平成21年八幡平市議会第3回臨時会

議事日程(第1号)
                              平成21年10月14日(水)

日程第 1 会議録署名議員の指名                            
日程第 2 会期の決定                                 
日程第 3 諸般の報告                                 
日程第 4 報告第1号 自動車破損事故の和解及びその損害賠償額の決定に係る専決処分の報告
            について                            
日程第 5 議案第1号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて          
日程第 6 議案第2号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)          

出 席 議 員(26名)
     1番  工  藤     剛  君     2番  工  藤  直  道  君
     3番  渡  邊     正  君     4番  遠  藤  公  雄  君
     5番  古  川  津  好  君     6番  小 野 寺  昭  一  君
     7番  田  村     孝  君     8番  三  浦  榮  吉  君
     9番  田  中  榮 司 夫  君    10番    橋     守  君
    11番  伊  藤  一  彦  君    12番    橋  俊  彦  君
    13番    橋  悦  郎  君    14番  小 笠 原  壽  男  君
    15番  関     善 次 郎  君    16番  山  本     榮  君
    17番  松  浦  博  幸  君    18番  大 和 田  順  一  君
    19番  工  藤  忠  義  君    20番  米  田  定  男  君
    21番  北  口  和  男  君    22番  三  浦  正  信  君
    23番  勝  又  紘  一  君    24番  関     義  征  君
    25番    橋  光  幸  君    26番  瀬  川  健  則  君

欠 席 議 員(なし)

説明のために出席した者
    市長               田  村  正  彦  君
    副市長              小  林  順  一  君
    副市長              武  田  常  徳  君
    教育長              高  橋  北  英  君
    企画総務部長           小 野 寺  光  正  君
    市民部長             大  森  力  男  君
    建設部長             山  本  富  栄  君
    教育次長             藤  田  繁  光  君
    松尾総合支所長          佐 々 木  正  志  君
    企画総務部総務課長        工  藤     勲  君
    企画総務部財政課長        小 野 寺     浩  君
    企画総務部            高  橋  正  明  君
      庁舎建設対策室長
    市民部市民課長          遠  藤  栄  太  君
    市民部保健課長          森     佐  一  君
    市民部税務課長          津 志 田  徳  悦  君
    福祉部児童福祉課長        米  田  登 志 子  君
    建設部建設課長          畑     孝  夫  君
    学校教育課長           高  橋  敏  彦  君
    松尾地域振興課長         石 羽 根  福  武  君
    監査委員事務局長         伊  藤  宏  子  君

事務局出席者
    事務局長             高  橋  三  夫
    事務局長補佐           工  藤     健
    議事係長             伊  藤  純  子
開     会

議長(瀬川健則君) [ 1 ] ただいまから平成21年八幡平市議会第3回臨時会を開会いたします。
 ただいまの出席議員は26名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。

開     議

議長(瀬川健則君) これから本日の会議を開きます。

                                                      (14時00分)

市長から発言

議長(瀬川健則君) ここで市長からの発言の申し出がありますので、これを許します。
 市長。

                          〔市長 田村正彦君登壇〕

市長 田村正彦君 [ 2 ]  貴重な時間をちょうだいいたしまして、まことにありがとうございます。お許しをいただきまして、私から一言ごあいさつを申し上げます。
 このたびの市長選挙におきましては、市民の皆様、市議会議員の皆様を初め、関係各位から多大なお力添えをいただき、当選の栄に浴し、再び市政運営の重責を担うこととなりました。この場をおかりいたしまして、衷心より御礼を申し上げます。
 私は、八幡平市の初代の市政執行責任者として、この4年間、市民の皆様、市議会議員の皆様のご協力を賜りながら、合併協議会で策定されました新市建設計画の着実な実施と公約の実現、旧3町村の住民が新市の市民として一体感の持てる市民意識醸成のため、誠心誠意努力を重ねてまいりましたが、このたびの選挙におきましても、多くの市民の皆様に正確な情報が伝わっていない現実を痛切に感じたところでございます。1期4年間、市民との対話を重視してまいったつもりでございますが、今後より多くの市民の皆様との対話の機会を充実、強化してまいりたいと、そのように考えております。これからの4年間の市政執行に当たりましても、初心を忘れることなく、諸施策の具現化に渾身の力を傾注してまいる決意を新たにいたしているところでございます。
 さて、去る8月30日に行われました衆議院議員総選挙の結果、民主、社民、国民新3党による連立政権が発足し、今後は連立政権合意書による政策が進められていくこととなりましたが、政権交代によりまして経済対策や社会保障、行財政改革、福祉、教育、消費者問題、外交の分野などにおいて大規模な方針転換がなされるものと予想されております。特にも衆議院総選挙では、国と地方との関係のあり方についても焦点が当たり、経済対策や社会保障などと並んで地方分権についての議論が交わされたところであり、新政権のもとで積極的に地方分権が進められていくものと、そのように承知をいたしております。
 議員の皆様既にご承知のように、政府の地方分権改革推進委員会からは、去る10月7日に国による義務付け、枠付けの見直しにテーマを絞った第3次勧告がなされ、10月中に地方財政改革に関する第4次勧告がなされると言われております。私ども地方自治体にとりましては、新たな制度、新たな仕組みによる住民本位の効率的な行政が行えるものと前向きにとらえておりますが、新制度への移行に際しては、各自治体とも並々ならぬ努力を求められておるものと考えているものでございます。中でも、地方自治体が真の地方自治を推進していくための財源の確保に関しましては、いわゆるひもつき補助金の廃止と、基本的に地方に裁量が任せられる一括交付金の交付がうたわれているところでありまして、常に国政を注視しながら、適切な行財政運営を行ってまいる所存でございます。
 このような情勢の中、当市では「農と輝の大地 岩手山・八幡平・安比高原の恵みに満ちた、交流新拠点をめざして」を将来像とした第1次八幡平市総合計画の前期基本計画に基づく諸事業も、市民の皆様、議会議員各位並びに関係機関のご協力をいただきまして、ほぼ順調に進捗をいたしております。この前期基本計画も平成22年度に最終年度を迎えますことから、その仕上げと平成23年度から平成27年度までの5年間の後期基本計画の策定を未来の八幡平市を担う子供たちのために中長期的な目線で取り組んでまいる所存でございます。
 八幡平市は、今人口減少や少子高齢化などの社会構造の変化、経済、農業、観光産業のグローバル化、市民の政治意識や自治意識の変化など、時代の大転換期を迎えております。こうした中、私は市民主体の常に開かれた公平な政治を信条に、ふるさと八幡平市の恵まれた自然環境、資源を市民の皆様の豊かな生活に生かすため、市民の皆さんとともに考え、ともに努力して、これからの時代にふさわしい改革、改善を進め、未来の世代のためにも住んでよかったと言っていただける八幡平市の創造のため、全身全霊を尽くしてまいるつもりでございます。市民の皆様並びに議員各位のなお一層のご指導とご協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げ、私のごあいさつとさせていただきます。

                          〔市長 田村正彦君降壇〕

会議録署名議員の指名

議長(瀬川健則君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって

会議録署名議員

   20番  米 田 定 男 君  
 21番  北 口 和 男 君  
 22番  三 浦 正 信 君  

   を指名いたします。

会期の決定

議長(瀬川健則君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 本臨時会の議事運営につきましては、10月14日、議会運営委員会が開かれ、その協議結果について議会運営委員長から、会期は本日1日間とする旨報告を受けております。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、議会運営委員会の協議結果のとおり、本日1日間としたいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 異議なしと認めます。
 よって、本臨時会の会期は本日1日間とすることに決定いたしました。
 なお、本日の議事日程は、お手元に配付しているところでありますので、ご了承願います。

諸般の報告

議長(瀬川健則君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
 議会活動報告及び監査委員からの例月現金出納検査の結果については、配付をもって報告といたします。
 次に、行政報告を行います。
 市長。

                          〔市長 田村正彦君登壇〕

市長 田村正彦君 [ 3 ]  平成21年8月28日開催の平成21年八幡平市議会第3回定例会以降の市政の主な動きについてご報告を申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の行政報告書を朗読のため記載省略)

 以上、行政報告とさせていただきます。

                          〔市長 田村正彦君降壇〕

議長(瀬川健則君) 以上で諸般の報告を終わります。
 ここでお諮りいたします。会議規則第37条第2項及び議会運営に係る申し合わせ事項79により委員会付託を省略し審議したいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 異議なしと認めます。
 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。

報告第1号、議案第1号、2号

   報告第1号 自動車破損事故の和解及びその損害賠償額の決定に係る専決処  
       分の報告について  
 議案第1号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて  
 議案第2号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第4、報告第1号 自動車破損事故の和解及びその損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についてから日程第6、議案第2号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)までを一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 小林副市長。

                          〔副市長 小林順一君登壇〕

副市長 小林順一君 [ 4 ]  議長様から本日ご提案いたします案件を一括上程していただきましたので、提案理由のご説明を申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書を朗読のため記載省略)

 内容につきましては、企画総務部長をしてご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご協賛賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。

                          〔副市長 小林順一君降壇〕

議長(瀬川健則君) 提案理由の説明が終わりました。
 次に、報告第1号の内容説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 5 ]  報告第1号 自動車破損事故の和解及びその損害賠償額の決定に係る専決処分の報告の内容についてご説明をいたしたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これで報告第1号 自動車破損事故の和解及びその損害賠償額の決定に係る専決処分の報告についてを終わります。
 次に、議案第1号の内容説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 6 ]  ご提案申し上げております伊藤保己さんの経歴についてご紹介をいたしたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 以上であります。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから議案第1号について質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 討論を省略し、議案第1号を採決します。
 議案第1号について原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第1号 監査委員の選任に関し同意を求めることについては原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号の説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 7 ]  議案第2号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)の内容について説明をいたします。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから議案第2号について質疑を行います。質疑ありませんか。
 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 8 ]  この新型インフルエンザの補助の内容をもう少し詳しく伺いたいと思います。全額補助というさっき説明もありましたけれども、もう少し詳しく説明いただきたいと思います。
 それから、住宅リフォームの助成費ですが、状況がどうなっているか、これも中身をもう少し詳しく伺いたいと。
議長(瀬川健則君) 保健課長。
保健課長 森 佐一君 [ 9 ]  お答えいたします。
 新型インフルエンザのワクチン接種の補助の内容についてもう少し詳しくというご質問でございます。まず、今回のワクチンの接種につきましては、国民全員がやられるものではないということが1つでございます。いわゆる八幡平市民全員の分のワクチンは3月までの年度内には準備ができないということでございます。ということで、国産のワクチンが年度内に2,700万人分、12月以降に輸入のワクチンが5,000万人分、合わせて年度内に7,700万人分しか用意できないというようなことから、厚労省ではどの方から優先的にやっていくかというようなことで、優先される方があります。それが医療従事者が今月の19日の週から始まるというようなことで、次に妊婦、あと基礎疾患を有する方、いわゆる持病、糖尿病、あるいは心疾患、腎臓疾患とか定められた8つぐらいの病名の種類があるのですが、それを医師がこの方は基礎疾患があるというような方、それから幼児、小学校、中高生、そして高齢者、65歳以上というふうになりますので、高校卒業した年齢から65歳未満までの方で基礎疾患のない一般の病気を持たない方については、今のところ7,700万人分には入れないというようなことから、今回のこの補助には入らないというようなことになります。
 それで、費用でございますが、この新型のワクチンについては2回の接種が必要だということで、1回目が3,600円、そして2回目が2,550円と、合わせて6,150円、ただしこの2回目は同一の医療機関で2回目も行う場合というただし書きでございまして、例えばA医療機関で1回目やって、2回目に事情があって別な医療機関で2回目をやった場合は3,600円になりますので、6,150円が違う場合もありますが、おおむね同一医療機関でやるだろうというようなことから、一回で2回の接種しますので6,150円の費用というふうになります。
 それで、先ほど説明がありましたように、非課税世帯と生活保護の世帯の方については、国が2分の1、県が4分の1、そして市町村が4分の1という費用で個人負担はないようにしていただきたいという国の補助の基本的な考え方でございます。それで、それ以外の所得割課税者につきましては、1回目の3,600円を対象者については全額補助しようと、市で持とうというような中身ということになっております。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 10 ]  お答えいたします。
 まず、住宅リフォームでございますが、居住環境の向上、あるいは住宅関連産業の活性化、そして商品券を支援することによる商業者の活性化ということで目的を掲げまして事業を展開してきました。そこで、ご質問の状況でございますが、まず現時点におきまして、10月1日の時点でございますが、件数にして112件ございます。そして、全体金額、いわゆる波及効果分というふうにとらえてございますが、1億4,870万円ほどでございます。したがいまして、現在助成決定額が1,980万円ほどとなってございます。現残分は最高限度額が20万円となっております。したがいまして、残を生じたということでお願いするものでございますが、いずれにいたしましても、市の財政支出の7.5倍ほどの波及効果があるというふうに試算してございます。受注業者も、指名業者が58%ほど、そして個人でも一定の見積もりを提出できるものは対象にしてございます。それが38%ほどになってございますし、あるいは小規模の登録業者も七、八%ぐらいになっているという状況にございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 11 ]  1つ伺いたいのですが、繰越明許費なのですが、繰越明許費、そもそも予算編成上は特別の形ですし、しかも今の時期に繰越明許するというのは異例だと思いますので、質問でなくても、これは本来説明すべき内容だと思うのです。
 それで、伺いますが、庁舎建設の基本設計委託料の分を繰越明許すると、庁舎建設にかかって工程表からいえば、10月から年度内にこの事業をやるという計画だったわけですね。そうしますと、今の時点でもう年度内完成は不可能というふうに断定せざるを得ないということなわけですね。それを確認します。
議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 12 ]  本来は予算の説明とあわせて行うべき内容なのはそのとおりでございます。今年度の計画を立てる際に、年度内に終わるというふうな考え方で当然進めてきたわけでございますが、用地の同意を得るべく、さまざまな地権者との協議といったものを5月の初めからやってまいりましたが、同意を得るめどが立ったのは7月の暮れまでかかってしまったというふうなことがございます。その後を受けて、今度は庁舎の配置計画、そういったものを計画をし、業者選定におきましてもプロポーザル方式、業者の提案型での業者選定といったものを行う中で、この用地の配置計画そのものにつきましても、きょう臨時議会終了後に配置計画について内容をお示しすることになっておりますが、その計画そのものにつきましても今月いっぱいというふうなことになります。したがって、これから基本設計に着手していくわけでございますけれども、基本設計の着手につきましても大体事業着手が12月の後半といったことも予想しております。したがって、それから契約といったものを考えて、契約といいますか、成果品を得るためにどのくらいかかるのかといいますと、8カ月ぐらいかかるというふうなことになりますと、平成22年の7月ごろまでかかるというふうなことにもなるわけでございます。今の時点からいいますと、22年の3月までの契約といったものは不可能な状態にあるというふうなことでの繰り越しというふうなことでございますので、そのことによって契約、補正予算の内容をお認めいただければ、これに沿って契約そのものについて平成22年7月までの契約ということで今想定をしておりまして、繰り越しやむなしの状態に現在のところなっているというふうなことで、補正予算として計上したものでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第2号を採決します。
 議案第2号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第2号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)は原案のとおり可決されました。

閉     会

議長(瀬川健則君) 以上をもちまして本臨時会に付された事件はすべて終了いたしました。
 これをもって閉じ、閉会といたします。

                                                      (14時35分)