平成21年八幡平市議会第2回定例会

議事日程(第3号)
                               平成21年6月24日(水)

日程第 1 議案第2号 自動車事故の和解及びその損害賠償の額を定めることに関し議決を求め
            ることについて                         
日程第 2 議案第3号 田頭・平笠地区処理施設建設工事の請負契約の締結に関し議決を求める
            ことについて                          
日程第 3 議案第4号 八幡平市生産物直売所に係る指定管理者の指定について       
日程第 4 議案第5号 八幡平市公共下水道事業区域外流入受益者分担金に関する条例    
日程第 5 議案第6号 八幡平市税条例の一部を改正する条例               
日程第 6 議案第7号 八幡平市国民健康保険条例の一部を改正する条例          
日程第 7 議案第8号 八幡平市立コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例    
日程第 8 議案第9号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)          
日程第 9 議案第10号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1
            号)                              
日程第10 議案第11号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第
            2号)                             
日程第11 議案第12号 平成21年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   
日程第12 議案第13号 平成21年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)  

出 席 議 員(26名)
     1番  工  藤     剛  君     2番  工  藤  直  道  君
     3番  渡  邊     正  君     4番  遠  藤  公  雄  君
     5番  古  川  津  好  君     6番  小 野 寺  昭  一  君
     7番  田  村     孝  君     8番  三  浦  榮  吉  君
     9番  田  中  榮 司 夫  君    10番    橋     守  君
    11番  伊  藤  一  彦  君    12番    橋  俊  彦  君
    13番    橋  悦  郎  君    14番  小 笠 原  壽  男  君
    15番  関     善 次 郎  君    16番  山  本     榮  君
    17番  松  浦  博  幸  君    18番  大 和 田  順  一  君
    19番  工  藤  忠  義  君    20番  米  田  定  男  君
    21番  北  口  和  男  君    22番  三  浦  正  信  君
    23番  勝  又  紘  一  君    24番  関     義  征  君
    25番    橋  光  幸  君    26番  瀬  川  健  則  君

欠 席 議 員(なし)

説明のために出席した者
    市長               田  村  正  彦  君
    副市長              小  林  順  一  君
    副市長              武  田  常  徳  君
    教育長              高  橋  北  英  君
    企画総務部長           小 野 寺  光  正  君
    市民部長             大  森  力  男  君
    福祉部長             佐 々 木  幸  雄  君
    産業部長             工  藤  昭  二  君
    建設部長             山  本  富  栄  君
    教育次長             藤  田  繁  光  君
    松尾総合支所長          佐 々 木  正  志  君
    安代総合支所長          小 山 田  重  郎  君
    会計管理者            小 野 寺  清  美  君
    企画総務部総務課長        工  藤     勲  君
    企画総務部総合政策課長      岡  田     久  君
    企画総務部財政課長        小 野 寺     浩  君
    市民部保健課長          森     佐  一  君
    市民部税務課長          津 志 田  徳  悦  君
    福祉部地域福祉課長        畠  山  一  彦  君
    福祉部児童福祉課長        米  田  登 志 子  君
    産業部農政課長          畑  山  勝  美  君
    産業部商工観光課長        高  橋  一  夫  君
    土木林業課長           立  花  安  文  君
    建設部建設課長          畑     孝  夫  君
    建設部下水道課長         高  橋     初  君
    国保安代診療所事務長       関     敏  博  君
    生涯学習課長           工  藤  竹  松  君

事務局出席者
    事務局長             高  橋  三  夫
    事務局長補佐           工  藤     健
    議事係長             伊  藤  純  子
開     議

議長(瀬川健則君) [ 1 ] ただいまの出席議員は26名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
 これから本日の会議を開きます。

                                                      (10時00分)

議長(瀬川健則君) 本日の日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

議案第2号

   議案第2号 自動車事故の和解及びその損害賠償の額を定めることに関し議  
       決を求めることについて                   

議長(瀬川健則君) 日程第1、議案第2号 自動車事故の和解及びその損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 2 ]  議案第2号 自動車事故の和解及びその損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについての内容についてご説明をいたします。

    (会議結果報告書に添付の議案書及び資料に沿い説明のため記載省略)

 以上でございます。よろしくお願いをいたします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第2号を採決します。
 議案第2号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第2号 自動車事故の和解及びその損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。

議案第3号

   議案第3号 田頭・平笠地区処理施設建設工事の請負契約の締結に関し議決  
       を求めることについて                    

議長(瀬川健則君) 次に、日程第2、議案第3号 田頭・平笠地区処理施設建設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。
 ここで、地方自治法第117条の規定によって橋守君の退場を求めます。

                          〔議員 橋 守君退場〕

議長(瀬川健則君) 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 3 ]  議案第3号 田頭・平笠地区処理施設建設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて、内容についてご説明申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書及び資料に沿い説明のため記載省略)

 以上、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 1番、工藤剛君。
議員 工藤 剛君 [ 4 ]  1つ確認なのですが、この工事名、工事名といいますか、農集排の処理施設なのか、公共下水の処理施設なのかというのは、もう少しわかりやすいように明らかにするべきではないのかなというのが1つと、それからここの、今ではなくていいのですが、後ほどでも構わないのですが、この施設の集める区域、そういうのを明らかに示していただきたいと思いますが。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 5 ]  工事名の関係でございますが、頭に農業集落排水事業という冠をつけるべきではないかというお話でございましたが、工事名につきまして田頭、平笠地区の中には公共下水道の事業ではこの地区に入っていないところから、担当課といたしましてもこのような冠をつけない工事名にしたわけでございますが、おっしゃられますように今後につきましてはそのようなことをやはり十分念頭に入れて、今後は工事名にしていかなければならないのかなと、検討させていただきたいと思います。
 それから、この農集排の範囲でございますが、田頭、平笠地区の511戸が入っているわけでございますが、おっしゃられます質問は、その地域の明示ということであるとすれば、後でその地域の図面、図面といいますか、地区がわかるようなのを追加書類として添付いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 6 ]  この処理場ですが、当初松川沿いというふうに私も聞いていたのですが、大分離れたほうに建てるということになりますが、その理由は何かあったのかと。
 それから、田頭、平笠の処理場なわけで、標高差。例えば田頭地区からこれポンプアップか何かしないと、ここには行かないように私感じるのですが、そういう自然に流してたどり着く処理場なのか、その辺どうなっているか。コスト的な問題もあると思いますが、その辺の説明もお願いします。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 7 ]  お答え申し上げます。
 場所の選定でございますが、場所の選定につきましては何カ所か候補地として選びまして、いろいろ検討を重ねました。その結果、最終的にこの地になったものでございます。できるだけ民家に近くないこと、やはりそれらがどうしても昔よりは技術が向上して、においとか、そういうものが除かれるとはいいながらも、やはりどうしても嫌われるといいますか、余り近いとやはりそういう傾向にございますので、市側といたしましても最初、確かに選んだところは民家に近い部分もありましたものですから、最終的にここに市有地があると、市有林があるということで、ここ民家からは離れておりますので、地域の皆さんにお話しして最終的にここに決定させていただくことになったところでございます。
 放流につきましては、農業用の排水路になりまして、それから準用河川の走川、それから1級河川の松川、最終的には1級河川北上川、太平洋と行くわけでございますけれども、標高差についてはちょっと今ここに手元にございませんが、いずれ技術的な面から標高差、下がっていくことになっておりますので、自然放流で走川、それから松川ですか、そちらのほうには流れていくものと思ってございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 地区。
建設部長 山本富栄君 [ 8 ]  大変申しわけありません。一部ポンプアップが必要とする場所もあるようでございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 9 ]  一部ということですが、これは地図を見ますと三ツ森グラウンドのすぐ近くですよね。これ平笠地域の中でもかなり高い位置ではないですか、この場所というのは。その辺ちょっと確認したかったのです。まして田頭というのは、平笠よりもさらにまた標高が低いわけで、その辺は大丈夫なのですかということを確認したかったのです。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 10 ]  お答え申し上げます。
 その辺のところにつきましては、現地調査を十分しておりますので大丈夫なものと認識しております。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 11 ]  例えば松川沿いの当初予定した場所と、それから新しく今決定した場所、これは全く処理場の運営なり何かするためにコスト全然変わらないと、全く同じコストでできるのだという、そういう場所の選定だったのでしょうか。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 12 ]  お答え申し上げます。
 それは、ほとんど変わらないはずでございます。今のところは、一部、山林ですので一部削り取ることになりますけれども、当初に民間で予定されたところは、どっちかというと土を盛らなければならないところも一部、そういう候補地もありましたので、いろいろ検討した結果、ここがやはり一番有望だということに決まりましたところでございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 部長、田頭でも間羽松とかこっちのほうはもっともっと今の建設場所よりずっと地形的に低いから、ポンプアップ何回もやらなければならないというふうなことでのコスト的なことはどうかというふうなこと。
 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 13 ]  お答え申し上げます。
 当初の計画の時点からポンプアップは予定されているということもありますので、今回の場合と比較してということになりますと、今回のほうは私的には、感じるには、ポンプアップだけとらえた場合は、むしろ今の場合の、今回の場所のほうがかからないのかなと、そのような認識を持ってございます。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第3号を採決します。
 議案第3号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第3号 田頭・平笠地区処理施設建設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。
 ここで、橋守君の入場を許可いたします。

                          〔議員 橋 守君入場〕

議案第4号

   議案第4号 八幡平市生産物直売所に係る指定管理者の指定について  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第3、議案第4号 八幡平市生産物直売所に係る指定管理者の指定についてを議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 産業部長。
産業部長 工藤昭二君 [ 14 ]  ご説明いたします。

    (会議結果報告書に添付の議案書及び資料に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明を終わります。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第4号を採決します。
 議案第4号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第4号 八幡平市生産物直売所に係る指定管理者の指定については原案のとおり可決されました。

議案第5号

   議案第5号 八幡平市公共下水道事業区域外流入受益者分担金に関する条例  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第4、議案第5号 八幡平市公共下水道事業区域外流入受益者分担金に関する条例を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 15 ]  議案第5号 八幡平市公共下水道事業区域外流入受益者分担金に関する条例、内容についてご説明申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書及び資料に沿い説明のため記載省略)

 よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 16 ]  この条例に関係してちょっと伺いますけれども、公共下水の、ここでは分担金という表現ですが、負担金が本来の、本来というか、公共下水のほうの場合は。その負担金の1世帯当たりの平均、どれぐらいの金額になっているかというのを確認したいのです。
議長(瀬川健則君) 下水道課長。
下水道課長 高橋 初君 [ 17 ]  お答えいたします。
 今までは、平成16年から20年度まで実施されてきましたけれども、その中での平均といたしまして、地区的には大更地区から平舘というふうなことで町なか、あるいは若干外れたところ等が入っておりますけれども、そういう関係で単年度、単年度は若干数字が、平均が違うわけですけれども、この5年間分を平均しますと25万5,600円という単純な平均数字でございますが。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 18 ]  25万5,000円と、こういう数字ですね。ちょっと私伺いたいのは、農集排の負担金の場合です。西根地区の場合は30万、松尾地区の場合は15万ですか、安代地区は20万と。どうしても西根の農集排30万、これは今言ったように公共も25万5,000円というふうになっていまして、非常に不公平な負担金になっているのではないかと。今まで問題にはなったりもしてきたのですけれども、その辺の考え方といいますか、これちょっと伺いたいなと。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 19 ]  お答え申し上げます。
 公共下水道事業、それから安代の特環事業、それから農集排事業は旧3町村、3地区でそれぞれ行われてきておりまして、それぞれの今議員おっしゃいますように受益者負担金の単価というのは15万、20万、30万ということで、西根のほうが30万、確かにそのとおりでございます。受益者負担金の考え方といいますのは、結局地区を定めて特に工事をしていくわけですけれども、そうした場合に、下水道の場合ですけれども、下水道整備に伴うそういう国庫負担金なり、それから起債なりが振り込まれるわけですけれども、そのほかに受益者負担という形で計算された結果がそのような形になるのでございまして、集落排水事業の場合はどっちかというと範囲が狭いといいますか、公共下水に比べるとそうなわけですけれども、公共下水の場合も大きなくくりの中で将来的な、長期的な計画を立てて、その中で今申し上げましたような国庫並びに起債等を差し引いた中で受益者負担の賦課額を決定していくわけでございまして、それでもできるだけこれは旧町村からの時代でございますけれども、大きな開きのならないような形で受益者負担を、確かに今言った25万5,000円と30万の開きはあるわけでございますけれども、実際にはその30万を超えるのが現実的な事業費の算定になっているのかなと思うわけでございます。いずれその事業、事業で事業費をとらえた結果においての受益者負担金の結果ということでご理解いただければと思います。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 20 ]  合併前の各町村の格差、これはやむを得ないと思います。それぞれの事情で設定をしてきていると。ただ、西根地区の例えば農集と公共を比べても5万円、まず違うわけです。これは、やっぱりどうしても不公平感、これはやっぱりぬぐえないと思うのです。これ私の要望になるのですけれども、その辺の問題について検討をする必要はないかと。聞けば、岩手町では何か途中で農集排の負担金の引き下げをしていると、そういう近隣の町村もあります。その辺も含めて、ぜひこれ検討していただきたいのですが、いかがでしょうか。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 21 ]  お答え申し上げます。
 いずれ工事を、こういう事業をする場合は、受益者に係る公平の原則とか、それから財源の確保というのがやはり念頭になければ事業は発車できないわけでございまして、どうしても受益者負担の中身を避けて通るわけにはいかないわけでございますけれども、いずれ受益者負担の受益者側から見ますと、確かにおっしゃるように下水道であれ、農集排であれ、使っている側から見れば同じように見えるのかもしれませんが、やはり事業を進めていく中では、どうしても一番最初に申し上げましたように事業の事業費の財源確保、公平の原則、その事業を進めるためにどのような経過をもってやるか、それにも大分左右されるものと思いますので、現段階におきましてはその事業、事業、一つ一つをやはりこなしていくためには、この受益者負担の差異についてはやむを得ないものという認識を持ってございます。今後西根の場合は、この公共下水のほかに先ほど申し上げました田頭、平笠の農集排もあるわけでございますけれども、やはり事業そのものがそれぞれ違うということを何とかご理解願いたいと思います。
議長(瀬川健則君) 10番、橋守君。
議員 橋 守君 [ 22 ]  ちょっと1点、確認をさせていただきたいのですが、この公共下水道の区域外の流入ということですが、区域外であって管路に面する土地という場合の条件というのは想定されるものなのでしょうか。もしくは、農集排の流入という中身なのか、その具体的な状況をちょっと説明いただければと思います。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 23 ]  お答え申し上げます。
 橋議員のご質問にありました今の件ですが、ただいまの1件、区域外流入をしたいという申し出といいますか、まだ申請できないわけですけれども、そういうお話が現在ございます。これは、やはり今区域を設定しているすぐ隣といいますか、道路を挟んですぐそこにやっている方が、個人で入れている方があるわけですけれども、どうしてもつないでくれないかという話から今の話がまず出てきたことでございます。ですから、区域外といいましても申請が出てきた場合を見て、これがかなりの距離感があるところというのはやはり想定してございません。今のような隣といいますか、道路を挟んですぐ、そこまで本管があるということですぐつなげると、そのような状態のところを想定してございますので、今のところそういう見込みのある方が1件ございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 10番、橋守君。
議員 橋 守君 [ 24 ]  わかりました。ということは、確認ですが、まず1点、農集排の流入に関しては、これは関係ないということでいいのかどうかと、あと今の説明だと区域の外周に管路が入っていると。それが道路であって、多分区域の外周に本管が入っているからそういう状況が出るということだと思いますが、その道路に面した部分だけでも区域内に想定するという方法はできないのでしょうか。将来性も見込んであったほうが、これでカバーできるからいいのだということであれば結構ですけれども、考え方をお伺いしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 25 ]  お答え申し上げます。
 今道路と申しましたのは、ただいまのそういう相談されているのが1件あるということでございまして、いずれその距離の間というのは、升までの間は本人の工事費が負担されることになりますので、それらも本人が了解しての上でのことになります。
 それから、農集排は入りません。農集排ではなく、今の方は個人で浄化槽を整備した方でございます。現在計画区域から外れた場所ということでございますので、ただ将来それが区域内になるかもしれないということは、現在は申し上げられるような状況にはないわけでございますので、現在の区域外からということで限定してございます。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 10番、橋守君。
議員 橋 守君 [ 26 ]  済みません、理解力が劣っているもので。受益者が管路工事分を負担するからという説明だったと思いますが、本来すべて宅地内の分はそうなわけですよね。本管に面していることが条件ですよということではなかったでしたっけ。エリアに面していればいいのでしたっけか、それが私の勘違いなのかな。エリアに面していて、本管までの距離は自分で工事すればいいという考え。了解です、ありがとうございました。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 27 ]  私も同じ質問なのですが、単純な疑問なのですが、だとすればこういうふうに区域外流入という手だてよりも区域を変更して広げるという手だてのほうが、それが即可能であれば、負担の公平性からいえば、同じ市民という立場から見れば、そっちのほうが本来筋ではないかと思うのですが、どうでしょうか。
議長(瀬川健則君) 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 28 ]  お答え申し上げます。
 区域を広げる場合につきましては、認可をとらなければならないわけでございまして、これはやはり非常に時間を要するわけでございますが、ただその辺、今申請したい方の周辺に相当うちが建ってきているとか、状況が変わってくればやはり検討しなければならないのかもしれませんが、今はそういう状況にないということでございまして、いずれそのような形で申し出があれば申請をしていただいて、こちらのほうで状況を判断して、本人の負担はこうなりますよという、それでよろしいですかというふうなことを確認しながら進めてまいりますので、そういう状況で場所が変わった場合は、また検討させていただきたいと思います。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これより討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第5号を採決します。
 議案第5号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第5号 八幡平市公共下水道事業区域外流入受益者分担金に関する条例は原案のとおり可決されました。

議案第6号

   議案第6号 八幡平市税条例の一部を改正する条例  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第5、議案第6号 八幡平市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 29 ]  議案第6号の税条例の一部改正の内容につきましてご説明を申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書及び資料に沿い説明のため記載省略)

 以上で税の一部改正の説明を終わります。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第6号を採決します。
 議案第6号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第6号 八幡平市税条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。

議案第7号

   議案第7号 八幡平市国民健康保険条例の一部を改正する条例  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第6、議案第7号 八幡平市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 30 ]  それでは、議案第7号の一部改正の内容につきましてご説明を申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書及び資料に沿い説明のため記載省略)

 以上で内容の説明を終わります。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第7号を採決します。
 議案第7号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第7号 八幡平市国民健康保険条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。

議案第8号

   議案第8号 八幡平市立コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第7、議案第8号 八幡平市立コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 教育次長。
教育次長 藤田繁光君 [ 31 ]  議案第8号 八幡平市立コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例についてご説明申し上げたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の議案書及び資料に沿い説明のため記載省略)

 よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第8号を採決します。
 議案第8号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第8号 八幡平市立コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。

議案第9号

   議案第9号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第8、議案第9号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 32 ]  議案第9号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)の内容についてご説明をいたします。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 6番、小野寺昭一君。
議員 小野寺昭一君 [ 33 ]  歳出について伺います。
 16ページです。16ページの7款商工費の中の1項19節、マイマイガ発生対策街路灯の補助金について具体的に説明をお願いしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 34 ]  マイマイガの関係については、一般質問、田中議員においてもいわゆる防除、駆除対策の予算的支援についてどうなのかという質問もありました。それらを踏まえて市長答弁をしてあるわけでございますが、今度補正でお願いしたというのは商工観光課。本来であれば環境衛生費で20年度は対応しましたが、21年度においては特にいろんな地域要望等も踏まえ、商工観光課で対応したものであります。この64万4,000円の内容については、20年度の経験を生かしながら、20年度については大更地内について対応いたしましたが、これら以外の地区についてもいろんな地域要望等があるというふうに伺っておりますので、20年度のような対応を踏まえ、それぞれ地区からいろんな要望があった場合については対応でき得るように配慮した予算であります。内訳的には、前年度の7割補助を実施いたしました。これら当然地元負担が3割伴いますけれども、それらをクリアできるようなところで大更地区以外それぞれあるわけですから、特にナイター施設を要しているようなところが消された場合、集中的に商店街等々に群集して被害をこうむるというふうなこともありますので、そういったことの対応をしようとする予算であります。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 6番、小野寺昭一君。
議員 小野寺昭一君 [ 35 ]  例えば去年は大更地区ということですが、ことしよその地区が出てきてこの予算をオーバーした場合どのように考えているのか。
 それから、もう一点、先ほどナイター消した場合というふうな話なのですが、ご存じのように体育協会管理、あるいは各中学校ナイター設備、あるいは平舘公民館とテニスコート等のナイター設備があるのですが、この場合、もし消す場合、個々の各施設によって判断して消すのか、その辺どのように話し合いをしているのか伺いたいと思います。
議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 36 ]  まず、1点目については64万4,000円を措置したわけですが、オーバーした場合というようなことの質問ではございますが、当然一応予想した数字ですので、当然おさまるか、余るかというのについてはまだはっきりはできないわけですが、そういったことについては逐次検証しながら対応できるようにしてまいりたいと。あくまでも公平、公正、平等に対応してまいりたいというのは基本であります。
 また、特に大型の照明施設があって、それらが消された場合、そこに群がっているマイマイガ等がそれぞれの各戸の街灯、あるいは商店街等々に群がるというふうなことでの被害というふうなことですので、そういったことについては当然啓蒙するというふうな、あるいは各戸のチラシも配布してあるというふうなことを答弁したわけですけれども、それらを踏まえながら、いずれお互いに共栄、共存できるような形で啓蒙しながら対応してまいりたいと。特にナイターについては、大体基本的には学校施設は9時を限度としているわけですけれども、そういったことについても関係機関の意見、要望等を聞きながら対応してまいりたい、そのように思っております。
議長(瀬川健則君) 6番、小野寺昭一君。
議員 小野寺昭一君 [ 37 ]  中学校設備に対しては9時、あるいは野球場につきましても9時で消灯というか、なるのかなと思いますが、去年の野球場のナイターの利用状況を見れば、5月から10月まで37回で800名ほど使っております。日中仕事のある人は、どうしても夜のナイター設備を使わざるを得ないというところもあろうかと思いますので、その辺例えば野球場、あるいは中学校、あるいはテニスコート、なるべく去年のマイマイガの発生を見ればことしもかと思うのですが、その辺も働いている方々にぜひナイター設備をできるだけ使えるようにやっていただきたいと思いますが、再度その辺どのように考えているか伺いたいと思います。
議長(瀬川健則君) 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 38 ]  マイマイガにつきましては、昨年度から大量発生いたしまして盛岡地区、あるいは県北地区でいわゆる大変な被害をこうむっているという状況下で、県南のほうから北上してきているという状況下でございます。昨年度そのようなことで、大更地区の街灯は消灯したということで補助、先ほど課長が話ししました7割出したわけでございますが、今年度につきましては5月に開催しました会議等でいろんな要望事項が出されました。幼虫対策、あるいは成虫対策、あるいは卵塊、段階的にありまして、そのナイターにつきましてはいずれ成虫の最後の卵を産むという段階で白い光に参集するという習性のもとに集まるということでございまして、今年度につきましては一応西根中学校、大更地区を一応対象といたしまして、消灯した時間から夜2灯、いわゆるまちのほうに向かっている2灯につきまして住民と話しして了解し得る時間までつけておくと。そして、そこにいわゆる成虫を集めて、下にブルーシートを敷きまして対策を講じるというふうなことにしておりまして、一部電気料についても補正予算に計上するというふうな状況下でございまして、全部やるということになりますと、またそれなりの手だてがありますので、本年度につきましては西根中学校だけをひとつやってみようということで計画いたしております。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 15番、関善次郎君。
議員 関 善次郎君 [ 39 ]  私は、第1点目は11ページの6款の財産造成費の中の委託料1,651万7,000円の中で2件の委託箇所があるわけですが、これの明細な説明をお願いいたします。
 それから、2点目は雪冷房の警報装置、それはどのような効果がというか、どのようなときに鳴って、どのような防止策になるのか伺います。
 それから、3点目ですけれども、旧舘市小学校が耐震検査をやっていると聞きましたが、その進捗状況を伺います。
 以上の3点をお願いします。
議長(瀬川健則君) 土木林業課長。
土木林業課長 立花安文君 [ 40 ]  お答えします。
 財産造成費の委託料の説明でございますが、まず1つ、市有林支障木撤去業務委託料の45万2,000円のところにつきましては、松尾地区、時森地区といいますか、そこの水田、中沢沿いの水田のところに市有林が並行してありまして、それが水田等にかぶさっておるということで、伐採してほしいということで依頼を受けております。
 もう一つ、条件不利……
議長(瀬川健則君) マイク使ってお話しください。
土木林業課長 立花安文君 [ 41 ]  2点目の条件不利森林公的整備緊急特別対策事業の委託料の説明をいたします。
 内訳は、寺田地区双又事業区と表現したらいいのか、ちょうど岩手町と隣接しております一方井ダムの周辺の市有地30ヘクタールの間伐、もう一カ所は田山越戸地区の間伐30ヘクタールを計画しております。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 生涯学習課長。
生涯学習課長 工藤竹松君 [ 42 ]  舘市小学校の耐震診断の現在の進捗状況ということでございますが、業者に委託して結果はまだ出ていませんけれども、中間が出ていますのでお知らせしたいと思います。
 耐震診断の中間報告につきましては、調べた結果、横揺れが0.7Is値が必要だということでございますが、0.4ぐらいということが出ていますので、当初予算に改修の予算を計上しておりますけれども、改修ではなく大規模修繕が、補強が必要だということになろうかと思いますので、地元の皆様にこの結果が出ましたら説明に伺って、どのようにすべきか検討していきたいなと思っております。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 産業部長。
産業部長 工藤昭二君 [ 43 ]  雪冷房リンドウの警報器設置工事の事業内容でございますが、既設警報盤から電話回線を利用いたしましてメール、電話で警報を連絡するというシステムの事業といいますか、工事を行うという内容であります。
議長(瀬川健則君) 15番、関善次郎君。
議員 関 善次郎君 [ 44 ]  この委託する明細と言ったけれども、大体材積とか本数とか、そういうのはまだ出ていないのですか。
 それから、舘市小学校の大規模改修という方法で進めていただけるのかどうか。進めると今聞きましたけれども、その方法も再度伺います。
議長(瀬川健則君) 土木林業課長。
土木林業課長 立花安文君 [ 45 ]  お答えします。
 この間伐事業のことでございますが、5月29日、国の補正予算が成立したわけですが、第1次補正予算が成立したわけですが、これを受けて、これから県では7月10日をめどに事業の取りまとめをしております。そして、実際に県の事業が開始されるのは秋ということで、今6月議会には少し早かったのですが、とりあえず予算計上しようということでのせましたので、具体的な、場所も先ほど言った2カ所は選定しましたが、細かなところまでは詰めていない状況でございます。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 生涯学習課長。
生涯学習課長 工藤竹松君 [ 46 ]  舘市小学校の大規模補強ですが、今現在業者のほうから概算でどのぐらい補強費が必要かということでお願いしておりましたので、結果が出次第、地元に説明して、どのようにするか検討してまいりたいと思います。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 15番、関善次郎君。
議員 関 善次郎君 [ 47 ]  委託のことですけれども、まだはっきりしないと、それは了解いたしました。今後いろいろ委託方法というのはどのように、まず、まだしっかりしないかもしれないけれども、ある程度予想があったら委託方法もお伺いいたします。
 それから、旧舘市小学校のことですけれども、確かに耐震的に横揺れの場合は弱いと説明受けました。建物に対しては、大変立派というか、まだまだ使用できるような状態でございますので、ぜひそこも含めながら耐震に対しての保護的なあれをお願いしたいと思いますけれども。お願いいたします。
議長(瀬川健則君) 土木林業課長。
土木林業課長 立花安文君 [ 48 ]  お答えします。
 先ほど申し上げたとおり、まだ具体的ではないのですが、金額が結構な額でございますので、従来どおり、例えば市有林の管理につきましては、西根、松尾地区については岩手中央森林組合、安代地区においては浄安森林組合が管理をやっております。その関係からいくと、従来であれば随契の委託ということになるわけですが、今回は金額も張るということもございますれば、これから検討してまいりたいと思います。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 24番、関義征君。
議員 関 義征君 [ 49 ]  私、4款の民生費について若干お伺いしたいと思います。
 それで、今回は火葬場の修繕として37万ばかり計上してありますが、この窯そのものの修繕なのか、それともボイラー関係とか、そうしたのを一体にした、含んだ修理費の37万なのか。
 それと、あと1点は、やっぱりある程度火葬場も年数がたってきました。そうした中で、大体年に1回や2回は点検していると思いますが、そうしたのがちゃんと行われているのかいないのかということを1点。
 それから、今月に入ってからなようでございますが、ボイラーの調子が悪くて、死体というか、何というか、何か移動した、違う窯に移動してやったという話があります。半熟なのか生焼けなのか、これは卵か何かならば半熟というのはいいのですが、やっぱりこうしたのでお客さんたち今来ている中で、このボイラーの故障はたびたび今まであったのではないかというふうに言われていますが、その辺は担当課として今まできちっと対応していたのかいないのか。聞くところによれば、若干手抜きがあったのかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
議長(瀬川健則君) 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 50 ]  お答え申し上げます。
 まず、37万円の件でございますが、これは火葬炉の排煙の監視設備設置工事、いわゆる煙を監視するための装置であるということでございます。先ほど来お話がございましたが、火葬炉につきましては供用開始以来27年経過ということでございまして、老朽化しているというのが現状でございます。いわゆる火葬部分につきましては、委託をいたしまして、そして業者名申し上げてあれなのですが、協栄テックスという会社に委託いたしまして現在実施しているという状況下でございまして、20年度まではいわゆる清掃センターに専任の職員1名が張りついておりまして、これはごみのほうも一緒にやっているわけですけれども、一応、そして管理してきたと、あるいは浄化槽等も工事してきたという経過でございます。当然そういう火葬につきましては、近年そういうプラスチック類といいますか、いわゆる所期の目的外のものも入れるような状況下になってきているということもございまして、黒煙、住民から苦情が来たというのが実情でございます。黒煙が上がるということでつぶさに見たわけですけれども、いわゆる最初の部分で、最初の時間帯で黒煙が上がるということが判明いたしました。それについては、何とか住民対策もございますので、煙ができるだけ出ないように抑えようということで……
議員 関 義征君 [ 51 ]  部長、部長、そこのまず煙が出るほうはわかった、わかった。そうでなく、そういった点検とかボイラーの故障とか、今まで部長として耳に入っていますかということなのです。
市民部長 大森力男君 [ 52 ]  当然修繕、あるいは点検につきましては、毎年定期的にやっておりますし、いずれ27年経過していますので、ふぐあいというのは当然出てきます。それについては、その都度修繕いたしまして、今までも小破の修繕については何回となく繰り返してやってきたというのが現状でございます。先ほど話がございました炉のいわゆる時間によって変えたということは、これは事実でございます。これ初めての経験なわけでございますが、その委託会社のいわゆる社員でございますが、勝手にやったと言えばおかしい話ですけれども、いずれ喪主に断らないで炉を変えたということなようでございまして、社長が後で来まして詳細に説明に来たわけでございますが、いずれいわゆるコミュニケーション、変えるということを伝えないでやったというのが現状なようでございます。それもこれも全部窯の調子が悪いというのが現状でございまして、いずれその後市民課、課長以下行って謝ってきておりますし、会社の社長以下も行って喪主に謝ってきているというのが現状でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 24番、関義征君。
議員 関 義征君 [ 53 ]  それで、部長はまず再度修繕なんかはやっているということなようでございますけれども、現場サイドで見ると今までは年に2回ほど定期点検をしていると。それが去年あたりからどうも点検が行われていないと、年に2回行われていないと、去年もやっていないと、ことしもまだやっていないということで、煙とかそういうことよりも、やっぱりボイラーの調子が悪くて、ある人をある窯のほうに移動させたと。それは、委託先のほうが悪いかもしれないのですが、やっぱり時間、それぞれ1時ですよ、3時ですよ、9時、10時と、こうやっている中で調子が悪いと、ボイラーがやっぱり途中で火が消えたりなんかするのだと、すごく大変だと。上司のほうに言ってもなかなかやってくれないというか、それはごみ処理のほうのプラントの設備工事と同じらしいが、たまたま来ているときはすぐ足を運んでくれるのだけれども、やっぱり現場まで来るといえばそっちの花巻だか北上だかわかりませんが、やっぱり1時間以上もかかるのだと。そういった27年も経過しているかもしれないのですけれども、やっぱり我々市民はいつでも予約すれば可能なものだと思っていってそういうトラブルあると、これはやっぱり鶏や焼き鳥と違うのです。やっぱりその辺、部長悪い、課長悪いと、やっぱりそういったのを徹底して整備させて完璧に、お客さんたちも来ていることだし、それを見えないところでやれるのであればいいのですが、表に出して窯を取りかえてやる、これはその家族にとれば半熟になっている状態で、そんな、これは予算とか上から言われる、やっぱり現場の声をすぐ受けて、これはごみ処理のほうの窯が2時間、1時間とまったのと事が違う、私はそういうふうに思いますのです。点検は、年に2回はやっていないと。いかがですか。
議長(瀬川健則君) 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 54 ]  大変多大なご迷惑をかけたということでございまして、ここで陳謝をしたいと思います。
 定期点検につきましては、これは当然予算化しておりますし、行われているものと私はそのように思っておりますし、速急に調べまして、もしそういうふうな事態であるとするならば、当然それに対応しなければならないと思いますし、そのようなことのないように今後いたしてまいりたいと。あるいは、不都合が生じないように、あるいはどうしてもだめだということであれば、新たな予算措置でもして新たな更新、それも視野に入れて考えてまいりたいと、そのように思いますので、ひとつよろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 24番、関義征君。
議員 関 義征君 [ 55 ]  部長悪いとかだれ悪いと私言うのではなくて、ただ担当の部長としてやっぱりそこまで耳に入っていたものかなということで私まず質問しているのですが、やっぱりこれはきちっとして、担当の中でそっちの現場のほうに行くのに任せてはいるかもしれないけれども、その中間で連絡がとれない、連絡がついていないと。こっちの部長のほうに連絡が入っていないということもあるみたいなのです、中間でどこかが。だから、やっぱり点検は、ことしはまだ1回もやっていないと。去年も何かやってないみたいだ。ことしは、この事故が3件ぐらい、事故というよりも3件ぐらいボイラーがつかなくてそういうふうになっているみたいですから、やっぱりこれは即現場と連絡とってやってもらいたいし、やらなければだめだと思いますので、少しその辺まず部長がすぐ課長なり、その担当をすぐ呼んで、できれば部長も午後から現場に入ってすぐ対応するようにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。いかがですか、やる気があるのかどうか。
議長(瀬川健則君) 14番、小笠原壽男君。

                          〔「まだ、答弁、答弁」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 答弁、やると言っているのだから。
 14番、小笠原壽男君。
議員 小笠原壽男君 [ 56 ]  総務費に関連して2点質問します。
 まず、1点目は12目の、これは12ページでありますけれども、交通安全対策費の追加の105万の内訳についてご説明をお願いします。
 それから、今回の補正ではないのですけれども、防災行政無線に関係してちょっとお答えをいただきたいと思うのですけれども、私はほかの地区のほうのことはわからないのですけれども、安代の地区で私どもの地域、あるいは荒屋新町もそうでしたが、防災行政無線が時々休むのです。去年も同じことを話しして担当者が行って点検をしたという話は聞いていましたけれども、何か改善されたようにも見えないのですけれども、どのようになっているのか、あるいはこれからの対応の対策について考え方を伺いたいと思います。
 以上、よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 総務課長。
総務課長 工藤 勲君 [ 57 ]  お答えします。
 まず最初に、交通安全対策費の交通安全施設整備工事でございますが、これはカーブミラー5基を設置しようとするものでございます。場所につきましては、安代地区中佐井、佐藤商店前に1基でございます。松尾地区は、松尾八幡平駅前に1基、松野小学校付近に1基、それから西根地区ですが、第6分団屯所前に1つ、あとそれから平笠の焼走りの方面に上っていくエッグデリカさんのちょっと手前のあたりのボックスの、高速道の下のボックスのあたりに1基、警報器をつけようとするものでございます。
 それから、安代地区の防災行政無線の不調は、ずっと去年から続いておりまして、その都度業者、設置した業者が点検もそちらにお願いをしてございまして、これが原因だというのがいまだもってわかっておりません。まことに私どもも緊急時に対応すべく頼らなければならない防災行政無線でございますので、何回となく不調の都度、業者を呼んでも、そのときは、業者がいるときは不調が出ない、どうしてもわかりかねているのが現状でございます。徹底的に今調べてはもらっているのですが、どうしても原因がいまだつかめていないのが現実でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 14番、小笠原壽男君。
議員 小笠原壽男君 [ 58 ]  交通安全対策費についてでございますけれども、昨年6月だったと記憶しておりますが、安代小学校のPTAからの要望を受けて質問させていただいたわけですが、歩道等のいろいろ、カーブミラーとかさまざまな施設のことではなくて、大変国道を通行する車両が危険で、道路の路面等にスクールゾーンとかスピード落とせとかという表示をしてほしいという要望があるということをお話ししたら、総務課長は早期に対応したいというお話、ご答弁をされたように私は記憶しております。それが今回の20年度の臨時交付金とか、あるいは今回の経済危機に関連した臨時交付金等の事業で取り上げられているのかどうかも含めて、今回の補正でそういったようなものが入っているのかどうか、ちょっと伺いたかったのです。カーブミラー等については必要でしょうから、それは了解しましたけれども、こうした交通安全対策については、ぜひこれは命にかかわる問題でもありますので、それは話として出たのは安代地区であっても、別に安代地区だけやってくれという話ではありません。市内、相当経費もかかるだろうとは思いますけれども、やはり子供たちやあるいは高齢者の人たちの交通安全ということを考えれば、ぜひ対応を考えていただきたいと、そのように思いますが、今の段階でのそういう計画がおありなのかどうか等も含めてお答えをいただきたいと思いますが。
 それから、防災行政無線に関してですけれども、なぜ、原因がつかめないというお話は話としてわかりますが、安代では防災行政無線が今建ったわけではないのです。前に建っているものをシステムを一元化しなければいけないということで去年から全部こちらのほうで管理するという話になったわけです。それ以前は、一回もふぐあいが発生したという記憶は私はないわけです。地域の高齢者の人たちからよく言われるのですけれども、今防災行政無線で流すお昼の時間のチャイムとか、あるいは夕方の時間というのは非常に役に立っている。生活にも密着した、いわゆる行政サービスの原点ではないのかなと私は思っております。なぜそういうことを言われたかというと、自分たちは時計持っていかなくても、畑行っても、田んぼに行っても12時のお知らせがあったり、あるいは以前は6時、夕方は6時でしたけれども、その時間のお知らせがあって仕事の区切りがつけられたと。今は、全然鳴らなくてわけがわからないと、どうしてそういうふうにするのでしょうかねと私はよく言われるわけです。そうかと思えば鳴ったりするのです、これ不思議なことに。最近特に感じることは、土曜日と日曜日になれば休むのです、役所みたいな感じで。なぜそうなのか、ちょっとそこら辺も、それは原因がわからないことをどうなのだと言うつもりはありません。ただ、以前、例えば安代の総合支所には多分そういう管理のシステムというか、そういうのは以前は使っていたわけですからあるわけですけれども、どうしてもふぐあいがあるのだったら総合支所のほうにそれ任せるということはできないのですか。その辺も含めてお答えをいただきたい。
議長(瀬川健則君) 総務課長。
総務課長 工藤 勲君 [ 59 ]  お答えします。
 まず最初に、昨年の持ち越しをしておりました件でございますが、予算的には一般会計の中には盛ってございませんが、商工会、連合会と交通安全協会とで7月にいわゆる横断歩道にストップマークと旗を市内60カ所につけることにいたしております。交通安全協会のほうからと商工会連合会のほうが出し合って、人はもちろん私どもの交通指導員とか職員とか母の会、あと交通安全協会員とか全員が携わりまして、いずれそういう施設を整備しようというふうに思ってございます。
 それから、2点目の防災行政無線の不調でございますが、こちらから発信をして各3地区の防災行政無線を流すわけですけれども、共通にしたあたりからやはりふぐあいが生じてございます。そこまではわかっておりますが、緊急の場合、どうしても使わなくてはならないわけでございますので、安代地区の総合支所にあります操作卓からは流せます。なぜそういうことが起きているかというのをどんどん、どんどん今調査中ですが、いわゆる防災行政無線をつくっているのは3地区とも別業者です、沖電気とか佐々木電気さんとかいろいろあるのですが、そういった整合をとるための中身のところは全部公開をしないようでございます。どのように信号を受けてどうするかというのは、それぞれの秘密といいますか、そこまで公開していただけない。こっちの業者も相手には詳しいことは教えないということで、なかなか進まないのが現状ですが、いずれ私どもは今困っているわけでございますので、そこら辺のところをトータル的に今調査して、どこがふぐあいかというのを早急に発見して修繕を加えるというふうに考えてございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 14番、小笠原壽男君。
議員 小笠原壽男君 [ 60 ]  ありがとうございました。1点目のほうの交通安全の対策については、ぜひこれは、よく最近テレビでも車が突っ込んで事故があったとかという話があります。いかに旗を立てたり、いろんな交通安全の啓発をしようとも、走っている車が突っ込んでくれば、これは防ぎようがないというのも現実としてあると思います。ですから、対策をとれるのであれば地域の要望といいますか、そういう人たち、子供を持つ親として心配だという声に耳を傾けて対応を早くするべきだということを申し上げたいと思います。
 それから、防災行政無線に関しては、なるべく早くシステムの統一といったような今のご説明があった内容については理解はいたしますが、やはり日常の毎日のいわゆる行政サービスの部分に関しては、ふぐあいは大変あんばいが悪いという感じを持っております。また、皆さんがそういうことで多分話をするのだろうと思いますし、私もそのように感じております。緊急時の問題等についても当然考えなければいけない、第一義的に考えなければいけないということでのお話は理解しますが、やはりできることを考えたらいかがでしょうか、その辺も指摘させていただいて終わります。
 以上でございます。答弁は、できればお願いします。
議長(瀬川健則君) 総務課長。
総務課長 工藤 勲君 [ 61 ]  お答えいたします。
 いずれ交通安全は、今大変うまいぐあいといいますか、前年同期に比べても非常に数字的には下がってございますので、このまま推移できますようにいろいろ手だてをしてまいりたいというふうに思ってございます。
 防災行政無線につきましては、サービスの低下にならないように、いずれ業者等と十分連絡を密にして早急に対応をいたしたいと思います。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 62 ]  歳入、8ページを。労働費です。ふるさと雇用再生交付金、それから緊急雇用創出事業、この件についてちょっと伺います。
 一般質問の中で課長、市の失業の状況、これ説明もありました。依然として失業者がふえている状況です。県内の有効求人倍率も下がる一方と、これが現状です。そういう中にあって、この事業を何とか雇用をふやすということで活用していかなければならないわけですが、課長言いましたように非常に使い勝手が悪いと。特にこのふるさと雇用創出、この事業は非常に中身、ハードルが高くて大変だと、こういう答弁もありました。ちょっと県内の状況を自治体ごとに調べてみたのですが、ふるさと雇用再生については盛岡市でさえ7名しかやっていないと。そういう中で、雫石、ここは8名やっているのです。それから、近隣では二戸では15名、これだけの雇用をつくり出していると。これは、ご存じのように3年間の事業でありまして、県内の集計したものも出ているのですが、ちょっと見ますと、この6月時点で見込みも含めて全体で63%までしかいっていないと、まだまだ枠がたくさん残っている、でも各自治体、なかなか申請できない、こういう状況です。そういう状況ではありますが、さっき言いましたような失業者がふえている中で、やっぱり活用をしていくべきだと、さまざまな工夫をやっぱりするべきだというふうに思いますが、今回の補正でもこれについては1名新たに出ているのですが、その辺今後進め方について伺いたい。
議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 63 ]  いわゆる雇用対策予算についての全体的な質問の中で、展開力と今後の対応というような質問かと思います。まさしく今度の20年、21年度のいわゆる雇用対策、補正予算としてもさらに追加をされたというふうなことであります。ふるさとのほうはないのですが、緊急のほうが恐らく20年度の半分ぐらいは追加になるだろうというように予測されています。緊急雇用については、当市においてもほぼ100までいきませんが、90%台までは実施しておりますし、何とかなるというふうなことですが、いわゆるふるさと雇用再生特別基金については今の展開力では難しいと。基本的には、子育て、福祉等を手厚く広くやるように事例等も示されているわけですが、なかなか庁内からもかなり雇用対策会議においてもPRをしながらお願いをしているところですが、現実まだ上がっていないというふうな状況になります。今後の対応も含めての質問でしたので、きのうも実際いろんな夏祭りとかマラソンの関係で各業界等にお金の要望なり支援等、回って歩いているわけですが、その過程でも企業等々においても私のほうから出向いてこの制度の内容等を説明して歩いていますし、またきょうも現実午前中、職員をそれぞれの会社のほうに行って説明をするというふうな展開もしています。いろんな市内各関係各位から趣旨を説明して、何とか掘り起こしをして雇用対策、万全を期していきたいというふうに思います。ましてや国でもこういった施策をやっていますので、何としても乗りおくれないように対応してまいりたいと、そのように思っております。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 64 ]  構えの問題だと思うのです、1つは。やっぱりきちっと対応していくのだと、可能な限りここで雇用を生み出すのだという構えがまず大事だと。県の資料を見ますと、すべて21年度の事業、明細も示されていますよね。これいい事例になると思うのですけれども、こういう事例を見ながらぜひ取り組んでいただきたいと。これ民間に委託するという、非常に問題があるのですけれども、例えば福祉、それから子育ての分野でもう少し工夫した、これは業者だって有利な中身があるわけですから、その辺検討されているのか、福祉とか子育ての関係では。いかがでしょうか。
議長(瀬川健則君) 産業部長。
産業部長 工藤昭二君 [ 65 ]  今課長のほうからは、庁舎内の取り組みについてご説明しまして、またさらに質問していますから、また後で答弁すると思いますが、私のほうからは県が具体的に事業を取り組んでいる中で、市内の関係者が説明会に乗り出していろいろとアドバイスを受けた事例をご紹介申し上げたいと思います。
 今岩手県では、いわて6次産業チャレンジ支援事業という事業を展開してございます。これは、まさにふるさとの活用をした事業でございまして、このご案内があったときに市内の該当しそうだなというところに当たりをつけまして、文書等を配付して説明会に臨んだ業者が3社ほどございます。その3社は、個別指導を受けまして、1社はかなり確実というか、確実性が高いとかという情報もいただいております。このふるさとの分については、市で行う事業、県で行う事業というとらえ方をしてございます。ですから、各般にわたる事業でございますので、これは県の事業を展開しているものについては積極的に情報提供して、市内の業者に情報提供して、その説明会に行っていただいているということでございます。ちなみに、これは6月1日にいわて6次産業チャレンジ支援事業に係る相談会というところに市内業者が3社ほど出向いたということをお知らせしておきたいと思います。
議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 66 ]  今質問で構えと、構えが少しというふうなこと、あるいはもう少し問答というふうな言葉も出ました。当然構えは、もう過ぎるくらい構えているわけですが、いずれ職員にも周知徹底もしてはおります。本部長、いわゆる各部長なわけですが、部長にも説明をしながら職員にもガルーン等全部インターネット等を使って全員に周知徹底もしております。さらに、門戸を広げるというふうなことで、それぞれ関係団体、企業等々においてもそういった趣旨の説明をしているというようなことはやっておりますので。ただ、いかんせんやはり新聞等にも報道されたわけですけれども、いわゆる不正経理の問題がどうしても頭にあると。リスクがあるので、結局確実に補助金の返還等ないようなことが頭にあると、だから結局石橋をたたいて渡るというふうな考えだろうというふうに察知をしております。国では、あくまでもそういったことは余りはっきり表現しないわけですけれども、現実はそういううまくない場合はペナルティーだよと、さかのぼって補助金返還というふうなことが再三県の説明会で示されているものですから、やはりどうしてもそういったことを確実にクリアしたものでないと上げられないというのが実態だというふうな、そのように認識しております。当然恐らく各課では、そういったことで、幾らうちのほうで窓口になっていっても上がってこないのが実態だと思います。そういうことを踏まえながら、いずれ事例はすべて流していますので、先ほど申し上げましたように雇用対策、いずれ乗りおくれないように対応してまいりたいと思いますので、いましばらく時間をかしていただきたいと思います。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 67 ]  過ぎるくらい構えているとは聞きましたけれども、実態は今回1名ふやして2名なわけです、市内は。これでは、やっぱりちょっとおくれていると言わざるを得ないということです。それで、これは窓口は商工観光課でしょうけれども、ぜひ市民部、そして福祉部、特にこの辺が非常に私は可能性の大きな分野を預かっていると思うのですが、最後にそれぞれこのふるさと創生の事業ではどういうことを今やられているか、これからどうやろうとされているか伺いたいと。
議長(瀬川健則君) 武田副市長。
副市長 武田常徳君 [ 68 ]  お答えいたします。
 済みません、私、風邪ぎみでちょっと声がおかしくて聞きづらいと思いますが、ご容赦いただきたいと思います。橋悦郎議員がおっしゃるとおり、直近の雇用対策本部会議の中でこれは議論いたしました。まさに現在の対応状況というのは、ややもすれば農林水産、あるいは農林ですか、それから観光と、この辺に偏りつつあるのではないかと。これからやはり市民部、福祉部、それから教育委員会、この辺を少し、もう少し検討し直しまして、ふるさと緊急雇用というのは、これは何回も出ておりますように大変難しさがあるのですが、ただ雇用対策事業につきましては何かやっぱり方法があるはずだと、もう少しその辺を検討していこうと、こういうことで、同じような答弁になりますが、いずれ多少時間がかかると思いますが、ある程度角度を変えまして新たな雇用創出をしていこうと、こういうことで直近の本部会議で議論をいたしましたので、もうしばらく時間をいただきたいな、このように思います。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 69 ]  2点伺います。
 まず1つは、庁舎建設の予定地の買収にかかわる行為にかかわって伺いたいのですが、これは庁舎建設そのものに賛成、反対の立場は別の問題として伺いたいのですが、現在市の土地開発基金での取得を目指して地権者の同意を得る作業が継続しているのですが、当然ながら地権者に対して買収予定価格なり、あるいは買収予定地域、詳細な線引きの地図も示しながら同意の手続に入っていると。開発基金の取得ですから、それらの内容については議会には当然反映はされないという状況が進んでいると。もう一つ、一方では、地方自治法第4条では事務所の位置を定められ、変更するについては条例で定めると、議会の権限だと。しかも、3項では出席議員の3分の2以上の賛成でそれはということになっていると。つまり法の趣旨からいえば、事務所の位置を定めるについては住民の意思が十分反映されるべきだという趣旨の法律だというふうに私は思うのですが、しかし今の状況、こういくと、例えば条例がいつの時点で提案されるかわかりませんが、例えば既に市が土地を買収したと、その後条例提案されると。そうしますと、議会で例えばそれを否定した場合に、買収された土地がいわば市の遊休地として、数千万かけた買収の土地が遊休地、塩漬け土地になる可能性があると、あるいはそれ以前であっても同意したことがほごになるというふうな進み方になっているのです。そうしますと、本来的には議会の同意ということが実質定められていながら、いわば形式的な形で追認せざるを得ない状況がつくられてくるというふうに思うのですが、そういう意味では納得、進め方自体は何も法に反しているということではないのですが、趣旨からいえば納得しがたい形が進んでいるというふうに私は思うのですが、見解を伺いたいと思います。
 それから、2つ目、以前質問した体育館の利用者が大幅に減少したという問題なのですが、それについてはその後の調査結果で何が原因かということは分かりましたので、別な視点で伺いたいのですが、副市長か教育長に答弁を求めるのですが、その事態というのは簡単に繰り返しますが、一昨年、昨年を見ますと3館合わせて約7万9,000人の利用者が5万2,000人まで激減したと。今年度の報告でその状況が継続していると。つまり私からいえば重大な事態なのだと、言われればそうかというささやかな事態ではないというふうに私は思うのです。しかも、この報告というのは、あるいはこの実態というのは議会なりの調査で明らかになったのではなくて、担当部署を経て、議会に届けられた文書の中で明らかになっているのです。だとすれば、私問題にしたいのは、担当部署というのは議会で質問があろうがなかろうが重大な事態だというふうにとらえると。職務に向かうに当たって、そういう感覚を持つのが当然ではないかと。しかも、結果的に見れば、昨年この質問がされて、そして今回されて、そこで初めて実態が調査されたと。つまり当たり前のいわば職務に向かう姿勢、職員なり部署の姿勢として私からすれば残念だし、遺憾な状況だったというふうに思わざるを得ないのですが、そういう視点からの答弁をお願いしたいのですが。
議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 70 ]  庁舎建設の位置についてのご質問、あるいはその手続的な面についてのご質問なわけでございますけれども、庁舎建設基本計画について大体のエリアについてはお示しをしているわけですけれども、結局はこのエリアのところの中に当然入ってくるというふうなことの中で今進めているわけでございますけれども、当然庁舎建設の位置についてはそういった取り扱いになっているわけですけれども、土地開発基金で購入するにしても用地の契約については、購入契約については、それは議会の議決を経た上での購入契約と、そういった取り扱いになっていくわけでございます。面積につきましては、2町1反、今の予定では2町1反なわけでございますけれども、議会の議決を経なければならない面積の要件に入ってくるわけでございますので、議会の庁舎の位置の決定とは別に購入契約についての議会の議決を経なければならない案件になっていくというふうなことでございますので、庁舎の位置だけでの議論での議会の議決というふうなことにはならないわけでございますので、そこのところでまず議会の議決を。その前に、前段お話ししておりますように全体のエリアの中、200ヘクタールの中でのこの場所ですよといった内容をお示ししているわけでございますので、これは鶏が先か卵が先かの議論にならざるを得ないわけでございまして、全体の内容をお示しして、それでは地権者に当たるとした場合、それがもしできなかった場合どうなるのかといった問題も実はあるわけでございまして、これについてはやはりこういった進め方以外に方法はないのではないのかというふうに思っているところでございますので、ご理解をお願いしたいというふうに思っております。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 教育長。
教育長 高橋北英君 [ 71 ]  体育協会の、そして体育施設の利用人員の減少の問題でございますが、ご指摘のとおりでございまして、まことに担当課といたしまして申しわけないという思いでございます。以後こういったことのないように気をつけるとともに、今回に関しては体協のほうにそういった激変に関しては報告を求めることを指示いたしております。
 以上でございます。大変申しわけありませんでした。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 72 ]  土地の取得に関しては、前もある意味では質問したのですが、開発基金による取得に私は本質的な問題があると思うのですが、そういう重要な土地についてもそういう形で取得すると。本来それによらない一般の予算、支出の形で取得するとすれば、同意交渉も含めて予算が通った後しかやれないということになるわけで、しかしそういう状況ではなく進むということを私、結局そこに問題があると思わざるを得ないのですが、改めてその点伺いたいと思います。
 それから、体育館の問題ですが、私言わんとするのは、ある意味では陳謝を受けたいということではなくて、つまり直接的に例えばあの資料が体育協会で作成されたにしても教育委員会を経由していると。そうだとすれば、少なくともあの内容を見て、その部署でも組織的に問題ありというふうに判断するような感覚を持ち合わせるべきなのだという意味なのです。しかも、だから何回も言うように、昨年そういう指摘を受けながらもそういう対応をしないというふうな状況というのは、本来一つの役所組織としてあり得るべからず状況だと、仕事に向かう姿勢として、ということなのです。そこを改めて伺いたいのですが。
議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 73 ]  用地の関係につきましては、今交渉といいますか、説明をしながら同意を得るべき段階で今話し合いをしているわけでございますけれども、予算、あるいは基金、これいずれ予算にとってそこで議論をしながら用地交渉をしていくか、基金で取り進めていくかというふうなことの手法の一つのお話だと思うわけでございますけれども、できれば基金の場合は用地の先行取得、事業展開を持っていくには容易なそのものだ。つまり同意をいただいて、すぐ購入をするといった段階をもしかすれば出てくるたびに基金をというふうなことにも考えているわけでございまして、タイミング、用地交渉と取得とのタイミング、そういったものを見合わせながら当然進めなければならないために基金といった考え方もしているわけでございまして、予算で明らかにはしてやるという方法も一つかもしれませんが、そういったタイミングといったものも考慮しながら基金でというふうな考え方をしているものでございますので、場合によっては同意の段階で、これ内部での協議も必要でございますけれども、同意を経た段階で、あるいは内容についてお示しをするというふうな機会をもしかすればつくれれば、その中での議論、そういったものも出てくるのではないのかなというふうに思うわけでございますけれども、いずれ用地といったものが非常に重要な位置を占めるわけでございまして、土地取得者とのプライバシーの問題といった問題もございますし、なかなか一瀉千里、こうしますといった状況にはなかなかなれない部分もあるわけでございますので、ひとつご理解をお願いしたいというふうに思っているところでございます。
議長(瀬川健則君) 教育長。
教育長 高橋北英君 [ 74 ]  まさにそのとおりでございまして、言いわけ的にはなるのですが、経理面だけは一生懸命見たつもりではございますけれども、そういったあたりでご指摘のとおりのことが生じたというふうに認識いたしております。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 昼食のため1時まで休憩いたします。

                                                      (12時00分)


                          休     憩

                          再     開

議長(瀬川健則君) 午前に引き続き会議を開きます。

                                                      (13時00分)

議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。
 16番、山本榮君。
議員 山本 榮君 [ 75 ]  2つのことにお尋ねします。まず、8ページの歳入の16款県支出金ですけども、条件不利森林公的整備緊急特別対策事業費補助金1,307万4,000円とあります。それと、11ページの歳出で、先ほど関議員から質問がありました財産造成費の同じく委託料1,606万5,000円、これに関してですけれども、補助金と事業の委託料との差が230万ほどあるということですが、これは市としてかさ上げをしているものなのか。10割補助ではないかと思いますけれども、この点の差額についてどういうことなのかお尋ねしたいと。
 それから、この事業ですけれども、補助事業名ですけれども、条件不利というふうになっていますが、この対象地域というのが限定されいるものかどうか。先ほどの説明ですと今回の事業は2地区を行うということでしたが、間伐を必要としている市有林ですか、何カ所あるのか、その点のこと。
 それから、13ページの民生費に関して、学童保育の土曜日の開所についてお尋ねしたいのですが、安代地区の場合は毎週土曜日に学童保育を実施しているわけですけれども、西根地区、松尾地区については今年度から第1土曜日のみ実施するということで実施していると思いますが、説明だと試行的だというお話でした。今年度からそういう第1だけを実施したということにおいてのどのようにとらえているのか。親にとってみれば、実施してくれる日とそうでない日があるということで戸惑いもあろうかと思いますけれども、その辺をどのようにとらえているのか。3月議会では、私はすべての土曜日を実施してほしいと、すべきだということでお話ししましたけれども、その辺の見通しについてお伺いしたいというふうに思います。
議長(瀬川健則君) 土木林業課長。
土木林業課長 立花安文君 [ 76 ]  お答えします。
 まず、8ページの歳入の1,374万と歳出のところの金額がイコールではないということのご質問をお受けいたしましたが、まず歳入につきましては1ヘクタール当たりの間伐の単価、切り捨ての単価が22万9,000円でございます。搬出の場合は25万ということで、歳入につきましては低い金額のほうの切り捨ての22万9,000円で60ヘクタールを計算して計上しました。歳出につきましては、まだ搬出できるかどうかわかりませんけれども、歳出、搬出、間伐材を搬出する単価の25万掛ける60ヘクタール分の金額を計上しております。
 次に、事業の条件不利という名称の中身はどういうものかというご質問でしたが、言葉では条件不利ということでございますが、要件の1つは長期間整備をしていない森林が対象ということになっています。これまで国の予算が厳しかったものですから、公有林については整備をしますと、県の例えば枠の補助金を食うということになりますと民有林を圧迫する関係で、ずっとこの数年間公有林の整備というのはやりたくてもやらないでまいりました、民有林のほうに補助を回してまいりました。そういったことで、今回の経済対策では、これまで我慢してきた公有林については別途予算枠を別に設けて回すので整備をしろというふうな指示でございます。今回そういうことで60ヘクタールの間伐を予定しております。
 続いて、3点目が……あとは例えば市のこういった森林整備が必要な面積はということでございますが、いずれ八幡平市の市有林2,454ヘクタールのうち人工林が1,427ヘクタールございます。間伐、あるいは枝打ちとか、そういったことにつきましては定期的に行うことになりますので、一回やったから例えば10年間よしとするわけですけれども、こういったことですごい面積がございますので、間伐等の森林整備については相当な面積があるという状況でございます。
 以上で終わります。
議長(瀬川健則君) 児童福祉課長。
児童福祉課長 米田登志子君 [ 77 ]  お答えいたします。
 学童保育クラブの件でございますが、現在は西根地区8カ所、それから松尾地区3カ所、安代地区2カ所の計13カ所で学童保育クラブを実施しておりますが、現在安代地区の2カ所だけが毎週土曜日も保育をしていただいているわけですが、現在毎月の実施状況のほうを上げていただいておりましたが、安代地区に関しましても毎週開いているのですが、人数的には大体合わせまして1地区当たり多くて3分の1か、あるいは4分の1ぐらいの方が土曜日も来ていらっしゃるわけなのですが、それも毎週、月4回あるわけですが、毎週というわけでもなくて、ゼロの状態のところもただいまのところ出ている状況でありますので、西根と松尾のほうは今第1土曜日だけ試行というか、やっている最中ですが、そちらも大体十何人程度なのですが、これからは保護者ともいろいろ協議をして検証しながら来年度に向けてというか、人数は多い少ないに関係なく、家庭の皆さんにはぜひ必要な部分ですので検証しながら、来年度については各保護者の方等からの要望も聞き入れて検討してまいりたいなと考えております。
議長(瀬川健則君) 16番、山本榮君。
議員 山本 榮君 [ 78 ]  森林整備の件ですけれども、そうしますと最終的にはかかった予算は補正でもらえるという考えでいいわけですか。市のかさ上げとかというのはなしでできるという部分ですね。
 それから、今後整備していくという内容なのですけれども、今回のこの予算で、この作業で何人ぐらいの雇用がなされるのか、延べ人数。雇用対策にもなる事業だと思いますので、わかりましたら延べ人数でいいですけれども、教えていただきたいというふうに思います。
 それから、学童保育に関してですけれども、預ける方、預けない方、土曜日あると思いますけれども、ただ預けている方で第1土曜日だけだというふうになれば、やはりいろいろと混乱もあるのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺はどうとらえているのか。
 あと来年度からは検討したいというお話ですけれども、例えば今行われて、西根と松尾、10カ所あるわけですけれども、これは指導員を予算的にカバーできて、指導員がいれば対応できるという内容なのかどうか。毎週やるためには、さらに何かの手だてが必要だというものなのか、その点についてお尋ねします。
議長(瀬川健則君) 土木林業課長。
土木林業課長 立花安文君 [ 79 ]  お答えします。
 まず、1点目の歳入歳出のところの関係で、持ち出しがあるかということのお尋ねですが、まずこの事業については定額補助ということで、先ほど言いましたとおり搬出すれば25万という金額、その搬出額を歳入にのせておりますが、持ち出し、これにさらに市の単費をかさ上げして間伐しようとは思っていないのです。いただいた金額イコールで作業しようと思っています。できるのではないかと思っています。そして、その人数、トータル人数ということですが、積算の根拠、この事業費の根拠がそうだと思うのですが、大体1ヘクタール当たり間伐のいわゆる作業員の数というのは諸経費抜いて12名ぐらいかなと思っています。そうなりますと、60掛けますと700ちょいぐらい、実質延べ人数で700人ぐらいは働けるのではないかと思っております。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 児童福祉課長。
児童福祉課長 米田登志子君 [ 80 ]  お答えいたします。
 学童保育クラブの形態ですが、今年度から指導員の皆様方を1人ずつ強化いたしまして3名の勤務体制となっておりまして、通常であれば6時間、午後1時から7時までの通常時間ということで、土曜日に関しましては朝7時半から2時半、それから10時から5時、11時半から18時半というふうに3人で勤務時間をずらして出ていただくような格好にはなっておりますが、土曜日の子供たちの預け入れに関して今後考えていただきたいのは、前もって申し出をしていただかないと当日に指導員さんたちが来たときに、実際はだれも来ないといった状態になる場合も考えられますので、前もって保護者の皆さんから第1土曜日、第2土曜日とあるわけですが、いつそれお願いをしたいなというふうな申し出をしていただいて、それなりに勤務体制を組んでいかなければならないのかなと思っております。人数に関して予算等は3人体制で、1人週30時間勤務という体制にしておりましたので、その範囲内でやれるものと考えております。
議長(瀬川健則君) 16番、山本榮君。
議員 山本 榮君 [ 81 ]  森林整備に関しては、雇用創出になるということですので、効果のある事業だと思いますので、ぜひその他の今後整備しなければならない部分についても実施をしていただきたいというふうに思います。
 学童保育に関してですけれども、今の体制はそうだと思うのですけれども、毎週それを行うとしたらどういう体制になればできるのかなということをお聞きしたのですけれども、多分あと1人ぐらいずつ指導員が配置になればできるものではないかなというふうには思うのですけれども、先ほど福祉の部分での予想しての部分というのはお話ありましたが、ぜひその点も検討しながら早い時期に実施できるようにしていただきたいというふうに思いますけれども、その点についていかがですか。
議長(瀬川健則君) 児童福祉課長。
児童福祉課長 米田登志子君 [ 82 ]  今年度から3人体制になりましたので、まだ詳しく検証はしておりませんが、一応このままというか、3人体制で、1日3人というわけではありませんので、週30時間ということですので、平日であれば今後は月曜から土曜の間でそれぞれが30時間勤務という体制で組んでいかなければならないのかなというふうに考えております。
議長(瀬川健則君) 2番、工藤直道君。
議員 工藤直道君 [ 83 ]  16ページの商工振興費の19節、マイマイガの発生対策についてでございますが、これは午前中、小野寺昭一議員も質問されましたが、その中で部長が答弁した対策の中で、西根中学校のグラウンドのナイター照明2基を使ってのガを集めるような計画が示されましたが、ご存じのように西根中学校の周辺はほとんど山です。大量のガが集まってくることが予想されます。それで、夏休み期間中にやられるか、それはちょっとわかりませんが、やはり生徒たちへの健康上の問題が心配されますが、そういうところは事前に検討してやるのか、それが1点。あとは、近くに西根病院などもあります。その関係で、衛生上にもちょっと問題が生ずるのではと思いますが、そのところをまず1点、お聞きしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 84 ]  マイマイガのいわゆる成虫対策ということで、西根中学校の4基あるうちのいわゆる市外を向いているほう2基を使ってのという、集めるということで、実は昨年度も仕掛けは小さかったわけですけれども、2つ、いわゆる昇降機といいますか、高くしまして集めたという経緯がございます。その結果は、余り芳しくなかったということでございまして、内部で検討した結果、照明灯のほうがいいのではないかということになりました。いわゆる一番健康といいますか、住民対策が一番でございますし、いわゆる周辺部のうちを文書を持ちまして回って、そして了解を得ると。そして、時間につきましても許容範囲、何時ぐらいまでだとよろしいでしょうかということで、その時間帯、いわゆる大更商店街を消灯したと、消したということを受けてのつけて集めるということですので、それはお盆前ぐらいということで、夏休み中ということにいたしておりまして、さらに全部その下にブルーシートを敷きまして、そして翌朝にはほとんどといいますか、全部回収すると、全部回収して次のクラブ活動、9時ごろから始まるクラブ活動には影響しないようにしたいというふうな計画を立てております。
 それから、西根病院につきましては当然明るくなりますし、若干のマイマイガが行くものと思われますので、病院側とこれから協議して、いい方向で実施に向けてやってみたいというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 2番、工藤直道君。
議員 工藤直道君 [ 85 ]  はい、わかりました。
 実は、昨年大更地区の野球スポーツ少年団が葛巻の総合運動公園の野球場に試合をしに行ったそうです。それで、日中でも1時間もバッグを球場の中に置くと、もう200匹ぐらいのガの幼虫等がくっついて、すごく子供たちが虫のアレルギーが出て試合にならなかったという話も聞いています。それで、私、運動公園の野球場のすぐ近くに住んでいますが、昨年も球場周辺も大変でした。やはりそういう学校施設でこういうガを集めて害虫駆除、駆除というか、集めるのが本当に行政として正しい判断か、そこのところを私はちょっとお伺いしたいです。やはり教育機関、教育施設を使ってのガの退治とかというのは、やはりやめたほうがいいのではというような気がいたしますが、その点についてお伺いいたします。
議長(瀬川健則君) 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 86 ]  いわゆる健康被害といいますか、先のことを考えると、そのほうの対策まで考えて実施したほうがいいのではないかというふうに受け取りました。そこで、ことしにつきましては、一応夏休み中のさらに学校に出る相当前に、さらに期間もいわゆる限定して、そして試験的に実施してみたいと。恒久的にやるということではございません。ただ、大更地区が今回、昨年からの大量発生、これがひどいということでございまして、その大更地区対策で今回西根中学校の照明灯ということになりましたので、いわゆる市営球場とか、あるいは市営グラウンド、こっちのほうの照明もあるわけでございますので、そこいらも全部対象に入れまして来年度については考えるということにしたいと思います。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 2番、工藤直道君。
議員 工藤直道君 [ 87 ]  はい、わかりました。
 最後に、例えばナイターの照明を使ってのこういう対策等は、県などの専門機関とか、あるいは周辺の自治体等からのいろんな連携をとってお話をして、その結果こういう対策をやろうという計画がなされたか、それともそういう機関とは話し合い等は持っていなかったか、そこのところを1点お伺いいたします。
議長(瀬川健則君) 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 88 ]  一応情報という段階での他町村、例えば葛巻町とかに実際行って話は聞きましたが、そういう公的な場所、あるいは学的な場所からの話の聞き取りはいたしておりません。いわゆる光に集まるということの発想での今回の計画でございますので、そういう健康被害、あるいは健康ということの考えが当然一つでも出てきたという場合にはすぐに中止するというふうな考えも持っておりますので、その辺はひとつご了解をお願いしたいと思います。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 8番、三浦榮吉君。
議員 三浦榮吉君 [ 89 ]  16ページの委託料の看板製作業務のあっぴ高原遊々の森に関して質問します。
 このあっぴ高原遊々の森は、3年前の6月に岩手北部森林管理署と市とこの遊々の森の設定について協議の上設置したものですが、この国有林の利用については森林管理署と市と学校が協定を結んで活用するということになっておりますが、学校というのは主には市内の小中学校のことだろうと思うのですが、国有林ですので、不特定多数のもの、あるいは市外の学校も入るものだろうと思います。実は、ここの遊々の森の看板といいますか、木製の印が現場には立っております。今度立てるというのは、業務委託するのはこの看板の製作を委託すると思うのですが、立てる場所は国道282の安比高原に入る入り口だと効果あると思うのですが、どこに立てるのか。それから、さっき言いました市外のもの、あるいはいろんな方々が観光等で入るわけなのですが、その人たちも自由に入って自然林を楽しめるものか。それと、市内の学校がどれほどこれを活用しているか伺います。
議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 90 ]  あっぴ高原遊々の森の関係の質問です。今回委託料で47万ほどの看板委託をお願いしたわけですが、これの要求した経緯については、この看板というのは最初は手づくりで森林管理署と一体となってやったというふうなことでスタートしたというふうなこと、それからかなり森林管理署のほうの看板については手厚く50万前後の金をかけて立派にしたというふうなことがありまして、手づくりの看板なために著しく市の看板等については見ばえがしないというようなご指摘が関係者から多々ありまして、それでいろいろ協議をしてまいりました。その関係で、森林管理署で部材等を一部提供すると、原材料を提供するというふうなことのご協力もいただきましたので、それにあわせて市でもお金を出しながら双方で、できれば手づくり等も踏まえながら対応していくというようなもので予算化をお願いしたものであります。いずれ個々に協議会でいろいろやっていますけれども、そういった方からの提言もありますので、そういった要望を踏まえて対応してまいりたいということであります。
 また、小学校等の利用状況等の今質問があったわけですが、当然市内の小学校並びに小学校のみならず中学校も含め、多々活用されております。また、市内のみならず市外、あるいは修学旅行、研修等も踏まえて利用客は非常に多いというように聞いておりますし、また学校教育のみならず団塊の世代、老若男女、かなり利用客が多いというふうなことで、協定の内容で変更もしながらそれらに対応できるような今取り扱いをしているというふうなことであります。また、それ以上にいろんな要望もあります。例えば足湯とか、あるいはもう少し大型の駐車場の確保とかといったものもあります。そういったこともいずれ関係機関と連携をしながら、この協定の内容をさらに発展をするというふうなことで考えております。いずれにせよ、まずとりあえず情報発信、看板等の整備に当たりたいというのが予算要求の趣旨でございます。
議長(瀬川健則君) 看板の場所。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 91 ]  看板等の場所については、当然今あるところのフォロー等を中心に考えていますので、そういった場所のもしもそういったことが、移転が必要だと、あるいは新たに必要だということになれば、当然ここにはいろんな機関が入って構成になっておりますので、当然それらの意見を踏まえながら対応してまいりたいと。また、今出たようなことについても当然意見交換をして、この予算の範囲でできるのか、あるいはさらに必要なのか等も踏まえて対応してまいりたいと思います。
議長(瀬川健則君) 8番、三浦榮吉君。
議員 三浦榮吉君 [ 92 ]  今の場所に看板の新しい立てかえをするということなようです。ここの遊々の森は、国有林180町歩の森林を活用するものということで、その中に入り口にぶなの駅があるのです。このぶなの駅は、安代町の当時平成6年度に新林業構造改善事業で建設した、いわゆる休憩施設、資料館なのです。ことし市の観光協会が岩手山、八幡平、安比高原を横断する形での観光コースも設定しておられます。ここで1つ問題があったのは、5月の末と6月だったのですが、2回ほど中の牧場に私も行きました。ここのぶなの駅があるところはそこなのですが、安比高原に入ってわかったのは、いわゆる身体障害者、あるいは障害者用のトイレがないということで、入ってから大変だったという話だったのです。その際、バスが3台、ワゴン車が五、六台入っておりまして、どちらから来たのかちょっとわからなかったのですが、1台は盛岡市から入っておりました。そこで、トイレの水洗トイレなのですが、身障者用、いわゆる車いすで入れる施設ではないのです。コンクリートの階段が、段ですが、1メーター50ぐらいの高さまで行ってようやく中に入れる場所ですので、普通の人がだれかが付き添いで来ても車いすではトイレは使えないという状況です。かといって女性が花摘みしなさい、男性は鉄砲撃ちしなさいということで野に放すわけにもいかないところなわけなので、それで聞きましたら前にそこはいわゆる自然保護課に県と市がお金を出して委託している管理員の休憩場所、あるいは管理のつなぎ場所になっているのですが、その話によりますと前に1度トイレをつくる話し合いといいますか、協議はなされたようなのです。ところが、あそこ傾斜といいますか、ちょっと建っているもので、ぶなの駅の正面の右側に浄化槽があるのです。そのほうに増築するか、いわゆる車いすが行くようなスロープを持っていくとすればかなりの金額がかかるというような話もあって、その後その話はなくなったようなのですが、できれば早目にそういうものの設置をするべきだと、市の公共物なわけですので。特によそからもかなりの人数の方が入っております。5月の連休では二、三百人の人が入りましたと言っていましたので、大変な人数だったと思います。それで、考えてみましたというか、見るとわかるのですが、確かにつくるに今の階段を壊したり、事務所を壊したりしなければならないのですが、建物の右側の浄化槽の手前に新築したほうがかえっていいのかなという感じがします。浄化槽には使えると思いますので、その浄化槽は近くの川にそのまま洗浄したまま捨てられるのですが、そういう水洗のいわゆる身障者用、あるいは高齢者用の使えるトイレを設置するべきだと思うのですが、そういう考えは今あるでしょうか。
議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 93 ]  安比高原ぶなの駅の端的に言えば駅に身障者のトイレの新築事業の計画があるのかというお尋ねでございます。
 先週も市長のほうに議員さんと関係各位の方が見えて、非常に早期にそういった対応をしたいという要望がありました。担当課といたしましても、いろいろトイレについては多々ご要望があります。まず、安代地区については新町駅のトイレについても再三要望があります。
議長(瀬川健則君) 簡潔に。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 94 ]  はい。それらについても当然今検討実施に入っておりますので、用地が解決次第実施してまいりたいというふうなことを考えておりますし、これらについても当課としては当然ながら要求はしてございます。ただ、いかんせんかなりの要求量が商工観光課は多過ぎると。今の6億に対してかなりの規模の要求がそうですが、その中で3分の1も商工観光課が占めているというようなことを言われています。そういったことがありますので、当然ながらそういった財源裏にも配慮しながら順次やってまいりたいということで考えておりますので、いずれ総合計画に計上して対応してまいりたいというようにお答え申し上げます。
議長(瀬川健則君) 8番、三浦榮吉君。
議員 三浦榮吉君 [ 95 ]  商工観光、大変だと思いますが、総合計画にのせて実施計画にものせて実施をお願いしたいと思います。
 それから、同じ16ページのこれは両方の款にかかっているのですが、片方は14ページの労働費に安比塗漆器堂運営事業委託料、それから片方は16ページの工事請負費、これは観光費ですが、安比塗漆器堂改修工事。この項目だけ見ますと、八幡平市に安比塗漆器堂というのがないはずなのですが、この名前はどこからまず持ってきたのか知らせてください。
議長(瀬川健則君) 商工観光課長。
商工観光課長 高橋一夫君 [ 96 ]  5款の労働費の一番上段の安比塗漆器堂運営事業委託料と、222万2,000円というふうなことがありますし、7款の観光費の中の15に改修工事ということで計上しています。この内訳は78万3,000円ほどの内訳ですけれども、これはトータルしてふるさと雇用再生特別基金事業の中身を分解したものであります。それで、5款については委託料で第三セクターにお願いをするというふうなこと、施設については前にも触れましたが、新町の旧新町幼稚園の建物を活用して漆器ができるよう改造するもの、改修するものであります。それらについては、財産は市ですので、当然市のほうで直して漆器塗りをすることができるようにやっているものです。当然漆器堂というのについては、今のところは仮称ですけれども、そういった方向で新たにそこに専門の雇用を生み出すというふうなことで、端的に言えば岩谷堂箪笥の受託を受けて産業化を図るという考え方であります。そのほかにもやりますけれども、そういったことをやるものであります。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 11番、伊藤一彦君。
議員 伊藤一彦君 [ 97 ]  それでは、12ページの3款の民生費、1目の19の負担金補助及び交付金のところなのですが、八幡平市の出会い支援事業補助金でありますが、これは今期高齢化の対策で、市営で出会い系サイトでも設置するのかなという意味から、もしそうであれば、この件については旧3町村の時代、またそれ以前、前から一応そういう設置をしてきたという経緯があるわけなのですが、実際的には全然実が結んでいないという事業だと思います。それで、もしそうであるとしたならば、その推進委員の構成はどのような格好で設置するのか。また、その中で目的、目標ないし、そういう事業の内容をお知らせ願いたいと思います。
議長(瀬川健則君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 畠山一彦君 [ 98 ]  お答え申し上げます。
 今ご質問にありました八幡平市出会い支援事業補助金についてでございますけれども、これ一応、その前にございます後継者育成支援推進委員ということで協議会を設置いたしまして、その協議会の中で一応後継者対策ということで後継者の育成支援を図るということで、各種団体、それから地域の代表の方、市議会の方とか民生委員の方とか、そういったような方々に情報収集をしていただきまして、具体的に個々の地域にどのような結婚対象の方、それからお婿さんを募集される方とかという方がいらっしゃるかというようなことを情報として集めていただきまして、そういった中の事業の中の一つ、協議会の所掌事務の中の一つとして出会い支援事業というものを実施する、交流会事業等を実施する場合に補助しようと。そういったような団体といいますものは、そういったような協議会に集まる各種団体の傘下の団体とか、それから各地域の団体、あるいは協議会もそうなのですが、一応事業主体となって、そういったような情報をもとに集めていただいた方々を出会いさせるというようなことを実施してまいりたいというふうに考えております。例えば市で実施する大きなイベントにそういったような委員の方が直接出席できるというふうな方々を集めていただいたりして、一つの形で出会いをさせていただくとか、あとそういったような交流事業をみずから、そういう各団体の代表の方が自分の傘下でいらっしゃる若い組織といいますか、そういったものを中心に交流会事業でそういうものを実施したいといった場合に出会い事業として実施すると。その後もいろんな個々に情報を見守ってあげるというふうなことを実施する場合に、20万円の補助をしながら考えてみようと。今議員がおっしゃるように、確かに農業委員会とかいろんな生涯学習課とかで事業をやってきたわけなのですけれども、こういった方向性につきましては協議会の中で、これから今6月15日に協議会なり補助要綱を設置したところでございますので、そういった中で協議していただいて実施してまいりたいというふうに考えております。
議長(瀬川健則君) 11番、伊藤一彦君。
議員 伊藤一彦君 [ 99 ]  この件の問題は、もっと大きな問題で、少子化の件もありますし、その辺の対応する物件というか、そういうものであります。その中で、本当にこれはもっと力を入れなければならない事業だと私は思います。その中で、100万の補助金に対して報酬、費用弁償が50万、56万ですか、報酬弁償、そっちのほうが半分以上あると。であるのであれば、もっと金額を上げて本当に実のあることをやっていかなければ、ただの声かけという話であれば、ちょっとこれではもったいないなという話から、もしできれば職員、市の職員の中で、要するに適齢期と言えばあれなのですが、個々の差で何歳が適齢期かはわからないのですが、30超えた独身者がかなりの人数がいると。人数がいるのだけれども、市当局でこういう対策をする前にどういう、議員もそういう対策も入らなければならない物件ですが、市当局でこういう対策をどのような考えで持っているか。職員、本当は職員は一般市民に比べてどっちかと言えば経済的にもちょっと上のほうにありますし、市民の女性でもあるし、男性でもあるし、養ってもらいたいという観点からも、市当局の職員体制、まずこのいる中でもどういう意識的なことをふだん行っているか、ちょっと聞きたいと思います。副市長でも、しゃべりたそうですので、お願いします。
議長(瀬川健則君) 武田副市長。
副市長 武田常徳君 [ 100 ]  お答えを申し上げます。
 後段のほうの市職員の適齢期に達している職員がたくさんいると、これは仰せのとおりでございます。前回、あるいは前々回等の議会でも渡邊正議員さんからもいろいろご指摘をいただいた件がございます。ただ、これは正直申し上げまして職員の皆さんに、あなたは適齢期なのだと、もうそろそろ結婚を考えたらと、あるいは何か自分たちが誘導してそういう組織づくりをやって、やっぱり引っ張っていってくださいよとかというふうなものを本来は職員に指導していかなければならない部分なのかもしれませんが、正直申し上げまして現時点ではそこまでいっていないというのが実態でございます。
 それから、前段伊藤議員さんが申し上げられました、確かに今までは何回もやっております。ただ、伊藤議員もご指摘されているように大変重要な問題でございます。これも実は組織の見直しの中でも、なかなかどこが担当するかというふうな部分までも決まらなかったという、そのぐらいやっぱり重要な問題というふうに私は逆にとらえてはいるのですが、しかしでも机上で考えているだけではなかなか前に進まないと、こういうことでございます。したがって、少ない予算ではございますが、とにかくまず動いてみようと、その中から一つの方向づけをしていければいいなと、こういうことでございますので、この100万の補助金よりも、私一番最初は後継者育成支援推進委員ですか、報酬で32万計上させていただきたいなと思っているわけなのですが、この辺あたりでいろいろいろんな角度からご意見を出していただいて、そして、では100万の予算をとってもらったのだけれども、それをどう使っていこうかというふうな話に発展させていくとかというふうな議論ができればいいなと、このように考えております。なかなか難しい問題ですが、動かないと話は進みませんので、何とかその辺は温かい目で見ていただければ、そしてご支援をいただければありがたいなと、このように思います。
議長(瀬川健則君) 11番、伊藤一彦君。
議員 伊藤一彦君 [ 101 ]  この件については、人権も絡むことでありますし、大変難しい問題だと思います。しかしながら、そういう構成メンバーの中で選抜するのであれば、以前にやって経験者があるわけなのです、各3町村の時代にも。そういう人たちの何が悪かったと、何でできなかったかということは精査できると思うのです。だから、そういう格好でそういう人選的な問題でも検討していただけるのか、検討をお願いします。
議長(瀬川健則君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 畠山一彦君 [ 102 ]  お答えいたします。
 今議員さんのご指摘のあったように、過去に何回もやっているのではないかと、そういう経験のいっぱいある人もいるわけだから、そういう方々を委員にしてうまくやってほしいというところでございますので、その辺は十分上とも協議いたしまして推薦してやってまいりたいし、あとは協議会の会議の中でその辺を反省を含めましていろいろと相談しながらうまく進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 福祉部長。
福祉部長 佐々木幸雄君 [ 103 ]  大変さっき副市長のほうからも話がありましたが、去年の9月、橋光幸議員のほうから一般質問がございまして、どこで担当するのやということで、地域福祉課で担当しろということで、去年から話し合いをしながら3月補正をとってきて、3月予算ですか、3月で予算を議決いただいて、今こういうふうな方法で、とにかく最初はよい出会いがあればということでいろいろ私は世の巡り合わせということでいろいろ答弁してきたところですけれども、まず今言ったとおり一歩も進んだということでよろしくご理解をいただければ、何とか今年中には何らかの明るい情報提供ができまして、きのう田中先生からも質問あったとおり、少子化対策云々につながってくると思います。私もここに農業新聞の6月12日の新聞を持っておりますが、とにかく婚活というのは関係が一番大切、それが少子化の減少にもつながると思いますので、まずこれから皆様のご支援をいただきながら、これに積極的に取り組んでいければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 3番、渡邊正君。
議員 渡邊 正君 [ 104 ]  15ページ、6款農林水産業費、5目畜産業費、説明欄に種牛ですか、種雄牛の購入費と書いてありますけれども、これ中身、畜種とか、補正といっても時間的なあれもありますけれども、何かほかで牧野で事故があっての代替なのか、その辺ちょっと教えてください。
議長(瀬川健則君) 農政課長。
農政課長 畑山勝美君 [ 105 ]  お答えします。
 この種雄牛については、短角の種雄牛がふぐあいになりまして、それで県から借りているものですので、県から一たん購入して、それから廃用すると、そういう中身でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 3番、渡邊正君。
議員 渡邊 正君 [ 106 ]  上平を見させていただき、隣、農協さんの牛舎に係留されていた2頭の短角の種雄牛がおって、ちょっと僕二、三回見ているのですけれども、放牧の牧区の種雄牛、適さないなというふうな感じで見ていて、2回目か行ったとき、県の検査があるから多分合格しないでしょうとかという話をしていましたけれども、その種雄牛の話なのか。そして、一たん県のほうから購入して廃用とかするというふうな話ですけれども、ではその代用のやつは県のほうから来るのか。去年も新町牧野さんですか、これは民間ですけれども、短角に対して黒の種雄牛を入れてしまって、短黒できてしまって販売のほうがちょっと低迷してしまったという経緯もありますので、その部分に関してはどういうふうな中身なのですか。
議長(瀬川健則君) 農政課長。
農政課長 畑山勝美君 [ 107 ]  お答えいたします。
 短角の種雄牛については、現在7頭運用いたしておりまして、そして牧区的には6牧区あります。それで短角については1頭、予備牛と考えています。それから、黒毛は2頭借用していますけれども、これについては使用されておりませんので予備と、そういうふうに理解していただいて結構だと思います。それで、上平で見ていただいたぐあいが悪いという1頭、その牛を廃用するという、そういうことでございます。
 それから、あと新たに短角の2頭について県から借用するという予定になって、これから手続とる予定になっています。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 3番、渡邊正君。
議員 渡邊 正君 [ 108 ]  手続とって県のほうから許可出て種雄牛が予備でもいいでしょうけれども、搬入されるのを5月からも牧野のほうに雌牛、放牧しているので、いろんなことって当然あると思いますので、事故とか。予備牛が1頭おるからいいという話ではなくて、2頭使えなくなる可能性もあるので、その辺やっぱり生産者のために、特に市場の単価表、和牛なり短角なり、ちょっとネットから引っ張って見ていたらかなり低迷しているので、これ以上生産者の方に迷惑でもないでしょうけれども、所得が低くならないようにちょっと早急にその辺、前々でこういうのはやってほしいので、できるだけ早急にやってほしいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 農政課長。
農政課長 畑山勝美君 [ 109 ]  この短角の種雄牛については、予備の確保についてですけれども、この辺については県のほうに要望しております。それから、予備牛として2頭連れてくるという牛ですけれども、これまだ若い牛ですので、県からはなるべく使わないようにとは言われているのですけれども、非常事態のときは利用する場合もあろうかと……
議員 渡邊 正君 [ 110 ]  種牛ではなくて、それは育成牛ではないの、それだったら。使わない……
農政課長 畑山勝美君 [ 111 ]  ええ、まだ若い牛ですが、そういうことでございますので、いろいろその辺については県に対応を要請中ということでご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 23番、勝又紘一君。
議員 勝又紘一君 [ 112 ]  私は、11ページの財産造成費に関してでございますけれども、特別対策事業等でいろいろ質問ありましたけれども、前に私が質問した際に、今の答弁には出てこなかったのですけれども、市有林の整備計画を策定するというお話、たしか産業部長は3月にやるというお話を、答弁をいただいておりました。ところが、きょうの答弁には森林整備計画に沿って市有林を整備していくという答えもなかったものですから、それは本当に整備計画をつくっているのですか、つくっていないのですか、つくる気があるのですか、ないのですか、そこを聞きます。
議長(瀬川健則君) 産業部長。
産業部長 工藤昭二君 [ 113 ]  3月31日まで産業建設部という所管の中で市有林、林業行政も産業建設部で所掌をしたわけでありまして、そのやりとり、答弁のやりとりでありました。3月、その計画書は市有林の中期にわたるあり方についての計画書は策定済みでございます。今後市有林の間伐、除伐等の考え方等は、いろんな項目がございましたが、いわゆる市有林の取り扱いについてどうするかという中期の計画を策定して安代総合支所のほうに移管したという内容であります。
議長(瀬川健則君) 土木林業課長。
土木林業課長 立花安文君 [ 114 ]  お答えします。
 ただいま部長のほうからもお答えがございましたが、3月に市有林育成への提言というのはまとめて私いただいております。ただ、具体的な個々の事業区をどういった形でこれ整備するかという具体的な計画については、これから策定することになります。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 23番、勝又紘一君。
議員 勝又紘一君 [ 115 ]  いや、確かに前は整備計画をつくるという答弁をいただいて安心しておったのですが、部長がそういう答弁をしておったものですから。ところが、きょうの話でも整備計画に沿ってやっていきますという答えもなかったものですから、いずれつくっていないなという感じがしました。案の定つくっていないわけです。こういうちょうど木も伐期に来ているものがたくさんあるでしょうし、そういうものを売り払いながら整備していくというしっかりした計画をつくって、2,400ヘクタールもある市有林を十分に活用していくことが市にとっても大切な財産だと思いますので、その辺はちゃんと計画をつくってやっていただきたいと思います。これは、早急にやっていかないと、だんだん年々おくれていく話になりますから、ともかく伐期が来たのでも計画的に売っていかないと、伐期が来たからといってみんな売るような形でなくて、それが本当に計画的な形で、サイクルをうまくやっていくような支援をしていかなければならないと思いますので、その計画はできるだけ早くまとめていただきたいと思います。お願いします。やりますか、どうですか。
議長(瀬川健則君) 土木林業課長。
土木林業課長 立花安文君 [ 116 ]  できるだけ早く策定いたします。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 18番、大和田順一君。
議員 大和田順一君 [ 117 ]  大分眠くなったようですので、済みませんが、端的に質問させていただきます。
 実は、先ほど質問すればよかったわけですけれども、条例の関係、条例のつくり方についてちょっとお聞きしたいと思います。先ほどの大更コミュニティーセンターの関係でありましたけれども、そのものを、ちょっと大変失礼ですけれども、開いていただきまして、5枚目でありますけれども、休館日の件でございます。この項、改正された項を見ますると公民館条例と一部違いを持った示し方をしているという点でちょっと気になりましたので質問させていただきます。この休館日については、第5条で正月、俗に言う正月、12月29日から1月3日までの間の休館日ということが改正、現行でありました。そういう意味で、この休館日について、改正後については箇条書きではない示し方をしております。1月1日が休館日に入らないためにこのような形をとったのかなと思っておりますが、これは多分コミュニティーセンターのあり方、あるいは地域の要望等も踏まえてつくられたものなのかもしれませんが、その一つの中に所長が必要と認めるときは変更し、または臨時に休館することができるという項目がありますので、この現行の第5条の(2)の12月29日から翌年の1月3日までの日というふうなことについて、ささやかなことですけれども、統一をするというか、整合性を持ってもいいのではないのかなと思いますので、その辺について、1日を休館日にしなかった理由と、この表示の仕方についてお話をお聞きしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 今の質問ですが、先ほど断って話をしているところですが、補正予算の中で条例のつくり方というのはちょっと、後で直接聞くようにお願いしたいと思いますが。
議員 大和田順一君 [ 118 ]  わかりました。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第9号を採決します。
 議案第9号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第9号 平成21年度八幡平市一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

議案第10号

   議案第10号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補  
        正予算(第1号)                     

議長(瀬川健則君) 次に、日程第9、議案第10号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 119 ]  議案第10号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)の主な内容についてご説明申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 120 ]  この後期高齢者の支援金に絡んでお伺いをします。
 きのう夕刊、岩手日報の夕刊で、声の欄で実は医療費で英断、東京日の出町と、こういうふうな声の欄、皆さん、読まれた方もいると思いますが、これは東京の日の出町が75歳以上の医療費を無料化したと、こういうものです。今国でも国会の中では社会保障費についてが大きな今議論をされていると。政府の中では、今骨太の方針の中で、毎年2,200億円削減するという社会保障費を中止すると、こういうことまで出てきております。もとを正せば、この後期高齢者医療保険についても社会保障費の2,200億円削減、ここから生まれてきた制度ということにもなっているわけで、非常に後期高齢者医療制度については今そういう動きが出てきているということです。
 そこで伺いたいのですが、仮にですよ、これ大きな話になってしまうのですが、我が市でこの75歳以上の医療費をもし無料化ということにしたらば、市でどれだけの負担が必要なのかと、まずここを伺いたいと。
議長(瀬川健則君) 保健課長。
保健課長 森 佐一君 [ 121 ]  お答えいたします。
 平成20年度から後期高齢者医療制度が始まりまして、初年度が今終わったわけでございますけれども、今この保険につきましては岩手県の後期高齢者医療の広域の連合で賦課計算をしまして、市町村で収納を担当するというふうなことで、5月に今の出納閉鎖期が終わったばかりで、盛んに今20年度の決算を広域連合のほうで行っておりますが、一応速報値というか、そういうふうなおおよそでというふうに判断していただきたいと思いますが、1割負担と3割負担の方がおりまして、それを合わせますと一応八幡平市として患者さんが負担している75歳以上の負担というのは3億5,390万ほどというふうな数値になっております。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 122 ]  ありがとうございます。3億5,000万あれば、年間、75歳以上の医療費はただになれると、こういう中身ですけれども、もともとこの後期高齢者医療制度については非常に評判が悪いと。この75歳以上の高齢者についても非常に中止してほしいと、こういう意見が多いわけです。ただ、これは国の制度ですので、自治体ではどうにもならないと。そういう中で出てきたのがさっき言った日の出町、医療費を自治体で持とうと、こういう英断です。こういう自治体も出てきたと。そこで、市長、きょう初めての答弁になるのですが、伺いたいのですが、そういう部分で検討の余地はあるのかと。ちょっとご答弁いただきたいと思います。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 123 ]  日の出町の、実は私も拝見をしました。議員おっしゃるとおりすばらしい英断だったろうなというふうに思っております。ただ、ぜひご理解をいただきたいのは、それぞれの自治体の英断を全部引き受けていたら、自治体はもちません。我が市は我が市の英断というのがあります。例えば保育所料の県下一の軽減率だとか、通学定期の補助金だとか、そういう個々の政策である程度のよその自治体にないことも我々の判断でやっているということですので、その辺のところはぜひご理解をいただきたいというふうに思いますし、今の老人、75歳以上の医療無料化にしましても3億5,000万です。3億5,000万という数字は、短期で払うのだったらこれは可能です、これは。これを継続的に未来永劫、この高齢化社会、どんどん高齢化が進む社会で、これを継続していくというのは果たして財政的にもつのかなという。ほかをカットしてでしたらいいですよ。ほかをどんどんカットしてやるのでしたら、これやれるかもわかりませんけれども、やはり平等性、それぞれの行政の利益を均等に市民に付与しながら行政を運営していかなければならないという立場に立ちますと、ある一定の特定の年代層に1年に3億5,000万も毎年つぎ込んでいくというのはいかがなものかと、そういうふうに考えております。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 124 ]  私の想像したような答えを今いただきましたけれども、当然3億5,000万、これは大きな額です。なかなか厳しい、財政の中で厳しいと思います。ただ、私、東京日の出町、インターネットでちょっと調べてみましたら、経常収支比率で見ますと我が市よりも悪いのです。94%ぐらいですか。我が市が91.6ということで、そういう自治体でもやっていると。これは、だからそういう意味では本当に英断、すばらしいなというふうに私も感じたわけです。それ以外に、例えばこの後期高齢者医療制度の負担軽減というのはさまざまな形で行われております。例えばこれは沖縄の金武町という自治体ですけれども、ここでは保険料の均等割、これをすべて町で負担すると。均等割、私もちょっと担当課のほうにちょっとご苦労をかけたのですが、調べていただいたのです。この均等割というのは、均等割だけ払っている人というのは全体の約90%なのです、保険者の。全体で対象者が5,014人、そのうちの均等割だけ支払っている保険者は4,551人ということで90%なのです。ですから、この均等割をもし自治体が負担すると90%の人の保険料が無料になると、こういうものになっているのです。
 そこで、これは調べていただいたので私のほうからお答えしますが、均等割すべてをまちで負担をするということになりますと、年間で約8,000万必要だと、こういうことです。ですから、8,000万をまちが負担すれば、90%の後期高齢者の保険料をただにできると、こういう試算も出てくるのです。それについて、市長のまた見解も伺いたいのですが、そこで2回目ですので、もう一つ、仮に、ここへ庁舎問題を持ってくるのはいかがかと言われるのですが、仮にこの庁舎、今現在、今回示した基本計画の財源、25億7,900万、このうち自主財源というのは約16億なのです。この16億の財源があれば、8,000万の年間の均等割の保険料をただにする、20年間継続できるわけです、16億円があるということは。そういう対比もまずしてみたのですが、そこでこの均等割の8,000万の軽減、この問題について市長の見解を最後に伺いたいと。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 125 ]  保険料の軽減と庁舎問題を絡めるというのは、これは論外だというふうに私は認識いたしております。これは、全然目的が違うわけですので、これは比較にならないというふうに考えております。いずれ保険料の、先ほどは医療費の全額補助ですか、そういう話がありました。後段では、今度は保険料負担の分の支援という話がありました。8,000万という額が大きいのか、少ないのかという議論はあると思いますけれども、いずれ検討には値はするのではないのかなという思いはいたしてはおります。ただ、これに当たっては、まさに今保険料を、例えば基礎保険料は税で賄うというような政党も今ありますので、そういったこともこれから先の流れを見ないと軽々しく判断はできないのではないのかなというふうにも思っております。いずれ負担の軽減という立場に立てば、これは検討には値するとは思います。ただ、前段でさきの一般質問の議論の中にもありましたとおり、こういった問題もありますし、小学生まで医療費を何とか行政で負担してくれと、こういう話もあります。種々選択して、どちらが八幡平市のために住民の例えば定住人口をふやす、人口を減らさないようにする、そういう話もありましたし、いろんなものを総合的に判断して、どういうふうな政策展開をしていけばいいのかということがこれからの大きな課題だろうというふうに認識をいたしております。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第10号を採決します。
 議案第10号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第10号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。

議案第11号

   議案第11号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)  
        補正予算(第2号)                    

議長(瀬川健則君) 次に、日程第10、議案第11号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 市民部長。
市民部長 大森力男君 [ 126 ]  それでは、議案第11号でございますが、国民健康保険特別会計の診療施設勘定の補正予算(第2号)でございますが、その主なものをご説明申し上げたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 以上で内容の説明を終わります。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第11号を採決します。
 議案第11号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第11号 平成21年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

議案第12号

   議案第12号 平成21年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第  
        2号)                          

議長(瀬川健則君) 次に、日程第11、議案第12号 平成21年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 127 ]  議案第12号 平成21年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第12号を採決します。
 議案第12号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第12号 平成21年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

議案第13号

   議案第13号 平成21年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算  
        (第2号)                        

議長(瀬川健則君) 次に、日程第12、議案第13号 平成21年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 建設部長。
建設部長 山本富栄君 [ 128 ]  議案第13号 平成21年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第13号を採決します。
 議案第13号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第13号 平成21年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

散     会

議長(瀬川健則君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
 本日の会議はこれをもって閉じ、散会といたします。

                                                      (14時28分)