平成２５年八幡平市議会第１回臨時会
議事日程（第１号）
平成２５年４月３０日（火）
日程第 １ 会議録署名議員の指名
日程第 ２ 会期の決定
日程第 ３ 諸般の報告
日程第 ４ 議案第１号 八幡平市税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めるこ
とについて
日程第 ５ 議案第２号 平成24年度八幡平市一般会計補正予算（第11号）の専決処分に関し承認
を求めることについて
日程第 ６ 議案第３号 平成25年度八幡平市一般会計補正予算（第１号）
出 席 議 員（２４名）
１番 立 花 安 文 君 ２番 大 森 力 男 君
３番 渡 辺 義 光 君 ４番 工 藤 剛 君
５番 渡 邊 正 君 ６番 髙 橋 喜 代 春 君
７番 遠 藤 公 雄 君 ８番 古 川 津 好 君
９番 小 野 寺 昭 一 君 １０番 田 村 孝 君
１１番 田 中 榮 司 夫 君 １２番 髙 橋 守 君
１３番 伊 藤 一 彦 君 １４番 髙 橋 悦 郎 君
１５番 小 笠 原 壽 男 君 １６番 関 善 次 郎 君
１７番 三 浦 侃 君 １８番 松 浦 博 幸 君
１９番 大 和 田 順 一 君 ２０番 髙 橋 光 幸 君
２１番 米 田 定 男 君 ２２番 北 口 和 男 君
２３番 工 藤 直 道 君 ２４番 瀬 川 健 則 君
欠 席 議 員（なし）
説明のために出席した者
市 長 田 村 正 彦 君
副 市 長 岡 田 久 君
教 育 長 遠 藤 健 悦 君
企 画 総 務 部 長 小 野 寺 浩 君
市 民 福 祉 部 長 大 森 光 洋 君
産 業 部 長 高 橋 正 明 君
建 設 部 長 工 藤 孝 栄 君
教 育 次 長 高 橋 一 夫 君
松 尾 総 合 支 所 長 高 橋 初 君
安 代 総 合 支 所 長 藤 森 恵 君
会 計 管 理 者 山 本 正 信 君
企 画 総務部市長公室長 香 川 豊 君
企 画 総 務 部総務課長 松 尾 亮 君
企画総務部地域振興課長 工 藤 健 君
企 画 総 務 部税務課長 遠 藤 俊 彦 君
市 民 福 祉 部市民課長 小 林 清 功 君
市民福祉部地域福祉課長 松 浦 淳 二 君
市民福祉部健康福祉課長 藤 田 濱 子 君
産 業 部 商 工観光課長 小 山 田 巧 君
建 設 部 建 設 課 長 遠 藤 明 広 君
建 設 部 上 下水道課長 佐 藤 文 城 君
学 校 教 育 課 長 工 藤 加 寿 子 君
生 涯 学 習 課 長 小 山 田 克 則 君
事務局出席者
事務局長 高 橋 敏 彦
議事係長 佐 々 木 由 理 香
☆
開 会
☆
〇議長（瀬川健則君） それでは、ただいまから平成25年八幡平市議会第１回臨時会を開会いたします。
ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
☆
開 議
☆
〇議長（瀬川健則君） これから本日の会議を開きます。
（１０時０７分）
☆
会議録署名議員の指名
☆
〇議長（瀬川健則君） 日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって
17番 三 浦 侃 君
18番 松 浦 博 幸 君
19番 大和田 順 一 君
を指名いたします。
☆
会 期 の 決 定
☆
〇議長（瀬川健則君） 次に、日程第２、会期の決定を議題といたします。
本臨時会の議事運営につきましては、４月26日、議会運営委員会が開かれ、その協議結果について議会運営委員長から、会期は本日１日間とする旨報告を受けております。
お諮りいたします。本臨時会の会期は、議会運営委員会の協議結果のとおり、本日１日間としたいと思いますが、ご異議ありませんか。
（「異議なし」の声あり）
〇議長（瀬川健則君） 異議なしと認めます。
よって、本臨時会の会期は本日１日間とすることに決定いたしました。
なお、本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。
☆
諸 般 の 報 告
☆
〇議長（瀬川健則君） 次に、日程第３、諸般の報告を行います。
議会活動報告、例月現金出納検査の実施報告は、配付をもって報告といたします。
次に、行政報告を行います。
市長。
（市長 田村正彦君登壇）
〇市長 田村正彦君 平成25年八幡平市議会第１回臨時会の開催に当たりまして、平成25年２月21日開催の平成25年八幡平市議会第１回定例会以降の市政の主な動きについてご報告を申し上げます。
（会議結果報告書に添付の行政報告書を朗読のため記載省略）
以上で行政報告を終わります。
（市長 田村正彦君降壇）
〇議長（瀬川健則君） 以上で諸般の報告を終わります。
ここでお諮りいたします。本日の会議に付する事件は、会議規則第37条第３項及び議会運営に係る申し合わせ事項73により委員会付託を省略し、審議したいと思いますが、ご異議ありませんか。
（「異議なし」の声あり）
〇議長（瀬川健則君） 異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。
☆
議案第１号 八幡平市税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を
求めることについて
☆
議案第２号 平成２４年度八幡平市一般会計補正予算（第１１号）の専決処
分に関し承認を求めることについて
☆
議案第３号 平成２５年度八幡平市一般会計補正予算（第１号）
☆
〇議長（瀬川健則君） 次に、日程第４、議案第１号 八幡平市税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてから日程第６、議案第３号 平成25年度八幡平市一般会計補正予算（第１号）までを一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長。
（副市長 岡田 久君登壇）
〇副市長 岡田 久君 ただいま議長さんから上程いただきました議案３件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
（会議結果報告書に添付の議案書を朗読のため記載省略）
以上でございます。
（副市長 岡田 久君降壇）
〇議長（瀬川健則君） 提案理由の説明が終わりました。
次に、内容の説明を求めます。
企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 それでは、議案第１号からご説明申し上げます。
（会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略）
以上で第１号議案の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
次に、第２号議案 平成24年度八幡平市一般会計補正予算（第11号）の専決処分についてご説明を申し上げます。
（会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略）
以上で議案第２号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
次に、引き続きまして議案第３号 平成25年度八幡平市一般会計補正予算（第１号）につきましてご説明申し上げます。
（会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略）
以上で説明を終わります。よろしくお願いを申し上げたいと思います。
〇議長（瀬川健則君） 内容の説明が終わりました。
これから質疑を行います。議案第１号について質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇議長（瀬川健則君） 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇議長（瀬川健則君） 討論なしと認めます。
これから議案第１号を採決します。
議案第１号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
（起立全員）
〇議長（瀬川健則君） 起立全員です。
よって、議案第１号 八幡平市税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについては原案のとおり可決されました。
次に、議案第２号について質疑を行います。質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇議長（瀬川健則君） 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇議長（瀬川健則君） 討論なしと認めます。
これから議案第２号を採決します。
議案第２号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
（起立全員）
〇議長（瀬川健則君） 起立全員です。
よって、議案第２号 平成24年度八幡平市一般会計補正予算（第11号）の専決処分に関し承認を求めることについては原案のとおり可決されました。
次に、議案第３号について質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、松浦博幸君。
〇議員 松浦博幸君 先ほど説明があったわけですけれども、この４款の衛生費について、処分場のということですけれども、もう少し何か詳しい説明がありませんですか。
〇議長（瀬川健則君） 市民福祉部長。
〇市民福祉部長 大森光洋君 お答えいたします。
最終処分場の使用に当たりまして、放射能汚染物質を入れるということに対しまして、国のほうからガイドラインが示されておりましたので、その対応を行うというものでございます。東日本大震災の原子力発電所の事故による放出された放射能、若干県内でも観測されておるわけですが、これが焼却施設によって焼却することによりまして、放射能の濃縮等が起こるわけですが、このように濃縮されました放射能について、適切に管理するために最終処分場の新処分場につきまして、現在50センチ覆土をしておりますが、さらに50センチの覆土をするようにガイドラインにより指導されましたので、今回50センチ土壌を敷きならしする予算をお願いするものでございます。
〇議長（瀬川健則君） 18番、松浦博幸君。
〇議員 松浦博幸君 放射能に汚染されたものだよということですよね。現物は、どこから入るものですか。そして、いつそういうことが決定になって、そのことはこの議会にも今初めてでしょうということを聞きたいのですけれども。
〇議長（瀬川健則君） 市民福祉部長。
〇市民福祉部長 大森光洋君 まず、議会のほうへのご報告につきましては、市のほうでも処分場の使用にこのような制限があるということの認識が若干遅かった部分がございました。昨年の11月30日に新最終処分場が完成したわけですが、完成に当たりまして11月16日に県のほうに供用開始に当たっての協議を行ったところ、放射能による汚染物質の搬入がされると、そういう最終処分場については国のガイドラインが示されているので、それを守ってくださいという指導がありました。その結果、このようにするものでございます。
なお、処分場に持ち込まれる廃棄物につきましては、市の清掃センターにおきまして焼却されました焼却灰が入ります。清掃センターの焼却灰につきましては、平成23年８月、９月に市の一般ごみの焼却灰の放射性物質の濃度を測定しております。その結果、８月のほうは、セシウムの134、137、合計で320ベクレル検出されました。これに対しまして、その後放射性稲わらを10％混入して試験焼却等を行いましたが、その10％混入時には最大750ベクレル検出されております。その後、平成24年３月から久慈市の可燃物の震災廃棄物を受け入れいたしまして、20％混入をして焼却しております。この際にも検出されましたのは、最高320ベクレルが２回でございますが、この程度であれば市の一般ごみを焼却したときと同じレベルでございました。それから、平成24年12月から３月まで、さらに久慈市の震災廃棄物に加えまして乾牧草、これは農政課のほうで県の補助事業で行った乾牧草を10％まぜて焼却して、この結果最高値が620ベクレル、最低値が169ベクレルというような状況の放射能汚染の濃度というものでございます。これらのものを今後埋め立てしましたほかに、市の一般廃棄物も最高で320ベクレルぐらい出ていますので、ずっと埋め立て管理をしていくということになります。
以上です。
〇議長（瀬川健則君） 18番、松浦博幸君。
〇議員 松浦博幸君 いや、お話を聞くと、もう震災が始まって、そしてここに焼却を受けたときからそういうようなことがあったということでありますけれども、そのことを今まで我々は焼却は知っていました。焼却灰の処理ということまでは、余り気がつかないでいたのか、気がついておっても皆さんに何も発言しなかったのかと思うのですけれども、そのときでもそういうような状態であったと。そして、国のガイドラインがもう示されておったよと。その事態では、もうここに何か報告があってもよかったのかなと思うのです。今始まったことではないと思うのです。その辺が何か怠慢であったのかということを指摘したいのですけれども、それはそれとして今そういうことを話ししたって、もう終わったことだと言われるのだろうけれども、今後出るものに対しては危険性はないのかと。覆土していくといいのかという気もするのですけれども、その辺の対応ということはやはり国のガイドラインが出されて、もう大丈夫だということで引き受けるということなのでしょうかということを聞きたいのです。
〇議長（瀬川健則君） 市長。
〇市長 田村正彦君 これは、皆さんもご承知のとおり、久慈から最終焼却して、焼却灰はそれぞれ持ち込んだ町村にお返ししているというのは議会でもお話はしているはずでございます。今回いわゆる焼却灰を江刺のクリーンセンターで最終処分しているわけですが、この江刺のクリーンセンターそのものがもう満杯状態に近いということで、新しいクリーンセンターをつくるまでの間、搬入量を抑えなければならない。ぜひ何とか県内全最終処分場でできれば処理していただけないかという県からの強い要望がございました。その要望では、今まさに新たに八幡平市でつくられた新処分場に入れられないかというお話をいただいたわけですが、市としては新しい処分場には入れるわけにはいかないと。したがって、古い処分場で余裕のある分、これだけはお引き受けはしましょうということで県との協議が調っているものでございます。
放射能の基準値でございますが、8,000ベクレルが一つの大きな基準になっております。先ほど答弁したように、せいぜい高くて600レベルですので、当然基準値よりも極めて少ない放射能になっておりますので、いずれ市としては県からの要請を受けて古い処分場の余裕のある分にのみ、それをお引き受けし、そして今予算提案しておりますとおり、それに覆土をする経費で予算計上をいたしておる、そのようにご理解をいただきたい。
〇議長（瀬川健則君） ３回終わりました。
14番、髙橋悦郎君。
〇議員 髙橋悦郎君 ちょっと気になったので、確認しておきますが、この財源は一般財源なのですが、これは東電に対する賠償の対象と考えているかどうか伺います。
〇議長（瀬川健則君） 副市長。
〇副市長 岡田 久君 お答え申し上げます。
この件に関しましては、いずれ賠償には一つのルールといいますか、これこれ賠償できるよというふうなのがありますが、いずれその項目に合致するものであれば、当然これは請求していかなければならないものというふうに考えてございます。
〇議長（瀬川健則君） 14番、髙橋悦郎君。
〇議員 髙橋悦郎君 では、合致しているかどうかというのは検討されているのですか。当然これは賠償の対象にしなければならないと思うのですが、いかがですか。
〇議長（瀬川健則君） 市民福祉部長。
〇市民福祉部長 大森光洋君 平成23年３月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染の対処に関する特別措置法によりますと、第44条ではこの法律に基づく措置の費用負担ということで定められておりまして、事故由来放射性物質による環境の汚染に対処するため、この法律に基づき講ぜられる措置は、原子力損害の賠償に関する法律第３条第１項の規定により関係原子力事業者が賠償する責めに任ずるべき損害にかかわるものとして、当該関係原子力事業者の負担のもとに実施されるものとするというふうに規定されておりまして、今回の県から指導を受けました一連の事業につきましてはこれに該当するので求償をしていきたいというふうに考えております。
〇議長（瀬川健則君） ９番、小野寺昭一君。
〇議員 小野寺昭一君 先ほどの説明では、国の工事単価の変更によりということでしたが、この変更の理由とどの程度パーセントが上がっているのか、わかればお知らせいただきたいと思います。
〇議長（瀬川健則君） 企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 先ほどの第１号の補正予算の内容でございますが、当初予算におきましては12月、１月で去年設計したもので工事費を計上しまして、予算も認められていたものでありますが、国の労務単価の提供が２月ということになっておりまして、２月から単価が変わっているということで、当初予算にはその分を積算はできなかったということで、それにつきまして労務単価が1.27倍、大体30％弱上がっているということから、急遽補正予算、臨時議会を開いてもらいまして、この予算を計上していくものであります。当初、去年の設計につきまして、今回計上しております内容につきましては、全て昨年度で設計が終わっている内容でございまして、今回新たに項目を設けないとお金が出るところがないということでありまして、そのために今回はこの４件の補正予算を組んで設計を見直しして、労務単価は積算の見直しということで計上したものであります。
以上でございます。
〇議長（瀬川健則君） ９番、小野寺昭一君。
〇議員 小野寺昭一君 そうしますと、今回は４件ということなのですが、新規事業なり、まだまだ委託料なりあると思いますが、その辺の進め方というか、取り扱いはどのようにやっていくわけでしょうか。
〇議長（瀬川健則君） 企画総務部長。
〇企画総務部長 小野寺 浩君 今回の補正につきましては、各事業担当課のほうに照会しておりまして、特別単価を入れかえなくてもよろしいということで申し出がありましたのは、１つは市の職員が積算した内容で、それから現在の委託料があるという中で当面は進めていって、それから急遽委託料を設ける必要はないという内容でございましたので、昨年やって、もう全然予算がそこの款項目にない中の分だけを今回計上しております。したがいまして、従前どおり委託料を持っておる担当課につきましては、そのうちの中で処理していただいて、その分足りなくなる段階では既存の委託料に６月定例会なりに計上してもらうというような形で考えておりました。急遽今やらないと６月の工事費に積算できないという、工事費を増額できないという内容から今回処理したものでありますので、ご理解賜りたいと思います。
〇議長（瀬川健則君） ほかに質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇議長（瀬川健則君） 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論ありませんか。
（「なし」の声あり）
〇議長（瀬川健則君） 討論なしと認めます。
これから議案第３号を採決します。
議案第３号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
（起立全員）
〇議長（瀬川健則君） 起立全員です。
よって、議案第３号 平成25年度八幡平市一般会計補正予算（第１号）は原案のとおり可決されました。
☆
閉 会
☆
〇議長（瀬川健則君） 以上をもちまして本臨時会に付された事件は終了いたしました。
これをもって会議を閉じ、閉会といたします。
（１０時４８分）