたので、答弁させていただきます。
残念ながら全施設についてはちょっとわからなかったものですから、わかるところまででご答弁申し上げたいと思います。国際交流村につきましては平成11年のオープン時から、それから林業センターにつきましては市町村合併してから500円と、それからあずみの湯につきましては平成5年のオープン時から500円というふうになっておるところでございます。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第13号を採決します。
議案第13号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(瀬川健則君) 起立多数です。
よって、議案第13号 綿帽子温泉館条例等の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
ここで2時20分まで休憩いたします。
(14時10分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(瀬川健則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(14時20分)
☆
議案第14号 八幡平市立寺田活性化センター条例等の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第10、議案第14号 八幡平市立寺田活性化センター条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
議案第14号を採決します。
議案第14号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第14号 八幡平市立寺田活性化センター条例等の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
☆
議案第15号 八幡平市博物館条例の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第11、議案第15号 八幡平市博物館条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第15号を採決します。
議案第15号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第15号 八幡平市博物館条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
☆
議案第17号 八幡平市農民研修センター条例の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第12、議案第17号 八幡平市農民研修センター条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第17号を採決します。
議案第17号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第17号 八幡平市農民研修センター条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
☆
議案第18号 八幡平市安代健康増進センター設置条例の一部を改正する条
例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第13、議案第18号 八幡平市安代健康増進センター設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 ちょっと1点確認をお願いします。
先ほどの14号でもあったのですが、照明施設に関して減額になっている部分の内容を教えてください。多分LEDとかそういうものによって消費電力が下がったとかという根拠かなと思いますが、説明がないのでお願いします。
〇議長(瀬川健則君) 健康福祉課長。
〇健康福祉課長 藤田濱子君 お答えいたします。
この健康増進センターにつきましては、補助金の関係で安代地区体育館と健康増進センターの2枚看板になっております。それで、実は今まで安代地区体育館と健康増進センターの使用料等に整合性がなかったものですから、今回安代地区体育館の金額に合わせたものになります。
〇議長(瀬川健則君) 12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 いきなり何か下がったという意味ではなかったのですが、ちょっとわかりにくくなったので、ちょっとだけ質問しますが、ということはそれは必要な経費をもとにして算出された料金ではなくて、近隣の施設との整合性だけを見てやっているという内容なのでしょうか。そのたたき台になっているほうに関しては、多分何か根拠があると思うのですが、よその施設のことを教えてくださいといっても難しいのかもしれませんけれども、本来は係る経費を算出した上で、さらに整合性をとるという流れになるべきものと思いますが、そこの根拠はどうなのでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 健康福祉課長。
〇健康福祉課長 藤田濱子君 お答えいたします。
係る経費につきまして提示させていただいておりますが、ほかの建物ではなく、同じ建物に安代地区体育館とこの増進センターが、名前が2つなのですが、同じ建物に2つの名前がついているような状況です。それで、安代地区体育館の料金と健康増進センターの料金、同じ建物ですので、合わせさせていただきました。必要経費で掲げているものです。安代地区の体育館イコール健康増進センターに、同じ建物になっております。済みません。
〇議長(瀬川健則君) 12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 1つの施設を2枚看板で利用していた、その使用料が2種類あって内容が違っていたという時期があるというふうに理解をしましたが、済みません、私この施設を利用者として利用したことがないので、詳しい料金の有無というか、云々という中身については今現在まで存じ上げなかったもので、勉強不足だった点はおわびしますが、ということはこの改正をもって正しいものになるということは、以前は少し高くもらう人と安くもらう人が、申請書の方法だけで違う場合があったということなのでしょうか。3回目の質問ですので、これ以上掘り下げませんが、この改正をもって正常な状態に戻るということで理解してよろしいでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 生涯学習課長。
〇生涯学習課長 小山田克則君 お答えいたします。
ただいまの健康増進センターと安代地区体育館の違いですけれども、条例上は体育施設の条例で安代地区体育館というものも存在しております。それには、照明設備については利用料金がついてございました。前回改正前は1,040円ということでございました。今回改正予定で1,070円ということで予定しておるところでございますが、健康増進センターにつきましては前条例というか、前の条例ではその分が欠落しておったというところでございまして、照明使用料というところがございませんでしたので、今回健康増進センターにつきましても安代地区体育館と同じ料金体系で統一させていただいたというところでございます。よろしくお願いします。
〇議長(瀬川健則君) 8番、古川津好君。
〇議員 古川津好君 今橋守議員が質問していて、ちょっと振り返って見ていたら何かいろいろ納得できなくなってしまったのでお伺いします。
今の18号の議案の照明設備は、1時間につき1,070円、それから総合体育館とか何かは1時間につき1,040円、これさっきの消費税の内税と外税の関係でみんなみんなごちゃまぜになって、割り算とか何かしてやっているところからこの1,040円とか1,070円とか、面積が違いますからもとになる部分が違うとすれば、例えば1,000円と995円とかというふうな面積案分で基本的な料金を決めて、消費税を足してこういうふうな料金になるのか。全体的にこの議案に反対ではないのですが、何か整合性が全然とれていないような気がします。それで、このほかにも森林センターの料金もそうですし、それからなかやま荘のところもそうだったのですけれども、6,500円プラス1.05プラス入湯税、それから森林センターの分はちょっとすっかり計算していないのですけれども、5,000円が150円。あそこには入湯税が入っているのかどうかわからないのですが、この辺の電気料金も含めて、やはり外税の最初の原点の基本の料金を決めて、最終的には内税にしてもいいのでしょうけれども、その辺の検証というのをなさっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 市長公室長。
〇市長公室長 香川 豊君 お答えします。
今回消費税増税に伴う各施設の条例改正ですけれども、まず議案第11号の際に参考資料ということで1枚物の資料を差し上げていますけれども、こちらのほうの内容、中段のところには内容ということで、内容の2番目ですか、新しい使用料等の算出方法ということですけれども、まず(1)番目として現行条例で定めている金額を1.05で除した上ではだか抜きの金額を出すと。今回3%増ですので、税抜き金額に1.08を乗じて得たものについて、10円未満については切り捨てるという、そういう大原則でやったものでしたので、施設そのものの照明料金についての統一とかというのは、今回はちょっと考慮しないで、算数的な、先ほど言いました作業をやっての各条例の一部改正ということでお願いしているものでございます。
〇議長(瀬川健則君) 8番、古川津好君。
〇議員 古川津好君 それは、一見すると理屈が通っているふうに思います。だけれども、もとになる、さっき橋守議員が消費税の外税と内税の話をずっとしてきたのですけれども、その最初の段階で数字を丸めるときに10円単位とか何か、はしょり方によって今度1.05で割ったとした場合に、いろいろ数字の後から次、また2%ふえますよね、今度。いろいろ出てくると思うので、その顕著な例がこの体育館、総合運動公園のところが1,040円で、今の議案第18号の安代が1,070円と。だから、どこかで違うようになっているのは、もとを同じくすれば消費税がふえても、例えば1,000円にしたら全部1,080円になるというふうにならないのかなというところを見直してというか、そのことについて伺いました。
〇議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 多分議案第14号の新旧対照表を見ていただければわかるかと思いますけれども、八幡平市の安代地区の体育館については、照明設備は1,040円になっているのです。それが今回は1,070円になるという形です。ただ、今の2枚看板になっているほうにつきましては、そこをこういうふうになるよという1,070円の金額は同じでございますので、もとのやつが書いていなかったということですので、そこはご理解賜りたいと思います。ですから、体育館のやつが、これを見ると、例えば1,070円とか1,080円ありますけれども、1,050円については1,080円になったと、それから1,040円の今の健康増進センターと同じですけれども、安代地区体育館と、それが1,040円から今度は1,070円という金額に改正するという内容でございますので、ご理解を賜りたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) ほかの体育館のほうも同じだというの、計算の仕方として。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 計算の仕方は同じです。
〇議長(瀬川健則君) よそのほうも同じと。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 うん、だから……
〇議長(瀬川健則君) 8番、古川津好君。
〇議員 古川津好君 計算の仕方は、資料をもらいましたので、1.05で除して1.08を乗じるという、これはわかります。でも、もとになる数字が、何回もこれをやっている間に、内税に込みにするためにいろいろ作業している間にばらついたのではないですかと。例えば同じ照明なのに、面積が違うから1,040円と1,070円というのだったら、それはそれでわかりますけれども、そうではなければどこの施設でも1時間1,070円だったら70円でいいし、80円だったら80円、40円でもいいと。だから、ちょっと表現悪いけれども、小細工をすることによって、小細工というのはちょっと私の表現は適切ではないのですが、1.05で割ってどうのこうのというのはすごく正しいのだけれども、でも出てきた答えがごちゃごちゃになっているので、大もとの消費税前の本体価格をしっかり決めて、先ほども橋守議員のほうから言われているように全部を見直していただければ、同じ料金になって全体の整合性がとれた内容になると思いますので、見直していただきたいということについていかがでしょうかということでございます。計算の仕方がどうのこうのということではありません。
〇議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 今古川議員さんのお話を賜りまして、私たちも一気にその場合やればよかったのですけれども、前の数字を一つは重視したのと、それからかなり違っている2枚看板での数字が変わっている分を統一するのにかなり難しかったものですから、今回この照明についてはそういう形になったということでございますので、次回以降については、さらにこの料金統一については精査して、統一した照明料金についても同じような形になれる場合は、やっぱり規模、その辺も含めて検討してまいりたいと、そう考えております。
〇議長(瀬川健則君) 規模を含めて次に検討するそうですので。
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第18号を採決します。
議案第18号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第18号 八幡平市安代健康増進センター設置条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
☆
議案第19号 八幡平市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第14、議案第19号 八幡平市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
1番、立花安文君。
〇議員 立花安文君 本当に基本的なところから伺います。
基金を増額しなければ支障が出るのかどうか。細やかな数字の答弁は要りません。
あと2つ目は、ことしですが、本宮鐵五郎翁教育振興基金の原資となる山林の毎木調査を実施した結果について伺います。カラマツの材積と評価額。
以上、3点お願いします。
〇議長(瀬川健則君) 学校教育課長。
〇学校教育課長 工藤加寿子君 お答えいたします。
まず、奨学金貸付基金につきまして、増額しなければ間に合わない状況になるのかというご質問でございました。現在奨学金の基金は6,100万を基金額といたしまして貸し付けをし、貸し付けたものは卒業後1年間据え置き、その後8年間で償還するという規則にのっとって償還、回収して基金が回っているという状況でございます。平成21年度からの貸し付け状況を見ますと、毎年この基金の残金が200万ほど、3年なり4年なりを貸し付けて、回収にはその後9年間かかるというようなことから、基金の残金は200万ほど毎年減少し、25年度末では残金1,000万であろうかというふうに見込んでおるところでございます。これに対しまして、25年度の貸し付けの1年分の貸付額は900万ということで、近い将来この基金は資金不足になるというふうに見込んだものでございます。
カラマツの材積は幾らかというお問い合わせでございます。毎木調査を25年度に実施いたしました。この本宮鐵五郎さんから寄贈されました山林のカラマツにつきましては3,609本、材積として1,664立方メートルというふうに調査結果が出たものでございます。
それから、評価額につきましてお答え申し上げます。寄贈いただいた山林の面積は18.98ヘクタール、およそ19ヘクタールありますが、ここにカラマツ、アカマツ、杉、その他の雑木がございまして、この立木の総額の評価額は2,274万4,730円という調査結果でございました。しかしながら、この立木を販売するまでの経費ということで、1,944万ほど経費は必要なのだよというような調査報告を受けたところでございます。
〇議長(瀬川健則君) 1番、立花安文君。
〇議員 立花安文君 今回のこの提案というのは400万の基金の増額なので、その評価額の算式根拠はまずさておきまして、この山というのは昭和33年に本宮さんから指定寄附をしていただいて、ちょうど55年がたっております。寄附していただいた翌年の昭和34年の広報あしろに、この記念碑の建立と植樹祭をやったという記事が載っています。推測しますと、カラマツも多分50年は超えているものと思います。
そこで、今回伐採をしないで、先ほど言った評価額によってこの分を基金に増額して、今までやった本宮鐵五郎翁教育振興基金を廃止するということですので、次の3点を伺います。伐採をしない理由、本宮鐵五郎基金条例の廃止理由、条例を廃止した後の教育委員会管轄の、いわゆる安代時代はここを育成林、人材育成林と呼んでいますが、ここの育成林はどうなるのか教えてください。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 まず、1点目の伐採しない理由につきましては、私のほうから申し上げたいと思います。
さきに立花議員さんからもご質問を受けておりますが、この場所は安代地区の欠の山でございます。ここにつきましては、国道282号の小屋畑を過ぎますと落石注意という看板があるところでございます。そこの場所は急傾斜地で、隣がJRの山林で、やはり保安林的な要素も持ってございます。伐採は可能だというふうな情報はお伺いしていますが、今落石注意というふうな看板を立てていること、それから県のほうでも落石注意に対する防止の具体的な計画、予算化も含めまして、まだ実際計画を立案していないと、そういう状況の中で伐採を具体的に進めていいのかということもございましたので、ある程度安全を確保するためにも伐採は見合わせるべきだと。ただ、先ほど議員からもご質問でいただきましたが、実際昭和33年に寄附をいただいてから50年がたっています。その50年の間に寄附された方は、教育に役立ててほしいということをずっとおっしゃっておりまして、やはりこのまま放置するべきではないと。具体的には、教育といいましてもさまざまな施設を建設するということもございますけれども、やはり教育といいますと昨今の経済事情も考慮しまして育英資金に補填してさまざまな方から、市内の方から利用していただくのがいいというふうな判断のもとに、そういうふうに至ったものでございます。よろしくお願いします。
〇議長(瀬川健則君) 学校教育課長。
〇学校教育課長 工藤加寿子君 今本宮鐵五郎翁教育振興基金条例を廃止する理由はということと、育成林を今後どうするのかというご質問にお答えいたします。
教育振興基金条例につきましては、本宮鐵五郎氏の育英事業に充てることというふうに示されました遺志を生かすために、就学奨励金としてこちらの基金条例のほうに組み替えて積み立てて活用していくこと、これが目的にかなっているというふうに考えたものでございます。しかしながら、この教育振興基金のほうへの継続した森林からの基金積み立てというものを十分に見込めないことから、同様の目的で運用しております奨学金貸付基金の中で生かしていきたいということで、鐵五郎基金のほうを今回廃止にし、また附則には廃止した旨の明記をしていきたいというものでございます。
それから、育成林というふうに安代時代に呼んでおりましたこの寄贈された山林でございますけれども、十分な管理ができなかったということをおわびしながら、教育委員会所管から山林管理の所管課である土木林業課に所管がえをして適切な管理をしていきたいというふうに考えるものでございます。
〇議長(瀬川健則君) 1番、立花安文君。
〇議員 立花安文君 副市長の説明をもうちょっと補足します。山林の位置ですけれども、欠の山についてはそのとおりなのですが、荒屋新町に向かって行きますと、まず最初に盛岡北部行政事務組合のし尿の中間貯蔵タンクがありまして、いただいた山林の記念碑がすぐそばに立っています。そこが最初の国道沿いのこちら側から行ったときの境で、もう一方の境はもうちょっと行くと運送会社の車置き場がかなり広目にあります。ちょうどそこの車庫のところまで今山、ずっと頂上に向かって、隣が去年だったか、おととしだったか、伐採してきれいになっています。ですから、残っているカラマツがそこでくっきりと境界線が出ております。そこまでの国道沿いから山頂までの分がちょうど約19ヘクタールということで、隣の山林はきれいにとはいきません。機械が入る分まできれいに伐採しましたので、隣り合わせているカラマツも、あるいは簡単にそういう高さまで、山頂までとは言わないけれども、高さまでは伐採できるのかなと思っておりました。ですから、非常に危険、危険と言われますと、山全体がそんな危険なわけではなく、先ほど2,200万の立木評価をしたということは、一つの評価額としては立木で2,200万、ただ山頂からも含めて全部伐採するとすごい金額の経費がかかるよということの算出で、そうすると岩山で災害が起きるかもしれないということに解釈するのですが、いわゆる国道沿いのそんなに急斜面ではないところを伐採して、この基金に充てるということができないのかどうかを1つだけ確認しておきます。
〇議長(瀬川健則君) 教育次長。
〇教育次長 高橋一夫君 まさに55年前からの経緯というふうなことで、本宮鐵五郎さんというのは苦労して働いて学校には入れなかったと、そういう思いを今後なくしたいというふうなことで、苦労した全財産を相続しないで寄附して以後に充てたいと、そういう趣旨で寄附したものだそうです。今その子供がかなり高齢になっているというふうなことで、その娘さんもなかなか進展がないなというふうなことで、再三要求はしておったそうです。今立花議員が申し上げるとおり、やはり当時の安代地区の方々もそういう言い方をして、なかなか結論を出せなかったのではないのかなと、そう思っています。いずれ何回も要請はしたと。しかしながら、動かなかったというふうなことです。そして、17年の9月合併して、こういった条例をつくって当市に引き継いだというのが今の姿です。このあり方について、結論出しましょうよというので、21年にはほぼ今のような方向で結論は出されましたが、しかし実行されなかったというようなことで、24年度に私は予算をお願いしました。毎木調査等の調査をしましたが、時機を失して、冬期間、ああいう場所ですのでできなかったというふうなことで、1年後に、25年度に実施したと。その成果が出たので、今回お願いしたものです。
それで、今の質問、全て危険、危険ということなのかという話なわけですが、それはそこの相続しようとする方に言わせれば、できるところもあるはずだというふうな言い方は十分していました。それはそのとおりですが、ただまだ今の時世にして、立木ではマイナスになるというのが実態です。先ほど伐採の話はしましたけれども、それから今度は植林しなければならないと。植林費となるととんでもない金がかかるというふうなこと等も踏まえての話ですので、またそういったことについては納得はいただけませんでしたが、しかしやはり結論を出すべきことは出すというふうなことで、きょうこのような議会に提案することも全部説明してございます。何とかご了解いただきたいと、4月1日からは翁さんの遺志を十分引き継いで対応したいと、そういう旨を申し上げて了解いただけるものということでのご提案ですので、ぜひご理解を賜りたいと、そのように思います。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 さきに行われました代表質問におきまして、私の通告文書の未熟さゆえに最後の部分で奨学金の部分、思いはお話しさせていただきましたが、説明を賜ることができませんでしたので、この際もしお許しをいただければ、今現在奨学金制度、今回6,500万円に改めると、積立金を改めるという内容のものなわけで、先ほどの答弁、ちょっと聞いたのですが、忘れました。年間500万ぐらいずつ目減りしているというふうなお話だったかのように覚えていますが、その後何年か後に償還されて、またその基金が戻ってというものの繰り返しだと思いますが、現在の利用者、もしくは今後の利用の方法について、少子化が進んでいる昨今でありますので、できれば八幡平市の人材である子供たちがこの地に定住する方策等ももし考えがあればお知らせをいただければと思います。お願いします。
〇議長(瀬川健則君) 学校教育課長。
〇学校教育課長 工藤加寿子君 お答えいたします。
現在の奨学金貸付基金の利用者でございます。本年度は、新規に8名に貸し付けいたしました。前年度までの継続貸付者が23名でございまして、本年度末の見込みでございますが、31名の方が現在も貸し付けを受けているという状況になります。貸し付けの実数としましては、平成18年度から既に償還を終わった方も含めて累計で67名の貸し付けの状況でございます。
それから、利用の方法についてでございます。日本育英会等の奨学金制度もございますけれども、八幡平市の奨学金貸付基金の基準につきましては、所得要件をかなり大きく持っているものでございます。世帯の中に就学する児童生徒があれば、またその分も所得から控除して所得判定をするというようなことで、就学したいけれども、経済的に不安を抱える世帯への支援ということで活用していただいております。先ほどお話ししたとおり高校の3年、または専門学校、大学等、申し出のあった次の月から貸し付けをいたします。就学が終了しましたらば、1年据え置きしましてから、2年目から8年間かけて償還をいただくという制度でございます。
定住化促進のほうに向けられないかということですが、現在の私どものこの規則では、医師養成とか看護師養成のように八幡平市に定住をしたらば償還はなしとするというような規定はないものでございます。現在八幡平市から修業したいという子供さんたち、保護者に対して経済的な支援をしていきたいという制度でございます。
〇議長(瀬川健則君) 12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 ありがとうございました。67人の人が利用してきたということで、所得要件はあるのだけれども、高く設定をされているというお話だったので、もしよろしければその控除後といいますか、どれぐらいに設定してあるのかお知らせをいただければ参考にしたいと思いますし、医師もしくは看護師については、市内で就業した場合においての償還を不要とするというふうな措置もあるというふうに聞いておりますが、市内に定住をして市内で働くのか、もしくは市内から通勤するのか、そういう要件等の細やかな部分もあるとは思いますが、今後減免的な部分の設定もしてくださいではなくて、検討してほしいなというふうに思います。人口がどんどん減っていく昨今でありますから、重要なことかなというふうに思っておりますので、どのようなお考えかお聞きしたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 学校教育課長。
〇学校教育課長 工藤加寿子君 所得基準についてと定住化の今後の減免についてというご質問でございますが、私のほうからは所得基準についてお答え申し上げます。
審査会をして申請の審査をするわけですけれども、所得の判定につきましては世帯人数での所得基準額がございます。1人しかいない世帯の場合は所得178万円未満のこと、通常親子または子供2人の4人世帯ですと所得が350万円以下であること、それから控除をいたします。それから、就学する児童が1人いると16万控除するとか、私立高校に通ったり、大学に通っている子供さんがいれば60万とかというふうに、細やかに就学者のいる世帯での特別控除額を設定しております。また、障害者または長期療養、あとは家計の支持者が別居したりしている要件等について、それぞれに特別控除額の基準がございまして、日本育英会等の所得判定基準よりはかなり大きく所得の範囲を広めているという基準を設定しております。
〇議長(瀬川健則君) 教育次長。
〇教育次長 高橋一夫君 今課長がるる内容等については細かく説明したところです。奨学金とほぼ変わらないと、誰でも使えるように配慮してあるというのが中身の実態です。単純にすぐに高校、大学と思うのですが、そういうことではなくて、各種学校とか、そういったものにも全部使えるようになっております。専門学校であれ何であれ。いわゆる仕事に絡むものにも月3万円とか借りることはできると。そのように常に改正をしながら運用してきたところです。今後についても、実際そのほかにまだ滞るのもあります。学校は終わったと、大学は終わったと、仕事につけないので、返すのはちょっと厳しいというのもあります。そういうのについては、当然ながら聞いて配慮をして分割なり、そういったことも考慮はしています。それで、いずれずっとこのまま多くなると、当然限りなくプラスアルファをしていかなければならないのですが、そういったことについても当然内部では検討しているというのが実態ですし、通勤手当とか何かについては、そのほかの別なものもあります、制度もありますので、そういったことも加味していると。そういったことを考えているし、あと連帯保証人の考え方なんかについても今後検討していくということです。あくまでも金で思う仕事につけなかったというふうなことにならないように常に配慮してまいりたいと、そういう方向で、以後は常に検討していくものと、そのように思っています。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 12番、橋守君。
〇議員 橋 守君 わかりました。細やかな配慮をしていただきたいですし、最後に次長がおっしゃったように、経済の状況によって目指す未来を諦めるということがなるべく起きないような方法を大人がとってやらなければ、子供たちは難しいというふうに思っております。親御さんで難しければ地域で、地域が難しければ行政でというふうな、自助、共助、公助というふうなお話が常々あるわけですが、いずれ八幡平市の未来を担う財産、人材でありますので、大事に育てられる環境をつくることが我々の責務だというふうに思っております。
それと1点、減免の措置等の検討はできないのでしょうか。減免自体が可能かどうかということよりも、そういう検討ができるかどうかという部分で、とりあえず入り口でいいのかなというふうに思いますので、答弁できるのであればお願いします。
〇議長(瀬川健則君) 教育次長。
〇教育次長 高橋一夫君 質問は減免ができるのかと、それを再三聞きたかったのだと思って、最初からわかっていたのですが、あくまでも条件は成績優秀という言葉が入っています。成績優秀な者に、奨学金というのは必ずそういう項目は入っているわけです。では、何が成績優秀かとなるわけですけれども、一生懸命努力すると。偏差値を言っているのではありません。一生懸命努力して頑張るというふうなことです。ただ、落第とか何かをすれば、その期間はとまることになっています。でも、努力して復活すれば、またそれを続けると、そういう措置です。減免については、いかに何があるかは誰も予想できないわけです。3.11のようなこともあるでしょうし、そういったことについてはその場で考えると。常に毎年やっています。検討会、審査会もやっています。その場での議論はやっていますので、そういったものについてはケース・バイ・ケースで対応すべきものと、そのように認識しています。なるべくは、いずれ適正に活用いただければなと思っています。
以上です。
(「次長、答弁になっていない」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 教育次長。
〇教育次長 高橋一夫君 答弁になっていないと言いますけれども、減免できるのかという質問なわけです。減免については、今の中に入ってはありません。きちっと条例あるわけですから、中には入っていませんが、絶対以後もできないのかというと、そうではないでしょうということを言っているわけです。いろんな突発的な考えられないこともあるでしょうが、そういったことについては配慮するでしょうが、今のところについては措置制度はないと、あくまでも努力していただくと。先ほど滞っている例もお話を申し上げました。連帯保証人のお話もしました。そういったことを常々総体的に考えているということです。そういうので総合的に対応しているものということです。全て頭から減免というようなことは、今のところは考えていませんが、そういったケース・バイ・ケース、事故があればそういったことは考えざるを得ないでしょうという話です。例えば事故なんかあります、交通事故なんか。だから、そういうのは言うべきことではないと、そのように思っています。
〇議長(瀬川健則君) 学校教育課長。
〇学校教育課長 工藤加寿子君 ご質問の定住化に向けて今後減免等の措置はないかというようなご質問かと思いました。今次長が答弁申し上げました基金条例の中には、償還については災害等、または家庭の事情により大変償還が苦しくなった場合には猶予という制度、それから借り受け者本人が死亡したとき、または身体的に非常な障害を受けて償還が難しくなったと認められる場合には償還を免除するという規定を設けております。この中で、議員ご質問の医師に対する貸し付け、または新たに始まりました看護師に対する貸し付けの最終的にそこに就業する、またはこの就学基金の場合には八幡平市に定住するということが確実に認められる場合には減免するということについては、現時点では協議しておらなかったものでございます。検討については、またさまざまな先進事例なり方針について協議してまいりたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 1つ、定住化だけに特化しますと、医師、看護師については特殊技能を持った方で、かつ5年なりという期間がありますので、その後は自由になるわけなのですが、この育英資金で卒業後市内に残りたいと。ただ、その場合、職があるかどうかという大きな問題がございます。それから、もう一つは、専門的な学校に入られた場合もございます。それらを含めますと、住んだ場合償還を猶予するよというのは、果たしてそれが定住化計画にストレートに結びつくのかと、そこについては若干難しい問題もあろうというふうに考えております。
〇議長(瀬川健則君) 16番、関善次郎君。
〇議員 関 善次郎君 鐵五郎の山のことについて、また再度お聞きしたいと思います。
これを毎木調査するに1,900万余りの調査費がかかったと。これは、調査依頼は随契でやったのか、それとも入札させたのか。
それと、この山林の所有者は今誰のものになっているか、このまず2点お伺いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 学校教育課長。
〇学校教育課長 工藤加寿子君 お答え申し上げます。
25年度に実施いたしました毎木調査費につきましては、随意契約で調査に詳しい者ということで契約をし、187万ほどで調査実施したものでございます。
それから、この山林の所有者は八幡平市でございます。
〇議長(瀬川健則君) 16番、関善次郎君。
〇議員 関 善次郎君 これは、条例を廃止するという、時期が来れば廃止するというわけですけれども、廃止した後はそちらに返すのか、それともこのまま市のほうで管理するのか伺います。
〇議長(瀬川健則君) 安代総合支所長。
〇安代総合支所長 藤森 恵君 お答えします。
あくまでも市の財産なので、普通財産として、山の扱いとして、市有林として管理したいと思っております。
〇議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
1番、立花安文君。
(議員 立花安文君登壇)
〇議員 立花安文君 議案第19号 八幡平市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例に反対する討論を行います。
最初にお断りをしておきますが、奨学金貸付基金を増額することにつきましては反対するものではありません。本宮鐵五郎翁教育振興基金条例の廃止に反対して反対討論を行います。
昭和33年、今から55年前に旧安代町が荒屋新町の故本宮鐵五郎さん、当時87歳から山林約19ヘクタールを経済的に恵まれない子供たちの進学などのために役立ててほしいとの条件つきで寄附をしていただき、旧安代町はこの山にカラマツを植林し、以後人材育英林として管理をしてきたものです。この育英林から生み出される立木販売代金を原資に運用する目的で本宮鐵五郎翁教育振興基金条例を平成4年に制定し、平成17年の町村合併後もこの条例は廃止をされることもなく今日に至っております。条例があっても一度も基金造成をすることがないまま経過してきた理由は、これまで全く立木を販売したことがなく、間伐もしたことがなかったためと理解をしております。育英林は、伐採時期を迎えており、関心を持って動向を注視していたところ、立木販売に向けた動きが平成24年に見られました。毎木調査委託料151万2,000円を計上したときは、いよいよ基金造成に動くものと大いに期待をしておりました。
しかし、平成24年度は調査料を予算計上したものの、なぜか3月補正で全額を減額し、改めて本年度、25年度予算に前年度より36万円アップの187万4,000円を再計上し、多分より精度を高めた調査を実施したものと思います。結果として、今は伐採できないので、育英林評価額相当額を現在活用している奨学金貸付基金に積み増しをし、山林は人材育成の目的の育英林から一般市有林に所管がえを行い、一度も本宮鐵五郎基金を活用しないで廃止することに対して、55年間基金造成を待った本宮家の心情を推察したとき、何とも言葉にならない思いがします。本宮鐵五郎さんのご家族は、現在も荒屋新町に住んでおり、鐵五郎さんの孫に当たる方は、高齢ながら健康で元気で暮らしておりますが、88歳の米寿を迎えたそうで、私は一度本宮鐵五郎基金を運用して鐵五郎翁が夢見た人材育成を実際にスタートさせて実績を残して、基金が枯渇した段階で現在活用している奨学金貸付基金に統合し、その段階で本宮鐵五郎基金条例を廃止するのが思いやりのある市政だと思い、この条例改正に反対をします。
(議員 立花安文君降壇)
〇議長(瀬川健則君) 次に、賛成討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第19号を採決します。
議案第19号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(瀬川健則君) 起立多数です。
よって、議案第19号 八幡平市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。
☆
議案第20号 財産の取得に関し議決を求めることについて
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第15、議案第20号 財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
4番、工藤剛君。
〇議員 工藤 剛君 質問ということではなくてお願いなのですが、今後ということで、実質除雪ドーザー13トン級1,760万と言われてもちょっとぴんとこないので、タイヤを履いているのか、鉄げたを履いているのかすらよくわからないので、今後カタログでもいいのですが、こういう重機等の財産取得した場合、白黒でもいいので、コピー1枚つけてもらえると、こういうのを取得したのだというのがすごくわかりやすいのですが、よろしくお願いしたいです。
〇議長(瀬川健則君) 建設部長。
〇建設部長 工藤孝栄君 お答えいたします。
では、次回からこのような案件がありました際には、同じ製品にはならないのですが、こういう形ですよというのをつけたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第20号を採決します。
議案第20号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第20号 財産の取得に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
☆
議案第22号 平成25年度八幡平市水道事業会計引継資本金の額の減少に
関し議決を求めることについて
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第17、議案第22号 平成25年度八幡平市水道事業会計引継資本金の額の減少に関し議決を求めることについてを議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第22号を採決します。
議案第22号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第22号 平成25年度八幡平市水道事業会計引継資本金の額の減少に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
ここで3時30分まで休憩いたします。
(15時19分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(瀬川健則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(15時30分)
☆
議案第23号 平成25年度八幡平市一般会計補正予算(第7号)
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第18、議案第23号 平成25年度八幡平市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
21番、米田定男君。
〇議員 米田定男君 では、2つ聞きたいと思います。
1つは、7ページ、繰越明許費ですが、この中で土木費の道路橋梁費、市道整備事業4億2,000万、繰越明許ですが、予算上は繰り越し、でも工事からいえば工期延長ということになりますが、一般的に言えば工期延長ですから、工期設定時なり業者との契約時以降に想定しがたい事態が発生したと。ですから、工期延長するということになるのだと思うのです、通常は。そこで、多分この中に市道中田線の改良工事も入っていると思うのですが、市道中田線の場合はどういう事態が発生して工期延長になるのか伺いたいと思います。
それから、2つ目、35ページ、衛生費の病院費、西根病院事業会計負担6,800万なのですが、これは行政改革担当にお聞きします。なぜこういうふうに一般会計で負担しなければならないのかと。これは、何回も私、ある意味ではこの形を指摘したのですが、病院会計の補正を見ると、こういうふうに出した理由は結局年度末で収支を均衡させると。つまり収入が支出に比べて6,800万で不足したと。それで、収支を均衡させるためにこういうふうにやるという形なのです。しかし、そもそも事業会計ですから、単年度の収支は均衡させる必要ないわけで、事業会計の場合は一般的には利益が出るか損失が出るか、どっちかなのです。それでいいわけです。もちろん運転資金がなくて赤字決算になった場合は、資金繰りのために補填するということはあり得ると。しかし、西根病院の場合は、これは何回も指摘しているのですよ、約12億弱の留保資金、運転資金を持っていると。しかし、6億円程度の年間の財政規模ですから、運転資金に3億あれば大丈夫だというふうに考えると、8億、9億なりが銀行預金として塩漬けになっているわけです。つまり使う当てがないままに。そこになぜ改めて6,800万、一般会計入れなければならないかと。全く最も非効率な財政運営なのです、これは。ましてや6,800万、今入れると支出の中に減価償却費、約3,000万超えてありますから、つまり形式的にもこれだけでまた3,000万余が留保資金に積み増しになると、また遊んでいるお金をふやすという形になるのです。だから、運転資金がないのであれば補填するのはわかります。しかも、病院会計、そういうふうにやったって12億になるというのは直接利用目的というのは定まっているわけではないから、さっき言ったように塩漬けになっていると、8億、9億は。そこに6,800万、繰り返しますが、なぜ一般会計から今年度末に補填しなければならないかと。むしろ一般会計、そのままにしていれば、一般会計で今年度であれ、来年度であれ、直ちに6,800万活用できるわけです。ということで、つまり行革で言う効率的な財政運営の確立でしたか、その立場からいってこの一般会計からの資金投入というのはどういう理由、根拠があるのか伺いたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 建設課長。
〇建設課長 遠藤明広君 お答えいたします。
7ページの繰越明許費の中の市道等の整備事業の中の中田野駄森線の関係でございます。これにつきましては、地権者の方との交渉に不測の時間を要したということでございますし、あとその後に災害、2度起きました災害の関係で発注の時期がおくれたということでございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 12月に特別交付税というのが来まして、当初の予算と合わせると大体1億3,000万か4,000万ぐらい、普通交付税と特別交付税に入っております。それに合わせて一応病院のほうでは請求しておりますが、今回の請求に当たりまして、実は予算要求上はもっと多かったのですけれども、企業会計に、繰り出し基準にある程度合致するものについては認められるのかなという形と、それから退職者のこともありましたので、その辺で今回の6,300万ぐらいの数字になったと、そういう形になったと記憶しております。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 21番、米田定男君。
〇議員 米田定男君 まず、工事のほうですが、中田線なのですが、資料によればあの工事の請負契約は昨年12月20日、27日から工期、3月31日までと。ですから、それ以前に地権者とは了解とっていて契約したと思うのですが、しかし、よくあそこを通りますが、いまだに全く始まっていないのです、看板も立っていないと。この時点まで来たから、3月31日までは無理だというのはわかるのです。しかし、あの工事は契約は4社が入札参加しているのです。つまり逆に考えると、4社ともあの工期内に完工するのは無理だったという理由がないと工期延長というのはおかしいわけです。受け取ったところが本当はやれないのであれば、ほかの業者がとればいい話ですし。だから、契約した以降にどの業者であっても3月31日までにやれない事態が発生した場合には、工期延長はあり得るということでしょう。だって、競争してとって、自分たちの理由で工期内にやれないということは成り立たないわけです。客観的にやれない状況が発生したということ以外に工期延長ということはあり得ないと、本当は。そういう契約したわけですから。私はあそこしょっちゅう通りますから、いつやるのかなと見ていたら、全くきょうまで看板も立たないし、やる気配がないと。そうすると、ここまで来れば、繰り返すように3月31日までにできるはずはないということで、改めて聞きたいと思います。
それから、病院の問題は質問の趣旨に答えていないわけで、どうあろうが運転資金12億、留保資金12億持っているのですから、6,000万や7,000万、単年度で25年度赤字になろうが、自前の金で補填できるわけです。だから、なぜそこに改めてまた年度末、一般会計から入れるのかと。入れれば、さっき言ったように使う目的のない塩漬けのお金がまたふえると。こういう財政運営のあり方はないでしょうと言っているわけです。だから、そうしなければ、今投入する6,800万なりは一般会計で直ちに使えると。そういう使い方が効率的な財政運営でしょうと言っているわけで、わざわざ塩漬けになるのをわかっていて、何で入れるのですかと聞いているのです。
〇議長(瀬川健則君) 建設部長。
〇建設部長 工藤孝栄君 お答えいたします。
中田野駄森線の12月の契約後の工事の進捗、あるいは看板等が立っていない、どうしてかという分でございますが、冬期間全くの積雪になります。そして、ちょうど交差点の近くということで、掘削するのもそうなのですが、それら工事の打ち合わせ等を行っていまして、いずれ雪がある程度消えて落ちついてからということでの分で工事打ち合わせとなってございます。それらの関係がありまして、今回の繰越明許というふうな形になります。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 先ほどの説明の中で、いずれ交付税には基準財政需要額と、それから特別交付税には入っているということで、医療組織のほうの全国病院自治体のほうからもそういう資料が入っておりまして、それに基づいて大体どこの町村もやっているというのが、繰り出ししているというのが実態であります。ただ、私のほうでも先ほど要求額多くて、その分は繰り出し基準以外は自分たちで、米田議員さんがためておいた基金を活用すべきだという話は、それはそのとおりで、うちのほうではそういう足りない部分については取り崩してお願いしたいと。
それから、もう一つは、例えば今繰り出しのやつでやった場合も予算が不要になって、また基金に積み出すような形にならないように、本当に最終的な判断として見通しを出せるまでは、予算はありますけれども、支出はやっぱり控えてほしいということで、なるべく繰り越しが出ないような形で、また戻す形で未執行にしてもらいたいということで話をしています。ですから、最終的には3月31日ぎりぎりまでにそういう執行するような形で今指導しております。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 21番、米田定男君。
〇議員 米田定男君 工事のは、ちょっと答弁わからないのですが、さっき言ったように12月20日に契約しているのです。31日までに完工すると、工期はそうだと。だって、その契約のときに、ことしの冬は雪が降らないという想定したわけではないでしょう。雪が降るとかなんとかというのは設定済みでしょう。だから、この業者が、つまり逆に言うと雪が降ろうが何しようが3月31日までにはやりますよという約束したわけです、契約したわけですから。誰が見ても想定外の事態が生じて、やれない事態、どういう事態が発生したのかと私は聞いているわけですから。逆に言うと、そうではないと本来工期延長というのは認められないわけです。何回も言うように、4社で競争して自分たちがやれますととっていて、当たり前の話を私はしているのです、条件をどう見たって。だから、そういう意味からいえば、根本からいえば、あなたたちが工期設定を誤ったということなのか、業者がそういうふうに契約しながら、そういう段取りもしないで契約不履行なのか、そういう問題でしょう、だって。私そう思ったのは、例えば多分契約しても一定期間、机の上の準備要るでしょうから、あった上でも、必要な日数考えた上でも手をかけていて、だけれども残念ながらできなかったというのであればまだわかるのだけれども、きょうまで一切手をかけていないのですから。その手をかけなかった事情というのもつかんでいるのですか。なるほど、これはやむを得なく手をかけられなかったと。その上、工期延長を認めるのですか、あなたたちは。というのを確認しているのです。3回で、これしかないのですが、ちゃんとした答えが欲しいのです、そういう意味では。
それから、病院会計、財政の問題は、何回も言うように財源がどうのこうのの問題ではないのです。病院会計は、今の状況でも一般会計から一円も来なくても運営できる資金を持っているわけです。つまり自前で経営できているお金を持っているのですから、そもそも一般会計から入れるのがおかしいのです、本来は。ただ、本来一般会計なり負担するべき経費というのは、もちろんありますから、その分を入れるのはいいのです。しかし、どう考えても、とにかく銀行預金にそのままなるというのが見えていて一般会計から入れるのは、何ぼあなたたちが行政改革、健全な財政運営の確立と言おうが、実際的にはこういう運営していれば全くそういう立場に立っていないと言わざるを得ないわけです。こういうふうにやると、最後に、いやいや、新しい病院を建てるために使うというふうに答えるのです、私が次に再質問できないときに。しかし、その点でも言っておきますが、あり方検討委員会では新病院についても16億7,000万かかると。その資金として、病院からはわずか5,000万です。これ見ればですよ、収支計画見れば。検討委員会の報告を見れば。そうすると、ほとんど今ためている資金は使わないと、新しい病院建設には。ということも言った上での最後の質問をします。
〇議長(瀬川健則君) 建設課長。
〇建設課長 遠藤明広君 工事の件についてお答え申し上げます。
中田野駄森線の関係でございますが、資材の調達というのに時間を要しているということで、資材とは何かといいますと、側溝の類でございまして、排水フリューム、あるいはベンチフリュームというのが入手に時間を要しているということで、現在工事中止をかけて、その調達ができた段階で工事を再開するというような打ち合わせを行っております。工程上、この排水の工事につきましては先行する部分になりますので、やむを得ず工事中止をかけたというような状況でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 病院についてご答弁をいたします。
建設につきましては、あり方検討委員会の報告ですので、市でつくった計画ではございませんので、市でつくるのにつきましては改めて。
それで、実はさきの一般質問でもご質問いただきましたけれども、その際公立病院につきましては交付税の算定になってございます。これは、救急医療確保に要する経費、それから企業債支払利息に関する経費、それから不採算地区病院、企業債支払い元金に関する経費ということで、ある程度交付税の算定基礎になった数値がございます。これについては、大体1億を超える交付税が一般会計のほうに国から入ってきておりますので、それについては当然西根病院の経費として見なければならないというのがございます。それに加えまして、今回退職する職員が西根病院におりまして、その経費といたしまして1,400万円も見ておりますので、このような額になったわけでございまして、先ほど企画総務部長が申し上げました赤字を全て一般会計で補填するという考え方ではなくて、出すべきものはきちっと西根病院のほうに負担金並びに繰出金として出しまして、残りについては減債基金なりでこれは対処していかなければならないものというふうに考えてございます。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 同じく繰越明許費についてです。土木費の都市計画費、都市計画道路大更駅前線整備事業8,697万2,000円の繰り越しになっています。そこで伺いたいのは、これも想定外と、想定したように進行していないから翌年度に繰り越すということだと思います。そこで、繰り越した理由を伺いたいのです。先ほどの米田議員のときには、こういう資材が手配できないと具体的に説明ありましたが、ぜひそういう理由を伺いたいと。
〇議長(瀬川健則君) 建設課長。
〇建設課長 遠藤明広君 お答えいたします。
都市計画道路大更駅前線街路整備検討業務の繰り越しの理由でございますが、このエリアの中に60名ほどの関係者がございまして、25年度は4回ほどの地権者会を開いてこの進め方についていろいろとご説明をしてまいりました。その後に、個別に用地の測量、あるいは建物の調査などを行って金額をはじき出しております。それで、土地の移動に関してはおおむねの了解をいただいたところでございまして、あとは補償の金額についてまだ同意を得られないという方が数名おります。この方々に金額等について内訳をきちんと説明してきておるわけですけれども、そういった説明にもうちょっと時間がかかるのかなということで、今回繰越明許でお願いするものということでございます。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 ちょっともう少し具体的に伺いたいのですが、補償金額で折り合いがつかない方が数名いらっしゃると。土地の協力に対しては、今のお話ですと全員からはいただいたと、こういうことですか。そこをもう少し、数字を具体的に伺いたいです。
〇議長(瀬川健則君) 建設課長。
〇建設課長 遠藤明広君 お答えいたします。
土地の移動の関係につきましては、ほぼ全員の方から一定の了解はいただいたということでございます。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 金額で折り合いつかないということ。
〇建設課長 遠藤明広君 補償につきましては、こちらで算定をしてお示しした金額と、あと自分で実際に業者さんから見積もりをもらった金額で検討するというような段階でございますので、まだ全くだめというところではございません。
以上でございます。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 ほぼ了解をいただいたと、土地の協力については。ということは、まだいただいていない方もいるということですか。もちろんお名前なんかは必要ないのですけれども、その土地の利用に関して何名の方が今保留にしているのか。
それから、補償費について保留にしている方が何名いらっしゃるのかというあたりも確認しておきたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 建設課長。
〇建設課長 遠藤明広君 お答えいたします。
土地に関しては、ほぼという言葉を使いましたが、まず仮同意というものを今年度取りつける関係がございまして、最後にこの仮同意をいただくためにいろいろと説明を個別に行っております。それで、ほぼといいますのはほとんどの方ということでございまして、人数につきまして申し上げるのは、ちょっとここでは差し控えさせていただきます。
それから、補償の関係でございますけれども、これにつきましても人数を言うとちょっと個人が特定されますので、本当に数名という、一握りの方ということでご理解いただきたいと思います。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 15番、小笠原壽男君。
〇議員 小笠原壽男君 2点質問します。
1つは、歳入の入湯税の減額が500万ということで計上されております。参考のために、24年度の決算を見ましたら8,200万ぐらいの歳入であったと。それに対して約900万ぐらい落ち込むのではないかという見込みと見ました。古川議員も、あるいは橋悦郎議員もいろいろ質疑の中でも話をしていましたけれども、観光の関係等で相当年間に20万の人たちの入り込みがあるとか、いろんなお話があるわけですが、500万という金額の減額というのは、入湯税は日帰りで75円、宿泊で150円という金額から算定しますと、相当大きな入り込みのお客様の減少があるのではないかという思いがいたしますが、まず1つは税務課長にお答えをいただきたいのですが、入湯税の減額というものをどの辺で見積もられたのか、お知らせをいただきたいと思います。
それから、後段のほうでお話ししたこれからの観光振興というものを考えた場合の入湯税の減収というのに対して、今商工観光のほうが担当になるかと思いますが、そちらのほうでどういう状況と判断しておられるのか考えを伺いたいと思います。
それから、もう一点、米田議員も橋議員も今話しました繰越明許費について、私のほうからも1点質問をいたします。私は、個別の案件についての質問ではありません。この繰越明許は、ことしの分に関して言えば、今回のこの表を合計しますと21億9,000万ほどということで大きいわけですが、その半分は災害復旧事業にかかわる分であるし、時期的に言えば当然わかるわけですけれども、過去3年、4年ぐらいさかのぼってみても繰越明許が非常に多いという感想を持っております。その大半といいますか、かなり大きい、繰越明許の大きなウエートを占めているのが土木費のように見えますが、非常に技術職員の人たちがたくさんいる、多くの仕事を担う、そういう状況の中で、かなり毎年毎年多くの繰り越しを抱えて予算の執行をしていると。現年度の予算がまた次の年に繰り越しになっていくという状況等を今担当課、あるいは部局のほうとして、あるいは市のほうとしてどういう形で対応、対策というものを考えておられるのかどうかについてお尋ねいたします。
〇議長(瀬川健則君) 税務課長。
〇税務課長 遠藤俊彦君 入湯税の関係についてお答えをいたします。
入湯税に関しまして、今回の減額補正、500万ほどさせていただいた中身でございますが、これは9.16の台風18号の被害と、あとは給湯管の破損等において入湯できなかった部分の中で、その状況が続いた状況の中で、1月末現在で入湯税の入ってきている金額の減額が228万ほどありました。そのことから、引き続き入湯税の申告、申告納税でございますので、推移を見ていたわけなのですが、歳入欠陥することもできないだろうということの中で、前年度の当初予算並みの予算に減額させていただいたものでございます。ただ、これはあくまでも500万の減額でございますけれども、今の状況は500万までは減額しなくてもいい状況とはなっております。
以上でございます。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 お答えいたします。
小笠原議員さんのほうから入湯税のこういう減額の状況を観光所管課としてどのように見ているかというようなお尋ねかと思います。一般質問で古川議員さんからのご質問にもございまして、一部お答え申し上げておりますが、平成25年の状況を申し上げますと、5月のゴールデンウイークにはアスピーテラインが降雪のため4日間通行どめになりましたということから、若干減少が生じました。その後回復いたしておりましたが、9月、10月と、相次ぐ台風禍に見舞われまして、ただいま税務課長がお答え申し上げましたように、八幡平温泉郷を中心に引湯管、あるいは松川温泉さんの被害ということで、その分が減少してございます。ただ、統計的に見ますと、一方では数値としては上がってきてございます。これは、古川議員さんのときにもお答えいたしましたが、大規模施設のほうが料金の割引等を行って回転率を上げていると。したがいまして、古川議員さんのご質問にもございましたように、小規模のほうにしわ寄せがいっているのではないかというようなお話もございまして、それはそのとおりであるというふうにお答え申し上げたところでございます。
今後につきましては、やはり引湯管が生命線であるということから、分散型インフラのプロジェクト等で検討しておりますが、早急に結論を出して恒久的な供給体制、安定的な供給体制を目指していかなければならないということと同時に、観光振興策を26年予算でお願いするわけですが、インバウンド、スポーツ合宿、教育旅行等を振興しながら滞在型観光振興計画の実施に努めてまいりたいと、かように思っております。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 建設課長。
〇建設課長 遠藤明広君 お答えいたします。
繰り越しの関係でございますけれども、まず工事に関する災害の繰り越し事業といいますのは、建設課以外にも農政課の農地災害がございます。箇所数も100カ所を超える工事箇所の現場管理というのは、こちらのほうに依頼が来ることになっておりますし、あと建設課といたしましては、凍上災害ではもう既に発注済みの18カ所と、3カ所のこれからの発注予定がございます。さらには、雨による災害が38カ所となっておりまして、こういった実情を踏まえまして、平成26年度の改良工事予定箇所については若干絞り込みを行っているというような状況でございます。こういった工事を、約160カ所ほどあるのですけれども、これを現在技術職員3人で分担しているという状況でございますけれども、この事務の手続の軽減を図るため、工事の発注件数を減らすために合冊すること、あるいは工事の重点管理を委託することなどに取り組んでまいりたいと考えておりますし、このほかに技術職員の過労防止にもやっぱり努めてまいらなければならないなということでございますし、健康管理に十分気を配ってコミュニケーションをしっかりとりながら取り組んでまいりたいなというふうに考えております。
なお、市道等の整備事業につきましては発注済みのものもございますし、未発注のものにつきましては2件程度のものでございますので、これらをしっかり管理していきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 15番、小笠原壽男君。
〇議員 小笠原壽男君 入湯税のことでございますが、お客さんは戻っているのだと言う割に補正予算では500万のマイナスがあったというところから、どういう内容かということで質問させていただいたわけでございます。単純に500万もの、そうならないのだという答えでしたので、それはそれで結構だと思いますが、500万というのは入湯税ベースで考えますと、やっぱり何万人という数が減るということはゆゆしき事態だなという感じからの質問といたしました。大雨の関係とか、非常に雪が多かったとか、さまざまな要件、自然を相手にした仕事ですので、それぞれの入浴施設等は大変な思いをしているのかもしれませんが、滞在型の観光振興をもっと推進していくという意味で、もっときめ細やかな対応が必要なのではないかということを申し添えておきたいと思います。
それから、繰越明許のことでございますが、市長は施政方針の中で繰越明許が多かった理由として入札不調が多かったのだと、こういうお話をされておりました。私は、さっき課長がお話ししたような感じで、職員の負担というのをもっと考慮に入れて事業の計画を組まないと、毎年繰越明許費が常態化しているというように見受けられるわけです。過去3年、4年ぐらいの資料があるわけですけれども、それを見ますと細かいとか、たくさんの物件を抱えている土木の関係というのは、金額の多少よりも仕事の件数とかそういうものが非常に負担となっているのではないかという思いがありました。そこで、私たちは市民の要望といいますか、道路改良等の要望というのはたくさん受けているし、市も当然受けていると思います。しかし、いろいろ仕事が詰まっていきますと、なかなかそういう要望に応えることができにくくなっていくのではないかという思いをいたしております。この間全協で説明ありましたけれども、行政改革プランでしたか、その関係で職員の数がどんどん減っているという状況で、減らさなければ財政的に大変だと言いつつ、しかし毎年の予算はどんどんふえているというように私には見えます。結局それらのしわ寄せというのは職員の人たちにかかっていくのではないかなと単純に思うわけですけれども、特にも住民に直結するような道路改良とか、あるいは橋梁の問題、災害復旧の問題といったようなことが、結局住民の立場からしてもなかなか要望を実現していただくのが難しくなっていくと、あるいは……
〇議長(瀬川健則君) 簡潔にお願いします。
〇議員 小笠原壽男君 失礼しました。そういう住民サービスの部分に最後はかかってくるのではないかというような思いからの質問であります。もう少しこれからの対応というか、繰越明許が減ると、現年の予算の中でやっていくということが一番いいのではないかという思いがしますけれども、その辺のことについての見解があれば伺いたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 副市長。
〇副市長 岡田 久君 繰越明許のことでございますが、議員おっしゃるとおりだと思います。過去に災害の関係で、合併直後だったと記憶してございますが、災害が入って、結局その年度の事業を減じないまま、雪だるま式に工事、事業を進めてまいりまして、やはり過労の問題が出てまいりました。当時実施計画を進める上で、毎年ローリングを行っていますが、このままの状態で続くと職員が本当に過労死してしまうということで、ある程度何年かに区切って、もう少し事業を整理しましょうということで進めてきて、やっとある程度繰り越しが少なくなってくると見込んだものの、本年度につきましては災害関連で、先ほど建設課長が申し上げましたとおり一気に事業がふえた関係でしわ寄せが来ているというふうな実情でございます。ただ、来年度の予算をすぐに減額するかと申しましても、社会資本総合整備交付金の枠の中でやっておりまして、それをある程度計画的に調整していかないとできないものですから、これについてはまた次年度の総合計画の毎年度の見直しの中で、やはり負担にならないように事業をある程度整理していかなければならないだろうというふうに考えてございます。
それから、職員につきましては、確かに技術職員が昇格等に伴いまして事務のほうに現在進んでおる職員もふえてきて、現場の技師、土木技師が、そういう影響で業務量がふえているという実態がございます。これにつきましては、職員の定員適正化計画があるわけなのですけれども、いずれ事業量を見、職員の枠組みの中で適時技術職員の採用等については考えておるところでございます。よろしくお願いします。
〇議長(瀬川健則君) 8番、古川津好君。
〇議員 古川津好君 40ページの内容について伺います。
19節の負担金補助及び交付金のところのユースホステルの解体負担金と、もう一つ飛んで、下の中小企業災害復旧緊急支援事業費補助金、こちらの中身というか、内容についてお伺いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 40ページの中小企業災害復旧緊急支援事業費補助金の関係でよろしいですか。それでは、お答えいたします。
こちらにつきましては、去る11月の臨時議会において、松川の温泉関係の被害に対する支援補助金として措置させていただいたときが3,425万円でございました。その後、各被害受けた方々から見積もりの確定がございました。そうした中で、予算額よりも膨らんだというところでございまして、これにつきましては県のほうと協議させていただいておりまして、県のほうからも追加措置をいただくと。ただ、実際には現場が、先ほど来積雪のことは予定しているのだろうというふうにはおっしゃられるのですが、実際各中小企業者さん、なかなか取り次いでいるのですが、はかどらないということから繰り越しさせていただくと、予算措置した後に繰り越しさせていただくという形になるものでございます。
ユースホステルの解体負担金でございます。こちらのほうは、県のほうで事業実施いたすものでございますが、自然保護課との協議の中で、今年度解体工事にはまだ着工できないということから、入札まで今年度やるというような予定だというふうにお伺いしております。その際に単価入れかえ等ございまして、負担金がふえるというふうにお伺いしておるところから、今回の補正に措置させていただきたいとお願いを申し上げるものでございます。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 8番、古川津好君。
〇議員 古川津好君 ユースホステルのことでもう一つ確認しておきたいのですが、1週間ほど前に行きましたらまだちゃんと建っていますから、来年というか、雪が消えてからやるのでしょうけれども、ことしやる予定だったように記憶しています。この先、お金も予算もついているわけですからやるのでしょうけれども、県との話し合いの中で来年度、4月以降いつごろ工事にかかって終わる予定なのか、その辺のところについてわかっていれば、そこのところをお伺いしたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 お答えいたします。
工期ということでございますが、現在のところ伺っておりますのは9月いっぱいというふうなことでお伺いをしております。その後につきましては、現地の撤去状況、確認等を経て完了となるわけでございますが、市といたしますれば、その後にさらに国有林に返すという手続に入るもので、できれば雪が降る前にこれをやりたいところですが、森林管理署のほうの現地確認の結果、さらに追加等あれば先にこれは延びるというふうなところで、まだまだはっきりと来年度終わると申し上げるには、まだちょっと時期がかかるかなというふうに思っております。
〇議長(瀬川健則君) 8番、古川津好君。
〇議員 古川津好君 最終的な事務手続は別として、建物は9月末には消えるというふうに確認してよろしいでしょうか。
〇議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
〇商工観光課長 小山田 巧君 石垣等が組まれてございまして、そこまで解体するのか、あるいは現地保全のために、状況によっては森林管理署のほうでそのまま残置してもよろしいよということになる場合もございます。それによって変わってくるかなというふうに思ってございますが、本体工事としましては9月末ぐらいには終わるというふうにお聞きしております。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 まず、7ページですか、先ほどの関連になると思うのですけれども、都市計の駅前線の整備事業なのですけれども、課長答弁で補償金額折り合いつかないと、あとは土地移動に関しても全員了解なのか、ほぼというふうな、頭にその言葉がつくので、全員了解ではないと思います。人数とかそういうのは、ちょっとできないという話に関しては、個人情報保護法の話を持ってくるのでしょうけれども、やっぱり議会人としてそういうふうな中身、ちょっと説明していただかないと、審議に対して支障を生じるような気がします。補償金額というふうに言いましたけれども、市側の提示額と地権者のほうの金額とのギャップというのはどれぐらいあるのか、もしそれがわかるのであればお願いしたいと思います。
それと、37ページ、畜産業費ですか、牧野看視人の賃金か何かというところ、これ関連なのですけれども、去年の秋口でしたか、産業建設委員会でちょっと研修か視察の帰りに寺田の牧野のほうの道路を走っていたら、たくさんの短角が道路をぞろぞろ、ぞろぞろ歩いていたのですけれども、電話していろいろ連絡はしたのですけれども、その後のことに関してはちょっと詳細把握していないので、どういう内容だったのか教えていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 建設課長。
〇建設課長 遠藤明広君 お答えいたします。
土地の移動の関係についての同意状況というお話でございました。土地の移動に関しましては、まず全員の方から了解はいただいたところでありますけれども、仮同意をいただかないと、それが次のステップに進まないことから、ほぼという表現を使わせていただきました。
また、補償の金額につきましては個人の金額にもなりますので、これについては割愛をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(瀬川健則君) 農政課長。
〇農政課長 藤原一彦君 牧野看視人のお話のようですけれども、聞いている話というか、関沢山の管理している田代平の牧野についてのお話ですが、関係人から聞いたところによると、県道を整備するときに牧柵も一緒に整備した模様です。ただ、年数がたっていまして、その部分というか、牧柵が劣化して、それから山に入る人がいまして、いわゆる手でこじ開けた部分から短角の牛が出たという話も伺っています。それについては、ぜひ市に対して県道管理者である土木センターに要望したいというお話は伺ってございます。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 情報とかさまざま出せないというふうな話ですけれども、土地移動に関しては全員了解だと。ただ、仮同意のステップに行けないというふうな話ですけれども、それは補償金額に対しても数名の方が一応同意していないというふうな形なので、工事というのはスムーズには進まないとは思うのですけれども、全協で駅前のロータリーの話があって、それに対して何人かの方が質問されて、地域の皆さんの要望、希望というのは、とにかく一日でも早くロータリーだけでもつくってほしいと。ただ、やっぱり駅前線に絡んでの話ということの答弁だったように記憶していますけれども、そっちのロータリーのほうにもかなり工事がおくれるということになると影響が出てくると思うのです。だから、仮にいろいろこれからお話ししながら、いつぐらいをめどに考えているのか。一日でも早いというふうな形が望ましいとは思いますけれども、市側としてはどういうふうなお考えなのか。
それと、短角の件なのですけれども、看視人の数が足りないとか、そういう形であれば見直ししなければいけないと思いますし、たまたま夕方だったので、そういうふうに連絡もしてあれしたのですけれども、事なきを得たとは思うのですけれども、子牛なんかは川に入って死亡することもありますので、牛の場合は。牧柵が破れたとか、そういうものに関しても、やっぱり看視するのが当然看視人の仕事だと思います。種つけ業務とかさまざまそういうのも仕事でしょうけれども、それに対して看視している側のほうではどういった要望とかあったのかないのか、これから農政課としてはどういうふうなお考えなのかお尋ねします。
〇議長(瀬川健則君) 建設課長。
〇建設課長 遠藤明広君 お答えいたします。
土地の移動の関係、再配置につきましては、先ほど全員の方からまず了解はいただいているというようなお話で、これにつきましては25年度内に仮同意までこぎつけたいなというふうに考えておるものでございます。
それから、ロータリーの部分につきましては、事業は別になるわけですけれども、この分につきましては2名の方から契約については終了しておりますので、これを今年度さらに、繰り越しになる部分もありますけれども、数名の方から土地をいただき、順次工事に着工して、平成29年度には完成したいなという見通しでロータリーのほうは進めておるものでございます。
以上でございます。
〇議長(瀬川健則君) 農政課長。
〇農政課長 藤原一彦君 お答えします。
先ほどの道路管理者がつくった牧柵から牛が出てきたという話でございますけれども、これについては民間牧野でございます。関沢山牧野組合からそういう話がございまして、道路を築造するときに設けられたものですので、もう大分年数がたっているというお話でした。それについては、県の土木センターにつないで要望してまいりたいと思います。
それから、市営牧野の部分の七時雨牧野については、牧柵から県道へ出ているというお話はちょっと聞いてございません。
〇議長(瀬川健則君) 5番、渡邊正君。
〇議員 渡邊 正君 市営であれ民営であれ、やっぱり牧柵に関しても牧野の管理というか、いろんな業務とか、そういうものは県の補助事業とかたくさん、国も含めてあると思いますので、市のほうにいろんな要望があるのであれば、やっぱりそういう形でお願いしたいと思います。放牧する場合は子牛とるのが仕事なので、せっかく生まれた子供も事故で死んでしまったりすると、1年間棒に振ってしまう部分もありますので、そういう形でぜひいろいろ連絡を密にしながらお願いしたいと思います。
それと、あともう一個、駅前線のほうのロータリーの、ロータリーは別事業で、それはわかりますけれども、29年という話も全協のときにそういうお話しいただいたのですけれども、皆さんの地元の要望というのは、半年でも1年でもとにかく早くお願いしたいなというふうな話なのです。当然建設課なり担当の方たちは、そういうふうに多分聞いていると思いますけれども、25年度中にできて、段階を踏んで、当然駅前線つくるのはそのとおりだと思うのです。ただ、どうしても同意いただけないというふうな話になって、ロータリーが29年にできないとかというふうな、仮にそういうふうな話になったときというのはどういうふうな、土地収用法とかさまざま言っていますけれども、そういうことまで踏み切るのか。風の便りでは、そういうふうな話も地権者の人が担当というか、市役所のほうから聞いていると、言われているというふうな話も何かしている人がいましたけれども、強制執行的な中身を話ししながら、ちらつかせながら、そういう地権者に対して補償も含めていろいろ話をしているとは僕は思わないのですけれども、その辺の中身に対しての見解というかあれば、あとお願いしたいと思います。
〇議長(瀬川健則君) 建設部長。
〇建設部長 工藤孝栄君 お答えします。
後段の駅前の絡みの分でございますが、いずれ駅西側ロータリーにつきましては、先ほど課長が言いました地権者2名の契約が済んでございます。1件につきましては、既に建物等を取り壊ししてございます。もう一件の方は、最近契約をいたしました。あそこの駅のロータリーにつきましては、一回に工事ができません。半分用地買ったところについて一旦ロータリーをつくりまして、そしてもう片方については、そっちができた暁に片方のほうをやるというふうな形でのロータリーというふうな形になります。
それから、地権者の方で、では土地収用法まできちっとやるのかという話でございますが、当方としては地道に交渉して、円滑に交渉しまして、何とか取得をして計画している年度までに完成をしたいと思ってございます。
それから、この部分で、ロータリーの部分と駅前部分の方で土地がダブる方がいます。一部道路にかかります。一部都市計の沿道街路整備という事業であるのですが、それらの方については沿道整備街路事業のほうで事業をしても、駅のロータリーそのものには特段支障を来さないような分でございますので、すみ分けて交渉をしたいなと思ってございます。
〇議長(瀬川健則君) 1件は要望でいいですか。
(「何かあれば」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 牧柵のほう。
農政課長。
〇農政課長 藤原一彦君 お答えします。
ことし春の雪解け後の山上げまでに、ぜひ県の土木センターに牧柵等の要望について早目につなぎたいと、そう思います。
〇議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第23号を採決します。
議案第23号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(瀬川健則君) 起立多数です。
よって、議案第23号 平成25年度八幡平市一般会計補正予算(第7号)は原案のとおり可決されました。
ここで40分まで休憩いたします。
(16時29分)
☆
休 憩
再 開
☆
〇議長(瀬川健則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(16時40分)
☆
会議時間の延長
☆
〇議長(瀬川健則君) ここで本日の会議時間ですが、議事日程の都合により5時を過ぎた場合、あらかじめ延長したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 異議がないようですので、5時過ぎてからも延長いたします。
☆
議案第26号 八幡平市平舘ふれあい広場テニスコート及び八幡平市西根相
撲練習場に係る指定管理者の指定について
☆
〇議長(瀬川健則君) それでは次に、日程第19、議案第26号 八幡平市平舘ふれあい広場テニスコート及び八幡平市西根相撲練習場に係る指定管理者の指定についてを議題といたします。
ここで地方自治法第117条の規定によって、田村孝君、田中榮司夫君、松浦博幸君の退場を求めます。
(議員 田村 孝君退場)
(議員 田中榮司夫君退場)
(議員 松浦博幸君退場)
〇議長(瀬川健則君) それでは、これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第26号を採決いたします。
議案第26号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第26号 八幡平市平舘ふれあい広場テニスコート及び八幡平市西根相撲練習場に係る指定管理者の指定については原案のとおり可決されました。
ここで田村孝君、田中榮司夫君、松浦博幸君の入場を許します。
(議員 田村 孝君入場)
(議員 田中榮司夫君入場)
(議員 松浦博幸君入場)
☆
議案第27号 平成25年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補
正予算(第3号)
☆
〇議長(瀬川健則君) それでは次に、日程第20、議案第27号 平成25年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 7ページのその他一般会計繰入金、三角の8,000万についてです。一般質問でもその試算、引き上げ時の試算に対してどうなのかということで伺ったわけですが、数字の問題でなかなかぴんとこないところがあります。
それで、まず1点目伺いたいのは、24年度決算、県内の各市を見ますと、当市の黒字会計が突出しているわけです、金額が。つまり条件はみんな同じです。なかなか先が見えない国保会計の運営というのは、それは条件みんな同じです。しかしながら、23年度の3月に提案してきた引き上げのときの試算が、24年度の1カ月後の決算で大幅にまた食い違うと。それが今度24年度にもまた大幅に食い違うと、こういう事態だということ、県内の状況を見ても八幡平市は黒字会計が突出していると、そういうこと自体が理解されているのかどうかということをまず担当課からこれは伺いたいと。
そういう立場に立って、税率の引き上げも行った、そして一般会計からの繰り入れも行った、そういうことなわけですが、そういうことをやったこと自体がそういう結果になって、そして今回例えば8,000万一般会計に戻すと。そういう時点で、あの税率の引き上げが果たして正しい、やっぱりそういう政策だったのか。繰り入れを前提にしていることは百も承知で話をしています。その辺についても伺いたいのです。
3つ目としては、今回繰越金2億3,000万、予算上に計上しました。これで、今25年度の3月ですけれども、25年度の決算がどのように推移していくのか、どのように見ているのか、その辺についても伺いたいと。
〇議長(瀬川健則君) 市民課長。
〇市民課長 小林清功君 お答えいたします。
最初に、23年度の黒字の関係で、当初見込んだ税率改正をするときの見込みと大幅に違うというような1つ目の質問ですけれども、23年度の決算と予算の食い違いの大きなところは、国県支出金の財政調整交付金が当初よりも3,300万ほどの増額になって交付をされたと。あとは、国の療養給付費の負担金が全国の医療費の伸び率に対して調整されておりますが、その分が過大に交付されたと、この分が5,100万あります。これは、次年度においての返還金になるものであります。
あとは、その他の収入のところの高額医療共同事業の交付金が当初より1,800万の増、あとは保険財政の共同安定化事業が760万ほどということで、当初の見込みよりも国の交付金が増になった等々の内容で繰越金が大幅にできたというような内容が23年度の分になります。24年度については、一般質問のご質問にありましたように、大きくは国の財政調整交付金、東日本大震災に係る部分の増額が当初見ておらなかった部分、当初まだ決まっておらなかった部分が交付になりましたことから、大幅な食い違いの増額を見ているところの内容になります。
あとは、25年度の今回の補正の関係で、一般会計繰入金、法定外の繰入金が8,000万円減額をするということの内容になりますが、25年度当初予算措置では歳入不足見込み額として1億2,000万計上しておりましたが、前年度繰越金が大幅に出たことにより財源の確保ができましたことから、法定外の繰り入れの調整をさせていただいたものであります。
3点目が、2億3,000万の繰り越しがありますけれども、3月決算、25年度の国保の決算をどのように見ているかということですが、現在のところは例年ぐらいというふうに見ておりましたが、ここのところで若干の医療費の増加の原因が現在入ってきましたので、例年よりは増加するというふうに今のところは見ております。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 それは、前回の議会からも繰り返し聞いています。わかります。想定外の交付金が入ってきたと、それから災害に関するそういう特別交付金も入ってきたと。これは、もう繰り返し聞いているのです。聞いているけれども、私言いたいのは、これは県内各市全部条件は同じです。どうして当市だけが突出して黒字会計になってしまうのかと、そこを聞いているわけです。つまりそれは、私が思うのは、24年度から引き上げた際の試算がかなり見通しがずれたと、現実と違って。だから、そういう結果になったのではないですかと言っているのです。当市だけが余計交付金をもらっているのではないのです。よその自治体だってもらっていますから、それなりに。だから、そこをどのように、その当初の引き上げ時の示した試算をどのように思っているかというのを、事務を預かっている担当課としてそこをどう思われているかというのを伺いたかったのです。そこが非常に大事なことだと思うのです。今回例えば基金積み立て1億3,000万です。これは、たしか12月も5,000万ほどしていますよね、基金。2年間で1億8,000万も基金に積み立てたのです。つまり1億円引き上げて、24年と25年で税率を引き上げた金額に近い金額を基金に積み立てたと、こういう結果なのです。だから、私は最初の試算、その当時は小林課長は担当課長ではなかったけれども、しかし担当課としてはそこはきちっと責任持って、その試算についてどうだったかというのは判断しなければいけないと思いますけれども、また繰り返しになりますが、伺います。
〇議長(瀬川健則君) 市民課長。
〇市民課長 小林清功君 お答えいたします。
先ほどの質問に答えておらないということで、大変失礼をしました。決算額、24年度決算剰余金が2億7,300万円ということで、一般質問の際にお答えをしております。これは、県内どこの市町村にも交付されるという内容の金額ではなく、東日本大震災に伴います財政状況の悪化をした市町村というのは、震災前の平成22年度と比較し、3%以上の医療費が増加した市町村に対して特別事情によって交付されたと、この分が1億3,000万ということで、どの程度の市町村が交付されているかは現状では把握しておりませんが、当市は1億3,000万の交付を受けたということになります。
あと繰越金の関係ですが、今年度も剰余金が大幅に出たということで基金の積み立てをしましたが、積み立ての内容としては給付費の1カ月分に相当する1億5,000万ほどを常に基金として積んで、給付費の緊急的な支出に応えるように基金を考えて、その金額を設定したものとしております。
以上です。
〇議長(瀬川健則君) 14番、橋悦郎君。
〇議員 橋悦郎君 まず、その基金の問題ですけれども、引き上げするとき基金を積み立てますなんて試算していないでしょう、全然。余ってしまったから、今基金を積み立てているのでしょう。だから、この試算、見積もりがおかしいのではないですかというのを言っているのです、私は。これがおかしいということになると、その引き上げの問題もやっぱり考えなければいけないのではないですかということです。そういうことを私は言っているのです。これは全然答弁……部長は当時から部長ですので、わかっていらっしゃると思いますけれども、やっぱり甘かったのではないですかと、このことを私聞いているのですが、いかがですか。
〇議長(瀬川健則君) 市民福祉部長。
〇市民福祉部長 大森光洋君 お答えします。
この試算が出た当時につきましては、私は部長職ではございませんで、担当課でもございませんでしたので、大変失礼な答弁になりますが、この試算の内容については当時は存じておりませんでした。
それで、今この試算との食い違いについて質問されておるわけでございますが、23年度において繰り越しが出ないだろうという想定の部分で5,000万円の繰り越しが出ております。そして、23年度において、さらにこれに一般会計から2億円の繰り入れを行い、それに加えて東日本大震災の交付金があったということで、1億6,000万の23年度から24年度に繰り越した繰越金につきましては、2,000万円ほど実質収支としては減額になっているというような年度の繰り越しの状況でございます。
それで、見通しが甘かったのではないかということでございますが、見通しについては精査をしておりますが、内容の項目におきまして1億数千万円前後の誤差が生じる項目もありましたので、このような結果となりました。会計の運営につきましては、先ほど課長が言いましたように、ある程度の基金支払いに支障がないように運営をしてまいりたいということでございますので、一定額、課長からは1億5,000万という答弁がありましたが、ある程度の基金も保有しながら運営してまいりたいというふうに考えております。
〇議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第27号を採決します。
議案第27号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(瀬川健則君) 起立多数です。
よって、議案第27号 平成25年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
☆
議案第28号 平成25年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)
補正予算(第2号)
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第21、議案第28号 平成25年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第2号)を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第28号を採決します。
議案第28号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第28号 平成25年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。
☆
議案第29号 平成25年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予
算(第3号)
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第22、議案第29号 平成25年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第29号を採決します。
議案第29号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立多数)
〇議長(瀬川健則君) 起立多数です。
よって、議案第29号 平成25年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
☆
議案第30号 平成25年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第
4号)
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第23、議案第30号 平成25年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第30号を採決します。
議案第30号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第30号 平成25年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。
☆
議案第31号 平成25年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算
(第4号)
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第24、議案第31号 平成25年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第31号を採決します。
議案第31号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第31号 平成25年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。
☆
議案第32号 平成25年度八幡平市浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第25、議案第32号 平成25年度八幡平市浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第32号を採決します。
議案第32号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第32号 平成25年度八幡平市浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。
☆
議案第33号 平成25年度八幡平市水道事業会計補正予算(第5号)
☆
〇議長(瀬川健則君) 次に、日程第26、議案第33号 平成25年度八幡平市水道事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
次に、討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
〇議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
これから議案第33号を採決します。
議案第33号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
〇議長(瀬川健則君) 起立全員です。
よって、議案第33号 平成25年度八幡平市水道事業会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決されました。
☆
散 会
☆
〇議長(瀬川健則君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
これをもって会議を閉じ、散会といたします。
(17時06分)