平成19年八幡平市議会第4回定例会

議事日程(第3号)
                               平成19年12月17日(月)

日程第 1 議案第6号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて          
日程第 2 議案第7号 八幡平市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する郵便局の指定に
            関し議決を求めることについて                  
日程第 3 議案第8号 八幡平市一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等手続
            条例                              
日程第 4 議案第9号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   
日程第 5 議案第10号 八幡平市特別会計条例の一部を改正する条例            
日程第 6 議案第11号 除雪ドーザ使用料条例を廃止する条例               
日程第 7 議案第12号 平成19年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)          
日程第 8 議案第13号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2
            号)                              
日程第 9 議案第14号 平成19年度八幡平市老人保健特別会計補正予算(第1号)      
日程第10 議案第15号 平成19年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)   
日程第11 議案第16号 平成19年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)  
日程第12 議案第17号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第
            2号)                             
日程第13 議案第18号 平成19年度八幡平市索道事業特別会計補正予算(第2号)      
日程第14 議案第19号 平成19年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第20号 平成19年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)        

出 席 議 員(26名)
     1番  工  藤     剛  君     2番  工  藤  直  道  君
     3番  渡  邊     正  君     4番  遠  藤  公  雄  君
     5番  古  川  津  好  君     6番  小 野 寺  昭  一  君
     7番  田  村     孝  君     8番  三  浦  榮  吉  君
     9番  田  中  榮 司 夫  君    10番    橋     守  君
    11番  伊  藤  一  彦  君    12番    橋  俊  彦  君
    13番    橋  悦  郎  君    14番  小 笠 原  壽  男  君
    15番  関     善 次 郎  君    16番  山  本     榮  君
    17番  松  浦  博  幸  君    18番  大 和 田  順  一  君
    19番  工  藤  忠  義  君    20番  米  田  定  男  君
    21番  北  口  和  男  君    22番  三  浦  正  信  君
    23番  勝  又  紘  一  君    24番  関     義  征  君
    25番    橋  光  幸  君    26番  瀬  川  健  則  君

欠 席 議 員(なし)

説明のために出席した者
    市長               田  村  正  彦  君
    副市長              小  林  順  一  君
    副市長              武  田  常  徳  君
    教育長              高  橋  北  英  君
    企画総務部長           小 野 寺  光  正  君
    生活福祉部長           大  森  力  男  君
    産業建設部長           伊  藤  繁  夫  君
    上下水道部長           工  藤  昭  二  君
    教育次長             遠  藤  久  夫  君
    松尾総合支所長          高  橋  富  男  君
    安代総合支所長          山  本  富  栄  君
    会計管理者            伊  藤  文  明  君
    企画総務部総務課長        藤  田  繁  光  君
    企画総務部総合政策課長      岡  田     久  君
    企画総務部財政課長        佐 々 木  正  志  君
    企画総務部税務課長        松  浦  重  夫  君
    産業建設部農林課長        高  橋  末  男  君
    産業建設部商工観光課長      高  橋  一  夫  君
    産業建設部建設課長        畑     孝  夫  君
    生活福祉部保健課長        森     佐  一  君
    生活福祉部市民課長        遠  藤  栄  太  君
    生活福祉部地域福祉課長      佐 々 木  幸  雄  君
    国保西根病院事務局長       浦  田  信  悦  君
    農業委員会事務局長        菊  池  正  男  君

事務局出席者
    事務局長             高  橋  三  夫
    議事係長             齋  藤  恵 美 子
開     議

議長(瀬川健則君) [ 1 ] ただいまの出席議員は26名であります。定足数に達していますので、会議は成立いたします。
 これから本日の会議を開きます。

                                                      (10時00分)

答弁の保留

議長(瀬川健則君) 初めに、12月13日の橋悦郎議員の一般質問の中で答弁を保留していました件について、財政課長より答弁の申し出がありますので、これを許します。
 財政課長。
財政課長 佐々木正志君 [ 2 ]  貴重なお時間をとらせまして大変申しわけございません。一般質問に際しまして、普通交付税の中に算入されております子育て支援等の算入額について、橋悦郎議員からご質問がございました。追ってお調べいたしますということでご答弁申し上げておりましたけれども、それの部分についてご報告申し上げます。
 まず、普通交付税に算入されております児童福祉関係経費でございますけれども、普通交付税の中の社会福祉費の中で算入されております。社会福祉費の中に、項目といたしまして社会福祉事業費、それから児童福祉費、それから児童福祉費の中の児童福祉共通費と児童措置費、青少年福祉対策費、児童福祉施設費、児童手当費、それから母子、寡婦福祉対策費などの名目で措置されております。これらの措置額を合計いたしますと5億3,103万7,000円という数字が出てまいります。約5億3,100万円でございます。同じ社会福祉費の中で、平成19年度より頑張る地方応援プログラムの中で少子化対策費という経費が算入されました。これが506万2,000円でございます。
 それから、保健衛生費の中で母子衛生費といたしまして算入されております児童福祉関係経費といたしまして1,134万円、それから地域振興費の中で少子化対策費といたしまして算入されております金額が437万円でございます。これらを総計いたしますと、普通交付税の中で算入されております児童福祉関係経費は5億5,180万9,000円でございます。その中で、平成19年度少子化対策として算入されました金額は、社会福祉費の少子化対策費と地域振興費の少子化対策費で943万2,000円となってございます。
 一方、これにかかわる、お尋ねにはなかったのですけれども、市の予算措置額でございますけれども、この普通交付税の費目にかかわる市の予算の中からどれくらい予算措置されているかというのをはじき出しますと、これらは普通交付税の算入額は職員の人件費、いわゆる保育園の人件費とか施設費、それから本庁の児童福祉にかかわる職員の人件費等すべて含みますので、人件費において3億9,100万ほど措置しております。それから、事業事務経費で8億4,637万5,000円ほど措置してございます。トータルで12億3,800万ほど予算措置してございます。これには、分担金、負担金、いわゆる保育園の分担金、負担金等特定財源がございます。国庫支出金もございますし、県支出金もございます。これらの特定財源を差っ引きますと8億300万ほどの一般財源額として19年度予算措置いたしてございます。したがいまして、普通交付税に算入されております金額は、一般財源所要額として5億5,000万ほどでございますけれども、実際の一般財源として予算化いたしておりますのは8億程度になっておるという実態でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) なお、本日の日程はあらかじめ手元に配付いたしておるとおりであります。

議案第6号

   議案第6号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて  

議長(瀬川健則君) それでは、日程第1、議案第6号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 3 ]  議案第6号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについての議案の内容についてご説明いたします。
 普通財産の無償譲渡について議会の議決を求めようとする内容なわけでございますが、譲渡しようとする財産でございますが、24人乗りのマイクロバス1台でございます。現在の走行キロ数は29万4,000キロメートルでございまして、主といたしまして現在は使用しておりませんでして、廃車を予定していたものでございます。譲渡先でございますが、株式会社コスモプラザ西根となっておりまして、本来は公売をすべきところでございますが、第三セクターが合併というふうな状況を踏まえまして、また当該車両の譲渡によりまして第三セクターの営業力の強化が図られ、市の作業進行等が図れるというふうな観点から無償譲渡しようとするものでございます。
 なお、当該車両の評価額でございますが、32万円となっております。
 以上で内容の説明にかえさせていただきます。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 4 ]  このバスの譲渡そのものの是非についてはいいのですが、改めて伺いたいのは、自治体と第三セクターのある意味では経済的な関係のあいまいさなのですが、本来であれば経済的にであれ、自治体と独立した関係を持つ必要があって第三セクターという形で設立するわけですが、その財産の問題で伺いたいのですが、例えばコスモプラザ、焼走り交流村の例を取り上げたいのですが、あの施設自体は営業上は基本となる財産として運用されているわけですが、しかし内容的には財務的に見れば、例えば賃貸借の関係とか、あるいは現物重視という形をとらないわけです。法的な規制があるということもありますが、しかし例えば現物出資したとすれば、約10億あるとすれば10億の出資ということになるわけですが、あれだけで。そうすると、現状では5,100万の資本金ですね、コスモプラザは。市の出資が3,500万と、68.6%なのですが、もしあの建物を現物出資という形になると98%ぐらいの出資比率になるわけです。そういう状況にはないと。結果として経営上も例えば現物出資した場合の減価償却ということは出てこないと、あるいは賃貸借もしないですから賃借料も出てこないと、経費上は。ですから、利益が出る形になっているのですが、問題なのは利益出た場合、昨年、おととしそうだったのですが、株主配当しているわけです。この形式的な現状の出資比率で株主配当しているわけです。そうすると、市以外で民間の出資は3割強なわけですが、その比率で株主に配当されると。しかし、実質は、正確にはあの価値はわかりませんが、10億なりの実際上は出資しているということになるわけです、98%なり99%の。というふうなこの関係、形式的には利益が出やすいような体質になっていますし、しかもある意味では形式的な出資比率に応じて配当がされると。ある意味では、私異常な経営実態にあると思うのですが、第三セクターというのは。その点伺いたいのですが。
議長(瀬川健則君) 武田副市長。
副市長 武田常徳君 [ 5 ]  お答えをいたします。
 そもそも建物の財産権、この辺も含めまして第三セクターと行政のかかわりというのはどうあるべきかという議論からスタートするのかなというふうに思いますが、国際交流村につきましては運営委託と、こういうことで建設当初からやってきたと。そして、指定管理者制度ができた段階で、指定管理者として株式会社コスモプラザ西根を指定いたしまして運営してきていただいていると、こういうことでございます。その中で運営に携わる株式会社コスモプラザ西根に対して、米田議員さんおっしゃるとおり八幡平市のほかに民間の金融機関等からも出資していただいていると、こういうことで利益が出た場合の株主配当、これは18年度までは実施してきたと、こういうことでございます。そこで、この財産権、いわゆる建物も含めまして、第三セクターに対して無償譲渡、あるいは正当な対価で譲渡をすると、あるいは正当な対価で貸借をするということも別に考えられないわけではないのかなと、このようには思います。しかしながら、地域の振興策として整備をしたと、そしてその管理運営面の方法の一手法として第三セクターをつくって、行政面と第三セクターの企業分担を図りながらやっていこうと、こういうことで進めてきたというのが実態なのかなと、このように思います。ただ、今後もその方法がどうなのかなというふうに思いますが、やはり財産を無償で譲渡をして、もう名実ともに会社のものにして一切管理してもらうようにしていこうと、これが本来の姿であるかもしれません。その辺については、これからの大きな課題としてとらえていかなければならないのかなと思います。ただ、現時点では今までの経緯も踏まえて指定管理者制度でということで、機能分担を図りながら地域の振興策の一つとして進めていると、こういうことでございます。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 6 ]  あえてこういう質問をするのは、一般的にこの市に限らず第三セクター経営問題、経営が問題になるわけですが、そういう意味では改めて第三セクターの経営の実態について、常識的な判断もしていくということも必要なのかなと思って質問したのですが、私、無償譲渡すべきだという立場でないのですが、さっき言ったように実態からいえば、ある意味では経営上から見れば、経済的に見れば、実態とすれば市が直営のような形なわけです、実際上は。だから、形を見れば本来的には98%が出資された形で経営がなされているということなのです。しかし、形式的には7割弱の出資比率にしかなっていないという状況があるということなのです。例えば位置づけの問題ですが、極めて公共性が高いというふうに判断されれば、それは無償譲渡ということもあり得ると思うのです。しかし、例えば私から見れば、いこいの村の存在等から考えれば、近隣にそういう施設があるということからいえば、極めて公共性が高い施設だというふうに私は言えないと思うのですが、そういうことも踏まえて第三セクターの経営については、さっきも言ったように行政の財産であればさまざま規制あると思うのですが、やっぱり検討していくべきではないかということなのですが、どうでしょうか。
議長(瀬川健則君) 武田副市長。
副市長 武田常徳君 [ 7 ]  お答えをいたします。
 米田議員おっしゃるとおり第三セクターの今後のあり方と、この辺についてはやはり将来に禍根を残すことのないような健全な経営をやっていこうという原点に立って、今のような議論をしていくという場面も時にはやっぱり、時にはというよりも、そういう必要な時期に来ているのではないのかなと、このように思います。したがって、私は無償譲渡という話もしましたし、あるいは適正な対価で譲渡というお話もただいま申し上げました。これは、どの方法がいいのか、まだ結論はもちろん出していないわけでございますが、おっしゃるように公共性が高くなければ無償譲渡というのは法律上できないと、こういうことなわけでございまして、その辺についてはどうあればいいのかなと、このようにも思うわけですが、しかし財産の今後の維持管理のことも含めればやはり今大いに議論していく時期ではないのかなと、このように考えます。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) ほかに質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第6号を採決します。
 議案第6号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第6号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。

議案第7号

   議案第7号 八幡平市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する郵便局  
       の指定に関し議決を求めることについて            

議長(瀬川健則君) 次に、日程第2、議案第7号 八幡平市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する郵便局の指定に関し議決を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 松尾総合支所長。
松尾総合支所長 高橋富男君 [ 8 ]  議案第7号の内容についてご説明申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の指定書に沿い説明のため記載省略)

 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 9 ]  この議案については、郵便局指定する議案なわけですが、内容自体は柏台出張所廃止ということと一体だと思いますので、さきの全員協議会で示された廃止案も含めて質問したいのですが、3点ほど質問したいのですが、1つは今話あったのですが、試行期間の位置づけを改めて伺いたいのです、1つは。どういう意味なのか。
 それから、2つ目、地方公共団体の特定の事務の郵便局における取り扱いに関する法律第3条第1項に基づくのですが、この第1項では取り扱わせる郵便局について条件を3つ具体的に挙げていますよね。1つは、人的な能力となっているのですが、十分あると。それから、施設で十分対応できると。それから、3つ目には情報保護で十分な措置が講じられると、この3つが受けられる郵便局の条件だと、ここについて十分に審査されたのかどうか、2つ目。
 それから、3つ目なのですが、問題は地域においての支所、出張所なり役所の存在なのですが、これは前も言ったのですが、地域から見れば単にこういう諸証明なり収納の実務的なのを扱うだけがその存在意義ではないというふうに思うのですが、そういう意味では地域振興とのかかわりで出張所を例えば廃止したとして役所がどういう対応をするのかと、少し触れていましたが、その対応について出張所廃止の計画となぜ同時並行なり具体的に進むような形、それを住民に示すような対応ができないのか、あるいはする予定はないのかということを伺いたいのですが。
議長(瀬川健則君) 松尾総合支所長。
松尾総合支所長 高橋富男君 [ 10 ]  まず、1点目でございます。半年間の試行の位置づけといいますか、意味合いというふうなことだろうと思います。そのことにつきましては、今現在も施設、いろんな施設の今後の以後の取り扱いというふうなことについても、行政サイドからいいますとそういったこともございます。市民サイドに立ちますと柏台の出張所見直しと、あるいは看板をおろすのだということについても急激な変化を回避したいと。それから、戸惑いといいますか、急激な変化とも関連するわけですけれども、そういった戸惑い、あるいは今現在あるものがなくなることに対する不安、これらを払拭してまいりたいというふうなもろもろの意味合いから6カ月間の試行期間を設けさせていただくというふうにとらえていただければいいのかなと思います。
 それから、法律で地方公共団体の特定の事務の郵便局における取り扱いに関する法律というふうなものがございます。その中で委託先として人的に、あるいは質的に、それから情報保護というふうな中で十分に協議、その辺を詰めているのかというご質問でございます。このことにつきましては、郵便局株式会社東北支社、仙台にあります。それから、大更郵便局が幹事みたいな感じでこのエリアの、それから直接の柏台郵便局と協議を重ねております。そういった3点につきましては、柏台郵便局でも今現在の出張所の取り扱い件数等々からいって十分消化していけるというふうな協議、事前協議は終えております。
 なお、もう少し細部につきましては協定という形で協定書を取り結びますので、またその中で細かい点については協議、協定していくという形になります。
 それから、情報の保護ですけれども、このことにつきましては住民懇談会でもそういった危惧の声が出されました。株式会社でしょうと、一民間会社でしょうと、情報保護について大丈夫なのかというふうな市民から心配の声もありました。このことにつきましては、日本の法律、それから日本の総務省令ですけれども、そういった中で株式会社ではありますけれども、郵便局の職員も公務員並みの情報保護については取り組んでいただくと。それから守秘義務がございます。それから、この法律の中に罰則規定もございます。そういった中で、十分担保されるのかなというふうな、株式会社ではございますけれども、まだついせんだって株式会社になったばかりで、出資者は100%国でございます。そういった中で、情報保護についても十分守っていけるというふうなことでお願いするというふうなことでございます。
 先ほどもちょっと触れたと思いますけれども、いろんな、あのエリアには出張所、それから公民館分館、それから歴史民俗資料館等々ございます。これらとあわせながらの本施行の段階でどういう形に移行していければいいのかなと。あるいは、協働のまちづくりとは直接関連しませんけれども、地域振興協議会のあり方、それら等々ともあわせながら整備してまいりたいと。それから、自治会なり、そういったものとの関連づけて、地域振興とも結びつけてまいりたいというふうに考えてございます。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 11 ]  この問題は、議会、さきにも苦渋の選択論、だれが苦い汁をのむのだという話も出ましたが、私は苦渋の選択というよりも、そういう意味では選択肢などなくて決断させたという内容だと思うのです。というのは、出張所自体は地域から見ればプラス面があるわけではないと。何がプラスで何がマイナスでどう選択したらいいかという問題ではないわけです、この点では。そこを言った上で、そうすると第1点目、試行期間の問題ですが、つまり一般的に言う試行期間、つまり試すという期間ではないというふうにとらえていいわけですね、ここを確認します。
 それから、2番目の、問題は例えば情報保護、それぞれの機関でそれはきちっと対応するということになりますが、そもそも間にそういう機関であれ介在するということ自体が情報の拡散なわけですから、住民から見れば。そういう問題を抱えている、マイナス面抱えていると思うのですが、ここは答えなくていいのですが、その問題は、例えば3つ目ですが、試行期間の間なりにこういうふうに廃止に対応する地域の振興のための行政がどういう対応をとろうとしているのかというのを少なくても具体的に住民に提示していくというふうなことが必要ではないのかと。でなければ、結果的には住民から見れば出張所廃止だけが先行するということになると思うのですが、どうでしょうか。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 12 ]  私のほうから答えさせていただきます。
 根本的な考え方というのは、合併によって中心地というのですか、周辺が寂れるのではないかと、この住民の不安を払拭するというのがやはり行政の基本的な姿勢であろうというふうに思っております。よく言葉では廃止、廃止という話が先行するのですけれども、いつも申し上げておりますとおり廃止ではなくて用途の形態の変更だと、そうとらえていただければありがたいわけですけれども、先ほど条例案で説明申し上げましたとおりハード面ですか、行政的な、事務的な面はクリアできます、ある程度。ただ、今まさにクリアできないのは、住民の日ごろのいろんな活動をする上での相談事だとか、本所に対しての伝達の役割だとか、その地域周辺の振興する役割だとか、そういったものが欠落しているわけです、これだけでは。その欠落している分を、ではどうあそこに、その欠落分をより充実した形で基幹というのですか、もとをつくっていけるのか。それを試行6カ月、6カ月で果たしてできるかできないか、ちょっと期間的には短い思いもしていますけれども、その期間の中で自治会なり老人クラブなり婦人団体なり、その地域の皆さんとよく話し合って、どうすればあそこにそういった事務的な、以外の部分をフォローするような体制がつくれるのかと、これを何とか協議してくれと。その協議の結果によって、事務以外のフォローする組織なり役割を担えるものをあそこに設置できればなと、基本的にはそういう考えで進めさせていただいておりますし、それを早く住民の方に説明する時間も欲しいというふうに思っております。
 あと個人情報の話ですけれども、皆さんもご承知のとおり個人情報も何でもそうです。購入申し込みでも何でも常に個人情報は流れているわけですから、それを受けた側がどう守っていくかという問題なのです。だから、よくそこのところは守れなければこれは罰せられますし、そういったことで株式会社になったから個人情報が流れるという趣旨のものではないというふうにご理解いただきたいというふうに思います。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 13 ]  最後、1つはここも行政側として住民の立場に立って理解していただくべきだと思うのですが、例えば納める、あるいは証明とるということ自体、実務的なことであれ、支所ではなくて郵便局なり金融機関ということは、住民によっては精神的な負担が違うという問題もあるということも含めて、そういう変更だということもしっかり受けとめるべきだと思いますし、もう一つは行政の進め方の問題としてこうあってほしいと思うのは、さっき言ったように市長も今答えましたし、地域ではそういう位置づけがあるということも認めましたから、出張所の廃止の問題等であれば同時に提起して、どう地域のために役所が今後対応していくのだと、あるべきなのかというのを同時にやっぱり提起して住民からも知恵を出してもらうという形であるべきだと思うのです、行政の進め方として。結果的には、廃止を先行して提起するのではなくて。そうすれば、まさに選択ということになるわけですし、あるいは住民から知恵も出ていくということになる、そういう行政の進め方をすべきではないかというふうに思うのですが、どうでしょうか。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 14 ]  そのような進め方であるべきだというふうには私も理解をいたしております。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 15 ]  集中改革プランの位置づけであったからと、こういう説明でした。私、この集中改革プランそのもの自体も例えば5年なり10年前だったらば到底考えられないような、そういうこともこの集中改革プランという名のもとに、やっぱりこの経費を削減だというのが先行しまして次々と提案されてきているわけです。そういう観点でちょっと伺いますけれども、文字どおり無駄を省くと、そして経費を削減するのだと、これが集中改革プランの一番の基本だと思うのです。今回提案されている柏台出張所の廃止、これは無駄を省くことになるのかということをちょっと考えたときに、これはちょっと私に言わせると到底5年、10年前だったら考えられない、そういうひとつの政策ではないのかなというふうに思います。
 そこで、今も議論になったのですが、事務的な仕事に関しては郵便局に委託するのだと、これはできると思います、それで。ただ、問題は出張所が果たしてきた役割です。恐らく出張所でもその時々の記録なり、どういう相談にどういう人が来られたかとか、そういうのは多分記憶してあると思うのです。その辺の具体的な中身、これちょっと示していただきたいのです。
議長(瀬川健則君) 松尾総合支所長。
松尾総合支所長 高橋富男君 [ 16 ]  今行革プランの一つとして経費削減と、無駄を省くというふうなお話がございました。私たちは、そう必ずしもとらえているわけではなくて、やはり聖域なしに行革は進めていかなければならないと、あるいは合併効果を発現させていくためにも特定項目として31の項目を取り上げて主として取り組んでいるというふうなことでございますので、その辺のところはよろしくご理解いただきたいというふうに思います。
 それから、具体的に相談の記録というふうなお話でございますけれども、柏台出張所の沿革と申しますか、旧松尾村の松尾村行政改革大綱に基づきまして、平成9年から柏台支所、柏台出張所というふうな形に名称変更して職員を減らしているというふうなことでございます。それ以降、相談の中身についてもかなりスケールダウンしているのかなというふうに考えてございます。具体的な相談内容の記録あるのかどうかの、今ちょっと調査してみなければ即答いたしかねますので、時間をいただければというふうに思います。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 17 ]  調査をしないとわからないと、ここにやっぱりちょっと問題があるのです。この柏台出張所はどういう役割を果たしてきたのかと、ここを検証、本当にしているのですか、これ。そこが問題なのです。さっき市長が言ったように今そこが一番問題だと、クリアできない部分だと、だから6カ月間の試行を置くのだということですけれども、6カ月試行を置くというのは、これは地元の人たちにもう納得させる期間だというふうな、言いかえれば。あきらめさせると、そういうふうにも言えるわけです。そうではないわけですよね。果たしてきた役割というのは、そういう証明書の発行だけではないわけですから。だから、そこを今ここで答弁できないというのは、やっぱり私は検証していないのではないかと思うのです。そして、経費の削減だけが先行すると、集中改革プランという名のもとに。これはやっぱり問題だと。もし記録あったら、今ではなくてもいいですけれども、中身をきちっと出していただきたいです。それもなければ我々もこれには賛成できかねます。今出てこないのですか。
議長(瀬川健則君) 松尾総合支所長。
松尾総合支所長 高橋富男君 [ 18 ]  調査といった意味は、職員1人しかおりませんので、窓口での生活保護なり、いろんな民生相談で見えられた場合に、こちら総合支所のほうへ取り次いだり、あるいは市役所のほうへ取り次いだりというふうなことで、すぐ電話で連絡取り合ったりなんかしているというふうな状況もございますので、記録、はっきりしたものがあるかどうかの時間をいただきたいといった、そういう意味もございます。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第7号を採決します。
 議案第7号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立多数〕

議長(瀬川健則君) 起立多数です。
 よって、議案第7号 八幡平市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する郵便局の指定に関し議決を求めることについては原案のとおり可決されました。

議案第8号

   議案第8号 八幡平市一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦  
       覧等手続条例                        

議長(瀬川健則君) 次に、日程第3、議案第8号 八幡平市一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等手続条例を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 生活福祉部長。
生活福祉部長 大森力男君 [ 19 ]  議案第8号 八幡平市一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等手続条例についてご説明申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の議案書に沿い説明のため記載省略)

 以上で条例の説明を終わります。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第8号を採決します。
 議案第8号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第8号 八幡平市一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等手続条例は原案のとおり可決されました。

議案第9号

   議案第9号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条  
       例                             

議長(瀬川健則君) 次に、日程第4、議案第9号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 20 ]  議案第9号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の内容について説明を申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の新旧対照表に沿い説明のため記載省略)

 以上で内容の説明にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第9号を採決します。
 議案第9号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第9号 八幡平市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。

議案第10号

   議案第10号 八幡平市特別会計条例の一部を改正する条例  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第5、議案第10号 八幡平市特別会計条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 21 ]  それでは、議案第10号の内容についてご説明を申し上げたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の新旧対照表に沿い説明のため記載省略)

 以上で内容の説明にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第10号を採決します。
 議案第10号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第10号 八幡平市特別会計条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決されました。

議案第11号

   議案第11号 除雪ドーザ使用料条例を廃止する条例  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第6、議案第11号 除雪ドーザ使用料条例を廃止する条例を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 産業建設部長。
産業建設部長 伊藤繁夫君 [ 22 ]  議案第11号 除雪ドーザ使用料条例を廃止する条例でございます。
 この条例につきましては、安代地区におかれまして暫定施行されておりました除雪ドーザ使用料条例を廃止しようとするものでございますが、本案につきましてはさきの3月の定例会におきまして撤回という形で再度ご提案申し上げるものでございます。
 なお、この経過に至りましては、それぞれの地区におかれまして関係者等にご説明申し上げ、さらにこの内容は今までと同様、形態的には一応変わらないのですが、建設協同組合等の話と受け皿を確かめて、それを住民、地区の方にご説明申し上げた経過から、今回改めましてご提案申し上げるものでございます。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 8番、三浦榮吉君。
議員 三浦榮吉君 [ 23 ]  市の広報52号で出されました「冬季の除雪にご協力を」ということで広報で載って、市の建設協同組合のこれは制定された民間除雪サービスの料金表だと思いますが、建設協同組合がこの料金額を決める際に、市のほうではどのような協議あるいは関与をしてきたのか伺いたいと思います。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 24 ]  答弁いたします。
 まず、先ほど部長がお話しした経緯がございます。その中で、4月以降、この廃止に伴いまして除雪サービスの維持ができないかということで、建設協同組合と単価の内容あるいは処理の内容を含めて8月、9月ごろまで断続的に協議をいたしてきました。そういう結果、現在市の条例にある単価の部分と機種によっては同一的な単価にもなると。あるいは、小さい重機になればもっともっと安くなるということから、利用者にとっても選択肢があるというふうなことで単価的なお願いを協同組合にしてきた経緯はございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 8番、三浦榮吉君。
議員 三浦榮吉君 [ 25 ]  この単価については、主たるは建設協同組合が定める額ということになると思うのですが、昨今の例えば軽油、ガソリン等の値上げの際には、組合のほうでは来年はこのくらい上げるというのが決まりますと、市のほうには協議はなくていいということになるのですが、その辺の今後の料金表を定める額についての、そういう場合には市と協議するというような関係をつくってあるのかどうか、そこをちょっと話してもらいたい。
議長(瀬川健則君) 産業建設部長。
産業建設部長 伊藤繁夫君 [ 26 ]  お答えします。
 八幡平市全域におかれましても除雪の形態というのは、委託の中でも機械の貸与方式とか、あるいは機械を持ち出していただくという、それぞれの単価別で決めていくわけでございますが、いずれ今までの住民の方々に申し上げた経過というのは市であっても、あるいは建設協同組合であっても、それぞれお互いに価格を納得したもので対応するのが前提でございますので、当然そこには絶えず住民のほうに情報を出しながら、こういう毎年の金額は変わるなりの話をきちんとお示ししながら対応していきたいというのが根本にあるわけでございますので、協議の形というのは絶えず重ねていくというふうなものとして対応してまいる所存でございます。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 8番、三浦榮吉君。
議員 三浦榮吉君 [ 27 ]  わかりました。
 もう一つ、ちょっと聞きたかったのは、市の建設協同組合の電話の局番が70ですが、これは大更だと思うのですが、この協同組合というのはどこに所在するのか教えてください。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 28 ]  呼称を出してはあれですが、遠忠がございます、その隣に建設協同組合ということで事務所を構えてございます。局番はこのとおりでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第11号を採決します。
 議案第11号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第11号 除雪ドーザ使用料条例を廃止する条例は原案のとおり可決されました。

議案第12号

   議案第12号 平成19年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第7、議案第12号 平成19年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 29 ]  議案第12号 平成19年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)の内容についてご説明いたします。

    (会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上で内容の説明にかえさせていただきます。
議長(瀬川健則君) 内容説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 30 ]  10ページの松尾庁舎耐震診断及び建築設備等調査業務委託料ですが、まずこの結果について伺いたいわけですが、耐震強度はどういう数字になっているのか、それから補強のためにはどれだけの予算がかかるということで示されたのか、そこを伺いたいと。
 それから、あわせてこの耐震改修ですか、これに関しては19年度、国が各都道府県に計画をつくりなさいと、どういうふうにして改修をしていくのか計画をつくりなさいと。市町村に対しては、それをつくるように努力をしなさいと、こういう中身です。それで、県はそれに沿いまして耐震改修計画、これ策定しているわけです。その中で、市町村に対して19年度中に4分の3以上の市町村で計画を策定するように強く指導していきたいと、こういうことが言われております。そこで、市としてこの計画がつくられているのか、つくる考えがあるのかと、その辺も伺いたい。
 それから、あと生活保護費の約5,000万の減額、これちょっと金額が大きいということで見込み減ということですが、この中身の説明をいただきたいと。
 以上、伺います。
議長(瀬川健則君) 総合政策課長。
総合政策課長 岡田 久君 [ 31 ]  お答え申し上げます。
 松尾庁舎の強度の関係でございますが、6月に補正をお願いしまして耐震の診断をお願いしておりましたけれども、その結果が出てまいりましたので、ご説明申し上げます。それで、庁舎の専門的な関係につきましてはちょっとわからないのですけれども、松尾総合庁舎につきまして、通常その強度につきましては一般的に病院、それから消防署、それから災害対策本部を立ち上げる調査につきましては0.7以上というふうな何か規格があるようでございますけれども、今回につきましては小学校、中学校が一般的に0.7以上ということで、0.7を1つの目安としまして耐震の診断をお願いしたところでございます。その結果、松尾総合支所につきましてもX方向が桁行方向というふうに呼ばれるようなのですけれども、横揺れにつきましては、3階につきましては0.75という診断でクリアしておりましたけれども、1階につきましては0.45、2階につきましては0.30ということで補強の必要があるというふうな結果となっております。また、はり間方向といいまして、何かY方向なようなのですけれども、これにつきましては……済みません、先ほどのX方向ですけれども、間違っておりました、済みません。3階につきましては0.74、それから2階につきましては0.30、1階につきましては0.45でございます。訂正いたします。Y方向につきましては、3階が0.84ということでオーケーが出ておりますが、2階につきましては0.52、それから1階につきましては0.56ということで、やはりY方向につきましても補強の必要性があるということで出ております。それで、その補強がどのような形で補強していくのかということにつきましては、K型ブレースというふうなもので、鉄骨のK型ブレースということで、1階につきましては12カ所、鉄骨で押さえるような、写真で見るとそのような内容なのですけれども、1階につきましては12カ所、2階が10カ所、3階が4カ所、計26カ所が必要だと。それから、あと耐震壁につきましても1階が2カ所、2階が3カ所、3階が1カ所、計6カ所必要だと。それから、スリット装置といいまして、何か水を切りまして、切ることによって、その切った両側が独自に動くことによって強度が増すという、何かそのようなものなようなのですけれども、それが30メーターほどスリット装置が必要だと。それから……

                          (何事か声あり〕

総合政策課長 岡田 久君 [ 32 ]  済みません、それでおおむね9,450万ほどの概算費がかかるというふうに一応お聞きしてございます。
 それから、改修計画につきましては県のほうから通知が参りまして、松尾総合支所につきましては耐震補強、強度が、そのような診断が必要だということでは来ておりますが、現在小中学校も含めましてそれぞれの施設につきましては、各所管する部署におきまして計画といいますか、対応している状況にあるところでございます。
 以上でございますが、よろしい……

                          (何事か声あり〕

総合政策課長 岡田 久君 [ 33 ]  耐震につきましてですか。耐震につきましては……耐震補強につきましては9,450万ほどかかるというふうな一応見込みで設計会社のほうから出ております。
 以上でよろしいでしょうか。
議長(瀬川健則君) 地域福祉課長。
地域福祉課長 佐々木幸雄君 [ 34 ]  今の生活保護費、17ページの扶助費の関係の減でございますが、昨年度も大体同じぐらいの減、当初どうしても、これにつきましては19年度のまず国の生活保護費の負担金交付額が示されたことに伴いまして、これからの見込み額を試算しながら減額したものでございまして、大半は医療費扶助の関係でございます。それで、多いときで医療費扶助は約2,000万のときもありますし、1,000万のときもありまして、すごく差がありますので、当初のときはどうしてもある程度の多目、多目といいますか、そういうふうな方法で試算しながらやっているところでございます。
 そして、医療扶助の見込み額が大変診療報酬等も2カ月ぐらいのおくれというふうなこともございまして、まずそういうことからも試算の仕方がなかなか難しいなということを感じておりますので、その辺でご理解をお願いしたいなと感じております。よろしくお願いいたします。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 35 ]  この耐震改修の件ですが、いろいろ県も市町村の状況、市町村に対する数値目標ですか、こういうのもある程度示しているわけです。これでいきますと、県の計画の中には平成18年を現状として10年後、平成27年度までの目標ということで示しているわけです。この中を見ますと、学校です、うち市町村立の学校の場合と。現状が55%の耐震率かと、55%まで耐震化が進んでいると。10年後には、それを75%まで進めたいと、こういうふうに数値出しているわけです。それから、もう一つ、地方公共団体の庁舎ということも出しているわけです。ここでは、うち市町村の保有のもので、現状が46%、10年後は60%と。学校と比較しますと、学校のほうがやっぱり優先しなければならないというのはこの数字を見てもわかるわけです。そこで、市の保有している学校の施設の耐震状況どうなっているかと、これを見ますと、先ほど松尾庁舎の場合はIS数値ですか、IS値、これは強度を示す数字なのですが、これが一番高いところで、先ほどの説明ですとX方向で2階部分が0.3と、こういうふうになっているということを言っているわけです。ところが、学校はそれ以下の強度しかないという施設がたくさんあるわけです。これ当然やっぱり計画をつくって、どこを優先しなければならないのかという計画をつくらなければいけないと思うのです。例えば最悪のところは、田山中学校の体育館、0.08と、こういうところも実際あるわけです。それから、安代中学校の体育館、0.16とか。まだまだあります。西根中学校の場合ですと0.248とか、西根第一中学校0.32、東大更小学校……これはちょっと古いほうですから、これはいいですね、新しくなりましたから。寄木小学校ですと0.35とか、こういう非常にほうっておけないような、すぐにでも補強しなければいけないという、そういう学校がたくさんあります。そういう中で、松尾庁舎はどういうふうにとらえればいいのか。7,500万ですか、かかるというふうな……

                          〔「9,400万」の声あり〕

議員 橋悦郎君 [ 36 ]  ごめんなさい、9,400万か、そういう数字も出ているのですが、2次診断やるとどれぐらいかかるかという数字出てくるわけです。今学校の施設で2次診断やっているところは私ないと思うのですが、ありますか。そういう意味では、この耐震補強、この工事というのは全く手つかずの状態、特にこの学校の問題、この辺どう考えればいいのでしょうかということで質問します。
議長(瀬川健則君) 教育次長。
教育次長 遠藤久夫君 [ 37 ]  お答えをいたします。
 学校施設につきましては、各学校校舎分割してつくっている部分もございますので、47施設ございます。そのうちに1次診断だけやっているのが14施設ということでございまして、その他33施設につきましては新しい耐震基準、あるいはもう既に補強工事終わっている部分とあります。現在、先ほど議員発言の中で寄木小学校があったわけでございますが、寄木小学校におきましてはもう既に今年度2次診断を行いまして、次年度補強工事を予定してございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 38 ]  今のところ学校施設が優先して先行してやっております。それ以外にも社会教育施設でありますとかそういったところ、そしてまたそれ以外の公共施設についても耐震改修に向けた計画はつくっていかなければならないというふうに思っておりますが、今のところまだ計画そのものは策定いたしておりません。これは、やっぱり人命とのかかわりもございますことから、そういった耐震計画といったものについて、今後どういうふうな形で、どこが先行すればいいのかといったことについての計画はつくっていかなければならないものというふうに思っているところでございまして、まだ未策定でございます。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 39 ]  未策定と、こういうことなわけです。私、問題にしたいのは、新庁舎を建設すると、どうしても松尾の庁舎はどうなるのかということが、これ大きな今やっぱり、先日の一般質問の議論の中でもクローズアップされましたけれども、この松尾庁舎をどう扱うかというのが非常に大きな、庁舎を建設するかしないかということで大きなやっぱり理由として今出てきているわけです。そういうときに、きちっとした耐震計画、これもつくっていないで学校はどうするのかと、各庁舎はどうするのかという煮詰まった議論もしていない、計画もない。そういう中で、一概にこの2次診断を行って9,400万かかると、だから壊したほうがいいと、こういう議論になっているわけですが、私はそれはその議論をするのであれば耐震計画をつくって、いつそれまでに松尾庁舎はやるのだと、こういうのも明らかにしてからでなければ、これ問題、できないのではないですか。ただ庁舎建てるためだけの理由づくりになっていると。私、そもそもこの2次診断の予算に対しては反対したわけですけれども、その辺のやっぱり根拠づけがはっきりしない限りは、この松尾庁舎が耐震から9,400万かかるからということを理由にするのは、これはちょっと問題ではないでしょうか。その辺、ちょっと最後に聞きたいと。
 それから、松尾庁舎を仮に撤去するということになりましたらば、どれだけのお金がかかるというふうに見積もっていらっしゃるか、その分も含めて伺います。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 40 ]  撤去費用については、担当の者からお答えを申し上げますけれども、そもそもこの庁舎問題の議論の中で、橋悦郎議員から問題提起が出されたというふうに記憶しております。それは、アバウトな口だけの話ではなくて、ちゃんとしたデータを出しなさいと、こういう質問を受けました。そういった議員の発言というのも尊重しながら、やはりちゃんとしたデータを示さなければ、この庁舎問題というのは、この松尾に限らず、すべていろんなデータをちゃんと提示しなければ議論を深められないということで、あえて診断をさせていただいたということでもございますし、当然田山の例も出されました。それもちゃんと私も見ておりますし、あの古さも危険度についてもこれは非常に危険な状態だなという認識も持っております。そういった認識の上に立って、先ほど総務部長が言いましたとおり今は計画は策定しておりませんけれども、鋭意国、県の指導もあることから、学校施設あるいは公共施設、こういったものの耐震診断は早急に計画的に、これは財源の問題もありますから進めていくよう考えております。
議長(瀬川健則君) 総合政策課長。
総合政策課長 岡田 久君 [ 41 ]  解体費用についての見込み額ですけれども、おおむね8,000万前後になるのではないかというふうに想定してございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 3番、渡邊正君。
議員 渡邊 正君 [ 42 ]  26ページ、10款13節委託料、地下タンクの清掃点検業務委託料の件なのですけれども、昨今、僕勉強不足でちょっと失礼するかもわからないのですけれども、ガソリンスタンドが閉鎖している理由の中に地下タンクの年数制限があるのか、新しい法律ができたのか、ちょっとわからないのですけれども、21年だったか、23年だか、年数もちょっと記憶に残っていないのですけれども、二重構造にしないと営業ができないというふうな関係で、かなりのスタンド、お店、閉鎖になっているようですけれども、ちょっと素朴な質問で申しわけないですけれども、これ学校の設備の中に地下タンク埋め込みしていると思うのですけれども、当然この点検の業務委託料というのは油が漏るか漏らないか、耐圧試験か、そういうふうに感じるのですけれども、そういうことで将来的にキロ数とか年数とか規制があって、この地下タンクももし灯油タンクであれば、そういう今の新しい法律というか、そういうものの対象物になるのかどうかお尋ねしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 教育次長。
教育次長 遠藤久夫君 [ 43 ]  この地下タンクにつきましては、私も細かいところまで調べてはいないのですが、学校施設のものにつきましては定期的に業者にお願いして点検をしているものでございます。今現在の基準とか、そうしたのはちょっと私も調べておりませんので、後ほどその基準等を資料としてお出ししたいと思います。
議長(瀬川健則君) 3番、渡邊正君。
議員 渡邊 正君 [ 44 ]  この延長線の話で、例えば地下タンク埋めかえするとか、法律も変わってしまって、今直道議員からちょっと聞いたのですけれども、昔は490リットルまでしか地上に保管できないと、現在は2,000リッターまでできると。ホームタンク、簡単に言えば4つぐらい並べばそれでいいのではないかと。防油堤つくって下に受け皿つくればいいと、そういうふうな話をちらっとしていたのですけれども、地下タンクの埋めかえになればかなりの費用がかかると思いますし、今、いつかの議会だったかちょっと忘れたのですけれども、市長のほうの答弁でペレットストーブとか、市のほうで補助金5万円とか10万円出しているけれども、さっぱり注文が来ないみたいなことを宴席だったか、ちょっと聞いたことあるので、そういうこといろいろ考えるのであれば、やっぱりこういう灯油というか、油の高い時期ですし、家庭で子供さん持っておられる家庭の主婦からいわせれば、こういう役場とか公的機関ぐらいでもそういう延長線で率先して、経費のいろんな損得あるとは思いますけれども、そういうのも検討課題になるのかなというふうに思いまして質問させてもらいました。とりあえず中身のいろんな基準に関しては、後でまたよろしくお願いします。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 1番、工藤剛君。
議員 工藤 剛君 [ 45 ]  2点ほどお聞きしたいと思います。
 まず、16ページの学童保育の指導員賃金150万減ということで、先ほど見込み減という説明をいただきまして、これに関して、ちょっと学童保育のことに関してお聞きしたいのですが、西根地区の学童保育で言えば年末年始の休みが12月22日から1月6日までの16日間ということで、これでかなり今利用されている父兄の方から何でそんなに長く休むのだという話が出ておりまして、児童福祉課のほうに行ってちょっと私聞いてきたのですが、確かに児童福祉課のほうにも直接そういう話はあるということは言われておりました。その理由なのですが、説明受けるには先生方の、指導員のほうの再雇用の関係で、社会保険事務所のほうから1年間のうち、正月ではなくてもいいのですが、とにかく1年間のうち2週間以上休みが必要だと、再雇用する場合には。それで、まず春休み、夏休みはあけておって、この正月休みの時点で2週間とっているのだという説明を受けました。それはそれでいいのですが、ただ安代地区の学童保育の場合は市役所と一緒で12月28日から1月3日までの7日間というようなことを聞きましたが、そこのところの違いはどういうところからそういうふうになっているのかというのをまず1点、説明いただきたいと思います。
 それと、もう一点、ちょっと23ページの大更西線の舗装工事ということに絡んで、先日全員協議会のときにご説明いただきました都市計画の大更駅前線の変更のことについて、この大更駅前線が西線につながる計画とか予定とか考え、そういうのは現時点であるのかどうかというのをちょっとお聞きしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 生活福祉部長。
生活福祉部長 大森力男君 [ 46 ]  学童保育の休み、休業の件でございますが、いわゆる臨時職員の再雇用ということで、一応一律市の臨時職員につきましては2週間、これ再雇用あるいは再々雇用の関係がございまして、2週間の休暇というふうに統一された中での臨時指導員ということで休みをとっております。安代地区の短期とその他の長期の休みの差は、しからば何ぞやということでございますが、実は安代地区につきましては以前から保育所と学童保育が一体の中での補完をし合ったシステムをとってきたと。いわゆるあきのときには、そっちに行って手伝うというふうなやり方をとってきました。その関係で、いずれ最小限の休みでいけると。それから、今こちらの地区につきましては、いわゆる独立したやり方をとって2名配置しておりますので、そこの関係でこのような状況になったということでございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 47 ]  お答えします。
 大更西線にかかわる都市計画道路の関係でございますが、先日の全員協議会では282号線から大更駅前の街路の変更をご説明したものでございます。ただ、都市計画道路としての計画は引いているというのが計画上はございます。しかしながら、まず路線の変更を現時点ではかけたいというふうな中身になってございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 1番、工藤剛君。
議員 工藤 剛君 [ 48 ]  まず、学童保育のほうに関しましてはわかりました。やはり案内書の中にも確かにきちんと閉設日ということで記載されて、恐らく春先にはわかっていることなのですが、父兄にしてみれば今になってみてまた何でという話が出てくるということなので、いずれにしろそういうところを重点的に、例えば説明会するときに、ちょっともう一回この日はこういう理由で休むよというふうなことをまず繰り返しでもいいのですが、言っていただければありがたいかなと思います。
 それと、都市計画のほうのちょっと今の西線のほうに計画はあるけれども、現時点では駅前のほうの変更を優先というか、考えているということで、ちょっとその点でお聞きしたかったのが、前回説明受けた中身でわかるのですが、ただどうしてもちょっと疑問点がありまして、そのことについてお聞きしたいのですけれども、要は前回の説明書の中でいきますと、平成6年5月に最初の都市計画を決定しているということで、その間平成2年に土地区画整理事業のA調査を行い、並行してまちづくり推進委員会設置して、その中でいろいろ話し合いを持ってきたけれども、住民の合意が得られなくて、結果的に平成12年3月に事業の困難をまちづくり推進委員会のほうが報告してきたと。それを受けて、土地区画整理事業から都市計画の大更駅前線の街路事業ではどうかという検討をしたらば、当時13年ですか、27億円ぐらいかかると。国庫補助金も補助としても困難であろうということで、絡めて大更公民館の建設の問題もあるみたいですが、いずれにしろ結果的に廃止を検討したという流れでございますよね。そういう流れで来て廃止を考えて、県のほうでは廃止はだめだということで今回変更というふうに来ているのですが、要はこういう1回目が結局住民の合意的な問題、また予算的な問題を含めて廃止を考えて、今回例えば予算的なことで考えれば、幾ら幅員を狭くしたと言いつつも500万、1,000万でできる問題ではないでしょうし、そういう財政的な問題、また住民説明会もこれからだとは思うのですが、公ではないにしろ、例えばあの地権者の人から何かしらの感触を得ているとか、全く何にもしていない、計画立ててこれからの住民に対する説明だという状態なのか、その辺。もしそうであれば、要は心配しているのは1回目だめで、廃止しようとして廃止はだめだということで県に言われて、いろいろやったらばやっぱり財政的な問題、住民の、一番は地権者が合意しなければどうにもならない話でして、それでやっぱりだめでしたとなるような轍を踏まないようにしなければいけないと思うのですが、その辺に関してはいかがなものですか。
議長(瀬川健則君) 産業建設部長。
産業建設部長 伊藤繁夫君 [ 49 ]  お答えします。
 今までの流れについて、確かに今お話しありました、そのとおりです。ですが、やはりプラン詰めるにおいては、当然市議会あるいは議会の皆さんと、あるいはもちろん住民の方々にご説明申し上げるのがルールでございますけれども、最終的にはやはり地域の住民の方々、まちの方々の賛同を得るのが大前提に控えているわけでございます。ですから、そういったものに計画段階から参加していただいて、いわゆる実現するというのは手順踏んでいくわけでございますけれども、今までのお話のとおりかなり難しさはあるにせよ、やはりこれからの八幡平市の顔ということでございますので、それらに決して、単に住民の合意が得られない、なければなれないなりのやり方というのもやはり絶えずそれを踏み込んでいかなければならないわけでございますので、決してこの都市計画、街路、まちづくりということに関しては住民形成というのが大前提にございますので、それらを踏まえましてこれからの積み重ねが重要なポイントになろうかなというふうに思っていますし、決して今まで区画整理やめたとか、あるいは廃止することについても住民が本当に納得したのかどうかということに関しましても、それを踏まえてちゃんと話ししていかないと、これからの事業の手続としては結びついていきませんので、重々これらの回を重ねるのが重要なポイントになろうかなというふうに思っておりますし、決して八幡平市の大更地区の都市計画、せっかくのまちづくりのプランが示されてありますので、実現できるように、徐々にであれば、じっくりながらでもそれなりの段取りを住民と一緒になって進めてまいりたいというふうに思っております。ですから、今回の公民館の建設等々の内容につきましても、それらもある程度の都市計画のいわゆるまちづくりの計画道路というものを意識したもので、それぞれの位置づけで考えていこうということも踏まえたことになりますし、卵が先か、ひよこが先かというわけではございませんけれども、いずれ地域の住民の方の合意というのは大前提でありますので、それのいわゆる積み重ねが重要なポイントなのかなというふうに思っていますので、決して暗にこれをやめたとか、あるいは合意が得られなかったという場合の見きわめ、判断必要ですので、これから年を重ねながら慎重に進めてまいりたいというのがこの都市計画の位置づけと思っております。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 50 ]  この都市計画道路の変更については、議会には説明はいたしております。そういう前提でお話し申し上げますけれども、いずれ何で必要なのか、あそこに。それを理解してもらわなければ、到底先ほど議員がおっしゃったようになかなか合意は得られないのではないのかなという思いをいたしております。なぜ必要なのかと、そのなぜの一番の理由は八幡平市という新しい市が誕生した、そこの玄関口であると。そして、また輝の部分の観光部門での玄関でもあると。そういった玄関口の駅、いわゆる駅が通常玄関口になりますから、その駅のあの混雑状態、議員ご承知のとおり朝夕の乱雑なラッシュ時というのですか、車はあちこちに停車する、定期バスは通れない、そういう混乱状態が大更駅前だというふうに認識しております。その駅前を何とかきちっとした整備をして、そしてその整備をするためには道路をどう位置づけるか、そういった道路の位置づけということになると、駅前の広場の機能をうまく生かして町なかの商店街につなげるには変更をして、あのルートに変更することが一番ベスト、ベターであろうというふうな県との協議もした上であのルートが決まったと、そういうことですので、住民説明に当たってはそういったことをきちっと説明した上でご理解をいただきたいというふうなことを強調していきたいと思いますし、これがなかなか住民の理解をいただけないということになると、なかなか県の都市計画審議会での決定もいただけないという事態になりますので、何とかこれをきちっとした説明をして理解をいただく努力というのをきちっとしていかなければならないなと、それが大更の市街地のまちづくりの基本になるのではないのかなという思いをいたしております。
議長(瀬川健則君) 1番、工藤剛君。
議員 工藤 剛君 [ 51 ]  済みません、基本的に市長が締めくくっていただいた後に発言する気はなかったのですが、ちょっと私の何か言い方が悪かったと思うのですけれども、私、基本的にこの計画に対して別に反対しているわけではなくて、計画といいますか、この変更に関して。むしろ個人的には、1回目の計画よりも変更したほうの計画のほうに賛成しているぐらいなものでして、ここの中身とかではなくて私が言いたいのは、要はこれを実現させるために、何年後になるかは別にして、やっぱり計画を出してその実現に向けてやっていくのが都市計画でしょうから、その実現に対して1回目、まずさっき説明したような、説明というか、さっきあったような計画で、要はぽしゃっているわけですよね。それで、今2回目変更しようとして計画を出して、その進め方というか手順によって、結局先ほど言ったように地権者なり周りの住民の人なりに公式ではない、公式に説明して公式にというのはまずいろいろ手順があるでしょうからこれからするにしても、やっぱりそれこそ酒の席ではないですけれども、いろんな話を聞いたらば何となく感触がいいとか悪いとか、そういうのもわかっていてこういう2回目の変更の計画を立てているのか、それこそ何にもなしで1回目のあれが、あの線がだめだったからこっちに変えてみるかというような格好で今計画を出してやったのか。もしそうであって、何かしらの住民の反対なり、財政的な問題なりでそれもやっぱりだめですよとなった時点でどうするのですかという、そこまで考えるのは1回やってからだと言われればそれまでなのですけれども、1回ぽしゃっている限りはやっぱりこういうときはこうだ、ああだという二の手あたりまで考える必要があると思うのです。そういうことをちょっと聞きたかったのです。
議長(瀬川健則君) 武田副市長。
副市長 武田常徳君 [ 52 ]  お答えをいたします。
 西根都市計画につきましては、その中の大更駅前線につきましては、結論的にはただいま市長が申し上げたとおりでございます。そこで、大更駅前線の変更を現在、今までかかって検討協議をしてきたと。これは、変更というよりも、工藤議員認識されていると思うのですが、いずれ変更というよりも廃止と、こういうことで旧西根町の時代に県のほうに申請した時期もございました。そこからスタートいたしまして、最終的にただいま市長が申し上げましたように、現状は廃止というよりも変更ということで取り組んだほうが駅前の開発も含めまして最もいい方法だろうと、こういうことで話が進んでいるのはただいま申し上げたとおりでございます。
 そこで、その廃止をしようというふうなことで県のほうに申請した段階におきましても、いずれ大更駅前線にかわる道路というのはあそこには必ずつけようと、こういう考え方で身の丈に合った道路を整備しようと、こういうふうな説明もした経緯もございます。しかしながら、今県と具体的な折衝をし、ご指導いただきながら方向づけをしてきた段階ですと、先日議員の皆様にお示し申し上げました変更の形が一番いいだろうと、こういうことになってございます。これは、あそこの周辺の、駅前も含めまして、中心市街地の活性化の観点からもあの計画を推進していこうと。それは、トライアングル構想ということで、今の大更公民館の後ろのいわゆる大更駅前線、それから大更停車場線、それからまつもりさんの前と、この3つの線に囲まれた中の活性化を果たしていこうと、これが計画なわけでございまして、そこで住民の皆さんにきちっと説明をしているかと、こういうことなのかなというふうに私も今理解をいたしましたが、正直申し上げましてこれから地域の皆さんの説明を具体的にやっていこうと、こういうことでございます。今までもいろんな変遷をたどっているわけでございますが、地域の皆さんに具体的に説明したのは余りなかったのではないのかなと。区画整理については、もちろん具体的な話はしてきたわけでございますが、この変更の部分、あるいは廃止の部分、この部分については議会の皆さんに説明を申し上げても住民の皆さんには具体的には初めてなのかなと、このように思っております。ただ、ちまたには今度は駅前線が変わるそうだねと、こういう話も聞こえております。その辺を踏まえながら十分ご理解をいただくような、そしてあの大更の駅前地区の振興策を十分に考えながら納得いく説明をしてまいりたいと、このように考えております。
 終わります。
議長(瀬川健則君) では、時間になりましたので、1時まで休憩いたします。

                                                      (12時00分)


                          休     憩

                          再     開

議長(瀬川健則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                                      (13時00分)

答弁の保留

議長(瀬川健則君) 最初に、午前中、橋悦郎議員の質疑で答弁を保留していましたので、松尾総合支所長から答弁の申し出がありましたので、これを許します。
 松尾総合支所長。
松尾総合支所長 高橋富男君 [ 53 ]  議案第7号に関しまして、橋悦郎議員からのお尋ねを保留しておりました。柏台出張所での相談記録の件であります。先ほどもちょっと相談事の取り次ぎがほとんどと申し上げました。環境問題を初めとする苦情等、それから健診結果等、それからあの地域は市営住宅が多うございます。したがいまして、入居者からの維持補修といいますか、そういったものについての相談、いろいろもろもろでございます。したがって、今即決しなければならない事案が多いわけであります。したがいまして、現時点では出張所として特段の記録はとっていないというのが実態でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) それでは、午前中の議案第12号を引き続き議題といたします。
 質疑ありませんか。

                          〔「関連でいいですか」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 基本、先ほど2回までやっていますので、基本的には3回までですので、1回だけ許します。
 3番、渡邊正君。
議員 渡邊 正君 [ 54 ]  先ほど副市長の答弁の中で、住民説明会のほうはやられていないのではないかというふうな話だったので、ちまたのうわさというか、話では、20日ぐらいに住民説明会をやりたいというふうな話も聞いていましたけれども、その連絡方法に関しては回覧板で回したというふうな話も聞いていましたけれども、それが本当なのかうそなのか聞きたいのと、もう一個、説明していない中身であれば、この間都市計の図面引いたやつ、会議で見させてもらったのですけれども、あれについてもただ単なる案であって、将来的に住民からのほうのいろんな要請、要望があって、設計変更とかを含めてまだいろんなことを議論する機会、場があるのかどうなのか、この2点お願いしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 武田副市長。
副市長 武田常徳君 [ 55 ]  お答えをいたします。
 回覧板、住民への周知につきましては、建設課長のほうから答弁をしていただきます。
 それで、後段のほうの現在議員の皆様にお示しいたしました見直しの計画のさらなる見直しですか、それがどうかというふうなご質問というふうに承りましたが、いわゆる私どもは県の指導をいただきながら内部としてはこの方法が、あるいはこの方策が最善だなと、このように考えてお示ししているわけでございます。したがって、それを基本としながら住民の皆さんにご理解をいただく努力はしてまいりたいというふうに思います。しかし、これはまだ住民説明会で何回となくご意見をいただくと、こういうことでございますので、その辺はどういうご意見が出てくるのか、その辺を踏まえながら進めてまいりたいと、このように思っております。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 56 ]  お答えいたします。
 住民への周知の仕方でございますが、まず都市計画は大きな市の課題でもあるということから、1つは12月の広報に掲載してございます。そのほか大更地区の住民の皆様には班回覧ということで周知をしているところでございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 16番、山本榮君。
議員 山本 榮君 [ 57 ]  1点お尋ねします。
 10ページの企画費の報酬、新庁舎建設検討委員会委員報酬20人、14万2,000円に関してお尋ねします。まず、当初予算では42万6,000円計上しているわけですけれども、これはこれで3回実施したということなのか。これは、あと1回分ということなのか。あと1回でこの検討委員会は終わりというものなのか、その点と、それから検討委員会に庁舎建設基本構想と案が示されているわけですけれども、この案に対する取りまとめということで行うものなのか。以前には、建てるべきかどうかについても検討するという答弁があったのですけれども、この検討委員会の役割と、この検討委員会で何を決めるのか、その点についてお伺いしたいと。
 もう一点は、この新庁舎建設問題について、市長の議会答弁などでは正しい情報を市民に伝えるということを述べているわけですけれども、今回出されている構想案ですか、これによりますと事業費が算出されていないと。いろいろ書いていますけれども、例えば新庁舎の敷地5ヘクタールを取得するのに幾らかかるのか。それから、庁舎建設に1平米当たり30万とか40万とか書いていますけれども、幾らかかるのか、その点が不明であると。基本計画策定において精査し、決定するということだけは書かれていますけれども、示されていないと。それから、新庁舎建設プロジェクト事業にあるアクセス道路の整備というのに対してもどういう構想なのか、幾らかかるのか提示されていないという点がありますので、何でも審査するに当たっては、いわゆるある程度の概算でもこれくらいかかりますよという部分を示して検討するべきものだというふうに思うのですけれども、その辺がないというもので、松尾庁舎に関しても先ほど耐震補強には9,450万かかると、解体については8,000万かかるという答弁があったのですけれども、ではあの施設の設備改修工事というのに対しては、では幾らかかるのかという点が出されていないということがあるようですので、この辺も含めて検討事項として討議する必要があるのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 58 ]  まず、基本構想の考え方でございますけれども、事業費そのものをお示しするということではなくて、そもそも庁舎の必要性から始まりまして、本来庁舎の持つ機能、どういったものを持たせるかと、そういったことを予定しておりまして、その具体的な費用等につきましては基本計画の中で、総合計画もそうなわけですけれども、総合計画と基本計画と考え方を分けて、できるだけ基本計画の中で費用的な面についてはお示しをしてまいりたいというふうに思っているところでございます。
議長(瀬川健則君) 総合政策課長。
総合政策課長 岡田 久君 [ 59 ]  庁舎建設検討委員会の考え方でございますが、主としましては市長がこれまでも議会でご答弁申し上げておりますけれども、合併協定に基づきまして新庁舎建設を進めると、推進するというふうなことで進めておりますことから、基本構想案なるものを作成いたしまして、それをもって庁舎建設検討委員会でさまざまご議論いただきまして、こういう機能が必要だ、これについてはまだ説明不足ではないかとか、さまざまなご意見等をいただきまして、さらに基本構想をよりきちんとまとめていきたいなという、そのような性格の組織というふうに考えてございます。
 それから、もう一つ、次の庁舎建設検討委員会、当初予算で3回の予算をご決定いただいておりますけれども、これまで行政報告でも申し上げましたが、11月26日、12月11日、2回ほど開催してございます。3回目につきましては、12月27日、年末の忙しい時期でございますが、12月27日に3回目を予定しておるところでございます。4回目につきましては、今議会に委員報酬としてお願いしてございますけれども、年明けに第4回の委員会を開催したいというふうに考えてございます。
 それから、庁舎の耐震につきましては先ほど申し上げましたが、改修、老朽化に関係します改修につきましては建物、それから附帯設備等を含めまして4億5,300万ほどで、合計いたしまして一般質問でお答えしましたとおり、おおむね5,500万ほど耐震と、それから改修含めましてそのような形に経費を……

                          〔「5億だ、5億」の声あり〕

総合政策課長 岡田 久君 [ 60 ]  5億5,000万ほどかかるのではないかというふうにお答え申し上げているところでございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 16番、山本榮君。
議員 山本 榮君 [ 61 ]  検討委員会のあり方については、庁舎建設に対する必要、推進していくためにはどういう機能が必要だかと、それらの意見を聞くということなようですけれども、そうしますと先ほど言いました金額的なものを提示しないとなれば、どういう状況がいいのかという判断に非常に迷うと。これは、あくまでも建てた場合にはこういう機能だということなので、そうなれば。実際庁舎建設が必要なのか、また別に必要でなくてもやり方があるのかというふうな議論には踏み込まないと。あくまでもつくるためにどういう施設が必要かというだけでお金も示さないと、何ぼかかるのかわからないと、でもまずこういうのをつくるというのに協力してけろと、どうだというぐらいの話で、何も検討委員会にならないですよね。判断する正しい材料とか、そういう資料にはならないと私は思うのですけれども、その辺はやはりお金をかけて検討委員会やるのですから、きちんとやはり検討委員の皆さんにも判断できる内容を示してほしいし、議会のほうにも、今議会のほうにも中止、庁舎建設中止の署名というか請願が出ていますし、いろいろと判断するのに必要な部分だと私は思うのですけれども、その辺は絶対出さないと、それで検討してもらうということなのですか。
 それから、もう一点ですけれども、検討委員会というわけですから推進、庁舎を建てた場合というだけではなく、やはり新しい庁舎も建てない場合、どういう構想があるのかという点についてもやっぱり検討するべきものではないかなというふうに思うのです、総合支所のあり方も含めて。例えば今総合支所方式にはなっているわけですけれども、安代の場合はそういう機能が失われてしまったという状況にあるようです。ですから、例えば西根総合支所は当然本庁舎と一緒ですから廃止しても私はいいものだと思いますし、それから松尾、安代についても分庁舎方式を取り入れるとか、それは例えばの案を言っているのです。新しく庁舎を建設しないで八幡平市全体の発展をどうするか、いろいろ考えた場合において研究する部分ですけれども、これから検討する内容の中で文化交流施設という問題もあるわけです。それらの構想も含めてどう活用するかとか、安代にこの間要望がありました産業建設課を置くとか、そういうことも含めて全体的な発展のためにどうあるべきかという点も含めた構想も検討してもいいのではないのかなというふうに私は思うのですけれども、そういう構想ではなく、これは今回のとは別かもしれませんけれども、今回の構想の中では金額的な明示をしないままに考えてもらうということでしょうか、その点をまず確認したいと思います。
議長(瀬川健則君) 企画総務部長。
企画総務部長 小野寺光正君 [ 62 ]  検討委員会にお示ししている資料の中には、庁舎建設の必要性をうたっております。なぜ必要なのか。委員の皆様方にパターンをそれぞれ示しまして、こうすればこういったメリットがあります、こういったデメリットがあります、そのパターンをお示ししながら検討をいただき、こういうふうなことで庁舎の建設の必要性といったものが出てまいりますといった資料をお示ししながら、検討委員会の中にお示しをしているというふうなことでございます。
 それから、費用の面についてなぜ示さないのかといったお話でございますけれども、まずその構想そのものの中に数値も含めてということになりますと、かなり膨大なものになるといったこともございます。そういったことで、構想そのものには入れないで検討をいただくといった考え方で現在取り進めておりますので、いずれそれらについては後で基本構想の中で当然出ていかなければならない数値でございますので、そういったことでご理解をいただきたいというふうに思います。
議長(瀬川健則君) 皆さんにお願いしますが、簡潔に質問も答弁もお願いいたします。
 16番、山本榮君。
議員 山本 榮君 [ 63 ]  そうしますと、基本構想をつくる段階では金額的なものはしないでまず進めると、基本構想には具体的に数値を入れて出すということで、それからどうするかを決定していくということなのですか、それとももうそれはそれで決定して進めていくために数値を入れるということなのか、その点をお伺いしたいのですけれども、私に言わせれば、ぜひこの検討委員会の中で、最初の段階でやっぱり数値等も入れながら全般的に検討してもらうというのがいいのではないかなというふうに思いますし、先ほど申し上げましたけれども、議員にもその点を示してほしいというふうにも思うわけです。
 それで、もう一点お尋ねしたいのですけれども、安代総合支所の問題なのですけれども、今総合支所という形ですけれども、去年の一般質問でもお願いしたのですけれども、総合支所という形態をなしていないという部分。私が言いたいのは、合併協議会で出した資料の中に総合支所方式というのはどういうものかということを載せた部分があるのですけれども、これは第2号です、16年の8月12日発行の部分ですけれども、質問という形で載っていますけれども、住民サービスの低下を招かないよう総合支所方式を選択したとのことですが、コスト面からの検証を行ったかという質問に対して、回答では総合支所方式はサービスを低下させないことが最大の利点ですと。反面、経費の節減には余りつながらないことが欠点ですと。次に、意見として総合支所方式を選んだことに賛成するという記載事項があるのですけれども、安代総合支所の場合、やはり充実が必要だと私は思うのですけれども、ですから要するに安代地区での事業を推進できる体制の人員配置ですけれども、そういう点からすれば、今の措置はやっぱり合併で決めた総合支所方式というのに反しているのだなというふうに私は理解するのですけれども、その辺の改善を求めるものなのですけれども、その点についてあわせて答弁いただきたいというふうに思います。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 64 ]  検討委員会という基本構想検討委員会に対しての大きな誤解があるように私は聞いておりましたけれども、数字を示さないのがよくないということでございますけれども、がんじがらめの数字を示して、それを基本構想で検討していただくなんていうのは、これ全く民主的なやり方ではありません。数字は示しております。今つくるとすると単価、平米当たり単価はどの程度かかるのですよと、よその町村は何人ぐらいが、ここには何人ぐらいを庁舎には置くことを前提にしていますよと。あるいは、国の財政支援基準面積というのもありますよね、そういったものもこういった面積でなければ対象になりませんよ、それを超えた分については自前で出さなければだめなのですよ、基本的なことは全部教えております。そして、その基本的なことを教えて、ではもし庁舎をつくろうとしているのであれば、この検討委員の皆さんと、皆さんはこの庁舎をどういう庁舎にしたいのか。もう意見も出ています。市民の皆さんがそこに来て集えるようなフロアなりなんなりがなければだめですよとか、駅と一体となった庁舎でなければだめですよとか、あるいは議会をもうちょっとみんなが外からでも議会の状況を見れるような議事堂にするべきではないのかなと、そういったいろんな検討委員の皆さんの意見を取りまとめて、ではどういうふうにやれば、どういうふうな面積でどういう構造にしてどういう機能を持たせるか、それによって金額がどんどん変わってきますから。そして、検討委員の人たちが、いや、そうは思ったけれども、そんなに金がかかるのであればそんなことも言っていられないなとか、そういうことを検討してもらう委員会なのです。最初から金額示してしまったらどうしようもない。やっぱり皆さんが集って、皆さんがこれから使う庁舎というのはどうあればいいか。市民のために使い勝手、あるいは利便性、効率性、そういったものをどう求めていくかという検討委員会の皆さんの意見を、それを踏まえて金額というのは出てくると、そういうことです。最初から金額示して、これでどうだどうだなんていうことはかえって民主的ではないと。そして、また今総合支所のきのうの話もありましたけれども、庁舎を一本にすることによって安代総合支所の機能をどんと上げていくと、これも考え方の一つだと思いますし、そういったことも検討委員会の中で検討していただければまことに我々とすればありがたいなというふうに思っております。
議長(瀬川健則君) 14番、小笠原壽男君。
議員 小笠原壽男君 [ 65 ]  私は、災害復旧事業費に関して質問します。
 ついせんだってまで査定が随分時間をかけてやられたということを聞いておりますが、その査定の状況といいますか、事業としてどういう内容になるか、大体出ていると思うのですけれども、その辺をお知らせいただきたいということが1点。
 それから、県のほうの土木部のほうの管轄でしょうが、安比川筋の復旧関係、どういう復旧がされるのか、当局のほうで掌握している内容で結構ですのでお知らせをいただきたいと思います。あわせて米代川の件もお願いします。
議長(瀬川健則君) 産業建設部長。
産業建設部長 伊藤繁夫君 [ 66 ]  災害復旧の状況について、とりあえず先般11月の13日から先週まで、それぞれ公共土木施設から、あるいは農林施設までの査定が終わりまして、手元集計の段階でお話し申し上げさせていただきますが、まず市の公共土木の施設に係る件数は61件、河川が40件、道路が21件ということで、この査定の内容、結果といたしまして3億7,000万ほどでございます。それで、この事業につきましては、これから設計協議等々を踏まえまして発注と相なるわけでございますが、あるいは繰り越しなり20年度の事業執行になるという形で、これも早急に進めなければならないというふうに準備にかかるものになっております。
 それから、農地、農業施設の関係がございます。これにつきましても全件で55件でございました。内容的には、農地のいわゆる砂利入ったとか、あるいはそれの撤収費用の関係とか、もちろん補助事業でございますので、これが10件ほどございますし、それから施設、農業施設でございますが、農業施設につきましては農道、あるいは頭首工、あるいは水路等々でございますが、これにつきましては45件ほど、それから林道が5件でございます。これらの55件が2億6,500万ほどの査定額になっております。
 もう一つございます。小規模災害復旧事業といたしまして、所有者、あるいはその利害関係者がみずから行う事業が申請主義でございますが、780万ほどの申請額に対して決定しております。市といたしまして、この災害復旧費にかかるものの査定あるいは申請結果に基づいた額というのが締めて6億5,000万ほどになりました。
 それから、これ全く情報でございますが、県関係でございます。先ほど米代あるいは安比という川のご質疑ございましたのですが、ちょっと手元に区分的な数字は持ち合わせがございませんが、八幡平市管内にかかるものの件数で、主にこれが先ほどお話しいただきました1級河川の黒沢、白沢、鍋越、安比、それから田山に行きまして米代、あるいは兄川ということで、この1級河川等に絡んだ災害管理がおよそ10億円ぐらいになるのだそうです。特にも河川改良の伴った災害復旧というのがございます。矢神、米代合流から上流のほうに向かって矢神の川でございますが、ここの事業につきましてはおよそ2億円ほどと聞いておりますけれども、改良入れた災害管理事務といいますけれども、改良入れた災害復旧ということの事業を行うということの事業が計画されてきております。
 あと以外のものについては、それぞれの箇所ごとなり原形復旧という形のもので予定されるということを聞いております。詳しくは、また後ほど情報をとりながら、市の事業もあわせながら対応してまいりたいというふうに準備しております。
議長(瀬川健則君) 14番、小笠原壽男君。
議員 小笠原壽男君 [ 67 ]  査定率といいますか、認められた率がどれくらいになるのか、1点お尋ねします。
 それと、私どもよく地元の人たちから聞かれることなのですが、安比川の大変大きな、見た目で非常に大きな災害だった小屋畑と欠の山という地域がありますが、この農地の、これは河川の分は県のほうの管理で、今も現時点で仮の復旧みたいな形でやっているようですけれども、農地の復旧はどのようになるのか。今の現状でやってしまうと、そこの道路とか行く道路がないといったようなことで、農業者のほうにすれば耕作意欲が何かなくなってしまうのではないかというふうに心配しているし、また地域の人たちはあそこはどうなるのだということで心配をしている人たちも多いわけですけれども、その辺の状況についてお尋ねをしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 産業建設部長。
産業建設部長 伊藤繁夫君 [ 68 ]  ただいまの話は、安比川の欠の山のところだと思いますが、先般の災害の状況から8人の方々が河川の改良をしてくださいということで、今被害受けたとおりの形で川を整備してもらえないだろうかということの要望がございました。それを受けまして、県の災害復旧事業の査定とあわせてどういう形になる、改良ができるのかということについて、今県のほうで協議を進め、準備をされているところでございますので、そこの確認はとっておりませんが、いずれ自分の耕作の方々につきましては鉄道を越えた耕作というのはもうかなり厳しいということでありまして、ましてやこういう形で災害を受けることになりますと、何とかこの川をまた暴れないようにきちんと整備してほしいなということが話ありまして、この件につきましても地元の方々と話しました結果では、何とか入り口を、あそこの畑、田んぼに通うことができる道路を確保してもらえないだろうかということの話もございました。これにつきましては、北側と申しますか、鴨志田線側のほうの、高速道側のほうから進入できるルートも考えられないかなということで、それぞれいろいろ一緒になって内容を、検討を詰めている最中でございます。この内容によっては、土地改良になるのか、あるいはこのままで何とか、あきらめているわけではないのですけれども、その利用について一緒になって考えてくれと、考えていきましょうということの今内容を進めている最中でございます。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 農林課長。
農林課長 高橋末男君 [ 69 ]  お答えいたします。
 農業用の施設あるいは農地等についてでございますが、あわせまして先ほど部長から答弁させていただいた件数、金額、査定率にしますと97.1%という査定率になって、それぞれ箇所、箇所によって査定率は当然変わってきますが、全体、総合的に平均しますと97.1%という状況でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 70 ]  答弁いたします。
 建設課の管理いたします河川あるいは市道の関係でございますが、61件ございまして、平均的な査定率が92.06%でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 14番、小笠原壽男君。
議員 小笠原壽男君 [ 71 ]  わかりました、ありがとうございました。
 その査定率の件で再度お尋ねいたしますが、出したものの認められた率ということなのでしょうが、その残った分というのは、認められなかった分というのはどのようになるのか。先ほどの農地とか、あるいは農業施設の場合97.1%というご説明でした。率からすれば、その公共施設のほうが率としては低いわけですけれども、認められないという、壊れたまんまなのか、どういう形でそういうところの復旧をされるのか、その辺ちょっとお尋ねしたいと思います。
 それから、先ほどの部長のご答弁にあった欠の山の地区の件ですけれども、私ども災害があって現地を拝見したときにも、この際だから河川の改修、改良復旧をやったらどうだと、そうしなければきっとこの地域の人たちは救われないだろうということをたびたび皆さんからも意見が出されたと思いますけれども、何か現状で見ますと、かなり川も現状の状態で復旧の、仮の工事なのかどうか知りませんが、県のほうでは手をかけられておられるようですし、また農地も今のままですとさっきの繰り返しになりますが、農地への進入路といいますか、アクセスする道路等も確保がままならないのではないかというふうな感じを持つわけですけれども、これらについてこれからの検討事項だといえばそれで答えはいいわけですけれども、河川そのものも手をかけてしまえば農地の復旧だけというわけには多分いかないのではないのかなというふうな感じを持つわけですけれども、あそこの地域の場合はこれからどうするかということをこれから皆さんと相談されるという、まだそういう段階なのか、その点について質問させていただきます。
議長(瀬川健則君) 農林課長。
農林課長 高橋末男君 [ 72 ]  お答えいたします。
 災害査定におきまして、表現は適切ではないかとは思いますが、97.1%で切られたのではないかという、その表現は適切ではないのかなというふうに思いますが、いずれ農林災につきましては正直に査定を申請しまして、現地に合った形で設計をし、そして積み上げて金額をはじき出して申請したのでございますが、場所によっては工法を変える場所等々がございました。あるいは、現地の把握につきましても、農道の関係につきましては農道の肩が欠けたときに舗装復旧分をもうちょっと幅を狭くしてこれは災害申請したほうがいいのではないかというようなところ等々もございました。そういうふうなところもございまして、結果的に97.1%という内容になったものでございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 73 ]  お答えします。
 まず、先ほど農林課長の答弁にもありましたように申請の仕方ということも1つございますし、また設計の変更がえと、これが大きく設計思想の話が査定官から出されたということで大きく変わった部分もございます。そして、査定に入らない部分につきましては、査定官の話の中で現状での材料を調達してできないかということも実施段階で考えて適切な措置をしてほしいなど話をした部分もございます。したがいまして、現状での資材の調達できる部分につきましては調達しながら低コストで進めていきたいというふうに思います。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 産業建設部長。
産業建設部長 伊藤繁夫君 [ 74 ]  後段のほうのお話についてご説明申し上げます。
 欠の山の件で、これからのことのお尋ねのようでございますが、いずれ面積的には大体およそ2ヘクタールぐらいなのですが、いずれ地権者の方々につきましてもこれからどういう形の農地の復旧になるのかなということで、もし金額的に及ぶのであれば区画整理も考えたいということもおっしゃっていますし、県のほうでもこれからもし今の河川の現場は応急措置かけただけでございますので、これから正式な工事等を、原形復旧になるのか、あるいはこれは県の予算をもって改良に入るのかということでも先ほどお話し申し上げましたように、まだ結論得ておりません。ですが、この成り行きを見ながら、また我々のほうでも地権者の方々が要望しておりますので、そのご意見を合わせながら今後の対応について一緒に協議しながら進んでまいりたいと。基本的には、あの農地が簡単に耕すことができるように何とかその内容を進めたいというのが本音でございましたので、今後の内容について詰めてまいりたいというふうに考えております。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 75 ]  1点だけ。
 先ほど工藤議員、質問あったのですが、学童保育の問題ですが、まず端的に聞きたいのですが、先ほどはなぜ春休みなり長期閉鎖という状況になっているかという状況説明はあったのですが、そこで聞きますが、確認しますが、今の春休みなり長期閉鎖するという自体、学童保育サービスなり、あるべき姿としていい形だというふうに、現状がいい形だと思っているのかどうか、まず確認したいのですが。
議長(瀬川健則君) 生活福祉部長。
生活福祉部長 大森力男君 [ 76 ]  長期の休業あるいは休みにつきましては、適正とは考えておりません。これいわゆるローテーションとか人件費とかいろんなことが考えられるわけでございますし、特に西根地区につきましては今19年度で2カ所スタートしたということもございますので、その全体の中での休暇、これを統一しながら安代、松尾、西根地区、これを統一してできるだけ短くした形で実施していきたいというふうに考えております。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 77 ]  私は、こう思うのですが、問題の本質は市内各地区どこであれ同一にするということよりも、サービス自体がどうあるべきかの問題なのですが、端的に言えば、親から見れば長期休暇というのは春休みであれ何であれないわけです。そういう状況にこたえるサービスということになれば、基本的には例えば正月とか日曜日以外は開設するというのが当然のサービスだと思うのです。具体的に先ほど言いました、例えば臨時職員の休暇2週間必要だというふうなことについても、市の手だてで乗り越えられない壁ではないと思うのです。そう大きな壁ではないと、市さえそういう姿勢があればきちっと開設できるという状況があるのだと思うのですが、そういう姿勢持つかどうかの問題ですよ、この問題は。どうでしょうか。
議長(瀬川健則君) 生活福祉部長。
生活福祉部長 大森力男君 [ 78 ]  先ほどもちょっとお話ししましたが、スタートして間もないというところもございまして、サービスのアンバランスさが出たということでございますので、できるだけいわゆる休みを少なくして、そして親御さんたちのためになるような方向でやっていきたいというふうには、そのようには考えております。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 20番、米田定男君。
議員 米田定男君 [ 79 ]  ある意味では、こういう答弁というのは役所答弁で、いや、できるだけやったら2週間休みになったということにもなるわけで、そうではなくてどうやるかの問題なのです、休みを。だから、そこを明確に答えてほしいのですが。
議長(瀬川健則君) 生活福祉部長。
生活福祉部長 大森力男君 [ 80 ]  大変失礼申し上げました。舌足らずでございまして、そういう意味ではなく、いわゆる休暇を短くして、そしてローテーションを組んでうまくやっていくようにしたいと。いわゆる休みを短くするというふうなことを話ししたつもりだったのですが、そういう意味でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 10番、橋守君。
議員 橋 守君 [ 81 ]  済みません、前の方も同じような質問をしているのでダブらないように努力しますが、大事なことなので。10ページの新庁舎検討委員会の件に関連して伺いますが、先ほど市長の答弁も含めまして、費用についての算出は内容が決まらない限り出せないというお話だったのですが、前置きしますが、庁舎に反対とか賛成とかという立場を超えての質問ですので、ご理解をいただきたいと思います。必要だから云々という話でしたが、例えば先ほどの松尾の総合支所の補修費の5億5,000万、これが高い安いの話を当然市民の皆さんは興味を持って聞くわけです。その際に、庁舎を建てるのに果たして特例債を使った場合、どのくらいの金がかかって、どのくらいの負担があるのだろうかというのは当然興味を持つわけで、それが中身が決まらないから試算もできないよというお話は非常に理にかなっていないなと。結局幾らまでだったら必要だよ、これ以上過ぎるのだったら無駄だよという判断をどこかの段階でしなければならないというふうに私は思っているのです。ですから、その判断をする機会を当然議場の場所でも与えてほしいですし、市民の皆さんにも情報として提供する義務が行政側にはあるのではないかなというふうに私は思っております。決して検討委員会の内容をどうのこうの言うわけではありませんが、いずれ必要だからやるのだ、結果として幾らかかるではなくて、幾らまでだったらば必要だと判断できるのだという基準を示すべきではないかなと思うのですが、それでもやっぱり金額的な部分には最終段階まで踏み込めないという判断なのでしょうか、そこを伺いたいと思います。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 82 ]  何回も繰り返しなのですけれども、例えば1人当たり、職員1人当たり何平米必要なのかというのがあります。そして、1坪当たりの単価がどの程度、金利、全国見た場合1坪当たり何ぼぐらいかかるかというのもデータで出しています。そして、例えば特例債というのですか、庁舎をつくる特例債対象基準面積というのがあります。これは、職員何名で何平米で何ぼと出てくるのですけれども、その基礎データは示しています。その数字を出してしまう、例えば30億でつくりたいのですよと、かかるのですよということになると、その30億かかる基礎データ、さっき申しましたが、逆を考えなければだめで、何人をここに置いていますよと、そして、特例債対象面積はこのくらいですよと、一般財源からこのぐらい、基金からこのぐらい、そして30億を満たしますよと、こういう結論が出てしまうのです。その検討委員会には例えばという例を出して、例というのは合併協議会の中で議論された金額です。20億という議論された金額がありますよね。その20億でつくる場合は、財政負担はこういうふうになりますよというデータも出しています。ただ、皆さんがどう考えるかによってそれが違ってくるのですよと。例えばさっきも言いましたとおり市民が憩える場所が、広々とした場所が欲しい、検討委員会の一つの大きな結論としてそういう構想が、例えば検討委員の皆さんの圧倒的多数であれば、そうですかと。でも、皆さんの言うようなものをつくろうとすると基準面積からこのぐらい、何平米オーバーしますと、これは一般財源つぎ込まなければならないですよと、こういう検討委員会の中での我々当局側のほうからすればそういう投げかけが出てきます。そうすると、検討委員会のほうでも、ではそんなにかかるのであれば、ではやっぱりこれはこうしようか、こういう構想のほうがいいのではないかとか、そこでいろんな議論が交わされてくるのではないのかなと。その結果、1月中旬か1月末ごろだと思いますけれども、ある程度の基本構想的なものは出てきます。それに金額の肉づけしたものが大体このぐらいの金額で建設をしなければならないのだよということが多分1月下旬ごろにはある程度のものが出てくるのではないか。それから、ではその金額を満たすためにはどういう特例債を幾ら入れて、基金を幾ら入れて、一般財源を幾ら入れてと、こういう議論になってくると思うのです。その基礎数字をつくるための今基本構想の、皆さんのどういう庁舎が必要なのだという市民の皆さんの意見を聞いてその構想を立てると、そういうふうに理解していただければいいのではないのかなと。それはそれです。その検討委員会の議論はそうなのですけれども、ただ議員がおっしゃるとおり一般市民の人はほとんど理解していないのではないかというお話ですので、これは議会での議論も毎回毎回やっているのですけれども、なかなかそれが伝わっていかないというじくじたる思いもあるのですけれども、数字を出すと数字がひとり歩きするという、確定的な数字ではなくても数字だけがひとり歩きするという非常に危険な面もあるので、ある程度基本構想のところで、検討委員会の中で煮詰めたものをもとにして、大体こういうふうな構想でこういうふうな財政負担で進めますよということを1月末までには何とか取りまとめて皆さんのほうにお示ししたいし、当然検討委員会の内容の結果というのは市民にも公表になるわけですから、そういうことで検討の材料にしていただければいいのかなというふうに思っています。まだ検討委員会を立ち上げて今2回目です。まだ2回も3回もやらなければだめです。そういった段階できちっと数字を出して、これで検討してくれというわけにはなかなかいかないのではないのかなというふうに思っています。
議長(瀬川健則君) 10番、橋守君。
議員 橋 守君 [ 83 ]  おっしゃることはわからなくもないのですが、数字がひとり歩きするというお話でしたが、過去に20億という数字は実際にもう出ているわけです。それに関して、20億の内訳に関しては出ていますよと、10億の積み立てと1億の自己財源、残りの9億は特例債というふうな内容は出ていますよとおっしゃるのでしょうが、例えば松尾の支所を改修して使った場合に、向こう20年間使えるのだよという数字も多分想定していると思いますが、その費用の効果たるやどれぐらいで、では10億の積み立ての金を使って20億で建てた場合はどれぐらいの費用がかかって、ではどっちが得なのだ。得か損かという議論になれば非常におかしいかもしれませんが、やっぱり市民が興味を持っているのはどちらが有利なのかということを当然考えているわけなのです。5億5,000万を使うことによって20年間使えるのだと、西根に関してはまだ30年間使えるのだと、それをあわせて考えれば、20年、30年の間は5億の金で済むのではないかという考えもあると思います。ただ、ひょっとすれば、特例債を使うことによって向こう50年間庁舎の狭さ、使いにくさを心配することなく使えるのだと。それが特例債によっては10億で済むかもしれない、もしくは6億で済むかもしれないと、そこら辺の比較する内容が市民まで届いていないという部分で懸念しているわけで、検討委員会のほうで内容が決まって、いや、実はこんなにかかるのだと。では、やっぱりやめたほうがいいのだという話には多分ならないのだと思います。だとすると、建設ありきだけで進むことが市民の感情におかしい火をつけるのではないかという心配をしているわけです。現に7,000人という署名が集まっているのも事実でありますので、行政としてどうして必要なのかというのをきちっと説明する義務があると思いますので、数字のひとり歩きについての懸念はあるかもしれませんが、きちっとした前置きの中でその数字を示すことも検討してもらいたいのですが、いかがでしょうか。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 84 ]  確かにおっしゃるとおり、市民の皆さんはほとんどこの財政というものを基本的に理解していない面も確かに、当然そうだと思います。この自治体の財政というのは非常に複雑怪奇なもので、これを一々みんな理解してもらうというのは大変なことなのですけれども、同時に無駄だ、無駄でないという議論だけで、その裏づけが何もないわけです。それは、もう実態だと思っております。今橋議員がおっしゃるとおり、確かにある程度のデータというのですか、それを市民にお示しすることが、これは当然行政として責任ある態度だというふうにも思っておりますので、内部で調整しながら、できる限り出せるものについては皆さんにお示しをしていきたいというふうに思っております。私ちょっと調べてみましたら、2年間議会で庁舎問題討論していますけれども、二十数回いろんな議論を闘わしておりますので、そういったことも参考にしながら、ぜひ皆さんも地域においてそれぞれの判断を仰ぐこともまた一つの方策だというふうに思っていますので、ひとつよろしくお願いし、なるべく早くそういったものを出せるような努力をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 17番、松浦博幸君。
議員 松浦博幸君 [ 85 ]  ページ数で23ページになっておりますか、第8款の河川費、若干でありますけれども、障害物除去委託料とあるのです。これは9月の水害のときの障害物なのか、また自然木を障害物と見て処理をするのかということが1点です。
 そして、もう一点は、農業振興にかかわることなのかと思われますけれども、第6款の農協合併について。農協合併、新いわて農協が発足しておよそ10年になります。その中で、また県下6農協構想で農協合併の話が出ておりますし、また大分説明会も行われておるようであります。その中で、もう協定日という日にちまでが設定されているというようなことを伺っております。その中身として、当局に農協から説明があったのか、また当局として合併についてどのようなお考えであるのかお伺いいたします。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 86 ]  答弁いたします。
 河川障害物除去業務委託でございますが、これにつきましては既存に県からの委託を受けて河川の中の刈り払い、あるいは立ち木の除去をしている状況がございます。したがいまして、長川と赤川につきまして、面積増によりまして若干不足分を生じたということで、今措置させていただいている状況にございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 農協合併は。

                          〔「議案に触れられていないというのであれば、いいです」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 産業建設部長。
産業建設部長 伊藤繁夫君 [ 87 ]  農協合併でございますが、本部のほうから、本所のほうから組合長と、それから常務がお見えになりまして、今度こういう形で合併していきますという説明がございました。その期日が5月1日目標ということでございますが、いずれ県北、沿岸と申しますか、宮古から、新いわて農協から県北、久慈まで含めた農協一緒になるということでございますが、基本的には私のほうといたしましては、やはりせっかく八幡平市もそういうJAと密接なつながりがありますので、大きくなったとはいえ、それなりの地域に結びついたいわゆる即決と申しますか、事業展開の展開の手段について判断できるような体制にしてほしいということを申し入れした経緯がございます。それで、JAといたしましては、この合併というのはやむを得ないものと受けとめて現在作業を進めているというふうに承っておりますし、今後とも市とのかかわりについてはよろしくご協力いただきたいということの要請を含めながらの内容でございました。市としては、先ほど申し上げましたとおり、対応についてはきちんと従来同様のもの以上にかかわってほしいということを要望しております。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 17番、松浦博幸君。
議員 松浦博幸君 [ 88 ]  河川の障害物の除去、これは市当局でここの川だよ、ここの川だよという申請をいたして、そういう状況になるものなのか伺っておきます。
 そして、農協合併のことですけれども、余り詳しい説明は聞いていないというようなお話でありますけれども、やはり新いわて農協の組合員といたしては、5つの農協が合併して大きな組織になるというようなことを、この地域の組合員は懸念をいたしております。これまでの農協合併の経緯を踏まえて、どうなのよと、これからの農協指導体制はどのようになるのかなというようなことはいろいろ聞かされます。それについては、当局としても支援センターを農協に設けまして、いろんなことを支援をしているのですけれども、今後面積にして県下およそ半分の農協になりますよね、これから5農協合併をいたしますと。そうした場合に、指導体制が全く不備になるのではないかというような懸念が大きくうかがわれておるのです。そういうことが一番の心配ですよと、あとの利用面では大して変わりはないのですよと。変わりなくはないのです。農協のスタンドも今2店が閉店をいたしました。この件についても、大変組合員はそれぞれ不備な点を感じておると思うのです。これで、もう少し当局としても何らかの支援と言えば支援なのですけれども、農協に対してもう少し説明の期間があってもよろしいのではなかったかというようなことが必要と思わないのですか。我々組合員としては、大分そのことは考えております。短期間のうちには、調印式の日程まで決定しているよというようなことなのです。先ほど申しましたけれども、農協に対してもう少し強い言葉でということは、言葉のなんでありますけれども、言ってもよろしいのではないかと思いますが、いかがですか。
議長(瀬川健則君) 市長。
市長 田村正彦君 [ 89 ]  実は、この農協合併につきましては、大分前からうわさでは聞いていました。うわさでは聞いておりまして、正式な行政に対する説明がないままにずっと来ておったのですけれども、いつごろでしたか、8月ごろでしたか、専務さんがお見えになった際に、こちらのほうから合併の話を切り出しまして、たまたま専務さんが市におこしいただいた用件というのは、施設を整備したいので、市のほうの援助をもらいたいということでお見えになったのですけれども、実はちょっと私もそこで強く言い過ぎたのですけれども、合併するなら一切補助金は出せませんと、そのときにそう申し上げました。その後、先ほど部長が言いましたとおり、正式に組合長、常務が、これは10月ごろでしたか、10月ごろだと記憶しているのですけれども、参りまして、5月1日目標に今合併協議に入っているということで報告しに参りました。その際に、団体のことですから、自主的な農業協同組合という協同組合団体ですので、行政からいい、悪いなんていうのは、これは当然言えるわけではありませんので、それは自主的に自分たちが、組合員が決めることでしょうから、この間は変な話ししたけれども、それについては撤回はすると。ただ、市としての条件というか、市としての考えは申し述べさせていただきました。あくまでも地域農政、八幡平市なら市の農業政策というのはありますし、八幡平市に限らずどこの市町村でもその市、町、村独自の農業政策というのはあるはずです。絶対あるはずですから、少なくとも農協の支所なりなんなり、営農センターなり、各市町村に1つずつ置いて、そこの市町村にある程度権限を持たせて、地元の行政ときちっとタイアップしながらやっていく組織でなければ大変なことになるのではないのですかと、ぜひそういう体制をつくってくれるようにお願いしますと、そう申し上げましたし、吸収合併のようでございますので、これは余談になりますけれども、できれば本所は、ここもあいていますから、どうぞお使いくださいと、いつでも提供申し上げますと、こういう話もしております。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 建設課長。
建設課長 畑 孝夫君 [ 90 ]  お答えします。
 河川の障害物の業務委託でございますが、これにつきましては県が管理する部分の委託というふうなことで、現在市内全域で3河川ほどで5団体に委託している状況にございます。したがいまして、ここをやってほしいとか、申請主義というよりも、むしろ県のほうからここの委託管理、どうにかならないかというふうに来ているのが実態でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 23番、勝又紘一君。
議員 勝又紘一君 [ 91 ]  ちょっと単純な質問でございますけれども、20ページの6款5目畜産業費、18節備品購入費、種雄牛購入費というのは、種雄牛というのは生き物、これは備品になるのでしょうか。そして、それも2万1,000円という非常に安い価格でございますが、これがひょっとすると何かどこかの種牛を飼う補助金か何かではないですか。非常にこれ、私ちょっと納得いかないので、質問しました。
議長(瀬川健則君) 財政課長。
財政課長 佐々木正志君 [ 92 ]  答弁いたします。
 種牛の歳出科目の備品購入費に関してでございますけれども、種牛については科目開設時には多分なかったと思いますが、動物園の動物は備品購入に該当するというような事例があったかに思っておりますので、その辺確認させていただきたいと思います。
議長(瀬川健則君) 23番、勝又紘一君。
議員 勝又紘一君 [ 93 ]  済みません、これ、購入費としても2万1,000円というのは何ですか。これで買えるのですか。
議長(瀬川健則君) 農林課長。
農林課長 高橋末男君 [ 94 ]  お答えいたします。
 まず、備品購入費の予算措置上の科目につきましては、財政課長が答弁したとおりでございまして、実はこの種牛につきましては事故があったのですが、その事故といいますのは、その種牛がたまたまでございましたけれども、牧野に行った農家の方に突進したといいますか、ぶつかったというようなことがございまして、こういう種牛がそういうことを一たんやってしまうと、行く行く何回もやってしまうというようなことなようでございます。したがいまして、その種牛につきましては、実は県から借りている種牛だったのですけれども、その種牛を市が県から払い下げを受けると、買うよということで、この備品購入費に計上させていただいたものでございまして、その後市が譲渡を受けたものにつきまして、いわゆる売却、屠殺処分するということで歳入にも見込ませていただいているところでございますが、そういう手続をするためにここの備品購入費に、苦肉の策といいますか、そういうことの状況がございますことから、この備品購入費に計上させて処理させていただきたいというものでございますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 財政課長。
財政課長 佐々木正志君 [ 95 ]  答弁いたします。
 先ほどの備品購入費の続きでございますけれども、解説書がちょっと見つかりましたので、ちょっと簡単に読んでみます。畜産振興のための貸与和牛の購入費の支出科目についてということで、市では畜産の振興と農家経営の発展に資するため、市が所有する和牛を貸し付け飼育させ、子牛を生産したらそれを市に1頭納入させた後、親牛は飼育者に譲与することとしているが、この元本となる和牛を購入する場合の支出科目は何が適当ですかという問い合わせに対しまして、動物は地方自治法上物品と解されます。そこで、物品の購入科目が何であるかということですが、これは当該地方公共団体が規則で物品を分類することにより分かれるわけですが、本件のごとき動物は通常は備品購入費により支出されるものですという解説がございますので、以上でございます。
議長(瀬川健則君) 23番、勝又紘一君。
議員 勝又紘一君 [ 96 ]  私は、また種つけだから消耗品かなと思っていましたけれども。
 それから、これは払い下げということで2万1,000円で取得したということでよろしいのですか。では、お答えはいいです。
議長(瀬川健則君) 8番、三浦榮吉君。
議員 三浦榮吉君 [ 97 ]  これ、教育委員会の関係と市長のほうからも聞かなければならないのかなと思うのですが、建設計画を踏まえて基本計画を立て、前期基本計画がなっているわけですが、その中でスポーツ振興のことについてでございます。特に冬期間のスポーツ振興となればスキーなわけなのですが、特に地域的に見ますと、田山地区、それから安比地区については、主に田山は競技スキー、安比については一般的な競技をやるということになってございますが、その競技スキーについては、この計画はかなり大きい話なのですが、国内大会、アジア大会、国際大会を誘致して地域の振興を図るということになっているのです。この世界大会、国際大会は果たして可能かどうか、私は不安といいますか、疑問に思うのですが、国内大会については、これは可能なわけです。そこで、地域の田山スキー場は、県とも前に協議されまして、競技スキー場としての運営をするということで、従来県からそれなりの助成を受けて施設整備をしてきております。
 そこで、これは教育委員会の体育部門のほうになりますが、この誘致に関しては、待ちの姿勢をしては大会は入ってきません。例えば従来のスポーツ少年団のスキー大会とか小中学校スキー大会、中学校、高校スキー大会となりますと、これは通年どおり田山でしか大会できないわけですので、これは県のほうから待っていなくても大会をしてくれということで来ますが、それ以外の大きな国内の大会になりますと、地元のほうからプレゼンテーションしたり、関係団体との連絡、話し合いをして、ぜひ八幡平市に来てくれと、大会を受けますよという姿勢がなければ、大会は来ないだろうと、そのように考えています。そこで、待ちの姿勢ではなくて、攻撃する姿勢といいますか、やるのだという、計画に沿って大会を誘致するという姿勢がなければ、これはなかなか大変だろうと思います。これ、昨年もインカレの関係で、全日本学生連盟のほうから八幡平市に対して総会への出席案内が来たということだったのです。それで、八幡平市から市長が出るのか、教育長が出るのか、どなたが出るのですかと言われたときに、いや、私ちょっとわからないから聞いてみますということで、担当課のほうに話ししましたならば、担当課も文書は来ているが、市長が出るのか、だれが出るのかわからないということで、総務課のほうに話聞きました。企画総務ですが。そうしたら、教育委員会の担当のほうが話ししましたならば、何でそういう総会に行かなければならないのかという話しされて、そこで打ち消しになったということだったのです。その総会は毎年来ます。ことしも来たはずなのです。12月15日のこの前の総会がありますよということで案内来たのですが、多分八幡平市からは出席しなかったのだろうとは思うのですが、もしそういうのがあるとすれば、待ちの姿勢そのままだと思うのですが、もっと誘致するという気構えでスキー競技なりの誘致に臨まないといけないだろうというふうに考えます。それで、その計画を立てるということになっていると思うのですが、国内の大会の誘致は今後わかっている範囲でどのくらいの誘致できますか。あったらお話しください。
議長(瀬川健則君) 教育長。
教育長 高橋北英君 [ 98 ]  国内の大会、把握している分については20年度インカレです。それから、21年度が全中スキー、それからその次の年度がインターハイということでございます。あとのその先については、今のところ頭の中には入っておらない状況でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 教育次長。
教育次長 遠藤久夫君 [ 99 ]  教育長が答弁申し上げたのに補足というのもなんでございますが、今年度の全日本スキー連盟の総会の案内は来ないのですが、いわゆる忘年会を兼ねた情報交換会、15日に行われたわけでございますが、これには市からは田村市長と、あと安代の診療所の事務局長から出ていただいてございますし、また民宿組合のほうからは田山地区の民宿組合から1名、そしてこっちの安比のほうの民宿のほうから3名ということで出席をしているはずでございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 8番、三浦榮吉君。
議員 三浦榮吉君 [ 100 ]  そのような出席をしたということで、私聞いていませんで、失礼しました。というよりも、私が言いたいのは、出席してそれでよかったなと思うのですが、毎年の大会をできるだけ開催しないと、地域の民宿あるいは宿泊施設を持っているところの振興にはなりません。夏の大会ですと、これは市は関与しなくても、例えばASPAのサッカー大会とか、これは地元の民宿組合が率先して動くのです。事スキー大会になりますと、この施設を持たないとできないわけですので、市が率先した活動をして、できればいろんな会合に行きまして、この誘致の話をしたり、情報をとったりしなければなりません。そのように思います。できるだけそういうところに、教育委員会関係のほうから出ていただきたいと思います。そして、ある程度の根回しをした上で、段取りよく進めた段階で最終的には市長が判断して出かければいいわけですので、それは教育委員会サイドの中での体制を進めたほうがいいのだろうと、そういうふうに考えています。
 それと、もう一つは、10年に1度の国体スキーをやってきた背景には、長い間の地域の方々の競技スタッフの育成があって成功してきたわけなのです。余りその競技大会が少なくなりますと、競技に携わる専門の方が地元から出なくなりますと、大会の運営にすごい支障を来しますので、できるだけといいますか、計画的に市内の方を、競技スタッフを他の大会に視察派遣させたり、関係があれば競技の役員に派遣させたりして、地域の技術を高めておくということも必要でございますので、そういう計画もされるべきだと思います。これに対していかがでしょうか。
議長(瀬川健則君) 教育次長。
教育次長 遠藤久夫君 [ 101 ]  お答えをいたします。
 このスキー大会につきましては、旧安代時代からいろんな大きな大会、県内の大会をやられてきています。一遍に順位を争う競技スキーでありますので、当然のことながら熟練したといいますか、いわゆる高度な技術を持ったスタッフが求められる部分、そしてまたそのとき限りの手伝いでも何とかやりきれる部分、いろいろあるわけでございまして、合併いたしまして、去年から安代地区出身の職員以外に旧西根、松尾のほうの職員も含めて、全庁的にお願いをして運営に当たっているところでございます。今年度につきましても、来年からインカレ、全中、インターハイと、こう大きい大会が3年連続してまいりますので、今年度それに向けたスタッフの養成も兼ねた慎重なスタッフの配置も含めて行っているところでございます。繰り返しになりますが、1分1秒を争う競技大会でありますので、そのあたりの係員の育成というのは非常に大事でありますので、その点は十分考慮しながら今年度の大会の運営に当たるということで、今係員の配置なり、それらを現地のほうで検討していただいているところであります。
 以上であります。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。これで質疑は終わります。
 ここで、先ほど3番、渡邊正議員の質疑で答弁を保留しておりましたので、教育次長から答弁をさせます。
 教育次長。
教育次長 遠藤久夫君 [ 102 ]  大変申しわけありません。お答えをさせていただきます。
 市内の地下タンクでございますが、小学校3校、中学校2校ございまして、すべて鉄製のシングルの入れ物でございます。それを前段に申し上げながら、平成16年の4月1日に危険物の規制に関する規則が改正されました。その中身によりますと、従来1年に1回以上の周期で点検をしてきたところでございますが、平成16年の改正によりまして、完成検査後15年未満の実施の場合は、15年を超えるまでは3年に1回以上、そして15年を超えた時点から1年に1回以上の周期で検査をすればいいということになってございます。市の施設につきましては、平成5年、平成7年、平成15年、昭和63年、平成3年ということで、それぞれ経過年数がございますので、この新しい基準に従って検査をしていくという考え方でございます。
 もう一つ、昨今地震等いろいろあるわけでございまして、消防庁のほうからのあれなのですが、危険物施設における保安の充実方策のあり方検討会というのが設置されているようでございますが、これによりますと、最終的な報告は出ていないのですが、この地下タンク等の流出等の事故防止対策の強化が必要という表現に、まだ今時点、中間でありますので、そういう表現にとどまっているというところでございます。これも追って最新の報告が出されるとは思いますが、それらを情報収集しながら、事故、事件に結びつかないような管理に努めてまいりたいと、こんなふうに思いますので、よろしくご理解をいただきたいと。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第12号を採決します。
 議案第12号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第12号 平成19年度八幡平市一般会計補正予算(第6号)は原案のとおり可決されました。
 ここで2時40分まで休憩いたします。

                                                      (14時25分)


                          休     憩

                          再     開

議長(瀬川健則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                                                      (14時40分)

議案第13号

   議案第13号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補  
        正予算(第2号)  

議長(瀬川健則君) 日程第8、議案第13号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 生活福祉部長。
生活福祉部長 大森力男君 [ 103 ]  それでは、議案第13号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)の内容についてご説明を申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 104 ]  5ページの特定健診について伺います。
 ちょっと私一般質問でも伺ったのですが、気になる答弁がありましたので、確認したいと思います。今市は一般財源でもってこの基本健診をやっているわけです。それを特定健診、国保会計でやると、こういうことなわけですが、特定健診と市がやってきた基本健診、3項目ですか、3つの検査がこっちの特定健診ではないわけです。心電図とか、眼底検査とか、それからもう一項目ちょっと忘れたのですけれども、その3項目ないわけです。当然この法律上は、これは国保会計でその3件についてはやれないと思うのです。それを今までと同じくその分については市が負担をして、今までと同じ健診項目にして実施するのかどうかということを伺いたいと。
 あわせて、市がこれも県内には本当に誇る無料健診をやっているわけですが、その他についても今後今までどおりというふうに実施するのか、人間ドックも含めて伺いたいと思います。
議長(瀬川健則君) 保健課長。
保健課長 森 佐一君 [ 105 ]  お答えいたします。
 まず、第1点目の心電図及び眼底検査、貧血検査のご質問でございますが、平成19年度までは基本健診の中に入って行っておりましたが、来年度の20年度から実施されます特定健診については、この基本的な健診にはこの3項目は除かれますが、ただし前年度のこの基本検査の結果に基づきまして、専門の医師がその結果を見て、この方は心電図が必要だ、あるいは眼底検査が必要だと見た方については、対象になります。ということで、この3つの項目が初めから対象外ということではないということになります。
 もう一つ、健診の自己負担の件だと思いますが、今までのがん検診あるいは婦人検診等におきましては、来年度も一応市としての考え方は、まず一部負担なしでいこうという今話し合いをしておりますが、この特定健診につきましては、今度それぞれ医療保険者が実施主体に大きく変わります。ということは、市町村の国保は国保が1保険者になりますし、あとは政府管掌であれば社会保険事務所、あるいは共済、各種市町村の共済とかというふうな組合が実施主体になりますので、今度はその負担が、今国では一部負担をいただきながら実施しなさいというふうになっていますので、それぞれそこの実施主体のところでその保険料の額をどうするかというようなところが今盛んに進められているところですので、当八幡平市のこの特定健診の自己負担についても、どのぐらいの額にするのか、あるいはまず取るか取らないか、それも含めて今予算に向けましてこれから詰めていかなければならないというような段階でございます。
 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 106 ]  ちょっとまた新しい話を聞いたのですが、そうすると一部負担ありということですか、この特定健診に関して。そういうことを検討しているということなのですか。
 それから、さっき言いました基本健診にあって特定健診にずれる3項目について、それはお医者さんが判断するということですが、ただ前に健診を受けたことがない人はわからないですよね、受けていない方は。徐々に年を取って、そろそろ受けようかなという方たち、もうほとんど対象にならなくなるのではないかと思うのです。その分国保会計の負担にはなるわけですけれども、でも一般会計からの負担はその分減るわけです。そういう意味で、これは今までどおりやっぱり同じと、そういう条件をきちっと整備するというところが大事だと思うのです。なぜそういう後退をするような、これはやっぱり本来の特定健診の趣旨からいっても、健診を充実させて、そして病気を減らすという、そういう精神からしても、そういう負担を与えたり、それから健診項目を減らすということは、むしろ逆の考え方になってしまうと思うのです。ぜひ今までどおり対象になっていない3項目については一般会計から負担しても、やっぱり今までどおり同じくすべてというか、対象になる方たちは無料で受けられる体制をつくっていっていただきたいと思いますが、これは市の負担は減ることになるのですよ、そのことでも。国保のほうにいってしまうわけですから。そこら辺の考え方を伺いたいと思います。
議長(瀬川健則君) 保健課長。
保健課長 森 佐一君 [ 107 ]  先ほど橋議員もおっしゃったように、この自己負担はなくすると、一般会計ではどうかということになるわけですが、原則的に医療保険者ごとの実施になりますので、今現在としては、例えば八幡平市の国保の被保険者について個人負担をいただかないというふうになりますと、やはり原則的には国保の皆さんで今のところは負担になるというふうな原則がありますので、一般会計ということになりますと、また財政的なこともありますので、これは盛んにこれから詰めなければならないということでございます。
 あと、前段のただいまの質問の心電図、眼底、貧血の3項目につきましては、来年度の1年度につきましては、確かに19年度に基本健診を受けていない方については、当然データがありませんので、そういう方については1回目からになるわけですが、翌年度からは前の年のデータが行きますので、それを判定しながらこの3項目の必要な方はやっていくというふうになります。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 13番、橋悦郎君。
議員 橋悦郎君 [ 108 ]  やっぱり早期発見するために健診やるわけです。前の年大丈夫だからことしも大丈夫だということはないわけです。それだったら、もう1回健診受ければ何年もしなくてもいいということになるわけですから、それでは健診の意味がないわけです。だから、毎年やることによって、早期発見に結びつくでしょう。もしそれ外されてしまったらば、もうずっと受けられないわけでしょう、1回外されたら。そうしたら、最終的にはもうこれは全部なくなってしまいます。受けられる人がいなくなってしまいます。全部もう有料でお医者さんの認定を受けなければいけないということになってしまうでしょう。これでは、そもそもの基本的な部分での考え方にやっぱり逆行する中身です。ちょっと最後ですけれども、副市長からでもその辺の考え方。
 私の一般質問の中でも、後期高齢者との関係、これで国保会計は3,700万と言いましたでしょうか、市長の答弁で。国保からの負担が軽減されるのだと。そういう数字も出されているのです。ですから、その範囲でやっぱりやっていくべきだと。そうでなければ、その部分、国保税率引き下げとかというのを考えているのですか。その辺も含めて、健診についての考え方、今ちょうど大事なときですから、お答えいただきたいと思います。
議長(瀬川健則君) 武田副市長。
副市長 武田常徳君 [ 109 ]  お答えいたします。
 まず、第1点目の特定健診の関係でございますが、特定健診をやって、その結果を専門のお医者さんから見ていただいて、これはおかしいという方については心電図、眼底、貧血、これに関する検査を受けると、このようになります。したがって、初回、20年度に当たりましては、今まで受けていなかった人についてはどうなのかという部分の課題は残りますが、橋議員がおっしゃるとおり、1回しか受けていないからということではなくして、特定健診そのものは毎年受けるわけですから、そして出た検査結果によって、それを専門医が見て、さらに詳細な検査が必要だという方については、毎年であろうとも、この詳細な検査のほうに回って検診を受けていくと、こういうスタイルになりますので、早期発見、早期治療という視点からは外れないのではないのかなと、このように考えております。
 それから、各種検診の部分につきましては、従来と大きく変わる部分はございません。きょうの全員協議会の部分でまた後ほどご説明申し上げたいというふうに思いますが、大きく変わる部分というのはそんなにないというふうに考えてございます。今保健課長が申し上げましたように、一般会計から国保会計に変わると、こういうことでございまして、一般会計は財源が浮くのではないのかと、こういう部分は確かにございますが、その辺についてはちょっと今の国の方針あるいはいろいろな現在の動向等を見きわめながら、新年度予算案の編成に向けて対応してまいりたいと、このように思います。
議長(瀬川健則君) 22番、三浦正信君。
議員 三浦正信君 [ 110 ]  勉強不足で単純な質問なのですけれども、5ページの6款18節備品購入費、自動血圧計購入の関係で32万6,000円とありますが、これどういう立派なものなのか、ちょっと高いような気がして質問させていただいたのですが、中身について。
議長(瀬川健則君) 保健課長。
保健課長 森 佐一君 [ 111 ]  この血圧計につきましては、約13年ぐらい前だったでしょうか、庁舎のホールに今も置いておりますが、湯飲み茶わんのところにあります。あそこにある大きい電子血圧計です。それがちょっと部品が壊れまして、これがもう相当年たっているということで、もう部品がつくられていないというようなことで、今代替用品で不便かけないようにして置いておりますが、これの新たな代替品ということでございます。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第13号を採決します。
 議案第13号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第13号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

議案第14号

   議案第14号 平成19年度八幡平市老人保健特別会計補正予算(第1号)  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第9、議案第14号 平成19年度八幡平市老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 生活福祉部長。
生活福祉部長 大森力男君 [ 112 ]  議案第14号 平成19年度八幡平市老人保健特別会計補正予算(第1号)の内容について、主なものをご説明申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明を終わります。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第14号を採決します。
 議案第14号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第14号 平成19年度八幡平市老人保健特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。

議案第15号

   議案第15号 平成19年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第  
        3号)                          

議長(瀬川健則君) 次に、日程第10、議案第15号 平成19年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 上下水道部長。
上下水道部長 工藤昭二君 [ 113 ]  予算に関する説明書の3ページをお開きいただきたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明を終わります。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第15号を採決します。
 議案第15号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第15号 平成19年度八幡平市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。

議案第16号

   議案第16号 平成19年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算  
        (第3号)                        

議長(瀬川健則君) 次に、日程第11、議案第16号 平成19年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 上下水道部長。
上下水道部長 工藤昭二君 [ 114 ]  予算に関する説明書の3ページをお開きいただきたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明を終わります。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第16号を採決します。
 議案第16号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第16号 平成19年度八幡平市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。

議案第17号

   議案第17号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)  
        補正予算(第2号)                     

議長(瀬川健則君) 次に、日程第12、議案第17号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 生活福祉部長。
生活福祉部長 大森力男君 [ 115 ]  議案第17号の主なものについてご説明を申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明を終わります。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第17号を採決します。
 議案第17号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第17号 平成19年度八幡平市国民健康保険特別会計(診療施設勘定)補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

議案第18号 平成19年度八幡平市索道事業特別会計補正予算(第2号)

議長(瀬川健則君) 次に、日程第13、議案第18号 平成19年度八幡平市索道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 教育次長。
教育次長 遠藤久夫君 [ 116 ]  八幡平市索道事業特別会計補正予算(第2号)、予算に関する説明書の3ページをお開きいただきたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の予算に関する説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上でございます。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 7番、田村孝君。
議員 田村 孝君 [ 117 ]  勉強不足でちょっとあれですけれども、今回この索道事業には圧雪車購入という多額の物品を購入していますけれども、地域の活性化のためにということになりますけれども、今からあれを管理するためには、リフトなんかの耐用年数とか、今後の索道事業に対してはどのような考えでやっていくのか。今まで何でもあれば、市の金の持ち出しが多くなるのではないかと懸念するわけですけれども、その点をお聞きしたいと思います。
議長(瀬川健則君) 教育次長。
教育次長 遠藤久夫君 [ 118 ]  お答えをいたします。
 この田山スキー場につきましては、旧来安代地区の冬場の産業といいますか、そうしたことでいろいろ競技を中心にしたスキー場で管理してきているものでございますが、確かに先般5,000万を超えた圧雪車を導入したり、いずれ市としていろんな施設整備をしてきているわけでございますが、これらにつきましてはやっぱり今後も従来のような形で投入しながら、いろいろ市で金をかけてやっていけるのかどうかということもございます。ご指摘のとおりいろんな考え方があるわけでございますが、今後あそこのいろいろ各施設ごとにいつの年にどういった施設が設置されているのかというのは、私今手元に資料はないわけですが、そうしたいろんなものを、いわゆる償却といいますか、耐用年数等を調査をしながら、今後のあそこのスキー場の管理のあり方についても検討をしていかなければならないのだろうという考え方は持ってはございます。今後のあり方につきましては、そういった考え方もございますので、ご質問の趣旨とは若干違いますが、一般会計にいわゆる合体させてもいいのではないかという考え方も一部ありますが、ただやっぱりあそこの部分につきましては、索道事業として特別会計でいろんな運営の状況を議論しながら、やっぱり議論した結果、今までの形がいいのであればそれでもいいと思いますし、やっぱり議論をしながら、いろんな角度から検討を加えながら運営なり、その方向を定めながら管理してまいりたいと、そういう考え方が必要ではないのかなという考えでありますので、ご理解をいただきたいと。
 以上であります。
議長(瀬川健則君) 7番、田村孝君。
議員 田村 孝君 [ 119 ]  県内でも有数のジャンプ台を有しているわけですけれども、やはりこれは県のほうからとか、スキー連盟とか、幾らか補助金もらうような、そういう対策をとれないものかどうか。
議長(瀬川健則君) 教育次長。
教育次長 遠藤久夫君 [ 120 ]  お答えをいたしたいと思います。
 この施設の整備につきましては、あそこの施設はすべて、ジャンプ台初め市の施設でございまして、大きな大会を東北、北東北3県でやりますと、当然岩手なり、秋田のジャンプにつきましては鹿角があるわけでございますが、勢い北東北に来る、しかも岩手の場合はここに開設の要請があるわけでございますが、しかし今の喫緊の課題でありますが、インカレを実施するには、例えばジャンプ台の整備が、基準が変わりまして、08年のシーズンから新しい基準が適用されるということで、整備が求められているわけでございますが、今いろいろそれらの事業を進めるに当たりまして、県教委のほうにも県の大会、うちのほうでも受け入れて協力するから、そちらのほうでも支援体制をということでお願いはしてはございますが、なかなか県の制度の中で地元の施設に対しての助成制度はないというのが正直なところ実態でございます。ただ、そうは言いましても、地元でもやっぱり多額の経費を要するものでありますので、今いろいろ市長を先頭にしながら要望活動は行っているのが実態でございます。まだ答えは出ておりませんが、なかなかそうした助成に結びつくような方策はまだ見つかってはございませんが、いずれ施設の整備につきましては非常に多大な経費がかかるものですから、正直なところ苦慮しているのが実態であります。引き続き要望はしてまいるつもりでございます。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第18号を採決します。
 議案第18号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第18号 平成19年度八幡平市索道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。

議案第19号

   議案第19号 平成19年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予  
        算(第1号)  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第14、議案第19号 平成19年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 西根病院事務局長。
西根病院事務局長 浦田信悦君 [ 121 ]  それでは、西根病院事務局長ですが、補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。

    (会議結果報告書に添付の予算説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明のほうを終わります。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第19号を採決します。
 議案第19号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第19号 平成19年度八幡平市国民健康保険西根病院事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。

議案第20号

   議案第20号 平成19年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)  

議長(瀬川健則君) 次に、日程第15、議案第20号 平成19年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 提案理由の説明が終わっておりますので、内容の説明を求めます。
 上下水道部長。
上下水道部長 工藤昭二君 [ 122 ]  9ページをお開きいただきたいと思います。

    (会議結果報告書に添付の予算説明書に沿い説明のため記載省略)

 以上で説明を終わります。
議長(瀬川健則君) 内容の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。
 17番、松浦博幸君。
議員 松浦博幸君 [ 123 ]  この原案については同意するものであります。上下水道部長の顔を見ることはたまたまですので、ここでお伺いをいたします。
 たしか11月だと思うのです。寺田地区の水源地なのか貯水池なのかわかりませんけれども、水圧が弱くなったよというようなことで何かやりましたよね。そして、一晩断水もいたしました。その内容をお伺いいたします。
議長(瀬川健則君) 上下水道部長。
上下水道部長 工藤昭二君 [ 124 ]  11月には、まさに西根の配水池、平笠配水池、高森配水池の関係、そして寺田にあります新田配水池、これらが私たちが予期しなかったことができたと、惹起されたということでありました。今ご質問にありました新田の配水池につきましては、あの配水池の容量はちょっと今定かではないですが、3.2メートルの高さ、要するに3.2メートルの水位を保つ配水池容量なのですが、それが10月の下旬ごろから水位が下がりまして、1メートルを切ったという状況でありました。これは、もう皆様の節水をお願いしなければ断水を生じかねないということで、節水に協力を呼びかけまして何とか切り抜けたということです。原因は、漏水でございました。この漏水は、私たちが今まで漏水という想定は、表に出てくるものが漏水という価値観しかなかったのですが、いかんせん下のほうに潜って、私たちが到底想定できなかったことが起きたと。これでは、もう処置できませんので、地下に潜っていることは私たちはわからなかったもので、想定できなかったもので、専門家から夜間探査をしていただきました。そうしたならば、漏水箇所を発見しまして、そこを手直ししたと、そこでようやく復旧したという状況であります。これが新田のほうでありました。
 あとは、11月19日に第3回の臨時会が開催されたわけですが、その臨時会におきまして市長から行政報告をした内容では、大更田頭地区の水道水の汚濁事故ということも生じました。これは、まさに平笠配水池、高森配水池が原因でそういう事故があったということで、大変皆様にはご迷惑をかけたということであります。
 以上であります。
議長(瀬川健則君) 17番、松浦博幸君。
議員 松浦博幸君 [ 125 ]  その前回の臨時会の行政報告の中には市長の報告がありましたけれども、寺田地域の場合は行政報告もなかったということで、今までわからなかったわけですけれども、今まで一斉に西根地域の貯水池がそうなったという原因は、寺田地区はそういう原因であったと。他の貯水池は、水が濁ったよというようなことだけの報告であったと。漏水のことは前の報告にはなかったのですけれども、やはり漏水も関係あったのかと。また、今後こういうようなことがもうないと断言できるのか。もしそうしたならば、貯水池とか、そういうようなものをまた考えていかなければならないのかということをまずお伺いいたします。
議長(瀬川健則君) 上下水道部長。
上下水道部長 工藤昭二君 [ 126 ]  行政報告につきましては、11月19日の臨時会でご報告申し上げているわけでありますが、前後いたしまして、11月15日付で大更と田頭地区との水道使用者におわび文書を配布してございます。その文書につきましては、事故の経緯、そして今後の対策、そして事故の損害補てん等につきましてご配布申し上げまして、住民からご理解いただいたということです。新田のほうは、断水ということは実施しないわけでありまして、あくまでも節水の呼びかけをお願いしたということであります。このような事態が生じるといいますか、やはり何でもそうなのですが、人間の管理ということに限界を感じる面もございます。そういうことからすれば、配水池の管理とか、そういったたぐいのものについては、やはり科学的な調査といいますか、機械等を設備しまして、人間の手でもう限界がありますので、それらを補てんすることも考えていかなければならないだろうかなと。というのは、やはり1日でも2日でも水が切れるということは、生活に支障を来すわけでございますので、やはり24時間常に監視するような監視システムとか、そういったものを検討する必要があるのかなと思ってございます。
 以上です。
議長(瀬川健則君) 17番、松浦博幸君。
議員 松浦博幸君 [ 127 ]  これは自然の伴うことですから、もうやむを得ないと思うのですけれども、田頭、大更地区には、こういうようなことがあったよというチラシを配布したと。寺田地区には、そういうことは全然、私もたしか寺田市区の水道だと思うのです。断水をやらないとおっしゃいましたけれども、一晩断水ありました。夜中から早朝、早い時間帯に断水がありました。その辺はどうですか。
議長(瀬川健則君) 上下水道部長。
上下水道部長 工藤昭二君 [ 128 ]  議員のご質問は、寺田地区というよりも堀切でよろしいですか。

                          (何事か声あり〕

上下水道部長 工藤昭二君 [ 129 ]  堀切は、まさに高森配水池系統でございます。新田配水池からの水供給ではなくして、高森配水池から行っているものでございます。私てっきり新田のほうから行っているものと思いましてご説明していたわけですが、堀切のほうにつきましてはまさに濁水事故があって、濁水事故があったというのは、前提がありまして、高森の配水池が一日一日やはりこれも低下していったのです。これは何が原因なのかということで、いろいろ試行錯誤しながら調査したのですが、これもやはり夜間調査で漏水ということでありました。場所は、マックスバリュのタイヤ館のあたりが大がかりな漏水がありまして、そこに断水をかけないで何とか措置できないのかということで、いろんな専門業者等を入れて研究というか、検討いたしました。断水なしの漏水復旧と、漏水箇所の修繕ということを試みました。それは可能ということで、一昼夜かけまして修繕工事に着手したのですが、断水が伴わないということで私たちも安心しておりましたが、堀切のほうがどうしてもその高低差の関係で水位が低下したということでございます。笹目のほうもしかりですけれども、堀切も水圧低下がありまして、断水というのは実施しなかったのですけれども、水圧低下でご迷惑をかけたなということでございます。
議長(瀬川健則君) ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。

                          〔「なし」の声あり〕

議長(瀬川健則君) 討論なしと認めます。
 これから議案第20号を採決します。
 議案第20号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

                          〔起立全員〕

議長(瀬川健則君) 起立全員です。
 よって、議案第20号 平成19年度八幡平市水道事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。

散     会

議長(瀬川健則君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
 本日の会議はこれをもって閉じ、散会といたします。

                                                      (15時35分)