平成22年八幡平市議会第4回定例会 議事日程(第6号) 平成22年12月17日(金) 日程第 1 請願第7号 TPP交渉に関する請願 (産業建設常任委員長報告) 日程第 2 発議案第1号 TPP交渉に関する意見書 日程第 3 閉会中の継続審査申し出について(教育民生常任委員会) 追加議事日程(第6号の追加1) 日程第 1 議案第11号 松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の変更請負契約の締結 に関し議決を求めることについて 出 席 議 員(24名) 1番 立 花 安 文 君 2番 大 森 力 男 君 3番 渡 辺 義 光 君 4番 工 藤 剛 君 5番 工 藤 直 道 君 6番 渡 邊 正 君 7番 橋 喜 代 春 君 8番 遠 藤 公 雄 君 9番 古 川 津 好 君 10番 小 野 寺 昭 一 君 11番 田 村 孝 君 12番 田 中 榮 司 夫 君 13番 橋 守 君 14番 伊 藤 一 彦 君 15番 橋 悦 郎 君 16番 小 笠 原 壽 男 君 17番 関 善 次 郎 君 18番 三 浦 侃 君 19番 松 浦 博 幸 君 20番 大 和 田 順 一 君 21番 米 田 定 男 君 22番 北 口 和 男 君 23番 橋 光 幸 君 24番 瀬 川 健 則 君 欠 席 議 員(なし) 説明のために出席した者 市長 田 村 正 彦 君 副市長 武 田 常 徳 君 教育長 高 橋 北 英 君 企画総務部長 佐 々 木 正 志 君 市民部長 森 佐 一 君 福祉部長 小 野 寺 清 美 君 産業部長 工 藤 昭 二 君 建設部長 畑 孝 夫 君 教育次長 工 藤 勲 君 松尾総合支所長 鈴 木 伸 也 君 安代総合支所長 種 市 慶 雄 君 会計管理者 畑 山 勝 美 君 企画総務部総務課長 津 志 田 徳 悦 君 企画総務部総合政策課長 岡 田 久 君 企画総務部財政課長 小 野 寺 浩 君 企画総務部 高 橋 正 明 君 庁舎建設対策室長 福祉部児童福祉課長 米 田 登 志 子 君 産業部農政課長 藤 原 一 彦 君 産業部商工観光課長 高 橋 一 夫 君 建設部建設課長 工 藤 孝 栄 君 学校教育課長 高 橋 敏 彦 君 生涯学習課長 関 敏 博 君 農業委員会事務局長 高 橋 末 男 君 事務局出席者 事務局長 高 橋 三 夫 議事係長 伊 藤 純 子▼開 議
○議長(瀬川健則君) [ 1 ] | ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。 |
これから本日の会議を開きます。 |
(14時00分)
○議長(瀬川健則君) | 本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 |
▽請願第7号
請願第7号 TPP交渉に関する請願 |
○議長(瀬川健則君) | それでは、日程第1、請願第7号 TPP交渉に関する請願を議題といたします。 |
本件は、産業建設常任委員会に審査を付託しておりますので、産業建設常任委員長の報告を求めます。 | |
産業建設常任委員長、工藤直道君。 |
〔産業建設常任委員長 工藤直道君登壇〕
○産業建設常任委員長 工藤直道君 [ 2 ] | ただいまから委員会の報告を行います。 |
平成22年12月17日報告。八幡平市議会議長、瀬川健則殿。報告者、産業建設常任委員会委員長、工藤直道。 | |
委員会審査報告。本委員会に付託を受けていた請願の審査結果を、会議規則第102条の規定により、次のとおり報告します。 | |
付託事件。請願第7号 TPP交渉に関する請願。 | |
審査の経過。12月14日に委員会を開き、慎重に審査いたしました。 | |
審査の結果と理由。結果、採択すべきものと決定いたしました。理由、環太平洋戦略的経済連携協定、TPPに参加し、農畜産物の関税を全面的に撤廃した場合、日本の食料自給率は現在の40%から14%まで低下し、農林水産業や地域社会に壊滅的な打撃を受けると農林水産省が試算いたしております。TPP参加による関税の全廃に対する国内措置を短期間に準備することは困難であり、農林水産業の崩壊と我が国の産業、雇用、国民生活全体に劇的な変化をもたらすおそれがあるTPPについて、その交渉に参加しないように求める本請願は妥当であると認めるものであります。これが理由であります。 | |
以上、報告を終わります。 |
〔産業建設常任委員長 工藤直道君降壇〕
○議長(瀬川健則君) | 委員長報告が終わりました。 |
これから請願第7号の委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 |
〔「なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 質疑なしと認めます。 |
これから討論を行います。討論ありませんか。 |
〔「なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 討論なしと認めます。 |
これより請願第7号を採決いたします。 | |
本件に対する委員長報告は採択であります。 | |
委員長報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。 |
〔起立全員〕
○議長(瀬川健則君) | 起立全員です。 |
よって、請願第7号 TPP交渉に関する請願は採択とすることに決定いたしました。 |
▽発議案第1号
発議案第1号 TPP交渉に関する意見書 |
○議長(瀬川健則君) | 次に、日程第2、発議案第1号 TPP交渉に関する意見書を議題といたします。 |
提出議員の説明を求めます。 | |
産業建設常任委員長、工藤直道君。 |
〔産業建設常任委員長 工藤直道君登壇〕
○産業建設常任委員長 工藤直道君 [ 3 ] | 発議案第1号 TPP交渉に関する意見書。 |
上記の議案を別紙のとおり、八幡平市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。 | |
平成22年12月17日提出。八幡平市議会議長、瀬川健則殿。提出者、産業建設常任委員長、工藤直道。 | |
別紙、意見書(案)をごらんいただきたいと思いますが、最初に提案理由でございます。提案理由、TPPに参加し、農畜産物の関税を全面的に撤廃した場合、食料自給率の低下を招き、農林水産業や地域社会が壊滅的な打撃を受けると予想されますことから、TPP交渉に参加しないように求めるため、この意見書を提出しようとするものであります。これがこの議案を提出する理由であります。 | |
前に戻りまして、意見書(案)につきましては、配付しているとおりでありますので、お目通しをお願いいたします。 | |
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。 | |
意見書提出先は、内閣総理大臣及び農林水産大臣でございます。 | |
ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 |
〔産業建設常任委員長 工藤直道君降壇〕
○議長(瀬川健則君) | 説明が終わりました。 |
これから委員長説明に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 |
〔「なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 質疑なしと認めます。 |
これから討論を行います。討論ありませんか。 |
〔「なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 討論なしと認めます。 |
これから発議案第1号を採決します。 | |
本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 |
〔起立全員〕
○議長(瀬川健則君) | 起立全員です。 |
よって、発議案第1号 TPP交渉に関する意見書は原案のとおり可決されました。 |
▼閉会中の継続審査申し出について(教育民生常任委員会)
○議長(瀬川健則君) | 次に、日程第3、閉会中の継続審査申し出についてを議題といたします。 |
教育民生常任委員長からお手元に配付しておりますとおり、閉会中の審査申し出があります。 | |
お諮りいたします。申し出のとおり、閉会中の審査とすることにご異議ありませんか。 |
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 異議なしと認めます。 |
よって、教育民生常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 |
▼議事日程の追加
○議長(瀬川健則君) | 次に、議事日程の追加でございます。 |
市長より松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題としたい旨依頼がありました。 | |
お諮りいたします。これを日程に追加し、議題にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 |
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 異議なしと認めます。 |
よって、日程に追加し議題とすることに決定いたしました。 | |
それでは、議案書の配付をいたします。 |
〔議案書配付〕
○議長(瀬川健則君) | 議案書の配付漏れはありませんか。 |
〔「なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 追加議案は会議規則第37条第2項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 |
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 異議なしと認めます。 |
よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 |
▽議案第11号
議案第11号 松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の変更請負 | |||
契約の締結に関し議決を求めることについて |
○議長(瀬川健則君) | 追加日程第1、議案第11号 松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 |
ここで地方自治法第117条の規定によって、橋守君の退場を求めます。 |
〔議員 橋 守君退場〕
○議長(瀬川健則君) | それでは、提案理由の説明を求めます。 |
副市長。 |
〔副市長 武田常徳君登壇〕
◎副市長 武田常徳君 [ 4 ] | ただいま上程いただきました議案第11号の松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてにつきましての提案理由を申し上げます。 |
松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の請負に関し、次のとおり契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び八幡平市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をいただくものでございます。 | |
提案の理由ですが、松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の変更請負契約を締結しようとするものでございます。 | |
平成22年12月17日提出、八幡平市長、田村正彦。 | |
なお、内容につきましては、教育次長をしてご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案にご協賛賜りますようお願いいたします。 |
〔副市長 武田常徳君降壇〕
○議長(瀬川健則君) | 次に、内容の説明を求めます。 |
教育次長。 |
◇教育次長 工藤 勲君 [ 5 ] | 議案第11号 松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについての内容についてご説明申し上げます。 |
本請負契約は、本年9月17日に議決をいただきまして、株式会社高建工業・有限会社山金組特定建設工事共同企業体と請負契約を締結したものでございますが、くい事業工事につきまして工法変更が必要になったものでございます。 | |
くい事業工事工法変更の内容につきましてご説明申し上げます。くい事業工事の位置につきまして、別紙1の平面図をごらんいただきます。コミュニティセンターの左側の体育館部分がくい事業工事箇所でございますが、この工事で103カ所にくいを打ち込む計画でございますが、地盤に転石層があり、当初設計のとおりくい打ち込み作業が行えない状況になってございます。このため、硬質岩盤掘削工法に変更をしようとするものでございます。 | |
次に、くいの打ち込み位置につきまして、別紙2のくい伏せ図をごらん願います。体育館部分のくいの打ち込み位置は103カ所でございますが、別紙2はくいの打ち込み状況を色分けした図面でございます。青が設計どおり掘削が完了してくいが入った41カ所、緑が設計どおり掘削してくいを入れることができる8カ所、赤が当初設計のとおりではくいが入らず、工法変更が必要な54カ所でございます。この工法変更に伴い、61日間の工期延長と請負額1,934万2,050円の増額が必要になることから、今般請負契約の変更についてお願いをするものでございます。 | |
以上で内容説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 |
○議長(瀬川健則君) | 内容説明が終わりました。 |
これから質疑を行います。質疑ありませんか。 | |
15番、橋悦郎君。 |
◆議員 橋悦郎君 [ 6 ] | 専門的な言葉が続きましたので、ちょっとよく意味がわからないので、砕いた説明をしていただきたいと思います。 |
○議長(瀬川健則君) | 教育次長。 |
◇教育次長 工藤 勲君 [ 7 ] | それでは、先ほどくい事業工事といいますものは、基礎をつくるために、まず長さのありますくいを打ち込んで、それを支持地盤まで出るように設計をしていますが、先ほど説明しましたとおり、その下に転石がございまして、そこまで行くとどうしてももうくいが壊れるように打っても入っていかないというふうな状態が54カ所ございます。その地盤に転石があるというのは、4カ所試験掘削をして、これならこの工法で打てると。最初から大がかりな、今予定しています硬質地盤掘削工法、いわゆるドリルみたいな、ドリルの大きなものと考えていただければいいのですが、回転するドリルを支持地盤までもんで、あとはくいを押してやるというふうな、最初からそうやると非常に工事費が割高になります。試掘をしたときは、運よくその4カ所、転石層にはいずれも当たらなくて、この工法でできるだろうというふうに思っていましたが、やってみたら103カ所中41カ所はよかったと。残る8カ所もいけそうだと。赤がもうどうしても入らないというのが今わかりましたので、先ほど説明したように転石の上にくいを、そこでとめて基礎をつくったらいいのではないのかと、私も素人ですので、そういうふうに思ったのですが、その転石というのは、いわゆる粘度みたいなところに石があったとしますと、その石は沈下したり、いろいろよけるというか、やわい地層にそういう大きな石があっても、どうしてもやっぱり長い年月では動く可能性があるということで、どうしてもある一定の深さとかたさのあるところまで到達しないと基礎にならないということが判明したので、今回その増額分をお願いするものでございます。 |
以上でございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 15番、橋悦郎君。 |
◆議員 橋悦郎君 [ 8 ] | そうしますと、くい打ち工事の変更ということになるのですね。当初のくい打ちの工事費が幾らで、今度は変更で幾らになるかというあたりも伺いたいと思います。 |
○議長(瀬川健則君) | 教育次長。 |
◇教育次長 工藤 勲君 [ 9 ] | きのう一般会計のところで伊藤一彦議員さんのほうからご指摘のありました減額をしてございますけれども、社会教育総務費の中に工事請負費を1億3,931万9,000円、これはことし工事をこなせる部分の総額でございましたけれども、予定ではそうだったのですが、今もう工事をとめていますので、本日契約を認めていただければ、すぐまた工事再開をして、休んだ分と変更になった分を勘案して、61日間の工期延長をするわけでございます。前の掘削の設計額だと思うのですが、今私のところには手持ちがありませんので、建設課のほうからその設計額のほうについてはお願いしますけれども、その増額分として1,934万2,050円、いわゆる工法が変更した部分、その分の増額分が必要になったので、契約変更をしたいという意味でございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 10 ] | ご質問の当初のくいの部分の工事費でございますが、諸経費は別としまして、当初が646万円の分でございますが、変更になりまして1,560万というくい打ちの事業費になります。 |
〔「何だか計算合わない」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | では、もう一回。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 11 ] | 直接工事費での分になっています。当初が646万、変更後で1,560万ということになります。 |
○議長(瀬川健則君) | 全体の入札の金額、全体の金額。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 12 ] | 全体の請負、変更前が3億7,327万5,000円でございます。そして、変更後につきましては、今出しています金額、3億九千幾らということの金額であります。 |
○議長(瀬川健則君) | いいですか。さっき教育次長がしゃべった金額と今しゃべった金額合わないのではないか。一千九百……直接工事費に、あとは諸経費入ってということ。 |
〔「諸経費が入ると1,900万」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | そういうことだそうです。 |
4番、工藤剛君。 |
◆議員 工藤 剛君 [ 13 ] | 1つはお願いなのですが、こういう契約変更ということで出してもらうときに、やっぱり変更ですから、前こうだったのをこういうふうに変更するのだというのをまず載せてほしいというのがあります。変わったというだけではなくて。いつもそうしてもらえればわかりやすいというのと、それと1つ、この1,930万の増額しているという部分に関して、これ契約そのものを入札し直したわけではないでしょうから、この1,930万の増額分の算出したのはどっちですか。市のほうなのですか、業者のほうなのですか。 |
○議長(瀬川健則君) | 教育次長。 |
◇教育次長 工藤 勲君 [ 14 ] | 最初に設計額を出しまして、請負率がございますので、それに掛け算をしまして、入札の同じ率で増額分を計算いたします。 |
以上でございます。 |
○議長(瀬川健則君) | どっちがやったのだか。市がやったのだか、業者がやったのだか。 |
◇教育次長 工藤 勲君 [ 15 ] | 計算は、こちらでするものです。設計額を出して、設計額に請負率を掛けて、そうすると今増額しようとする金額が算出されますので、それを相手に提示して、了解を得て、今出すということになります。 |
○議長(瀬川健則君) | 企画総務部長。 |
◇企画総務部長 佐々木正志君 [ 16 ] | お答えいたします。 |
変更議案につきましては、今お話ありましたように、変更前と変更後の差額につきましては、資料としてお出しするような形で今後お出ししたいと思います。契約議案の様式につきましては、総額で議決いただくことになっておりますので、内訳がわかるような形で資料として添付するというような形で、できれば出したいというふうに思っております。 |
○議長(瀬川健則君) | 4番、工藤剛君。 |
◆議員 工藤 剛君 [ 17 ] | わかりました。 |
もう一つ、先ほど61日間ですか、休んでいるという話がありましたけれども、その期間に関して、例えば今までというよりも、先に契約を結んでいた業者に対して、何らか補償とか、そういうのが発生するのですか、しないのですか。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 18 ] | お答えいたします。 |
補償というそのものはございませんが、この工事に関して前金払いというのがありまして、その請求してお支払いをしている状況でございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 4番、工藤剛君。 |
◆議員 工藤 剛君 [ 19 ] | わかりました。 |
では、ちょっと確認ですけれども、まず何日間か工事ができなくて、何日間とは2カ月と、業者にとっては大きいのですけれども、いずれそういうのがあったけれども、まず契約金額どおりということで、それ以外の金銭的な何かは発生しないという解釈でよろしいのですか。 |
○議長(瀬川健則君) | 副市長。 |
◎副市長 武田常徳君 [ 20 ] | ただいま議案として提案している金額以外に金銭の授受、そういうのはあり得ないわけでございますので、これで対等な立場で契約をしていくと、こういうことでございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 18番、三浦侃君。 |
◆議員 三浦 侃君 [ 21 ] | ちょっとお聞きしますが、試掘調査というか、いわゆる地盤の調査柱状図というのを、必ず掘って、何メートル先に何の層があって、だからくいは何メーターのくいが支持地盤持つというふうにして、それをもとにして図面設計をやっていくのが順序だと思うのです。私ちょっとこれ見たら、この赤の部分が隅っこに1カ所か2カ所であればいいのですけれども、54本もくいが入らないような地盤が出てきたというのは、要するに地盤の調査で4カ所掘ったと言いましたけれども、どこに立てて4カ所掘ったのか、ちょっと教えてください。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 22 ] | お答えいたします。 |
地質調査につきましては、昨年度、21年に4カ所やってございます。この図面では新しい図面になっていますが、前の体育館があったわけでございますが、そのアリーナの部分がこの別紙1でおわかりになるのですが、別紙1のアリーナというのが、この分のバスケットボールみたいなゴールが2カ所あるわけなのですけれども、このちょうどゴールに入る部分が2カ所やっていますし、それからこの横の公民館のほうのわきに近いほう、アリーナの右側、上のほうにX5と書いているのですが、X5の付近と、それからX2の上のほうになっています。ここ4カ所試掘を……大変済みません。別紙2をごらんになっていただきたいと思います。別紙2の上のほうに、左側からX2のところに試掘、それから一番端のX7と8のところに試掘ということになっています。それから、下のほう、同じくY1の下のほう、両側2部分、21年度に調査をしている場所でございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 18番、三浦侃君。 |
◆議員 三浦 侃君 [ 23 ] | 最初からこの座標軸あるのだから、そのXの何ぼとYの何ぼの当たったところとかと、そういう説明、ちょっとしてください。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 24 ] | 大変失礼しました。それでは、別紙2の上のほうからいきます。上の数字のX2と横の一番左端がY7の部分、その一番端の青の部分が試掘でございます。それから、同じくずっといきまして、その反対側といいますか、Y7とX7とX8の間の一番端の青い部分。それから、今度はずっと下のほうにいきます。Y1とX2の赤くなっている部分、それからずっと一番端の、その右側の端のY1とX7、X8の間の一番端の青い部分と、試掘は対角線上にやることになっていますので、このような方法になっています。 |
○議長(瀬川健則君) | 18番、三浦侃君。 |
◆議員 三浦 侃君 [ 25 ] | それで、掘削土質調査というか柱状調査というのは、何メーターぐらい掘ったのだか。今見ると、たまたま当たらないところ掘ったのかなと思ったら、1カ所当たっているのです。入っていかないところが。掘っているのでしょう。そこに岩盤があるというのは、測量屋さんというか、頼んでいるところ、設計の前の地盤の耐力のためのやつの盤がY1とX2のところの赤いくいの、いわゆる設計変更になるところは掘ってあるのですが、ここでは見当たらなかったのでしょうか。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 26 ] | ここの上の左端のところなのですが、全部ですけれども、10メーターまで試掘をしてございます。いずれも4カ所とも10メーターまで試掘をしてございます。 |
○議長(瀬川健則君) | ここのY1とX2のところが赤になってあったというのが結果として出ていたのではないかと。 |
建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 27 ] | お答えいたします。 |
試掘の時点では当たっていませんでしたので、ここの時点では判明しておりませんでした。 |
(何事か声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 28 ] | お答えします。 |
その図面でいうと、左下の部分でございますが、その部分の試掘をやっていますが、直接そのとき打っているものとしては当たっていなかったと。径が違うものですから、その試掘の部分では当たっていなかったというのがあります。今打つのは、ファイ500のやつを打ちますが、その時点で当たったということで、径が違いますので、試掘は細いものでやっていますので、その時点では当たらなかったということでございます。 |
○議長(瀬川健則君) | では、もう一回。3回はなったけれども。 |
18番、三浦侃君。 |
◆議員 三浦 侃君 [ 29 ] | 10メーターの試掘して、実際のくいの長さが、これ設計見ると8メーターでしょう。10メーターまで掘ったのなら、8メーターのくいはそこまで到達しないでしょう。基礎の分、掘った分を下げる分、余力でやっているわけではなくて、この図面は何メーターのくいを打つという設計のくいの規格だと思うのですが、何ぼか掘ってから打つならまだしも、大体掘削する前にくい打ち終わるはずなのだけれども、10メーターも掘って岩があるというのはわからなかったはずなのです。10メーターしか掘っていないから。質問は今で終わりなのだけれども、明快な答弁願います。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 30 ] | お答えします。 |
くいの長さは、確かに摩擦ぐいでございますが、8メーターのくいでございます。ただ、工事する場合は基礎部分もあります。GLから1.5メーター下げてありますので、実際の掘る分というのは10メーターまでになるということでございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 17番、関善次郎君。 |
◆議員 関 善次郎君 [ 31 ] | 掘削は、今からまたくいを打つのは、それが54本あると。補正でというか設計変更を行ったわけですけれども、この54本を全部テストしたのですか。どのような調査でこういう見積もりが出たのか伺います。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 32 ] | お答えします。 |
くいにつきましては、すべて103カ所実施をしてございます。その時点で、ある程度の盤のところまでいくと入らなかったという実績でございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 17番、関善次郎君。 |
◆議員 関 善次郎君 [ 33 ] | 103本くいを打つことになっているのだけれども、それ打ってきて、そして54カ所が入らないということだと思いますので、前は細いのを打って、まずテストして、50センチが入るということになったのだけれども、今設計変更の場合の54本のその後の調査というのはどのようにして行って、この54本が見積もりの変更になったのか、それの中身をお知らせ願います。すっかりテストしてやったのかどうなのかと。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 34 ] | お答えします。 |
すべて打ち込みはしたもので、こういうふうな54本という、入らなかったという分でございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 17番、関善次郎君。 |
◆議員 関 善次郎君 [ 35 ] | 要するに、もうくいも全部打ち終わって、もうできたと。それによって、この分はこの方法に合わなかったからということによって変更になったわけですか。要するに、できた後の予定変更ですか。そのくいを打った、完成した後の予定変更ですか。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 36 ] | 何回も言いますが、この図面の別紙2で青い部分につきましては、この場所に予定どおりきちっと、摩擦ぐいですが、8メーターのものが全部入っています。この赤い部分と緑の部分につきましては、作業は全部やったのですが、全部入り切れなかったということの実績の部分で、この54本を今の工法で設計変更しながら、強力なドリルといいますか、そういうふうなもので工法変更して8メーターのくいを入れたいという分でございます。 |
〔「打って完成したのでしょう。そうでなければ、また打っていって、 また変更ということもあり得るわけだな」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 1回やった後で、そうなったのだそうでございますので。 |
6番、渡邊正君。 |
◆議員 渡邊 正君 [ 37 ] | 確認なのですけれども、先ほどの質問を聞いていて、直接工事の件なのですけれども、当初646万で補正で1,560万と。差額914万が直接工事費で、今回の補正に関しては1,930万ですか。その差額分というのは1,016万出ていますけど、これが管理費用というふうに理解してよろしいのでしょうか。 |
それと、もう一つ、くいの中身なのですけれども、試験ぐいの径というのは大体どれぐらいなのか。この凡例で見ると、赤、緑、青、これ径の太さだと思うのですけれども、300、400、500と、3種類のものが打ってあって、今だめだと言われている赤の部分でも300が10カ所で、400が28カ所ですか、500が16カ所で、計54カ所というふうに書いてありますけれども、同様にグリーンと青のほうがそういうふうに書いてありますけれども、やっぱり500では入らないから300とか400、細くしているのか。試験ぐい自体がどれぐらいの太さで試掘というかテストボーリングしているのか、その辺をお尋ねします。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 38 ] | 今確かめていましたので、ちょっとお待ち願いたいのですが、試験は恐らくどこもなのですが、五、六センチの試験でやっている状況です。そして、この本体といいますか、今入ろうとしているのが、場所場所によりますけれども、径300のもの、径400のもの、径500のものということでの場所になります。 |
それから、先ほど言いました直接工事費では、確かにその差900万ですが、その差につきましては諸経費等の金額になります。 |
○議長(瀬川健則君) | 6番、渡邊正君。 |
◆議員 渡邊 正君 [ 39 ] | 補正額の一千何がしのその金額に関して、市のほうで計算していろんな掛け率か何か掛けて出された数字というふうに答弁の中でお話しされていますけれども、今こういう深い数字まで想定していなかったのか、ちょっとわからないのですけれども、試験ぐいの太さ指摘されたものに対してわからないような状況であれば、ちょっとそういう状況下でこの補正額を計算しているのですか、市のほうは。なおかつ、設計屋さんに対しての設計段階での責任というのは、試掘しているのであれば、何のために試掘しているのか。多分ただでしていないと思うのです。それなりの予算つけてテストボーリングしていると思うので、その辺の中身に関しては市側はどういうふうに考えて、今回のことはどういうふうに対応するのか。補正で対応するということですけれども、次回からも含めてどういうふうなお考えを持っているのかお尋ねしたいと思います。 |
○議長(瀬川健則君) | 今後の考え方だというから、副市長。これほど途中でばっと変わるような、金額が変わるようなやり方で今後ともいくのかというようなこと。 |
副市長。 |
◎副市長 武田常徳君 [ 40 ] | 渡邊議員のご質問に適切にお答えできるかどうかわかりませんが、いずれこういう変更が生じるという場合につきましては、建築の場合は余りないのですが、やはり建築の中でも特にくい打ち工事、特殊基礎工事、これについては変更があると、このように想定されております。したがって、今後もテストボーリング、あるいは地質調査において、例えば10メーターあるいは15メーター下に地耐力何ぼの支持層があるというふうな調査をした上で、それでくい打ちの長さを決定していくわけでございますが、ただ実際打ってみましたならば、今回のような事例になったと、こういうことがありますので、そのようなときにはその実態を踏まえながら設計をし直し、そして契約変更をすると、こういうことでございますので、これからもこういう事例は出てくるだろうと、このように思いますので、よろしくお願いをいたします。 |
○議長(瀬川健則君) | 問題は、半分近くも変更されるという、それなら調査した意味がないではないかというようなことなのだと思うのだけれども。金かけて調査しているのに、半分近くも変更するというのは。 |
建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 41 ] | お答えいたします。 |
この試掘調査をやったわけでございますが、この部分で一番経済的にいいと、安いといいますか、その分で実際やりましたけれども、こういうふうな事態が生じたということで変更になったということでございまして、設計といいますか、当初うちのほうで設計する際には、そういうふうなものを一番経済的な分ということでの計算でやっている分でございます。 |
○議長(瀬川健則君) | 6番、渡邊正君。 |
◆議員 渡邊 正君 [ 42 ] | 副市長の答弁もそのとおりだと思います。当然余り言えば次のこともあるでしょうし、次もありきだよという話もわかりますけれども、僕が答弁として欲しい内容というのは、103カ所のくい打たなければいけないと。それ、今までは4カ所でよかったのかもしれないですけれども、こういう内容、こういうことが起きて、そういう地盤の地域であれば、今後そういうものが八幡平市内に想定されるのであれば、4カ所を10カ所にするとか、そういう形の中で設計屋さんに対して見積もり出すとか、そういう手だてが必要ではないのですかということを言っている話。だから、とんちんかんな答弁聞いているために皆さんの貴重な時間割いている話ではないので、これ以上話ししてもしようがないけれども、市長、お願いします。 |
○議長(瀬川健則君) | 市長。 |
◎市長 田村正彦君 [ 43 ] | 今回の契約変更については、議会の議決案件についてこういう事態が生じたので、議会にまた契約変更の議決をいただくということで提案申し上げております。今工事変更の件なわけでございますけれども、議会にかける以外でもこの契約変更というのは時々起きます。例えば工事中に大きな予想しなかった石が出てきたとか、あるいは予想外の事態が発生したと、出水があったと、そういうふうなときには常に契約変更をして事業を進捗させております。今回の場合は、先ほど来申し上げておりますとおり転石調査のボーリングではありません。あくまでも支持地盤が耐えられるかどうかの調査でございますので、4カ所の調査をして支持地盤を十分にこれは確認できるなという前提でやり始めたところ、先ほど来説明があったとおりの事態があって変更をお願いすると、そういう事態になったわけでございまして、今渡邊議員がおっしゃるとおり、こういった予測されるような事態の地盤調査については、今後箇所数をふやすとか、そういった措置も当然考えていかなければならないと、そのように承知いたしておりますので、ご理解をいただきたい。 |
○議長(瀬川健則君) | 21番、米田定男君。 |
◆議員 米田定男君 [ 44 ] | 素人の単純な認識からすれば、単純に問題なのは、Y1とX2のところなのです。その箇所を試掘したと。今市長は転石調査ではないと言うのだけれども、しかしこのところを試掘して、そこが要は変更せざるを得ないというふうになったとすれば、つまり試掘というのは何の目的でやったのかと。箇所が多いとかの問題ではなくて、このポイントのところがそういうふうになったということは、どう考えても異常だというふうに思わざるを得ないのですが。 |
○議長(瀬川健則君) | 建設課長。 |
◇建設課長 工藤孝栄君 [ 45 ] | お答えします。 |
この別紙2の下のY1とX2の間の一番端の部分でございますが、これについては試掘、先ほど言いました調査ボーリング、試験ぐいをした部分でございまして、地質調査ではありませんので、そして今言った、ここについては実施した結果、このファイの400は入っていますが、その時点でいった部分で転石に当たったということでございます。 |
○議長(瀬川健則君) | ほかに質疑ありませんか。 |
〔「なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 質疑なしと認めます。 |
これから討論を行います。討論ありませんか。 |
〔「なし」の声あり〕
○議長(瀬川健則君) | 討論なしと認めます。 |
これから議案第11号を採決します。 | |
議案第11号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 |
〔起立全員〕
○議長(瀬川健則君) | 起立全員です。 |
よって、議案第11号 松尾地区コミュニティセンター建設工事(建築)の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。 | |
ここで橋守君の入場を許可します。 |
〔議員 橋 守君入場〕
▼閉 会
○議長(瀬川健則君) | これで本日の日程はすべて終了いたしました。 |
12月10日から本日まで8日間にわたり、議員各位には熱心にご審議をいただきまして、衷心より感謝を申し上げます。 | |
以上をもちまして平成22年八幡平市議会第4回定例会を閉会といたします。 |
(14時58分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成22年12月17日 八幡平市議会議長 瀬 川 健 則 同 議員 米 田 定 男 同 議員 北 口 和 男 同 議員 橋 光 幸